12月 292013
 

前回のエントリーでは渋谷の道玄坂の電灯にNFCタグが貼ってあります。というのを書いたのですが、今回は実際に NFC タグに書き込んでみよう。と、いうエントリです。

それにしても NFC タグってのはお店に売ってないんですね。アキバを俳諧したときに七店舗くらいに「NFC タグって置いてありますか?」って聞いたのですが、どこにも無いっ!! 店員さんが「以前は置いていたんですけどねぇ。」というお店もあれば「何ですかそれ?」とか「Bluetooth キーボードについているヤツですよねぇ。」とかトンチンカンなことを言う店員さんも多数いらっしゃいました。

と、いうことでアキバででもまだまだメジャーではない NFC タグ。結局僕は楽天で購入しました。ネットのお店で購入したほうが比較的容易に入手可能と思われます。

さてさて。これが購入した NFC タグです。10 枚セットで 1,380yen だったかな。

IMG_6341_NFC_Tag_rw_1

上の列が裏側、下の列が表側です。ピップエレキバンみたいな感じですね。上のギターの模様になっているのがチップが埋め込まれている図ですね。ここに NFC を搭載しているスマートフォンを近づけるとデータを書き込んだり読み込んだりすることができます。

今回は Nokia の Lumia 620 で NFC を利用しました。とわ言いつつ、技的を通っていない Lumia 620 はたぶん日本国内で、たとえ NFC の電波であっても出したら違法ではないかなぁ。と、いうことで、長い休みでもありますし、日本を脱出して海外で NFC タグと遊んでみましょう;-)。

まず、NFC タグに情報を書き込むには NFC Writer と呼ばれる情報を書き込むアプリをダウンロードしてきます。 Google Play にも Android 用のがたぶんたくさんあると思われますが、何かしら良いのを見つけてきます。あ。当然 Windows Phone アプリにもいろいろなものがありますが;-)。

NFC Writer をダウンロードしてきたらどのような機能が書き込めるか確認します。以下に一覧を羅列してみます。

・Wi-Fi・Bluetooth などのオン/オフ画面表示
・システム系アプリの起動
・インストールしたアプリの起動
・テキストデータの書き込み
・URL の書き込み、読み込んだときにブラウザ起動

とまぁ、だいたいこんな感じでしょうかね。タップして「書き込み」ボタンを押して NFC タグに近づけると NFC タグにサクっと情報が書き込まれて終了。って感じです。

wp_ss_20131229_0003_NFC_Tag_rw_3

僕は Nokia 謹製の Nokia NFC Writer というアプリを利用してみました。

これで NFC タグに情報をいろいろ書き込むことができるようになります。

NFC タグからデータを読み込む場合ですが、 Windows Phone8 では OS で実装しているので特にアプリケーションをインストールせずとも NFC タグから情報を読み込むことができます。

wp_ss_20131229_0002_NFC_Tag_rw_2

さてさて。こんな感じの NFC 対応スマートフォンと NFC タグですが、あちこちに NFC タグを貼っておくと、そこにスマートフォンをかざすといろいろ設定を変更してくれたりアプリを起動できて、近未来的な状況でスマートフォンが利用できるようになり生活が変わります。などと謳われていますが実際のところ、どうなんでしょ?

気がついた点を箇条書きにしてみます。

1). NFC Writer があれば書き換え可能
NFC タグに書き込むとき、パスワードとかかけられないんかな?渋谷道玄坂の電灯に貼ってある NFC タグに NFC Writer で勝手に情報書き換えることができるのではないか。と思われます。大丈夫かなぁ・・。

2). NFC タグは何回でも書き換え可能
NFC Writer で各種情報を NFC タグに書き込むんですが基本的に上書きです。アペンドというか追加書き込みができません。そのかわり NFC タグは一個持っていれば何回でも情報を書き換えることができるシロモノです。

3). 書き込みアプリに依存する部分が大きい
例えば、家に帰ってきて自分の部屋に貼ってある NFC タグには『Wi-Fi オン』『Bluetooth オン』『クーラーオンアプリ起動』するようにタグに書き込んであるとして、これらを一個の NFC タグに書き込めるアプリも探せばあるんだと思います。
が、 Windows Phone アブリでは見つからないんですよね。一個の動作しか NFC タグに書き込めない。すると、上記の動作をするためには NFC タグが三枚必要になる。と、いうことです。
結局自由度の高いアプリをいかに見つけるかが NFC を利用する上で重要になるかと思われます。

ただ NFC タグをべたべたそこいら中に貼って満足。ってわけにはいかないですね。

と、いうことで今回は二回にわたり NFC について書いてみました。今後はあちこちで NFC タグを見るようになるでしょうかね。ただ、もう少し浸透する必要があるかとは思いますが、アキバの電気屋さんの店員さんはせめて NFC タグとはなんぞや。くらいは覚えておいていただけると助かります;-P。

12月 272013
 

僕の会社は渋谷道玄坂の上のほうにあり、毎日渋谷道玄坂を駅からズンズンと登り歩いているのですが、あるとき街灯にはられている渋谷界隈のシールが目に付きました。

こんな感じのが街灯にペタっと貼ってあるんですね。

IMG_6328_sby_NFC

で、このシールには QR コードの他に NFC タグが埋め込まれているみたいで、 NFC 対応のスマートフォンでは NFC タグに埋め込まれているデータを読み込むことができるようです。

僕も NFC 対応のスマートフォンを持ってはいるのですが、現実的に NFC とはなんぞや? みたいな半分シロートな状態なので、いまいちわからなかったので、色々と勉強してみました。

スマートフォンに搭載されている NFC はまぁ、言ってみれば Suica のような感じですが、その NFC チップは『NFC タグ』と呼ばれるデータを保持しているシールの情報を読み取ることができるらしんですね。

今回は渋谷道玄坂の街灯に貼られている NFC タグから情報を読み込んでみました。その瞬間がこのキャプチャです。

wp_ss_20131226_0001_sby_NFC

街灯に貼られている NFC タグには URL がデータとして書き込まれていて、その情報を読み込んだスマートフォンはブラウザが起動して URL をアクセスする。って感じですかね。

wp_ss_20131226_0002_sby_NFC

ブラウザに表示されたのは http://shibuya-nfc.com/ という URL で、渋谷の色々な情報を確認できるスマートフォン対応のサイトのようでした。

なるほどー。 NFC ってのはこうやって使うのね。って、今まで使ったことがなかったので色々と楽しい体験が出来ました。
ちなみに QR コードも付いていたので NFC に対応していないスマートフォンの場合はそっちをアクセスすると良いかと思われます。

NFC 対応のスマートフォンをお持ちの方は、渋谷道玄坂に行って是非読み込んでみてください;-)。

 
ちなみに NFC タグのネタについてはこのあと、もう一回書く予定です;-)。

12月 052013
 

FYI です;-)。

このブログはさくらのバーチャルドメインを利用しているのですが、この間サーバの移行があり、そのタイミングで IPv6 Ready になりました。

せっかく IPv6 Ready になったので、カウンタの下にアクセスしたアドレスを表示するようにしました。

僕は他に

よろずなブログ。
もつ焼き・オリジナル。

などのブログを持っているのですが、こちらはこのドメインより遙か昔から IPv6 Ready だったので、アクセスもとをずっと表示する仕掛けを取り込んでいたのですが、このブログでもようやっとそれが表示できるようになった。と、いう感じです。

と、いうことで、今後とも宜しくお願いします。

ちなみに、上記二つのブログより、ここのほうが IPv6 での表示は速いのではないか。と、思っています。

12月 012013
 

僕がフューチャーフォンからスマートフォンに変えたのは iPhone3G が出た直後で、iPhone3G を購入したのは 2009/04/05 のようですね。で、その前まで使用していたのがサムスンの 708SC という 3G で最薄と言われていた携帯電話です。

IMG_6127SB_708SC_2

長らく塩漬け状態だったこれを引っ張り出してきて SIM フリー化してみました。ウェブで探していたら楽天のとあるお店が『送料込み 1,300yen で SIM フリー化します。』とあったのでそれをお願いしました。

返って来て docomo の SIM を入れて確認してみたら無事に利用できたので SIM フリー化完了な端末と化したようです;-)。

IMG_6125_SB_708SC_1

さてさて。どうして 708SC のような古い携帯電話を SIM フリー化するのか? と言われれば、以前 docomo で契約した MEDIAS LTE N-04D がもうじき二年経つのでその前に色々手を打っておこうかなぁ。と、思ったのであります。

二年目以降は以下のようにしようかな。と。

o. Xi 契約止める
o. タイプ SS バリューにして i-mode も契約しない

これだと通話料のみで月額 980yen。そして無料通話分 1,050yen 分が付いてくる。

MEDIAS LTE N-04D は御蔵入り。あと、僕は SIM フリー端末として Nokia Lumia 620 を持っているのですが、こいつはどうしようか考え中。

o. 通話のみの docomo SIM を SIM フリー化した 708SC に入れる
o. 通話のみの docomo SIM を Lumia 620 に(瞬間的)に入れる

って手があります。上記の場合には本当に通話専用端末として 708SC が利用できるのでグー。下の場合も電話の機能としてのみ 620 が使えるかもしれないですね。が、多分インドのプリペイド SIM を入れますけど;-)。

ここに MVNO の通信系 SIM をどうするか。と、いうのが絡んで来て、通話専用端末と MVNO 専用端末に分けて利用するか? という考えが頭をよぎるので、それを考えると 708SC は一応 SIM フリーかして行うかなぁ。と思ったのであります。

 
が、それにしても Nokia Lumia 620 も サムスンの 708SC も 3G の電波は 2.1GHz 帯しか対応してないので 800MHz 帯をメインで利用している docomo のネットワークにおいては非力感が全面に出ているんですけどもね。

と、いうことでどーしても使えないようであれば au への NMP も視野に入れて後三ヶ月で結論を出す次第なのであります;-)。