8月 282025
 

ちょっと前のエントリで「予想より速く壊れた Libero Flip orz。」と、いうのを書きました。Y!mobile (Softbank) ショップに修理依頼を出したのですよ。

で、約 8 日程で修理が完了し、Softbank ショップから電話があり、久しぶりに我が手に戻ってきました。
電話を受けたときに無償修理であることを聞きました。『おぉっ!!無償修理だったのかっ!!』と半分驚きつつ小躍りしたのは言うまでもありません;-)。

ネット上では『有償修理で 34,000yen かかると言われた。』とか『壊れ方によっては保証期間内であっても有償修理。』などと、いうのがありましたが、僕のは無償修理だったのであります。大体 10 ヶ月くらいで壊れたので、まぁ、保証期間内だったのでしょうね。

 
まず、修理に出すために Softbank ショップに行ったのですが、事前予約していったためスルっと、ことが進みました。事前予約制というのはなかなか良いですね。

で、担当の方と色々話をし、

「有償修理となった場合はいくらくらいまで出せますか?」

と、聞かれました。まぁ、もとが 9,800yen だったので、僕の回答としては

「お金がかかるようでしたら、とりあえず修理無しで結構です。」

と、伝えました。それで、引き渡し。つまりは修理依頼しました。

 
引き渡し時にはその場で初期化することになります。あと、Android 機はおサイフケータイの情報などは本体や SIM ではなく NFC チップに記載するので NFC チップの初期化も必要になるそうです。

iPhone と、いうか Apple 製品と、いうか iOS の場合は OS 上でおサイフケータイやウォレットの情報を持っていて、OS 初期化すると全て消えるのですが、Android OS の場合のほとんどの機種は NFC チップ上にウォレットの情報を持っているので、初期化する必要があるそうです。

中古で売りに出すときも Android 機は OS の初期化だけでなく NFC チップの情報も初期化しないとダメだそうです。

 
eSIM は事前に別機種に移しておきました。 僕は povo2.0 の eSIM を利用しているのですが、機種変更時、免許証の写真撮ったり本人確認が必要になるのですが、無料な点が良いですね。
一旦、修理前に別のスマートフォンに eSIM を移して、今回修理から戻ってきたら再度 Libero Flip に eSIM を入れました。

あ。話はうんと飛ぶのですが、 Libero Flip で povo2.0 それは俗に言うと au 回線になるのですが、都内ではほぼほぼ Band 1 を利用するので、比較的電波を拾ってくれます。ところが、郊外だとか海沿いに行くと au のプラチナバンドである Band 18 が使えない Libero Flip では au SIM を入れていると圏外になるケースが多かったですね。やはり Libero Flip は Softbank のスマートフォンなのだ。と、実感します。

 
と、いうことで話を戻しますが、本体空っぽにして預けて、修理が完了して戻って来ました。

戻ってきた Libelo Frip は本当に修理だったそうで IMEI の変更はありませんでした。
どのあたりを修理したのかというと、ヒンジの部分と、ディスプレーの部分を交換したそうです。

スッキリな状態。復活し default 状態なスマートフォン。

家に帰って色々セットアップしたのですが、 Android のバージョンも 14 のままだし、動かないサブディスプレーの機能も動かないままだし、相変わらず 47゜C を突破すると、ネットワーク系・ GPS 系が停止するのも修理前と一緒でした・・。なんか、嬉しいような悲しいような・・。

では、データ転送しましょう。

僕は google にバックアップ取ってないので、手持ちの他の Android 機から同期します。

そんなこんなで、再度利用することになった Libero Flip ですが、今度は親指で開けるような、片側のヒンジの部分のみに負荷をかけるようなことはせず、テクマクマヤコン的に両手であけるようにしたいと思います。また、充電時など、持ち歩かない場合には、不必要に閉じないでおこうと思っている次第です。

今度は二年持ちますように・・。

8月 162025
 

mac 上で音楽を聞くときは「ミュージックアプリ」というのを利用します。以前は iTunes と呼ばれていたヤツですね。で、ミュージックアプリに CD からリッピングした楽曲をたくさんホーりこんで、プレイリストなどを作成して iPhone と同期すると、指定したプレイリストとそこに含まれている楽曲も転送してくれます。

mac に Android を接続しても転送してくれないので、車の中で Android の中の音楽を聴きたい場合に非常に悲しいのでありました。

 
今回は macOS のミュージックアプリで作成したプレイリストと、楽曲の転送方法について検討してみたいとあります。

世の中、似たような記事が結構あるかと思いますが、今回僕が試した方法は比較的容易にプレイリストと楽曲転送ができました。

 
準備するもの

  • macOS とミュージックアプリ
  • Android 機 (今回は AQUOS sense9 SH-M29A を利用)
  • Android 上のミュージックアプリ (今回は Musicolet を利用)
  • mac と Android のデータ転送用アプリ (macOS 側にインストールしますが、今回は openMTP を利用)

 
楽曲データの転送
まずはじめにですが、 mac と Android 間でデータ転送 (楽曲などを転送) する手段は色々あるかと思います。 AQUOS sense9 は MicroSD を入れられるので、本体から MicroSD を抜いて mac に接続してデータ転送することも可能です。

Libero Flip の場合は SD カードが入らないので、Android 本体を直接 mac に接続させる必用があります。
しかし、 Android を mac に USB で接続しても簡単に認識してくれません。 MTP (メディア転送プロトコル) に対応したソフトウェア経由でないとデータ転送が行えません。なので、mac 側に openMTP というアプリをインストールして、Finder みたいな UI でデータを転送することになります。

 
まず、ミュージックアプリで作成したプレイリストに含まれていると思われる楽曲をひとまず Android なり MicroSD に転送してください。そのとき、ディレクトリ構造については非常に気をつけてください。

・mac 側のディレクトリ構造

/Volumes/USB-DISK/Music Library/iTunes Music/Music/Compilations/とある科学の超楽曲集/01 only my railgun.m4a

 

・Android 側のディレクトリ構造

[SDカード]/Music/Compilations/とある科学の超楽曲集/01 only my railgun.m4a

 
mac 側は、僕の場合、楽曲は外付け HDD に持っていて、それをミュージックアプリで参照していますが、重要なのは “Music” ディレクトリ配下のディレクトリ構造を mac と Android で同じにする必用があります。ここ重要ですからね。
Android 側は SD カードに入れても本体に入れてもかまいません。 “Music” ディレクトリ配下が mac と一緒になって入れば問題ありません。

ひとまず、楽曲データの転送は完了したでしょうか?

 
プレイリストの抽出と転送
mac ミュージックアプリでプレイリストを抽出します。

ミュージックアプリの抽出したいプレイリストを選択し、上のメニューから[ファイル]->[ライブラリ]->[プレイリストを書き出し…]で、書き出すことができます。「アニソン.m3u」みたいな感じのファイル名になるかと思われます。

書き出したプレイリストは Android の参照可能な MicroSD カードや本体のディレクトリに保存します。

以上です。簡単ですね;-)。

プレイリストをエディタで開いてみると、以下のような形式になっているでしょうかね。

#EXTINF:254,only my railgun - fripSide
/Volumes/USB-DISK/Music Library/iTunes Music/Music/Compilations/とある科学の超楽曲集/01 only my railgun.m4a
#EXTINF:248,Dear My Friend -まだ見ぬ未来へ- - ELISA
/Volumes/USB-DISK/Music Library/iTunes Music/Music/Compilations/とある科学の超楽曲集/02 Dear My Friend -まだ見ぬ未来へ-.m4a
EXTINF:214,SMILE -You & Me- - ELISA
/Volumes/USB-DISK/Music Library/iTunes Music/Music/Compilations/とある科学の超楽曲集/03 SMILE -You & Me-.m4a

 
絶対パスで記載されているのがミソです。

 
Android で Musicolet を起動
Musicolet というアプリは音楽を聞くためのアプリですが、ハイレゾ対応・広告なし、また自分で再生エンジンを持っていたりするので、 Xperia 以外の Android では重宝するのではないかと思われます。僕の場合はこれ一択です。
そんなこんなで今回は Musicolet を利用します。

まず、「スキャンするフォルダー」で、SD カードなどを選択し、データ転送した Music のディレクトリを指定してスキャンを実行します。
右下の「三点」->[設定]->[楽曲ライブラリとタグ]->[スキャンするフォルダー]で選択できます。

選択できたら一個戻って[スキャン]を実行します。バックグラウンドでスキャンしてドドドと再生できるようになります。

 
この状態でもフツーに音楽聴けます。全曲シャッフル再生とかでも問題ないのであれば、全然 OK です。

ただ、「ミュージックアプリや iPhone と同じプレイリストを持ち歩きたいっ!!」となった場合、次に進みましょう。

 
いよいよプレイリストを読み込むよっ!!
先ほど、プレイリストに含まれているであろうと思われる楽曲と「アニソン.m3u」と、いうプレイリストを Android 側に転送しました。
これを Musicolet に読み込ませてあげます。
下のメニュー右から三番目にプレイリストの項目があります。その一番下に[外部プレイリスト]というのがあるのでそれをタップし「アニソン.m3u」を読み込ませてあげます。



 
選択します。


 
追加します。

すると、プレイリストの一覧にミュージックアプリで作成したプレイリストがそのまま登録されます。

以上です。

あとは再生すると、ミュージックアプリのプレイリストそのままで再生が開始されます。凄いなぁ。

 
考察
Musicolet が非常に頑張ってくれているであろうこうは想像に難しくありません。 macOS と Android とか Windows などでは「゜」とか「゛」がぶっ壊れるなど文字コードに互換がないので、変換したりし、Android に転送するプレイリストを作成・編集するときは一苦労だったのですが、そういうのもありません。と、いうか気になりません。

楽曲が持っているメタタグ情報とかアートワークなどもそのまま表示してくれます。

Musicolet はすごいアプリです。感動しました。

 
ちなみにですが Musicolet はプレイリストを書き出すこともできます。今回試しに「アニソン.m3u」と、いうプレイリストを書き出してみて、mac のミュージックアプリが書き出したものと比較してみました。

ミュージックアプリが書き出したものは上にありますね。Musicolet が書き出したプレイリストの形式は以下になります。

#EXTINF:254,only my railgun - fripSide
Music/Compilations/とある科学の超楽曲集/01 only my railgun.m4a
#EXTINF:248,Dear My Friend -まだ見ぬ未来へ- - ELISA
Music/Compilations/とある科学の超楽曲集/02 Dear My Friend -まだ見ぬ未来へ-.m4a
EXTINF:214,SMILE -You & Me- - ELISA
Music/Compilations/とある科学の超楽曲集/03 SMILE -You & Me-.m4a

 
なんとっ!!相対パスに書き換わっていましたっ!!
「スキャンするフォルダー」からの相対パスとしてプレイリストが書き換わっています。と、いうことは、上でも書いた通り、macOS 上のディレクトリ構造と、Android に持って行ったときのディレクトリ構造が一緒であれば、プレイリストが効果的に機能する。と、いうことですね。

凄いぞっ!!

 
と、いうことで、今回は mac のミュージックアプリのプレイリストを Android 上でも利用できるようにしてみました。と、言っても、僕はただファイルの転送しただけですけどf(^^;;。
Musicolet は凄いっ!! の一言で終わってしまいますね。

しかし、これで、ミュージックアプリ・iPhone・Android で同じプレイリストを共有できるようになりました。
ただ、楽曲の転送については手動部分が残りそうですね。 mac 側のプレイリストを利用して楽曲を MicroSD に cp するスクリプトとか書けそうですけどね。

そうすると楽曲自体も同期取れそうですね。

 
実はここまで来るのに雨の三連休で色々調べて、試して、それなりに工数かかりました。が、やりたいことがほぼ出来たので、それはそれでヨシとしておきましょう;-)。

8月 032025
 

去年の 11 月でしたかね「Libero Flip 購入しました。」というエントリ書いたのは。

その後由緒正しく折りたたんで利用していたのですが、夏になりまず悲鳴を上げたのが CPU 周辺の温度。
この機種は大体温度が 47゜C になるとネットワーク系をオフにします。

最初、何が起きたのかわからなかったのですが、車の中でヤフーカーナビアプリを利用していていきなり通信断。そして GPS も停止しました。道案内を任せていたのですが、突然のこと、かつ、初めてのことなので半分パニック。車を脇に停車して原因を確認したところ、温度上昇による通信系強制オフな機能が無条件で働いた。と、いうことがわかりました。

車の中はエアコンが効いている。とはいえ、ダッシュボード付近は直射日光を受けてスマートフォンの温度が上昇したのでしょうなぁ・・。

 
その後、気温が高い夏場は色々やっていてもすぐに通信・GPS 断な状態が頻発します。
炎天下の中、テクテク歩きつつポケモン GO とかすると大体 15 分程度でシューリョー。orz

ダメ。全く使えない。さすがは ZTE だなぁと・・。 このメーカのスマートフォンは良く『熱くなって使えない。』と、その昔聞いていたのですが、まさか自分の身に降り注ぐとは・・。

と、いうことで自作で、余っていた PC のパーツで、空冷ファンを自作しました。USB ケーブル接続で、外に出るときにはバッテリーを持ち歩き、家の中・車内ではそのまま USB 接続で利用。てな感じです。

自作したファンと一緒に。熱はサブ画面のある側、上のほうがべらぼうに熱くなります。ここにファンを装着して冷やす。と、いうことになります。

結構通信断が頻発して、実際に使えない状態が多いので今まで入れていた Y!mobule の SIM カードはこないだ購入した AQUOS sense9 に入れて利用することにしました。

と、こちらが熱暴走によるネットワーク系ダウン障害の事象です。

 
本題に行く前に、ダメな点をもう一個書いておきましょう。

この機種は Android14 が振ってきました。さすがはキャリアで売っている端末ですね。一応バージョンアップ保証対応という感じでしょうか。

ただ、Android13 -> Android14 へのバージョンアップは作りがいい加減でそれなりに悲しい。
まぁ、メーカとしては Libero Flip の後継が出たのでそっちに注力したい。と、いうことなのでしょなぁ。

 
ダメな点そのいち
バージョンアップしたらログイン時の数値叩く画面が下半分にしか表示されなくなって、文字(フォントサイズ)が小さくなった。全画面に表示してくれよー。とは思っても設定小項目なし。
まぁ、この程度だとかわいいモンかな? 僕的は辛いんだけど・・。

 
ダメな点そのに
サブディスプレイ(正確には「外部ディスプレイ」というのかな?)に何個か本体の状態を表示できるんだけど、「音楽」のメニューを選択しても何も表示しなくなった。
SMART USEN と U-NEXT アプリ、 Musicolet 根こそぎ表示されなくなった。見事にデグレードです・・。orz

 
まぁ、熱暴走が発生した時点でちょっと調査したところ『Android14 にバージョンアップしたら熱暴走が頻発するようになった。』と、いう意見があったので、なるほど。 Android14 へのバージョンアップは失敗だったのね。と、いうことでしょうか・・。詳細はわかりませんが。

僕的は色々悲しい Libero Flip の Android14 です・・。orz。

 
で、ここからがようやっと本題。
Libero Flip 購入前に『Libero Flip はヒンジの部分で液晶割れるよー。』と、いうのはちらほら聞いて(見て)いました。

『まぁ、折りたたみだし、二年持てば御の字かねぇ。』的発想で 9,800yen で購入しました。前回のエントリにも書いてますが Paypay ポイントで 500 ポイントくらい、「Libero Flip ガチャキャンペーン」で 1,000 ポイントくらい戻ってきて、かつ、 2,000yen 相当のケースまで付いたので、実質的には 6,000yen 前後で購入できたので、それはそれでラッキーでした。

 
で、ヒンジの部分から液漏れ発生です・・。 orz
左側の真ん中辺りがポツーンと黒くなっていて、上に向かって緑の線が走るようになりました。もぉ、ダメだ・・。orz

まだ、一年使ってないです。補償対象かな? 来週ソフトバンクショップに行って来て確認してみます。

 
どうしてこのようになったのか、ちょっと状況説明しておきます。

最近、 Libero Flip は閉じて利用しています。スーパーでお買い物して、Paypay で支払う時、その昔のガラケーのときにのように親指で上の部分を開く感じで開けていました。雰囲気的には本当にガラケー開ける感じ。
フリップ型のスマートフォンの正しい使い方ですね。で、これが優越感に浸れる瞬間;-)。

で、スーパーで開けようとした瞬間、メリっと、音がして、ヒンジの部分がなんか、ズレたような雰囲気です。

最初は、上の写真で確認すると、ヒンジの黒くなっている部分は点が三つくらいでしたが、そのうち黒いエリアになって、かつ、上の方に緑の線が伸びていきました。で、上の写真のような状態。

とりあえず、PASMO を移動して Google PAY のカード情報削除しました。 NFC の中に書き込まれていると消すの大変だし。あとは、おサイフケータイ系、アカウントでログインするアプリは根こそぎ移動。

あ、今回の移動のために、現役引退させた Aquos Sence6 を復活させました。話が横にそれますが、「Aquos Sence6 は遅くて重くてイヤになる。もうダメ・・。」とか言っていたのに一旦初期化してまっさらな状態にして再度環境構築進めたら『なんか速くね?』みたいな雰囲気です。が、まぁ、一時的な緊急利用です。

 
とまぁ、 Libero Flip はバックアップというか、不要となりそうなアプリを削除したりして、とりあえず、週末にショップに行くのであります。

修理なら個体は戻ってきそうだし、機種変更なら別の機種が来るだろうし、有償修理となれば、持って帰るけど、液晶見えなくなったら何もできなくなるし・・。

 
と、いうことで Libero Flip はやはり、開いたまま利用するのが良いかと思われます。

あと、ガラケーのように親指で開けるのではなく、ちゃんと両手で開けるのが良いかもです。
親指で開けると左側のヒンジのみに圧力がかかるかな?両手でちゃんと、なんだろ、僕はやったことないけど、ファンデーションのカラを開けるような雰囲気?テクマクマヤコン的な開け方をしたほうが良いのではないかと思われます。

 
他にも壊れた方いましたら、コメントなど頂ければ嬉しいです;-)。