Draft IEEE802.11n と HUB 部分の全ポート GiGa インターフェースと言うのにあこがれて BB ルータを新調してみた。
同じようなものに去年の暮れに NEC から Aterm WR8500N が出たのだけど、これがずっと欲しいなぁ。と思っていた。しかし、Corega から CG-WLBARGNH と言うのが出たので、どっちにしようかと悩んでいるうちに、値段に負けて CG-WLBARGNH を買ってしまった。送料込で大体 9,500yen 位。
さて、自宅に届いて早速利用したのだけど、まぁ、サクサク動く。有線 GiGa ポートに接続した PC から RBB のスピード計測 で確認すると 70Mbps 位出るのでまぁ、速いなぁ。とは思った。
無線 LAN のほうは Draft IEEE802.11n 対応なんだけど、NotePC が IEEE802.11g にしか対応していないのでこれで試すと 13Mbps 位。おぉ。無線 LAN で 10Mbps 越えたんだ。とちょっと感激。
んならば MacBook 2GHz の Leopard で接続して確認するべ。と思い試したらなんとっ!! 700kbps しか出ない。これはひどいなぁ・・。まぁ、僕は MacBook にディスプレーとキーボードをつけて、本体はふたを閉じてまな板立てに立てて使っているのでアンテナが本体と干渉してこれくらいしか出ないのだろう。と安易な気持ちでいた。
なんせ、MacBook には GiGa ポートが付いているので、デスクトップ機のように使っている現状では無線 LAN を使う必要が無いので;-)。
さて、僕の家にはサーバがあるのだけど、BB ルータからポートフォワードしてサーバに転送するのだが、CG-WLBARGNH は 10 個しか転送できない。ダメダこらー・・。
更に悪いことにサーバは GiGa NIC を持っている、FreeBSD で言う所の if_re で BB ルータに接続しているのだけど、これが定期的に link Down/Up を繰り返すようになってしまった・・。せっかく GiGa ポート搭載の BB ルータを購入したのに頻繁に Down/Up が発生したら全然ダメじゃん・・。
以前利用していた BB ルータはそんなことは無かったので、相性問題かもしれないけど、 CG-WLBARGNH が悪さしているのかもしれない。GiGa ポートへの省電力機能って何よ?オン/オフはメニューで設定できないのかしら?
この辺りで、「ムムムちょっと動作おかしいぞ。」と思えてきたので、再度 MacBook を引っ張り出してきて、今度はちゃんとフタを明けて、キーボードもディスプレーも外して、由緒正しい NotePC の形で Draft IEEE802.11n を試してみた。
が・・。接続できない・・。Leopard は「タイムアウトしました。」と表示され、BB ルータ側のログも「認証 OK よん。」と表示されている。認証は wep で MAC アドレスフィルターをしているのだけど、 MAC アドレスフィルターを無効にして接続しようとしても Leopard は一向に接続できない。
しかし、他の NotePC や iPod Touch は IEEE802.11g で何の問題も無く接続できている・・。
あぁ・・。もうイヤになった・・。やっぱ NEC のにしておけば良かった・・。などと思い始める。でもって買ってきた CG-WLBARGNH の箱を見るとなにやらキャンペーンをやっている。
http://corega.jp/cp/005/
「つながらなかったらコレガが直接 “返金・返品” 受け付けます。」ってのをやっているではないかっ!! これはラッキー。と言うことで、早急に送り返したのでした。現在はコレガからの返事待ちです。
さて、ここでもう一度再確認してみましょう。
・今まで BB ルータに(100Mbpsだけど)接続していたサーバを CG-WLBARGNH に接続するようにしたら Link の Up/Down が頻発するようになり、サーバの運用に支障が出てきた。なお、Down タイムは 2,3 秒だが、NIC の復旧時間はもっとかかるため、実質一分程度 LinkDown 状態となる。
・ IEEE802.11g 対応の NotePC や iPod Touch は無線 LAN に接続でき、10Mbps 程度の速度が出るが、Draft IEEE802.11n の MacBook 2G は速度が出ない、もしくは全く接続できない状態しか体験できなかったので、CG-WLBARGNH の仕様にうたわれている Draft IEEE802.11n の恩恵がまるで受けられない。
以上の理由により、今回のキャンペーンに申し込んだのですが、この判断は妥当?
#Corega 買う時点で間違っているよ。って解答は却下;-)。本当は Cisco Catalyst 3560-E 辺りが欲しいんだから。自宅にはオーバースペックなんだけどねぇ;-P。
FreeBSD に KDE4.1 をインストールしたよ。の最終系でしょうか・・。
当初から懸案 となっていた、konqueror と konsole において UTF-8 以外の文字コードが表示できない。と言う件。何とか解決しました。
結論から言いますと ports を一個インストールし忘れていた。と言う感じです。japanese/qt4-codecs-jp は QT4 において日本語の文字コード体系をインストールする ports になります。 /usr/ports/japanese に入っていたらわかんねーよ。って感じなんですが、これを発見するまでに随分時間がかかったので是非書かせてください;-)。
まず、konsole を起動してログを調べます。[設定]→[現在のプロファイルを編集]から[詳細]の[エンコーディング]の設定で EUC-JP を選択したり、[表示]の[文字エンコーディング]で EUC-JP を選択すると以下のメッセージが出力されエラーとなる。
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これはおかしい。ってんで、kdebase-4.1.0/apps/konsole のソースをいよいよ眺めるわけです。すると KCodecAction::mibForName: は QT ライブラリを呼んでいるので、これは KDE4 側では無く明らかに QT4 側の問題だ。と言うことで、次に「どの ports をインストールしたら良いのだ?」となり /usr/ports の下を探し回った結果、 japanese/qt4-codecs-jp を発見し、インストールしたら無事に動作した。と言う感じなのでした。
さて、この ports を入れることにより konqueror と konsole においては UTF-8 以外の日本語の文字コードも表示できるようになりました。嬉しいことです。
konsole については [設定]→[プロファイルの管理]から EUC-JP や UTF-8 のプロファイルを作成して臨機応変に使い分ければ良いかと思います。ちなみに、僕は KDE4 から LANG を UTF-8 にしました。それらの設定についてはこの辺りに書いて有ります。
konsole のことについてちょっと書いておきましょう。設定で選択できる等幅フォントが少なくなったので表示が美しくなかったりするんですが、以下の要領で変更できます。
上記で EUC-JP や UTF-8 のプロファイルを作成 しましょう。って書きましたが、これらは ~/.kde4/share/apps/konsole/ の中に保存されます。例えば僕の作った EUC-JP のプロファイルは EUC-JP.profile のような感じ。ここに設定が保存されていますが、[Appearance] ディレクティブにおいてフォントの設定をします。以下は例です。
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全文引用ですが;-)、今回は Font に「美杉ゴシックL」を指定してみました。他のフォント、例えば MS ゴシックなどは全角幅に半角英数字が表示され、とても利用できなかったのでした。多分アンチエイリアスを無効にすればちゃんと利用できると思います。
あぁ。上記のプロファイルを作成した場合、フォント名などに日本語が含まれているときにはファイルの文字コードは UTF-8 にする必要があります。ご注意下さい。
しかし、KDE4 の konsole の[表示]メニューから[すべてのセッションに入力を送る]って項目が無くなったのは痛いなぁ・・。複数のサーバに入っている時には非常に有用だったのになぁ・・。
さて、この辺りで完成品のスクリーンショットでも行きましょう;-)。僕の KDE4 はほぼ設定が完了しました;-)。
ちょっと説明しますと、
左上が openoffice.org-2.4.1 の viewdoc です。日本語が入力できています。
右上が Dplphin ですが、ネットワークを参照すると落ちるので、今の所は konqueror で smb:// するしか無いです。
左下は UTF-8 以外の日本語が表示できるようになった konsole です。
右真ん中は、同じく UTF-8 以外の日本語が表示できるようになった konqueror です。
右下ですが、 KDE4 から kdemultimedia-4.1.0 に付属するようになった dragonplayer です。まだ詳しくは追ってないのですが、mplayer とは非同期なのかな? konqueror 上ではプラグインとして動作します。今再生しているのは Windows Mediaストリーミングです。 www.flets のコンテンツでも試しましたが、DRM には対応していないようです。
後、パネルもカスタマイズしています。色は変更できないみたいなんですよねぇ・・。
と、言うことでこれでようやっと実用に耐えられる状態になって来たような気がします。 KDE2 から KDE3 に変更した時も随分と初期の設定を出すのに難儀しました。今回は KDE3 から KDE4 への変更ですが、機能が充実したりしていて中々楽しいです。
それにまだまだ知らないことが沢山ありそうですし。 dragonplayer なんかはそれ一個で十分にネタになりそうだしねぇ。
と、言うことで環境構築編はこれにてひとまず終了です。皆さんも是非 KDE4 利用してみてくださいーい。
ふぅ。KDE4 で scim-bridge を利用するんだけど、前回は動作したよ。バッチ書いたよ。って状態でした。
しかし、まぁ、それだけではなんなんで、ports にしてみました。以下の URL に置いておきます。
http://www.icmpv6.org/Prog/FreeBSD_ports/ports-scim-bridge-client-qt4-20080814.tgz
Makefile が怪しいんですけど、まぁ、一応 install して deinstall して pkg_delete できるところまでは確認しました。もしかしたら関連性の部分とか怪しいかもしれませんがその点は、修正して、僕に教えて頂ければと思います。
なんせ、僕の環境は KDE4 と qt4 がもう入っている状態なものでして・・(^^;;。
と、言うことで動作結果など、書いていただければと思います。
前回は FreeBSD で KDE4.1 をインストールしてみました。いやぁ。SKIM が無くなったので日本語入力できないよー。ってんで困っている図が前回です。
なんか回避策はないのかな?とか思って探していたら Linux 方面では scim-bridge と言うのがあるらしい。しかも qt4 で利用できる唯一のインプットメソッドらしいし、いまだテストフェーズみたい。おぉ。試してみる価値あるジャン。と言うことで FreeBSD 上で make を試みる。
やっぱまだ開発中なので configure 一発では FreeBSD 上では make 通らないねぇ。と、言うことでソース修正。今回は一個前のバージョンである、scim-bridge-0.4.14 に対してやってみました。ちなみに FreeBSD は 7.0-STABLE。ports は ports-current です。
したら、なんとか動きましたねぇー。konqueror では文字入力中は文字化けしているけど、確定したら一応日本語入力ができた。 firefox3 では特に問題無く日本語入力できています。 FreeBSD でも scim-bridge が動作したかなー。と言う感じはします。
scim-bridge-0.4.14 に対するパッチはここに置いておきます。
動いているときのキャプチャはこっちに置いておきます;-)。
まだ ports にはしていないので、ソースコードを拾って来てパッチを当ててから make してください。後、今は 0.4.15 のパッチも書いている最中です。まずは確実に動作するものを・・。と、言うことで。
後、今回は scim-bridge-client-qt4 に固執しているため、gkt や qt3 のことは考えていません。なので、configure は以下のオプションのみを指定してください。他のオプションを指定した場合は make がエラーになります。
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後は make;make install で OK でしょう。 /usr/local/lib/qt4/plugins/inputmethods/* や /usr/local/kde4/bin/scim-bridge にインストールされるようにしています。
後、起動時の環境変数ですが、僕は以下のように設定して、scim -d と起動したら無事に動き出しました。後は、KDE のメニューから SCIM の設定画面を開いて色々設定してみてください。
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僕は例のごとく ~/.xsession で設定しています。また、LANG=ja_JP.eucJP と言うのもあまり気にしないでください(^^;;。一説によると、scim-bridge の環境変数は ~/.xim でも設定できるみたいです。その辺り、僕はまだ良くわかっていません。
それにしても、KDE4.1 をインストールして、比較的早くに SKIM のかわりが見つかってよかったと思っています。後は KDE4.1 自体が日本語を受け付けるようになってくれるのを待つのみです。konsole が日本語表示できないとか、konqueror が UTF-8 なウェブページしか表示できないのではいまいち使えないですからねぇ・・。
まぁ、今回は FreeBSD 上の QT4 で scim-bridge が動いた。良かったね。と言うことで;-)。
あー。言い忘れました。最後にですが、僕は scim-canna の利用者です。FreeBSD/i386 上で a.out な vjed-2.5 が動作し、それを esecanna 経由で FreeBSD/amd64 の scim-canna から利用しています。でもって QT4 では更にブリッジしていると言う。何とも遠い話だ・・(^^;;。
あ。更に思い出した。 FreeBSD では scim-bridge が、まだ ports になっていません。ports にしてくれる人、絶賛大募集中;-)。
cvsup で最新の ports-current を取り寄せていたら、8/8 辺りからちらほらと KDE4 の ports が降ってくるようになって、8/11 の時点では一応全て揃っていたみたいなのですかさず make を始めた。
いやぁ、FreeBSD の ports として KDE4 ができたのは今回が初めてなので嬉しくて嬉しくて。なので当分は KDE4 のネタを書き続けることになるかと思いますがご了承願います;-)。
さて、ports を cvsup したら KDE4.1 でしたね。結局 KDE4.0 はリリースされなんだわけだ。では、インストールした結果を見ていくことにしましょう。あ。今回は一切のキャプチャは無しです。テキストベースでどどんっと行きます。
ports から KDE4 を make すると KDE-4.1 がインストールされます。でもってインストール先は /usr/local/kde4 になるので KDE3 との同居は可能です。例えば KDE4 の kdm を実行するには /usr/local/kde4/bin/kdm、その設定ファイルは /usr/local/kde4/shale/config/kdm/ になり、まるっきり隔離されています。コマンド実行時の PATH に /usr/local/kde4/bin を追加する必要があります。
次にですけど、KDE3 を削除してから KDE4 をインストールする場合、随分と削除しなければならないものが増えてきます。例えば OpenOffice.org を WITH_KDE=YES で make していた場合は動作しなくなります。ports の Makefile 中に USE_KDELIBS_VER=3 と言う記述があるものは KDE4 では動作しない。と言う認識でいたほうが良いでしょう。
ぱっと、思いつくのは SKIM・OOo・krdesktop・kmplayer などですが、インストールできないので KDE4 環境では動作しません。結構ヒサンです・・。
ここにも書いていますが僕は kdm の Xsession をいじっています。~/.xsession を起動するようにしているのですが、ログイン時に LANG 環境変数をちゃんと設定していれば、ログイン後の日本語表示は比較的できています。 kde.gr.jpの翻訳チームの皆様、お疲れさまです。そしてありがとうございます。メニューが日本語化されていると言うのは嬉しいものです。
さてと。ルックアンドフィールについてですが、kdm が起動した段階でド胆を抜かれます。なんなんだっ!!これはっ!!みたいな。でもってログインするともっと驚きます。画面キャプチャはありませんが;-)。KDE3 とは全然違い、驚きます。まるで WindowsVista と MacOSX Leopard を足して 2 で割った感じです。KDE3 はどちらかと言うと CDE っぽいですかねぇ。
まずは環境設定を行います。フォントも自分の好きに設定します。アンチエイリアスにします。
KDE4 は Konqueror を捨てて Dolphin を使う。とのことだったのですが、Dolphin はファイルマネージャで Konqueror 自体はまだまだウェブブラウザとしては現役ですね。Dolphin を使いましたが、結局今まで通り Konqueror をファイルマネージャとして使っていた使い方にしてしまいました。僕はどっちでもいいや。つて感じです。
等幅フォントはやはり利用できるものが少なくなるのですが、KDE4 のフォントマネージャと Konqueror のフォントの設定で、表示方法が違うのが気になりました。Konqueror のフォント設定画面のほうがすばらしい。なぜ、これを KDE4 の default 設定にしないのだろう?と思ってしまう。
等幅フォントで利用できるものが少ないというのは konsole においては致命的です。自分の好きなフォントが指定できないのは qt3 の時からだけど、それが伝統で引き継がれてしまった。と言うことでしょぅか・・。
後、konsole でもっと致命的なのが、日本語は全て文字化けする。ってことです。emacs -nw を起動して、日本語ファイルを開いても全然ダメ状態・・。文字コードを変えてもだめ。フォントで回避できるのかなぁ?ここに書いてある技 はまだ試してないんだけど・・。
Konqueror も同様で UTF-8 のページは日本語を表示してくれるんだけど、それ以外の文字コードを利用しているサイトは、ブラウザの文字コードをコンテンツに合わせても文字化けするので読むことが出来ない・・。
と、言うことで、インストールが終わって一時間位格闘したのがこんな感じ。
SKIM が動かないのはちょっと大きいかなぁ。ブラウザに対して日本語入力できない・・。今、scim-bridge を FreeBSD で make が通るようにまではしたけど、使い方が解らないので調査中です。ports にもなってないので自力で何とかしている状態です。 scim-bridge-client-qt4 がまともに動作するようになったらこのブログでも公表しますねー。
と、言うことで、ここまでの総評ですが、 KDE4 にすると動作しないものが多くなるのでちょっと悲しい。まぁ、OOo は WITH_KDE=YES を外せば良いだけだとは思うけど。後、リリース直後、 KDE4 は速い。と書いてあったサイトも何個か見たけど、それほど速くないよ・・。Athlon X2 4000+ を持ってしても「すげー速いっ!!」は体験できなかった。
メニューの日本語化が進んでいるのはすごい嬉しいけど、日本語を表示してくれないのがあるのはちょっと痛いかなー。その辺りに課題が残っている。もっとどこか時限の違うところの設定で回避できるのかなぁ?
とまぁ、第一回目はこんな感じです。これを読んで、皆さんもインストールしてみようかな。と、思いました?ぼくは自宅の環境でインストールしてみましたが、仕事の環境ではまだまだ利用できる状態ではないと判断したので、当分は自宅の環境で遊ぶことにしています。まぁ、自宅には MacOSX もあるので、本当に「検証環境」って状態だとは思うのですけどねぇ;-)。
つづく。かな?
iPod Touch の OS のバージョンが 2.0 から 2.0.1 になった。なんかバグ修正らしい。今回はお金が取られない;-)。
しかし、PwnageTool で JailBreak した環境がぶっ飛んでしまったので 2.0.1 に対応した PwnageTool 2.0.2 をすかさず実行してみた。前回同様の方法で簡単にバージョンアップできた。インストール時の注意点としては以下かなぁ。
2.0.0 でバージョンアップした時のファームウェアが ~/Library/iTunes/iPod Software Updates/ に残っているのでそれを指定したらダメで今回用の新しいやつ、iPod1,1_2.0.1_5B108_Restore.ipsw を指定してあげる必要があります。
それだけかなー。陥りやすい点は。
それにしても、僕の環境だけかもしれないど JailBreak 後に iTunes はバックアップから iPod を元の状態に戻してくれるんだけど、それが出来なくて、新しい iPod として認識したので、今まで設定した全ての情報・曲が消えてしまった・・orz。
しょーがないので再度設定しなおした。と、言う感じ。まぁ、けど、アドレス帳とかカレンダーは iTunes がやってくれるから良いんだけどねぇ・・。
後は、このブログに書いたように再度、フォントをインストールして環境をもとに戻した。と、言う感じでしょうか。
ちなみに PwnageTool の 2.0.2 は今利用している PwnageTool 2.0.1 からのアップデート機能で更新が可能です。ただ、エラーになったので実際に使えないかなー。google などで PwnageTool_2.0.2.tbz をキーにして検索すればダウンロードサイトが見つかることでしょう;-)。
iPod Touch で Cisco VPN やって、それだけで満足しているのもまた変な話でして。FreeBSD でもきっちりと Cisco VPN を使えるようにしましょう。
まぁ、iPod Touch で Cisco VPN の所でも書いたのだけど、Cisco ルータ側をいじる権限は僕には無いので何を利用しているのか全然解らないのです。ただ、単にアカウント情報をもらっただけ。
Windows 用のクライアントはあるみたいですが、今回は FreeBSD でやります。
それらしい ports は無いかしら?とか調べていたら /usr/ports/security/vpnc と言うのがありました。早速 make してインストールして起動してみましょう。あぁ。インストールのオプションはフルオプションつけたほうが良いかもしれません。認証のためのオプションだと思うのですけどねぇ。
/usr/local/etc/vpnc.conf に設定ファイルがあるのでこちらにアカウント情報を記述します。設定内容は書きませんが;-)。設定寺の問題点と言うか、難儀した所。 IKE Authmode hybrid と言う設定があると Cisco 側と無事に接続できないみたいです。なので、この行をコメントアウトしました。Cisco ルータとの認証にまつわる設定だと思うのだけどねぇ。この行があるとうまく接続できませんでした。
そして、VPNなんてのはずっと接続しておく必要は無いので、必要な時のみデーモンを起動するだけで十分でしょ。となるので、/usr/local/etc/rc.d/vpnc onestart とかして起動します。なんか、簡単に Cisco に接続してアドレスが降って来てしまいました(^^;;。
VPN が成功すると tun0 インターフェースが生えて来ます。ここに網内の IPv4 アドレスが付加されました。それにしても DNS が降ってこないのでやはり /etc/hosts に必要なホスト名は記述する必要はありますが、まぁ、いとも簡単に利用できてめでたしめでたし。と言う感じでしょうか;-)。
あー。一点。 /usr/local/etc/rc.d/vpnc onestop とかして vpncd を停止させるんだけど、tun0 が削除されないです。この後、もう一回 vpncd を起動すると tun1 を利用するようになってしまいます。なので、デーモンを停止した後は ifconfig tun0 destroy して、インターフェースを削除したほうが良いですねぇ。
たまたま、偶然、Cisco VPN のアカウントを持つことができた。
と、言うことで iPod OS 2.0 の Cisco VPN で試してみることにした。
まずは設定だけど、メニューから「設定」を選択し、[ネットワーク]→[VPN]→[VPN構成を追加]で IPSec を選択すると Cisco のロゴが出てくる。すんごいなぁ。
でもってその後は指定された値を入力するだけ。これで設定が終わります。
その後、「設定」メニューを見ると VPN と言うメニューが出るのでそれをオンにスライドします。
一番上の WiFi の電波の強さの横に「VPN」と言う文字が表示され、接続したことが確認できます。
MobileTerminal で ifconfig -a とか叩くと、ipsec1 と言うインターフェースが生えて、IPv4 アドレスが付加されてるいことが確認できます。
無事に接続できました。後は、網内のサーバにアクセスするだけです。
が・・。JailBreak していない iPod だと、ウェブとメールの確認のみとなりますねぇ。MobileTerminal があると ssh できたりして iPod の利用頻度はいっきにアップするんだけどねぇ。
一応、iPod Touch は CiscoVPN がバリバリ使えるぜい。って感じですかねぇ。
あー。一点問題が・・。
今回は僕が触れない Cisco ルータだったのだけど VPN を利用した時の /etc/resolv.conf とかどうなっているのが普通なんだろう?今回は Cisco ルータから DNS が降ってこないので VPN 先のホストにアクセスする時にホスト名が使えないのよねぇ。
/etc/hosts に必要なホスト名を書くのが良いかなー?
iPod Touch 的な /etc/resolv.conf は /var/run/resolv.conf への symlink になっていて、このファイルが存在していないのでハナから当てにならないファイルと言うことなので、必要な情報はやはり /etc/hosts に書くのが一番良さそうです。
と、言うことは JailBreak 必須じゃん・・。
JailBreak した iPod Touch です。中が色々見えます。今回はフォントのインストールをしてみました。
Cydia からインストールできる textReader でフォントの設定ができるので色々なフォントが使えないかなぁ。と思ったのがことの発端です。
まず、iPod Touch にログインして /System/Library/Fonts 辺りを眺めます。 そして、CGFontCache.plist と言うファイルを発見し /System/Library/Fonts/Cache と言うディレクトリにフォントでも入れようかなー。とか思うわけです。
今回入れたフォントは以下の通り。
・meiryo.ttc Microsoft の「明瞭フォント」
・msgothic.ttc Microsoft の 「MS ゴシック」ただし Windows2000 のヤツです。
・brmislw0.ttf ブラザーの 美杉ゴシック -L
これらを入れたら、次に設定ファイルである CGFontCache.plist を更新します。これはバイナリファイルなんだけど MacOSX に持っていって /Developer/Applications/Utilities/Property List Editor.app を起動して、とりあえずファイルを開きます。
Property List Editor.app でどこか一か所修正して保存するとバイナリから xml ファイルになります。これでテキストエディタで変更可能になります;-)。
さてと。エディタで CGFontCache.plist を開いて以下の行を追加することにしましょう。
まずは <key>Names</key> に以下の行を追加します。
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続いて <key>TraitMappings</key> のところに以下の行を追加します。
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これで一応完成です。できたファイルはバイナリにせず、テキスト形式のまま iPod Touch の /System/Library/Fonts にほーりこみます。古いファイルは一応取っておきましょう。
後は textReader を起動して、フォントの選択画面で利用できることを確認します。CGFontCache.plist はテキスト形式で持っているとサイズが大きくなってしまいますが、ただちに変更できるところが良いので、そのままテキスト形式で持っていることにしましょう;-)。
さてと。フォントが増えたので他のアプリでもインストールしたフォントに変更できないかなぁ。とか思って見ていたのだけど、SwapFont と言うアプリはまだ 2.0 では動かないみたいだし・・。MobileNotes のフォントでも変更しようかなぁ。とか思ってウェブで探してみると、バイナリエディタで変更だ。とか書いてあるサイトを見つけたので試してみた。
http://digicool.org/wp/?p=785
http://d.hatena.ne.jp/bellx2/20071116/p1
しかし、iPod Touch 2.0 ではこの技が使えないことが解った。それならば。えーーいっ!!。ってんで Marker Felt フォントを使うのをやめてしまえっ!! っててんで、さっきほーりこんだ CGFontCache.plist のテキストファイルを変更してしまうことにしましょう;-)。強引だけど・・。
と、言うことで変更後は以下の通り。
まずは <key>Names</key> で、使うフォントを MS ゴシックにしてしまいます。
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続いて <key>TraitMappings</key> ですが、フォント名を MS ゴシックに変更してしまいます。
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さて、これで Mobile Notes を起動してみると。おぉーー。 MS ゴシックで表示されるようになりました。ちなみにフォントの設定間違いがあると MobileNotes はただちに終了します。その場合は xml の設定を見直してみてください。
と、言うことでフォントで遊ぶ準備が整いました;-)。これからちょっとづつカスタマイズすることも出来そうです。楽しみですねぇ;-)。
と、言うことで今回はここまで。
つづく。 かな?(^^;;。
前回、iPod Touch を 2.0 にしてみた 。と書いたけど、それからしばらくして PwnageTool が出たので久しぶりに JailBreak してみた。
http://journal.mycom.co.jp/articles/2008/07/22/pwnagetool_ipodtouch/index.html
この辺りの URL を参考にすればいとも簡単にできるかと思う。がっ!!一点。どうしてもダメだったのが「ホームボタンと電源ボタン同時押し」の部分。何回やってもエラーの赤い画面が出る。
10 秒押して、放して 5 秒待ってまた押す。とかメッセージが表示されるのでその辺りをきっちりやれば大丈夫なんだけど、その通りにオペレーションするには何回も失敗するのでした(^^;;。
とわ言え無事に脱獄できた iPod はこんな感じ。
茶色いアイコンができました。他のアプリは次のページに振ったりしているんだけどねー。でもって起動して任意のプログラムをインストールするんだけど、種類があんまり無いのねぇ。
MobileTerminal と ssh クライアント、サーバ、tcsh をインストールしたのみ。
MobileTerminal は中々楽しくなりましたね。タップによるメニュー表示の他に機能が沢山隠れていておもしろい。以下にちょっと書いてみますね。
・斜め右下に指をスライドさせるとコントロールキーを押した状態。カーソルが赤くなります。その後 c a k などのキーをタップすれば C-c とかが使えるようになります。
・斜め左上にスライドすると ESC キーを押した状態。
・上にスライドさせると↑キー。後、上下左右に対応しています。
・タブもサポートしていてメニューバーの左をタップすると別タブに切り替わります。default では四つのタブが存在します。iPod Touch にログインして ps とか叩くと「なんでこんなにシェルが起動しているんだ?」とか思うのだけど、それはタブだったのね。と言う感じです;-)。
・MobileTerminal の設定は conf で行えるのだろうけど、なんか終了してしまいます。
気がついた点はこんな感じでしょうか。
IRC のプログラムを探したのだけど、無いねー。あ、そー言えば、textReader と言うのをインストールしたけど、これは良いかも。フォントや文字コードも選べるし、中々ぐー。iPod Touch にどうやってテキストファイルを持っていくかと言えば、 scp で。って感じになるのだけどねぇ。
とまぁ、ざっと使ってみた感じはこんなかなぁ。後、色々 iPod Touch の情報を調べてみたけど、大体こんな感じかなぁ。
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default で動いているプロセスはこんな感じ。
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Safari には QuickTime と YouTube のプラグインが入っているみたいだけど動かないねぇ。YouTubePlugIn は試してないけど、QuickTimePlugin は動かない。まぁ、QuickTime が無いからかもしれないけど、一応 Mac に持っていって file コマンドは叩いてみた。
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バイナリ的には arm なんだけどねぇ。残念だねぇ・・。
最後にだけど、iPod Touch の隠れた機能を少々。
・ホームボタンと電源ボタンの同時押しでスクリーンキャプチャできるのね。Mac に接続した時 iPhone が起動してウザいなぁ。とか思っていたのだけど、この機能を知ったら便利に感じてきた;-)。
・キーボードですが、長押しすると色々なキーが出てくるのねー。a とか c とか長押しするとおもしろい。メールアドレスの .com キーもベロベロって他のドメインが表示されたりするしねー。
と、言うことで他にも隠れた機能沢山ありそうです;-)。