僕的には久しぶりの「CPU コレクション」の第 41 回目。Socket370 の最後の CPU を掲載しましょう。前回の VIA CyrixIII の後継 CPU になりますね。
VIA が Cyrix を買い取って、だけど、技術者はみんなやめてしまって残ったのはブランド名だけだったんだけど、そのブランド名さえもはずしてしまった CPU。と言う感じでしょうか。
デザイン的には VIA CyrixIII と一緒なのですけども “Cyrix” と言う文字が見当たりません。
こちらが CPU の裏側。基本的には Socket370 なので Intel の CPU などと一緒ですね。
そしてちらが二つの CPU を並べた写真。一応、比べるために撮ってみました。
この後 VIA は Intel のソケットのライセンスを購入せずに(できなかった?) AMD と同様独自路線を歩むようになります。組み込み省電力へと特化していくため、Eden として CPU を作り続けていくのでありますが、Intel の Atom シリーズに手痛い目に遭うんですなぁ・・。まぁ、この辺りの話になると「つい最近」の出来事になるのでその点については皆さん既にご存じかと思われますが;-)。
さてと。これで手持ちの前世代の CPU は全て終わりました。ここから先、Intel は Pentium4 へ、 AMD は Athlon X2 へと進んでいくわけであります。この辺りになると皆さんもうきっと僕よりも詳しいと思うのですけどもね。
それにしてもこのカテゴリー、Socket7 から話しが始まり随分と長い間続きました。が、もうしばらく続きますf(^^;;。と、いうことで次回からは非 x86 な CPU について何回か掲載して行きたいと思います。
手持ちの CPU は実はまだまだたくさんあるのでありますよf(^^;;。
NEC MIPS VR5000。
さてさて。「CPU コレクション」ですが、前回の Socket370 VIA C…