OS X Mavericks と iTunes と iOS とスケジュール同期。

OS X Mavericks にしてしばらく使っていたのですが、 iTunes は iOS デバイスとカレンダー同期してくれなくなったんですね。iTunes の[概要]タブから「スケジュール」の項目が消えています。
と、いうことは iCal のスケジュールの情報は iCloud 経由で同期しろ。ってことなんですね。いやー。Apple も google みたいなことしてくれますなぁX-(。

このブログにも以前に書いているのですが、スケジュールは google に預けたくないし、当然 Apple にも預けたくない。そーいう人にとって、今回の Mavericks の iTunes の仕様変更は改悪ですね。困った困った。

さて、ではどうするか? と言えば、僕は自分で CalDAV サーバを持っているのでそれを利用することにしました。

CalDAV サーバを Mavericks の iCal と iPhone4・iPhone5、あと Thunderbird の Lightning からアクセスして参照・更新すれば一応は OK な状態になりますね。

今までは家の中専用で利用していた CalDAV サーバを SSL 化してグローバルからでもアクセス可能な状態にします。そして、 iCal・iPhone4・iPhone5・Lightning から接続テストをしてみます。が、 iOS もかぁなりクセがありますね。けっこう orz 的な事態になったのであります・・。orz。

今回はこの辺りの顛末についてちょっと書いてみます。

1. CalDAV の SSL 化
CalDAV 自体のインストールと設定については以前のエントリに書いたのでそっちを参照してください。あ。一点だけ。
古いバージョンの davical-0.9.9.4 から davical-1.1.1 にバージョンアップするとデータベースの互換性がなくなるようで、サクっと portmaster とか走らせると痛い目に遭います。
iCal とか Lightning で ics 形式のバックアップを取ってから davical とか postgresql などを一旦消してバージョンアップして、1.1.1 で動く状態にしてからバックアップした ics ファイルをインポートすると今度はサクっと動くようになります。 postgresql にデータが残っている状態でバージョンアップして『それを潰さないように』などと思っているとダメっぽいです。

さて本題。 CalDAV サーバと言っても基本的には httpd を httpsd とするだけなので、あと、自分しか利用しないのでヲレヲレ証明書で行きます。 FreeBSD 的には以下のコマンドを打つだけで簡単に SSL 化できます。

# cd /etc/ssl
# openssl genrsa -out ./server.key 2048
# openssl req -new -x509 -days 3650 -key server.key -out server.crt
# openssl x509 -in server.crt -out server.der -outform DER
# cd /usr/local/etc/apache22/
# ln -s /etc/ssl/server.crt
# ln -s /etc/ssl/server.der
# ln -s /etc/ssl/server.key

 
server.crt を作成する場合に色々聞かれてきますので値を入力します。server.der はブラウザにインストールするといちいち「このサイトは怪しいぜぃ。」って聞かれなくなります。

このオペレーションだと apache22 の SSL 化の設定は非常にラクチンですね。 httpd-ssl.conf は以下の部分だけ直すと作業は終了です。

#   General setup for the virtual host
DocumentRoot "/usr/local/www/davical/htdocs"
ServerName ical.running-dog.net:443
ServerAdmin takachan@running-dog.net
ErrorLog "/var/log/httpd-ssl-error.log"
TransferLog "/var/log/httpd-ssl-access.log"

 
あとは apache22 を再起動して作業は無事完了。各クライアントからアクセスして動作確認します。基本的には以下の URL で ics ファイルが取得可能な状態となるはずです。

https://ical.running-dog.net/caldav.php/takachan/home/

ここ、重要ですからねー。覚えといてくださいよー;-)。

 
2. iCal の設定
iCal は OS X に付属のカレンダーアプリです。「環境設定」→[アカウント]から”+”で追加します。 SSL で追加しましょう;-)。
[サーバ設定]タブでは CalDAV サーバの FQDN と URL を書きます。サーバパスは “/caldav.php/takachan/” を指定します。 CalDAV のコントロールパネルで他にカレンダーを設定した時に /home/ の部分が任意のパスとして生成され iCal 上に表示されるようになります。

 
3. iOS デバイスの設定
僕は手元に iPhone5 があって、それは既に iOS7 にしているのですが、このカレンダーアプリはどえりゃーやっかいでした・・。 Maverickes の iTunes も iOS7 もひでーことだぁ。と、知ることになるんですけども。

iOS の場合はまず、設定アプリから「メール/連絡先/カレンダー」を選択し「アカウントを追加」→「その他」→「CalDAVアカウントの追加」を選択し情報を入力します。
「サーバ」は FQDN のみで OK。「詳細設定」で色々指定してあげます。 SSL を有効にしてから「アカウントURL」に上記の URL を指定します。以上で設定は完了。次にカレンダーアプリを開き、しばらくすると新しく登録した CalDAV のアカウントが見えるようになります。うふふ。これでカレンダーの同期が完了だぁ;-)。

が、しかし・・。落とし穴はここからでした・・。orz iOS のカレンダーアプリは default のカレンダーが”カレンダー”として自動的に登録されるんですね。上に書いた URL 覚えていますか? CalDAV の default のカレンダーのパスなんですけども。もう一度書きますね。

https://ical.running-dog.net/caldav.php/takachan/home/

しかし、iOS のカレンダーアプリはここを参照してくれなくて、勝手に EUI-64 でパスを生成してそこに”カレンダー”ってタイトル付けて、そこにしかアクセスできないんですね・・。URL 的にはこんな感じ。

https://ical.running-dog.net/caldav.php/takachan/DE1A314-92BE-4518-A56E-B7138819A30B/

僕的には iOS のカレンダーアプリも /caldav.php/takachan/home/ を参照して欲しいのだけどここは見てくれない。で、新規にカレンダーを作成しようとするとまたまたサーバ上に EUI-64 のパスを作ってそこにタイトルを勝手に付ける仕様になっています。

とりあえず iOS はここで一旦終わって、次に Lightning の話を先に書きます。

 
3. Thunderbird Lightning の設定
Lightning は昔から利用しているしここにも何回かエントリとして登場しました。

Lightning でカレンダーを利用する場合には default の URL である

https://ical.running-dog.net/caldav.php/takachan/home/

を記述すると無事にカレンダーが表示できるのですが、上の iOS デバイスのカレンダーアプリが”カレンダー”と認識している EUI-64 なパスにしかアクセスできないので、Lightning に指定したパスも変更してあげる必要があります。まぁ、http:// から https:// に変更する必要があるので、この際テマは一緒かー。みたいな気はするんですけどね。

 
ちなみに、Lightning の場合はパスを /caldav.php/takachan/ で指定するとその配下の全てのカレンダーを表示してくれます。
Mavericks の iCal のパスは無条件に /caldav.php/takachan/ になって、配下のカレンダー全てを表示してくれます。
iOS の場合は無条件で UEI-64 のパスを掘って”カレンダー”とラベルを付けてそこにしかアクセスできません。 iOS 上で新規にカレンダーを作成するとそれは閲覧・更新可能な状態となりますが、自分で作成したものしか見えずに他のアプリで作成したカレンダーは見えません。
そー考えると iOS のカレンダーアプリが一番ワガママですね。

 
と、いうことで iTunes が iOS デバイスと同期できなくなったというのが一番大きな問題点なので、そこを Apple に何とかしてもらわないとお話にならないですね。一応、「iTunesの意見/感想を送る」から『カレンダー同期復活してくれー。』とは送っておきましたけどね。

CalDAV 経由ではなく、もっとスマートに同期できる方法があったら教えて頂きたいものです。

Fn + テンキーの設定。

以前のエントリで「xmodmap と setxkbmap。」というのを書いているのですが、そのときに xmodmap -pke というコマンドを打ってみて、このコマンドが出力した情報をじっくりと眺めてみると何やら色々な設定があるようなので試してみることにしました。

色々な設定というのは、例えば NotePC において Fn キー + テンキー同時押しでボリューム調整を行う、であるとか画面の明るさを変更する、であるとか suspend/resume であるとかその辺りのことができるようなんですね。

IMG_5632_NotePC_Fn+10Key

通常この辺りの制御は ACPI のほうでやっていて、以前であれば、僕の場合、今回は ThinkPad X100e で試してみましたが、 acpi_ibm.ko というのを kldload して /usr/local/sbin/acpi_oem_exec.sh とかを作成して呪文のような文字列と数値を書いて devd に対応させる。というのが一般的だったんですけども。
まぁ、その辺りは man acpi_ibm してみて、その内容でスクリプトを書くんですけど、なんか大変そうで「動かなくてもいやー。」となっていたんですね。

今までは ACPI で制御していた Fn キー + テンキー同時押しの機能がどうやら xmodmap でできるらしいんですね。と、いうことで早速設定してみましょう。
まずは xmodmap -pke でどんなオプションが指定できるのかを探してみます。

$ xmodmap -pke | grep XF
keycode  63 = KP_Multiply KP_Multiply KP_Multiply KP_Multiply KP_Multiply KP_Multiply XF86ClearGrab
keycode  67 = F1 F1 F1 F1 F1 F1 XF86Switch_VT_1
keycode  68 = F2 F2 F2 F2 F2 F2 XF86Switch_VT_2
keycode  69 = F3 F3 F3 F3 F3 F3 XF86Switch_VT_3
keycode  70 = F4 F4 F4 F4 F4 F4 XF86Switch_VT_4
keycode  71 = F5 F5 F5 F5 F5 F5 XF86Switch_VT_5
keycode  72 = F6 F6 F6 F6 F6 F6 XF86Switch_VT_6
keycode  73 = F7 F7 F7 F7 F7 F7 XF86Switch_VT_7
keycode  74 = F8 F8 F8 F8 F8 F8 XF86Switch_VT_8
keycode  75 = F9 F9 F9 F9 F9 F9 XF86Switch_VT_9
keycode  76 = F10 F10 F10 F10 F10 F10 XF86Switch_VT_10
keycode  82 = KP_Subtract KP_Subtract KP_Subtract KP_Subtract KP_Subtract KP_Subtract XF86Prev_VMode
keycode  86 = KP_Add KP_Add KP_Add KP_Add KP_Add KP_Add XF86Next_VMode
keycode  95 = F11 F11 F11 F11 F11 F11 XF86Switch_VT_11
keycode  96 = F12 F12 F12 F12 F12 F12 XF86Switch_VT_12
keycode 112 = KP_Divide KP_Divide KP_Divide KP_Divide KP_Divide KP_Divide XF86Ungrab
keycode 214 = XF86Display NoSymbol XF86Display
keycode 215 = XF86KbdLightOnOff NoSymbol XF86KbdLightOnOff
keycode 216 = XF86KbdBrightnessDown NoSymbol XF86KbdBrightnessDown
keycode 217 = XF86KbdBrightnessUp NoSymbol XF86KbdBrightnessUp

 
なるほど。この中にキーボード配列に合いそうな XF86 なオプションを ~/.xmodmaprc に記述していけば良いんですね。などということが解りました。

上にキーボードの写真を掲載しましたがちっこくて見えないですかねf(^^;;。それに合わせて今回 ThinkPad X100e に設定したのは以下の通り。

keycode 140 = XF86AudioStop
keycode 176 = XF86AudioRaiseVolume
keycode 174 = XF86AudioLowerVolume
!
keycode 162 = XF86AudioPlay
keycode 144 = XF86AudioPrev
keycode 153 = XF86AudioNext
!
keycode 115 = XF86KbdBrightnessUp
keycode 109 = XF86KbdBrightnessDown

 
以前から Fn+F4 で suspend/resume は動作していたので今回は設定しません。

ボリュームの停止・大きく・小さくは動作しました。まぁ、KDE4 のパネルにボリュームウィジェットを表示しているのでそれで調整することも可能ですが、新たに Fn+ESC ・ Fn+F1 ・ Fn+F2 キーでできるようになった。と、いう感じでしょうか。

あと、音楽の曲飛ばし(Fn+F11)と戻り(Fn+F9)・停止と再生(Fn+F10)が動作しました。利用したソフトは gmplayer で 起動時に gmplayer *.mp3 とかして再生開始します。再生している最中に Fn+ キーを押すとそれが有効になりました。けど、考えてみると gmplayer のほうにも曲飛ばしとか停止のキーバインドはあるわけでして、無理して Fn+ キーに設定する必要は無いのかなぁ;-)。

XF86KbdBrightnessDown と XF86KbdBrightnessUp は動作しませんでした。と、いうか、Fn+ のキーがもう無いんですね。 xev で keycode を取得しようとしても取得できないキーが何個かありました。
現在、画面の明るさ変更については ACPI で行っています。 kldload acpi_ibm.ko すると acpi_ibm.0.lcd_brightness という sysctl mib が生えてきます。ここに値を設定してあげると画面の明るさが変わるのですが、shell スクリプトを書いてそれを実行することにより明るさを変えています。

その他に何かできないのかな?などと思ったのは外部ディスプレーの切り替えとか。 xmodmap 的に何かパラメータはあるのかな?と思ったのですが特に無いようなので諦めました。
ではどうするか?というと、KDE4 では KDE システム設定の中に「ディスプレーとモニタ」という項目があってここから LCD か外部ディスプレーにするか変更ができるのでそれでやることにしました。なので X の再起動とかは必要ありません。調べてないんだけどこの辺りは xrandr が面倒見ているのかな?

 
と、いうことで、以前は ACPI のほうで設定していた内容がいとも簡単にできるようになったのは良いことですね。ただ、本当にその設定が必要か? 聞かれれば「特には困っていない。」のであまり必要ではないんですけどねf(^^;。キーボードに書いてあるのでそれに合わせてキーをマッピングしてみた。と、いうのが素直な感想で。けど、簡単に設定可能なものは一応設定して見ましょう。という内容のエントリなのであります;-)。

xmodmap と setxkbmap。

以前のエントリで「ibus-mozc を使う。」というのを書いているのですが、このときは mozc を ibus 経由で利用します。と、いうネタが基本でしたが「僕はかな入力の人なので、かな入力時の “ー” 問題ががあります。」と書いています。

その時は xmodmap で以下の設定を行うことにより回避していました。詳細についてはリンク先のエントリを読んでみてください。

keycode 133 = bar bar bar bar

 
しかし、最近の ports-current を利用していて、とあるタイミングから USB キーボードを抜き差しすると上記 xmodmap の設定がチャラになって(消えて)しまう事象に悩んでいたのであります。

色々調べてみると xorg.conf の設定で hal を利用していた場合に原因があることが解ってきました。以下に事象を箇条書きにしてみます。

o. USB キーボード利用時に(USB KVM などで)キーボードの抜き差しを行なったあとに利用すると xmodmap の設定が消えている
o. USB キーボードを X が hal 経由で認識しているときにその問題が発生する
o. hal はどうやら setxkbmap を利用して xmodmap の設定を飛ばしてしまうようだ
o. USB キーボードを認識したところで xmodmap を実行すると再度キーバインドが有効になる

と、いうような状況。

そもそも mozc をかな入力で利用していない人にとっては “\” (バックスラッシュ)を “|” (バー)に割り当てる必要は全く無いわけでして、なのでこの問題に遭遇することは無いと思われます。

 
と、いうことで、ここからはどうしてもキーバインドを変更したい人にとっては重要な内容になるのであります。
そして、ある程度原因が特定できたので、ここから先は xmodmap と setxkbmap の対比について見ていくことにしましょう。

上記 xmodmap の設定において “\” の keycode は 133 です。これは xev(1) でキーを調べたり xmodmap -pke コマンドで、現在 133 に何が割り当てられているか確認すれば良いので比較的容易に調べられます。まぁ、昔からある枯れた確認方法ですしね。

それにしても xmodmap で指定した設定が setxkbmap のどれに対応するのか解らない。 hal を利用していて Ctrl と CAPS Lock を入れ替える場合には以下の設定を /usr/local/etc/hal/fdi/policy/10-keyboard-jp106.fdi 辺りによく書いています。

<merge key="input.x11_options.XkbOptions" type="string"> ctrl:nocaps</merge>

 
で、 setxkbmap もこの形式を引きずっているようで、オプションパラメータが合えば受け付けるんでないかなぁ。

$ setxkbmap -option bar:nobackslash

 
上記コマンドのオプションの法則をまるて理解してなくて実行しているんですが、これでは backslash が bar に置き換わりませんでした。もーしょうがないので色々調べることにします。

xmodmap は xev で値を確認したり -pke オプションで表示された情報に従って動作していることが解ります。なのに setxkbmap ってどうやって設定するのぉ?って。調べていくと /usr/local/share/X11/xkb/ 内のファイルを各種参照していることが解ってきました。でもって以下のコマンドで参照しているファイルが確認できそうです。

$ setxkbmap -print
xkb_keymap {
        xkb_keycodes  { include "xfree86+aliases(qwerty)"       };
        xkb_types     { include "complete"      };
        xkb_compat    { include "complete+japan"        };
        xkb_symbols   { include "pc+jp" };
        xkb_geometry  { include "pc(pc104)"     };
};

 
上記の結果で確認する必要があるのが xkb_keycodes と xkb_symbols です。

xkb_keycodes は xfree86 だね。ってことはファイル的には /usr/local/share/X11/xkb/keycodes/xfree86 になります。 xmodmap では keycode の 133 の値を変更したかったので 133 で grep してみるとっ!! おーーっ!! <AE13> = 133; って行が見つかりました。

でもって xkb_symbols を見るとと今度はファイル的には /usr/local/share/X11/xkb/symbols/jp を参照していると思われます。

なるほどー。これで xmodmap と setxkbmap との関連性がそこはかとなく解ってきたような気がします。
しかし、それにしても setxkbmap -option に指定する記述方法がいまいち解りません。しょうがないので直接設定ファイルを変更してしまうことにしましょう。

あ。ちなみに setxkbmap -option に指定した形式は 上記 hal の 10-keyboard-jp106.fdi に input.x11_options.XkbOptions に設定してあげるだけで良いみたいなんですけどね。形式が解れば直接設定ファイルを変更する必要は無いんですけども。

と、いうことで /usr/local/share/X11/xkb/symbols/jp のファイルを以下のように変更してあげます。変更する項目は先程確認して <AE13> だということが解っていますね。

//  key <AE13> { [ backslash, bar       ] };
    key <AE13> { [ bar, bar   ] };
        :
//  key <AE13> { [ backslash, bar       ] };
    key <AE13> { [ bar, bar   ] };

 

<AE13> の項目は全部で二つあったので両方とも直しました。あとはマシンを再起動して X が起動したあとにログインして USB キーボードを抜き差しして動作確認を行い xmodmap で指定していた値が変わらなくなったことを確認します。

 
今回はたまたま mozc のかな入力のキーバインド変更のための設定変更でしたが、通常 CAPS Lock と Ctrl キーの変更などはウェブ上にゴロゴロしていますよね。そーじゃないちょっと変わったキーの変更を hal 経由の場合に継続的に持続する場合についての探し方などについてまとめてみました。

多分、他のキーについても上記の方法で行けるのでは無いかと思われます。

それにしても setxkbmap -option の記述方法知りたいなぁ。オプションに指定する方法などを知っている方いましたら教えて頂ければと思います;-)。

情報を暗号化して保持しよう。

ずいぶん前、それは多分 pgp2.6 辺りが流行っていたころだと記憶していた頃に聞いた話ですが、フランスでは民間人の暗号化された情報のやりとりは禁止されている。ってことらしいですが、それが本当の話か、はたまた全然間違いだったのか? というのは確認してないので定かではないのですが、そんな話を耳にしたことがあります。

最近の出来事としてはマルウェアだかトロイの木馬だかで情報がごっそり、特定のサーバに送られてしまう。なんて話も聞きますが、FreeBSD は安心さー。みたいな感じで。あぁ、確かに利用者数からしても Linux や Solaris よりは圧倒的に少ないとは思うのですけどね。それでも Mac OSX でも最近はちらほらと話は聞くので、 ID やパスワードを書いたテキストファイルをデスクトップに置いといてもちょっとアレですね。

と、いうことで、そーいう重要なファイルなどは暗号化して持っていることにしましょう。と、いうのが今回のエントリの趣旨です。

利用するのは openssl で暗号化形式は des3。 パスワードとか住所とか書かれているファイルを普段は暗号化して持っていましょう。って感じでちょっとスクリプトを書いてみました。

#!/bin/sh

PATH=/sbin:/bin:/usr/sbin:/usr/bin:/usr/local/sbin/:/usr/local/bin
export PATH

desfile=`echo "${HOME}/.data/Encryption_txt.des3"`
orgfile=`echo "${HOME}/.data/Encryption_txt"`
oldfile=`echo "${HOME}/.data/Encryption_txt~"`

case $1 in
'-d' )
    if [ -f $orgfile ]; then
	openssl des3 -salt -in $orgfile -out $desfile
	if [ -f $oldfile ]; then
	    /bin/rm -f $oldfile
	fi
	if [ -f $desfile ]; then
	    /bin/rm -f $orgfile
	fi
    else
        echo "$orgfile is not found.";echo ""
    fi

    ;;
'-u' )
    if [ -f $desfile ]; then
	openssl des3 -d -salt -in $desfile > $orgfile
    else
	echo "$desfile is not found.";echo ""
    fi
    ;;
* )
    echo "usage : Encryption.sh { -d(des) | -u(undess) }"
    ;;
esac

exit 1;

 
こんな感じでどうでしょうかねぇ?

色々人に見られたくない情報が書かれたファイルは ${HOME}/.data/Encryption_txt というヤツです。
上記のスクリプトを例えば Encryption.sh という名で保存してオプションに -d を指定すると openssl des3 で暗号化するためにパススレーズを二回入力します。

Encryption_txt と、いうファイルは ${HOME}/.data/Encryption_txt.des3 という名で保存されます。その時、 emacs で編集していれば ${HOME}/.data/Encryption_txt~ ファイルは削除します。

解凍するときは -u オプションを指定してパスフレーズを入れると解凍されます。

これで個人情報はそこそこ守れるかな?

あとは逆に、辞書攻撃しかけて des3 の強度と CPU パワーの確認。なんてのにも使えそうです;-)。

まぁ、気休めかもしれませんが、ベタなテキストファイルで持っているよりは『安心』と、いうことで。

もし、上記スクリプトを利用して大切な情報がどうか(ファイル自体が消えたり、あっという間に解読されたとかその他諸々)なっても僕は一切責任を持ちませんので自己責任でお願いします。

ちなみに動作的には FreeBSD と Mac OSX で確認しています。僕は Linux はデスクトップでは利用してないので;-)。

firefox-esr-17.0.8,1 の日本語化。

僕は Firefox というのはドドドとバージョンが激しく上がっていくヤツではなく ESR 版を利用しているのですが FreeBSD の ports 的に言うと www/firefox-esr になるわけですけども。

現在の最新の ports-current では firefox-esr-17.0.8,1 と、いうバージョンが利用できます。しかし、確か 17.0.8 になったときだと記憶しているのですが、メニューなどの日本語表示ができなくなってしまいました。でもって、僕は firefox の起動時には bing.com を表示しているのですが、これがあーた。英語サイトを default で表示してくれるようになったりと、言語環境がぶっ壊れチックになってしまったんですね。

いつも Firefox をインストールするときは以下をインストールします。あ。 potrs 的情報ですけども。

・www/firefox-esr
・www/firefox-esr-i18n
・www/xpi-quick-locale-switcher

日本語言語パックとアドオンの Quick Locale Switcher も合わせてインストールしているのにどうして日本語で表示してくれないのだ?と悩むのであります。

そもそも以下の事象が現れています。

1.アドオンメニューのアドオン一覧に「言語パック」メニューが表示されない。
2.拡張機能の項目の中に ports からインストールしたはずの Quick Locale Switcher が表示されない。

どもう見てもこれはおかしい。ってんで色々調べたのですが「アドオンメニュー」の「アドオン入手」から Quick Locale Switcher 1.7.8.8 をインストールすると表示されるようにはなってメニューにも[言語を変更]ってのが現れるんだけど、しかし、日本語表示できない。

で、色々調べた結果「アドオン入手」から入手したアドオン(拡張機能)は

$HOME/.mozilla/firefox/乱数.default/extensions/

にインストールされるんですね。かたや ports からインストールしたヤツは

/usr/local/lib/xpi/

にインストールされます。 で更に調査を進め、色々な firefox のオプションとか指定して試すんですけども、あれー?! ってことは Firefox は /usr/local/lib/xpi/ を参照してないんではないの? という結論に達しました。

と、言うことで ports からインストールした言語パックと Quick Locale Switcher を symlink してあげることにしました。

$ cd ~/.mozilla/firefox/乱数.default/extensions/
$ ln -s /usr/local/lib/xpi/langpack-ja@firefox.mozilla.org ./
$ ln -s /usr/local/lib/xpi/\{25A1388B-6B18-46c3-BEBA-A81915D0DE8F\} ./

 
上の symlinkは 日本語言語パック、下の symlink は UUID ですが Quick Locale Switcher になります。そのまま symlink しました。

あとは Firefox を再起動して各種設定を見なおして完了です。アドオンマネージャにも「言語パック」とか、 ports からインストールした Quick Locale Switche が表示されるようになった(今のところはバージョンでどっちからインストールしたかの判断は付きます)ので一見落着。

20130813_firefox_01

と、いうことでこの作業を行なったおかげで無事に Firefox の日本語表示が復活しました。
しかし、 /usr/local/lib/xpi/ は信用したらアカン。と、いうことかな? 今後はこの symlink をずっと残すことになるかもしれませんが、それはこのエントリを読んだ方の好きにして頂ければと思います;-)。

三つのマウスの同時利用。

以前のエントリで「X11 で Synaptics とタッチパッドの両方を利用する。」ってのを書きましたが、今回はそれのほぼ続編です。

と、いうのも以前のエントリでは X11 で Synaptics のマウスポインタとボタン、タッチパッドを同時利用するための設定を書きましたが、その設定では USB マウスを接続してもマウスが使えない状態だったんですね。

で、しばらくの間は NotePC に付属の二つのマウスが動くようになったので、まぁ、良いかー。とか思っていたのですが、やっぱり USB マウスが欲しい場合があるわけで、それならもう一度設定を見直して、Synaptics とタッチパッド、あと、 USB マウスが動作するようにしてみるかー。と、なり、このエントリを書くわけです。

以前のエントリで xorg.conf と rc.conf の設定を書いているので今回はそこに USB マウスの設定部分を加筆する感じで記載します。とは言いつつ、実は xorg.conf への設定追加のみでサクっと動作したので設定はらくちんです;-)。

以下の設定を xorg.conf に加筆する感じです。

Section "ServerLayout"
        Identifier     "X.org Configured"
        Screen      0  "Screen0"   0 0
        InputDevice    "Mouse0"    "CorePointer"
        InputDevice    "Mouse1"    "AlwaysCore"
        InputDevice    "Touchpad0" "SendCoreEvents"
        InputDevice    "Keyboard0" "CoreKeyboard"
EndSection
    :
Section "InputDevice"
        Identifier  "Mouse1"
        Driver      "mouse"
        Option      "Protocol" "auto"
        Option      "Device" "/dev/ums0"
        Option      "ZAxisMapping" "4 5 6 7"
EndSection

 
X11 で Synaptics とタッチパッドの両方を利用する。」のエントリで書いた設定は Mouse0 と Touchpad0 の設定を書きましたが、今回はそこに Mouse1 として Section “InputDevice” を登録します。そしてデバイスが一個増えたので Section “ServerLayout” に Mouse1 を追加します。

Section “ServerLayout” では既に Mouse0 で “CorePointer” を利用しているので Mouse1 では利用できません。では何を利用することになるのか? というと “AlwaysCore” を利用します。

これで USB マウスが利用できるようになります。でもって Synaptics とタッチパッドも同時に利用できるようになるので、合計三つのマウス全てが利用可能な状態になります。うひひ。

ただ、ですね。二点ほど注意点があります。

1. X を利用しない場合、つまりコンソール利用時には USB マウスが利用できないみたいです。
2. X 起動前に USB マウスを接続しておかないと利用できない。また、X 起動中に USB マウスを一旦抜いてしまうと以降は利用できない。

などがあります。 2. の場合は X を再起動すると再度利用できるようになります。どちらも多分設定で切り抜けられるのかなぁ? とは思うのですが、まだ調べてはいませんf(^^;;。けどもまぁ、今まで動作していたマウスの他に USB マウスも利用できるようになったので喜ぶべきなのでしょうなぁ;-)。

多分 2. の場合は hal 経由にしないと無理っぽいだろうなぁ。と、そこはかとなく感じていますが・・。

Twitter API 1.1 対応 Choqok の ports。

さてさて。全体的に KDE ライクで Qt ベースな Twitter クライアントである Choqok を FreeBSD で何人くらい利用しているのかわからないのですが、タイトルの通り Twitter API 1.1 に対応した Choqok の ports を作成してみました。

以下の URL に置きましたので使ってみたい方は利用してみてください。

http://icmpv6.org/Prog/FreeBSD_ports/ports-choqok-20130709.tgz

ちょっと説明させて頂くと、現在 FreeBSD ports の www/choqok はバージョンが 1.3 です。でもって、本家のダウンロード先である http://choqok.gnufolks.org/download/ でも 1.3 をリリースしています。しかし、このバージョンは Twitter API 1.0 にしか対応していなくて最近では Twitter にログインできなくなってしまっていたんですね。

そしたら debian とか ubuntu 方面では 1.4-2 というバージョンをリリースしていて、 Twitter API 1.1 に対応している。と、いうのでそれらを利用して ports を作ってしまいました。と、いうことです。

上記 URL からダウンロードしたファイルは以下の手順で展開、インストールしてください。

# cd /usr/ports/www
# mv choqok choqok.ORG
# tar xvzfp ~/ports-choqok-20130709.tgz
# cd choqok
# mv choqok-1.4.tar.bz2 /usr/ports/distfiles/
# make && make install
#

 
基本的に ports のほうは Makefile のバージョンと distinfo を変えただけです。同梱のソースのほうに手を加えています。

もとになるソースコードは以下の URL からダウンロードしています。

http://tech.chandrahasa.com/2013/06/19/choqok-patch-for-twitter-api-1-1/
https://launchpad.net/~pfoo/+archive/choqok/+packages

choqok_1.4-2.orig.tar.gz というソースコードに choqok_1.4-2-1git0.diff.gz のパッチを適用したあと、このソースコードには po ファイルがなかったので 1.3 から po/ ディレクトリを持ってきて choqok-1.4.tar.bz2 を生成しています。

ports の distinfo は以下のようになっています。

SHA256 (choqok-1.4.tar.bz2) = 101bd27bf75ffa8c2454efab2d86dcbae737e410cad01f6fe3496d22fb15f448
SIZE (choqok-1.4.tar.bz2) = 9782427

 
ports の Makefile でいろいろやるのが面倒だったのでソースの tar 玉のほうで吸収してしまうという、ちょっとインチキなことをしていますが、一応動くので作りました。まぁ、当然ノラ ports ですけど。

どうしても Choqok が使いたいーっ!! っていう方のみ、本家が Twitter API 1.1 に対応してくれるまでの間、ご利用ください;-)。

うーむ。せっかく po ファイルを用意したのに今回利用したソースは参照しないようだ。と、いうことで po ファイルをソースコードに混ぜたのは無駄な作業でした。メニューは英語のままとなります・・。しくしく。

SVN サーバを構築して FreeBSD のソースをミラーする。

いやー。cvsup.icmpv6.org というサーバを立てていたのですが csup がいよいよ利用できなくなりましたね。 cvsupd から持ってきたソースコード、例えば ports を portmaster -D -a とかすると「もう使えないぜ。ベイビー。」とか怒られる。

それならば、と、いうことで ports などは snv で取ってくることにしましょう。基本的には以下のコマンドで svn で FreeBSD の ports ツリーを取ってくることができます。

# svn co https://svn0.us-west.FreeBSD.org/ports/head /usr/ports
# cd /usr/ports && svn update

 
FreeBSD のソースコードを取ってくるには svn というのが必要で、それはつまりは ports 的にいうと devel/subversion が必要になるのでこいつをインストールしてあげる必要があります。後で出てきますが、svn サーバを必要としない、クライアントのみで利用するのであれば devel/subversion-static のほうが、余計なのがインストールされないので良いかもしれません。

上記コマンドを実行するときには一旦 /usr/ports/ の中を綺麗にしたほうが良いかもしれんですね。 ports/distfiles/ の中に色々とゴミが残るのでどこかに一時的に移動するか、サッパリと \rm -r /usr/ports してしまったほうが良いかな? 個人的に自由にしてください;-)。

さてさて。svn コマンドを実行したときに、海外のサーバを見に行くことになるのですが、ちょっと遅いかもしれないし大変ですよねぇ。今まで cvsupd なサーバを自分で構築していたので svn なサーバも自分で構築してみましょう。 FreeBSD のための Subversion のミラーサイト (FreeBSD.org subversion mirror) を構築してみます。それが今回のお題目です。

まずは ports から devel/subversion をインストールします。こちらを make すると make config で色々聞いてきます。 devel/subversion-static のほうは特に何も聞いてきません。 FreeBSD の svn サーバを構築する場合には以下のオプションを [X] にして make install しましょう。

[X] MOD_DAV_SVN        mod_dav_svn module for Apache 2.X
[X] MOD_DONTDOTHAT     mod_dontdothat for Apache 2.X

 
すると apache22 までインストールしてくれます。うひっ。 php とか、この手の apache 絡みのヤツを ports からインストールすると強制的に apache までインストールされてしまうのは、ちょっとどーかと思う。僕は apache は自分で make する派なのでねぇ。 mod_* だけインストールしてくれれば嬉しいなぁ。

と、いうことで apache まで起動できる状態になったので svn サーバ (仮に svnweb と言います)を作成していきましょう。

まずは FreeBSD のソースコードや ports 一式を先に取ってきます。

# mkdir /home/svnweb
# cd /home/svnweb
# ftp -a ftp://ftp5.jp.freebsd.org/pub/FreeBSD/development/subversion/svnmirror-base-r238500.tar.xz
# ftp -a ftp://ftp5.jp.freebsd.org/pub/FreeBSD/development/subversion/svnmirror-ports-r301235.tar.xz
# tar xvzfp svnmirror-base-r238500.tar.xz
# tar xvzfp svnmirror-ports-r301235.tar.xz
# svnsync sync file:////home/svnweb/base
# svnsync sync file:////home/svnweb/ports

 
base のほうは FreeBSD のソースコードです。 ports は ports ですね。 r238500 とか r301235 ってのはレビジョンのようです。以下の URL が参考になるかと思います。

http://svnweb.freebsd.org/base/

ftp で取ってきたやつでさえも古いので更に sync して最新のものに揃えます。それが上記コマンドの下の二行です。 snvsync するとどこから取ってくるんでしょうなぁ? 後でキャプチャしてみよう(キャプチャした結果 svn.FreeBSD.org からでした;-)。

と、いうことで最新のソースがこれで準備できたと思います。あ。定期的に svnsync するには以下のスクリプトを書いて cron に登録すれば良いでしょうね。

#!/bin/sh
/usr/local/bin/svnsync sync file:////home/svnweb/base
/usr/local/bin/svnsync sync file:////home/svnweb/ports

 
ちなみに、base と ports だけで 20GByte くらいのディスク容量が必要になります。HDD の容量に気をつけてください。

さささ。続いてサーバのほうを設定していきましょう。基本的には httpd が動作していて port:80 にアクセスします。 SSL に対応しているのであれば https:// でアクセスできます。

まずは httpd.conf ですが、 devel/subversion をインストールしたのであれば特に何もせずとも動作します。うひっ。 ports/subversion インストール時に上に書いた二つのオプションを有効にしたのであれば、多分 httpd.conf に以下の設定が既に追加されているはず。

LoadModule dav_svn_module   libexec/apache22/mod_dav_svn.so
LoadModule authz_svn_module libexec/apache22/mod_authz_svn.so

 
ほー。svn のサーバって dav で動作するんだねぇ。するっていと多分 extra/httpd-dav.conf にも設定必要だね。って思うんですが、果たしてそのとおりで、 extra/httpd-dav.conf の中身を全部消して、以下の行を追加して上げます。

<Location />
    DAV svn
    SVNParentPath       /home/svnweb
    Order deny,allow
    <LimitExcept GET PROPFIND OPTIONS REPORT>
        Deny from all
    </LimitExcept>
</Location>

 
あとは httpd を起動すれば動作すると思います。あ。Include etc/apache22/extra/httpd-dav.conf の行は当然コメントアウトをはずす必要があります。

ウェブブラウザでアクセスすると http://svnweb.icmpv6.org/base/ こんな感じで見えるようになります;-)。

では実際に正しく動作するか確認してみましょう。手元にある FreeBSD から以下のコマンドを実行してみます。

# svn co http://svnweb.icmpv6.org/ports/head /usr/ports

 
既に一回、他の svnweb から /usr/ports に持ってきてしまうと svn のエラーコード E155000 で怒られます。その場合には違うディレクトリに co するか、 /usr/ports/.svn/ というディレクトリが svn の接続先情報を管理しているようなのでこのディレクトリを mv すれば良いかもしれません。

さてさて。 apache の設定に戻りますが、svnweb のためだけに httpd を起動する人は皆無だと思うので、多分 httpd-vhosts.conf で VirtualHost の設定をしているかと思います。 DAV svn の設定も簡単で VirtualHost ディレクティブの中に httpd-dav.conf で書いた設定をそのまま書いてあげると良いです。その場合は Include httpd-dav.conf の設定は必要なくなります。

と、いうことで 簡単な svn の使い方と svnweb の立て方をサラっと書いてみました。皆さんもどんどん日本に FreeBSD 用の svn のサーバを起動してみてください;-)。 ちなみにですが、以下を一応用意しました。それぞれのサーバに base/ と ports/ があります。

http://svnweb.icmpv6.org/ (IPv4/IPv6)
https://svnwebv4.icmpv6.org/ (IPv4)

いつも動作している保証はありません;-)。

ESXi のゲスト OS に FreeBSD を。

VMware ESXi が色々動作して来たのでそれではいよいよ FreeBSD をインストールしましょう。

OS インストール用の iso イメージは以前書いた通り「データストア ブラウザ」を利用して VMware ESXi にアップロードします。

「新規仮想マシンの作成」 からゲスト OS をを作成します。
僕の場合、40GByte の HDD を持つ FreeBSD-default という仮想マシンを作成しました。まず先にここに FreeBSD/amd64 9.1-RELEASE をインストールして環境を整えて必要な ports をインストールしてからタネにしました。

あとは「データストア ブラウザ」からファイルをコピーして新たな FreeBSD をボコボコ量産していきました;-)。

以下はキャプチャですが、左側のフレームでフォルダを作成し、 FreeBSD-default ディレクトリ中の log ファイル以外のデータを新規に作成したディレクトリにコピーしてあげます。



クリックすると大きくなります。

vmdk などのファイル名は仕様により変更できないので、タネのファイル名はいかにも “共通” っぽいファイル名のほうが良いと思います。

新しいディレクトにコピーが完了したら vmx 拡張子のファイルを選択し右クリックで「インベントリへ追加」を選択します。そーすると VMware vSphere Client のインベントリに新しい仮想マシンが登録されます。一番最初の起動時のみコピーしたのか? 移動したのか? と聞かれるので「コピーした。」を選択し、起動すれば良いですね。

起動前に「仮想マシンの設定の編集」画面を開いて色々設定すると良いかもしれません。僕は「イーサネットアダプタ」を追加しています。特にアダプタタイプに “VMXNET 3” を指定したものを一個追加しています。そして、全ての仮想マシンに “VMXNET 3” 用の仮想スイッチを追加し、裏 LAN 用に利用しています。



クリックすると大きくなります。

FreeBSD のインストールが完了したら VMware Tools をインストールしましょう。 freebsd.iso というのがちゃんと用意されているので「CD/DVD ドライブ 1」にそれをマウントします。 VMware ESXi 的には /usr/lib/vmware/isoimages/ の中に色々な OS 用の VMware Tools が用意されています。

まぁ、このディレクトリから freebsd.iso を持ってきて mdconfig を利用して mount して vmware-freebsd-tools.tar.gz を抜き出しても全然問題は無いです;-)。

tar.gz ファイルを展開すると vmware-tools-distrib/ の中に vmware-install.pl というスクリプトがあるのでこれを実行するとインストールが完了します。

# mdconfig -a -t vnode -f freebsd.iso -u 0
# mount_cd9660 /dev/md0 /mnt/
# cd /mnt/
# cp vmware-freebsd-tools.tar.gz /tmp/
# cd /tmp/
# tar xvzfp vmware-freebsd-tools.tar.gz
# cd vmware-tools-distrib/
# ls
FILES           doc/            lib/
INSTALL@        etc/            vmware-install.pl@
bin/            installer/
# ./vmware-install.pl
A previous installation of VMware Tools has been detected.
:

 
僕は FreeBSD/amd64 9.1-RELEASE をインストールしていますが、VMware tools をインストールするには ports から misc/compat6x をインストールする必要があります。あと、 perl も必須になるので lang/perl* の好きなバージョンをインストールしてください。僕の場合は perl-5.16.2 をインストールしました。

VMware Tools のインストールが完了するとメモリ周りが速くなったりするそうです。あと、イーサネットアダプタに “VMXNET 3” を追加したので vmx3f0 というインターフェースが生えてきます。こいつは media: Ethernet 10Gbase-T でリンクアップします;-)。

実際に仮想マシン同士で em0 と vmx3f0 でデータ転送の比較をしてみたのですが em0 は大体 430Mbps 、 vmx3f0 は 440Mbps 程度の転送速度でした。 10Gbps は出ないですねf(^^;;。

VMware Tools をインストールしたら kldstat とか叩いてみると良いかもしれないです。色々 VMware のカーネルモジュールがロードされるようになります。

これで VMware ESXi 対応の FreeBSD の環境が整いました。 jail も良いんだけど OS 単体の FreeBSD がボコボコ作れる状態になりました。思う存分 FreeBSD で遊べそうです;-)。

X11 で Synaptics とタッチパッドの両方を利用する。

ちょっと前の FreeBSD-users-jp な ML で USB マウスが動かなくなる。と、いうスレッドがありました。PS/2 マウスと USB マウスの二つがあった場合、そのうちの一個が動かなくなる。と、いうのものでした。

僕の場合、USB マウスではなく、 PS/2 マウスとタッチバッドの組み合わせなのですが、マウスのほうが動かなくなって悩んでいたのであります。

僕が持っているのは ThinkPad X100e で、こいつは Windows OS で言うところの UltraNav です。キーボードの真ん中に赤ポッチがあるのが、 FreeBSD 的に言うと /dev/sysmouse でこいつは ports 的 には x11-drivers/xf86-input-mouse で認識して動作します。タッチパッド側は /dev/psm0 で x11-drivers/xf86-input-synaptics で認識してタッチパッドとして利用できます。右側を上下になぞるとちゃんとスクロールもしてくれるように設定しています。

が、この状態において、僕の環境では赤ポッチとそれに付属するポタン類が一切動作しない状態で、上記スレッドを参考に色々試したのですが、やはり動作しないので放置していたのでありました。

今回、環境を 9.1-RELEASE にしたのでもう一度試してみたのですが、やはり動作しません。悲しい・・。

以下は僕が利用している 赤ポッチマウスとタッチバッドマウスの xorg.conf の設定です。一応 hal に関係する設定も書いておきます。

Section "ServerFlags"
Option    "AllowEmptyInput" "off"
Option    "AutoAddDevices"  "off"
#       Option    "AllowEmptyInput" "on"
#       Option    "AutoAddDevices"  "on"
EndSection
Section "InputDevice" Identifier "Mouse0" Driver "mouse" Option "Protocol" "auto" Option "Device" "/dev/sysmouse" Option "ZAxisMapping" "4 5 6 7" EndSection
Section "InputDevice" Identifier "Touchpad0" Driver "synaptics" Option "Protocol" "psm" Option "Device" "/dev/psm0" Option "SHMConfig" "on"
Option "TapButton1" "1"
Option "VertTwoFingerScroll" "1" Option "HorizTwoFingerScroll" "1" Option "VertScrollDelta" "200" Option "HorizScrollDelta" "200" Option "MinSpeed" "0.1" Option "MaxSpeed" "0.2" EndSection

 
この設定を書いても赤ポッチ側が動作しません。ps で hal と moused のプロセスを確認すると以下のようになっています。

$ ps -ax | grep mouse
1120 ??  Is     0:04.49 /usr/sbin/moused -p /dev/sysmouse -t auto
1332 ??  I      0:00.01 hald-addon-mouse-sysmouse: /dev/psm0 (hald-addon-mouse

 
moused は /dev/sysmouse 側をコントロールしています。 hald のほうは /dev/psm0 をコントールしています。 xorg.conf の設定では /dev/sysmouse は赤ポッチマウス、 /dev/psm0 はタッチパッドマウスです。まぁ、タッチパッドが無事に動作しているのでいーやー。とか思っていた時期が長いんですけどもね。

で、色々設定を見なおした結果、両方とも動作することが確認できました。上記 xorg.conf は何も問題がありませんでした。問題があったのは /etc/rc.conf で設定する moused の設定だったのであります。

以下のように設定すると 両方のマウスが無事に動作することが解りました。

moused_nondefault_enable="NO"
moused_enable="YES"
#moused_port="/dev/sysmouse"
moused_port="/dev/psm0"

 
今までは hald が /dev/psm0 をいじっているなら moused は /dev/sysmouse だろ。とか、勝手に思っていたのですが、moused のほうも /dev/psm0 に変更したらあぁら不思議。両方のマウスが動き出した。ということなんですね。 ps で確認すると以下のような感じ。

 $ ps -ax | grep mouse
33230 ??  Is     0:04.49 /usr/sbin/moused -p /dev/psm0 -t auto
33232 ??  I      0:00.01 hald-addon-mouse-sysmouse: /dev/psm0 (hald-addon-mouse

 
なんか、非常に違和感あるんですが、これで無事に二つのマウスが動作しております。考えてみると xf86-input-mouse がバージョンアップして以来赤ポッチマウスが動作していなかったので、随分と久しぶりに両方動きだした。ということになります。

いやー。良かったです。 xorg.conf が正しい設定であるならば rc.conf の moused の設定を変えてみてはいかがでしょうか。なお、今回は /usr/local/etc/hal/fdi/policy/ にはマウスの設定は入れていません。 xorg.conf の設定がそのまま X11 で有効になっていると思います。

ちなみにタッチパッドのほうは xf86-input-synaptics で動作しているので UltraNav みたいな動作が一応できます。 Synaptics を試してみたい方は参考にしてみてください。あ。細かい説明は一切ナシですけどもね;-)。