こんにちは。世間はゴールデンウィークですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。「CPUコレクション」の第34回です。前回の AthlonXP Barton コアで AMD の CPU も一段落したので Intel 系 CPU の系譜をなぞっていって見たいと思います。
前回掲載した、自分で利用した Katmai コア の Celeron 以降、 Intel CPU は購入したことがありません。ただし、会社で利用している PC サーバのほとんどが当時としては PentiumIII が主流だっのではないでしょうか。
こんな感じで今回登場するのは Coppermine コアの PentiumIII。Katmai コアで Socket370 の PentiumIII って存在していないですよねぇ?持っていないんですけども。
Katmai コア の Celeron は PPGA、Coppermine コアの PentiumIII および Celeron は FC-PGA。共にどちらも Socket370 なのに非互換なソケット。こらー納得いかんっ!!
AMD の Athlon CPU と一緒でコアが剥き出しの状態の CPU となっています。その割りには「コア欠け」って言葉を聞きませんでしたね。
コアにヒートスプレッタなどが無いのでパッケージの上下の黒い部分に CPU の情報が書いてあるのて
あります。
こっちが裏側です。
表側がペロっとしている分、裏側はゴツゴツしているですね。けど、まぁ、CPU の上にはクーラーが乗るのでまぁ、そんなことはどうでも良いか。とわ言いつつ、コレクションとして持つと大体こんな感じなります。
ちなみに同じコアの Celeron と並べるとこんな感じ。
上にも書きましたが、PentiumIII というのは自分で購入して利用したことが無いのであります。今回から数回に渡り Socket370 に突入していきますが、会社の廃棄 PC から頂いてきたり、それで足りないときにはアキバのジャンク屋さんで見つけてきてなんとか全種類揃えた。と言う感じなのであります;-)。
iOS4.3.0 から iPod で “共有” というのができました。これは Mac 及び Windows 上で動作している iTunes の中に入っている曲及び動画が iPhone4 から聞けると言うことです。この機能、実は僕はすごい嬉しいのであります。今回はこの “共有” の機能についてちょっと書いてみたいと思います。
まず、iPhone4 の設定アプリを開き、iPod を選択し、「ホームシェアリング」に AppleID とパスワードを設定します。これは、購入した音楽には DRM がかかっているのですが、その音楽を聴くために ID とパスワードを入力するらしいです。
それが完了したら無線 LAN が Ready になっていることを確認ます。後は iPod アプリを起動し「その他」をタップします。するとメニューの一覧に「共有」というのが現れているんですな。
そして更に「共有」をタップすると宅内(網内)の iTunes を見つけに行きます。あ。この辺り、動作良く解りません。もしかしたら Apple Remote アプリで設定したものを見に行っているのかもしれないです。うちには PC たくさんあるんだけど、音楽・動画などの管理は一台の iTunes でしか行ってないので。
接続するとこんな画面が表示され、しぱし待たされます。曲情報の DB を持ってきているんでしょうな。一覧が表示されるまでにちょっと時間がかかります。iTunes で管理している曲が多いとその分時間がかかると思います。曲情報が表示されるとあとは iPhone4 から音楽が流れるのでありました。パチパチパチ。
以上が iPhone4 の動作です。
さてさて。この機能、何が嬉しいの?となるのであります。僕の場合、以前、このブログにもチロっと書きましたが ONKYO の ND-S1 と言うヤツを持っているのであります。
ND-S1 購入してみました。
ND-S1 を CR-D2 に接続してみた。
CR-D2 と ND-S1 は積み重ねるとかっちょ良いのですが、そーするとミニコンポのすぐワキに iTunes がインストールされた PC (僕の場合は MacOSX なんですけども)が無いと非常に不便なのであります。うちの場合、ミニコンポと Mac が離れているので Mac 側に ND-S1 を置いて、長い光ケーブル(赤い光を出すデジタルオーディオケーブル)で接続して音楽を聴いていたのであります。
MacOSX に ND-S1 を接続すると USB DAC として認識するのでデジタルでミニコンポに音が流れていくんですな。
ところが今回、iOS 4.3.0 になって上記のようにホームシェアリングが動作するようになると長い光デジタルケーブルが必要なくなります。 ND-S1 も Mac 側に置く必要はなくてミニコンポの上に乗せられる。
MacOSX の iTunes の中の楽曲は ND-S1 に接続した iPhone4 に無線 LAN で飛んでいってミニコンポから音が出るようになるのであります。パチパチパチ。たぶんちゃんと iPhone4 からはデジタルな音が出ているんだろうなぁー。と思っています;-)。
たた、一点悲しいのが、せっかくある USB DAC が利用できないってところでしょうかねぇ。まぁ、それはそれでしょーがないですが。けどっ!! 部屋の隅を駆け回っていた線が一本無くなるわけで、それについては非常に嬉しいのでありますね;-)。
ありがとー。ホームシェアリングの機能っ!!
「CPUコレクション」の第33回です。これで手持ちの AthlonXP は最後になります。まぁ、AMD が出した AthlonXP もこれが最後になるわけですけども。Barton コアな AthlonXP。
この辺りになると Intel は確か、PentiumIII ではもう太刀打ちできなくなっていて Pemtium4 北森 辺りを投入しているんだっけか?
Thoroughbred コアとは違って、色が Palomino コアのように緑色に戻りました。
こちらが裏側ですね。
それにしても、僕、個人的に購入した個数が一番多いのがこの AthlonXP でした。色々なコアを買ったし、色々なクロックの CPU を買いました。当時はサードパーティーのチップセットを利用したマザーボードがあったのでそれも十分に楽しめました。
当時利用したチップセットをちょっと並べてみました。
VIA MVP4
VIA KT333
VIA KT400
SiS735
ALi MAGiK1
やはり VIA が多いですかねぇf(^^;;。 ALi のチップセットは一回だけ使った事がありましたが、どうもイマイチな感がしました。その後、PC のチップセットとしては見かけなくなったのですが、あるタイミングで SUN SPARC の 1U サーバを分解したら ULi のチップを利用していて驚いたものです。「おまえっ!! こんな所にいたのかぁーーっ!!」って;-)。
と、言うことで僕個人的には一番購入した CPU で、この時期が一番自作した時代でもありました。まぁ、手元に PC がゴロゴロしていてもしょうがないので古い PC は人にあげたりもしていた時代でもあるのですが、おかげで手元にあまり残っていなかったんですよねぇf(^^;;。
さてと。これにて AMD の CPU はひとまず休憩して、次回からは Intel の PentiumIII 世代の CPU に行ってみましょうかねぇ;-)。
こないだ ports-current に kde-4.6.1 が登場したばっかりなのに約一週間で 4.6.2 にバージョンアップされてしまったのでまたまた make し直し。けども今回は Qt のバージョンアップは無かったのでほぼ一晩で完了。って感じでしょうか;-)。
さてさて。ここ最近は KDE4 のこと、しかも kdepim4 のことを色々書いているのですが、今回ももう一回 kdepim4 関連のネタになります。すみません。
今回登場するのは KAddressBook と言うアプリケーションです。簡単に言うと「アドレス管理用アプリケーション」になります。
僕はデスクトップ環境としては MacOSX も利用していて、iPhone4 も持っているのでアドレス管理は MacOSX の アドレスブックアプリ (Address Book.app) で行っています。 iPhone4 から電話するときやメールを送信する時に利用しているので、”アドレスブック” で管理している情報はメールアドレスの他に電話番号なども含まれます。
登録している情報はメールアドレスだけの人とか電話番号のみの人があるわけですけども、一個のアプリで全てを管理できるのでそれはそれで嬉しいのであります。また、アドレスブックに登録しているユーザに写真などを設定していると登録してある人からメールが届くと Mail.app では写真が表示されたり、iPhone4 に電話がかかってくるとその写真が表示されたりしてくれて中々楽しいのであります;-)。
さて、この MacOSX のアドレスブックアプリ、中に入っているデータは vCard 形式で出力することが可能です。登録されている写真の情報なども vCard 形式の PHOTO;BASE64 タグで保持してくれるので写真ファイルをたくさん持つ必要も無いんですね。
さてさて。ここので MacOSX の アドレスブックアプリ について長々と書きましたが、こいつから出力した vCard 形式を KDE の kdepim に含まれている KAddressBook でインポートできるんですな。
KAddressBook のキャプチャはこんな感じなんですが、[ファイル] から 「インポート」を選択して vCard 形式のファイルを指定するとおぉっ!! MacOSX 上で管理している情報そのままが KDE 上で再現されるのであります。上でも書いたように vCard 形式なので PHOTO;BASE64 タグがあるため写真もばっちり表示してくれるようになります。
その他に KAddressBook は LDAP とも同期してくれます。まぁ「LDAP と同期」と言ってはアレなんですが Microsoft の Active Directory と同期してくれる。と言えば良いかな。オフィスなどでユーザ情報の管理を Active Directory で行っている場合、 KAddressBook の LDAP の設定時に Active Directory の情報を指定してあげるだけでオッケー。みたいな感じです。後は「LDAP を検索」して、検索結果をインポートすればそれでグー。みたいな。
まぁ、それはある意味 Microsoft の Active Directory がちゃんと LDAP に準拠した作りになっているのがすばらしいのでありますが;-)。
vCard ファイルがインポートできて、LDAP とも連携できてインポートできる。すげーじゃないですか;-)。
もう一個だけ機能を書きましょうかね。今度登場するのは Thunderbird です。こいつも単体でアドレス帳を持っています。でもって Active Directory (LDAP) とも連携が取れます。が、vCard には対応していないんですね。 MacOSX のアドレスブックからのデータを Thunderbird にインポートできないんですよ・・。これは悲しい・・。
これが Thunderbird のインポートの時のキャプチャ画面です。 vCard 形式には対応していないみたいですね。
そこで KAddressBook の登場です。KAddressBook は vCard 形式でインポートした情報を Thunderbird で利用できる形式である LDIF 形式にエクスポートできるのであります。おー。パチパチパチ。
と、言うことで、LDIF 形式でエクスポートしたファイルを今度は Thunderbird のアドレス帳に読み込んであげることで全てのアドレス帳のデータは同期できるようになるのであります。
ただ、一個だけ欠点があって、vCard 形式では写真まで情報を持っていってくれるのですが LDIF 形式 への変更時に写真データがバッサリと落とされてしまいます。それがちょっと悲しいところかな。などとちょっと思いますが。
以上、アドレスデータの変換機能として KAddressBook を利用するのであります。これはこれで非常に良い感じです。
ちょっと前までは携帯の情報は携帯上で、メールの情報はメーラで管理。って感じでしたが、iPhone が手元に来てから、また MacOSX を使うようになってからはすっかりとその二つのデータは統合される方向に進んで行ってしまいました。なので、アドレス帳の管理って実は簡単にやりたいなぁ。などと、最近は思うのであります。
そしてそんなときには KAddressBook が役に立つのであります;-)。
「CPUコレクション」の第32回です。前回の Palomino コアから AthlonXP になりました。今回はその二個目のコアですね。 AthlonXP の Thoroughbred コアの登場です。
CPU の見た感じはノッペリとした Palomino コアからちょっとデコボコがついて精悍になった感じがしていかにも「速そう。」って思えてきます;-)。色も緑から茶色系に変わりましたね。なぜだろ。
この CPU はアキバのジャンク屋さんで買ってきました。どこかの PC から引っこ抜いた CPU なんでしょうな。フィルムが上からかかぶせてあります。でもってもう一カ所の見どころとしては、この CPU はコアに文字が書かれていないんですね。CPU のワキの黒い部分に情報が書かれるようになった。
この CPU って確か、右側のピンみたいな部分をショートさせてオーバークロックできるシールとかが出ていたような気がします。僕はそのような怪しいシールは利用しませんでしたけども;-)。
で、こっちが裏側です。
Palomino コアは表をすっきりとさせて裏がゴツゴツしていたのですが、この CPU では逆になりましたね。裏にあったのを全て表に持っていて理路整然と並べた。そのおかけで、僕が思うに Palomino コア よりも Thoroughbred コアのほうが「速そうっ!!」に見えるのであります;-)。
以前のエントリーで「kdepim4 を日本語化する。」と言うのを書きました。このとき書いた内容としては
・KDE-4.6.1 が出ました。
・しかし、kdepim は 4.4.10 です。
・なので、ja-kde-l10n-4.6.1 の ports/packages では kdepim4 は日本語が表示できません。
・それならは古い packages から「ポ・ファイル」 を持ってきてインストールしてしまいましょう。
って感じだったのであります。
現在 JKUG のサーバは計画停電と、言うか、電気をなるべく使わないようにしましょう。キャンペーン展開中で電源断しているので ML も動作していません。なのでメンバとは、少数の人々と Twitter で話しただけでまだ真剣には議論されていません。
と、言うことで、僕が先行して ja-kde-l10n-4.6.1 の ports を作ってみました。この ports は ja-kde-l10n-4.4.5 の kdepim の日本語テキストを抜き出して 4.6.1 にパッチとして組み込んだものになります。
現在の kidepim は 4.4.10 なのでちょっと古いとは思うのですが、 JKUG の ML が止まっているので、kdepim4 の最新の日本語テキストが手に入らないためです。
後、ja-kde-l10n-4.4.5 は kdepim の日本語「ポ・ファイル」が含まれている、KDE からリリースされた最後のものになるのでそこから引っこ抜いています。あ。kdepim の「ポ・ファイル」だけで、全部で 55 個あります。akonadi 関係のファイルもたくさんあります;-)。
以下の URL に ports を置きました。
http://icmpv6.org/Prog/FreeBSD_ports/ports-ja-kde4-l10n-20110331.tgz
これを /usr/ports/japanense/ 辺りで展開して make install してください。 kdepim4 を含めて KDE-4.6.1 が日本語で表示できるようになります。
今回のこの ports を作成するに辺り、kdepim4 の日本語化には二段回あると思ってます。
1. KDE 側でリリースしている kde-l10n-ja-4.6.1.tar.bz2 で kdepim4 を日本語化する。
2. FreeBSD の ports 側で kdepim4 を日本語化する。
1. に付いては上でも書きましたが ML が止まっている状態なので、現在議論することができていません。なので、2. として僕が先に ports としてリリースした状態になっています。
JKUG で話をして KDE 本家に取り込んでもらうか、Linux 方面の人とかどうしているの?とか話す必要があると当然思っています。 1. で無理そうだったら、今回僕が作成した ports のパッチを kde@freebsd.org に投げる予定でいます。
kdepim4 は楽しいのよー。日本語化されると嬉しいのよー。と、言うことで、ちょっと頑張ってみます。
今すぐに日本語化したい方は上記 URL から ports をダウンロードしてインストールしてください。
さてさて。前回のエントリで kdepim4 が日本語対応になりました。そーするともうっ!! すっかりと色々やってみたくなるのであります。
と、言うことで、今回登場するのは KOrganizer です。スケジュール管理のアプリですね。以前に 「Thunderbird+Lightning の日本語化。」というのを書いているのですが、今回は KDE アプリで DAViCal と連携してみたいと思います。
DAViCal についても以前「DAViCal サーバを FreeBSD で。」と「DAViCal サーバを FreeBSD で。そのに。」の二度にわたって書いているので是非参照して頂ければと思います。
なお、KOrganizer と言えば、更に以前に「KOrganizer と google カレンダーの sync。」というのも書いているのですが、そっちともビミョーにリンクしたりしますのでこうご期待;-)。
まず、事の発端は「KOrganizer は iCal サーバと同期できるんかい?」とか思って情報を収集するところからなのであります。
が、しかし、かなかな見つからない。でもって日本語化された KOrganizer で再度カレンダーと言うか akonadi が提供してくれるサービスを調べてみると・・。ふむ。それらしいのがあるじゃーん。となるわけです;-)。
ちなみに akonadi については「KOrganizer と google カレンダーの sync。」のところでチロッと書いているのでそっちを参照してください。
今回利用する API はこれ。「リモートファイルのカレンダー」と言うヤツですね。
カレンダーを新規登録する時に指定します。すると次に以下の画面が表示されます。で、ここに DAViCal のカレンダーの URL を指定すれば OK です。多分 MacOSX Server の iCal サーバの URL も指定できると思います。
“Download from:” は読み込み用、”Upload to:” は更新用と言う意味ですが、参照して更新するので同じ URL を指定しても全然問題ありません。後はデッドロックが発生しないようにするだけなので、その下のオプションを適意設定してあげれば大丈夫なのであります。
こっちは google カレンダーと連携するよりもずっと簡単に KOrganizer に表示してくれるのでありました。
って・・。ちょっと待てよっ!! 以前、google カレンダーと連携するために「KOrganizer と google カレンダーの sync。」ってネタを書いた時には ports から databases/akonadi-googledata というのをインストールして、それを利用して google カレンダーを読み込むようにしました。
しかし、今の goolge カレンダーって確か iCal でも提供していたよねぇ? っつーことは、ワザワザ akonadi-googledata をインストールせずとも「リモートファイルのカレンダー」を選択すれば登録できるのではないだろうか?などと思い、早速試してみました。
まずは google カレンダー側の情報を確認してみます。google にログインして「カレンダー設定」から以下の情報を取得します。
今回利用した google カレンダー側の情報は “限定公開 URL:” の 「ICAL」ってヤツです。この緑のボタン(たぬきではない;-)をクリックして表示される URL を KOrganizer の 「リモートファイルのカレンダー」の設定のところに指定してあげるだけで・・。あぁらぁ・・。いとも簡単に KOrganizer に表示できてしまうのでありました;-)。はい。シューリョーみたいな。そんな感じでサクっと行くのであります。
と、言うことで KOrganizer は DAViCal サーバ(iCal サーバ)にも google カレンダーにも簡単に接続して、そして情報を持ってきてくれてしまうのでありました。すばらしー。と、言うか、akonadi。やるなおまえっ!! って感じなのであります;-)。
これは本当に kdepim4 が日本語表示してくれたからここまでやって、試してみよう。と言う気になるのであります。
ただ、JKUG の人とちろっと話した感じだと、kdepim4 で日本語表示できないのはどうやら FreebSD だけのようですね。この辺り、今後 JKUG 内でも色々話していってみたいと思います。
が、なんせ、日本語表示してくれると色々やってみたくなります。いやぁ。KDE4 はまだまだ楽しいことたくさんありますよー。皆さんも是非使ってみてくださいねー;-)。
kde-4.6.1 がリリースされましたなぁ。FreeBSD の ports-current を追いかけていると最新のモノが利用できるようになります。皆さん是非試してみてください。
kde-4.5.5 との違いは・・。まぁ、一言で言うとより安定版。と言う感じでしょうかf(^^;;。
後、気がついた点としては qt が 4.7.2 になりました。IRC クライアントの konversation が新しくなりました。Twitter クライアントの choqok がちょっとおしゃれになりました。日本語訳はちょっと怪しいですけどねぇ;-)。
さてさて。今回のネタは kdepim4 なのであります。 KDE4 における kdepim4 の立場は kde-4.5.0 になったら開発のペースがガタ落ちになったと聞いています。なので kde-4.5.1 がリリースされた段階で kdepim は 4.4.6 とか 4.4.7 とかそんな状態なのであります。
でもって kde-4.6.1 が FreeBSD でリリースされたときの kdepim のバージョンは 4.4.10 になっております。ふむー。もう KDE 本体とのバージョン追随はあきらめた雰囲気が感じられ、koffice みたいに独自バージョンを歩むのか?みたいにさえ思えてきます。
そして、困ったことに kdepim4 の日本語テキストがちぃともリリースされないと言う事態に陥っているのであります。 kaddressbook とか kmail とか kontact、korganizer などは日本語化されてないと全く使えない、使えたとしても利用したくない状態なのであります。困ったなぁ・・。
こちらが日本語を表示してくれない kontact のキャプチャです。
これじゃ、使う気にもならない・・。orz。
と、言うことで、今回は kdepim4 を日本語化させることにしましょう。
そもそも、最新の ports である japanese/kde4-l10n に kdepim4 周りの日本語テキスト(僕はこれを “ポ・ファイル”と言っていますが)が入ってないのがいけない。以前はちゃんと日本語を表示していたので、以前の ports/packages を持ってきてインストールすればええやん。となるのであります。
で、ウェブ上を探し回ったら以下の URL にありました。
http://ftp.riken.go.jp/pub/FreeBSD/ports/i386/packages-9-current/kde/ja-kde-l10n-4.4.5.tbz
このファイルをお取り寄せします。あ、早く取ってこないと無くなってしまうかもしれません。いつ無くなるかについては僕にはわかりません。
基本的には “ポ・ファイル” なのでアーキテクチャは特に問題ありません。僕は FreeBSD/amd64 8.2-STABLE を利用しているのですが、上記の packages を持ってきました。
以下はインストール方法です。
|
とりあえず kontact.mo フアイルだけをコピーしてみました。
その後、kontact を起動してみました。
おー。日本語が無事に表示できるようになりました。こんな感じで、自分が必要と思われるファイルをどんどんコピーしてあげれば良いだけですねぇー。
注意点としては既に /usr/local/kde4/share/locale/ja/LC_MESSAGES/ にあるものを上書きしてしまっては悲しいので cp -i とかでコピーしたほうが良いでしょうかね。kaddressbook.mo korganizer.mo kmail.mo (kmail* はいっぱいあるので確認しながらコピーしたほうが良いですね) などなど、自分が本当は利用する必要のある kdepim4 のアプリの日本語ファイルをコピーしてあげると無事に、順番に日本語を表示してくれるようになります。
ちなみに、”ポ・ファイル” が “モ・ファイル” になるので、 FreeBSD の pakcages を Linux に持って行ってインストールしても多分無事に表示できると思います。なので kubuntu や Vine を利用している人も多分そのままコピーしても大丈夫だと思います。
とわいえですよ。これってやっぱり JKUG でなんとかしないとダメだと思う。KDE の各リリースごとに kde-l10n-ja-4.6.1.tar.bz2 と言うのを作成しているんだけど、ここに kdepim の古いバージョンでも messages の中に kdepim のファイルを入れる必要が絶対にあると思う。
僕も JKUG の一員なので、この点についてはしっかりと対応して行きたいと思います。それまでの手段として、まぁ、今回の手がありますよ。と、言うことでf(^^;;。
「CPUコレクション」の第31回です。前回まではセラミック製の Athlon だったのですが、その次に AMD からリリースされた CPU はパッケージが変わりました。
Athlon は新しく AthlonXP と名前が変わりました。Palomino コアはパッケージがセラミックスからプラスチック(って言って良いのかな?)に変わりました。なので、重さが全然違う。この CPU を初めて手に持った時「随分と貧弱な CPU になってしまったモノだ・・。」などと思ったりしました;-)。
色は緑ですね。 AMD の “色” を全面的に出したのか? って気分にさせてくれます;-)。
Athlon と AthlonXP は CPU ソケットが一緒だったので、CPU を買ってきてサクッと差し替えるだけで動作したので非常に嬉しかったです。
こっちから裏側です。
久しぶりに裏に何かしらが付いている CPU に出会いました;-)。
まぁ、その分、Palomino コアの場合は表が殺風景なんですけどねぇ;-)。
この CPU は AthlonXP 1500+ ですね。1.5GHz 動作ですが、最後の “+” って PentiumIII の 1.5GHz よりも速いよ。って意味だったかなぁ?いまいち記憶が定かではありませんが、購入する本人は、まぁ、速いにこしたことは無いんだけど「AthlonXP だぜーっ!! “+” だぜーっ!!」みたいな、そんな気分になっていたのだと思いますf(^^;;。
僕の場合、Athlon と AthlonXP は随分と購入しました。で、古くなった部材と言うかパーツなどはまだパソコンを持っていない人や、古いパソコンを利用している人にあげたりしていました。
「CPUコレクション」の第30回です。前回に引き続きDuronの登場です。それもセラミック版の Duron です。
Athlon の場合、セラミックな CPU は Thunderbird しか無いのですが、 Duron の場合は Spitfire とこの Camaro の二つがあるんですね。
当時、会社のデスクトップ PC を大量購入する必要があったとき、マシン構成の決定と見積もり、納入(OS のインストールもか;-)は僕に任されていたので、手頃な値段のデスクトップ PC としてこの CPU 搭載の PC にしたのでありました。
写真を撮った CPU は上記デスクトップ PC を廃棄する時にもらってきました。自分で組み立ててはいないのですが、一応、「購入したモノ」になるのかなぁf(^^;;。自分で CPU を購入するとしたら Athlon を買ってしまうので Duron とかは中々手に入らないしねぇ・・。
こちらが CPU の裏側です。
SocketA です。特に変わったところはありません;-)。
そしてこの写真は Spitfire と Camaro を二つ並べてみました。
ね。二つ並べると良く解るでしょー。Core の向きが縦長と横長の違いがある。なので同じ名前の CPU でもびみょーに違うので「両方手元に置いときたいーっ!!」ってなってしまうのであります。
こっちが先に手元にあったんですね。でもって、前回掲載した Spitfire はアキバのジャンク屋さんで見つけて買ってきました。ジャンク屋さんで見つけてきただけに書くネタがあまり無い。けど、こっちと二つ並べた時に是非とも手元に欲しいものになるのであります。
なので、こんな感じなのでコレクションはドンドンたまっていってしまうのでありましたf(^^;;。