ふぅ。KDE4 で scim-bridge を利用するんだけど、前回は動作したよ。バッチ書いたよ。って状態でした。
しかし、まぁ、それだけではなんなんで、ports にしてみました。以下の URL に置いておきます。
http://www.icmpv6.org/Prog/FreeBSD_ports/ports-scim-bridge-client-qt4-20080814.tgz
Makefile が怪しいんですけど、まぁ、一応 install して deinstall して pkg_delete できるところまでは確認しました。もしかしたら関連性の部分とか怪しいかもしれませんがその点は、修正して、僕に教えて頂ければと思います。
なんせ、僕の環境は KDE4 と qt4 がもう入っている状態なものでして・・(^^;;。
と、言うことで動作結果など、書いていただければと思います。
FreeBSD の KDE4.1 でも SCIM も大丈夫だよー。
前回は FreeBSD で KDE4.1 をインストールしてみました。いやぁ。SKIM が無くなったので日本語入力できないよー。ってんで困っている図が前回です。
なんか回避策はないのかな?とか思って探していたら Linux 方面では scim-bridge と言うのがあるらしい。しかも qt4 で利用できる唯一のインプットメソッドらしいし、いまだテストフェーズみたい。おぉ。試してみる価値あるジャン。と言うことで FreeBSD 上で make を試みる。
やっぱまだ開発中なので configure 一発では FreeBSD 上では make 通らないねぇ。と、言うことでソース修正。今回は一個前のバージョンである、scim-bridge-0.4.14 に対してやってみました。ちなみに FreeBSD は 7.0-STABLE。ports は ports-current です。
したら、なんとか動きましたねぇー。konqueror では文字入力中は文字化けしているけど、確定したら一応日本語入力ができた。 firefox3 では特に問題無く日本語入力できています。 FreeBSD でも scim-bridge が動作したかなー。と言う感じはします。
scim-bridge-0.4.14 に対するパッチはここに置いておきます。
動いているときのキャプチャはこっちに置いておきます;-)。
まだ ports にはしていないので、ソースコードを拾って来てパッチを当ててから make してください。後、今は 0.4.15 のパッチも書いている最中です。まずは確実に動作するものを・・。と、言うことで。
後、今回は scim-bridge-client-qt4 に固執しているため、gkt や qt3 のことは考えていません。なので、configure は以下のオプションのみを指定してください。他のオプションを指定した場合は make がエラーになります。
|
後は make;make install で OK でしょう。 /usr/local/lib/qt4/plugins/inputmethods/* や /usr/local/kde4/bin/scim-bridge にインストールされるようにしています。
後、起動時の環境変数ですが、僕は以下のように設定して、scim -d と起動したら無事に動き出しました。後は、KDE のメニューから SCIM の設定画面を開いて色々設定してみてください。
|
僕は例のごとく ~/.xsession で設定しています。また、LANG=ja_JP.eucJP と言うのもあまり気にしないでください(^^;;。一説によると、scim-bridge の環境変数は ~/.xim でも設定できるみたいです。その辺り、僕はまだ良くわかっていません。
それにしても、KDE4.1 をインストールして、比較的早くに SKIM のかわりが見つかってよかったと思っています。後は KDE4.1 自体が日本語を受け付けるようになってくれるのを待つのみです。konsole が日本語表示できないとか、konqueror が UTF-8 なウェブページしか表示できないのではいまいち使えないですからねぇ・・。
まぁ、今回は FreeBSD 上の QT4 で scim-bridge が動いた。良かったね。と言うことで;-)。
あー。言い忘れました。最後にですが、僕は scim-canna の利用者です。FreeBSD/i386 上で a.out な vjed-2.5 が動作し、それを esecanna 経由で FreeBSD/amd64 の scim-canna から利用しています。でもって QT4 では更にブリッジしていると言う。何とも遠い話だ・・(^^;;。
あ。更に思い出した。 FreeBSD では scim-bridge が、まだ ports になっていません。ports にしてくれる人、絶賛大募集中;-)。
FreeBSD に KDE4.1 がやってきた。
cvsup で最新の ports-current を取り寄せていたら、8/8 辺りからちらほらと KDE4 の ports が降ってくるようになって、8/11 の時点では一応全て揃っていたみたいなのですかさず make を始めた。
いやぁ、FreeBSD の ports として KDE4 ができたのは今回が初めてなので嬉しくて嬉しくて。なので当分は KDE4 のネタを書き続けることになるかと思いますがご了承願います;-)。
さて、ports を cvsup したら KDE4.1 でしたね。結局 KDE4.0 はリリースされなんだわけだ。では、インストールした結果を見ていくことにしましょう。あ。今回は一切のキャプチャは無しです。テキストベースでどどんっと行きます。
ports から KDE4 を make すると KDE-4.1 がインストールされます。でもってインストール先は /usr/local/kde4 になるので KDE3 との同居は可能です。例えば KDE4 の kdm を実行するには /usr/local/kde4/bin/kdm、その設定ファイルは /usr/local/kde4/shale/config/kdm/ になり、まるっきり隔離されています。コマンド実行時の PATH に /usr/local/kde4/bin を追加する必要があります。
次にですけど、KDE3 を削除してから KDE4 をインストールする場合、随分と削除しなければならないものが増えてきます。例えば OpenOffice.org を WITH_KDE=YES で make していた場合は動作しなくなります。ports の Makefile 中に USE_KDELIBS_VER=3 と言う記述があるものは KDE4 では動作しない。と言う認識でいたほうが良いでしょう。
ぱっと、思いつくのは SKIM・OOo・krdesktop・kmplayer などですが、インストールできないので KDE4 環境では動作しません。結構ヒサンです・・。
ここにも書いていますが僕は kdm の Xsession をいじっています。~/.xsession を起動するようにしているのですが、ログイン時に LANG 環境変数をちゃんと設定していれば、ログイン後の日本語表示は比較的できています。 kde.gr.jpの翻訳チームの皆様、お疲れさまです。そしてありがとうございます。メニューが日本語化されていると言うのは嬉しいものです。
さてと。ルックアンドフィールについてですが、kdm が起動した段階でド胆を抜かれます。なんなんだっ!!これはっ!!みたいな。でもってログインするともっと驚きます。画面キャプチャはありませんが;-)。KDE3 とは全然違い、驚きます。まるで WindowsVista と MacOSX Leopard を足して 2 で割った感じです。KDE3 はどちらかと言うと CDE っぽいですかねぇ。
まずは環境設定を行います。フォントも自分の好きに設定します。アンチエイリアスにします。
KDE4 は Konqueror を捨てて Dolphin を使う。とのことだったのですが、Dolphin はファイルマネージャで Konqueror 自体はまだまだウェブブラウザとしては現役ですね。Dolphin を使いましたが、結局今まで通り Konqueror をファイルマネージャとして使っていた使い方にしてしまいました。僕はどっちでもいいや。つて感じです。
等幅フォントはやはり利用できるものが少なくなるのですが、KDE4 のフォントマネージャと Konqueror のフォントの設定で、表示方法が違うのが気になりました。Konqueror のフォント設定画面のほうがすばらしい。なぜ、これを KDE4 の default 設定にしないのだろう?と思ってしまう。
等幅フォントで利用できるものが少ないというのは konsole においては致命的です。自分の好きなフォントが指定できないのは qt3 の時からだけど、それが伝統で引き継がれてしまった。と言うことでしょぅか・・。
後、konsole でもっと致命的なのが、日本語は全て文字化けする。ってことです。emacs -nw を起動して、日本語ファイルを開いても全然ダメ状態・・。文字コードを変えてもだめ。フォントで回避できるのかなぁ?ここに書いてある技 はまだ試してないんだけど・・。
Konqueror も同様で UTF-8 のページは日本語を表示してくれるんだけど、それ以外の文字コードを利用しているサイトは、ブラウザの文字コードをコンテンツに合わせても文字化けするので読むことが出来ない・・。
と、言うことで、インストールが終わって一時間位格闘したのがこんな感じ。
SKIM が動かないのはちょっと大きいかなぁ。ブラウザに対して日本語入力できない・・。今、scim-bridge を FreeBSD で make が通るようにまではしたけど、使い方が解らないので調査中です。ports にもなってないので自力で何とかしている状態です。 scim-bridge-client-qt4 がまともに動作するようになったらこのブログでも公表しますねー。
と、言うことで、ここまでの総評ですが、 KDE4 にすると動作しないものが多くなるのでちょっと悲しい。まぁ、OOo は WITH_KDE=YES を外せば良いだけだとは思うけど。後、リリース直後、 KDE4 は速い。と書いてあったサイトも何個か見たけど、それほど速くないよ・・。Athlon X2 4000+ を持ってしても「すげー速いっ!!」は体験できなかった。
メニューの日本語化が進んでいるのはすごい嬉しいけど、日本語を表示してくれないのがあるのはちょっと痛いかなー。その辺りに課題が残っている。もっとどこか時限の違うところの設定で回避できるのかなぁ?
とまぁ、第一回目はこんな感じです。これを読んで、皆さんもインストールしてみようかな。と、思いました?ぼくは自宅の環境でインストールしてみましたが、仕事の環境ではまだまだ利用できる状態ではないと判断したので、当分は自宅の環境で遊ぶことにしています。まぁ、自宅には MacOSX もあるので、本当に「検証環境」って状態だとは思うのですけどねぇ;-)。
つづく。かな?
PwnageTool 2.0.2。
iPod Touch の OS のバージョンが 2.0 から 2.0.1 になった。なんかバグ修正らしい。今回はお金が取られない;-)。
しかし、PwnageTool で JailBreak した環境がぶっ飛んでしまったので 2.0.1 に対応した PwnageTool 2.0.2 をすかさず実行してみた。前回同様の方法で簡単にバージョンアップできた。インストール時の注意点としては以下かなぁ。
2.0.0 でバージョンアップした時のファームウェアが ~/Library/iTunes/iPod Software Updates/ に残っているのでそれを指定したらダメで今回用の新しいやつ、iPod1,1_2.0.1_5B108_Restore.ipsw を指定してあげる必要があります。
それだけかなー。陥りやすい点は。
それにしても、僕の環境だけかもしれないど JailBreak 後に iTunes はバックアップから iPod を元の状態に戻してくれるんだけど、それが出来なくて、新しい iPod として認識したので、今まで設定した全ての情報・曲が消えてしまった・・orz。
しょーがないので再度設定しなおした。と、言う感じ。まぁ、けど、アドレス帳とかカレンダーは iTunes がやってくれるから良いんだけどねぇ・・。
後は、このブログに書いたように再度、フォントをインストールして環境をもとに戻した。と、言う感じでしょうか。
ちなみに PwnageTool の 2.0.2 は今利用している PwnageTool 2.0.1 からのアップデート機能で更新が可能です。ただ、エラーになったので実際に使えないかなー。google などで PwnageTool_2.0.2.tbz をキーにして検索すればダウンロードサイトが見つかることでしょう;-)。
FreeBSD で Csico VPN。
iPod Touch で Cisco VPN やって、それだけで満足しているのもまた変な話でして。FreeBSD でもきっちりと Cisco VPN を使えるようにしましょう。
まぁ、iPod Touch で Cisco VPN の所でも書いたのだけど、Cisco ルータ側をいじる権限は僕には無いので何を利用しているのか全然解らないのです。ただ、単にアカウント情報をもらっただけ。
Windows 用のクライアントはあるみたいですが、今回は FreeBSD でやります。
それらしい ports は無いかしら?とか調べていたら /usr/ports/security/vpnc と言うのがありました。早速 make してインストールして起動してみましょう。あぁ。インストールのオプションはフルオプションつけたほうが良いかもしれません。認証のためのオプションだと思うのですけどねぇ。
/usr/local/etc/vpnc.conf に設定ファイルがあるのでこちらにアカウント情報を記述します。設定内容は書きませんが;-)。設定寺の問題点と言うか、難儀した所。 IKE Authmode hybrid と言う設定があると Cisco 側と無事に接続できないみたいです。なので、この行をコメントアウトしました。Cisco ルータとの認証にまつわる設定だと思うのだけどねぇ。この行があるとうまく接続できませんでした。
そして、VPNなんてのはずっと接続しておく必要は無いので、必要な時のみデーモンを起動するだけで十分でしょ。となるので、/usr/local/etc/rc.d/vpnc onestart とかして起動します。なんか、簡単に Cisco に接続してアドレスが降って来てしまいました(^^;;。
VPN が成功すると tun0 インターフェースが生えて来ます。ここに網内の IPv4 アドレスが付加されました。それにしても DNS が降ってこないのでやはり /etc/hosts に必要なホスト名は記述する必要はありますが、まぁ、いとも簡単に利用できてめでたしめでたし。と言う感じでしょうか;-)。
あー。一点。 /usr/local/etc/rc.d/vpnc onestop とかして vpncd を停止させるんだけど、tun0 が削除されないです。この後、もう一回 vpncd を起動すると tun1 を利用するようになってしまいます。なので、デーモンを停止した後は ifconfig tun0 destroy して、インターフェースを削除したほうが良いですねぇ。
iPod Touch で Cisco VPN。
たまたま、偶然、Cisco VPN のアカウントを持つことができた。
と、言うことで iPod OS 2.0 の Cisco VPN で試してみることにした。
まずは設定だけど、メニューから「設定」を選択し、[ネットワーク]→[VPN]→[VPN構成を追加]で IPSec を選択すると Cisco のロゴが出てくる。すんごいなぁ。

でもってその後は指定された値を入力するだけ。これで設定が終わります。
その後、「設定」メニューを見ると VPN と言うメニューが出るのでそれをオンにスライドします。
一番上の WiFi の電波の強さの横に「VPN」と言う文字が表示され、接続したことが確認できます。

MobileTerminal で ifconfig -a とか叩くと、ipsec1 と言うインターフェースが生えて、IPv4 アドレスが付加されてるいことが確認できます。
無事に接続できました。後は、網内のサーバにアクセスするだけです。
が・・。JailBreak していない iPod だと、ウェブとメールの確認のみとなりますねぇ。MobileTerminal があると ssh できたりして iPod の利用頻度はいっきにアップするんだけどねぇ。
一応、iPod Touch は CiscoVPN がバリバリ使えるぜい。って感じですかねぇ。
あー。一点問題が・・。
今回は僕が触れない Cisco ルータだったのだけど VPN を利用した時の /etc/resolv.conf とかどうなっているのが普通なんだろう?今回は Cisco ルータから DNS が降ってこないので VPN 先のホストにアクセスする時にホスト名が使えないのよねぇ。
/etc/hosts に必要なホスト名を書くのが良いかなー?
iPod Touch 的な /etc/resolv.conf は /var/run/resolv.conf への symlink になっていて、このファイルが存在していないのでハナから当てにならないファイルと言うことなので、必要な情報はやはり /etc/hosts に書くのが一番良さそうです。
と、言うことは JailBreak 必須じゃん・・。
iPod Touch 2.0 にフォントをインストール。
JailBreak した iPod Touch です。中が色々見えます。今回はフォントのインストールをしてみました。
Cydia からインストールできる textReader でフォントの設定ができるので色々なフォントが使えないかなぁ。と思ったのがことの発端です。
まず、iPod Touch にログインして /System/Library/Fonts 辺りを眺めます。 そして、CGFontCache.plist と言うファイルを発見し /System/Library/Fonts/Cache と言うディレクトリにフォントでも入れようかなー。とか思うわけです。
今回入れたフォントは以下の通り。
・meiryo.ttc Microsoft の「明瞭フォント」
・msgothic.ttc Microsoft の 「MS ゴシック」ただし Windows2000 のヤツです。
・brmislw0.ttf ブラザーの 美杉ゴシック -L
これらを入れたら、次に設定ファイルである CGFontCache.plist を更新します。これはバイナリファイルなんだけど MacOSX に持っていって /Developer/Applications/Utilities/Property List Editor.app を起動して、とりあえずファイルを開きます。
Property List Editor.app でどこか一か所修正して保存するとバイナリから xml ファイルになります。これでテキストエディタで変更可能になります;-)。
さてと。エディタで CGFontCache.plist を開いて以下の行を追加することにしましょう。
まずは <key>Names</key> に以下の行を追加します。
|
続いて <key>TraitMappings</key> のところに以下の行を追加します。
|
これで一応完成です。できたファイルはバイナリにせず、テキスト形式のまま iPod Touch の /System/Library/Fonts にほーりこみます。古いファイルは一応取っておきましょう。
後は textReader を起動して、フォントの選択画面で利用できることを確認します。CGFontCache.plist はテキスト形式で持っているとサイズが大きくなってしまいますが、ただちに変更できるところが良いので、そのままテキスト形式で持っていることにしましょう;-)。
さてと。フォントが増えたので他のアプリでもインストールしたフォントに変更できないかなぁ。とか思って見ていたのだけど、SwapFont と言うアプリはまだ 2.0 では動かないみたいだし・・。MobileNotes のフォントでも変更しようかなぁ。とか思ってウェブで探してみると、バイナリエディタで変更だ。とか書いてあるサイトを見つけたので試してみた。
http://digicool.org/wp/?p=785
http://d.hatena.ne.jp/bellx2/20071116/p1
しかし、iPod Touch 2.0 ではこの技が使えないことが解った。それならば。えーーいっ!!。ってんで Marker Felt フォントを使うのをやめてしまえっ!! っててんで、さっきほーりこんだ CGFontCache.plist のテキストファイルを変更してしまうことにしましょう;-)。強引だけど・・。
と、言うことで変更後は以下の通り。
まずは <key>Names</key> で、使うフォントを MS ゴシックにしてしまいます。
|
続いて <key>TraitMappings</key> ですが、フォント名を MS ゴシックに変更してしまいます。
|
さて、これで Mobile Notes を起動してみると。おぉーー。 MS ゴシックで表示されるようになりました。ちなみにフォントの設定間違いがあると MobileNotes はただちに終了します。その場合は xml の設定を見直してみてください。
と、言うことでフォントで遊ぶ準備が整いました;-)。これからちょっとづつカスタマイズすることも出来そうです。楽しみですねぇ;-)。
と、言うことで今回はここまで。
つづく。 かな?(^^;;。
iPod Touch 2.0 で JailBreak。
前回、iPod Touch を 2.0 にしてみた 。と書いたけど、それからしばらくして PwnageTool が出たので久しぶりに JailBreak してみた。
http://journal.mycom.co.jp/articles/2008/07/22/pwnagetool_ipodtouch/index.html
この辺りの URL を参考にすればいとも簡単にできるかと思う。がっ!!一点。どうしてもダメだったのが「ホームボタンと電源ボタン同時押し」の部分。何回やってもエラーの赤い画面が出る。
10 秒押して、放して 5 秒待ってまた押す。とかメッセージが表示されるのでその辺りをきっちりやれば大丈夫なんだけど、その通りにオペレーションするには何回も失敗するのでした(^^;;。
とわ言え無事に脱獄できた iPod はこんな感じ。

茶色いアイコンができました。他のアプリは次のページに振ったりしているんだけどねー。でもって起動して任意のプログラムをインストールするんだけど、種類があんまり無いのねぇ。
MobileTerminal と ssh クライアント、サーバ、tcsh をインストールしたのみ。

MobileTerminal は中々楽しくなりましたね。タップによるメニュー表示の他に機能が沢山隠れていておもしろい。以下にちょっと書いてみますね。
・斜め右下に指をスライドさせるとコントロールキーを押した状態。カーソルが赤くなります。その後 c a k などのキーをタップすれば C-c とかが使えるようになります。
・斜め左上にスライドすると ESC キーを押した状態。
・上にスライドさせると↑キー。後、上下左右に対応しています。
・タブもサポートしていてメニューバーの左をタップすると別タブに切り替わります。default では四つのタブが存在します。iPod Touch にログインして ps とか叩くと「なんでこんなにシェルが起動しているんだ?」とか思うのだけど、それはタブだったのね。と言う感じです;-)。
・MobileTerminal の設定は conf で行えるのだろうけど、なんか終了してしまいます。

気がついた点はこんな感じでしょうか。
IRC のプログラムを探したのだけど、無いねー。あ、そー言えば、textReader と言うのをインストールしたけど、これは良いかも。フォントや文字コードも選べるし、中々ぐー。iPod Touch にどうやってテキストファイルを持っていくかと言えば、 scp で。って感じになるのだけどねぇ。
とまぁ、ざっと使ってみた感じはこんなかなぁ。後、色々 iPod Touch の情報を調べてみたけど、大体こんな感じかなぁ。
|
default で動いているプロセスはこんな感じ。
|
Safari には QuickTime と YouTube のプラグインが入っているみたいだけど動かないねぇ。YouTubePlugIn は試してないけど、QuickTimePlugin は動かない。まぁ、QuickTime が無いからかもしれないけど、一応 Mac に持っていって file コマンドは叩いてみた。
|
バイナリ的には arm なんだけどねぇ。残念だねぇ・・。
最後にだけど、iPod Touch の隠れた機能を少々。
・ホームボタンと電源ボタンの同時押しでスクリーンキャプチャできるのね。Mac に接続した時 iPhone が起動してウザいなぁ。とか思っていたのだけど、この機能を知ったら便利に感じてきた;-)。
・キーボードですが、長押しすると色々なキーが出てくるのねー。a とか c とか長押しするとおもしろい。メールアドレスの .com キーもベロベロって他のドメインが表示されたりするしねー。
と、言うことで他にも隠れた機能沢山ありそうです;-)。
DSVision を構造解析。
僕はゲームをやらないので当然ニンテンドー DS なんてものは持っていない。持っているのは iPod Touchのみ。では、どうして DSVision がこのブログに登場するのか?と言うことなのですが、トワイライト・トンドロームと言う映画が出来たんだけど、その試写会が DSVision を使ってやる。と言うのにたまたま参加できたのでした。
試写会の開場はロケに使われた船の上です。一人に一台ニンテンドー DS が渡され、それで映画を見る。と言うイベントです。映画は豪華二本立て。船の上のやつと遊園地のやつ。まぁ、映画の内容についてはちょっとおいといてと。
今回は DSVision です。映画を見ると大体こんな感じになります。
でもって、かえりシナに、DSVision スタータキットと言うのをもらって来ました。DS 持ってないのにスタータキットもらってもなぁ・・。中身はこんな感じ。
128MB な microSD、DS に装着するための専用アダプタ、後 microSD を PC に接続するための USB リーダーライターの三つセット。
microSD は DSVision 専用と書いてあるのでお店で買って来たヤツは多分使えないんだろうねぇ。DS 持ってないので僕には解らないんだけど・・。
けど、DSVision 専用の microSD ならなんかソフトが入っているんだろう。とか思い、FreeBSD に突っ込んでまずは dd でイメージ吸い上げた後に、mount_msdos して中を覗いてみた。もらったスタータキットの microSD にはトワイライトシンドロームの予告編が入っていると言うのでその codec も知りたかったし;-)。
microSD を ls -laR したものはこの辺りに置いておきます;-)。で、肝心の予告編ですが、残念ながらどのファイルか解りませんでした・・。と、言うか、am3 Codec とか言う怪しい codec みたいなのでそもそも互換が無いんでしょうなぁ。そー考えると Apple のほうが優れていますなぁ;-)。
さて、ニンテンドー DS、今回はライトで見たんですけど、これ、画面ちっこすぎて全然ダメですねぇ。普段、iPod Touch で動画見ている僕にとっては DS の画面が小さすぎた。で、DSVision が任天堂本体がやっているのであれば、今後出る DS は大画面になるのでは。と希望を持たせてくれそうなんですが、DSVison は am3 と言う所がやっているのでハードウェア自体が改修されることはまず無いでしょう。この辺りも Apple とは違うやり方。
後、先ほども書きましたが、独自 codec 使っているみたいなので音飛び、音割れ、ノイズが激しいです。それも残念かなぁ。
と、言うことで画面がちっこすぎて音が汚い。これは結構致命傷っぽい。Apple みたいに任天堂が自社で社運を掛けて DSVision をやろうとするなら DS の画期的な飛躍もあるのだろうけど、任天堂はあぶない橋は渡らない社風の会社なのでそれはあり得ない。
すると、それなりな感じで終わってしまいそうだな・・。
さて、最後に、今回もらった非売品のスタータキットの microSD ですが、128MB ではちっこすぎるので大容量なのを秋葉辺りで買って来て main.bin とか hoge.sys などをコピーすればまともに動くんかなぁ? まぁ、僕は DS 持ってないので何とも言えないんだけど・・。
あー。最後に。映画を見終えた辺りで、カメラ持ったスタップの女性に話しかけられ、「感想をお願いします。男性の方少ないので是非お願いします。」と言われたのでしゃべって来ました;-)。なんか、特典映像とかに使われるらしいですが、大体四割がボツになるらしいです。きっと僕のコメントもボツだろうとは思うのですが、もし、見た人いたら、ご連絡いただければと思います;-)。
iPod Touch OS 2.0。
iPhone が出たけどやっぱり買えないよねぇ。無線 LAN が付いているのにパケットフルな契約はもったいなくて利用出来ない・・。それが一番のボトルネックかな。僕は携帯より PC の e-mail のほうがメインに使っているので絵文字がホゲとかは全然関係ないしぃ・・。
って、ことで手持ちの iPod Touch を早速 2.0 にしてみた。7/12 の夕方になってようやっと update できたのだけど、iPhone が出た 7/11 にはバージョンアップできなかったのよねぇ。iTunes はバージョンアップできたのにさ。
と、言うことで iPod1,1_2.0_5A347_Restore と言うのを torrent で拾ってくれば 1,280yen 払わずとも 2.0 にバージョンアップできるぜい。ってのはそこいら中で話題になっている。僕も拾って来てデスクトップに転がっているけど、結局、1,280yen 出してバージョンアップしてしまった。
さて、iPhoneOS 2.0 の感想だけど「これ、すごいな。」ってのが素直に思ったこと。AppStore にアクセスしてまずは無料のものをダウンロードしてインストールしてみるんだけど、んー中々良いですわ。
2,3 使ってみた感想を。
Apple 謹製の Remote はすばらしいね。無線 LAN 経由で iTunes の演奏楽曲の操作ができるのだけど、こー言うネットワーク越しのアプリケーションも作れますよ。って言うサンプルみたいな感じかしら。スタンド・アローン・コンプレックスみたいな;-)。
駅探エクスプレスは検索していたらアボードしたな。もちっと作り込みが必要かな。けど、運行状況が表示できるのは嬉しいねぇ。この情報をプッシュ型で送ってくれたら良いのだけどねぇ。
NAVITIME。これ、iPod Touch で使っても会費払うんだねぇ・・。僕は au 携帯で既に 215yen 払っているのにまた別に払うのは非常にばかばかしい。GPS 積んでないのでことさら必要ななさげ。後、プログラムの作りがいい加減だねぇ。スクロールがどうしてあーもカクカクなんだろう。全然滑らかではない。イヤだねぇ。携帯の文化を iPod に持ち込んでもらっても・・。と、言うことでサクッと消してしまった;-)。
とまぁ、これだけで一日(一晩中)遊んでいられる状態です。いやはや楽しいなぁ。
それにしても ssh コンソールとか ping 確認、IRC クライアントのアプリが出ないかしらねぇ。ネットワークエンジニアとしてはその辺りじゅーよー。みたいな感じなんだけど;-)。