10月 182013
 

前回、二度に渡り Socket754 の Athlon 64Sempron を掲載しましたが、実は手元にもう一個 Socket754 な CPU をもっているんですね。今回はそれが登場します。とわ言っても、デスクトップ用に発売されたものではなくモバイルの NotePC 用に発売されたものだと思うんですけどもね。

Socket754 の Mobile Sempron です。 CPU から型番を読み取ってみると SMS2600 で始まる型番なので 130nm な Notebooks Core だと思われますが、利用したことないのでいまいちわかりませんf(^^;;。

こちらが表。

Socket754_Mobile_Sempron_1

CPU 的にはモバイル版という扱いなのだけど、Socket754 を利用した NotePC って見たことが無いのよねぇ。でもってデスクトップ版のマザーボードにこのモバイル版の CPU は利用できるのかなぁ? BIOS が対応していると行けるのかな?

今となってはもう確認する方法はないのでありますが。

で、こちらが裏側。

Socket754_Mobile_Sempron_2

んー。裏側を見るとやはり Socket754 だ。

この CPU は最近アキバでもジャンク扱いで買えるようになってきましたね。僕は確かオークションで手頃な値段で購入したと記憶しています。コレクションですけどね;-)。

手元にある三つ目の Socket754 なのであります;-)。

10月 172013
 

タイトルの通りですねf(^^;;。何故か知りませんが、いつの間にか iPhone5 と iTunes 経由の iCal でカレンダーの同期ができなくなってました。症状としては以下の通りです。

o. iPhone5 のカレンダーに登録した情報が Mac との同期で iCal に情報が書き込まれない。
o. iCal のカレンダー情報は iPhone5 に無事に書き込まれる。
o. iTunes との楽曲や iPhoto との写真などの情報は正しく同期できている。

と、いうことで iCal -> iPhone5 方向のカレンダーのイベント情報は同期できるのに iPhone5 -> iCal 方向のイベント同期がいつの間にか出来なくなっていた。と、いう状態です。これは結構痛い状態でせっかく iPhone5 に登録したカレンダーの情報が iCal に読み込まれない・・。

しょーがないので以前このブログにも登場した PocketLife Calendar アプリを利用し iPhone からカレンダーのイベントを抜き出してメールで送って ICS ファイルを Mac の iCal にインポートする。と、いうほぼ無謀とおも思われる作業を延々とやっていんですけども、いい加減イヤになって来て調べた。と、いう感じです。

なお、余談ですが、僕は PocketLife Calendar の利用頻度が随分と高いので、作者さんへの敬意を表して結局このアプリは 250yen (だったかな?) で購入してしまいました;-)。

で、やはり、そのような現象に陥る人というのはいるようで、Apple のサポートページに解決方法がありました。以下の URL です。

http://support.apple.com/kb/TS1627?viewlocale=ja_JP

OS X Mountain Lion では perl のスクリプトを実行すれば良いみたいですね。そのスクリプトは内部で use SyncServices とかちょっと怪しげな perl モジュールを利用しているようですが;-)。 perl が解る人はなんとなくこのスクリプトを眺めてみるのも面白いかもしれません。『data.version ってファイルを消すのかー。』みたいな;-)。

resetsync.pl というスクリプトを実行するときに list とかオプションを付けると同期するモノを表示してくれるようです。

 
さて。僕の場合ですが、ちょっと強引とも思える以下の手順で問題を解決しました;-)。

$ cd ~/Library/"Application Support"/SyncServices/
$ \rm -r Local.*
$ cd Local
$ mv conflicts _conflicts_
$

 

上記オペレーションは良い子はマネしない方が良いかもしれません;-)。また、上記オペレーションをしたことによって同期のためのデータが消えたり動作が怪しくなっても僕は責任を持ちませんのであらかじめご了承ください。

まず ~/Library/Application Support/SyncServices/ 内の古い(と思われる) Local.* ディレクトリを削除します。
そのあとで既存の Local ディレクトリ内にある conflicts というディレクトリを一時的に名前を変更しました。

あとは iPhone5 を USB で接続して OS X と同期してみる。って感じでしょうか。 2,3 回試してみたら新たに conflicts ディレクトリが作られました。そして iPhone5 で打ち込んだデータは OS X の iCal に読み込まれるようになったのでひとまず復活した。と、言っても良いのではないでしょうか。

/SyncServices/ 自体のディレクトリを mv するとどういう状態になるか確認してみるのも良いですね。状態が変化してけっこう焦ったりしますが、 mv しただけなのでもとに戻すこともできますしね。と、いうことでこのディレクトリは iPhone と Mac を同期する上で重要な役割を果たしている。と、いうことがそこはかとなく解って来ます;-)。

今まで、 iTunes 経由の写真や楽曲などの同期は問題なく出来ていたのですが、あるタイミングからカレンダーの情報だけ iPhone5 -> iCal 方向に同期できなくなっていたのですが、これで復活しました。

けど、良い子はくれぐれもマネはしないでくださいね;-)。上記の Apple サポートの URL を熟読してください。

10月 122013
 

いやー。Nokia の Lumia620 な Windows Phone8 を購入してからほぼ毎日使い続けてみましたが、この辺りで完結編に行ってみたいと思います。今まで使い込んでみた感想を書いて、最後にどう?って結論に迫ってみます。

さて。 docomo から iPhone5s/c が発売されたのでこれでグググと LTE (Xi) がクローズアップされているんですが、まず docomo のネットワークと Lumia620 の電波的な相性について書いてみます。

 
1. 電波状況と繋がりやすさ
docomo の場合、LTE は 2.1GHz で、LTE の電波の入りが悪いところは 3G の 800Mhz 帯でカバーし、通信速度はとりあえず置いとていて、”電波の入り”の良さを強調しているように、社長の話の記事を読んだりしていると感じ取れます。
そー考えると、今のスマートフォンを MVNO を含めて docomo の回線で利用するには以下の方程式が成り立つと思います。

o. LTE は 2.1GHz 帯をカバーし、欲を言えば他の周波数帯もカバーしているものが良い
o. 800MHz 帯は主に 3G で利用することになるので 3G 800Mhz 帯に対応してないとお話にならない

これが docomo の回線を利用する上での鉄則ですね。では Lumia620 はどうかというと、以下になります。

o. LTE に対応してないないので問題外
o. ちなみに後継機の LTE 対応 Lumia625 も docomo の LTE の周波数帯には対応していない
o. Lumia620 は 3G のみの対応で周波数は 2.1GHz でのみ利用可能

と、いう状況。つまり docomo の回線を利用する上で田舎・山奥などは 800MHz の電波しか来ていないので Lumia620 は “圏外” になる可能性が非常に高い端末。と、いうことになります。これは実際に体験しました。圏外な状態が多いので実質的には使い物にならない。

LTE が利用できる SIM カードがある場合には無理して Lumia620 に入れるのではなく、 LTE 対応のケータイ・スマートフォンでテザリングを有効にして Lumia620 を接続したほうが圧倒的に良いと思われます。

まぁ、ここまでの話は Windows Phone8 というよりは docomo と Nokia Lumia620 の相性問題的な部分のお話ですね。

 
2.アプリケーション
次に Windows Phone8 のアプリの悲しい点について書いてみます。

まず、ブラウザからファイルがアップロードできないのには困ったチャンですね。とある SNS にブラウザ経由で写真をアップロードしようとしてもフォトアルバムにアクセスできません。 これは多分 Windows Phone8 の仕様なのでしょうなぁ。
なので、ファイルをアップロードするには SkyDrive などのクラウドを利用するしか手がなくて、 iPhone などで SkyDrive からダウンロードしてから iPhone5 のブラウザでアップロードするという、本末転倒な状態となります。
これは結構痛いですね。

あと、僕的には以下のアプりが欲しいのですが、無い状態で悲しい。

・ミイル
・DropBox (サードパーティ製の広告付きのヤツはある)

不便なアプリは以下かな。

・LINE (“タイムライン” は iOS と Android 版のみで WP8 版には実装されていない)
・Microsoft 謹製の YouTube アプリはデータが取得できない

などなど。
有名どころのアプリ、例えば Twitter とか Facebook などはベンダが出してない場合は Microsoft が出しているので、ベンダのアプリとそんなに違和感なく利用できます。 YouTube アプリもその一つなのですが、正しく動いていくれない。で、サードパーティの他のアプリをダウンロードすると広告が付いているので使いたく無い。みたいな感じでしょうかねぇ。

まぁ、良いアプリもたくさんあるんですが「じゃぁ、Windows Phone8 でないと使えないアプリってなにかあるの?」と、聞かれると「特にない。」と答えざるを得ない。と、いうか。あ、 Office があるか;-)。

 
3.総評
僕が購入した Nokia Lumia620 は SIM フリーでキャリア契約無しの 20,000yen の端末でした。日本では技適が通ってないので利用できません。国内での利用ではグレーですが、海外に行ったときに SIM を買ってきて docomo でローミング。みたいな方法が一般的かと思われます。それにしてもこの場合でも Wi-Fi・Bluetooth はダメなようですねぇ。

さて。もし仮に Lumia620 が日本で技適が取得できていたとして、docomo の MVNO で利用しても LTE が利用できなくて 2.1GHz の 3G にしか対応しないとなると、ちょっと前の Softbank よりも電波状況が悪い状態なのが今の docomo です。なので 3G で利用する電話の場合には 800MHz 帯に対応したものでないと意味が無いですね。

あと、docomo の LTE 2.1GHz 帯が(このエントリ執筆時点で)クソだとは言っても明らかに 3G よりは速いので一旦 LTE の体に慣れてしまった人にとっては 3G のみの端末ってのはちょっと苦痛を感じます。

 
Windows Phone8 は GUI とかデザイン・動作は中々良い感じです。しかし、日本で発売されていないってのが大きいのか、アプリの対応状況がイマイチ進んでない。ってのが素直な感想です。
例えば Nokia の地図アプリは日本の地図情報がまるで無いので google の地図を利用しているアプリをダウンロードして来るとかですね。
上に書いた部分もちょっとツライ点ではあります。

ちなみに僕が持っている docomo の MEDIAS LTE N-04D は以下の周波数に対応しています。

o. GSM: 1900/1800/900 MHz
o. WCDMA: 2100/800 MHz (Band I/XIX)
o. LTE: 2100 MHz (Band I)

Nokia Lumia620 は以下の通り。

o. GSM: 1900/1800/900/850 MHz
o. WCDMA: 2100/1900/900/850 MHz (Band I/II/VIII/V)

850MHz 帯が Band19 だったら良かったんですけどねぇ。

と、いうことで、もし技適が通っていたと仮定した場合に docomo の MVNO で Lumia620 を利用するか? と聞かれれば「びみょー。」と答えざるを得ないのが今の現状でしょうか。

携帯・端末上で動作する OS が何であるかはともかく、 800MHz 帯の 3G に対応していない機種はちょっと無理っぽい。ってのが今回の結論なのであります。

新しく docomo から出た Xperia Z1 は docomo の LTE/3G の全周波数が利用できるので、一度使ってみたいなぁ。とはちょっと思います;-)。

10月 062013
 

色々なシーンにおいて利用していた ThinkPad X100e が起動しなくなってしまいました。購入したのが 2010/09/26 なのでちょうど三年で壊れてしまった。と、いうことになります。早いなぁ。

僕が購入した NotePC は ThinkPad535E が一番最初でそのあと MacBook も含めると九台の NotePC を購入しているのですが、「遅いっ!!」と感じて買い換えるまで壊れたことは一度も無かったので、そー考えると現役で壊れてしまった NotePC はこれが初めてです。

ThinkPad って堅牢なイメージがあるのだけど、やっぱり安物ではなく、ちゃんとしたのを買え。ってことなのでしょうなぁ。

 
この NotePC は FreeBSD で利用する分には suspend/resume をちゃんとしてくれていたので悲しいモノがあります。
あと、CPU は AMD だしグラフィックスは RADEON だったしねえ。

FreeBSD の 9.2-RELEASE が出る少し前に DRI 系の Mesa で 9.1.6 が利用できるようになったのでそれらの ports を make して RADEON でバリバリ使うぜーっ!! とか思って、 portmaster -D -a が完走してリブートしたら、その後、起動しなくなりました。

CPU 負荷かけすぎたのかなぁ?とか思い、一応分解してみました。

IMG_5893_RhinkPadX100e_Crash_2

症状は以下のような状況です。

・電源は生きているようです。バッテリにも充電されます。
・CPU ファンはゴワンゴワンと回ります。
・CPU 周りも熱くなっているので CPU 自体は多分動作しているんでしょう。
・しかし、ディスプレーには何も映らない。
・D-sub 15pin で外部出力も試したけど何も写らない。
・SSD・メモリその他のパーツも取り外したけど、やはり何も動かない。

と、いう感じで完全にマザーボードがいかれたっぽい。ってのが僕の結論です。

AMD の E-450 を利用しているので以前から熱暴走する感じはあった(FreeBSD の ACPI で熱暴走前に ACPI shutdown が走るけど)。 まあ、そのあおりを受けて他のパーツに影響が及んだのであろう。と、いうのが感想です。

IMG_5895_RhinkPadX100e_Crash_1

さて。新しい NotePC が必要なのですが、もう一回 AMD の CPU の NotePC にしてみようかと思っています;-)。すると多分 Acer のヤツになるだろうとは思うのですが。

 
壊れた ThinkPadX100e ですが、パーツ取りをとりあえず行う予定。

・CPU AMD E-450 (マザーボードからひっぺがす;-)
・メモリ DDR2 2GB x1 / 1GB x1
・Wi-Fi チップ Centrino Advanced-N+WiMAX 6250
・Bluetooth モジュール
・キーボード
・Intel 240MB SSD

このくらいかなぁ。どれか欲しい人います? ;-)。