2月 172010
 

もう少し、MacBook 及び MacOSX の話が続きます。おつき合いください。この後、BootCamp に Windows7 をインストールして多分終了かな;-)。

と、言うことで、前々回書いたエントリーで「Broadcaster 動かない。」と書いたら、コメントで「ちゃんと動くみたいですよ。」と頂いたので早速検証してみました。

結論を先に書くと確かに動作しましたf(^^;;。

さて、僕の場合、どうして「動かない。」と言ったかというとMacOSX Snow Leopard(以降 “SL” と記述)が出て、インストールした時点で QuickTime Broadcaster をインストールしたんだけど、はじかれて、更に確か、USB カメラのドライバーをインストールしようとした時にもはじかれたと記憶しています。

USB カメラは Sonix Technology Co., Ltd の SN9C102p と言うチップを使ったものを利用しているのですが、これはベンダのダウンロードサイトに行くと MacOSX 版のドライバもダウンロードできるので、そこからドライバをダウンロードしてインストールしていたのでありました。

ちなみに普段から MacBook に接続している USB カメラはこんな感じです;-)。暗いところでも赤外線でよーく見えるのよん。ただ、有効射程距離は短いんだけど。

Broadcaster2.jpg

インストールしようとすると「QuickTime7 をインストールしてください。」と言われたのは Darwin Kernel Version 10.0.0 です。今は Darwin Kernel Version 10.1.1 なので、バージョンアップで QuickTime7 のライブラリが入ったと想像できます。

ちなみに Darwin Kernel Version 10.0.0 の頃に QuickTime7 の Player をインストールしようとすると「最新版が入っているのでこれはインストールできません。」などと怒られていました。するっていと、上出のドライバとか Broadcaster は QuickTime7 にベッタリなので、実質利用できないんだー。と思った次第です。

ここで試しに QuickTime Broadcaster を ldd(MacoSX 的には otool -L) してみると /System/Library/Frameworks/QuickTime.framework と言うのがリンクされているです。なにーっ!! でもってもう一個 QuickTime Player X を ldd してみると、こっちは /System/Library/Frameworks/QTKit.framework と言うのがリンクされているです。orz。

今はもう Darwin Kernel Version 10.0.0 が手元に無いので解らないですが、一体いつ QuickTime7 もインストールしてないのに /System/Library/Frameworks/QuickTime.framework が入ったんだよーっ!! 状態となるのでありましたX-|。

なので Darwin Kernel Version 10.1.1 な人は QuickTime Broadcaster が動作するかと思われます。さすがは Apple。と言って良いのか?

動作している時のキャプチャです;-)。

Broadcaster.jpg

しかし、マイクが Built-in ってのがちょっと悲しいなぁ。MacBook 専用のマイクになるのか、はたまた、フツーのマイクを本体にさすと、音をちゃんと拾ってくれるのかなぁ?まだ試してないんですけど・・。

僕は FreeBSD のサーバ上で DSS を動作させているので比較的容易にストリーミングできるのであります。見てくれる人はほとんど皆無なんだけどね・・。もう少しコンテンツを増やさないと・・。

いやぁ、それにしても無事に動作して良かった良かった。で、この記事おしまいかな・・(^^;;。

2月 162010
 

前回のエントリーで「MacBook 買いました。」と書いたのですが、今まで使っていたのは初代 Core2Duo な MacBook。で、新しいのは現行モデル。

この二台の違いを system_profiler で比較してみたのでちょっと書いてみます。system_profiler コマンドの結果の差分のみとして更に個人情報を削除して、なおかつ主にハードウェアの部分について比べてみました。

差分ファイル自体はここから閲覧できるようにしておきました。

さてと。まず見ていくのが MacBook 本体と CPU、メモリの状況です。
初代 Core2Duo な MacBook は Intel CPU になって CoreDuo 版 MacBook の次に出たモデルなので Model Identifier: MacBook2 となっているのですね。でもって現行版は六代目と言うことが解ります;-)。

後、Processor Speed は違うのだけど、え。L2 Cache は少なくなっているの? とか。

 Hardware Overview:
Model Name: MacBook - Model Identifier: MacBook2,1 + Model Identifier: MacBook6,1 Processor Name: Intel Core 2 Duo - Processor Speed: 2 GHz + Processor Speed: 2.26 GHz Number Of Processors: 1 Total Number Of Cores: 2 - L2 Cache: 4 MB + L2 Cache: 3 MB Memory: 4 GB - Bus Speed: 667 MHz - Boot ROM Version: MB21.00A5.B07 - SMC Version (system): 1.13f3 + Bus Speed: 1.07 GHz + Boot ROM Version: MB61.00C8.B00 + SMC Version (system): 1.51f53 Sudden Motion Sensor: State: Enabled

 
次の項目の Disc Burning: はここでは説明しませんが、 MATSHITA DVD-R のバージョンが上がったのね。 -R DL に対応したのねー。ってのが解ります。

さてと。ネットワークですが・・。これがあやすぃー。
今までは Marvell Yukon Gigabit Adapter 88E8053 を使っていたみたいだけど、今度のはそー言う情報一切無し。ただ単に “ethernet” と書いてあるだけ。ちなみに MAC アドレスのベンダーコードはどちらも Apple のものらしいですが、A4 プロセッサ作った会社なので NIC も自前か? などと勘ぐりたくなります;-)。

 Ethernet Cards:
- Marvell Yukon Gigabit Adapter 88E8053 Singleport Copper SA: + ethernet:
- Name: ethernet Type: Ethernet Controller Bus: PCI - Vendor ID: 0x11ab - Device ID: 0x4362 + Vendor ID: 0x10de + Device ID: 0x0ab0
Type: Other Network Controller Bus: PCI - Slot: AirPort - Vendor ID: 0x168c - Device ID: 0x0024 + Vendor ID: 0x14e4 + Device ID: 0x4353
Network:
- MAC Address: 00:17:f2:xx:xx:xx + MAC Address: d4:9a:20:xx:xx:xx

 
次は FireWire ですが、無くなりましたねー。それだけ(^^;;。

続いてグラフィック回りですが、これは Intel から NVIDIA に変わりました。
今までは Built-In なバスだったのに今度は PCI バスにぶる下がったようです。多分 PCIe なんでしょうなぁ。VRAM も 64MB から 512MB へアップ。

 Graphics/Displays:
- Intel GMA 950: + NVIDIA GeForce 9400M:
- Chipset Model: GMA 950 + Chipset Model: NVIDIA GeForce 9400M Type: GPU - Bus: Built-In - VRAM (Total): 64 MB of Shared System Memory - Vendor: Intel (0x8086) - Device ID: 0x27a2 - Revision ID: 0x0003 + Bus: PCI + VRAM (Total): 256 MB + Vendor: NVIDIA (0x10de) + Device ID: 0x0863 + Revision ID: 0x00b1 + ROM Revision: 3462

 
続いて HDD 回り、行ってみましょう。
Intel ICH7 から NVidia MCP79 になって、SATA の転送速度が 3Gb になりました。これは速さに直結ですねー。後、HDD が日立から東芝に変更になっている。たまたまこの個体だけかな?

と、思ったら、考えてみると僕は 80GB の HDD から 250GB のに入れ換えたんだったf(^^;;。80GB の HDD は確か東芝製だったはずf(^^;;。

 Serial-ATA:
- Intel ICH7-M AHCI: + NVidia MCP79 AHCI:
- Vendor: Intel - Product: ICH7-M AHCI - Speed: 1.5 Gigabit - Description: AHCI Version 1.10 Supported + Vendor: NVidia + Product: MCP79 AHCI + Speed: 3 Gigabit + Description: AHCI Version 1.20 Supported
Capacity: 250.06 GB (250,059,350,016 bytes) - Model: Hitachi HTS545025B9A300 + Model: TOSHIBA MK2555GSXF

 
最後に無線 LAN 環境についてですが、実はこれが、僕個人的にも一番驚いています。
MacBook2 (つまり初代 Core2Duo 版) のほうは Atheros 5416 を使っていたのですが、MacBook6 (つまり現行版) は Broadcom BCM43xx になりました。でもってどちらも 802.11n に対応していると言う状態だったのに MacBook2 のほうは 64Mbps しかでないモノだったのね・・。それに引き換え MacBook6 は 140Mbps (共に論理値) が出るようになっている。

MacBook2 は a/g 程度の速度だったと言うことですね。けど、AppleStore から 200yen でドライバダウンロードしたんだよな・・。その昔・・。トホホ。

 AirPort:
Interfaces: en1: - Card Type: AirPort Extreme - Firmware Version: Atheros 5416: 2.0.19.4 + Card Type: AirPort Extreme (0x14E4, 0x93) + Firmware Version: Broadcom BCM43xx 1.0 (5.10.131.1 )
Supported PHY Modes: 802.11 a/b/g/n - Supported Channels: 1,2,3,4,5,6,7,8,9,10,11,12,13,14, 34,36,38,40,42,44,46,48,52,56,60,64 + Supported Channels: 1,2,3,4,5,6,7,8,9,10,11,12,13,14, 36,40,44,48,52,56,60,64, 100,104,108,112,116,120,124,128,132,136,140 + Wake On Wireless: Supported

 
とまぁ、サラッと見てきましたが、差分としてはこんな感じでしょうか。上で動作している OS は一緒な感じです。

更にですが、ちょっと使い込んでみた感想を書いてみたいと思います。

MacBook2 も MacBook6 も SMART がオフなのですよ。なので、smartmontools をインストールして smartctl -s on しています。epkg 版のパッケージを作ったのでもし良かったら epkg から利用してください。

後、やはりなんてったって、CPU と HDD の温度の低さが目に付きますね。ファンがうならない MacBook6 には感激してます。僕は speedit.kext と言う 32bit 版ですが、カーネルモジュールを拾ってきてロードしているので CPU の温度が取れたりするのですが、やっぱ低い。アイドリング時で大体 40 度以下だったりするし。これは嬉しいですねぇ。

CPU の温度や CPU クロックを MRTG で取得してグラフにして比較もしているのですが、新しいのはやっぱ良いね。って感じなのであります;-)。

2月 142010
 

新しく MacBook を買いました;-)。

今まで、初代 Core2Duo 版 2GHz を利用していたのだけど、嫁ぎ先が決定したので、それならば。と言うことで AppleStore で MakBook をポチってしまったのであります。

最初は MacBook Pro の 13 インチの CPU 速度 2.53GHz にしようか悩んで色々比較してみたけど、CPU 速度が 300MHz 位したか違わないのに 30,000yen の価格差が出ることになり・・。ふむー。となったのでありました。あ。当然、内蔵 DVD が違うし、ボディも違うのだけど、この際その点はちょっと置いとこうかなぁ。と思って判断しました。

新しい MacBook と初代 Core2Duo 版を並べるとこんな感じ。

IMG_1271_newMac1.jpg

この二台、比べてみると色々と違います。現行 MacBook の場合、ねじが本体裏に集まっていて余計なところにはないので見ていて美しいと言う感じですかねぇ。外観は色々なサイトで見ることができるのでさちらを参考にしてもらってと;-)。

IMG_1275_newMac2.jpg

初代 Core2Duo 版 MacBook から 現行 MacBook へのデータの移動は「移行アシスタント」を利用したので簡単に作業は終了してサクっと使えるようになりました。おかげで新しいハードウェアを利用している感覚が皆無でちょっとつまらないです・・f(^^;;。

さて。この二台の違いを書いてみますかねぇ。

1. ファンが無い?
これには驚きました。現行 MacBook には排気用ファンが無いみたいで、初代 Core2Duo 版が(CPU がブン回って)うるさいときでも現行 MacBook は静かなモンです。どうやって CPU の熱を排気しているんだろう。不思議です。 iStat nano と言う DashBord Widgets で CPU 温度を見ると 65 度以上あります。

2. マイクジャックが無い。
イヤホンジャックはあるのですが、初代 Core2Duo 版 から マイクジャックが無くなっています。これはショックでかいですね。QuickTime Broadcaster でライブ中継ができなくなってしまった。と、言うことですからね。

で、この話は更に大きくふくらませることができるんですが、MacOSX Snow Peopard(以降 SL と記述)は 64bit OS になったと大々的に言われていて、QuickTime X は 64bit アプリに生まれ変わり今までの QuickTime7 はインストールができなくなりました。できたとしても互換性がありません。でもって QuickTime Broadcaster は QuickTime X ではなく QuickTime7 を必要とします。

ハードウェアからマイクジャックを取っ払い、QuickTime7 がインストールできないので QuickTime Broadcaster もインストールできない。と、言うことは Apple は DSS もしくは QTSS を捨てるのではないか?! とさえも思わせてくれます。まぁ、ライブ中継ができなくなるだけで、保存したデータのストリーミングをする分には QTSS(DSS)は力を発揮しますけどね。

と、言うことで普段から QuickTime Broadcaster を利用している人には全く向かないハードウェアです。

初代 Core2Duo 版と現行 MacBook との差はこれ位かなぁ。まだ、あまり使い込んでないのですけど。CPU 速度は 226GHz しか違わないので体感的に違うかなぁ。とは思いますが、OpenCL とかも頑張ってくれているのかな? VmWare Fusion 2.0 を起動していても軽く感じます。あ。メモリ 3GByte から 4GByte にアップしたと言う点もきっとあることでしょう;-)。

BootCamp には再度 Windows7 をインストールし直しなど、もう少し遊べそうな気がします。

それにしても最近、NotePC は Mac ばっかり買っている気がします。三台続けて Mac ですから;-)。

やはり、NotePC はサスペンドするものが欲しいです。

2月 032010
 

FreeBSD の ports current を追いかけていると virtualbox が oes 3.1.2 にバージョンアップしました。でもってこれを make すると X11 有り/無し が選択できるようです。

デスクトップに FreeBSD がある場合には WITH_X11=true で make したほうが全然良いのであります。しかし、WITHOUT_X11=true で make するのはどんな時かなぁ?と、悩むのですが、おぉ。自宅のサーバは FreeBSD/amd64 で運用していて、こいつはサーバなので X11 無しだよー。

ってことは、FreeBSD で稼働しているサーバ上では WITHOUT_X11=true で make して virtualbox をバックグラウンドで起動すれば、Windows 2008 R2 が FreeBSD 上で動作するんでないかい?などと思ってしまうのであります。ハードウェアは一台なんだけど、サーバは FreeBSD と WindowsServer の両方が動作する自宅の環境ができあがるわけです;-)。

#どんな「自宅だっ!!??」って突っ込みは無し。と言うことで;-P。

と、言うことで早速トライしてみましょう。今回用意するものは以下になります。

・FreebSD/amd64 7.3-PRERELEASE X11 がインストールされているデスクトップ機
・FreeBSD/amd64 7.3-PRERELEASE もしくは FreeBSD/amd64 8.0-RELEASE がインストールされているサーバマシン。こちらは X11 が入っていません。

デスクトップ機では WITH_X11=true で emulators/virtualbox-ose を make してインストールします。サーバマシンでは WITHOUT_X11=true で emulators/virtualbox-ose をインストールします。準備は整いました;-)。

まず、デスクトップ機で VirtualBox を起動します。KDE4 の場合、[「K」メニュー] -> [システム] にあります。

過去に一回でも VirtualBox を起動していると $HOME/.VirtualBox/ と、言うディレクトリが存在しているのでこれを一旦 mv ~/.VirtualBox ~/.VirtualBox.save としてから VirtualBox を起動しましょう。

起動後は 新しいバーチャルマシンを作成します。今回はライセンスの関係で Windows7 Profesional x86 を利用しました。バーチャルマシンの「設定」はサーバマシンのハードウェアに合わせます。フロッピーとかサウンドカードが無い場合にはどんどんオフにしたり削除します。

で、Windows の CD イメージをマウントしてインストール作業。インストールができたらデスクトップ機側の作業は完了です。なお、Windows7 の設定は今のうちに色々やっておいたほうがラクチンです。僕の場合は、ネットワークの設定を行いました。ブリッジにしてネットワークは自宅 LAN 内の固定アドレスを指定しています。ネットマスクは 255.255.255.0 です。

・デスクトップ機 192.168.10.110
・サーバマシン 192.168.10.3
・Windows7(ブリッジ) 192.168.10.7

設定ができたら Windows7 をシャットダウンしましょう。あ。ちなみに僕のデスクトップ機とサーバマシンでは共に NIC が re0 なのでラクチンなのであります;-)。

続いてサーバ側で Windows7 を起動するための準備をします。まず、デスクトップ機の ~/.VirtualBox をサーバ側に持っていきます。次に、やはりデスクトップ機でインストールした Windows7 のディクスイメージもサーバ側に持っていきます。この時に、デスクトップの VirtualBox の環境とまるっきり同じにします。

準備ができたらサーバ側で早速 Windows7 を起動してみましょう;-)。起動するためにちゃんと認識しているか確認します。なお、 VirtualBox の起動は一般ユーザ権限で問題ありません。

$ VBoxManage list vms
VirtualBox Command Line Management Interface Version 3.1.2_OSE
(C) 2005-2009 Sun Microsystems, Inc.
All rights reserved.
"Windows7 Profetional" {0ee9ff0d-8885-4e30-801d-fbc255515d6c}

 
認識したみたいですね。続いて以下のコマンドはどうでしょう?

$ VBoxManage showvminfo "Windows7 Profetional"
:

 
たくさん出力されるので詳細は割愛しますが、Windows7 Profetional と VirtualBox の詳細が表示されます。他にも VBoxManage には色々なオプションがあるので -h で確認してみてください。

$ VBoxManage modifyvm --audio none

 
などすると オーディオデバイスがオフにできたりします。

では次に Windows7 を VirtualBox 経由で起動してみることにしましょう。

$ VBoxHeadless -s "Windows7 Profetional"

 
ふふふ。コマンドラインから起動できました。ネットワークの設定はブリッジなので 192.168.10.7 に対して ping など打ってみます。Windows7 の起動時のログは以下に出力されます。確認すると良いでしょう。

cat $HOME/.VirtualBox/Machines/Windows7 Profetional/Logs/VBox.log

ログには色々な情報が出力されますが、その中に

00:00:46.408 Guest Log: VBoxService.exe: Started. Verbose level = 0

と、表示されたら Windows7 が起動したことになります。おーーっ。ぱちぱちぱち。

後は、rdc クライアントで接続っと;-)。

で、試したのですが、ポートは開いているみたいですが、黒い画面で接続できませんでした。orz。RDC プロトコルはライセンスの問題があると言うのだけどねぇ。その影響で画面が表示されないのかしらねぇ・・。

ちなみに、デスクトップ機で VirtualBox を利用せず VBoxHeadless コマンドで Windows7 を起動した場合はちゃんと RDC プロトコルで接続できるんですけどねぇ。X11 が無いと接続できないのはちょっとおかしくね?って感じなのです・・。

しゃーないので、デスクトップ機で再度 Windows7 を起動して VNC サーバをインストールします。再起動後に VNC サーバが有効になっていることを確認したらシャットダウンで再度、サーバマシンに持っていってトライっ!!

って感じでやれば、X11 が無い環境でも Windows7 がブートするのであります。今回はデスクトップ機側で設定した VirtualBox の設定をそのままづるづると引きずるすごい簡単な方法です。環境を準備するのが大変なことがあるかと思います。その場合は VBoxManage をコマンドラインから実行することになるので、ドキュメントとか読んで頑張ることになるのでありますぁ;-)。

あ。Windows のアクティベーションの事には触れていませんが、ディスクイメージがあってあちこちでバーチャルな環境を起動した場合、僕はどうなるか知りません。ライセンスはちゃんと守るのが良いかと思われます。私の場合、これは「検証」です;-)。

更に、あぁ。っ!!。 Windows7 の止め方を書いてなかったですね。以下のコマンドで停止します。オプションは色々あるので好きなのを選んでください。

$ VBoxManage controlvm "Windows7 Profetional" poweroff

 
かしこ。

2月 012010
 

うちには Athlon X2 の PC が全部で三台あります。そのうちの一台は 今まで MSI の K9VGM-V と言う、VIA K8M890CE+VT8237A を使った、ずいぶんとマニアックなマザーボードであったのでした。

このマザーボード、Windows7 Profetional x64 をインストールしたらみょーに安定しなくなったので新しいマザーボードに交換することにしました。

CPU と言うか Socket はもう既に収束しつつある AM2 なのですが、CPU を新たに買い換えるとメモリも換え買えなければならないので、もう少し AM2 を利用することにしようなどと思い、どうせ枯れ行く AM2 マザーボードならそんなにお金かけなくとも良いべ。などと考えてアキバを俳諧するわけです。

するっていと、ドスパラ で 4,850yen の SocketAM2 のマザーボードが売っていたので「これで良いかー。」などとなったのであります。

買ったのは ASRock の N68-GE と言うマザーボード。他にも 5,500yen 位の安いのがあったのだけど、パラレルポートがついているのでこっちに軍配が上がったのでありました。

ちなみに自宅にあるプリンタはブラザーの HL-2040。USB ポートは Mac に接続して、パラレルポートは windows7 側に接続できるのでマザーボードにはパラレルポートが付いていると嬉しいのでありました。

さてー。アキバで買ってきたマザーボードに K9VGM-V についていた CPU とメモリを移植してケースに止めてゴーーーっ!!

HDD はそのままで Windows7 をブートしようとしたけど、甘かったね・・。WindowsXP だとドライバが自動的にインストールされて終わりなような気が、そこはかとなくするのだけど、Windows7 の場合は「起動時に不具合を取り除く」ものが動作したのだけど結局ブートしなかったので、再インストールです。くー。二個目のライセンスかよー・・。しくしく。って感じで無事にインストールは終わり、Windows7 がブートしたのでありました。

さてと。ここからがようやっと本題なのでありますf(^^;;。

今回のマザーは ASRock と言うメーカなんだけど、ここって中国のメーカなのかな? ASRock の機能として、Cool’n’Quiet Technology よりも更に省電力な機能として IES(Intelligent Energy Saver) と言う機能が実装されているそうです。

でもって BIOS レベルではコテコテのオーバークロック設定が可能で、なおかつ、その設定は Windows 上のアプリケーションから動的に変更できると言う、ある意味すごいマザーボードなのですが・・。

僕の買った N68-GE は IES が Windows7 Profetional x64 ではちゃんと動作しないみたいね。BIOS の設定を色々いじったけど、ダメ。orz。

ASRock のマザーボードを利用している方で Windows7 x64 で IES がちゃんと動作している人いますでしょうか?

ASRock のサイトからユーティリティーをダウンロードできるので IES ver:2.0.9・OC Tuner ver:2.2.84 辺りを再度ダウンロードして色々試したのだけど、 CPU 速度とファンの速度が動的に変化しない。

IES ユーティリティーを起動して IES 機能を Enable にしようとすると「BIOS で Cool’n’Quiet Tech を有効にしろ。」っていわれるんだけど、そんなんとっくにやっているんだよっ!!って感じで・・。

それにしても困った・・。で、しょぅがないので OC Tuner ユーティリティーのほうで CPU クロックを固定して使うことにした・・。2400MHz の CPU を 1000MHz 固定で利用すると言う、ちょっと理不尽な使い方なのです。

ただし、OC Tuner で設定した値はリブート後に BIOS の設定に引きずられるので BIOS 自体の値を低くします。 BIOS のオーバークロックの設定の画面で 200MHz x 5 の設定でブン回すようにします。ダウンクロック設定だぁ・・。orz。

後、CPU ファンもフル回転(LEVEL9) で回っているので音が比較的小さい LEVEL3 位にして、後は CPU 温度との兼ね合いでレベルを上げたり下げたりする感じです。

BIOS で設定して Windows7 を起動すると BIOS の設定で動作するようになります。 OS が起動したら OC Tuner を起動します。例えば CPU 負荷の高い処理を行うときは OC Tuner で手動で CPU クロックとファン速度を変更するんですな。まぁ、FreeBSD で sysctl 叩く感じでしょうか・・。orz。

中々たいそうな Cool’n’Quiet Technology でございます。このマザーボードのは・・。トホホ。

この、IES 設定を行う IES ユーティリティーは SocketAM3 対応のものとか色々なバージョンがあるようです。僕か ASRock で見つけたのは IES ver:2.0.34 だったかな。一番番号が大きめだったので試してみたのだけどやっぱりダメでしたねぇ・・。

まいったっス。

ASRock の SockectAM2 マザーボードで Windows7 x64 で IES が動くよー。っいて方いましたら情報頂けませんでしょうか。

宜しくお願いします。

1月 312010
 

MacOSX で文字の入力を行う時のネタをちょっと書いてみたいと思います。非常に「何を今更。」感がぬぐえないのもまた事実ですが、それはそれでしょーがない。

google 日本語入力。」の下のほうに ATOK のことについてちょっと書いていますが、ATOK は試用期間が過ぎたので一ヶ月300yenの月額利用版を購入しました。

以前に「MacOSX Snow Leopard をクリーンインストール。と epkg について。」で書いたようにクリーンインストールしたので実質的に50日位試用期間があった状態でしょうか・・(^^;;。

ATOK の製品版を使うようになったのは、サポートにちょっと連絡したかった。と言うのもあるのですが、カナ入力での日本語入力時に「たtkw@r>」などと、突然日本語入力がオフになってしまう点について問い合わせてみたかったのでありました。

で、実際に問い合わせてみるとサポートの対応が良いので関心しました。後、お金を払い出したら上記のような問題が出なくなったのにもまた驚きなのです(^^;;。

実は僕が利用している MacOSX の環境では、以下のような問題が発生していました。

・iTunes の検索に日本語が使えない。コマンドキーや Shitf・Ctrl キーを押すと日本語入力がオフになってしまう。
・Finder で「ファイル」と言う日本語のディレクトリを作成した場合 “ぁ”(つまり Shift+3 ですね)を入力した時点で日本語入力が終了してしまう。

これは ATOK の問題かと思いサポートに問い合わせてみました。きっとじっくりと検証して頂けたのでしょうね。3,4 日後に回答が来ました(その間に 2,3 のメールのやりとりはありました)。ジャストシステムでは再現しませんでした。とのことでした。

これはこれで、僕としては嬉しい情報です。一人で悩んでいるばかりで、他に情報が入らない状態だったので「あぁ。ちゃんと動く人(と言うか環境)がいるんだー。」と納得し、自分の環境において切り分け作業が行えるようになるのです。

で、僕の利用している環境をよーく、見直すことにします。僕は MacBook に HHK Lite2 を利用しているのですが、この環境をまず疑うわけです。 MacOSX SL 対応のドライバがリリースされているか確認します。リリースされているようなのでインストールして再度トライ。しかし、状況は変わらず。

それならばと言うことで Apple Keybord (JIS) MB869J/A を購入して HHK Lite2 の Mac 用ドライバを削除して試してみるわけです。しかし、状況は変わらず。

ふむ。PFU のドライバは特に悪くは無いみたいですね。まぁ、多分、当然と言えば当然だと思いますがf(^^;;。

あ。二つのキーボードを並べてみるとこんな感じ。

IMG_1159_keybord.jpg

キー配列や大きさはほとんど一緒。ストロークが違うくらいかなー。って感じなのでありました。ちなみに Apple Keybord を PC で Windows7 と FreeBSD/amd64 7.3-PRERELEASE で利用感想ですが、

・BS キーが無いので BIOS 画面が表示できません。
・Windows7 の場合、日本語入力のオン/オフは Caps キーで行います。

それくらいかなー。あ。もう一点。Apple Keybord MB869J/A は USB のバスパワーいっぱい一杯で動作しているのでしょうな。機械式の USB 切り替え機を間にはさむと PC では認識してくれませんでした。 PC の USB ポートに直接接続すると利用できます。MacBook からは USB 切り替え機経由でも利用できるのですけどねぇ・・。

BS キーが無いことによる一文字削除は C-d でできるので全然苦になりません。Windows7 上では xkeymacs を利用しているので C-d が利用できるし。これは emacs キーバインドに慣れている人の特権ですかね;-)。

さてと。話を本題に戻してと。上に書いた二つの現象を回避するために色々調査します。なんせキーボードを交換しても直らないし・・。などと思って google で検索したりしていたのですが、そもそも MacOSX の日本語入力のオン/オフって 英数キーとカナかなキーを交互に押すだけでできたのね。知らなかったよ。僕。ずっとコマンドキー+スペースキーでやっていた。などなど(^^;;。

で、おかしいおかしいと思って色々設定を再度見直すわけです。どうしたらこの状態から脱出できるのだろう・・。ふと思い出した。僕は MacOSX で Focus Follows Mouse を有効にするために Mondomouse を利用しているのですが、こいつをちょっと Disable にしてみよう。と・・。果たして、こいつが全ての諸悪の根源でした・・。orz。

Mondomouse を Enable にしていると Shift・Ctrl・Option・コマンドキーを押した時に日本語入力がそこで止まってしまう(日本語入力がオフになってしまう)。ということが解りました。この現象の影響を受けるのは iTunes の右上にある「検索」と Finder でファイル名を書くところの二ヶ所。

なので iTunes では日本語での検索ができないし、Finder では “ファイル” って名前を作成することができなかったのでありました。

ふむー。Focus Follows Mouse を取るか、正しい日本語入力のしかたを取るか悩ましいところではあるのですが、しかし、取るとしたら明らかに後者だろうなぁ。と言う感じはします。なので Focus Follows Mouse はちょっとあきらめですね。

Mondomouse 以外で Focus Follows Mouse を実現するソリューションがあったら教えて頂けませんでしょうか。宜しくお願いします。

それにしても原因が Mondomouse にあったとは・・。トホホ・・。ATOK を疑ったり HHK Lite2 のドライバを疑ったり、はたまたキーボードまで買っちゃったよ・・。orz。やられたなぁ・・。

ジャストシステムのサポートには原因が解りましたー。と、今からメールを書かないと(^^;;。

1月 202010
 

いやはや。前回のエントリーの後、僕の iPhone3G はむちゃくちゃ速く動作するようになったのですっかりルンルンな気分なのであります。

今日は iPhone3G を iPhone3Gs にするアプリケーション二つについてちょっと書いてみたいと思います。

iPhone3Gs にあって iPhone3G に無いもの。僕はあまり良く知らない(上を見たらキリが無いので調査してない;-)のですが、ざっとこの二つかな?

・動画撮影
・電子コンパス

ちなみに iPhone3Gs のカメラはオートフォーカスだと聞いたのですが、ほんとなのかしら・・。iPhone3G で撮った写真は綺麗じゃないのよねぇ・・。

と、言うことで、iPhone3G 用の動画撮影アプリが出ました。

20100120_1.PNG

iVideoCamera と言うヤツですね。有料で 115yen しますが、iPhone3G で動画が撮れると言うので買ってしまいました。

iTunes カードはファミマで 3,000yen 分を 2,600yen で買えるセールをしていたので、その時に買ったのを利用すれば、まぁ、115yen だしぃ。って気分になれるのでありました;-)。

で、実際に動画を撮ってみた感想ですが、確かに撮れます。仕掛けは写真を一杯撮ってそれをつなげて動画に見せる。って原理らしいですが。それにしてもピントがずいぶんと甘いのがちょっと悲しい。もう少しシャープに撮れてくれればなぁ。とは思います。

撮った動画はカメラロールに保存できたり、動画サイトにアップロードできたりします。

ちなみにカメラロールに保存した動画は iPhone3G 側からは消すことができません。 iTunes とシンクロして削除する感じです。

続いてコンパスですが、僕は基本的に GPS が欲しくて iPod Touch から iPhone3G に乗り換えたクチなので、 AppStore を定期的に “GPS” で検索して色々な無料版をダウンロードしています。

その中で僕個人的にすごーい感動したものがこれです。

20100120_2.PNG

Free GPS。iPhone3G 用にコンパスアプリはたくさんあるんだけど、方角を決定するために GPS ポイントを二ヶ所で取得する必要があるので最低でも10〜100m位移動しなければならないのです。

しかし、この Free GPS は一個のポイントが多分アメリカの Apple 本社を指していて、そこから自分のいる GPS ポイントで計算しているので、今いる自分の GPS ポイントさえ取得できれば、動き回らなくとも勝手にその場でグルンとコンパスが回ってくれます。おーー。すばらしい。

20100120_3.PNG

東西南北がグルンと回って、赤い矢印は Apple を指しています。目視で確認すると方位はそこはかとなく合っているような気はします。でもって東京からアメリカの Apple はほぼ西にあるのねぇ。と言うのがわかります。これは中々のヒットアプリだと僕は思っているのですが、いまいち人気が無いみたいですねぇ。

とまぁ、この二つをインストールすることにより iPhone3G が iPhone3Gs になれるような気がします。iVideoCamera は有料版の上位に来ているので知っている人も多いかと思いますが Free GPS も中々良いですよ;-)。

1月 172010
 

最近、僕の iPhone3G の動作がむちゃくちゃ遅くなった。例えば以下のような感じ。

・電話がかかってきたので「ロック解除」するためにフリックしたら 10 秒後にようやっと動作した。
・Softbank の 3G 電波の届きの悪い所で「ロック解除」するとやはり遅い。
・「機内モード」オフ状態で地下鉄の中で音楽を聞いているときに一曲飛ばしすると、次の曲に行かずにかかっている曲が早送りされる。
・そもそも各アプリケーションの起動に異様に時間がかかる。
・結局何をするにもフリーズし、10-30秒位待たされることが多々有る。

こんな調子だったので、3GS はこんなこと無いんだろうなぁ。などと思っていた。

僕は iPhone3GS が発売される、つまり、六月に新製品が出ると解っていて、それでもガマンできずに 三月に iPhone3G を購入したのだけど、最近は本当に動作が遅いので「失敗したなぁ。」などと思っていたのでありました。

で、あまりにもフリーズっぽい動作が頻発するので Apple Store に持っていこうかと悩んだのだけど、その前に「リセット」と言うものを試してみることにした。

[設定]->[一般]->[リセット] があるのだけど、この中のメニューでまず「すべての設定をリセット」をしてからその後でもう一回「すべてのコンテンツと設定を消去」の二回連続でリセットしてみました。

リセット自体には約10分位かかりますが、じっとガマンの子。リセットが終わると iTunes に接続しろ。と出てくるので接続してから iPhone の名前を決めるところからスタートです。

ちなみにリセットすると WiFi の情報やメールの情報、後、例えば「セカイカメラ」のログイン情報など、全てが消えます。

メールとか WiFi の情報はきっと覚えているので良いとは思うし、MacOSX を使っている人はほとんどの情報が iTunes 経由で再度投入できるので問題はないんだけど、アプリの情報までいちいち覚えてないよー。みたいな・・(^^;;。

で、完全なるリセットの結果ですが、これがまた、あーた。速くなったのよ。ふっふっふっ。上に書いたようなフリーズの状態はほとんど無くなりました。全てが非常にサクサク動くようになったのであります;-)。うれしーーっ!!

考えてみると僕の iPhone3G は買ったときが確か Ver.2.2 で、その後、2.2.1 にアップデートして待ちに待った Ver.3.0 にアップデートして。って感じで進んできました。

一番問題のあるバージョンは 3.1.2 だと思っています。Ver.3.1.2 には

「携帯電話ネットワークサービスがときどき中断されて再起動が必要になる問題を解決」

というのがあるのですが、このバージョンになってから、3G 電波の届かない所でよくフリーズするようになったと、僕個人的には思っています。一個前のバージョンに戻そうとさえ思っていた所。

しかし、基本的には古いバージョンからのアップデートがいけなかったのねぇ。と言うのが、今回よく解りました。作業的には多分、バージョンアップする前に iPhone3G を一旦全てリセットのまっさらに状態にしてからバージョンアップ作業を行うとか、古い情報をどこかで全部消す必要があるみたいです。

今回の件は iPhone3GS に当てはまらないかもしれません。iPhone3G が 10 秒位凍りつく。もしくはフリーズが頻発する。はたまた、3G 電波の弱い所でフリーズする傾向にある。などの症状がある方は Apple Store に行く前に一旦、全てリセットしてみることをおすすめします。

リセット後に色々データを打ち込むのは大変ですけどねぇ・・。iPhone アプリをたくさんダウンロードしている人は再度選択しなおす必要があるし。

けど「一旦全てリセット」は偉大です;-)。

1月 062010
 

この間、ちょっと前の「Thunderbird-3.0 を FreeBSD/amd64 で。」のエントリーのところで FreeBSD/amd64 上の Thunderbird も Firefox もすぐに core dump して使い物にならない。でもって -g したら libpango がどうもおかしい。と言うのを書きました。

このエントリーに添付してある URL にその結末が載っていましたね。要は pango にとあるフォントを食わせると core dump するものがあるので、そのフォントを fontpath から削除すると良いよ。とのことらしいです。

リンク先のスレッドの内容では xlsfonts コマンドで core dump するフォントを特定すると良いよ。と書かれているのですが、日本語フォントの場合、あんまり役に立たないですね。でもって GNOME や KDE を使っている人は特にフォント名が日本語で表示されるのですから。なので、日本語環境の場合は fc-list(1) を使うことにします。

fc-list コマンドで表示されたフォント名を pango-view と言うコマンドに食わせてあげます。その時に pango-view が core dump するとそのフォントは pango で扱えないフォントになるので /usr/local/lib/X11/fonts/ から削除する必要があります。

僕の環境では fc-list | sort -u | wc -l したら 434 個のフォントが利用可能な状態になっていました。うひひ。/usr/local/lib/X11/fonts/ で du -sk したら 1274754 と表示されたのでフォントだけで 1.2GByte のようです;-)。

さてと。fc-list の結果を pango-view に食わせるコマンドは以下でどうでしょう。

$ fc-list | sort -u | awk -F, '{print "echo \"" $1 "\"; ¥
pango-view --font=\"" $1 "\" -t 'TEST,test,テスト' -q"}' > fontcheck.sh
$ /bin/sh ./fontcheck.sh

 
一行目は長いので改行していますが、一行で実行して fontcheck.sh と言うファイルを作成してください。その後、fontcheck.sh を実行すれば pango-view が動作します。 core dump するファイルがあった場合には以下のように出力されます。

ヒラギノ丸ゴ Pro
Segmentation fault (core dumped)
ヒラギノ丸ゴ ProN
Segmentation fault (core dumped)
ヒラギノ明朝 Pro
Segmentation fault (core dumped)

 
表示されたフォント名を持つファイルを /usr/local/lib/X11/fonts/ の中から削除して fc-cache -fv を実行すると core dump するフォントが無くなると思います。

ちなみに僕の環境では MacoSX から持ってきたヒラギノの丸ゴ・角ゴ・明朝の各フォントと平成の明朝・角ゴシックの計 16 個のフォントで core dump が発生したので、これらのフォントを削除しました。

削除した後に Thunderbird3 や Firefox35 を起動すると、おおぉぉっ!! 無事に起動できたのでありました。パチパチパチ。

と、言うことで Thunderbird3 や Firefox35 が libpango で core dump するなんてのはその人の環境によって全然変わる。と言うことですね。僕みたいに(と言い切って良いのか?)たくさんのフォントをインストールしている人はその確率が高くなるわけですが、google で検索しても日本国内でこの現象を書いているのは僕だけみたいなので、もしかして、僕だけが陥った現象なのから?

この問題はオイオイ pango 側で吸収されていくのかなぁ?今回は pango のバージョンは 1.26.2 で特にダウングレードもしていないです。

それにしても復活して良かったです;-)。

そー言えば、MacOSX にフォントをインストールするときに「このフォントは危険です」みたいにアラートが上がってインストールしないこともあるのですが、FreeBSD の場合 fc-cache を実行した時点では何もアラートは上がらないのでインストール前(それはつまり fc-cache コマンドを叩く前と言うことかな)には pango-view を実行するのが良いのかな?

1月 052010
 

最近、Windows7 をインストールしていて、正月は色々遊んでいたりしたんだけど、Thunderbird-3.0 もインストールしてみました。

別にフツーに使えるので特に書くことも無いのだけど、一点だけ。

フォントの設定を色々変えたいよー。

って所でしょうか。メール本文のフォントの変更は「オプション」の「表示」タブでできるのですが、その上の受信したメールの一覧表示の所で等幅フォントが使いたいのに設定できない。とか、あるわけです。

あぁ。FreeBSD で Thunderbird-3.0 を使う記事については以前に書いています。

で、Windows 版の Thunderbird でもフォントを色々変更したいよー。と思って調べてみると・・。なぁんだ。FreeBSD とやっていることは一緒じゃん。みたいな。

FreeBSD の場合
$HOME/.thunderbird/乱数.default/

Windows の場合
C:\Documents and Settings\ユーザ名\Application Data\Thunderbird\Profiles\乱数.default\

があって、その下に chrome と言うディレクトリが、FreeBSD の場合は default であるけど、Windows の場合は新規に作成して userChrome.css と userContent.css の二つのファイルを置くだけ。

僕の場合は以前に「Thunderbird と mew でメールを読む。」のエントリーで書いた通り、FreeBSD 上では設定が終わっているので、その時に FreeBSD 用に作成したファイルを Windows7 の Profiles\乱数.default\chrome\ ディレクトリにコピーしてあげておしまい。

唯一変更するのはフォントサイズ位かなぁ。フォント名については FreeBSD でも MacOSX でも Windows でもほぼ同じフォントが入っているので特には気にしなくて済んでいるし。

これで、受信メール一覧も等幅フォントで表示できるようになってめでたしめでたし;-)。