一個前のエントリに「iPhone5 と Android4.0 の GPS 事情。」と、いうのを書きましたが、多少アップデートがあったので『そのに』を書いてみたいと思います。
と、いうのも、前回のエントリにおいて Android もしくは MEDIAS LTE N-04D は GPS の捕捉が遅い。と、書いていたのですが、それはどうやら僕のやり方がまずかったようです。どのように悪かったのか? というとそれは「LTE をオフにしていたため。」の一言になります。
そもそも、docomo のスマートフォンというか MEDIAS LTE N-04D は LTE をオンにしている(default でオン状態でオフにすることはできない)とバッテリーがむちゃくちゃなくなっていきます。自宅は LTE の電波があまり届かないのでなおさらなのですが、充電していてもバッテリーが減っていく状態となっています。
そのため、以前のエントリでも書きましたが僕は LTE on/off アプリを利用しています。 GMS/3G のみで運用すると通信速度は遅いですが、バッテリの持ちが良いので LTE をオフにしていたのですが GPS の補足については、それがどうやら悪かったようですね。
Android もしくは MEDIAS LTE N-04D は A-GPS を利用していますが、 LTE を利用したときのほうが GPS の捕捉の精度が高いということが解りました。
今回登場する Android の GPS のアプリは二つ。地図ロイドと山旅ロガーです。
どちらも無料なアプリで広告が無いので非常に嬉しいアプリです。 300yen 程度ならお金払っても良いかなぁ。とか思えますが google にカード番号は預けたくないのでアンドロイドマーケットでは有料アプリを購入したことは無いです。 Apple みたいにカードが出ると良いのですけどね;-)。
地図ロイドアプリと山旅ロガーアプリの関係は、地図ロイドアプリは単体で地図を表示し、山旅ロガーアプリはログを取得するのみです。地図ロイドアプリで山旅ロガーアプリで収集したログを表示することが可能になっています。
で、 LTE をオフにして GPS を利用しようとすると全く GPS を何時間経っても捕捉できない、もしくは半径 50m くらいでずれている状態なのですが、 LTE をオンにして利用すると、あぁれー。電車に乗っているときにもちゃんと線路の通りにトレースしてくれるではありませんかっ!! すごいですねぇ。
このキャプチャは山旅ロガーアプリをバックグラウンド起動していて、それとは別に地図ロイドアプリで経過を表示し、通ったところに線を引いたところです。他にも線は引きませんが google マップアプリでもずいぶんと的確に現在地の補足ができました。
と、いうことで、 LTE を利用する A-GPS 対応なスマートフォンは LTE を有効にして GPS なアプリを利用したほうが良い。と、いうことになりそうです。 LTE をオフにした 3G 回線のみで GPS は利用するモノではないですなぁ。
やはり、端末仕様は的確に準拠しないとダメだぁ。と、いうことで。