さてさて。全体的に KDE ライクで Qt ベースな Twitter クライアントである Choqok を FreeBSD で何人くらい利用しているのかわからないのですが、タイトルの通り Twitter API 1.1 に対応した Choqok の ports を作成してみました。
以下の URL に置きましたので使ってみたい方は利用してみてください。
http://icmpv6.org/Prog/FreeBSD_ports/ports-choqok-20130709.tgz
ちょっと説明させて頂くと、現在 FreeBSD ports の www/choqok はバージョンが 1.3 です。でもって、本家のダウンロード先である http://choqok.gnufolks.org/download/ でも 1.3 をリリースしています。しかし、このバージョンは Twitter API 1.0 にしか対応していなくて最近では Twitter にログインできなくなってしまっていたんですね。
そしたら debian とか ubuntu 方面では 1.4-2 というバージョンをリリースしていて、 Twitter API 1.1 に対応している。と、いうのでそれらを利用して ports を作ってしまいました。と、いうことです。
上記 URL からダウンロードしたファイルは以下の手順で展開、インストールしてください。
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基本的に ports のほうは Makefile のバージョンと distinfo を変えただけです。同梱のソースのほうに手を加えています。
もとになるソースコードは以下の URL からダウンロードしています。
http://tech.chandrahasa.com/2013/06/19/choqok-patch-for-twitter-api-1-1/
https://launchpad.net/~pfoo/+archive/choqok/+packages
choqok_1.4-2.orig.tar.gz というソースコードに choqok_1.4-2-1git0.diff.gz のパッチを適用したあと、このソースコードには po ファイルがなかったので 1.3 から po/ ディレクトリを持ってきて choqok-1.4.tar.bz2 を生成しています。
ports の distinfo は以下のようになっています。
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ports の Makefile でいろいろやるのが面倒だったのでソースの tar 玉のほうで吸収してしまうという、ちょっとインチキなことをしていますが、一応動くので作りました。まぁ、当然ノラ ports ですけど。
どうしても Choqok が使いたいーっ!! っていう方のみ、本家が Twitter API 1.1 に対応してくれるまでの間、ご利用ください;-)。
うーむ。せっかく po ファイルを用意したのに今回利用したソースは参照しないようだ。と、いうことで po ファイルをソースコードに混ぜたのは無駄な作業でした。メニューは英語のままとなります・・。しくしく。