さてと。CPU コレクションのエントリーを一個書いてしまいましょう。ThinkPad のネタをもう一個書くかもしれないですが、他にももう一個ネタがあるのですが、その間に;-)。
今回登場するのは Intel i486 系で一番速い CPU になります。DX4 ですね。

i486 を SX から掲載し続けていますが、この CPU だけ、表面のデザインが今までのとは違うんですね。”i486″ って文字列が無くなってきました。だんだん Pentium に近くなって来たって感じでしょうか?
あれ? Intel は “i486” では商標が取れなくなったのがこの時期だったけか?確か、i486 はタダの英数字の並びなので、互換メーカも同じ文字列を使っても良いとか言うふうになったのがこの辺りなのかな?
そもそも「商標が取れなくなった。」って言う事実があったのかも僕の記憶の中では定かではありませんが、まぁ、特に調べもせずにこの記事を書いていますf(^^;;。だって Wiki とか見てそれを書いても当たり前すぎて面白くないでしょー。当時の自分の記憶を思い出しつつ書いているのであります。なので、間違いももしかしたらあるかもしれません。その場合はお許しを;-)。
こちらは DX4 の裏側ですね。

もう i486 系の CPU は裏側はどれも一緒になりますね。面白みがないですなぁ。
と、言うことで これにて Intel i486 系の CPU は全ておしまいです。僕の手持ちはもう無いのであります。この後、どの CPU に行こうかなぁ。楽しみなのであります;-)。
たかちゃん。
ThinkPad X100e で FreeBSD。気がついた点。
前回のエントリーで ThinkPad X100e 買いました−。っての書きました。でもって Windows7 x64 と FreeBSD/amd64 8.1-STABLE が動いているわけですが、今回は FreeBSD での動作についてちょっとまとめてみたいと思います。
1. サスペンド・レジューム動きません。
acpiconf -s3 で寝ることはできます。パワー LED もちゃんとブリンクするので「お。寝たか?」とか思うのですが、電源投入するとそこでフリーズします。 s5 も動きません。
FreeBSD の サスペンド・レジューム は SMP カーネルの場合、コードがスパっと抜け落ちているそうなので絶対に動作しないのでありますね。はい。ただ、シングル CPU カーネルの場合は動作するのかなぁ?試していませんし、試そうとも思いませんが・・。
2010/10/19 加筆
サスペンド・レジュームについては「ThinkPad X100e を FreeBSD で Suspend/Resume。」を参照してください。
2. 無線 LAN if_iwn は動作しません。
ThinkPad X100e は AMD のアーキテクチャなのに無線 LAN 周りは Intel のセントリーノ技術を使ってイいるんですね。利用しているチップは if_iwn 対応で Intel(R) PRO/Wireless 6250 と、言うヤツです。これと USB 接続の WiMAX 対応チップがセットになったヤツらしいのですが、以下のメッセージが出力され動作しません。
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if_iwn.c のソースコードをチロっと眺めたところ、本来であれば iwn6250 版台(ファームウェア的には 6050 かなぁ?)なのに if_iwn.c のコード的には iwn5000 のファームウェアで動いているっぽいのでその辺りが影響しているのかもしれません。
なお、Intel(R) PRO/Wireless 625 は 802.11n に対応しているので 300Mbps 出る(論理値)のですが、ドライバ側では 802.11a/b/g にしか対応してないので 54Mbps しか速度が出ません。コード的には #if 0 って部分ですが、更に必要な define が無いのでどうしようもない状態・・。
3.サウンドチップは特殊でした。
NotePC 的にはスピーカがついているのにそこから音は出ない。けど、イヤホンジャックにヘッドホンを接続すると音が出ている。あれあれあれ?って感じですが、cat /dev/sndstat してみるとデバイスが二つ認識しているようです。
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なんとっ!! pcm1 がスピーカ側のデバイスで、pcm0 がヘッドホン側のデバイスです。普段は sysctl -w hw.snd.default_unit=1 しておいて、ヘッドホンで聞く時は hw.snd.default_unit=0 する必要があります。
これは KDE-4.5.1 の Kmix (サウンドミキサーアプリ)のキャプチャですが、それぞれのデバイスのためにボリューム(「OSS Audio Mixier」ってヤツのタブ)が二つあります。ヘッドホン用とスピーカー用ですね。いやぁ。ちょっと驚き。最近の NotePC ってみんなこうなのかな?

mplayer とか立ち上げて映画とか見ていた場合、最初はスピーカーで聞いていたけど、ヘッドホンにしたい場合は sysctl -w hw.snd.default_unit=0 とか打つ必要があります。てもって音の出力先が変わったので mplayer は再起動し直しとなります。ふむー。
4. Fn+F?? キー使えません。
Fn+ テンキーって、ベンダ向けに用意されている acpi_*.ko をロードすれば Fn+ テンキー が利用できると思っていたのだけど、acpi_ibm.ko をkldload してもキーがマッピングされないので、音のボリューム・無線 LAN のオン/オフ・ディスプレーの明るさが変更できません。orz。 僕が最近の NotePC を知らないだけなのかも。技を知っている方、教えてください。
無線 LAN はそもそも利用しないのでずっとオフでも良いかも;-|。まぁ、仮に動作するようになったとしたら kldload/kldunload if_iwn.ko すればいーや。とか思っているんですが;-)。
音の大きさはミキサーアプリで調整するのでこれまたなんとかなりそう。
ディスプレーの明るさは acpi_video.ko を kldload すると sysctl MIB として hw.acpi.video.lcd0.brightness と言うのが生えてくるのでそこで明るさを指定します。以下のようなスクリプトを書けば良いかなー。って感じなのでありますが・・。
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多少使い込んで気がついたのはこんな感じでしょうか。まぁ、多分、標準的な「NotePC にインストールした FreeBSD の動作。」だと、僕は思っているのですけどねぇ;-P。
if_iwn は当分更新される予定は無いみたいなので半分あきらめです。最近は Windows7+IE9 も中々良いと思えるのでどうしても無線 LAN が必要な場合は Windows7 利用するかも;-P。まぁ、その前に iPhone4 があるので、多分めったに NotePC を門外に持ち出すことは無いと思うのだけどねぇ;-)。
ThinkPad X100e 購入。
久しぶりに AT 互換機の NotePC を購入しました。今まで利用していたのが 4,5 年前の DELL X1 。もう「遅いっ!!」などと感じ始めていたので新しい NotePC の購入に踏み切ったのでありました。
で、新しく購入したのが Levono の ThinkPad X100e。僕的に ThinkPad の購入は実に 535E 以来なのであります。二台並んだ写真。

自分でも思うけんど、この新旧二台が並んだ写真てのは中々無いとおもうぜぉ;-)。貴重な写真なのであります;-)。
と、言うことで、DELL X1 から大きく変わった点をちっくと書いておきます。
・CPU が Intel PentiumM 900MHz から Athlon Neo X2 L335 の 1.6GHz になった。
・チップセットが Intel から AMD になった。
・メモリが 2GHz から 4GByte になった(実際に積んでいるのは 3GByte)。
・HDD が 1.8 インチ 60GByte から 2.5 インチ 320GByte になった。
・無線 LAN が 802.11n に対応した。
みたいな感じでしょうか。
CPU がデアルコアになってクロックアップしたのと、HDD が 1.8 インチから 2.5 インチになったので、体感的に随分速くなったように感じます。
当初 DELL X1 の HDD を SSD に交換しようかと思ったのだけど、1.8 インチの東芝 50pin IDE タイプの SSD は 60GB だと 30,000yen を遙かに上回る値段なので購入を断念。後 30,000yen 出せば新品買えるじゃん。みたいな感じだったのでありました。
それにしても、僕はデスクトップは Intel 買わなくなって随分久しいのですが、NotePC もいよいよ AMD 系になったかー。と言う感じなのであります。今は Apple MacBook だけか。 Intel 系なのは。そんな感じなのであります。
では、ThinkPad X100e の気がついた点を少々。
例のごとく、初期インストールの Windows7 はブートもせずにサクっと消しました。後、HDD に入っていた Windows7 のリカバリー CD イメージもサクッと消したので、純正アプリに何が入っているのか全く知りません;-)。 320GB の HDD は余計なの全て消して、FreeBSD/amd64 8.1-STABLE に 80GB、Windows7 に 220GB の二つにしました。
Windows7 は Profetional x64 をインストールしました。リカバリー CD イメージはもうないので Microsoft TechnetPlus のをインストールしたので、このマシンも検証機器になりました;-)。
後で Levono に電話してリカバリー CD イメージを送ってもらおうと思っています。
Windows7 はサクっとインストールが完了しました。唯一 WiMAX のカードが認識しなかったので Levono からドライバーをダウンロードして動作するようになりました。あ。そーそー。このマシン、CPU とチップセットは AMD 、 NIC は re0 、 無線 LAN チップが Intel のセントリーノを利用してる(Centrino Advanced-N+WiMAX 6250 の組み合わせ) んですね。ある意味面白い;-)。
USB カメラがあるみたいなんだけど、使い方はイマイチ解りませんf(^^;;。まぁ、必要ないかな。
続いて FreeBSD/amd64 ですが、特に問題無くインストールは終了。pciconf -lv しても none0 が一個だけ。Centrino Advanced-N+WiMAX 6250 って FreeBSD のドライバってあるのかなぁ? GENERIC カーネルで none なんだけど・・。
後、USB デバイスが三つついています。 usbconfig list によると
ugen4.2: <USB2.0-CRW Generic> at usb
ugen4.3: <Integrated Camera Image Processor>
ugen4.4: <Intel(R) Centrino(R) Advanced-N + WiMAX 6250 Intel(R) Corporation>
らしいですが、あれ? NIC は USB なのかー。後はカメラと SD スロットみたいですね。SD スロットはフツーに認識しました。 Centrino Advanced-N は後で試してみよう。if_u のどれかを kldload したら認識するかなぁ?
現在は カーネルを 8.1-STABLE にして KDE4 を make している最中です。X も RADEONHD ドライバで RS780M/RS780MN [Radeon HD 3200 Graphics] と認識し、サクっと動いております;-)。
まぁ、2,3 世代古い構成なので枯れている。って感じでしょうか。特に難もなくどっちの OS も動作しているのであります;-)。
このネタ続くかなぁ?比較的容易に動作してしまったので特にネタは無いかも・・;-)。
あ、最後に一点。僕のパーティションの切り方の問題かもしれないですが、この PC、 Windows7 をインストールしたにも関わらず Windows7 側のブートマネージャを利用せず、以前の通り、F1 で Windows、F2 で FreeBSD がブートするようになりました。Windows7 側の bcdedit を利用して FreeBSD をブートしようとしたら「できねいぜぃ。」みたいに言われてしまいました。
難儀したのはそれくらいでしょうかねぇ。
DELL X1 と比べて随分と速くなったので今晩中に KDE4 の make は完了するかなぁ?楽しみなのであります;-)。
あ。dmesg とか pciconf -lv とか xorg.conf など見せて。って言う人いましたらコメントください。掲載しますので。
2010/10/04 加筆
dmesg とか pciconf -lv とか xorg.conf などが見たいですー。と言うコメントを頂いたので公開します。
以下の URL に色々な情報を置いたので良ければ参考にしてください。
http://icmpv6.org/Prog/tmp/ThinkPadX100e/
wine で Evernote クライアントを動かす(努力をする)。
Evernote ってのが世の中にはあるみたいです。僕は iPhone4 ユーザなのですが、ファイルをクラウド上にアップして、色々な機器から利用できるみたいです。詳細については以下の URL を参照してください。
http://www.evernote.com/about/intl/jp/
さて、iPhone4 上ではデータを同期するクライアントがあります。あと、MacOSX とか Windows、他の携帯端末用のクライアントもあるのですが、Linux や FreeBSD のためのクライアントは無いようです。
Linux の人が頑張っているのは wine で Windows 版 Evernote クライアントを動かすと言うワザなんですね。FreeBSD でも ports に emulators/wine があるので早速試してみましょう。
まず、 ports から wine をインストールして、上記 Evernote のサイトから Windows 版クライアントをダウンロードします。その後、以下の要領で実行します。
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あいやまぁ・・。Evernote は .NET はレームワークを利用しているようです。しかし、 wine の default の環境では .NET はレームワーク が無いのでインストールできないみたいです。
ちなみに wine の環境は ~/.wine/ になり、 ~/.wine/drive_c/ が Windows で言うところの c:\ になります。それにしても .NET フレームワークをインストールする必要があるのでインストールすることにしましょう。
世の中を探しまわっていたら wine の環境をサクっとインストールしてくれるスクリプとがあるようです。
http://www.kegel.com/wine/ から winetricks と言うスクリプトをダウンロードしてくればよいみたいです。
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winetricks を実行するためには一個 ports をインストールする必要があります。 archivers/cabextract をインストールしましょう。これで winetricks を実行する準備が整いました。
オプション無しで実行するとウィンドウが一個現れたと思います。winetricks -h と実行すると、バババと文字が表示されたかと思います。ウィンドのメニューやオプションに dotnet30 を選択もしくは指定すると ~/.wine/drive_c/ に .NET Framework をインストールしてくれます。他にも色々インストールしてくれるヤツがあるので winetricks -h で表示されたものをじっくりと眺めてみても面白いです;-)。
と、言うことで今回は winetricks dotnet30 と叩くのでありました。

こんな感じでインストールが始まります。おぉっ!! これはラクチンだぁ;-)。.NET Framework がインストールするのをしばし待ちます。また、必要であればその他色々インストールしてみるのも良いかもしれません。
でもって今度はいよいよ次は Evernote のインストールです;-)。上で実行した wine コマンドを投入します。すると今度はインストーラが起動したようです。うひひひ;-)。

以降、フツーのインストールと同じように進むと無事にインストールが終わりました。おぉっ!!これは素晴らしい。
続いて早速実行してみることにしましょう。インストールされた Evernote.exe は ~/.wine/drive_c/Program Files/Evernote/Evernote3.5/Evernote.exe にあります。これを wine コマンドのオプションとして実行してあげます。
するとー。

orz。今日はこの辺りまでにしておきましょう・・。
筆者自身まだよく wine を把握しておりません。Windows ディレクトリにどういったものがインストールされているか、どういったものが必要なのか、Windows について、筆者はあまりよく知らないんですねf(^^;;。
今回の目的としては winetricks の使い方が解って良かったよねー。これ使うと wine の環境整えるのが楽だよねぇ。みたいな。そんな感じでこれにて終わるのでありました。
中途半端でどうもすみません・・。
Intel i486DX2。
さぁ。i486 もここまで来るとそろそろ惰性で行っているような気がしないでも無いですが、まぁ許してください。せっかく苦労して手に入れたものでして・・f(^^;;。
今回の CPU は i486DX2。前回掲載した i486DX の上位バージョンです。クロックも 50MHz から 66MHz になります。

16MHz アップと言うのは今ではほとんど誤差でしか無いような気がするのですけどね。当時は DX から DX2 に乗り換える人っていたのかなぁ? まぁ、多分ほとんど PC-98 で利用した感じかなぁ。
こちらは CPU の裏側です。

裏はやっぱりあまり違いが無いですねぇf(^^;;。
表ももあまり変わりがないがない i486 シリーズなのでありましたf(^^;;。
Intel i486DX。
最近、ネタがあまりないので CPU なエントリーが連発になってしまいます。どうも済みません。FreeBSD の ports-current の KDE4 が KDE-4.5.1 になったのでそのうちにネタができるかもしれませんが;-)。
と、言うことで前回は i486SX が登場しました。今回はそれに浮動小数点コプロセッサが載ったCPUですね。
Intel 的には SX と DX、どっちが先に出たんだっけ?多分、こっちのほうが先だと思うのですけどねぇ。

Wikiじゃなくて、手元の CPU を見比べてみると、動作クロックは i486SX は 33MHz 今回の i486DX 50MHz となっています。するっていとなんだかんだ言って i468DX のほうが速かった。と言うことになりますねぇ;-)。
こっちが裏側です。

もうほとんど一緒の i486 同士なので同じ世界のシロモノですが、まぁ、手元にあるので、こうして掲載したいのであります;-)。
Intel i486SX。
Intel が出した CPU としては i386 の次は i486 になるわけですが、次はそのシリーズに行ってみることにしましょう。ただ、Intel は i387 って CPU も出したんだっけか?けど、本流では無い気がするので僕は持っていません;-)。
i486 な CPU の内、今回登場するのは i486SX です。この次に掲載予定の i486DX の浮動小数点の無いバージョンだったっけかな。 i486 系 CPU では一番遅いとされる CPU ですね。

i486 系の CPU は “SX” の部分が筆記体と言うか、手書き風と言うか、みかちゃんフォント風なのでちょっと嬉しいと言うか、インパクトがありますね;-)。
こちらが CPU の裏側です。

ちなみに筆者、前回の i386 同様、PC-98 シリーズでしか使ったことが無いです。それくらい懐かしい CPU なのであります。
i486 系は他にも数回続く予定です。

本当は自分が自作 PC で利用し始めた Socket7 以降の CPU を収集すれば良いかなぁ。なんて思っていたのですが、実際に自分で使ったことのある CPU になると i386 からになるわけで・・。だったらいっそのこと i386・i486 も手元に置いてしまえっ。ってなってしまったわけですが、i486 系 CPU は全シリーズを手に入れてしまったので・・。f(^^;;。
Intel i386DX。
「CPU コレクション」の第10回目です。前回で僕の大好きな Socket7 は全て終了しました。今回から数回に分けて Socket7 以前の CPU を掲載して行きたいと思います。今回は Intel の i386DX です。残念ながら Socket タイプとか知りません;-)。
i386 な CPU で持っているのははこれだけです。他のは持ってないし、 i286 や Z30 も持っていません。今後、多分購入することも多分ないと思います;-)。
んーー。表面を見ると ’85 なんて書いてある・・。今から 25 年前の CPU なのか?そんな古いの、僕は使った事があるのか?! orz。

その昔、田町のとある職場に行っていた頃、自分の机の上には EWS4800 が一人一台ありました。でもって二人に一台 PC-98 がありました。PC-98 は Z30、i386 と、後、i486 がありました。当時は Windows3.1 が出る前の MS-DOS 5.0 に一太郎 4.3 だったかな。を利用していました。外部記憶には SASI(SCSI ではないっ!!) の 40MB の HDD が付いていたと記憶しています。
この CPU について、どんな思い出があるか?と聞かれれば、お昼休みに「A 列車で行こう」をやったことでしょうか。当時は 5 インチ FDD 二枚で AD-DOS を起動して電車を走らせていました。 Z30 な PC 上で走る電車は遅い。i386 な PC 上で走る電車は速かった。けど i486 な PC 上で走る電車はもっと速かったっ!!そんな記憶が、今でも残っているのでありますf(^^;;。(ゲームしてた。なんて、もう時効だよね?;-)
こちらが CPU の裏側です。

今の時代の CPU と違って、ピンの幅が穏やかなのであります。が、今の CPU はもうピンは無いかー。
でもってこちらが似たような大きさの Pentium4 「北森」との比較です。大きさ的には随分と似ています。

ただ、裏側のピンの本数が圧倒的に違う。また、ヒートスプレッタの有り無しもありますけどね。
この CPU は PC-98 で利用することになった CPU。でもって AD-DOS 版の「A 列車で行こう」を思い出す CPU なのであります。
Socket7。Cyrix MII-300GP (FSB 66MHz)。
「CPU コレクション」の第九回目です。これで今のところの手持ちの Socket7 は全部おしまいです。
僕的には後、RISE mP6 が欲しいなぁ。と言う感じがあるのですが、お手元にあって、譲っても良いよ。という方いましたらご連絡頂けませんでしょうか。宜しくお願いします。
と、言うことで話しを本題に戻しますが、今回の CPU は Cyrix MII-300GP です。前回掲載した MII-300GP とは明らかに別物です。

トップがゴールドではないのですねぇ。この CPU は FSB が 66MHz。前回掲載したのは FSB が 75MHz。その違いなんでしょうなぁ。するっていと第八回の時に書いた 686MX とどっちが新しいのだろう? 686MX が MI で FSB75MHz、こっちは MII で FSB66MHz。ふむー。
こちらが裏側です。

Cyrix の CPU にしては裏がペロっとしています。
FSB66,75MHz 共に MII-300 なのであります。

Cyrix はこの後、VIA に買収されるので実質的に MII-300GP が Cyrix ブランドから出た最後の CPU になりますね。また、 AMD K6-2(K6-3) と共に培ってきた Super Socket7 も含めた Socket7 プラットホームも終演に向かうのでありました。
この後、Slot1、A、Socket370 には行かず、ちょいと過去を振り返る事にしましょうか。
FreeBSD RELENG_8 で USB 機器からブートする。
自宅の PC はそろそろ FreeBSD 7 系から 8 系にバージョンアップしているのであります。が、我が家にはちょっとワンパクな EeePC がいるのであります。最終型は FreeBSD 7.3-STABLE に落ち着いていたのですが、各種デバイスが動作しないので早いところ FreeBSD 8 系にしたいものだ。と何回もトライしていたのですが・・。
今回やはりバージョンアップにトライしました。 EeePC に USB 接続の 2.5 インチ HDD を接続します。
それとは別に USB メモリからブートしてイントールするためのブートイメージを作成します。参考にしたのは「USBメモリからFreeBSDをインストールする」こちらのサイト。
ここに書かれている USB メモリの dd や newfs などを参考にさせてもらいした。ありがとうございました。ただし一点だけ。僕は USB メモリからブートしたあとにネットワークインストールする予定なので CD-ROM イメージ全ては必要ありません。上記 URL の cp -pR /cdrom/* /usbmem の部分は以下のようにします。
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/boot だけを USB メモリにコピーする。って感じです。これだと USB メモリの容量は 64MB のもので済みます。あとはブートしたあとにネットワークインストールするだけ。FreeBSD の iso イメージ的には FreeBSD-8.1-RELEASE-i386-bootonly.iso を用意すれば十分。て感じでしょうか。
と、言うことで、ブート用の USB メモリと USB 接続の 2.5 インチの HDD (今回はここに FreeBSD 8.1-RELEASE をインストールします)が用意できました。これでインストールします。が・・。EeePC では USB 接続の HDD を認識してくれませんでした。orz。FreeBSD のインストーラは起動するのですが、HDD 選択の画面で USB 接続の HDD を認識してくれないのであります。ブート用の USB メモリは問題無くブートしました。
しょーがないので普段利用しているデスクトップ PC で再度トライ。BIOS 設定を変更して USB メモリからブートするようにします。でもってブート。おぉ。今度はちゃんと USB 接続 の HDD を認識したのでこちらに対して FreeBSD 8.1-RELEASE をインストールし、無事に完了するのでありました。
母艦 PC (インストールに利用したデスクトップ PC) をシャットダウンしたあとに USB メモリと USB 接続の HDD を抜きます。でもって USB 接続の HDD を EeePC に接続してブートするのであります。
おぉっ!! ブートしたっ!! と思ったのもつかの間・・。umass0:0:1 など、 USB デバイスは認識するのですが、HDD が認識しないので FreeBSD が root バーティションはどこだ?と聞いてきます。
ufs:/dev/da0s1a
とか打つ画面ですね。ここから先に行かない・・。orz。dmesg 的には以下のような感じ。
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どーしたもんかいのぉ・・。と悩んでいるのであります。8-CURRENT や 8-STABLE をインストールした時と全然一緒な状態・・。orz。
そんなバナナっ!! この後におよんでいくら何でも 8.1-R まで行っても USB デバイスからブートできないなんてありえないだろうっ!! とか思い、いよいよ IRC で聞いてしまいました。そしたらとある有名なコミッタの方が以下の設定を /boot/loader.conf に書いてみそ。と言うので言われたとおり書いてみました。
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インストール直後の状態でシングルユーザでもブートしてくれないのにどうやって /boot/loader.conf 編集したらえーねん。とか思うのですが、僕は USB HDD を別の FreeBSD に接続して mount /dev/da0s1a /mnt したあとに /boot/loader.conf を編集しました。そのあとで再度 EeePC に接続してブートしたらっ!! おぉー。da0 がようやっと認識できて上のような dmesg となったのでありました;-)。わーいっ!! ありがとうございましたーー。
EeePC では 7 系 STABLEは今まで動作していたのですが、 8 系 STABLE はこの USB の問題で諦めていたのでありました・・。
ちなみに他の FreeBSD を持っていない人は /boot/loader.conf に書き込むこと、できないですよね。そんな人は ブート時のメニューで 6 を選択します。そこで set コマンド叩いてから boot とたたけば良いらしいです。ブートしたあとはすかさず /boot/loader.conf に設定を追加してあげれば OK です。
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ふぅ。FreeBSD を USB メモリや USB HDD などからブートしたい人は上記設定を入れると、umass の認識でちょっと待ち状態が入るのでそのあとに da0 が認識され、ルートパーティションが取得できると言うわけですね。上記の設定が無い場合、da0 を認識する前にルートバーティションはどこぜお?ってなってしまうのでちっくとまちぃや。って感じで上記の設定を入れるのだそうです。
それにしても無事にブートできて良かったです。うんうん。さてと。今から csup で 8.1-STABLE にしようかなー;-)。
ほんにもう。それにしてもありがとうございました。