7月 012012
 

今年の初め頃に自宅のサーバをリプレスしました。安い値段で PRIMERGY MX130 S2 が売っていたので。

でもって、今回、久しぶりに再度安くなっていたので今度はデスクトップ機を新調することにして、もう一台購入してしまいました。定価が 12,800yen クーポン券で 1,820yen 割引で送料無料。うひっ!!

で、前回と同様、早速アキバに行って追加のパーツを購入してきました。

IMG_3441_PRIMERGY_2_MX130S2.jpg

CPU は前回と同様、FX-6100 にしました。二週間前に Opteron 3280 が出たのでそれにしようか迷ったのですが、Facebook で FreeBSD がブートしない。と、教えていただいたので悩んだのであります。そのレポートは以下の URL になるんですけども。

http://www.freebsd.org/cgi/query-pr.cgi?pr=169455

以前購入したときは FX-6100 で無事に起動していたので Opteron 3280 はダメということなのか・・。 CPU によって起動できないのはちょっと考えられないのであれですが・・。

今回購入した FX-6100 は 10,980yen、Opteron 3280 は 21,580yen でした。だったら実績があって、安いのが良いかなぁ。と、いうことで FX-6100 にしてしまいました。弱いなぁ・・。多分 BIOS の設定を色々チューニングすると Opteron 3280 でも FreeBSD がブートするのではないかと思うのですが・・。 BTX loader Halted の場合、HDD とかパーティション周り(zfs とか)に問題があるような気がします。

あと、今回は自宅の自分用デスクトップなのでグラフィックスカードを購入しています。購入時には一応店員さんに聞きました。「250W の電源に FX-6100 載せるんですがこの GeForce 210 で PC ブートしますかねぇ?」と。店員さん曰く

「GeForce 210 は約 30W なので、 CPU の 95W と合わせても 250W の半分程度なので多分問題無く利用できるでしょう。」

とのことでした。家に帰って PC 組み立ててブートしてみたら無事に起動しました;-)。

そして、今回購入した最後のパーツは 1TByte の HDD を一個。メモリは購入しませんでした。と、いうのも PRIMERGY MX130 S2 は default で ECC 付きの 2GB のメモリが付いているのですが、一台目に購入した PRIMERGY MX130 S2 のメモリが余っていた(一台目は ECC ナシ 16GB の構成した)と今回購入した二台目のメモリ併せて 4GByte になるのでひとまずそれで行くことにしました。

FreeBSD のインストールは前回書いたエントリである「PRIMERGY MX130 S2 を FreeBSD で利用する。」でばっちりのはず。あ。一点だけ。 Windows7 とマルチブートすると GPT パーティションは無理っぽいですね。 /dev/ada0s3a になってしまいます。 HDD の全部を FreeBSD にすると /dev/ada0p1 になりますね。なので、マルチブート構成の人は GPT バーティションはあきらめることになるのかな。何か方法があったら教えてくださいー;-)。

あと、 PRIMERGY MX130 S2 は音声の output が無いので後はここに USB な外付けサウンドチップを接続すれれば、今回のデスクトップとしては完璧かなぁ。などと思っててます。で、USB のサウンドカードは以前の「USEN 放送を録音して iPhone で聞く。」のエントリで利用したものを接続します。 FreeBSD では uaudio で、windows7 の場合はドライバを個別にインストールする必要もなく、サクっと利用できます。
いやはや。以前に買って引き出しの中に眠り続けていたパーツが無事に再利用できて良かった;-)。

あ。思い出した。僕は玄人志向の GF210-LE1GHD/D3 というのを購入して付けました。ディスプレーとは HDMI で接続しているのですが、 FreeBSD 的には snd_hda.ko を kldload するとグラフィックスカードのサウンドデバイスを認識してくれます。ディスプレー側に音楽出力用端子とかスピーカーがあるヤツであれば、無理してサウンドカード付ける必要は無いです。グラフィックスカードの音声出力を利用するのも一つの手かもしれません。

ちゅーこって、本体が 10,000yen 強。追加のパーツが 20,000yen 強。計30,000yenちょっとで自宅のマシンをリプレスし、そこそこ速いマシンができました。嬉しいことです;-)。

6月 212012
 

久しぶりに「CPU コレクション」行ってみましょうか。今回が 55 回目ですね。前回は確か、 Intel Itanium2 を掲載しました。オークションで比較的安価に入手できた。と喜んでいたんですけどもね。

で、今回もそんな感じで入手しました。このエントリが始った頃に Socket7 をバババと掲載したのですが、今回、久しぶりに Socket7 が手に入ったので掲載です。AMD K-5。ただし、この CPU は電気的な影響で Socket7 ではなく、多分 Socket5 だと思われます。 Socket5 は以前に Intel Pentium を掲載していますね。

こっちが表側です。

AMD_K5_1.jpg

AMD K-6 はアルミのシルバーなヒートスプレッタだったのですが、ゴールドですね。ちょっと高価に見えます;-)。

ちなみにこの CPU の型番は AMD-K5-PR166ABR です。動作クロックはどれくらいなんだろうなぁ?

でもってこっちは裏側。Socket7 な CPU とデザインは一緒です。

AMD_K5_2.jpg

AMD K-5 と K-6 を並べて撮ってみました;-)。

AMD_K5_3.jpg

僕自身、AMD の CPU を使い始めたのは K6-2 からなのでこの CPU は使ったことがありません。なのでコレクションとして持っているのですが、今回新たに Socket7 (正確には Soeckt5 だけど;-) が一個増えた。と、言う感じなのであります。

6月 052012
 

KDE や Qt、あげくの果てには png のバージョンアップがあったりして最近の ports 回りは大変でしたなぁ・・。でもって libreoffice 、 ports 的には editors/libreoffice になるわけなんですけども、こいつは最近まるっきり make が完走しないのでホトホトいやになっていた。

libreoffice は make にも時間が掛るのでなおさら使いたくないモノだ。などと思っていたのですが、 make が通らなくなったのでキッパリと諦めることができた;-)。では、代わりに何かないかな?と探し回っていた思いついたのが KDE 由来のオフィススイート。

ついこの間、ports から okffice が全部削除されましたね。で、代わりに calligra というのになった。 koffice から calligra に名前を変更した。と、いうことですね。

と、いうことで libreoffice の代わりに calligra にインストールをしました。インストール自体は libreoffice の 1/3 程度の時間で済んだかな?結構早く make が終わったので嬉しい;-)。

さてと。日本語テキストの ports はあるかな? と探してみたら、あたた・・。無いようですね。 JKUG (Japan KDE Users Group) の翻訳担当の人に Twitter で聞いてみたら「手が回って無い状態です。」とのこと。そらそーですよねぇ。本体で手一杯のような気がします。お疲れさまです。

と、いうことで、calligra の日本語テキストを起こしてみました。

幸い koffice の日本語化は 2.3.2 まで進んでいるようでソースコード自体は koffice-l10n-ja-2.3.2.tar.bz2 としてリリースされています。このファイルを calligra に対応させてみました。あくまで対応させただけで、個別に追加の翻訳などは一切していません。

以下の URL にあるので利用したい人は試してみてください。 koffice-2.3.2 相当の日本語は表示してくれると思います。

calligra-l10n-ja-2.4.2.tar.bz2

あと、FreeBSD 用の ports も作りました。以下の URL にあります。

http://icmpv6.org/Prog/FreeBSD_ports/ports-calligra-l10n-ja-20120605.tgz

ダウンロードしたら /usr/ports/editors 辺りで展開して中に入っている calligra-l10n-ja-2.4.2.tar.bz2 を /usr/ports/distfiles/KDE/calligra-l10n/ にほーりこんだら make install でインストールされます。

やはり同じく koffice-2.3.2 相当の日本語は表示してくれると思います。

せっかく作ったので、一応 JKUG の ML には連絡してみたいと思っています。 KDE 本家に取り込まれるか、そして FreeBSD の ports として提供されるようになるかですねぇ;-)。

5月 242012
 

最近というか、かなり前から秋葉原の色々なショップでジャンク扱いで販売している PLANEX の MZK-W300NH2 という BB ルータがあります。

今回はこれが 500yen で売っていたので買って来ました。実は一年くらい前に 1,000yen で一個購入しているので今回が二個目の購入。ということになります。

個人的には二個目のヤツに OpenWRT をインストールして、その上で OpenFLOW などを動かしてみようかなぁ。などと思った次第です。

で、今回はその手順を見ていくことにしましょう。とは言いつつも一回では到底終わりそうにないので多分数回に分けて書いていくことになります;-)。

まず、 MZK-W300NH2 で OpenWRT が動作するか確認する必要があります。 OpenWRT のサポートしている機器の一覧を確認します。ふむ。 MZK-W300NH2 はリストアップされていませんね。と、いうことで MZK-W300NH2 の機器の情報を取得します。

・アーキテクチャは ramips
・CPU は RT3052
・FLASH は 4MB

これだけ解れば大丈夫か。似たような機器としては Allnet の ALL0239-3G などが掲載されているのでトライです。以下の URL からそれらしいファームを拾ってきます。

http://downloads.openwrt.org/snapshots/trunk/ramips/

で、ウェブインターフェースからファームウェアを更新しようとするんですが、チェックではじかれますね。アタタタタ。と、いうことでしゅーりょー。orz。

何か手段は無いものか? などと調べていたら MZK-W300NH2 にはマザーボード上にシリアルのコネクタというか、結線できるものはあるようですね。ウェブで調べてみると以下のようです。右から順に以下のようになっています。

・3.3V
・TXD
・GND
・RXD

では、ここに RS232C のチップと D-SUB 9pin オスを付けてしまいましょう。こんな感じになりました;-)。写真を 2,3 枚。

こっちがアップの図。

IMG_2318_mzk-w300nh2_1.jpg

でもって、こっちが D-SUB 9pin がニョキっと生えた図。

IMG_2304_mzk-w300nh2_2.jpg

今回利用したチップは ADM3202 です。ただし、僕が付けられるわけもなく、会社の同僚で仕事が電子工作という人に付けてもらいましたf(^^;;。ありがとうございました。

さてと。今回の話はようやっとここから;-)。シリアルコンソールが付くと、もう何でもできるような気分になります。まずは電源投入してプロンプトなどを表示してみます。

U-Boot 1.1.3 (Nov 25 2008 - 16:46:30)
Board: Ralink APSoC DRAM: 16 MB relocate_code Pointer at: 80fa8000
Please choose the operation: 0: Load ucos code to SDRAM via TFTP Client. 1: Load system code to SDRAM via TFTP. 2: Load system code then write to Flash via TFTP. 3: Boot system code via Flash (default). 4: Entr boot command line interface. 9: Load Boot Loader code then write to Flash via TFTP.

 
最初にメニューが出力され選択できるようになっています。メニュー画面の表示時間は一秒なので二秒後には 3: が動作し BB ルータとしての OS が起動してしまいます。なので、電源投入後はすかさず 4 を押します。

するとコマンドプロンプトが出てきます。

RT3052 # ?
?       - alias for 'help'
boot    - boot default, i.e., run 'bootcmd'
bootd   - boot default, i.e., run 'bootcmd'
bootm   - boot application image from memory
bootp   - boot image via network using BootP/TFTP protocol
cp      - memory copy
echo    - echo args to console
erase   - erase FLASH memory
help    - print online help
loopback   - Ralink eth loopback test !!
md      - memory display
mdio   - Ralink PHY register R/W command !!
mm      - memory modify (auto-incrementing)
mw      - memory write (fill)
nm      - memory modify (constant address)
printenv- print environment variables
protect - enable or disable FLASH write protection
run     - run commands in an environment variable
saveenv - save environment variables to persistent storage
setenv  - set environment variables
spicmd  - read/write data from/to eeprom or vtss
tftpboot- boot image via network using TFTP protocol
version - print monitor version

 
なるほど。こんなコマンドがサポートされているのね。で、プロンプトから操作するときのの情報を知るには printenv コマンドを実行します。

RT3052 # printenv
bootcmd=tftp
bootdelay=2
baudrate=57600
ethaddr="00:AA:BB:CC:DD:10"
ipaddr=10.10.10.123
serverip=10.10.10.3
preboot=echo;echo
ramargs=setenv bootargs root=/dev/ram rw
addip=setenv bootargs $(bootargs) ip=$(ipaddr):$(serverip):\
$(gatewayip):$(netmask):$(hostname):$(netdev):off
addmisc=setenv bootargs $(bootargs) console=ttyS0,$(baudrate)\
ethaddr=$(ethaddr) panic=1
flash_self=run ramargs addip addmisc;bootm $(kernel_addr)¥
$(ramdisk_addr)
kernel_addr=BFC40000
u-boot=u-boot.bin
load=tftp 8A100000 $(u-boot)
u_b=protect off 1:0-1;era 1:0-1;cp.b 8A100000 BC400000¥
$(filesize)
loadfs=tftp 8A100000 root.cramfs
u_fs=era bc540000 bc83ffff;cp.b 8A100000 BC540000 $(filesize)
test_tftp=tftp 8A100000 root.cramfs;run test_tftp
stdin=serial
stdout=serial
stderr=serial
ethact=Eth0 (10/100-M)
Environment size: 783/65532 bytes RT3052 #

 
なるほど。tftp の設定とか、FLASH の扱い方とか設定できますね。ウェブインターフェースでイリーガルなファームウェアを更新するとガードがかかってできませんが、 tftp サーバから持ってきてブートするともしかしたら OpenWRT がブートするかもしれないですね。

と、いうことで第一回目は終了です;-)。 MZK-W300NH2 にシリアルポート付けたぜーっ。ってのが第一回目だったりします。それにしても RS232C のチップ埋め込んでハンダ当てて色々やるのは随分と敷居が高いですよね。

で、こーいうのを見つけました。

UART(3.3V)-RS232C変換モジュール内蔵コネクタケーブル

D-SUB 9pin コネクタの中に RS232C チップが最初から埋め込まれていて、伸びたケーブルをマザーボードの ピンに何らかの手段で接続すれば良いだけ。と、いう非常に簡単なモノです。ただ、これをどうやってマザーボードに固定もしくは接触させるかを考える必要はあるかと思いますけどね。

それにしてもシリアルコンソールがあるといきなりワクワクしてしまいますね。後は tftp サーバからファームウェアをダウンロードしてブートできれは良いだけになりました。とは言いつつ、ファームウェアを作らなければならないわけでして。それについては上にも書きましたが次回以降で;-)。

次回 があるか分かりませんがf(^^;;。

5月 192012
 

「CPU コレクション」の第54回目です。前回 Willametteが登場してきたことにより「おっ!! いよいよ Socket 478 に突入かぁ?」などと思った方もいらっしゃるかと思いますが、まだまだそこまでたどり着きません;-)。実は最近、新しい CPU がドドドと手に入ったので、そっちを先に順次掲載していきます;-)。

と、いうことで、 Intel の IA64 アーキテクチャがいよいよ登場です;-)。 Itanium2。

過去に MIPS とか SPARC、POWER アーキテクチャな CPU が登場していますが、これらは皆僕使ったことがある CPU なのですが IA64 アーキテクチャは使ったことが無いですねぇ。まぁ、使ったことがある人のほうが少ないかな? とも思えなくも無いですが。あ。 NEC の ACOS とか使っている人は普段から IA64 使っている。ってことになるかぁ;-)。

Intel_Itanium2_1.jpg

CPU 単体としてはこんな感じです。横長ですね。雰囲気的には Intel Xeon の Foster コアを横に長くしたような感じでしょうか。けど、コアと言うかヒートスプレッタが結構大きいです。

で、こちらが裏側。

Intel_Itanium2_2.jpg

ヒートスプレッタの下にピンが密集している感じです。

この CPU はオークションでゲットしました。オークションとかで調べてみるとまだずいぶんと値段が高かったりしたのですが、今回ゲットしたこの CPU は、まぁ、手の届く、ジャンク的な価格だった(とわいえ、一応四桁の価格ですよ;-)ので思わずゲットしてしまった。と、いうことなのですねぇ;-)。

CPU の型番・スペック的には Itanium2 1.3GHz L3 3MB(SL6XD) というらしいくて、FSB は 400MHz で動作するらしいです。

こちらの写真は Intel Xeon Prestonia コアとの比較です。

Intel_Itanium2_3.jpg

しかし、Itanium2 にも左下に穴が開いているんですねぇ。この辺りは x86 アーキテクチャな CPU といっょです。

で、コアというかヒートスプレッタですが、かぁなり大きいです。でもって、その下の土台の部分は Prestonia コアと同じ大きさなんですね。

この CPU は動作確認済みでちゃんと動くらしいです。が、しかし、現役バリバリの CPU とはいえマザーボードとか手に入りそうに無いし、そー考えると本当に現役バリバリでもコレクションとするしか、今のところは手はなさそうです。 FreeBSD/IA64 で動作すると思うんですけどねぇ。

それにしても、今まで利用したことが無いアーキテクチャの CPU。うひっ。けど、そーなると黒歴史の 初代 Itanium も欲しくなるなぁ;-)。

5月 152012
 

いやー。MEDIAS LTE N-04D フツーに使用するとバッテリーがガンガン無くなっていきます。 08:00 くらいから利用し始めて会社の机の上に置いとくと 15:00 くらいには残り30% を切ってしまう状態。これはなんとかしなければなるまい。と思ったのですが、そんなことは Android を昔から利用している人にとってはきっと常識なのでしょうなぁ。

iPhone4 よりもバッテリーの持ちは半分以下。生半可な状態ではありません・・。orz。

で、色々試した結果、だいぶ安定して長持ちできるようになったのでちょっと書いてみたいと思います。

ちなみに iPhone4 持っている僕にとって「Androdi で何しているの?」って聞かれれば「バッテリ長持ちさせるためのプロセス kill っ!!」って答えるとこにしています;-P。それくらい iPhone4 に比べてヒサンな状態。では、バッテリーを長持ちさせるためのコツを順番に見ていくことにしましょう。と、は言いつつ、ネタは二つしか無いのでありますが・・f(^^;;。

1. GPS 使うのやめよう。
本当に Android の GPS 機能というか、マップアプリは情けないよね。

IMG_2164_android3_1.jpg

バッテリーの消費をアプリケーションの比率で表したグラフのキャプチャです。地図を起動するとマップアプリがほぼ全てのバッテリを食い潰します。で、こいつ、プロセスを kill しても再度起動してくるので、マップアプリが起動したら Android を再起動することにしております・・。orz。
Android で GPS は利用するものではないですな。

あと、Android の位置情報の設定では

・無線ネットワークを使用
・GPS機能を使用

の二つの項目があるのですが、下のやつをオンにしただけでは GPS が利用できない。位置情報がアプリケーションで利用できないんですな。どーいうことー? 上のもオンにすると GPS がようやっと利用できかるようになる。

で、僕が思うに上のをオンにするとたぶん google に位置情報が飛んでいって、マップアプリの渋滞情報として利用されるんだろうなぁ。と想像できます。イヤだねぇ・・。

バッテリーの面からも google に情報上げたくない派の面からも GPS をオンにしないほうが得策でしょうなぁ。けど、そーすると一番悲しいのが写真を撮ったときかな・・。位置情報が書き込まれていない写真なんて、クリープを入れないコーヒーみたいなモンだ・・。orz。

2. LTE オフにすると良い感じ。
せっかく LTE 対応のスマートフォンを買ったのにねぇ・・。本末転倒だ。僕の職場は渋谷の道玄坂を登り切った辺りにあるんだけど、ここって 3G と LTE の電波の境目みたい。アンテナを見ているとしっかりと 3G <--> LTE を行ったり来たりしている。電波がつかめなくて頑張っているときと同じ状態なのかなぁ?バッテリーの消費がガンガンですね。

なので、LTE OnOff というアプリをインストールしました。

IMG_2226_android3_3.jpg

僕は「docomo の電波は良い。」というのは都市伝説だと思っているので 3G も信じないんだけど、LTE を切ったらバッテリーの持ちがずいぶんと良くなったと感じます。

LTE オン/オプはこんな感じ。

IMG_2166_android3_2.jpg

これで選択して LTE をオフにします。で、本当に 3G が遅い環境(渋谷駅とか新宿駅とか?)は LTE をオンにして利用します。そーいうことができるのでこのアプリはありがたい;-)。

と、いうことで Android というか MEDIAS LTE N-04D の場合はマップアプリ・GPS のオン/オフと LTE のオン/オフでずいぶんとバッテリーが持つようになりました。それと後はプロセスをこまめに監視して不要なのはドンドン kill するのが良いかと思われます。

が、やっぱりそれでも一日持たないので結局外部電源、つまりはバッテリーパックを購入してしまいましたけどね・・。

5月 072012
 

お遊びで ports 作りました;-)。

最近、jail で遊んでいるのですが、jail の動作確認のために jls ってコマンドを良く打ちます。でもって ls ってのを間違えて sl とか打ってしまうと SL がターミナル上を走るのですが、それの jsl 版があってもいいんじゃね? とか思った次第です;-)。

とは言いつつ、しょせんはお遊びなので ports の games/sl をインストールすると do-install: のところで合わせて sl と jsl の両方をインストールするように Makefile を改修しただけです;-)。

こーいうのって ports のメンテナの方にも送るのもアレなので、ここにノラ ports として置いておきます。

僕も私もインストールしたい。と、言う方は、ports の Makefile を覗いてみてください。あ。当然 pkg-plist も更新しているので make deinstall にも対応しています。

http://www.icmpv6.org/Prog/FreeBSD_ports/ports-sl-20120507.tgz

ほんとうにどうでも良い ports ですね;-)。 4/1 に出すべきだったかぁ?

5月 032012
 

「CPU コレクション」の第53回目です。前回、前々回と Xeon が登場しましたが、今回はようやっとコンシューマ向け CPU の登場です。Pentium4 ですが、アーキテクチャは Willamette (ウィラメット)です。

ここで Intel はそこはかとなく、ずっこけるわけですね。メモリは RIMM の高価なヤツを買わなければならず CPU に付録でメモリが付いてきたのも一時期ありました。そして、CPU 自体は電力をバカみたいに消費するし、結構悲劇的な扱いを受けた CPU ではなかったかと記憶しています。

ちなみに僕は Intel がこの CPU を出したときはすっかりと AMD ラバーな人と化していたために「ふーん。」的右斜め45度からの目線的に見ていただけなのであります;-)。

会社の同僚は出たばかりの Pentium4、つまりこの CPU のマシンを DELL から購入したのですが、メモリが高いーーっ!! と嘆いていました。ただし、HTT (Hyper-Threading Technology) が搭載された CPU はこの CPU からではなかったかなぁ。あ。Xeon には既に搭載されていたかもしれないけど。

写真はこんな感じ。この CPU はどえりゃーでかいんですよ。

Socket423_Pentium4_Willamette_1.jpg

でもってこちらが CPU の裏側。

Socket423_Pentium4_Willamette_2.jpg

Xeon とは違って外側で綺麗に四角に並んでいるんですねぇ;-)。

で、こっちが Xeon 二つ、Willamette 、 Northwood の計四個を並べて撮った写真です。

Socket423_Pentium4_Willamette_3.jpg

こーいう風に並べてみると大きさとか比較ができて解りやすくて良いですよね。やはり手元に色々な CPU を持っているからできる芸当でして;-)。

ここから Intel の大進撃が始まるのか、ずっこけた後の Pentium4 は Northwood 方面へと進んでいくわけですねぇ。

この CPU はどうやって手に入れたんだっけかなぁ。アキバだったかなぁ?「でけー CPU だ。」って思ったことは覚えているのですが、どうやって僕の手元に来たか、すっかりと忘れてしまいましたf(^^;;。

4月 282012
 

以前のエントリで「MEDIAS LTE N-04D 使ってみました。」ってのを書いているのですが、この中で、スケジュールの連携ができない。と書きました。で、色々試行錯誤の結果なんとかできるようになったので今回はそれをまとめてみたいと思います。

「Mac と Android のスケジュールの連携?そんなん Google カレンダー使えば一発じゃん。」

とか言う人がいるかと思いますが、僕の場合、google に情報預けたくないんです。Apple の iCloud にでさえスケジュールはアップしてないんですから。大事な個人情報を広告収入のために利用されたくないっ!!

ってんで、そーなると敷居は一気に高くなるのであります;-)。

では、Mac の iCal アプリ上で管理しているスケジュール・カレンダーの情報について順に見ていきましょう。

1). スケジュールの管理は Mac の iCal を利用しています。
2). iCal で管理したデータは iTunes により iPhone4 に一ヶ月分同期されます。
3). iPhone4 (それはつまり iOS デバイスってことで iPhone4s や iPhone3Gs とかも含まれます) 上ではスケジュールの閲覧と新規の登録・編集・削除などが行えます。

これを google カレンダーを利用せずに Android でも対応しようとするとほぼ無理。考えられる手段を色々試行錯誤したのですが、ボトルネックは以下の通り。

o. iCal からカレンダーを 書き出すと ics 形式になるのでそれを Android に持って行ってインポート。
o. そのカレンダー全ての情報が書き出されてしまう。必要なのは近々の30日分で良いのに・・。
o. ics 形式やら vcs 形式やら文字・改行コードやらの操作が大変・・。

で、やりたいこととしては

1). 近々の 30 日分のデータだけを Android に持って行けると嬉しいなぁ。
2). 更新は Mac および iPhone4 でできるので Android 側では参照のみでいーなー。MySQL のスレーブサーバみたいなもんだ;-)。
3). スクリプトなどを用意したりファイルを編集せずに比較的容易に Android にカレンダー情報を転送できれば嬉しいなぁ。

と、まぁ、こんな感じがベストなので、それでできる手段はないか、 MEDIAS LET N-04D を購入してから約二ヶ月の間ずっと考えていたんですけどもね。

で、その方法がなんとか見つかりました。Android へのカレンダデータの移行も比較的容易にできます。では見ていくことにしましょう。

1. Mac と iPhone4 は iTunes で sync。
まぁ、これは当たり前ですね。 Mac 上の iCal でスケジュールを管理している人であれば、その情報は iPhone4 に入れて持ち歩きたい。で、iPhone4 で更新した情報は 次回の sync 時に iCal に反映されます。すばらしい連携;-)。

2. iPhone アプリのインストール
僕は今まで iPhone4 でスケジュールを見るときは標準アプリで見ていたのですが、探してみると色々あるんですねぇ。で、今回新たにダウンロードしたスケジュールアプリは PocketLife Calendar というアプリ。

ical2android_1.jpg

基本的にはカレンダーの標準アプリからデータを持ってきてそれを表示する。って感じです。が、このアプリのすごいところはそのカレンダーデータを、期間を指定して ics を出力してくれ、なおかつその ics ファイルがメールで送信できる点です。

キャプチャで見てみると、PocketLife Calendar を起動するとカレンダーアプリから情報を取り込んで表示します。そのあと[設定]ボタンを押します。

ical2android_2.jpg

おぉ。「カレンダーを共有/プリント」のメニューがありますね。それをタップします。すると、カレンダーの選択と共有もしくはプリントするための期間の選択の画面が表示されますっ!!

ical2android_3.jpg

この機能が欲しかったんですよー。 Mac の iCal が出力した ics ファイルをエディタで編集して任意の期間を抽出するための作業を行う。なんてことはちょっとあり得ない。自分でやっていても長続きしないと思うし。このアプリはそれを GUI でやってくれます。まぁ、そもそも iTunes から iPhone4 に転送する段階である程度期間は絞れているんですけどもね。 iPhone4 に転送したデータ全てを期間として設定すると問題無いですね。と、いうか、この作業をどうするかがある意味最大のボトルネックだったんですけども解決です。すばらしー;-)。

で、期間が決まったら後は抽出された ics ファイルをメールで送るだけ。以上で iPhone4 側、もしくは Mac 側の作業は完了です。

3. Android アプリのインストール
iPhone4 からメールで送信された ics ファイルは Android のメールアプリで閲覧します(僕は IMAP を利用している)。で、メールに添付の ics ファイルを /mnt/sdcard/ 辺りに保存します。

ical2android_4.jpg

おぉ。これで任意の期間に絞られたカレンダーデータが Android 端末に取り込まれたことになりますね。いーぞいーぞぉ;-)。

さてさて。ここからは docomo の Android の機能なのかもしれませんが、 MEDIAS LTE N-04D には多分 google 謹製の カレンダーアプリ と、多分 docomo 謹製の スケジュールアプリ がありますが今回利用するのはスケジュールアプリのほうです。

Android 内部に保存された ics ファイルをマージします。docomo 謹製の スケジュールアプリ は .vcs ファイルに対応はしているのですが .ics ファイルには対応していません。すると Google play でその機能を持っているアプリを探す必要があります。で、色々ダウンロードして動作確認も含めてテストしたのですが、ありましたっ!! iCal Import/Export というアプリケーションです。

この iCal Import/Export を起動すると味気ないメニューが出て来ます(失礼っ!!;-)が 「Search for iCal files」をタップします。すると、届いたメールから保存した添付ファイルを見つけてくるんですなぁ。

ical2android_5.jpg

後はメニューに従って [OK] をタップしていけばスケジュールアプリにスケジュールデータをインポートしてくれます。

僕はスケジュールデータを転送することに一生懸命になっていて、スケジュールアプリの使い方はいまいちまた解っていませんが、スケジュールアプリには「全件削除」とかすばらしいメニューがあるのでインポート前にいったん全部削除してから新たにインポートするとかできます。

まぁ、その前に iCal Import/Export でインポート時に「重複したのはどうする?」と、英語で確認されるのでそれに任せる。と、いうことも可能ですけどね。

さてさて。Mac で管理しているカレンダー、iCal と iPhone4 は双方向レプリケーション。 iPhone4 とAndroid はバッチ的な一方向レプリケーションによって、これでデータの共有ができるようになりました。この手順でもまだうっとうしいとは思うところもあるのですが、ここれが多分、限界かなぁ。と思えなくもないです。が、自分の Mac で管理しているカレンダーデータが google を経由せずに Android に転送できるようになったことは大きいと思います。

この組み合わせで、皆さんも是非試してみてください;-)。

4月 272012
 

さてさて。「CPU コレクション」の第52回目。前回の Foster に続きもう一個 Xeon が登場します。今回登場するのは(多分) Socket604 の Prestonia と呼ばれていた Xeon。

写真を見るとこんな感じです。Socket603 版 Xeon と比べて CPU 上の回路がだいぶ少なくなりましたよね。

Socket604_Xeon_Prestonia_1.jpg

で、こちらが裏側。

Socket604_Xeon_Prestonia_3.jpg

ピンの数が 603 から 604 に一本増えました。 Intel 得意の互換性が全くない CPU へと変貌しているのですが、まぁ、サーバ向け CPU は前方互換の必要性があるかと言われればそんな必要は多分無いと思われるのでどーでも良いのでしょうなぁ;-)。

前回に引き続き、北森 Pentium4 との比較の写真を掲載しておきましょう。

Socket604_Xeon_Prestonia_2.jpg

はやりヒートスプレッタ的には似ているんですよねぇ。まぁ、結局は Pentium4 の血を引いている。って感じなんでしょうなぁ。

この CPU もアキバのジャンク屋さんで見つけました。500yenくらいで購入しました。このテの CPU は本当にアキバを足で探し回るか、はたまたヤフオクで見つけるか。なんでしょうなぁ。

Xeon までしっかりと収集してしまうのでありますが、最近の Xeon はまだ高いので手が出せません;-)。