たかちゃん。

9月 232010
 

さぁ。i486 もここまで来るとそろそろ惰性で行っているような気がしないでも無いですが、まぁ許してください。せっかく苦労して手に入れたものでして・・f(^^;;。

今回の CPU は i486DX2。前回掲載した i486DX の上位バージョンです。クロックも 50MHz から 66MHz になります。

i486DX2_1.jpg

16MHz アップと言うのは今ではほとんど誤差でしか無いような気がするのですけどね。当時は DX から DX2 に乗り換える人っていたのかなぁ? まぁ、多分ほとんど PC-98 で利用した感じかなぁ。

こちらは CPU の裏側です。

i486DX2_2.jpg

裏はやっぱりあまり違いが無いですねぇf(^^;;。

表ももあまり変わりがないがない i486 シリーズなのでありましたf(^^;;。

9月 162010
 

最近、ネタがあまりないので CPU なエントリーが連発になってしまいます。どうも済みません。FreeBSD の ports-current の KDE4 が KDE-4.5.1 になったのでそのうちにネタができるかもしれませんが;-)。

と、言うことで前回は i486SX が登場しました。今回はそれに浮動小数点コプロセッサが載ったCPUですね。

Intel 的には SX と DX、どっちが先に出たんだっけ?多分、こっちのほうが先だと思うのですけどねぇ。

i486DX_1.jpg

Wikiじゃなくて、手元の CPU を見比べてみると、動作クロックは i486SX は 33MHz 今回の i486DX 50MHz となっています。するっていとなんだかんだ言って i468DX のほうが速かった。と言うことになりますねぇ;-)。

こっちが裏側です。

i486DX_2.jpg

もうほとんど一緒の i486 同士なので同じ世界のシロモノですが、まぁ、手元にあるので、こうして掲載したいのであります;-)。

9月 122010
 

Intel が出した CPU としては i386 の次は i486 になるわけですが、次はそのシリーズに行ってみることにしましょう。ただ、Intel は i387 って CPU も出したんだっけか?けど、本流では無い気がするので僕は持っていません;-)。

i486 な CPU の内、今回登場するのは i486SX です。この次に掲載予定の i486DX の浮動小数点の無いバージョンだったっけかな。 i486 系 CPU では一番遅いとされる CPU ですね。

i486SX_1.jpg

i486 系の CPU は “SX” の部分が筆記体と言うか、手書き風と言うか、みかちゃんフォント風なのでちょっと嬉しいと言うか、インパクトがありますね;-)。

こちらが CPU の裏側です。

i486_SX_2.jpg

ちなみに筆者、前回の i386 同様、PC-98 シリーズでしか使ったことが無いです。それくらい懐かしい CPU なのであります。

i486 系は他にも数回続く予定です。

i486SX_3.jpg

本当は自分が自作 PC で利用し始めた Socket7 以降の CPU を収集すれば良いかなぁ。なんて思っていたのですが、実際に自分で使ったことのある CPU になると i386 からになるわけで・・。だったらいっそのこと i386・i486 も手元に置いてしまえっ。ってなってしまったわけですが、i486 系 CPU は全シリーズを手に入れてしまったので・・。f(^^;;。

9月 052010
 

「CPU コレクション」の第10回目です。前回で僕の大好きな Socket7 は全て終了しました。今回から数回に分けて Socket7 以前の CPU を掲載して行きたいと思います。今回は Intel の i386DX です。残念ながら Socket タイプとか知りません;-)。

i386 な CPU で持っているのははこれだけです。他のは持ってないし、 i286 や Z30 も持っていません。今後、多分購入することも多分ないと思います;-)。

んーー。表面を見ると ’85 なんて書いてある・・。今から 25 年前の CPU なのか?そんな古いの、僕は使った事があるのか?! orz。

i386DX_1.jpg

その昔、田町のとある職場に行っていた頃、自分の机の上には EWS4800 が一人一台ありました。でもって二人に一台 PC-98 がありました。PC-98 は Z30、i386 と、後、i486 がありました。当時は Windows3.1 が出る前の MS-DOS 5.0 に一太郎 4.3 だったかな。を利用していました。外部記憶には SASI(SCSI ではないっ!!) の 40MB の HDD が付いていたと記憶しています。

この CPU について、どんな思い出があるか?と聞かれれば、お昼休みに「A 列車で行こう」をやったことでしょうか。当時は 5 インチ FDD 二枚で AD-DOS を起動して電車を走らせていました。 Z30 な PC 上で走る電車は遅い。i386 な PC 上で走る電車は速かった。けど i486 な PC 上で走る電車はもっと速かったっ!!そんな記憶が、今でも残っているのでありますf(^^;;。(ゲームしてた。なんて、もう時効だよね?;-)

こちらが CPU の裏側です。

i386DX_2.jpg

今の時代の CPU と違って、ピンの幅が穏やかなのであります。が、今の CPU はもうピンは無いかー。

でもってこちらが似たような大きさの Pentium4 「北森」との比較です。大きさ的には随分と似ています。

i386DX_3.jpg

ただ、裏側のピンの本数が圧倒的に違う。また、ヒートスプレッタの有り無しもありますけどね。

この CPU は PC-98 で利用することになった CPU。でもって AD-DOS 版の「A 列車で行こう」を思い出す CPU なのであります。

9月 012010
 

「CPU コレクション」の第九回目です。これで今のところの手持ちの Socket7 は全部おしまいです。

僕的には後、RISE mP6 が欲しいなぁ。と言う感じがあるのですが、お手元にあって、譲っても良いよ。という方いましたらご連絡頂けませんでしょうか。宜しくお願いします。

と、言うことで話しを本題に戻しますが、今回の CPU は Cyrix MII-300GP です。前回掲載した MII-300GP とは明らかに別物です。

CyrixMII-300-66_1.jpg

トップがゴールドではないのですねぇ。この CPU は FSB が 66MHz。前回掲載したのは FSB が 75MHz。その違いなんでしょうなぁ。するっていと第八回の時に書いた 686MX とどっちが新しいのだろう? 686MX が MI で FSB75MHz、こっちは MII で FSB66MHz。ふむー。

こちらが裏側です。

CyrixMII-300-66_2.jpg

Cyrix の CPU にしては裏がペロっとしています。

FSB66,75MHz 共に MII-300 なのであります。

CyrixMII-300-66_3.jpg

Cyrix はこの後、VIA に買収されるので実質的に MII-300GP が Cyrix ブランドから出た最後の CPU になりますね。また、 AMD K6-2(K6-3) と共に培ってきた Super Socket7 も含めた Socket7 プラットホームも終演に向かうのでありました。

この後、Slot1、A、Socket370 には行かず、ちょいと過去を振り返る事にしましょうか。

8月 302010
 

自宅の PC はそろそろ FreeBSD 7 系から 8 系にバージョンアップしているのであります。が、我が家にはちょっとワンパクな EeePC がいるのであります。最終型は FreeBSD 7.3-STABLE に落ち着いていたのですが、各種デバイスが動作しないので早いところ FreeBSD 8 系にしたいものだ。と何回もトライしていたのですが・・。

今回やはりバージョンアップにトライしました。 EeePC に USB 接続の 2.5 インチ HDD を接続します。

それとは別に USB メモリからブートしてイントールするためのブートイメージを作成します。参考にしたのは「USBメモリからFreeBSDをインストールする」こちらのサイト。

ここに書かれている USB メモリの dd や newfs などを参考にさせてもらいした。ありがとうございました。ただし一点だけ。僕は USB メモリからブートしたあとにネットワークインストールする予定なので CD-ROM イメージ全ては必要ありません。上記 URL の cp -pR /cdrom/* /usbmem の部分は以下のようにします。

# cd /cdrom
# cp -pr /boot boot.catarog cdrom.inf /usbmem

 
/boot だけを USB メモリにコピーする。って感じです。これだと USB メモリの容量は 64MB のもので済みます。あとはブートしたあとにネットワークインストールするだけ。FreeBSD の iso イメージ的には FreeBSD-8.1-RELEASE-i386-bootonly.iso を用意すれば十分。て感じでしょうか。

と、言うことで、ブート用の USB メモリと USB 接続の 2.5 インチの HDD (今回はここに FreeBSD 8.1-RELEASE をインストールします)が用意できました。これでインストールします。が・・。EeePC では USB 接続の HDD を認識してくれませんでした。orz。FreeBSD のインストーラは起動するのですが、HDD 選択の画面で USB 接続の HDD を認識してくれないのであります。ブート用の USB メモリは問題無くブートしました。

しょーがないので普段利用しているデスクトップ PC で再度トライ。BIOS 設定を変更して USB メモリからブートするようにします。でもってブート。おぉ。今度はちゃんと USB 接続 の HDD を認識したのでこちらに対して FreeBSD 8.1-RELEASE をインストールし、無事に完了するのでありました。

母艦 PC (インストールに利用したデスクトップ PC) をシャットダウンしたあとに USB メモリと USB 接続の HDD を抜きます。でもって USB 接続の HDD を EeePC に接続してブートするのであります。

おぉっ!! ブートしたっ!! と思ったのもつかの間・・。umass0:0:1 など、 USB デバイスは認識するのですが、HDD が認識しないので FreeBSD が root バーティションはどこだ?と聞いてきます。

ufs:/dev/da0s1a

とか打つ画面ですね。ここから先に行かない・・。orz。dmesg 的には以下のような感じ。

uhub0: 2 ports with 2 removable, self powered
uhub1: 2 ports with 2 removable, self powered
uhub2: 2 ports with 2 removable, self powered
uhub3: 2 ports with 2 removable, self powered
ugen0.2: <Initio> at usbus0
umass0: <Initio 0M9AT00, class 0/0, rev 2.00/1.06, addr 2> on usbus0
umass0:  SCSI over Bulk-Only; quirks = 0x0000
ugen2.2: <ENE> at usbus2
umass1: <ENE UB6225, class 0/0, rev 2.00/1.00, addr 2> on usbus2
umass1:  SCSI over Bulk-Only; quirks = 0x0000
umass0:0:0:-1: Attached to scbus0
umass1:1:1:-1: Attached to scbus1
---> ここまで来たところで ufs:/dev/daos1a ? のプロンプトが出るっ!! ---> ここから下が動いてくれないっ!!
(probe1:umass-sim1:1:0:0): TEST UNIT READY. CDB: 0 0 0 0 0 0 (probe1:umass-sim1:1:0:0): CAM status: SCSI Status Error (probe1:umass-sim1:1:0:0): SCSI status: Check Condition (probe1:umass-sim1:1:0:0): SCSI sense: NOT READY asc:3a,0 (Medium not present) da0 at umass-sim0 bus 0 scbus0 target 0 lun 0 da0: <Initio 0M9AT00 1.06> Fixed Direct Access SCSI-0 device da0: 1.000MB/s transfers da0: 19077MB (39070080 512 byte sectors: 255H 63S/T 2432C) da1 at umass-sim1 bus 1 scbus1 target 0 lun 0 da1: <USB2.0 CardReader SD0 0100> Removable Direct Access SCSI-0 device da1: 1.000MB/s transfers da1: Attempt to query device size failed: NOT READY, Medium not present Trying to mount root from ufs:/dev/da0s1a

 
どーしたもんかいのぉ・・。と悩んでいるのであります。8-CURRENT や 8-STABLE をインストールした時と全然一緒な状態・・。orz。

そんなバナナっ!! この後におよんでいくら何でも 8.1-R まで行っても USB デバイスからブートできないなんてありえないだろうっ!! とか思い、いよいよ IRC で聞いてしまいました。そしたらとある有名なコミッタの方が以下の設定を /boot/loader.conf に書いてみそ。と言うので言われたとおり書いてみました。

kern.cam.boot_delay=10000

 
インストール直後の状態でシングルユーザでもブートしてくれないのにどうやって /boot/loader.conf 編集したらえーねん。とか思うのですが、僕は USB HDD を別の FreeBSD に接続して mount /dev/da0s1a /mnt したあとに /boot/loader.conf を編集しました。そのあとで再度 EeePC に接続してブートしたらっ!! おぉー。da0 がようやっと認識できて上のような dmesg となったのでありました;-)。わーいっ!! ありがとうございましたーー。

EeePC では 7 系 STABLEは今まで動作していたのですが、 8 系 STABLE はこの USB の問題で諦めていたのでありました・・。

ちなみに他の FreeBSD を持っていない人は /boot/loader.conf に書き込むこと、できないですよね。そんな人は ブート時のメニューで 6 を選択します。そこで set コマンド叩いてから boot とたたけば良いらしいです。ブートしたあとはすかさず /boot/loader.conf に設定を追加してあげれば OK です。

set kern.cam.boot_delay=10000
load /boot/kernel/kernel
boot

 
ふぅ。FreeBSD を USB メモリや USB HDD などからブートしたい人は上記設定を入れると、umass の認識でちょっと待ち状態が入るのでそのあとに da0 が認識され、ルートパーティションが取得できると言うわけですね。上記の設定が無い場合、da0 を認識する前にルートバーティションはどこぜお?ってなってしまうのでちっくとまちぃや。って感じで上記の設定を入れるのだそうです。

それにしても無事にブートできて良かったです。うんうん。さてと。今から csup で 8.1-STABLE にしようかなー;-)。

ほんにもう。それにしてもありがとうございました。

8月 282010
 

ちょっと訳あってネットワークに ping6 -w ff02::1%re0 とか打ったのですが、なんとっ!! iPhone4 が応えてくれたんですね。あぁれー。iPhone4 と言うか iPhoneOS と言うか iOS っていつから IPv6 Ready になったのさーっ!!

って驚いていたのですが、iOS4 になったら IPv6 Ready になったのねぇ。Apple はそんなこと一言も言ってない気がする。 Apple にとって、と言うか、ユーザは IPv4 使ってようが IPv6 使ってようが関係ない。と言うことなんでしょうねぇ。

自宅のネットワークは IPv6 ルータ(FreeBSD なんだけど;-)が RA 流していて、無線 LAN 上も IPv6 Ready なワケでして。なので、iPhone4 を無線 LAN 経由で利用して IPv6 なサイトを見るとまぁ;-)。

iOS4_IPv6_1.jpg

iPhone4 の Safari で icmpv6.org なサイトを見ると、このサイトはアクセスして来た IP アドレスを表示してくれるんですけども、iPhone 上の Safari を確認すると、おぉっ!!ちゃんと IPv6 でアクセスしてくれているのでありました。

これはちょっと感激なのであります;-)。

ちなみに iPhone4 上の Opera で試したら IPv4 でのアクセスでした。Opera はまだ IPv6 スタックを持っていないみたいですね。って言うか、Opera mobile って Proxy 側でキャッシュして、そのキャッシュが圧縮されたのを持ってきて表示するんだっけか。すると Proxy までのアクセスなので IPv6 はまるで必要無いのか。

後、その他 ping ユーティリティなど 2,3 で試してみましたが、古いヤツなので IPv6 には対応していませんでした。

Mail App は自宅のサーバに対して imap4 の SSL でアクセスしているのですが、サーバ側の maillog を見たらこれまた IPv6 でアクセスしていました。やるー;-)。

今のところはまだ Apple 謹製のアプリケーションしか対応してないんでしょうかね。

それにしても ping6 -w で応える機器って一体なんの実装使っているのよ?! って話はありますが;-)。

後は iPhone SDK で IPv6 スタックの API がどうなっているか、確認する必要があるかもですねぇ。今後の課題にしたいと思います;-)。

8月 262010
 

「CPU コレクション」の第八回目です。再び Cyrix の CPU の登場です;-)。

しかし、僕は Cyrix の MII-300GP 以前のラインナップにはいまいち疎いのですが、6x86MX-PR200 と書いてあります。ベースクロックは 75MHz。ふむ。P55C よりも FSB は上ですね。

Cyrix686MX_1.jpg

CPU 自体はあまり美しくないのですが、ペイント部分ははげて無くて綺麗に残っています;-)。MII の前身 の CPU なので MI (えむわん)と呼ばれていたらしいです。

前回掲載の DTI WinChip は会社の廃棄 PC から CPU を頂いてきた。と書いたのですが、この CPU も確か、時期をほぼ一緒にしてはやり廃棄 PC から抜き取った記憶があります。

それにしても WinChip や 6x86MX な PC(しかも自作) を使う会社でどんなだぁ?f(^^;;。

こちらが裏側。

Cyrix686MX_2.jpg

中央色違いの部分にうっすらと黒のペイントで “CANADA” と書いてあるのでありました。

あと一回、Socket7 なネタが続きます;-)。

8月 232010
 

ちょっと前のエントリーで「ibus-mozc を使う。」ってのを書きました。 「もづく」を使うよ。でもって emacs23 からでも使えるよ。ってやつですね。

で、ibus.el の作者さんの 「irie @ ウィキ」を眺めていたら「scim-bridge.elのぺえじ 」 ってのもあるのに気づきました。

この scim-bridge.el をインストールして emacs23 から利用すれば scim と通信して日本語入力ができるようになるんかな?とか思った次第であります。

でもって、scim と言えば scim-bridge はあるし、scim-canna もあるし scim-bridge-qt4 もあるしで、いろいろあるので scim-bridge.el を利用すれば canna.el なしで Canna の入力が可能になるのかな?とか思い早速試してみました。

まずは scim-bridge.el の ports を作ってみました。参考にしたのは同じ作者さんの ibus.el の ports です。textproc/ibus-el があるのでこれを参考にして作ってみました。以下の URL に置いてあります。

http://www.icmpv6.org/Prog/FreeBSD_ports/ports-scim-bridge-el-20100823.tgz

これをダウンロードしたあとに /usr/ports/textproc/ 辺りに展開してインストールしてください。一応関連性としては textproc/scim と textproc/scim-bridge は付けています。あとは自分の好みで japanese/scim-canna や textproc/scim-bridge-qt4 などをインストールしてください。

~/.emacs に記述するサンプルはこの辺りに置いておきます。

(setq jaime “???”) の文字列で mozc を利用するか scim-bridge を利用するか決定してください。

scim の 設定方法については以前書いた「kde4-4.4.5+qt-4.6.3 環境の scim-1.4.7。」を利用してください。これで多分 scim-bridge.el が動くようになったかと思います。

scim-bridge.el を利用してみてまず驚くのが、ターミナルへの文字入力と一緒でディスプレー上に SCIM のメニューバーが表示されることですね。本当に「ネーティブに動作しているの?」って思うんですが、Ctrl が入力される場面とか、日本語入力ができない時にはちゃんと SCIM がオフになるんですね。この辺りすごい。まぁ、ibus-mozc.el でもその動作は一緒なんですけどね。さすが同じ作者さんだけあって、動作が統一されていてなかなか嬉しいです;-)。また、感激します;-)。ありがとうございます。

あと、emacs 起動時には以下のように IME を none にして起動しているのでこれは多分文句無しにネーティブで動いているんだろう。という感じです;-)。

env XMODIFIERS=@im=none /usr/local/bin/emacs --no-splash

 
さてさて。僕がどうしてこの ports を作ったかと言うと・・。ちょっと前のエントリーで「emacs-23.2+Canna な emacs の ports。」と言うのを書いているのですが、この時に書いたパッチは今の emacs のメンテナの Ashish SHUKLA さん にメールを送っていて、しばらくやり取りしたあと、彼は 06/10 に改定した emacs の ports を Giorgos Keramidas さん 宛に奥っているんだけど、それは今でもちっとも反映されていないんですね。

なので、emacs23 の make config 時のオプションに WITH_CANNA=yes ってのがなかなか現れない・・。orz。 半分諦めの境地ですかね。

あと、実はもう一点あって、Ashish SHUKLA さん から emacs24 (ports 的には editors/emacs-devel なんですが) の WITH_CANNA の パッチも書いてねー。とか言われて、ちょっと書き直し始めたのですが、これがまたあーたっ!! emacs24 の configure の形式とか Makefile.in とかがずいぶんと様変わりしてしまって、ソースコード治すよりもそっちのほうが大変。みたいな感じになっているのであります・・。orz 僕、 C は解っても autoconf/automake はいまいちよくわからないのよねぇぇ・・f(^^;;。

ちゅーこって、ことえり キーバインドに対応した ibus-mozc に走るか scim-bridge に走ったほうがよっぽど早いのであります。 scim-bridge は Canna に対応しているしねぇ;-)。

と、言うことで、僕は多分今後 Emacs 用の WITH_CANNA なパッチは書く事はないと思います。是非とも scim-bridge.el のほうを利用していただけれると嬉しいのであります。

それにしても scim-bridge.el かぁ。これを利用すると Canna キーバインドでの文字入力もサクっとできるし嬉しいのであります。あ、筆者の場合、Canna のキーバインドをかな入力で利用しています。ローマ字入力は試していません。けど、~/.emacs の (scim-define-common-key ?\C-* t) の “*” の部分の文字を任意のものに変更するといろいろなキーバインドが利用できるようになると思います。

8月 222010
 

「CPU コレクション」の第七回目です。まだまだ Socket7 が続きます。この辺りから “マニア垂涎” となって行きます;-)。

今回の CPU は DTI の WindChip C6-200MHz。 ベースクロックは 66MHz ですね。P54C 辺りと同系列って感じでしょうか。

WinChip_1.jpg

この CPU はウル覚えなのですが、会社の PC を廃棄するって時にドレドレ。などと、パーツが再利用できないか確認した時に見つけたもので、この CPU を手に入れたばっかりに僕の CPU の収集が始まってしまったのでありました。つまり、ターニングポイントとなった CPU ということですね;-)。

Socket7 大好きだし、Intel や AMD ではない CPU だったのが魅力を感じたのでしょうね。当時はもう既に Cyrix MII-300GP を利用している時だったし。

こっちが裏側です。

WinChip_2.jpg

表はセラミックのパッケージに白いペイントなのですが、裏にはゴールドが利用されていて、チロッと文字が書いてあるのであります。

この CPU が僕の収集欲に火を付けたのでありました;-)。