3月 272010
 

いやぁ。知らなかった・・。samba がいつの間にか IPv6 に対応していたのねぇ・・。

そもそも気がついたのは FreeBSD のファイルサーバ上で netstat -a をたたいたら、あれれれれ?なんじやこれは?となったのでありました。

tcp4   0   0 *.139    *.*    LISTEN
tcp6   0   0 *.139    *.*    LISTEN
tcp4   0   0 *.445    *.*    LISTEN
tcp6   0   0 *.445    *.*    LISTEN

 
あれまぁ。いつの間に port 139 と 445 の口が IPv6 でも開いているとな?

で、考えてみると Windows7 のネットワークコンピュータからファイルサーバへのアクセスはホスト名からはできていなかった。「ネットワークの設定を見直してねー。」って感じで怒られていた。なので、しょうがないので IPv4 アドレスでアクセスしていたのでありました。

一応、ファイルサーバ側でパケットをキャプチャしてみると、ふむ。Windows7 は確かに IPv6 で port 445 を叩いている。ちゅーことは smb.conf の設定すれば samba に対して IPv6 でアクセスできる。ちゅーことすな。

しかし、man smb.conf しても IPv6 に関する記述はどこにも無いでござるよ。一休どぉーん。

で、自分の smb.conf を見直してみるのですが、引っかかるのは一点だけ。hosts allow だけなんですね。ここに IPv6 のプレフィックスを追加してあげれば良いだけなのであました。

hosts allow  = 192.168.1.0/255.255.255.0 2001:c90:609::/64

 
これを書いて samba をリスタートしてあげます。

でもってパケットをキャプチャしつつ Windows7 上からファイルサーバに対してホスト名でアクセスしてみると。おやまぁ。ちゃんとアクセスできるじゃありませんかー。パチパチパチ。でもってキャプチャを見るとパケットは IPv6 で飛んでいるようです。すばらしいですねぇ;-)。

Windows は XP から Vista を飛び越えて 7 にしたので samba サーバに対して IPv6 でアクセスしている。というのを私は知らなかっただけ。と言うことになるのかなぁ?f(^^;;

けどもまぁ、Windows7 からファイルサーバに対してホスト名でアクセスできるようになって良かったであります。ちなみに FreeBSD 上の samba のバージョンは samba34-3.4.5_1 になります。

3月 252010
 

ひょんなことから自宅に USEN 放送がやってきました。USEN 放送と言えば飲み屋さんとかパチンコ屋さんの BGM として流れているアレですね。

USEN の基本的なサービスとしては、電柱から同軸を接続して STB(SetTopBox) から音が出る USEN440 と言うヤツ。電柱が無い場合には衛星から音楽が降ってきます。これは CS かな? SOUND PLANETと言うみたいです。でもってもう一個は NTT のフレッツ回線で聞くヤツ。SOUND PLANET-i もしくは USEN on フレッツ。

うちに来たのは SOUND PLANET-i と言うヤツです。NTT のフレッツを契約しているので一番楽そうだしねぇ。衛星から受信する場合にはパラボラアンテナが必要だし、電柱から引き込むには手続きとか色々ややこしいので。

で、届いた STB はこんな感じ。

IMG_1559_usen_1.jpg

しかし、付いてきた取扱説明書の初期設定がヤヤコシーX-(。Ether ケーブル接続した後、NTT 東西認識したりしてチャンネル ON/OFF したりしてようやっと音が出た。ふぅ。

裏っ側はこんな感じ。

IMG_1567_usen_2.jpg

最近、ミニコンポを買おうかちょっと悩んでいるのだけど、この STB 自体はプリメインアンプになるみたいな感じですね。 AUX があるのでここに例えば iPod のドックを接続して、STB 自体にスピーカをつけることも可能のようです。ただ、全てがアナログなんですけどね・・X-(。

USEN で流れた曲は録音して iPod などで持ち運んでも JASRAC 的には全然問題は無いみたいです。ただ、アナログなんですけどね・・X-(。

付いてきたリモコンと説明書はこんな感じ。

IMG_1564_usen_3.jpg

さてとー。これで終わってしまったらこのブログのネタでは全然ないわなー。もう一歩踏み込んで書いてみましょうか;-)。

まず、最近流行のインターネットのラジオの radiko.jp についてですが、悲しいかな Flash なんですよね。僕は全ての PC から Flash プラグインを消したのでまるっきり聞けないのであります。別に jobs に感化されたワケではないけどね;-)。後、オープン初日には接続できないほどだったと言うけど、ユニキャストなんですよねー。多分。

そー言えば、僕が普段から良く聞くラジオ ベイ FM は WindowsMedia だったような。なので、中々 Flash 陣営には入りにくいですかねぇ。

で、この STB なんですが、とうやらマルチキャストでデータが流れてきているみたいです。詳しいことはパケットキャプチャしたりしてもっと色々調べてみなければならないんですけどね。なので、ユニキャストと違ってアクセス多過ぎて接続できない時がある。ってこは無いと思います。MLDv2 と v3 どっちしゃべっているんだろうなぁ? NTT の技術仕様書見れば載っているのかなぁ? あ。NTT でマルチキャストと言えば何を利用しているかは、知っている人は当然解りますよねぇ;-)。

後、http://music.usen.com/modules/genre/content0018.html 見ると radiko.jp と似たように局がマルチキャストでもう既に聞けますね;-)。

まぁ、radiko.jp については別のエントリーでもう一回書いてみたいと思いますが。

こんな感じですが、ソモソモ僕の生活に USEN が入る余地はあるのだろうか・・。ちょっと疑問なんですが;-)。

後、最後に USEN の関係者にお願いしたいことがあります。

http://music.usen.com/nowplay/search.php?flag=2

これはちょっと無いんじゃないかなー。やっつけ仕事にもほどがある。って感じがすごーくします。せめてーテーブルタグに入れるとか、出力した HTML にはちゃんと改行コード入れるとかくらいはしてほしい。HTML をもっとパースしやすいように表示するとか、欲を言えば XML(atom とか feed ね) をはき出してくれるとかしてくれないと、全然使い道ないし見にくい感じです。

今流れている曲が「◆Now *****」は無いでしょお。日本語でちゃんと表示しようよ。

曲名とか歌っている人の名前が全角英数字なのはまぁ色々とあると思うのでこれはしょうがないのかな。カラオケも全角だったりするし。

例えば、今の順位を表示するための iPhone アプリとか作ろうとしてもこれじゃウンザリしてしまいます。こちらを作った方は随分とがんばったのでしょうね。あの汚い HTML を見事にパースして自分のウェブページに表示しています。すばらしい。私もここにまで踏み込もうのしたのですが、あまりにも汚い HTML であきらめてしまいました。orz。

http://moritamo.arrow.jp/usen/onflets.php?band=AE-26

と言うことで、関係者で読んでくれている人いましたら是非とも総合チャートは改修して頂ければと思います。どうか宜しくお願いします。

3月 212010
 

うちにはアナログテレビしか無いのだけど、PC に接続する地デジチューナーをちょっと試してみました。購入したのは IO-DATA の GV-MC7/VZ と言うヤツ。

PC で使うチューナーって言うかキャプチャカードはアプリケーションが無いとクソの役にも立たないと言う持論を持っている。その昔、一回だけ買ったけど OS が変わったらドライバやソフトが動かなくなり全然使えなくなり本当にもったい無い思いをしたことが過去にあります。

今回買ったのは Windows7 の Windows Media Center でテレビが見られて、製品に視聴ソフトは同梱されていない。と、言うことは Microsoft が Windows Media Center を作り続けている限り使い続けていられるのではないか。と思った次第であります。

しかし、そもそも、僕ってあまりテレビを見ない人だったんだ・・(^^;;。

で、早速自宅のメインで検証している PC に接続するわけです。「Windows エクスペリエンス。」 のところにスペック書いてますが ASUS のマザーボードのヤツです。HDMI 持っている グラフィックスカードだったので特に問題なく地デジが見られそうです。

がっ!! ハマリ道は全部で三つありました。orz。

1. チャンネル検出のところでブルーサンダーが来る。
2. PlayReady が更新できない。
3. 地デジが映らない。

ヒサンですねぇ・・。けど、一応全て解決して今は無事に見られています。解決策を順番に書いてみることにしましょう。

1. についてですが、購入した製品に付いていた CD からドライバをインストールするのですが、バージョンは 1.03 でした。しかし、このバージョンだと Windows Media Center の「タスク」→「設定」→「テレビ」の「チャンネル検出」は途中でブルーサンダーに見舞われてマシンのリブート。って感じでした。IO-DATA のサイトに(執筆時)最新のドライバ、1.06 があったのでそれをインストールしたらブルーサンダーにならないようになりました。第一関門クリア。

続いて 2. ですが、これはウェブで色々調べたのですが、結局 OS を再インストールしました。多くの人は Windows Vista から upgrade した場合に PlayReady の更新が行えない。と言う意見があったたいですが、僕は Windows7 をクリーンインストールしているにも関わらず更新できない。orz。
で、再インストールしたらサクっと PlayReady の更新できました。あぁあ。また一回アクティベーションを消費しちゃったよ。トホホ。
で、僕が思うに、あくまでも勝手な想像ですが、Silverlight が悪さしているんではないかなぁ?と思っているのですが・・。

最後の 3. ですが、これにはハマッた。CS や BS は見えるのに地デジだけが「電波が弱い。」みたいなメッセージが出るのでアンテナケーブルが悪いのかな?とか思ったのであります。最初に使っていたケーブルはアナログ用の黒いケーブルで 10 年くらい前のヤツ。これだと一応チャンネル検出はできるんだけど、見ようとするとノイズがひどくて見られない。「やっぱりケーブルかなぁ?」とか思い、八木アンテナの両側 F 型の S4C-FB という規格の 3m のヤツを買って来て試してみました。しかし、こいつはチャンネルの検出もできない・・。黒いアナログ用のヤツのほうがまだマシな状態・・。orz。

しょーがないのでもう一本買ってきました。こんどのは 2.5C 規格のケーブルにしました。細いんだけど、損失率が少ないと言われているケーブルだそうです。で、試したのですが、結局ダメ。orz

ちなみに僕は集合住宅に住んでいるのですが、アンテナは多分問題無いとおもいます。

おかしいっ。いったい何が悪いのだっ!? と言うことで再度 IO-DATA の Q&A のページを見直しました。ってか、じっくり読んだのはこの時が初めてだったのですがf(^^;;。

ふむー。ちゃんと読むと色々書かれているモンですねぇ。その中の「地デジのチャンネルが検出されないのですが?」と言うのがあって、その二番、「電界設定の変更」をしてみることにしました。「Extras」→「Extrasライブラリ」→「TVチューナー設定」で調整するみたいです。

wmc_new.png

default は “弱電界” だったのですが、これを “中電界” もしくは “強電界” に変更して「チャンネルの検出」をしたら無事に地デジチャンネルが表示できるようになったのでありました。ふぅ。そもそも地デジの「電界」ってなに?「魔界」なら知っているんだけど「電界」って知らないよー。みたいな;-)。

それにしてもアンテナケーブルたくさん買っちゃったよー。orz。まいったな・・。

使ってみた感想などを少々。

テレビは全部で BS・CS1・CS2 と地デジが映るのですが、日本のテレビってたくさんの放送やっているのねぇ(@_o)。驚きました。どれを見たらよいか悩んでしまいますねぇ。普段からテレビを見ない人なのでなおさらそう思ってしまいました。
会社の人にその話をしたら、新しい B-CAS カードなら最初の一ヶ月だけはたくさんのテレビが見られるらしいですけど(^^;;。

後、Windows Media Center ですが、使い勝手はそんなに悪くはないですね。これくらいなら許せそうです;-)。てか、(以前に購入したキャプチャカードに付属の)専用ソフトよりは数段良いような気がします。IO-DATA がドライバを書き続けてくれるの?って話もあるのですが、Microsoft が作っているソフトなので、アプリが古く(もしくは古くさく)なる。ってことは無いかと思います;-)。

それにしても PC でテレビ見るとディスプレーを占有してしまって、他に何もできないなぁ(僕は Windows をベースに使ってない)。と言う感じはします。やっぱり、テレビはあまり見ないかなぁ?けど、録画が簡単なのでベコベコ録が登録だけはしまたけど。

あ、録画機能についてもちょっと書いておきましょう。PC をスリープさせおくと録画時間の約7分前に起き上がります。起き上がりと同時に録画を開始してくれます。その後、録画終了すると勝手にスリープもしてくれます。すばらしい;-)。

今のところはこんな感じでしょうか。一番ハマッたのは「電界設定」のところかなぁ。

3月 192010
 

前回の「FontBook ライクなフォント表示ツール。」の続きです。

「GUI が欲しいなぁ。」などと README.txt の中に書いているのですが、考えてみたら pango-view.sh ファイルを走らせるシェルスクリプトにフォント名を付けて、それをファイルマネージャからダブルクリックして実行すれば良いだけじゃん。などと、ヒジョーに安直な考えが頭に浮かびました。で、それを実戦したのがこんな感じ;-)。

from_dolhin.png

僕は KDE 使いなので Dolphin を利用しているワケですが、とあるディレクトリに MS_ゴシック.sh と言うファイルを作ってそれをクリックすると pango-view.sh が動作するようにするだけ;-)。こうすることで自分の環境にインストールされているフォント名とその書体が一目瞭然となる;-)。

え? そんなん必要無いって?(^^;;。 デスクトップとして利用していてフォントをたくさん突っ込んでいると書体を確認したい時ってあるのよー。

で、fc-list からフォント名が付いたシェルスクリプトを吐き出すのは perl で書いてしまいました(^^;;。大体こんな感じ。これを cron とかで定期的に実行すればたえず最新のフォントを閲覧できるってわけですね。ってそんなに頻繁にフォントをインストールしないか;-P。

#!/usr/bin/perl
use strict;
my $fc_list_cmd = "/usr/local/bin/fc-list"; my $sort_cmd = "/usr/bin/sort"; my $sh_cmd = "/PATHTO/pango-view.sh"; my $fontsize = 120;
my $command = $fc_list_cmd . "|" . $sort_cmd; open(CMD,"$command|"); while(<CMD>) { s/\\//g; my (@t1) = split(",",$_); my ($fontname,@t2) = split(":",$t1[0]); my $filename = $fontname; $filename =~ s/ /_/g; # print $fontname . "\n";
my $outfile = "./Fonts/" . $filename . ".sh"; open(OUT,">$outfile"); print OUT "#!/bin/sh\n"; print OUT "$sh_cmd \"$fontname\" $fontsize\n"; close(OUT); chmod(0755,$outfile); } close(CMD);
exit 1;

 
けど、僕の中ではかぁなり、フォントの扱いが楽になったんですけど;-)。

あ。pango-view.sh の中身は相対パスから絶対パスに書き換えています。さむないと Dolphin が認識してくれなかった。

3月 182010
 

恥ずかしながら FreeBSD 上で Java なアプリを初めて使う機会に恵まれました。今まで必要性を全く感じなかったのですが、OOo をインストールする時に Java が入るので、java/diablo-jdk16 は入れていたのですけどね。

では、どんなアプリかと言えば、Twitter 用のアプリなのですが「なにかないかなぁ?」と思い探していたら PeraPeraPrv と言うのを見つけました。まず先に MacOSX にインストールしたんだけど、それとは別に Java で書かれているので FreeBSD でも動作するらしいのであります。

と、言うことで早速試してみました。とはいいつつ、僕は Java については全くと言っていいほど解らない。とりあえず P3_4_18 をダウンロードして起動してみました。おぉっ!!

javaApp_1.png

無事に起動しましたが、文字化けしている模様です。けど、MacOSX 版で大体の場所を把握していたのでフォントの設定を先にします。すると、無事にアンチエイリアスが有効になって表示されたのでありました。パチパチパチ。 Java って pango とか cairo をリンクしているのかな?

後、起動中は KDE のパネルのシステムトレイにちゃんと乗っかってくれるのも嬉しいかなぁ;-)。

javaApp_2.png

細かい話を少々しますと、PeraPeraPrv の設定ウィンドでは「表示」タブに “GTK の Look and Feel を使用する” ってチェックボックスがあるんだけど、僕は(KDE4 上で使用する) GTK の Look and Feel はあまり好きではないのでチェックを外てみました。そしたら今度はピュア Java な環境で文字を表示するようになったのかな? 見事に文字化けしてしまいました。けど Look and Feel は美しいのよ;-)。

なので、以下のコマンドを打ってみました。

# cd /usr/local/diablo-jdk1.6.0/jre/lib/fonts
# ln -s /usr/local/lib/X11/fonts/FONTDIR fallback

 
そしたらメニューの部分は Java 側がフォントを表示してくれるようになりました(よく分からないのですが、そー言うことですよね?)。アプリケーション自体は設定ウィンドの「フォント」タブから指定したものが有効になっています。

後は、起動ファイル(と言うか、起動用のスクリプト)を書いて KDE4 のメニューに登録して作業は完了。って感じなのでありました。

いやぁ。本当に FreeBSD で Java が動作するんですねぇ。嬉しいですねぇ。

それにしても、これなら ports にできそうだぞぉ;-)。

3月 172010
 

pango-view を利用したフォント表示ツールを作りました。ただのシェルスクリプトなんですけどね。

以下の URL に置きました。もしよかったら使ってみて感想など教えて頂けると、張り合いが出るって感じでしょうか(^^;;。

http://www.icmpv6.org/Prog/FontBook.pango-view.tgz

自分の PC にインストールされたフォントで MacOSX SL の FontBook みたいな文字を表示するスクリプトです。 GUI ではありません(^^;;。

一応、キャプチャ画面だけ載せておきます。

FontBook_pango-view.png

ちなみに表示されている物語りは宮沢賢治の「ポラーノの広場」だと言うことは以前に教えていただきました

配布の形式は tar 玉にしていますが、全然たいしたことないです。その中のスクリプトを実行するとこんな感じのウィンドが表示されます。

オプションや詳細については tar 玉の中に README.txt があるのでそれを読んで頂ければと思います。

それにしても pango-view はちょっとだけ期待ハズレだったかなー。

追伸。
「テキストファイルのセンタリング」ですが、pango-view のオプションに “–align=center” と言うのがありました・・。orz 教えていただいた皆さんありがとうございました。

3月 152010
 

NFS サーバが時々以下のメッセージを出力していて非常に「ウザい」と感じていた。調べてみると「NFS クライアントが見つからないので接続できないよー。」って言う感じのメッセージで実害は無いみたいです。ほっといても良い感じはするんだけど、/var/log/messages が汚れるので美しくは無いですわなー。

hostanme rpc.statd: Failed to contact host remote-host: \
RPC: Port mapper failure - RPC: Timed out

 
上記メッセージは長いので改行していますけども・・。

で、このメッセージが出力されるのは NFS サーバ側です。NFS サーバは NFS クライアントが見えなくなるとこのメッセージを出力するようになります。

今まで動作していた NFS クライアントが(物理的に)いなくなっても延々と出続けるのでちっとウザい。と言うか、確かにウザい。そんな時は以下のファイルの中を覗いてみましょう。

cat /var/db/statd.status

この中に記述されている NFS クライアントに対して上記のメッセージが出力されていることが解ります。うふっ。

と、言うことでこのファイルの当該の行を消した後に /etc/rc.d/statd restart すれば以降はメッセージが出力されなくなります。んー。良かった。

ちなみに、ほっといてもあるタイミングで /var/db/statd.status の中身は更新されるみたいなんだけど、そのタイミングが解らないので、そんな時はサクっと手でこのファイルを編集してしまうのであります。

3月 112010
 

最近の tacacs+ は x86_64 対応ってのが(あんまり)無いのねぇ。その昔の tacacs+ のコードってのは x86 向けなので x86_64 上でコンパイルすると、随分色々なソースのコードを書き換えなければならない。

幸いにして FreeBSD には ports で net/tac_plus-libradius ってのがあるのですが、こいつは tac_plus.F5.0.0.alpha.tar.gz と言うソースコードを使っていて、このバージョンのソースコードは色々問題もあるんだけど、radius・LDAP、そして MySQL に対応している。なおかつ、FreeBSD/amc64 でも make が通るので非常に嬉しいのであります;-)。

書き出しの「x86_64 対応ってのが(あんまり)無いのねぇ。」ってのは外部のツールを使って管理する tacacs+ のソースコード。って意味です;-)。

net/tac_plus-libradius な tacacs+ は radius サーバと連携するように特化されているみたいなので、MySQL サーバに接続できる版の ports を作ってみました。以下の URL に転がしておきます。

http://www.icmpv6.org/Prog/FreeBSD_ports/ports-tac_plus-mysql-20100311.tgz

make install ができて、デーモンが起動したことは確認していますが、激しく使い込んではいないのでもしかしたら何かあるかもしれません。その場合はソースコードを見直してください(^^;;。

後、上にも書きましたが、そもそも元祖となる tacacs+ のコードは x86_64 に対応してないので随分と改修が必要です。Linux で make する時は随分苦労するでしょうねぇ。と、言うことで Linux 版のパッチも書いておきました。

http://www.icmpv6.org/Prog/Linux_x86_64-tac_plus.F5.0.0.alpha.patch.bz2

Centos5.4 ですけど、こちらも一応 make は通るようにて、起動までは確認しました。 Linux の x86_64 で tacacs+ と MySQL を連携したシステムを構築してみたい方、試してみてください。色々動かない場合はソースコードを見直して頂ければと思います(^^;;。

あ。見直して更新したソースコードは是非頂けると嬉しいです。宜しくお願いしますf(^^;;。

3月 042010
 

突然ですが、タイトルの通りです。つぶやきに関しては今までワッサーを使っていたのですが、iPhone アプリなどアクセス方法を考えた場合にツールの数が圧倒的に違うので、結局 Twitter を選んでしまいました。

後、Ustream についてですが「中継」ができるのが嬉しいかなぁ。YouTubu のアカウントは持ってないんだけど、Ustream のアカウントは作りました。

で、どちらも「いつ使うか?」なんですが、早い話、どっか飲みに行ったときそこからツイートしたり出てきた料理を中継してしまえ。って感じなのであります(^^;;。録画したビデオをアップロードすることは今のところ考えて無くて「生放送」って感じにしたいですね。

飲み屋に行って、ビールをゴブリと一口飲んだ後にオモムロに iPhone3G を取り出してまず Twitter で「今から生中継します。」ってつぶやいて、その後は Ustream を起動して注文して出てきた料理とか撮って、どんどん無くなっていく図がずっと流れるわけです。

あ。けど、最近は飲み屋に行くとまずセカイカメラでARタグ付けているんだった;-)。

でもって「あ。こいつホッピー中身おかわりしてやんの。」などと見ている人がツイートしたりすんですかね。中継見てくれる人がどれくらいいるか分かりませんが(^^;;。

ふむ。「Web2.0 in Your Pocket from motsuyaki shop.」って感じでしょうか;-)。結局今は、セカイカメラ・twitter そして Ustream とおちおち酒も飲んでいられないくらい忙しいのであります(^^;;。

twitter が @motsuyakiorg
Ustream は http://ustre.am/c4J9

です。宜しくお願いします;-)。

しかし、やっていることはどこぞの通信系キャリアの社長と一緒だなぁ。また、飲み屋でこんなことやっても良いのか?ビミョーだ・・。

この記事は二つのブログに掲載しています。

かけまわる子犬。
もつ焼き・オリジナル

2月 182010
 

今回は MacBook ネタはひとます収束かなぁ。「MacBook 買いました。」の最終回は BootCamp にインストールした Windows7 の性能比較です。MacBook を Windows マシンとして利用した場合、どの位使えるのか?と言うのに迫ってみたいと思います。

まずは、現行版 MacBook(以降 “MacBook6” と記述) の BootCamp への Windows7 についてちょっと書いておきます。ちょっと前の記事で「Windows7 を MacOSX SL に。」ってのを書きましたが、これは初代 Core2Duo 版 MacBook(以降 “MacBook2” と記述) へのインストールについてですが、今回はそれよりちょっと怪しいインストールとなりました。

インストールしたのはどちらも Windows7 Profetional x86 ですが、MacBook6 に DVD を突っ込んで Option キーを押してブートしてインストールを初めて数回リブートします。このリブートと言うのはインストーラが勝手にブートするのですが、リブート後にバックライトが点灯したままブラックアウトしてしまうと言う事象が二回ほど発生しました。そのたんびに電源ボタン長押しで電源を落としています。

けどもまぁ、無事にインストールが終わって、MacOSX SL の DVD を突っ込んで BootCamp3.0 をインストールしてドライバなどをインストールします。すると Apple Software Update もインストールされるので、こいつが自動的に BootCamp3.1をインストールしてくれるので結局最後には完璧な Windows7 として動作するのでありました。良かった良かった。

さてと。Windows7 の Windows Update も終わり、Microsoft Security Essentials のインストールも終わったところで 「Windows エクスペリエンス」行ってみましょうか;-)。

今回は MacBook2,6 の他に僕がメインで使っている PC とWindows 専用の検証機の計四台で取った結果を掲載してみたいと思います。

まずは PC の説明から。自作 PC 二台は x64 で MacBook 二台は x86 です。でもって ASUS の PC は Ultimate、他のは全て Profetional です。

  • 自作 M/B: ASRock N68-GE
    CPU: AthlonX2 4000+
    Mem: 2GB
    ChipSet: NVidia nForce630a
    Graphics: NVidia GeForce 7025
  • 自作 M/B: ASUS M2A-VM HDMI
    CPU: AthlonX2 4200+
    Mem: 8GB
    ChipSet: AMD 690G
    Graphics: ATI RadeonHD 4350
  • 初代 Core2Duo 版 MacBook(MacBook2)
    Mem: 3GB
  • 現行版 MacBook(MacBook6)
    Mem: 4GB

AthlonX2 4000+ AthlonX2 4200+ MacBook2 MacBook6
プロセッサ 5.2 5.4 5.1 5.7
メモリ 5.4 6.4 5.1 5.5
グラフィック 3.4 3.6 3.1 5.2
ゲーム用グラフィック 3.2 5.8 3.2 5.5
HDD 5.9 5.9 5.7 5.7

 
結果を見るとまぁ、なんですが、個人的な感想を少々。

ガンバレよー AthlonX2 っ!! まぁ、SocketAM2 なのでちょっと古いかなぁ。とは思うのですが、それにつけても、うちで一番速いのは MacBook6 だと言うことが解りました・・(^^;;。

メモリについてですが、DDR3 なメモリってのはあまり速くないのかなー?と思えるんですけど、8GB 積むと RRD2 でも速いのねぇ。みたいな。って。もしかしたら x64 な OS の良さがここで出たのかもっ!! 自作 PC がうちで唯一 6 を突破した値となりました;-)。

デスクトップ機のグラフィックスが弱いのは仕方ない。僕がゲームを全く趣味としてないので、必要ないからなんですけどね。けど、基本的には X11 が動作する感じで自作 PC は作っております。

ディスクはやっはり 3.5 インチは速いねぇ。って感じがします。S-ATA の転送速度も重要だとは思うけど、なんだかんだいって 3.5 インチ HDD の回転数は偉大なのか?

と言う風に思えるのですが、それにしてもトータルなバランスが一番良いのはやり MacBook6 ですかねぇ。って感じがするのでありました;-)。

参考程度に見て頂ければと思います;-)。