12月 272011
 

以前のエントリで「Thunderbird+Lightning の日本語化。」というのを書きました。 FreeBSD の ports からインストールされる Thunderbird のアドオンとして動作する Lightning は日本語化されていないので日本語化するための方法を書いたわけですけども。

それにしても最近の mozilla は 12 週間に一回メジャーバージョンアップすることにしたので、 Thunderbird をインストールすると Lightning も合わせてインストールできるようになったのは嬉しいんだけど、それにしてもバージョンアップの頻度が高すぎるX-(。

毎回 Windows のディレクトリから手動で持ってくるのはもうイヤだ。ってんで、自動日本語化スクリプトを書きました。以下の URL に置いときます。

http://icmpv6.org/Prog/lightning-ja-20111227.tgz

展開すると二つのファイルがあると思います。一個はシェルスクリプト、もう一個は設定ファイルへのパッチです。

動作については lightning-ja.sh の中を見て頂ければと解ると思いますが、簡単に説明すると以下の通りです。

まず、前準備ですが、既に Thunderbird と Lightning がインストールされている場合、lightning アドオンのバージョンを自動で取ってきます。もし、正しいバージョンが取れないようだったらスクリプト中の lightningversion 変数に指定します。

そしてコマンド実行;-)。

1. mozilla.org の lightning アドオンのサイトに Linux 版を取りに行きます。
2. 取ってきて展開後、中から必要なファイル二つをインストールします。
3. chrome.manifest を更新します。

以上で Lightning が日本語化されます。非常に簡単です;-)。

これだけで日本語化できるので、どなたか ports など作って頂けると嬉しいのですけどねぇ。 japanese/lightning 辺りに。ただ、12 週間に一回 ports を更新しないといけないので誰も ports 作りたくないですよねぇ・・。解ります。その気持ち・・。

Thunderbird の ports のどこかでこれを吸収してくれると嬉しいのだけどなぁ。誰かやってくれないかなぁ・・。

12月 152011
 

廃棄物の中から面白いモノを見つけたのでもらってきちゃいました;-)。

CPU ボード。みてくれはこんな感じです。

IMG_0687_CPUBord_1.jpg

簡単にスペックを書くと、

・x86 互換 CPU Cyrix MediaGX with MMX-S CPU 300MHz
・メモリ SO-DOMM 64MB (SO-DIMM Socket)
・NIC rl0 x2
・USB2.0 x2
・IDE
・SD カードスロット (IDE Slave 2 で認識)
・VGA (D-SUB 15pin)

こんな感じです。製品自体は 2002 年製ですからアーキテクチャ的にはずいぶんと古い部類に入りますね。

それにしても、廃棄物だったので持って帰ってきたのですが、自宅で電源を入れてみるとビッとか音が出て BIOS 画面が表示できたので動くことは動くと思います。

電源は最近よく売っている「IDE->USB 変換アダプタ」に付いてくる、HDD や CD-ROM に接続する AC アダプタの電源で動作したので 12V 5A で OK ってことですね。これは非常に省電力で嬉しい。実は電源の部分が一番の悩みのタネだったのでサクっと起動してくれたのが嬉しかった;-)。

IDE に CD-ROM を接続したり 2.5 インチ HDD を接続すれば OS も起動してくれそうです。スペック自体が低いのでどうしようも無いような気がしないでもないですが、一応 i386 32bit なので FreeBSD なら簡単に動作するであろうと思っています;-)。

こちらが箱です。台湾のとあるメーカのものらしいです。

IMG_0688_CPUBord_2.jpg

CPU ボードのサイズはだいたいはがきのサイズです。なので、 NAS 箱とかに組み込めそうです。PC の 5 インチスロットの中に入れることもできるので 一個の筐体で二つの PC も可能ですね。お。ブレードだ;-)。

ケースがないのがちょっと痛いですが、まぁ、しばらくは遊んでみようと思っています。最後、使う時にはどうしようかなぁ・・。ルータにするには NIC のポートが少ないし、NAS 箱にする感じかなぁ・・。基本的にこーいうのって「OS が起動したー。やったーっ!!」などと NetBSD 的な発想で、そこで終わってしまう感じがしないでもないのでいすが・・f(^^;。

あーしてみたら。こーしてみたら。とか、皆さんのご意見お待ちします;-)。

12月 102011
 

実に一ヶ月ぶりの「CPUコレクション」ですね。前回の Motorola PowerPC G4 Dual で手持ちの UNIX 系の CPU は終わってしまいました。しかし、まだ欲しい、手元に置いときたいモノがたくさんあるので、入手次第随時書き込んでいきたいと思います。

さてさて。今回の掲載は、CPU ではありません。ターミネータです。どうしてこんなものまで集めてしまうんだろうなぁ・・。と、自分でも思うのですが、Soecket もしくは Slot に刺さるものなら何でも欲しい状態に陥っているのでしょうなぁ;-)。

今回は Slot2 PentiumII,!!! Xeon 用ターミネーターの登場です。以前に Slot2 Intel PentiumII Xeon を掲載したことがあるのですが、コイツのターミネーターですね。

Slot2_Terminator_1.jpg

Intel PentiumII,!!! の頃はマザーボードが Dual に対応していてもお金がなくて(もしくは CPU 一個で十分な運用形態) 一個の CPU で運用する場合、残りの Slot もしくは Soeckt にはターミネーターをさして利用していたんですね。そのときに利用するモノで、石は載って無くて回路があるだけ。みたいな感じでしょうか。

シールの部分をアップにしてみました。

Slot2_Terminator_2.jpg

そしてこちらは裏側。

Slot2_Terminator_3.jpg

しかし、Slot2 Xeon というのはひたすら大きい CPU だったんだけど、ターミネーターも大きくする必要あったんかなぁ?あぁ。ガイドの問題で CPU と同じ大きさにする必要があった。というのはあるかもしれないですね。

それにしても CPU と違って持っていてもあまり意味は無いような気がするんだけど、なぜか知らないけど、手元にあるという・・。そして、このようなターミネーター。実はもちっと持っているんですf(^^;;。これから数回に分けて登場していきます;-)。

12月 012011
 

以前のエントリに二回くらい書いているのでのすが、今回は三回目になるかな? mozc の ノラ ports を本日付の最新バージョンにしたものを以下の URL に置いておきます。

http://icmpv6.org/Prog/FreeBSD_ports/ports-mozcs-20111201.tgz

以前のバージョンは 1.1.773.102 ですが、今回のバージョンは 1.3.911.102 になります。だた、どこが変わったのか、いまいち解りません・・f(^^;;。

実は最近、ブラウザに opera を利用するようになったんですね。 ports からの make install も早しい、KDE ライクだし。みたいな感じなのですが。

で、 opera に対して日本語を入力しようとすると Ctrl キーを押した段階で確定してしまうので、それが何とかならないか? とか思い色々調べていたのでありますが・・。

uim-skk でも問題になっているようですね。以下の URL がその参考になるかと思いますが。

http://my.opera.com/japanese/forums/topic.dml?id=950112

この事象は、僕が現在利用している ibus-mozc でも起きていて、なんか回避策はないんかいな? と思い色々調べていたんですけども・・。

とある掲示板には「ubuntu では ibus-mosc で Ctrl キーの制約を受けずに opera に日本語入力ができる。」とあったので、むむむ。とか思い、最新版の mozc の ports を作ってみたんですけどもね。

しかし、結局ダメでした。 mozc の 1.3.911.10 でも opera に対して日本語を入力しようとするとやはり Ctrl キーで入力した内容が確定されてしまいます。残念。ただ、せっかく作った ports なのでここに公開しておきます。

send-pr はしないです。 send-pr してもメンテナが全然全くこれっぽっちも対応してくれないんだもの。

と、いうことで現在は opera で正しく日本語が入力できるように、ubuntu の mozc deb のソース取り寄せてパッチを眺めたりしているところです。まぁ、手元に ubuntu が無いので実際にどういう動作しているのか全くわからないの出ありますがね;-)。

ちなみに opera は www/opera と www/opera-devel の両方を試しましたが ibus-mozc では Ctrl が押された段階で日本語が確定してしまいますね。なので、実際問題として、opera っちゅーのは使えない状態になっている。と、言う感じでしょうか。