12月 292012
 

前回の「SkyDrive を FreeBSD に mount して使う。」のエントリでは SMEStorage 経由で SMEStorage 提供の smestorage コマンド (perl スクリプト) を利用して KDE4 のファイルマネージャである dolphin から SkyDrive を FreeBSD から見る。ということろまででした。

今回はその続編になります。それにしても fusefs ってのはなんか面白いというか不思議なファイルシステムですねぇ。イマイチ解りませんが・・f(^^;;。 /usr/ports/sysutils/ の下には fusefs-* というのがたくさんあるんですね。

で、今回は、まぁ、海外のとある会社の製品というかサービスについて書くことになってしまうのですが SMEStorage を GUI で利用します。でもって、その上で SkyDrive を利用してみます。

まず、ソースコードですが、前回ダウンロードしてきた rpm を展開すると usr/share/sme_install_pack/ というディレクトリの中にドドドと入っていたのでこれを make して利用してみます。通常であれば、ベンダとかサードパーティから提供されるコマンドやアプリケーションはバイナリ形式のものが多いのですが SMEStorage はソースコードを提供してくれています。嬉しいですね。早速試してみましょう。

今回は /usr/local/SME/ と、いうディレクトレにインストールすることにしてみます。ソースコードは /usr/local/src/SME/ に展開してコンパイルしています。

# mkdir /usr/local/SME/
# cp -pr usr/share/applications /usr/local/SME/
# cp -pr usr/share/pixmaps /usr/local/SME/
# cp -pr usr/share/smestorageclient  /usr/local/SME/
# cp usr/local/bin/smestorage /usr/local/bin/
#
$ mkdir /usr/local/src/SME
$ cp usr/share/sme_install_pack/* /usr/local/src/SME/
$ cd /usr/local/src/SME
$ unzip SMEExplorer.zip
$ unzip SMEStorageClient.zip
$ unzip SMESyncCenter.zip
$ rm *.zip

 
Fuse-0.09.zip と XML-Simple-2.18.zip は ports からインストールされていると思うので今回は必要ありません。
上記 unzip したファイルは QT ベースのソースコードになります。KDE4 がインストールされていて QT4 がフルセットインストールされている環境であれば簡単にコンパイルが通ります。 QT4 がインストールされていない人はもしかしたらコンパイルのために QT4 一式をインストールする必要があるかもしれません。

QT4 がインストールされているものとして、次のステップに行きます;-)。ソースコードは Linux のためにコードにコマンドパスなどがベタ書きしてあるのでそれを変更してコンパイルします。

$ cd /usr/local/src/SME/
$ foreach i ( */*.h )
foreach? sed s#usr/share#usr/local/SME# $i > FILE
foreach? /bin/mv FILE $i
foreach? end
$ foreach i ( */*.cpp )
foreach? sed s#usr/share#usr/local/SME# $i > FILE
foreach? /bin/mv FILE $i
foreach? end

 
上記は tcsh で foreach を利用して Linux 用のパスである usr/share を今回インストールする usr/local/SME に書き換えています。 tcsh でない人は別のコマンドを利用して一括変換してください。

続いてコンパイルします。ソースコードは QT4 ベースなので make には qmake-qt4 を利用します。

$ cd /usr/local/src/SME/SMEExplorer/
$ qmake-qt4 ; make
# cp smestorageexplorer /usr/local/bin/
$ cd ../SMEStorageClient
$ qmake-qt4 ; make
# cp SMEStorageClient /usr/local/bin/
$ cd ../SMESyncCenter
$ qmake-qt4 ; make
# cp SMESyncCenter /usr/local/bin/

 
QT4 ベースのアプリはコンパイルが楽チンですね。 qmake は そのディレクトリの .pro ファイルを参照して Makefile を生成します。あとは make すると c++ がコンパイルをガシガシしてくれて、ハイ完成。って状態にしてくれます。

これで、前回のエントリでインストールした smestorage と今回新たに三つのアプリケーションのインストールが完了しました。以下に今回インストールしたアプリケーションの説明をちょっと書いてみます。

・smestorageexplorer
これだけ小文字なのですが、ウェブブラウザでアクセスする SMEStorage のサイトをファイルマネージャみたいなヤツで閲覧するアプリケーションです。非常に良くできていて SkyDrive も閲覧可能です。

smestorageexplorer_1.png

・SMEStorageClient
fusefs を利用してクラウド上にある SMEStorage を自分の FreeBSD に mount_fusefs するアプリケーションです。マウント専用の GUI です。

SMEStorageClient_1.png

・SMESyncCenter
SMEStorageClient でローカルに mount_fusefs したクラウド上の情報をローカルのディスクと sync するアプリです。簡単に言うと Windows 版の SkyDrive アプリケーションと似ているでしょうか。

SMESyncCenter_1.png

さてさて。これらコマンドの使い方ですが、smestorageexplorer は単体で利用できます。このコマンドは fusefs を利用しないのでサクっと動作します。まぁ、ウェブブラウザで SkyDrive にアクセスするか、専用アプリで SMEStorage 経由で SkyDrive にアクセスするかの違いだと思います。

問題は SMEStorageClient と SMESyncCenter を組み合わせて利用する場合です。まず、 SMEStorageClient アプリケーションで SMEStorage を mount_fusefs します。今回のキャプチャの例では smestorage.com にログインして fusefs を利用して /data/SME/ にマウントします。が、これが中々うまくマウントできないんですよねぇ。以下のメッセージが出力します。

mount_fusefs: /dev/fuse0 on /data/SME: Operation not permitted
fuse: failed to mount file system: No error: 0
could not mount fuse filesystem!

 
なんでやねん? とか思うのですが、そもそも、それ以前に儀式が必要です。

# /usr/local/etc/rc.d/fusefs onestart
# sysctl vfs.usermount=1

 
/usr/local/etc/rc.d/fusefs を start するときは kldload fuse.ko してくれます。 stop するときは kldunload fuse.ko と fusefs をマウントしている場合にはそれをアンマウントしてくれます。
vfs.usermount=1 のほうはユーザランドでマウントが利用できるようになる systcl mib です。
あと、/data/SME/ ディレクトリは SMEStorageClient を実行するオーナでないとダメです。 chown で調整してあげましょう。

が、こいつらを設定してもダメなんですよねぇ・・。orz しょーがないのでコマンドラインで以下のコマンドを叩きました。あ。以下のコマンドを叩くときは上記のコマンド二つは実行済みの状態です。

$ mount_fusefs auto /data/SME allow_other
mount_fusefs: failed to exec fuse daemon: No such file or directory

 
なんかデーモンが “No such file or directory” とか言ってますが(fuse 用のデーモンは特に動作していない)上記のコマンドを叩いたあとに mount コマンドで確認してみると無事にマウントできていたりします。

この段階で SMEStorageClient を起動して [Mount] ボタンを押すと「既にマウントしているよ。」と言われます。そして、そのあと [File] メニューの [Sync Center] を押すと SMESyncCenter が起動します。「Sync するか?」と聞いてくるので [OK] を選択すると、バババと同期してくれます。おぉっ!!

あとは、自分の好きなように利用するのが良いかと思われます;-)。

と、いうことで二回に分けて書いた今回の、主に SMEStorage のお話ですが fusefs のことがまぁ、そこそこ書けたのではないかなぁ。などと一人思っていますが、それにしても奥が深いのであろうと思われます。

あ、ちなみに、 SMEStorage のソースコード一式は多分、ports の解る人が ports を作成すれば簡単に ports 化できるのではないかと思われます。関連性でどこまで QT4 が必要になるかは(僕の環境では一式入っているため)解りませんけどね;-)。

と、いうことで今年のエントリは多分これが最後になるかと思われます。皆さん良いお年をー;-)。

12月 202012
 

僕は SkyDrive の利用者なのですが、ことの発端は、Windows7 や OS X では SkyDrive がファイルマネージャから利用できるのに FreeBSD の (KDE の) ファイルマネージャでは見ることができないんかな?と、いうところから始まりました。

で、結論から先に書くと、多少問題はありますが /mnt 辺りにマウントできて、 ls とか打てば表示してくれます。でもってファイルマネージャ、例えば KDE4 の ファイルマネージャである dolphin から SkyDrive が参照することができてデスクトップにコピーとかもできるようになります。

では、その方法についてちょっと見て行きましょう;-)。

まずはじめに、僕は以前「SkyDrive をコッテリ使う。」というエントリを書きました。当時はまだ Microsoft から SkyDrive の App が出ていなかったので苦肉の策だったんですけどもね。最近は iOS や Android 用アプリ、上にも書いたデスクトップ用アプリがあるので簡単にアクセス可能になりました。

まぁ、 FreeBSD で利用するときはブラウザ経由で利用すればいーじゃん。と、いう話はあるのですが、どーせならネーテブに利用したい。ってんで、探してみるとその、上のリンク先のエントリに書いた SMEStorage ってのを利用すると mount することができることが解りました。

SMEStorage に付いてはリンク先のエントリを読んでください。で、スマートフォン用アプリが無い時代には SMEStorage を利用していたのですが、最近はすっかりとご無沙汰していたのであります。このサイトにログインすると Linux 用のクライアントが用意されているのでそれを利用してみることにしました。

SMEStorage のトップページはこちら http://storagemadeeasy.com/
その Linux 向けツールはこちら http://storagemadeeasy.com/LinuxDrive/

とりあえず CentOS 用の RPM をダウンロードして展開します。

$ rpm2cpio smestorage-3.0-16.noarch.rpm | cpio -id
$ cd usr/local/bin/
$ ls
smestorage
$ file smestorage
smestorage: a /usr/bin/perl -w script text executable

 
RPM を展開すると usr/local/bin/smestorage というのが現れます。 usr/share/ の下はとりあえず無視します。で、 smestorage というコマンドは perl のスクリプトなんですね。すげー。 Linux バイナリじゃないし。で、すかさず実行します;-)。が、perl の色々なモジュールが無いと言われるので ports からインストールしてあげます。ちょっと解らなかった ports は devel/p5-TimeDate ですかね。あとはサクっとインストールして完了です。

で、perl のモジュールが色々入ったので早速実行してみますが、あいや。 mount_fusefs ってなんだぁ? となります。 Fuse.pm をインストールした時に合わせて fusefs-kmod とか fusefs-libs がインストールされます。

fusefs ってのはファイルシステムの一種なのですが、僕は今回初めて知りました。以下の URL を参照して貰えれば一目瞭然でしょう;-)。

http://fuse.sourceforge.net/

ユーザ空間内で利用するためのファイルシステムだそうです。なんのこっちゃ?f(^^;;。

# kldload /usr/local/modules/fuse.ko
# ls -l /dev/fuse0
crw-rw----  1 root  operator    0, 118 Dec 28 22:45 /dev/fuse0

 
と、いうことで fuse.ko を kldload したらデバイスが一個生えてきました。こいつを利用して再度 smestorage を実行します。オプション無しで実行するとコマンドラインオプションが表示されます。

# ./smestorage
Usage: smestorage mountpoint user:password [providerUser:providerPassword] [--server=host] [--ao] [--DEBUG] [--ct=time]
Example:
smestorage /folder1 login1:password1 --server=eu.smestorage.com --ao --ct=30

 
第一パラメータにマウントポイントを指定します。そして login1:password1 は http://storagemadeeasy.com/ にアカウントを作成し、ログインするためのログイン名とパスワードを指定します。最初はこれだけでコマンドを実行します。

すると、あぁら不思議。と、いうか、あぁらすごい。 http://storagemadeeasy.com/ のウェブベースファイルマネージャで閲覧できる内容が /mnt に見えるようになりました。

# ./smestorage /mnt smeuser:smepasswd
# ls /mnt/
Image Thumbs/
My Quick Uploads/
My SkyDrive files (smestorage@live.jp)/
My Syncs/
My backups/
My contacts/
My iPhone Syncs/
My memos/
My voice memos/

 
SMEStorage のサービスで SkyDrive を利用していると “My SkyDrive files” というディレクトリができています。で、そこに cd して ls とか叩くと SkyDrive 上の内容が表示されるようになります。うひっ。

けど、多分純粋な SkyDrive の内容ではなく、SMEStorage がキャッシュした SkyDrive の内容だと思います。なので、更新とかしてあげないと最新の情報を SkyDrive と sync してくれないこもしれないです。まぁ、その辺りはある程度はしょーがいなですね。

そして、遅いかなー。まぁ、クラウド上のデータを ls するんだからそれなりに遅いですよね。それはまぁ、仕方のないことかな。

で、上記のコマンドオプションのみだと /mnt/ は root 権限でしか見ることができません。 smestorage コマンドのオプションに –ao ってのがあるので、このオプションを利用すると一般ユーザからでもアクセス可能になります。なので KDE4 の人は dolphin などでアクセスが可能になります。僕は LANG に UTF-8 を利用しているのですが、SkyDrive 上の日本語のフアイルも文字化けせずに利用することができます。

と、いうことで、これで SkyDrive の内容が自分の FreeBSD から直接アクセス(正確に言うと SMEStorage 経由の間接的なキャッシュ情報へのアクセス)できるようになりました。有る意味すごいですね。色々できそうな感じです;-)。

とわ言いつつ、基本的には SMEStorage のサービスというか機能に引っ張られての SkyDrive の利用なので、その点について、良いか悪いかはいまいち解りません。

今回は fusefs のお勉強がメイン。と言う感じでしょうか。あ。/mnt のアンマウントは umount /mnt で可能です。エラーが出ますが、多分アンマウントされていると思います。
それにしても smestorage コマンドが perl で書かれているので、僕はまだ中を覗いてないのですが、色々できそうですね。

 
このエントリ、続くか?;-)。

12月 182012
 

いやはや。今年の三月に購入して、その時点から「Android 4.0 対応予定です。」と言われていた MEDIAS LTE N-04D ですが、本日めでたくリリースされました。

早速、インストールしてみたので、簡単なインプレッションを書いてみたいと思います。

僕は会社のお昼休みに Andrid 4.0 が出たのを知ったので、お弁当を食べつつバージョンアップしました。NTT docomo のウェブなどには 30 分程度かかります。と、書かれていましたが、まぁ、そんな感じでしょうかね。

MEDIAS_LTE_N-04D_3_2.jpg

ダウンロードしてアップデートしてリブートしたら「さて、新しいバージョンが利用できるぞー。」とか思ったら、インストール済みのアプリのアップデートを行って、僕の場合は 137 個のアプリのアップデートを行ってこれまた時間がかかって・・。

あ、上の写真はアップデート中のヤツを iPhone5 で撮ったのですが、 99% と 100% の表示がやたらと長かったです。

で、ちゃんと使えるようになったので早速キャプチャしてみました。しかし「スクリーンキャプチャができるようになりました。」と書いてあってもその方法がどこにも書いてないので困ったものです。”取り扱い説明書アプリ” は最終更新が 2012/09 とかになっていてその方法書いてないし・・。orz。

MEDIAS_LTE_N-04D_3_1.jpg

ハードボタン押してたら撮れるようになりました。電源ボタン+音量下ボタンのちょっと長同時押しでキャプチャができるようになりました。

それにしてもスクリーンキャプチャの png の保存先がこれまた汚い。 /mnt/sdcard/Pictures/Screenshots/ に保存されます。素直に DCIM の下に保存してくれよー。と、いうのも、 Android 4.0 になって、Mac に USB で接続すると iPhoto で /DCIM/ の下のディレクトリにある写真は自動的に読み込んでくれで、 iPhoto から削除もできるようになったんですね。これは嬉しいんだけど、対応しているディレクトリは /DCIM/ だけなので・・。

と、いうことでいきなり、機能の一個についてこってり書いてしまいましたが、ここからは MEDIAS LTE N-04D + Android 4.0 の気づいた点について書いていきます。まださわりたてなのでなんとも言えない部分もあるとは思いますが・・。

1. バッテリ異様に食うね。
充電しつついじっていると充電されずにどんどんバッテリが減っていく。と、いう恐ろしい事態になっています。充電が追いつかないようです。あたたた。プロセスを色々 kill するんですが、それでもダメ。
極めつけは Android 2.3 のころにはちゃんと kill できていた全く利用していない Days と Topics アプリが、勝手に起動してくるようになってしまって kill してもまるで意味が無くなってしまった・・。orz。
あと、docomo のがあるので google のスケジュールアプリも要らないのに勝手に起動しているし。などなど、バッテリを食う要素がずいぶんと増えたような気がします。

MEDIAS LTE N-04D はバッテリ容量が小さいだけに、これは非常に痛い現象です。

2. 3G/LTE の電波が入りにくくなった?
これは個人的感想が大きいかもしれませんが、 LTE の電波はつかめなくなったような気がします。もしかしたらバッテリの消費量が多いのは LTE をつかみに行く機会が多いからなのかも。

3. 画面の動作はよくなったかも。
以前のバージョンだと画面の隅のほうにあるアプリをタップして起動しようとすると横の画面にスライドしてしまい、それがいらつく原因にもなっていたんだけど、そーいうのが無くなって、アプリがサクっと起動できるようになったような気がします。

また、キーボードでの文字入力もずいぶんとしやすくなりました。これは Android 2.3 から 4.0 へのバージョンアップによるものなのかな? その点は幸せになれました;-)。

4. メールがちゃんと動作する。
これは Android 4.0 になったからではなく、多分 docomo 謹製の CommuniCase なるメールアプリを使うようになったからでしょうかね。

Android 2.3 純正(SP-mode メールなので docomo 謹製か?)のメールアプリは写真を添付してメールを送るとひどいことになっていたのでね。マルチパートヘッダが無事に処理できるようになったということでしょうねぇ。

5. G-SHOCK との連携は OK。
まぁ、MEDIAS LTE N-04D は G-SHOCK GB-6900 と連携できないことにはお話にならないのですが、この機能は無事に動作しています;-)。

まぁ、今回は全部で五つ書いてみました。まださわりたてなので、本当にアレですが、とりあえずリリース日当日のファーストインプレッションとしてはこんな感じです。今後、他にも気がついた点が出て来たら書いてみたいと思います。

それにしても Android のスマートフォン買って二つの OS が楽しめるというのは最初から Android 4.0 が入っている端末に比べると二回楽しめるわけでして、何か得した気分になるのもまた事実なのであります。だだっ子はかわいいってか?;-P。

11月 112012
 

以前のエントリで「iPhone5 利用してみました。」ってのを書いて、その下のほうに iPhone5 に新しく付属するようになったイヤホンである EarPods について少し書きました。

その後、iPhone5 を持つようになって、ヘッドホンは EarPods を常時使うようになりました。だって圧倒的に音が良いんだもの。例えば解りやすい曲でいうと AKB48 の「Everyday、カチューシャ」なんかはイントロ部分を聞くとまるで別物か?って思えるほど今まで聞いていたイヤホンとは音が違う。「この音の後ろにこんなに色々な音が隠れていたんだー。」などと、今まで聞こえていなかった音がドドドと耳の中に入ってくるんですね。

まぁ、この辺りは僕の個人的な感覚である可能性は十分にあるんですけども;-)。

で、音的に中々すばらしいと思える EarPods ですが一つだけ難点があります。それは耳から外れやすい。ってことです。ランニングしながらとかダンスしながらなんて絶対に無理だよなぁ。と思えるほどポロポロと良く落ちます。

この状態をなんとかしたいなぁ。と思って、以下のようにしてみました。色違いなのはご愛敬。と、いうことで;-)。

IMG_3784_%20EarPods_1.jpg

以前の iPod とかに付いていたインナーイヤホンにはスポンジのカバーとかをつける風潮があったと思いますが、それを EarPods に強引に付けてみました;-)。

これが中々グーなのであります。耳からずれ落ちる確率が少なくなりました。と、いうか、自動的にずれ落ちるというのがほとんど皆無になりました。これは中々良いですね。

ただ、スポンジをまいた分だけ耳の奥のほうに届かなくなる感が出て来ますが、僕的には許容の範囲内だと思っております。

密かに考えた一番良い方法ですが、養生テープみたいなのでシールを作ってそれが肌との摩擦になるヤツかなぁ。などと思っています。「EarPods に貼るずれ落ちないシール」なんてのが多分、今後出てくるんでは無いかなぁ。と、思っているのでありますが;-)。自分で作って一儲けするかぁ;-)。

最後にですが、この間、新宿西口ヨドバシカメラの 4F に行った(このフロアはオーディオのフロアです)のですが、なんとレジの前のワゴンの中に EarPods が大量に入って売られていました。もちろん定価で。オーディオフロアの一番良いところで大量に売られているんだから、今後はバババと流行っていくのかなぁ?などと思った次第です。

そー考えるとずり落ち対策ってのは今後どんどん出てくる予感がします;-)。

10月 212012
 

iPhone5 用の Lightning – 30ピンアダプタを購入しました。最初は楽天で購入予約していたのですが、中国からの輸入のスケジュールが合わなくなったので全てキャンセルとなったのであります。まぁ、中国製の互換品で Made for iPod じゃないのというのは解っていたのですが、予約キャンセルになってしまったし、それでは確実性を求めて純正品を買うかね。となったのであります。

Apple Store で予約して当初発送は 10/25 だったのですが、10/21 にはもう手元に届きました。ずいぶん早かったです。で、今回はその Lightning – 30ピンアダプタ (0.2 m) のインプレッションです。

届いた箱を開けてみたらこんな感じでした。

IMG_3512_LightningUSB_1.jpg

Lightning コネクタオスと 20cm のケーブル、そして iPod の 30pin コネクタのメスです。

これを iPhone5 に付けて 30pin コネクタ経由で Mac と接続してみましたが、特に問題無く利用出来ました。ふむ。

しかし、iPhone5 にバンパーとか付けているとバンパーがボトルネックになって接続できないですね。 iPhone5 に付いてきたケーブルとの比較の写真はこれです。

IMG_3514_LightningUSB_2.jpg

左側が Lightning – 30ピンアダプタ (0.2 m) で右側が iPhone5 に付属の Lightning USB ケーブルです。二つ並べると愕然としますね。

まず、 Lightning コネクタの下側のプラスチックの部分の大きさが違う。でもってそのプラスチック部分の直径が 0.5mm くらい太いので僕の持っている iPhone5 のバンパーに干渉して接続することができませんでした。しょーがないのでバンパー側をナイフでゴリゴリと削り落としてなんとか入るようにしました。

僕の iPhone5 用バンパーは中国製メーカーの安いヤツなので、Lightning USB ケーブルが入るサイズになっているんだと思います。
が、それにしても Apple はお粗末なことをしてくれます。どうして同一の部材で作らないのでしょうか・・。orz。 Apple らしからぬパーツです。

あと、Lightning USB ケーブルに比べてケーブルの太さも気になります。まぁ、20cm なのでちょっとでも太いほうが良いかぁ。と、いう Apple の配慮なのかもしれませんが、太くて固すぎる・・。orz。

実際に利用できるか早速確認してみました。僕は ONKYO の ND-S1 を持っているのですが、こいつと iPhone5 を接続してみました。

IMG_3226_LightningUSB_3.jpg

音は出ます。充電もできます。が、Apple Store のサイトに書いてあるように動画の画像を飛ばすことができませんでした。以前のエントリで 「MacBook -> ND-S1 -> REGZA。」というのを書いているのですが、これと一緒で残念ながら動画を飛ばすことができませんでした。記事中「安っちぃケーブルを利用していると映像線が無い」と書いていますが、今回のこのケーブルもまさしくそんな感じなんかいな? などと思えてきますがX-|。

Apple は画像も飛ぶようにします。って、言っているんだけっか?

と、いうことで、今回購入した Lightning – 30ピンアダプタ (0.2 m) ですが、だいたいこんな感じの利用感です。僕は自動車の中で iPhone4 や 5 を利用するのですが、その時の FM トランスミッタなどは 30pin のヤツなのでこれ用になどと思ったのであります。

今後 Lightning コネクタになってくると Made for iPod 取得する必要が出てくるので少なからずアクセサリの値段が上がるのかな? とか思っているのですが、現状では iPod 30pin コネクタ対応のアクセサリを購入してこのケーブルを接続して利用するのが一番良いのかなぁ。などと思っています。

ちなみに 20cm のケーブル有り版が 3,800yen 、ケーブル無し版が 2,800yen。皆さんの利用形態をじっくり考えた上でどちらにするか決めた方が良いと思います。

10月 182012
 

いやー。iPhone5 買って、 iPhone4 は Siri こそ無いですが Retina ディスプレイは搭載しているし Wi-Fi 接続で利用可能なので、MEDIAS LTE N-04D のテザリングでどこででも利用可能な状態となっているのでそのまま使い続けているのですが、一番最初に購入した iPhone3G はどうすっかなぁ。などと思っていたのであります。SoftBank Mobile の下取りは 4,000yen なんだけどねぇ・・。

iPhone3G はそろそろインストールできないアプリも増えてきて今更感も大きいし・・。そんな状態で、再利用の道を見つけました;-)。

Mbile Mouse クライアントを起動して Magic Trackpad のように利用できることが判明;-)。まずは iPhone3G 側のキャプチャから。

IMG_0001_renew_iPhone3G.PNG

MacOSX ML 側では専用のサーバアプリを起動する必要があります。サーバ側アプリは App Store を起動して “mobile mouse” と検索すれば出てくるのでそれをインストールします。

以下の URL がそのサイトになります。

http://mobilemouse.com

iOS アプリのほうがクライアントアプリになります。こちらはちょっとひねる必要がありましたもね。と、言うのも最新版である Mobile Mouse 2.7.1.ipa は iPhone3G には対応していないようです。あたたた。orz

一応、 ~/Music/iTunes/Mobile Applications/ を ls で確認してみると、僕の環境では以下のバージョンがインストールされていました。

$ cd ~/Music/iTunes/Mobile¥ Applications/
$ ls -l Mobile¥ Mouse*
-rw-r--r--@ 1 takachan  fbsder   7660932 Jul  6 00:09 Mobile Mouse 2.6.3.ipa
-rw-r--r--  1 takachan  fbsder  10736233 Oct  3 22:08 Mobile Mouse 2.7.1.ipa
-rw-r--r--  1 takachan  fbsder   4879227 Oct 25  2010 Mobile Mouse.ipa
$

 
ふむ。で、これらを一旦デスクトップに mv して iTunes で表示されている Mobile Mouse アプリを削除します。その後、デスクトップに移動しているアプリのうち Mobile Mouse 2.6.3.ipa のみを iTunes にインストールしてあげると iPhone3G で動作する Mobile Mouse が利用可能になります。

この技は古い iOS アプリを利用する場合に有用なので覚えておくと良いですね。

と、いうことで Version.2.6.3 の Mobile Mouse が iPhone3G にインストールできたので早速起動して MacOSX SL と接続してみます。その後左上のギアのマークをタップし「Options」から動作設定します。

二本指は default で動作するので「3 Finger Swipe」を “ON” にします。後、 二本指スワイプの場合上下が逆になるので「Nuturul Scroll」を “ON” にします。これで大体 Magic Trackpad っぽくなります;-)。ポインタの速度などを自分の好みに変更すればぐー。

iPhone3G 上のキーボードが邪魔な場合はシェイクすると消えてパッドだけになります。更にランドスケープモードにするとパッドが横に広く使えるようになります。ただ、三本指横スワイプの画面横移動だけが反対方向なのでそれがちょっと手こずるかな。

僕自身は既に Magic Trackpad を持っていて、普段メインで利用している MacBook はフタを閉じてディスプレーキーボードと Magic Trackpad を利用している状態で特にすぐに iPhone3G をMagic Trackpad として利用する必要は無いんだけど、この間バッテリー交換したばかりの MacBook 2006 はマウスパッドが古いタイプのヤツなのでここに iPhone3G を Magic Trackpad で利用すれば良いかなぁ。などと考えています。

iPhone3G の下取り価格は 4,000yen 、 Magic Trackpad は 6,800yen するので、これは中々良い再利用先が見つかった。みたいな感じです;-)。

10月 152012
 

ウェブの作成に携わっていると「アクセスカウンタ欲しい。」とか思うことが多々あるとおもいます。で、このブログにも右上にあるんですけどもね。このブログのカウンタは wwwcount というのを利用しています。 FreeBSD の ports では www/wwwcount になりますが、 ports からインストールされるバージョンは 2.5 なんですね。けど、ウェブページを見に行くと 2.6 が存在しているようです。

そもそも wwwcount の IPv6 対応パッチとはなんぞや? ということになるのですが、 wwwcount では同一アドレスから連続してアクセスがあったときにはカウントをアップしないという機能があります。要はリロードしてもカウントがアップしない機能ということになるんですけども。

で、その処理をするために data/count.dat ファイル内にカウンタ数と直前にアクセスがあった IP アドレスを保持しています。直前にアクセスがあった IP アドレスは IPv4 にしか対応してないんですね。それもそのはず。カウンタ数と IP アドレスの区切り文字が “:” だからなんですね。アタタタ。orz。

直前にアクセスのあった IP アドレスが IPv6 アドレスの場合、正しく動作しないのでリロードするとカウンタがどんどん上がっていくのが今のところの仕様です。なので、IPv6 に対応したパッチを書きました。以下の URL に置いときます。

http://icmpv6.org/Prog/wwwcount2.6-IPv6.patch.gz

このパッチを適用するとカウンタ数と IP アドレスの区切り文字が “;” になるので IPv6 でアクセスがあった場合でもリロードでカウントアップするのが防げます。

上にも書きましたが FreeBSD の ports の wwwcount は 2.5 です。このパッチは 2.6 用です。ソースから make してください;-)。

10月 012012
 

さてさて。この辺りで一週間ほど利用してみた iPhone5 についてちょっと書いてみたいと思います。けど iPhone4+iOS6 も試して、そして iPhone5+iOS6 も利用しているのでネタ的には iOS6 のネタもガシガシ入ってくると思いますがその点についてはご了承頂ければと思います。

1.電波探しで CPU 使う?
iOS6 にして一番気がついたのは 3G 電波の探査方法かなぁ。僕は地下鉄に乗って通勤しているのですが、駅間のトンネル内に入ると 3G/LTE の電波が一旦切れます。その時にタップの認識が途端に悪くなりますね。ディスプレーの制御に CPU を割り当てていない感じがすごい感じられます。

IMG_3305_iPhone5_3_4.jpg

例えば Mine! ってアプリのがある(iTMS に飛びます)のですが、爆弾のあるところにダブルタップして旗を立てます。 iPhone4 では iOS5 の頃は 3G 電波探査中でも特に問題無く地下鉄内で動作していたのですが、 iPhone4/5 で iOS6 で利用すると電波探査中でまともにダブルタップを認識してくれなくなりました。他のアプリでもタップを受け付けてくれないものがずいぶんと多くなりました。

iOS6 は 3G および LTE に対応した OS でもあるので、多分電波の探査方法が iOS5 とはちょっと変わったのでしょうね。

ディスプレーのタップの認識に対する動作が鈍くなったのは一つ問題点です。ゲーム系のアプリは根こそぎダメなんではないのかなぁ? 僕はゲームはあまりやらないので良くわからないんですけども。

ちなみに iPhone4+iOS6 で 3G オフ Wi-Fi オンな状態ではタップは無事に動作して降ります。

2.バッテリ消費多くなった?
僕は docomo の LTE に対応した MEDIAS LTE N-04D を持っているのですが、こいつは LTE を有効にする/しないでバッテリーの消費量が格段に違います。

iPhone5 は今のところ LTE のオン/オフはバッテリ消費に対しては誤差の範囲かなぁ。と感じます。が、iPhone4+iOS5 の頃よりは iPhone4+iOS6 のほうがバッテリーが食うと感じます。すると iPhone5 は iOS6 と組み合わせるので必然的にバッテリ容量がでかくなったのかな?と思えます。

バッテリ量は朝 08:00 に 100% で出発して家に 20:00 に帰って 30% とかは iPhone4+iOS5 の時よりちょっとヘリが速いか? という感じです。けどもまぁ、MEDIAS LTE N-04D よりは遙かにバッテリの持ちは良いので安心です;-)。

ただし、GPS をオンにするアプリが起動している時は今も昔もガンガンバッテリがなくなっていきますね。Apple 謹製マップがヘボいからと言って他の色々な地図アプリをバックグラウンドで起動している場合には注意が必要です。

3.iPhone5 対応アプリ
対応アプリというか、まともに動作していないんでないの? ってのを 2,3 上げましょう。

1).Newstand

IMG_0001_iPhone5_3_1.JPG.jpg

相変わらず他のアプリと統合できないバグが健在ですね。ここまで来ると「仕様」としか思えない;-)。

2).Passbook

IMG_0001_iPhone5_3_2.JPG%202.jpg

画面の明るさ制御ができていないバグがあるようです。夜暗いところでこのアプリを起動すると目が痛くなります。鳴り物入りの新登場なアプリなのにねぇ・・。

3).ミュージック

IMG_0001_iPhone5_3_3.jpg

個人的にはこれが一番痛いですね。「ミュージック」アプリ をシャッフルで聞いていて一曲目から 20 曲目まで聞いたとします。次に 20 曲目から 35 曲目まで聞いてアプリを閉じて再度起動してシャッフルを続きから聞こうとしたら 35 もしくは 36 曲目から流れて欲しいのに 20 曲目から流れてしまう。今まで聞いてきた曲が履歴として残ってないんですよね・・。orz。 なんで? どういう仕様? バグ? みたいな・・。

また、シャッフルは iOS5 の頃とはアルゴリズムが変わったみたいで、アルバムが違ってもアーチストが一緒の曲が連続して流れる傾向が強まったような気がします。うーむ。

マップアプリについては何も書きません;-)。アプリというのは進歩もしくは広告がついたりするものなのでおいおい改善(改悪)されていくでしょう。と、いうのが僕の持論なので。

4.ヘッドホンも試した
今回から新しいヘッドホンが付きました。これについてちょっと書いておきます。

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僕が普段から利用しているのは Audio-Technica のカナル型イヤホン。下の段右側です。ここに以前掲載した AT337iS という型番の後継機である AT338iS というのを利用しています。

イヤホン自体はチャチいんだけど、インピーダンスが大きいので iPhone 自体のボリュームを大きくする必要がないので「バッテリ持つよね。」って感じで利用しています。

下の段左側は今となっては二軍となってしまいました(今となっては型番不明ですが、これ、結構高かったんですよ;-)が、こちらも Audio-Technica のカナル型イヤホン です。ボディがステンレスなのでかなり重いです。そして重厚な音がします。

で、今回、 iPhone5 に新に付属となったヘッドホン EarPods ですが、これら二つと聞き比べ見ました。

まず始めに インピーダンスが低いので音が default では小さいかなぁ。と思いました。で、耳に入れてみたのですが、一応はカナル型イヤホンですね。けど、表面がツルっとしているので耳の皮膚に貼り付けないとツルンと滑り落ちてしまう感があります。サードパーティーからスポンジ素材のヘッドホンカバーが出ると良いなぁ。と思いました。

がっ!! ひとたび耳にフィットすると音がガツンと来る感があります。データ解析では以前から iPod に付属していたイヤホンと音特性はそんなに変わりはないそうですね。ただ、以前のは日本人の耳には大きすぎて音が漏れるので常用はできないイヤホンだったんですけども。

クラシック聞いた後にシャッフルでヘビメタとかロックの重低音バリバリな曲が流れ出すとこのイヤホンの性能の本領発揮。って感じがしました。以前のイヤホンは耳にフィットしなかっただけに今回のは「良いっ!!」って感じです;-)。

とまぁ、今回 iPhone5 を手に入れた、もしくは iOS6 を試した(iPhone4 での状況含)段階でのファーストインプレッションはこんな感じです。この後、僕がもっと使い込んでいく、もしくは Apple が新しいバージョンを出すことによりどんどんと良くなっていく(思い込み含)のではないかと思います;-)。

iPhone5 画面が大きいし、軽いし良いですよ。とは言いつつ iPhone4 以降の機種を持っている人からすると感動は 4,5 日経つと薄れるかも;-P。

あ。最後に一点。iPhone4 を購入したときは SoftBank の携帯を持っている人からのみのリアクションだったんだけど、今回 iPhone5 を買って会社の机の上に置いたりしていると au 携帯を持っている人からのリアクションも多くて「あぁ。二つのキャリアから発売されているんだねぇ。」と実感できました。その印象はかなり強かったですね。iPhone4S 買ってないからかもしれませんが。

それにしても、そーすると docomo の携帯持っている人のみが「ドコモダケ」状態になっているのかな・・。

9月 292012
 

iPhone5 を一週間使ってみましたがその感想などをちょっと書いてみたいと思います。今回は速くなった回線についてです。他の内容については順次書いていきたいと思っています;-)。

iPhone5 は回線が LTE に対応したのと、無線 LAN 802.11n でデュアルバンドと 5GHz 帯に対応したのでむちゃくちゃ速いです。無線 LAN のデュアルバンド対応は iPhone4 から対応済みかな?

自宅の AP の設定を見直して 802.11n は 5GHz 帯を利用できるように設定し直しました。ただ、iPhone5 からは無線 LAN がどの周波数を利用していてどれくらいの速度でリンクしているのか解らないのが残念です。無線 LAN のリンク状態を表示してくれるアプリを何かご存じの方いましたら教えて頂けませんでしょうか。

で、続いて 3G 及び LTE の速度についてです。僕は docomo の MEDIAS LTE N-04D を持っているのですが、これと比較してみました。 au の回線は持ってないので比較していません;-)。写真は全部で三枚です。

ちなみに今回はベンチマークソフトとして RBB TODAY のスピード計測アプリを利用しました。 iPhone 版と Android 版が出ているのと、RBB TODAY は国内に計測サーバがあると思う(大手町と名古屋だっけか)ので利用しました。

iPhone5 のベンチマーク記事で SoftBank と au どっちが速い? とかいうの良く見ますが、計測サーバが海外にあったとき、多分絶対的に au のほうが速くなると思う。国内のバックボーンは SoftBank と au で互角だとしても海外のバックボーンは圧倒的に au というか KDDI のほうが速いので、海外に計測サーバがある計測アプリを利用するとボトルネックの出る場所はパケットが海に入った瞬間のような気がする。と、いうのが僕の持論です。
#この辺り、janog で聞いてみたい気がしないでもない;-)。

1). 東京足立区辺りの 3G 状況
自宅近辺は SoftBankの LTE が入らないし docomo の LTE も入らないのでまずは 3G 対決をしてみました;-)。

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2). 東京渋谷区辺りの 3G の状況
会社近辺で、まずは 3G で勝負してみました。んー。ここでは docomo に勝って欲しかったんだけどどうした? 電波状況が良くないか?

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3). 東京渋谷辺りの LTE の状況
まぁ、docomo は Xi 契約者が 300 万人突破。とか言っていたのでカスカスの SoftBank の LTE のほうが圧倒的に速いだろうなぁ。と、いうのは想像ができます。それにしても SoftBank は城南地区が弱いとは言え、良く LTE 対応してくれていますねぇ;-)。

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とまぁ、 SoftBank 対 docomo 対決は全てにおいて SoftBank の圧勝になりました。と、いうことは僕の生活圏においては docomo の電波が非常に悪い。と、いうことなのでしょうなぁ。僕にとって docomo は必要ないということかな? f(^^;;。

ちなみに iPhone5 で Wi-Fi 接続時に上記ベンチマークツールを使って計測すると 38Mbps とか恐ろしい数値が出ます。すげーゼッ 802.11n デュアルバンドっ!! って感じです;-)。

docomo の MEDIAS LTE N-04D は LTE と 3G の切り替えが付いて無くて切り替えアプリをインストールする必要があるのですが、 iPhone5 では default でオン/オフスイッチが付いています。この点は嬉しいですね。

でもって iPhone5 の場合は LTE をオンにしていてもバッテリの減りが MEDIAS LTE N-04D ほど「早い」とは感じません。まぁ、iOS5 に比べて iOS6 は電波の広い方がヘタになったようでバッテリの減りが早くなった感じはあるのですけどね。まぁ、この辺りについては次回詳しく書きます;-)。

最後に、今回の対決とは全然関係の無い動画を一本掲載しておきます。これは iPhone5 というより iOS6 の機能だと思うのですが、メールを再読み込みするときに現れる表示です。グニューってのが面白くてついつい動画撮ってしまいました;-)。





こーいうところが Apple なんだよねぇ。などと思わせてくれます;-)。API が公開されているのであれば、今後はこの機能を取り込んだアプリがどんどん増えてきそうですね。iOS6 のリリース直後においてこのアクションを目にしたのは今のところメールアプリだけです。

さてさて。 iPhone5 ネタ、次は何を書こうかなぁ;-)。

9月 272012
 

カテゴリ的には「CPU コレクション」なのですが、ネタ的には CPU ではないんですね。タイトルの通り、今回登場するのは ATI の RADEON HD 5450 、つまりはグラフィックスカードの上に載っているチップです。

いやね。手元のグラフィックスカードが熱暴走しまくるので nVidia の GeForce210 にしたんですけど、RADEON HD 5450 はただ捨てるのはもったいないと思ったのでチップをカードから引っぺがしてみました;-)。

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グラフィックスカード上のチップにはヒートシンクが付いているのですが、それをドライバーで取っ払ったら出て来ましたね。で、グラフィックスカードを折るような感じで曲げるとベキベキ言いながらチップというかグラフィックスコアがベロンと取れたのでありますけどもね;-)。

こちらが裏側です。

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まぁ、雰囲気的には NotePC に付いている CPU と一緒なわけでして。Socket などという概念は無くボードにはんだ付けされているわけですね。けどもまぁ、一応デザインはあるみたいで、ミサトさんのネックレスちっくですよね;-)。

で、手持ちの CPU と大きさ的にどれと一緒かな? と調べてみたら TRANSMETA の Crusoe TM5600 と似たような大きさだったのでそれと並べて撮ってみました。

ATI_RADEON_HD5450_3.jpg

二つ並べてみると RADEON HD 5450 は雰囲気的には「いやー。AMD の CPU みたいな感じだねぇー。」などと思ってしまうのでありますが、それはそれ。 ATI は AMD ですからねぇー;-)。

とまぁ、フツーの人は「壊れたから捨てよう。」などとなると思うのですが、 CPU マニアの場合、重要と思われるパーツはキチっとこうやって確保しているんですね;-)。

今回初めて手に入れたグラフィックスチップなのであります;-)。