10月 092011
 

「CPU コレクション」の第46回目ですが、前回からちょうど Mac で利用されていした CPU の掲載をはじめたばかりだったのに 10/06 に非常に衝撃的なニュースが朝一番で伝わりました。jobs がいなくなってしまった。

僕が Apple 製品を一番最初に手にしたのは iPod mini。その後は iPod Touch(1G) -> iPhone3G -> iPhone4。でもって Mac のほうは Mac mini(PowerPC G4) -> iBook(PowerPC G4) -> MacBook(初代 Core2duo 版) -> MacBook (角が丸くなったヤツ)と、それなりに Apple 製品を利用していたつもりだったので、非常に残念でなりません。ご冥福をお祈りしたいと思います。

と、言うことで、今回登場する CPU は PowerPC G3 の次に来ますね。 PowerPC G4。 PowerPC G3 は IBM 製なのですが、PowerPC G4 はモトローラ製のものが Mac で利用されました。アーキテクチャは一緒なのですが、製造メーカが違うと言うことですね。

PowerPC_G4_1.jpg

こちらが CPU ボードの表側。CPU コアの周りにモアモアっとしたものがあります。なので、セラミック上に書かれた「MOTOROLA」と言う文字が見えません。しかし、CPU ボートの隅っこのほうにはちゃんと “APPLE COMPUTER INC” と書かれてるんですな。

こちらは Core のアップの写真。

PowerPC_G4_2.jpg

利用されていた Mac は PowerMacintosh G4/AGP 用らいです。実はこの CPU もヤフヤクで購入しました。 G3 が手元にあるんだから G4 も置いとく必要あるべ。と、言う感じで;-)。

こちらが CPU の裏側になります。

PowerPC_G4_3.jpg

白い部分がソケットになります。 当時の Mac の CPU というのはサードパーティからアップグレードキットとか出ていて、ソケットにサクっと差し替えるとパワーアップできていたんですね。Mac OS 的には 9.4 より以前の OS のバージョンになります。

で、サードパーティから出ていた CPU にはフロッピーが一枚ついていて、ドライバーをインストールする必要があった。そのドライバが MacOS X では利用できなくなって、サードパーティは MacOS X 用も出したりしていたんだけどそのうちにイヤになってやめてしまった(10.2 辺りまではドライバ出していたりしたかな?)。みたいな感じですね。

実は僕も古い Mac を一回使った事があって、友人から 30,000yen で譲り受けた Mac はまさしくそんな感じで。筐体はグレーのヤツでタワー型なんだけど、横がベコンと出っ張っているモデル。けっこうダサい感じだった;-P。

と、言うことで、実は PowerPC の G3/G4 ってのは使ったことがあるわけなのであります。

今後も Apple からすばらしい製品が出ることを切に願うのであります。そして、jobs。安らかに。