過去に何回か ThinkPadE145 や ThinkPad X13 に FreeBSD をインストールしているネタとか書いているのですが、 12.2-RELEASE の頃は Windows の UEFI を boot1.efifat が上書きしてしまい、Windows がブートしなくなってしまう。と、書いています。なので、FreeBSD インストール時には FreeBSD 専用の EFI パーティションを切ってあげると FreeBSD はそこを利用することになるので Windows が無事に動作して、マルチブートが可能な状態になるんですね。
しかし、まぁ、FreeBSD/adm64 13.0-RELEASE からは Windows の EFI パーティションの中に bootx64.efi を書き込んでブート情報を Windows と同列に設定してくれるようになりました。
Windows 側で mountvol して以下のオペレーションをする必要がなくなりました。
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この部分を bsdinstall がやってくれるようになりました。なので、うも、なんの遠慮もなく、何回でも FreeBSD のインストールが可能になりました。嬉しいことですね。
ただ、一点。「Firmware Windows Boot Manager」に対しては bcdedit /set {fwbootmgr} displayorder {UUID} /addfirst するようで、 FreeBSD の起動が一番上に来ます。 PC を再起動すると FreeBSD がブートするので『あらら? Windows パーティション飛ばしてしまったか?』となりますが、PC の BIOS (UEFI) のブートの順番画面で変えてあげると Windows が無事にブートします。
なので、いつもブートする OS を Windows か FreeBSD どちらにするかの選択が容易にできるようになります。
さぁ、皆さんもドドドと、 PC に FreeBSD をインストールしてみましょうっ!!
と、いうことで今回のエントリはこれで終了。次回のエントリは 13.0-STABLE について書いてみます;-)。