iPhone5 用の Lightning – 30ピンアダプタを購入しました。最初は楽天で購入予約していたのですが、中国からの輸入のスケジュールが合わなくなったので全てキャンセルとなったのであります。まぁ、中国製の互換品で Made for iPod じゃないのというのは解っていたのですが、予約キャンセルになってしまったし、それでは確実性を求めて純正品を買うかね。となったのであります。
Apple Store で予約して当初発送は 10/25 だったのですが、10/21 にはもう手元に届きました。ずいぶん早かったです。で、今回はその Lightning – 30ピンアダプタ (0.2 m) のインプレッションです。
届いた箱を開けてみたらこんな感じでした。
Lightning コネクタオスと 20cm のケーブル、そして iPod の 30pin コネクタのメスです。
これを iPhone5 に付けて 30pin コネクタ経由で Mac と接続してみましたが、特に問題無く利用出来ました。ふむ。
しかし、iPhone5 にバンパーとか付けているとバンパーがボトルネックになって接続できないですね。 iPhone5 に付いてきたケーブルとの比較の写真はこれです。
左側が Lightning – 30ピンアダプタ (0.2 m) で右側が iPhone5 に付属の Lightning USB ケーブルです。二つ並べると愕然としますね。
まず、 Lightning コネクタの下側のプラスチックの部分の大きさが違う。でもってそのプラスチック部分の直径が 0.5mm くらい太いので僕の持っている iPhone5 のバンパーに干渉して接続することができませんでした。しょーがないのでバンパー側をナイフでゴリゴリと削り落としてなんとか入るようにしました。
僕の iPhone5 用バンパーは中国製メーカーの安いヤツなので、Lightning USB ケーブルが入るサイズになっているんだと思います。
が、それにしても Apple はお粗末なことをしてくれます。どうして同一の部材で作らないのでしょうか・・。orz。 Apple らしからぬパーツです。
あと、Lightning USB ケーブルに比べてケーブルの太さも気になります。まぁ、20cm なのでちょっとでも太いほうが良いかぁ。と、いう Apple の配慮なのかもしれませんが、太くて固すぎる・・。orz。
実際に利用できるか早速確認してみました。僕は ONKYO の ND-S1 を持っているのですが、こいつと iPhone5 を接続してみました。
音は出ます。充電もできます。が、Apple Store のサイトに書いてあるように動画の画像を飛ばすことができませんでした。以前のエントリで 「MacBook -> ND-S1 -> REGZA。」というのを書いているのですが、これと一緒で残念ながら動画を飛ばすことができませんでした。記事中「安っちぃケーブルを利用していると映像線が無い」と書いていますが、今回のこのケーブルもまさしくそんな感じなんかいな? などと思えてきますがX-|。
Apple は画像も飛ぶようにします。って、言っているんだけっか?
と、いうことで、今回購入した Lightning – 30ピンアダプタ (0.2 m) ですが、だいたいこんな感じの利用感です。僕は自動車の中で iPhone4 や 5 を利用するのですが、その時の FM トランスミッタなどは 30pin のヤツなのでこれ用になどと思ったのであります。
今後 Lightning コネクタになってくると Made for iPod 取得する必要が出てくるので少なからずアクセサリの値段が上がるのかな? とか思っているのですが、現状では iPod 30pin コネクタ対応のアクセサリを購入してこのケーブルを接続して利用するのが一番良いのかなぁ。などと思っています。
ちなみに 20cm のケーブル有り版が 3,800yen 、ケーブル無し版が 2,800yen。皆さんの利用形態をじっくり考えた上でどちらにするか決めた方が良いと思います。
いやー。iPhone5 買って、 iPhone4 は Siri こそ無いですが Retina ディスプレイは搭載しているし Wi-Fi 接続で利用可能なので、MEDIAS LTE N-04D のテザリングでどこででも利用可能な状態となっているのでそのまま使い続けているのですが、一番最初に購入した iPhone3G はどうすっかなぁ。などと思っていたのであります。SoftBank Mobile の下取りは 4,000yen なんだけどねぇ・・。
iPhone3G はそろそろインストールできないアプリも増えてきて今更感も大きいし・・。そんな状態で、再利用の道を見つけました;-)。
Mbile Mouse クライアントを起動して Magic Trackpad のように利用できることが判明;-)。まずは iPhone3G 側のキャプチャから。
MacOSX ML 側では専用のサーバアプリを起動する必要があります。サーバ側アプリは App Store を起動して “mobile mouse” と検索すれば出てくるのでそれをインストールします。
以下の URL がそのサイトになります。
http://mobilemouse.com
iOS アプリのほうがクライアントアプリになります。こちらはちょっとひねる必要がありましたもね。と、言うのも最新版である Mobile Mouse 2.7.1.ipa は iPhone3G には対応していないようです。あたたた。orz
一応、 ~/Music/iTunes/Mobile Applications/ を ls で確認してみると、僕の環境では以下のバージョンがインストールされていました。
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ふむ。で、これらを一旦デスクトップに mv して iTunes で表示されている Mobile Mouse アプリを削除します。その後、デスクトップに移動しているアプリのうち Mobile Mouse 2.6.3.ipa のみを iTunes にインストールしてあげると iPhone3G で動作する Mobile Mouse が利用可能になります。
この技は古い iOS アプリを利用する場合に有用なので覚えておくと良いですね。
と、いうことで Version.2.6.3 の Mobile Mouse が iPhone3G にインストールできたので早速起動して MacOSX SL と接続してみます。その後左上のギアのマークをタップし「Options」から動作設定します。
二本指は default で動作するので「3 Finger Swipe」を “ON” にします。後、 二本指スワイプの場合上下が逆になるので「Nuturul Scroll」を “ON” にします。これで大体 Magic Trackpad っぽくなります;-)。ポインタの速度などを自分の好みに変更すればぐー。
iPhone3G 上のキーボードが邪魔な場合はシェイクすると消えてパッドだけになります。更にランドスケープモードにするとパッドが横に広く使えるようになります。ただ、三本指横スワイプの画面横移動だけが反対方向なのでそれがちょっと手こずるかな。
僕自身は既に Magic Trackpad を持っていて、普段メインで利用している MacBook はフタを閉じてディスプレーキーボードと Magic Trackpad を利用している状態で特にすぐに iPhone3G をMagic Trackpad として利用する必要は無いんだけど、この間バッテリー交換したばかりの MacBook 2006 はマウスパッドが古いタイプのヤツなのでここに iPhone3G を Magic Trackpad で利用すれば良いかなぁ。などと考えています。
iPhone3G の下取り価格は 4,000yen 、 Magic Trackpad は 6,800yen するので、これは中々良い再利用先が見つかった。みたいな感じです;-)。
ウェブの作成に携わっていると「アクセスカウンタ欲しい。」とか思うことが多々あるとおもいます。で、このブログにも右上にあるんですけどもね。このブログのカウンタは wwwcount というのを利用しています。 FreeBSD の ports では www/wwwcount になりますが、 ports からインストールされるバージョンは 2.5 なんですね。けど、ウェブページを見に行くと 2.6 が存在しているようです。
そもそも wwwcount の IPv6 対応パッチとはなんぞや? ということになるのですが、 wwwcount では同一アドレスから連続してアクセスがあったときにはカウントをアップしないという機能があります。要はリロードしてもカウントがアップしない機能ということになるんですけども。
で、その処理をするために data/count.dat ファイル内にカウンタ数と直前にアクセスがあった IP アドレスを保持しています。直前にアクセスがあった IP アドレスは IPv4 にしか対応してないんですね。それもそのはず。カウンタ数と IP アドレスの区切り文字が “:” だからなんですね。アタタタ。orz。
直前にアクセスのあった IP アドレスが IPv6 アドレスの場合、正しく動作しないのでリロードするとカウンタがどんどん上がっていくのが今のところの仕様です。なので、IPv6 に対応したパッチを書きました。以下の URL に置いときます。
http://icmpv6.org/Prog/wwwcount2.6-IPv6.patch.gz
このパッチを適用するとカウンタ数と IP アドレスの区切り文字が “;” になるので IPv6 でアクセスがあった場合でもリロードでカウントアップするのが防げます。
上にも書きましたが FreeBSD の ports の wwwcount は 2.5 です。このパッチは 2.6 用です。ソースから make してください;-)。
さてさて。この辺りで一週間ほど利用してみた iPhone5 についてちょっと書いてみたいと思います。けど iPhone4+iOS6 も試して、そして iPhone5+iOS6 も利用しているのでネタ的には iOS6 のネタもガシガシ入ってくると思いますがその点についてはご了承頂ければと思います。
1.電波探しで CPU 使う?
iOS6 にして一番気がついたのは 3G 電波の探査方法かなぁ。僕は地下鉄に乗って通勤しているのですが、駅間のトンネル内に入ると 3G/LTE の電波が一旦切れます。その時にタップの認識が途端に悪くなりますね。ディスプレーの制御に CPU を割り当てていない感じがすごい感じられます。
例えば Mine! ってアプリのがある(iTMS に飛びます)のですが、爆弾のあるところにダブルタップして旗を立てます。 iPhone4 では iOS5 の頃は 3G 電波探査中でも特に問題無く地下鉄内で動作していたのですが、 iPhone4/5 で iOS6 で利用すると電波探査中でまともにダブルタップを認識してくれなくなりました。他のアプリでもタップを受け付けてくれないものがずいぶんと多くなりました。
iOS6 は 3G および LTE に対応した OS でもあるので、多分電波の探査方法が iOS5 とはちょっと変わったのでしょうね。
ディスプレーのタップの認識に対する動作が鈍くなったのは一つ問題点です。ゲーム系のアプリは根こそぎダメなんではないのかなぁ? 僕はゲームはあまりやらないので良くわからないんですけども。
ちなみに iPhone4+iOS6 で 3G オフ Wi-Fi オンな状態ではタップは無事に動作して降ります。
2.バッテリ消費多くなった?
僕は docomo の LTE に対応した MEDIAS LTE N-04D を持っているのですが、こいつは LTE を有効にする/しないでバッテリーの消費量が格段に違います。
iPhone5 は今のところ LTE のオン/オフはバッテリ消費に対しては誤差の範囲かなぁ。と感じます。が、iPhone4+iOS5 の頃よりは iPhone4+iOS6 のほうがバッテリーが食うと感じます。すると iPhone5 は iOS6 と組み合わせるので必然的にバッテリ容量がでかくなったのかな?と思えます。
バッテリ量は朝 08:00 に 100% で出発して家に 20:00 に帰って 30% とかは iPhone4+iOS5 の時よりちょっとヘリが速いか? という感じです。けどもまぁ、MEDIAS LTE N-04D よりは遙かにバッテリの持ちは良いので安心です;-)。
ただし、GPS をオンにするアプリが起動している時は今も昔もガンガンバッテリがなくなっていきますね。Apple 謹製マップがヘボいからと言って他の色々な地図アプリをバックグラウンドで起動している場合には注意が必要です。
3.iPhone5 対応アプリ
対応アプリというか、まともに動作していないんでないの? ってのを 2,3 上げましょう。
1).Newstand
相変わらず他のアプリと統合できないバグが健在ですね。ここまで来ると「仕様」としか思えない;-)。
2).Passbook
画面の明るさ制御ができていないバグがあるようです。夜暗いところでこのアプリを起動すると目が痛くなります。鳴り物入りの新登場なアプリなのにねぇ・・。
3).ミュージック
個人的にはこれが一番痛いですね。「ミュージック」アプリ をシャッフルで聞いていて一曲目から 20 曲目まで聞いたとします。次に 20 曲目から 35 曲目まで聞いてアプリを閉じて再度起動してシャッフルを続きから聞こうとしたら 35 もしくは 36 曲目から流れて欲しいのに 20 曲目から流れてしまう。今まで聞いてきた曲が履歴として残ってないんですよね・・。orz。 なんで? どういう仕様? バグ? みたいな・・。
また、シャッフルは iOS5 の頃とはアルゴリズムが変わったみたいで、アルバムが違ってもアーチストが一緒の曲が連続して流れる傾向が強まったような気がします。うーむ。
マップアプリについては何も書きません;-)。アプリというのは進歩もしくは広告がついたりするものなのでおいおい改善(改悪)されていくでしょう。と、いうのが僕の持論なので。
4.ヘッドホンも試した
今回から新しいヘッドホンが付きました。これについてちょっと書いておきます。
僕が普段から利用しているのは Audio-Technica のカナル型イヤホン。下の段右側です。ここに以前掲載した AT337iS という型番の後継機である AT338iS というのを利用しています。
イヤホン自体はチャチいんだけど、インピーダンスが大きいので iPhone 自体のボリュームを大きくする必要がないので「バッテリ持つよね。」って感じで利用しています。
下の段左側は今となっては二軍となってしまいました(今となっては型番不明ですが、これ、結構高かったんですよ;-)が、こちらも Audio-Technica のカナル型イヤホン です。ボディがステンレスなのでかなり重いです。そして重厚な音がします。
で、今回、 iPhone5 に新に付属となったヘッドホン EarPods ですが、これら二つと聞き比べ見ました。
まず始めに インピーダンスが低いので音が default では小さいかなぁ。と思いました。で、耳に入れてみたのですが、一応はカナル型イヤホンですね。けど、表面がツルっとしているので耳の皮膚に貼り付けないとツルンと滑り落ちてしまう感があります。サードパーティーからスポンジ素材のヘッドホンカバーが出ると良いなぁ。と思いました。
がっ!! ひとたび耳にフィットすると音がガツンと来る感があります。データ解析では以前から iPod に付属していたイヤホンと音特性はそんなに変わりはないそうですね。ただ、以前のは日本人の耳には大きすぎて音が漏れるので常用はできないイヤホンだったんですけども。
クラシック聞いた後にシャッフルでヘビメタとかロックの重低音バリバリな曲が流れ出すとこのイヤホンの性能の本領発揮。って感じがしました。以前のイヤホンは耳にフィットしなかっただけに今回のは「良いっ!!」って感じです;-)。
とまぁ、今回 iPhone5 を手に入れた、もしくは iOS6 を試した(iPhone4 での状況含)段階でのファーストインプレッションはこんな感じです。この後、僕がもっと使い込んでいく、もしくは Apple が新しいバージョンを出すことによりどんどんと良くなっていく(思い込み含)のではないかと思います;-)。
iPhone5 画面が大きいし、軽いし良いですよ。とは言いつつ iPhone4 以降の機種を持っている人からすると感動は 4,5 日経つと薄れるかも;-P。
あ。最後に一点。iPhone4 を購入したときは SoftBank の携帯を持っている人からのみのリアクションだったんだけど、今回 iPhone5 を買って会社の机の上に置いたりしていると au 携帯を持っている人からのリアクションも多くて「あぁ。二つのキャリアから発売されているんだねぇ。」と実感できました。その印象はかなり強かったですね。iPhone4S 買ってないからかもしれませんが。
それにしても、そーすると docomo の携帯持っている人のみが「ドコモダケ」状態になっているのかな・・。