さてさて。この辺りで一週間ほど利用してみた iPhone5 についてちょっと書いてみたいと思います。けど iPhone4+iOS6 も試して、そして iPhone5+iOS6 も利用しているのでネタ的には iOS6 のネタもガシガシ入ってくると思いますがその点についてはご了承頂ければと思います。
1.電波探しで CPU 使う?
iOS6 にして一番気がついたのは 3G 電波の探査方法かなぁ。僕は地下鉄に乗って通勤しているのですが、駅間のトンネル内に入ると 3G/LTE の電波が一旦切れます。その時にタップの認識が途端に悪くなりますね。ディスプレーの制御に CPU を割り当てていない感じがすごい感じられます。
例えば Mine! ってアプリのがある(iTMS に飛びます)のですが、爆弾のあるところにダブルタップして旗を立てます。 iPhone4 では iOS5 の頃は 3G 電波探査中でも特に問題無く地下鉄内で動作していたのですが、 iPhone4/5 で iOS6 で利用すると電波探査中でまともにダブルタップを認識してくれなくなりました。他のアプリでもタップを受け付けてくれないものがずいぶんと多くなりました。
iOS6 は 3G および LTE に対応した OS でもあるので、多分電波の探査方法が iOS5 とはちょっと変わったのでしょうね。
ディスプレーのタップの認識に対する動作が鈍くなったのは一つ問題点です。ゲーム系のアプリは根こそぎダメなんではないのかなぁ? 僕はゲームはあまりやらないので良くわからないんですけども。
ちなみに iPhone4+iOS6 で 3G オフ Wi-Fi オンな状態ではタップは無事に動作して降ります。
2.バッテリ消費多くなった?
僕は docomo の LTE に対応した MEDIAS LTE N-04D を持っているのですが、こいつは LTE を有効にする/しないでバッテリーの消費量が格段に違います。
iPhone5 は今のところ LTE のオン/オフはバッテリ消費に対しては誤差の範囲かなぁ。と感じます。が、iPhone4+iOS5 の頃よりは iPhone4+iOS6 のほうがバッテリーが食うと感じます。すると iPhone5 は iOS6 と組み合わせるので必然的にバッテリ容量がでかくなったのかな?と思えます。
バッテリ量は朝 08:00 に 100% で出発して家に 20:00 に帰って 30% とかは iPhone4+iOS5 の時よりちょっとヘリが速いか? という感じです。けどもまぁ、MEDIAS LTE N-04D よりは遙かにバッテリの持ちは良いので安心です;-)。
ただし、GPS をオンにするアプリが起動している時は今も昔もガンガンバッテリがなくなっていきますね。Apple 謹製マップがヘボいからと言って他の色々な地図アプリをバックグラウンドで起動している場合には注意が必要です。
3.iPhone5 対応アプリ
対応アプリというか、まともに動作していないんでないの? ってのを 2,3 上げましょう。
1).Newstand
相変わらず他のアプリと統合できないバグが健在ですね。ここまで来ると「仕様」としか思えない;-)。
2).Passbook
画面の明るさ制御ができていないバグがあるようです。夜暗いところでこのアプリを起動すると目が痛くなります。鳴り物入りの新登場なアプリなのにねぇ・・。
3).ミュージック
個人的にはこれが一番痛いですね。「ミュージック」アプリ をシャッフルで聞いていて一曲目から 20 曲目まで聞いたとします。次に 20 曲目から 35 曲目まで聞いてアプリを閉じて再度起動してシャッフルを続きから聞こうとしたら 35 もしくは 36 曲目から流れて欲しいのに 20 曲目から流れてしまう。今まで聞いてきた曲が履歴として残ってないんですよね・・。orz。 なんで? どういう仕様? バグ? みたいな・・。
また、シャッフルは iOS5 の頃とはアルゴリズムが変わったみたいで、アルバムが違ってもアーチストが一緒の曲が連続して流れる傾向が強まったような気がします。うーむ。
マップアプリについては何も書きません;-)。アプリというのは進歩もしくは広告がついたりするものなのでおいおい改善(改悪)されていくでしょう。と、いうのが僕の持論なので。
4.ヘッドホンも試した
今回から新しいヘッドホンが付きました。これについてちょっと書いておきます。
僕が普段から利用しているのは Audio-Technica のカナル型イヤホン。下の段右側です。ここに以前掲載した AT337iS という型番の後継機である AT338iS というのを利用しています。
イヤホン自体はチャチいんだけど、インピーダンスが大きいので iPhone 自体のボリュームを大きくする必要がないので「バッテリ持つよね。」って感じで利用しています。
下の段左側は今となっては二軍となってしまいました(今となっては型番不明ですが、これ、結構高かったんですよ;-)が、こちらも Audio-Technica のカナル型イヤホン です。ボディがステンレスなのでかなり重いです。そして重厚な音がします。
で、今回、 iPhone5 に新に付属となったヘッドホン EarPods ですが、これら二つと聞き比べ見ました。
まず始めに インピーダンスが低いので音が default では小さいかなぁ。と思いました。で、耳に入れてみたのですが、一応はカナル型イヤホンですね。けど、表面がツルっとしているので耳の皮膚に貼り付けないとツルンと滑り落ちてしまう感があります。サードパーティーからスポンジ素材のヘッドホンカバーが出ると良いなぁ。と思いました。
がっ!! ひとたび耳にフィットすると音がガツンと来る感があります。データ解析では以前から iPod に付属していたイヤホンと音特性はそんなに変わりはないそうですね。ただ、以前のは日本人の耳には大きすぎて音が漏れるので常用はできないイヤホンだったんですけども。
クラシック聞いた後にシャッフルでヘビメタとかロックの重低音バリバリな曲が流れ出すとこのイヤホンの性能の本領発揮。って感じがしました。以前のイヤホンは耳にフィットしなかっただけに今回のは「良いっ!!」って感じです;-)。
とまぁ、今回 iPhone5 を手に入れた、もしくは iOS6 を試した(iPhone4 での状況含)段階でのファーストインプレッションはこんな感じです。この後、僕がもっと使い込んでいく、もしくは Apple が新しいバージョンを出すことによりどんどんと良くなっていく(思い込み含)のではないかと思います;-)。
iPhone5 画面が大きいし、軽いし良いですよ。とは言いつつ iPhone4 以降の機種を持っている人からすると感動は 4,5 日経つと薄れるかも;-P。
あ。最後に一点。iPhone4 を購入したときは SoftBank の携帯を持っている人からのみのリアクションだったんだけど、今回 iPhone5 を買って会社の机の上に置いたりしていると au 携帯を持っている人からのリアクションも多くて「あぁ。二つのキャリアから発売されているんだねぇ。」と実感できました。その印象はかなり強かったですね。iPhone4S 買ってないからかもしれませんが。
それにしても、そーすると docomo の携帯持っている人のみが「ドコモダケ」状態になっているのかな・・。