9月 042013
 

夏休みを利用してインドに旅行に行ってきました。その時に利用した携帯電話についてちょっと書いてみたいと思います。

がっ!! 僕は SIM フリーな NOKIA の Lumia620 を持っているのですが、こいつは MicroSIM で、事前に情報を調べてみたのですが、利用しませんでした。と、いうことで今回は Wi-Fi についてちょっと書きます。

持っていった携帯電話は SoftBank の iPhone5 と docomo の SP-mode から mopera U を利用して通信を行う NOKIA Lumia620 です。これらの機器を利用して飛行場やホテル、街中の Wi-Fi ポイントにアクセスして利用しました。

まず、成田空港から飛び立ち、トランジットで上海の浦東空港に立ち寄りますが、降りた瞬間に電源をオンにして機内モードもオンで Wi-Fi もオンにします。飛行場で Wi-Fi を利用したのは上海の浦東空港とインドのデリー空港の二か所でした。で、どちらも無料の Wi-Fi ポイントが利用できるんですね。あ。当然成田空港でも利用できますが;-)。

アクセスポイントに接続すると認証画面が出てきます。フツーにパスワード無しでログインできるのかと思いきや、以下の手順で利用可能な状態となります。

1. ユーザ登録用ウェブページにアクセス
2. 電話番号とメールアドレスを登録
3. すると電話番号に SMS でパスワードが飛んでくる
4. 飛んできたパスワードを利用してログイン
5. ログイン後は利用可能

をいをい。海外用の SIM 無いし、機内モードだし。と、いうことで実質的にパスワードを受信することができないんですね。あたたた。

IMG_5573_Wi-Fi_1

どーしたもんかいのぉ。などと悩んでいて、いよいよ docomo の海外ローミングサービスである WORLD WING を NOKIA の Lumia620 で利用しようかと思い機内モードをオフにして地元のネットワークに接続したところで SMS が二つ飛んできました(@_o)。

一個は docomo からで「WORLD WING を利用するにはローミングをオンにしろ。」とのことでした。あれ?すると、ローミングをオンにしない間は WORLD WING の料金は発生しないということかい? でもって docomo から飛んで来た SMS は案内なのでどうやら無料らしい。

で、もう一通はと言うと、先ほど Wi-Fi で登録したアカウントのパスワードが飛んできました(@_o)。あれ!?

IMG_5574_Wi-Fi_2

と、いうことで浦東空港とデリー空港で Wi-Fi を利用する場合の手順はもうお分かりですね;-)。ちょっと書いておきます。

1. 携帯電話を機内モードをオンにしてキャリアとの接続を断つ
2. Wi-Fi をオンにして無料 Wi-Fi に接続してユーザ登録する
3. 機内モードをオフにしてしばらく待ち海外キャリアに接続する
4. SMS が飛んできたところですかさず読む
5. 機内モードをただちにオンにする
6. SMS で届いたパスワードを入力して Wi-Fi を利用する

今回は docomo の回線で上記のようにしました。八月最終週に海外に行ったので、九月に入って八月の請求を見ても特に海外で課金されている様子はありませんでした。

と、いうことで SIM フリーな携帯端末だからこういうワザが利用できるのかもしれませんが、もしかしたら SIM ロックの端末でも同じ動作かもしれません。

ミソは『ローミングオフ状態で SMS が届く』ところでしょうか。

 
それにしても海外の通信キャリアに接続していないと Wi-Fi が利用出来ない飛行場のサービスにも問題はあるような気がしますが、上記の手順で一応 Wi-Fi が利用できたのでヨシとしておきましょう;-)。

 
あ。ここに書いてある内容をそのままやってみて、万が一高い通信料金などが請求されても筆者は一切責任は持ちませんので自己責任でお願いします。

 
そもそも、日本国内では技適を取得していない NOKIA の Lumia620 はネタ的には中々書きづらい部分があるのですが、海外においてはおおっぴらに利用できてその内容について色々書けるのが嬉しいですねぇ。

一番良いのはインドでプリペイド SIM を買ってきて docomo でローミングってのが、記事を書くのには良いんですけどね;-)。

8月 192013
 

以前のエントリで「ibus-mozc を使う。」というのを書いているのですが、このときは mozc を ibus 経由で利用します。と、いうネタが基本でしたが「僕はかな入力の人なので、かな入力時の “ー” 問題ががあります。」と書いています。

その時は xmodmap で以下の設定を行うことにより回避していました。詳細についてはリンク先のエントリを読んでみてください。

keycode 133 = bar bar bar bar

 
しかし、最近の ports-current を利用していて、とあるタイミングから USB キーボードを抜き差しすると上記 xmodmap の設定がチャラになって(消えて)しまう事象に悩んでいたのであります。

色々調べてみると xorg.conf の設定で hal を利用していた場合に原因があることが解ってきました。以下に事象を箇条書きにしてみます。

o. USB キーボード利用時に(USB KVM などで)キーボードの抜き差しを行なったあとに利用すると xmodmap の設定が消えている
o. USB キーボードを X が hal 経由で認識しているときにその問題が発生する
o. hal はどうやら setxkbmap を利用して xmodmap の設定を飛ばしてしまうようだ
o. USB キーボードを認識したところで xmodmap を実行すると再度キーバインドが有効になる

と、いうような状況。

そもそも mozc をかな入力で利用していない人にとっては “\” (バックスラッシュ)を “|” (バー)に割り当てる必要は全く無いわけでして、なのでこの問題に遭遇することは無いと思われます。

 
と、いうことで、ここからはどうしてもキーバインドを変更したい人にとっては重要な内容になるのであります。
そして、ある程度原因が特定できたので、ここから先は xmodmap と setxkbmap の対比について見ていくことにしましょう。

上記 xmodmap の設定において “\” の keycode は 133 です。これは xev(1) でキーを調べたり xmodmap -pke コマンドで、現在 133 に何が割り当てられているか確認すれば良いので比較的容易に調べられます。まぁ、昔からある枯れた確認方法ですしね。

それにしても xmodmap で指定した設定が setxkbmap のどれに対応するのか解らない。 hal を利用していて Ctrl と CAPS Lock を入れ替える場合には以下の設定を /usr/local/etc/hal/fdi/policy/10-keyboard-jp106.fdi 辺りによく書いています。

<merge key="input.x11_options.XkbOptions" type="string"> ctrl:nocaps</merge>

 
で、 setxkbmap もこの形式を引きずっているようで、オプションパラメータが合えば受け付けるんでないかなぁ。

$ setxkbmap -option bar:nobackslash

 
上記コマンドのオプションの法則をまるて理解してなくて実行しているんですが、これでは backslash が bar に置き換わりませんでした。もーしょうがないので色々調べることにします。

xmodmap は xev で値を確認したり -pke オプションで表示された情報に従って動作していることが解ります。なのに setxkbmap ってどうやって設定するのぉ?って。調べていくと /usr/local/share/X11/xkb/ 内のファイルを各種参照していることが解ってきました。でもって以下のコマンドで参照しているファイルが確認できそうです。

$ setxkbmap -print
xkb_keymap {
        xkb_keycodes  { include "xfree86+aliases(qwerty)"       };
        xkb_types     { include "complete"      };
        xkb_compat    { include "complete+japan"        };
        xkb_symbols   { include "pc+jp" };
        xkb_geometry  { include "pc(pc104)"     };
};

 
上記の結果で確認する必要があるのが xkb_keycodes と xkb_symbols です。

xkb_keycodes は xfree86 だね。ってことはファイル的には /usr/local/share/X11/xkb/keycodes/xfree86 になります。 xmodmap では keycode の 133 の値を変更したかったので 133 で grep してみるとっ!! おーーっ!! <AE13> = 133; って行が見つかりました。

でもって xkb_symbols を見るとと今度はファイル的には /usr/local/share/X11/xkb/symbols/jp を参照していると思われます。

なるほどー。これで xmodmap と setxkbmap との関連性がそこはかとなく解ってきたような気がします。
しかし、それにしても setxkbmap -option に指定する記述方法がいまいち解りません。しょうがないので直接設定ファイルを変更してしまうことにしましょう。

あ。ちなみに setxkbmap -option に指定した形式は 上記 hal の 10-keyboard-jp106.fdi に input.x11_options.XkbOptions に設定してあげるだけで良いみたいなんですけどね。形式が解れば直接設定ファイルを変更する必要は無いんですけども。

と、いうことで /usr/local/share/X11/xkb/symbols/jp のファイルを以下のように変更してあげます。変更する項目は先程確認して <AE13> だということが解っていますね。

//  key <AE13> { [ backslash, bar       ] };
    key <AE13> { [ bar, bar   ] };
        :
//  key <AE13> { [ backslash, bar       ] };
    key <AE13> { [ bar, bar   ] };

 

<AE13> の項目は全部で二つあったので両方とも直しました。あとはマシンを再起動して X が起動したあとにログインして USB キーボードを抜き差しして動作確認を行い xmodmap で指定していた値が変わらなくなったことを確認します。

 
今回はたまたま mozc のかな入力のキーバインド変更のための設定変更でしたが、通常 CAPS Lock と Ctrl キーの変更などはウェブ上にゴロゴロしていますよね。そーじゃないちょっと変わったキーの変更を hal 経由の場合に継続的に持続する場合についての探し方などについてまとめてみました。

多分、他のキーについても上記の方法で行けるのでは無いかと思われます。

それにしても setxkbmap -option の記述方法知りたいなぁ。オプションに指定する方法などを知っている方いましたら教えて頂ければと思います;-)。

8月 182013
 

ずいぶん前、それは多分 pgp2.6 辺りが流行っていたころだと記憶していた頃に聞いた話ですが、フランスでは民間人の暗号化された情報のやりとりは禁止されている。ってことらしいですが、それが本当の話か、はたまた全然間違いだったのか? というのは確認してないので定かではないのですが、そんな話を耳にしたことがあります。

最近の出来事としてはマルウェアだかトロイの木馬だかで情報がごっそり、特定のサーバに送られてしまう。なんて話も聞きますが、FreeBSD は安心さー。みたいな感じで。あぁ、確かに利用者数からしても Linux や Solaris よりは圧倒的に少ないとは思うのですけどね。それでも Mac OSX でも最近はちらほらと話は聞くので、 ID やパスワードを書いたテキストファイルをデスクトップに置いといてもちょっとアレですね。

と、いうことで、そーいう重要なファイルなどは暗号化して持っていることにしましょう。と、いうのが今回のエントリの趣旨です。

利用するのは openssl で暗号化形式は des3。 パスワードとか住所とか書かれているファイルを普段は暗号化して持っていましょう。って感じでちょっとスクリプトを書いてみました。

#!/bin/sh

PATH=/sbin:/bin:/usr/sbin:/usr/bin:/usr/local/sbin/:/usr/local/bin
export PATH

desfile=`echo "${HOME}/.data/Encryption_txt.des3"`
orgfile=`echo "${HOME}/.data/Encryption_txt"`
oldfile=`echo "${HOME}/.data/Encryption_txt~"`

case $1 in
'-d' )
    if [ -f $orgfile ]; then
	openssl des3 -salt -in $orgfile -out $desfile
	if [ -f $oldfile ]; then
	    /bin/rm -f $oldfile
	fi
	if [ -f $desfile ]; then
	    /bin/rm -f $orgfile
	fi
    else
        echo "$orgfile is not found.";echo ""
    fi

    ;;
'-u' )
    if [ -f $desfile ]; then
	openssl des3 -d -salt -in $desfile > $orgfile
    else
	echo "$desfile is not found.";echo ""
    fi
    ;;
* )
    echo "usage : Encryption.sh { -d(des) | -u(undess) }"
    ;;
esac

exit 1;

 
こんな感じでどうでしょうかねぇ?

色々人に見られたくない情報が書かれたファイルは ${HOME}/.data/Encryption_txt というヤツです。
上記のスクリプトを例えば Encryption.sh という名で保存してオプションに -d を指定すると openssl des3 で暗号化するためにパススレーズを二回入力します。

Encryption_txt と、いうファイルは ${HOME}/.data/Encryption_txt.des3 という名で保存されます。その時、 emacs で編集していれば ${HOME}/.data/Encryption_txt~ ファイルは削除します。

解凍するときは -u オプションを指定してパスフレーズを入れると解凍されます。

これで個人情報はそこそこ守れるかな?

あとは逆に、辞書攻撃しかけて des3 の強度と CPU パワーの確認。なんてのにも使えそうです;-)。

まぁ、気休めかもしれませんが、ベタなテキストファイルで持っているよりは『安心』と、いうことで。

もし、上記スクリプトを利用して大切な情報がどうか(ファイル自体が消えたり、あっという間に解読されたとかその他諸々)なっても僕は一切責任を持ちませんので自己責任でお願いします。

ちなみに動作的には FreeBSD と Mac OSX で確認しています。僕は Linux はデスクトップでは利用してないので;-)。

8月 152013
 

このサイトのドメインは running-dog.net ですが、DDoS 攻撃を受けました。そのときに取れた情報をちょっとまとめてみましたのでここに公開してみたいと思います。

まず、第一にですが、running-dog.net はさくらのレンタルサーバ上にあります。 このサービスはそれなりに制約があって、その範囲内で DDoS 対応するのですが、以下に制約についてまとめてみました。

・root 権限は無いため全てを .htaccess で行う必要がある
・ログは一日一回前日分が 00:05 頃に蓄積される
・ssh ログインはできるので Jail の ps -ef とか ファイル名変更などは行える

こんな感じで DDoS に対応した。と、いう感じです。

では今回の DDoS について色々情報が取れたので順番に見ていくことにしましょう。

1. DDoS の時間帯

開始時間: 2013/08/13 22:42 に第一発目
収束時間: 2013/08/14 04:40 ころ
完全終了: 2013/08/14 07:21 ころ

夜中から始まって、僕が DDoS を受けているのに気がついたのは 23:00 頃です。そこから色々対応して行きました。と、いってもそんなに色々できませんけど;-)。

ちなみに DDoS 受けている時はウェブの表示はしてくれません。 さくらインターネット側で特定のプログラムが負荷をかけていると Server Error (Code:500) を返すようにしています。

 
2. DDoS 対応第一弾
まず、DDoS は WordPress の wp-login.php に対して大量のアクセスを行う。ってことでした。 Jail 環境下のさくらのレンタルサーバでは ps(1) ではいまいち解らないのですが、ロードアベレージが 15 とかまで上がっているので「何かあるな。」と、言う状態です。

まずは少ない情報ながらも index.php を index.html (現在メンテナンス中)に差し替えます。そして wp-login.php も名前変更して Not Found (Code:404) を返すようにしてあげます。 wp-login.php は MySQL へアクセスするので、その負荷を軽減しました。

第一段はここまで。時間的には 13 日 23:45 くらいでしょうか。apache のログは 00:05 ごろに蓄積されるはずなので続きはそのログを見てから。

 
3. DDoS 対応第二弾
風呂に入ってさっぱりした後、13 日分のログが蓄積されたようなのでいよいよログを解析してみます。あとでまとめた情報を公開しますが大体 2,500 箇所くらいからアクセスがあるようですね。分間 20 アクセスくらいでしょうか。少ないように感じますが、レンタルサーバなのでサーバ負荷はドドドと上がります。

アクセス元が 2,500 箇所もあるのでもうアドレスでの Deny from 制御は諦めました。で、ログを眺めていたら User-Agent が固定的だということに気付いたので、それでブロックすることにしました。まずは .htaccess に以下の設定投入です。

SetEnvIf User-Agent "Mozilla/5.0 (Windows NT 6.1; rv:19.0) Gecko/20100101 Firefox/19.0" STOP_Access
order allow,deny
allow from all
deny from env=STOP_Access

 

これで Forbidden (Core:403) が返るようになったはず。まぁ、今回はこれでヨシとしましょう。ちなみにこの設定を入れていると Windows を使っている人で Firefox19 を利用している人は(今でも)僕のサイトは閲覧できないのではないかなぁ。と思います。 ESR 系か Firefox23 にバージョンアップしましょう;-)。

この設定を入れたので wp-login.php が MySQL にアクセスすることはなくなったので名前変更していたファイルをもとに戻して index.php も設定して実質的にサイトは復活しました。復活したのは大体 14 日 00:13 頃です。

 
4. ログの解析結果
さてさて。今回は貴重なログが取れました。ログを解析した結果をちょっと見て行きましょう。まぁ、 root 権限が無いサーバなのでその他の情報とか取れないんですけどね。

・DDoS の時間は 2013/08/13 22:42 から 14 日 04:40:38 までだとして約 6 時間
・DDoS 攻撃の回数は 18,832 回
・DDoS の攻撃元 2,451 箇所

このサイトはついこの間 Movable Type から WordPress に変更したばかりです。 Movable Type はエントリ投稿時に全ての html を生成する静的コンテンツなのですが、 WordPress は php でデータベースアクセスしてコンテンツを出力する動的コンテンツなので DDoS には弱いですね。

さてさて、今回は 2,451 箇所から攻撃を受けましたが、一番多かったのは以下の二つから。

101 dynamic.vdc.vn
129 200.13.91.183-ftth.cmcti.vn

左側が回数で右側がドメインです。ベトナムですね。

もう一つ情報を。日本のドメインからもアクセスがありました。以下になります。ログには FQDN が残りましたが、今回は省いています。

2 .rev.home.ne.jp
2 .kanagawa.ocn.ne.jp
3 .dy.bbexcite.jp
3 .nagoya1.commufa.jp
3 .ap.plala.or.jp
3 .au-net.ne.jp
3 .zaq.ne.jp
5 .ap.yournet.ne.jp
6 .t-com.ne.jp
6 .nagasaki.ocn.ne.jp
12 .ppp11.odn.ad.jp

上記 ISP さんで、連絡頂ければ正確な FQDN をお教えしますよ;-)。 上記の 11 個の PC は BotNet に取り込まれている。と、いうことですね。

 
5. 最終的な対応策
やはり .htaccess でしか対応できないので、以下のようにしました。

<files wp-login.php>
    order deny,allow
    deny  from all
    allow from 192.168.1.1
    allow from 172.16.10.0/27
#   allow from 3ffe:210:fc42::/48
</files>

 
さくらのレンタルサーバは IPv6 には対応してないので IPv6 の設定の記述するとサーバエラーになります。

DDoS 攻撃のログを見てもログインしてアカウントを取得するようなログは残ってなかったのでただ単にサービス妨害にしか見えなかったのですが、それにしてもこのサイトのサービスを妨害してどうなるんだぁ?と思うのですけどね。
って話は横道にそれましたが wp-login.php はアクセスするのはほぼ僕だけなので、僕が利用するグローバルアドレス以外からのアクセスは止めることにしました。

httpd の負荷の軽減ではなく httpd から接続する MySQL の負荷の軽減を目標としています。
User-Agent の Firefox19 ですが、自分が 19 を利用するようになったときに考えてみたいと思います。もしくは再度 DDoS が来て User-Agent が変わっていたらそれに合わせて変更したいと思います;-)。

 
しかし、どうして running-dog.net が DDoS 受けるんだろうねぇ? それが不思議でしょうがないですが、僕に恨みを持っている人のシワザとか?;-)。

root 権限があればもっと色々できるとは思いますが、それにしても今回は貴重な体験をさせて頂きました;-)。
そして、こんなエントリ書いたら再度攻撃受けるかな? f(^^;;。

8月 132013
 

僕は Firefox というのはドドドとバージョンが激しく上がっていくヤツではなく ESR 版を利用しているのですが FreeBSD の ports 的に言うと www/firefox-esr になるわけですけども。

現在の最新の ports-current では firefox-esr-17.0.8,1 と、いうバージョンが利用できます。しかし、確か 17.0.8 になったときだと記憶しているのですが、メニューなどの日本語表示ができなくなってしまいました。でもって、僕は firefox の起動時には bing.com を表示しているのですが、これがあーた。英語サイトを default で表示してくれるようになったりと、言語環境がぶっ壊れチックになってしまったんですね。

いつも Firefox をインストールするときは以下をインストールします。あ。 potrs 的情報ですけども。

・www/firefox-esr
・www/firefox-esr-i18n
・www/xpi-quick-locale-switcher

日本語言語パックとアドオンの Quick Locale Switcher も合わせてインストールしているのにどうして日本語で表示してくれないのだ?と悩むのであります。

そもそも以下の事象が現れています。

1.アドオンメニューのアドオン一覧に「言語パック」メニューが表示されない。
2.拡張機能の項目の中に ports からインストールしたはずの Quick Locale Switcher が表示されない。

どもう見てもこれはおかしい。ってんで色々調べたのですが「アドオンメニュー」の「アドオン入手」から Quick Locale Switcher 1.7.8.8 をインストールすると表示されるようにはなってメニューにも[言語を変更]ってのが現れるんだけど、しかし、日本語表示できない。

で、色々調べた結果「アドオン入手」から入手したアドオン(拡張機能)は

$HOME/.mozilla/firefox/乱数.default/extensions/

にインストールされるんですね。かたや ports からインストールしたヤツは

/usr/local/lib/xpi/

にインストールされます。 で更に調査を進め、色々な firefox のオプションとか指定して試すんですけども、あれー?! ってことは Firefox は /usr/local/lib/xpi/ を参照してないんではないの? という結論に達しました。

と、言うことで ports からインストールした言語パックと Quick Locale Switcher を symlink してあげることにしました。

$ cd ~/.mozilla/firefox/乱数.default/extensions/
$ ln -s /usr/local/lib/xpi/langpack-ja@firefox.mozilla.org ./
$ ln -s /usr/local/lib/xpi/\{25A1388B-6B18-46c3-BEBA-A81915D0DE8F\} ./

 
上の symlinkは 日本語言語パック、下の symlink は UUID ですが Quick Locale Switcher になります。そのまま symlink しました。

あとは Firefox を再起動して各種設定を見なおして完了です。アドオンマネージャにも「言語パック」とか、 ports からインストールした Quick Locale Switche が表示されるようになった(今のところはバージョンでどっちからインストールしたかの判断は付きます)ので一見落着。

20130813_firefox_01

と、いうことでこの作業を行なったおかげで無事に Firefox の日本語表示が復活しました。
しかし、 /usr/local/lib/xpi/ は信用したらアカン。と、いうことかな? 今後はこの symlink をずっと残すことになるかもしれませんが、それはこのエントリを読んだ方の好きにして頂ければと思います;-)。

8月 062013
 

久しぶりに「CPU コレクション」です。
自分的には最近の CPU に対する掲載についてはあまリししょくが沸かなかったのですが、探していた CPU が手に入ったので久しぶりに書いてみます;-)。

今回掲載するのは AMD の Socket754 の Sempron です。モデルナンバ的には Sempron3100+ で、コア的には Palermo コアですね。僕は Athlon2000+ から Socket939 に行かずに一旦 Socket754 に行っています。でもって Athlon64 ではなくわざわざ Sempron のほうを購入したんですね。

それはなぜかというと、ただ単に「安かったから」になります。当時の Socket939 は高かったf(^^;;。そして、僕は CPU 収集家でもあるので「このタイミングで Socket754 買っておかないと一生手に入らないかも・・。」などと思ってしまったのも事実です。と、いうことで僕的に AMD64 は Socket754 が初めてになるのであります。

こちらが表側。

Socket754_Sempron_1

でもってこちらが裏側。

Socket754_Sempron_2

裏を見ると真ん中部分にピンが無いですよね。これが Socket939 とは違って Socket754 だなぁ。と思える部分です;-)。

実は、僕は Socket754 の Sempron は二つ買っています。最初は 2800+ を購入して、クロックアップするために再度買い直しました。あと、確か Cool’n’Quiet を使ってみたかった。ってのもあったかも。 2800+ って CPU 速度固定で、サーバ用途の CPU は省電力でないとなぁ。とか思って 3100+ を購入したと記憶しています。

もう収束していく Socket754 なのにねぇ。確か SlotA を買った時も似たような雰囲気の中で書いました。やはり収集家としての血が騒いだのでしょうなぁ。

この CPU は最初自分用のデスクトップ機として Albatron K8M800-754 というマザーボードで利用していました。その後デスクトップ機は Socket939 になるのでこの CPU を利用した PC は五代目の自宅サーバ用として利用されることになります。

8月 042013
 

以前のエントリで「X11 で Synaptics とタッチパッドの両方を利用する。」ってのを書きましたが、今回はそれのほぼ続編です。

と、いうのも以前のエントリでは X11 で Synaptics のマウスポインタとボタン、タッチパッドを同時利用するための設定を書きましたが、その設定では USB マウスを接続してもマウスが使えない状態だったんですね。

で、しばらくの間は NotePC に付属の二つのマウスが動くようになったので、まぁ、良いかー。とか思っていたのですが、やっぱり USB マウスが欲しい場合があるわけで、それならもう一度設定を見直して、Synaptics とタッチパッド、あと、 USB マウスが動作するようにしてみるかー。と、なり、このエントリを書くわけです。

以前のエントリで xorg.conf と rc.conf の設定を書いているので今回はそこに USB マウスの設定部分を加筆する感じで記載します。とは言いつつ、実は xorg.conf への設定追加のみでサクっと動作したので設定はらくちんです;-)。

以下の設定を xorg.conf に加筆する感じです。

Section "ServerLayout"
        Identifier     "X.org Configured"
        Screen      0  "Screen0"   0 0
        InputDevice    "Mouse0"    "CorePointer"
        InputDevice    "Mouse1"    "AlwaysCore"
        InputDevice    "Touchpad0" "SendCoreEvents"
        InputDevice    "Keyboard0" "CoreKeyboard"
EndSection
    :
Section "InputDevice"
        Identifier  "Mouse1"
        Driver      "mouse"
        Option      "Protocol" "auto"
        Option      "Device" "/dev/ums0"
        Option      "ZAxisMapping" "4 5 6 7"
EndSection

 
X11 で Synaptics とタッチパッドの両方を利用する。」のエントリで書いた設定は Mouse0 と Touchpad0 の設定を書きましたが、今回はそこに Mouse1 として Section “InputDevice” を登録します。そしてデバイスが一個増えたので Section “ServerLayout” に Mouse1 を追加します。

Section “ServerLayout” では既に Mouse0 で “CorePointer” を利用しているので Mouse1 では利用できません。では何を利用することになるのか? というと “AlwaysCore” を利用します。

これで USB マウスが利用できるようになります。でもって Synaptics とタッチパッドも同時に利用できるようになるので、合計三つのマウス全てが利用可能な状態になります。うひひ。

ただ、ですね。二点ほど注意点があります。

1. X を利用しない場合、つまりコンソール利用時には USB マウスが利用できないみたいです。
2. X 起動前に USB マウスを接続しておかないと利用できない。また、X 起動中に USB マウスを一旦抜いてしまうと以降は利用できない。

などがあります。 2. の場合は X を再起動すると再度利用できるようになります。どちらも多分設定で切り抜けられるのかなぁ? とは思うのですが、まだ調べてはいませんf(^^;;。けどもまぁ、今まで動作していたマウスの他に USB マウスも利用できるようになったので喜ぶべきなのでしょうなぁ;-)。

多分 2. の場合は hal 経由にしないと無理っぽいだろうなぁ。と、そこはかとなく感じていますが・・。

8月 012013
 

そもそも iPhone で音楽を聞く場合には標準で付いてくる「ミュージックアプリ」を利用するのですが、こいつがあーたっ!!バグがある。以前にも書いたかもしれませんが再生したポイントを覚えてくれないんですよね。

昨日の会社の帰り道に 1 から 10 曲目まで聞いて、今朝行きの電車の中で 11 から 20 局目まで聞いて、会社で iPhone いじってバックグラウンドから「ミュージックアプリ」を終了し、会社帰りに聞くと、今朝来る時に聞いてきた 11 曲目から再生開始。などという恐ろしいバグが iOS 5.0 から入ったのですが、 iOS6 になっても治らず、いい加減音楽再生アプリを違うのにしようと考え始めるようになってきた。

あと、もう一点。 iPhone5 に付属の EarPods イヤホンですが、音がやたらに良いので感動モノですが、耳から外れやすいので困って、他のヘッドホンに乗り換えたいんだけど音が貧弱で・・。

高価なヘッドホンを試す前にアプリでどうにかなるんかな?とか思い音楽再生系のアプリを色々試してみました。

並べたキャプチャはこんな感じ。

IMG_5355_iOS_Music_1

Groove スマート音楽プレーヤー
SonicMax Pro for JVC
SonicMax Pro
Denon Audio
Automatic Sound Levelizer

それでは順に書いてみます(ちょっと順番がばらけいているか?f(^^;;)。

1. Groove スマート音楽プレーヤー
これ、有料なんですが、僕は確か無料キャンペーン中にダウンロードした記憶があります。自分のプレーリストをカッチョ良いデザインで表示してくれて見た感じがとても良いです。

イコライザーの機能は付いてなくて標準の「ミュージックアプリ」のイコライザーの状態を保ち再生してくれます。
良いヘッドホンを持っていて、再生時にビジュアル的な情報が欲しい場合には良い感じです。プレーリストを戻るというバグは無いので標準で付いてくる「ミュージックアプリ」のバージョンアップ版として利用できます。

 
2. Denon Audio
あの DENON が作成した音楽再生用アプリです。無料でダウンロードできてイコライザー部分についてはアドオンを 170yen で購入できます。

今回は EarPods イヤホンでない場合に EarPods イアホンのような音が楽しめるかな? と思いイコライザー部分も購入してみました。

が・・。仕様なのかバグなのか良くわからないのですが、ゲインを上げてビュンビュン動く縦の棒が上に突き抜けるとその音が出なくなることがあります。なので音の揺れ幅はイコライザーの四角の中で縦の棒が踊っていてくれるようにしないと、音が割れているように感じたり音抜けしてしまったりで随分とヒドイ音楽再生の状態になってしまいます。

IMG_5301_iOS_Music_2

左側部分は音が出なくなる瞬間のキャプチャです。

機能的には様々な周波数帯の高低(強弱)をカスタムに調整できるのが良いですね。あとは default でイコライザーを用意してあるのでそれで聞く。と、いう感じでしょうか。

操作性はちょっと難儀するかなぁ。「ランダム再生ってどうするんだぁ?」と随分悩みました。右上のアイコンを押すと良い見みたいですが、上側左右と右下のボタンをどこをどのタイミング押したら良いか複雑です。

あと、楽曲リストの一覧に追加とか置き換えとかってなんの意味があるんだろう?で、その一覧が表示できないのでまるで意味が解らない・・。もっと直感的にわかり易い UI にしてもらえると嬉しいですね。

ヘッドホン・スピーカ選択の機能についてはこの後で書きます。

 
3. SonicMax Pro for JVC
JVC って今でもビクターだよねぇ? iOS の音楽再生アプリとしては有名な「SonicMax Pro」でずがそこに JVC が join した感じでしょうかね。「SonicMax Pro」も上の「Denon Audio」も音楽を聞く場合のヘッドホンもしくはスピーカの選択画面があります。このアプリは「SonicMax Pro」のスピーカもしくはヘッドホンを JVC のものにアレンジしたイコライザーが用意されているものになります。
「Denon Audio」も自社のスピーカやヘッドホン用のイコライザーを持ったアプリケーションになります。

機能的には「SonicMax Pro」と一緒です。イコライザー機能も利用できるので「すげーーっ!!有料版が無料で使えるーっ!!」とか思っていたのですが、甘かったですねf(^^;;。 15 分くらい連続再生していると『アドオン買えー。』と出てきますf(^^;;。ちなみにアドオンは 450yen。それなら 250yen の「SonicMax Pro」購入したほうが良いかなぁ。となるですね;-)。

けどもまぁ「SonicMax Pro」のイコライザーを無料で試聴できる機会が与えられたと思えばこのアプリは随分と良いものに見えますし JVC もアドオン購入よりもむしろ自社のスピーカやヘッドホンの宣伝ができるんじゃないでしょうかね;-)。

 
4. SonicMax Pro
と、いうことであちこちで評判の「SonicMax Pro」ですが、80yen のイコライザー無し版と 250yen のイコライザー有り版があるようですが、今回はイコライザー有り版を試してみました。

どのつまみをいじるとどういう変化が現れるのか英語版でもあるのでいまいち良くわかりませんf(^^;;。音楽聴きつつつまみを調整して自分の好きな音質にしていく。と、いう感じでしょうか。

IMG_5302_iOS_Music_3

「Denon Audio」とこのアプリでは何とか自分好みの設定が確率出来たような気がします。

 
5. Automatic Sound Levelizer
最後に登場するのはちょっと変わり種の音楽再生アプリです。DENONとビクターが来たら次はパイオニアでしょー。みたいな感じですが、このアプリが変わっているのは、EarPods イアホンを利用していた場合、ハンズフリーのマイクの部分から音を拾って再生時の音量を可変で自動的に大きくしたり小さくしたりしてくれるんです。
電車の中ではドアが閉まった瞬間は静か、その時は再生音を小さく、電車がコーナーにさしかかったときにキーキーうるさいので再生音を大きくしてくれる。それを自動でやってくれるというシロモノです。コンセプト的には面白いですよね;-)。

 
あ。これらの音楽再生アプリにおいては以前聞いた曲が巻戻ってしまうというようなバグはありませんでした。その点では安心して利用できます。

イコライザーで変更する音質については人によって好みがあるとは思いますが、僕の場合 Loudness の “Crazy Night”、 AKB48 の “Everyday、カチューシャ” で確認しています。
前者はヘビメタでイントロ部分のギターとドラムの音を広がり方を目安にしています。後者の場合はイントロ部分で、右側に”カタカタカタカ”って駆け上がるような音が聞こえて、全体の音の広がり具合がどうかを目安にしています。

 
それにしても「Denon Audio」や「SonicMax Pro」で自分で設定したイコライザー音を EarPods イヤホンで聞いてみると・・。うーむ。この世の音とは思えないくらいすごいことになりましたf(^^;;。
もっと EarPods イヤホンが耳に馴染んでくれると一番良いのになぁ。というのが結局ところの結論って感じでしょうか・・f(^^;;。

7月 212013
 

以前のエントリで「Windows Phone8 OS がやってきた。」ってのを書いたのですが、それからしばらく使ってみた感想を書いてみたいと思います。
今回購入したのは端末のみで Nokia Lumia 620 というのをチョイスしました。 Nokia Lumia 520 のほうが安くて良いかと思ったんだけど電子コンパスを持っていない点が僕には納得行かなかったので 620 にしました。

なお、この端末は日本国内においては技適を取得していないので、ビミョーな位置づけです。このブログを読んで購入してみようとか思っている方いましたらご注意ください。 Wi-Fi と Bluetooth は多分違法になるのではないかと思われます。 3G の場合はグレーちっくです。
海外 SIM を日本に持ち込んで docomo のローミングを利用する分には多分 3G・Wi-Fi・Bluetooth の全てが使える状態になるのではないかと、僕は勝手に思っています;-)。

では、10 日くらい使ってみた感想を書いてみます。

1. docomo の spmode.ne.jp は利用不可
僕は MEDIAS LTE N-04D を使うのをやめて Lumia 620 を利用しようと思ったのですが、下調べが甘かったですね。 3G 電波を拾って電話はできます。しかし、ウェブ閲覧などでは利用できないです。「設定」->「アクセスポイント」->[追加] から APN を設定するために spmmode.ne.jp と入れて “IPv4” と指定しましたがネットワークに接続できませんでした。
と、いうことで実は、家に届いて開封後 10 分で早くも orz な状態。夢はもろくも崩れ去ったのであります。

iPhone5 から docomo SIM を入れた Lumia 620 に電話した(出なかった)だけで電波法違反になるのかな? 10 分だけだけど・・。

で、回避策ですが、僕は「Xiパケ・ホーダイ ライト」を契約していて SP-mode を利用していますが、ここに「mopera U スタンダート」の契約を追加し APN に “mopera.net” を指定するとネットワークが利用できるようになるそうです。

僕の場合は docomo SIM はただちに MEDIAS LTE N-04D に戻してしまいましたが・・。

と、いうことで現状ではタダのハコになってしまいました;-)。

2. mopera.net で利用するとテザリングできない
これは moperaU の仕様のようですね。しかし、 mopera U でも「テザリングできた。」という人がちらほらいるみたいなので、もっと色々ちゃんと調べればできるようになるかもしれません。
僕の場合 docomo 回線でテザリングするときは MEDIAS LTE N-04D を利用しています。

3. Wi-Fi は 5GHz 帯に対応している
Lumia 620 の Wi-Fi は 5GHz 帯に対応しているようです。日本国内で Wi-Fi を利用したらダメなので良くわからないのですが 5GHz 帯の Wi-Fi を利用すると 2.4GHz を利用するより 1.5 – 2 倍くらい速い *よう* です。 3G 回線は LTE には対応してないのでこれは嬉しいかもしれないですね;-)。

3. 掛かって来た電話の声が聞こえないっ!!
これば僕のチョンボでした。 Lumia 620 では音楽聞かないのでイヤホンジャックにアクセサリをつけていたんですね。これがまたあーたっ!! ゴム製もしくはプラスチック製の棒状のものをイヤホンジャックに入れていると Lumia 620 は「ヘッドセットが付いている。」と認識して上部の耳に当てる部分のスピーカーから電話の相手の声が聞こえないんですね。

WindownPhone8_2_1

通話中には画面上に電話アプリで「スピーカー」ってボタンが表示されるのでそれを押すと本体後ろにあるスピーカーからは相手の声が聞こえるのですが、本体上部の耳に当てるスピーカーからは音が出ない。
しかし、本体後ろのスピーカーからは音が出るので「電話は無事に通じる。」と、いうことなのでキャリアの問題ではない。
それにしてもこれには最初驚きました。初期不良か? と思ったのですが、ハタと考えてアクセサリを外したらちゃんと電話機として利用できるようになりました。ほっ。

4. 表示は随分と綺麗です
画面は 480×800 の WVGA と小さいんだけどピクセル数が 233ppi と高いので表示がすごいきれいです。あと、動作もヌルヌルーって動くので中々良いです。

ちなみに画面キャプチャは電源オン/オフボタンと Windows キーの同時押しです。カメラに比べて随分と大きな音がします。

下のほうにキャプチャを掲載しました。 480×800 のフルサイズの大きさは下の地図のキャプチャのような感じです。

5. せっかく電子コンパス付き買ったのに・・
上にも書きましたが Nokia Lumia 520 ではなく Nokia Lumia 620 を購入のは電子コンパスが付いているからだったのですが、地図系アプリを利用しても”ノースアップ”の設定しかなくて iOS のように地図がグルグル回りません。進行方向が上に向いてくれない状態です。
ではどうなるのか?と言えばキャプチャのように向いている方向に対してうちわみたいなのが広がる状態です・・。なんか意味ないような・・。

WindownPhone8_2_2

無理してコンパス付きの 620 買う必要無かったかも・・。

あと、電子コンパスを利用するアプリがやたらと「八の字に振れー。」と言ってくるのがうざい・・。orz。

6. カレンダデータ
一個前のエントリ「Windows Phone8 と MacOSX と同期。」で書いていますが、カレンダは結局 live.com のカレンダーにデータをインポートして Windows Phone8 で同期して利用しています。

iPhone5 からのカレンダーのインポートについては以前に「Mac のカレンダーと Android の連携。」と、いうエントリで書いていますが、 PocketLife Calendar というアプリでエクスポートした ics 形式のファイルを読み込んでいます。

WindowsPhone ストア にも ics をインポートできるアプリが三つくらいあるのですが、全てを試してみたところどーもしっくり来るものが無かったので結局は live.com のカレンダーを利用することにした。と、いう状態です。

 

とまぁ、今回はちょっとグレーな部分にまで踏み込んで書いてみましたが、概ね使用感は良好です。電子コンパスが・・。ってのはありますが、それはそれでまぁ、しょーがないか。と、いう感じです。 OS がバージョンアップすれば地図はクルクル回ってくれるのかな?

あ、最後にですが、このサイト(http://www.windowsphone.com/ja-jp/store)にアクセスすると WindowsPhone で動作するアプリが検索できるので、購入前にどんなアプリがあるのかはある程度確認できるかも。

7月 132013
 

いやー。さすがは Microsoft。って感じがしますね。 WindowsPhone8 と MacOSX のデータ連係はどうするんだろう? とか思っていたんだけど、App Store に “Windows Phone” アプリってのがちゃんと存在していて、日本語対応もちゃんとしている。すげっ!!。

まずはキャプチャ。

WindowsPhone82Mac_1

USB 経由で Windows Phone8 を接続するとサクっと認識してくれて、マルチメディア系のデータは同期してくれます。写真は iPhoto がインターセプトして iTunes の楽曲や着信音まで同期してくれます。

個人的に悲しいのは iCal の連携とアドレス帳の連携をしてくれないことかな。

まず、順番に書くと、一番最初は着信音。
WindowsPhone8 の着信音データは一分以内で 1MB 以下で mp3 か WMA。って制約があります。iOS は 40 秒以内で m4r 、 Android は m4a。m4r とm4a は拡張子の文字列を変えるだけで良いんだけど、mp3 とか WMA なんてのは・・。あと、1MByte 以下のサイズってのもちと厳しいかも・・。

次にアドレスデータですが、これは Nokia 謹製の “Transfer my Data” ってアプリがあります。
iOS や Android 機器と Bluetooth で接続して、アドレスデータをごっそりと持ってきてくれます。ただし、技適マークがない機器は日本国内で Bluetooth 電波を飛ばすことができないのでご用心;-)。

何かしらの手段でごっそり持ってきたアドレスデータはそのまま people アプリの中に入ります。グループ分けとか無視されるので自分で再度グループ分けしましょう。それにしても people アプリの検索機能はなんであんなにダサいんだぁ?
しかし、アドレス帳に写真を組み込んでいる(vCard にテキストで写真データを保持しています)とタイルな画面を見ていると楽しいねぇ;-)。

次に iCal のデータですが、これはまだあまり検証はしてないのですが live.jp とかクラウド上のデータとしか同期できないっぽい。例えば vcs 形式のファイルとか ics 形式のファイルを SkyDrive 上に置いといたらダウンロードしたときにインポートしてくれるとか、そーいう機能があれば良いのにねぇ。

と、いうことで、そもそものタイトルの話しに戻りますが、Windows Phone8 と Mac OSX との連携はマルチメディア・写真に関してはサクっと動作します。 Nokia Lumia 620 が Lightning コネクタだったらラクチンなのに。とか思える瞬間です;-)。

Microsoft の Mac 部隊が作ったアプリなのかなぁ?中々良くできていると思われるアブリです。