9月 262010
 

久しぶりに AT 互換機の NotePC を購入しました。今まで利用していたのが 4,5 年前の DELL X1 。もう「遅いっ!!」などと感じ始めていたので新しい NotePC の購入に踏み切ったのでありました。

で、新しく購入したのが Levono の ThinkPad X100e。僕的に ThinkPad の購入は実に 535E 以来なのであります。二台並んだ写真。

ThinkPadX100e_1.jpg

自分でも思うけんど、この新旧二台が並んだ写真てのは中々無いとおもうぜぉ;-)。貴重な写真なのであります;-)。

と、言うことで、DELL X1 から大きく変わった点をちっくと書いておきます。

・CPU が Intel PentiumM 900MHz から Athlon Neo X2 L335 の 1.6GHz になった。
・チップセットが Intel から AMD になった。
・メモリが 2GHz から 4GByte になった(実際に積んでいるのは 3GByte)。
・HDD が 1.8 インチ 60GByte から 2.5 インチ 320GByte になった。
・無線 LAN が 802.11n に対応した。

みたいな感じでしょうか。

CPU がデアルコアになってクロックアップしたのと、HDD が 1.8 インチから 2.5 インチになったので、体感的に随分速くなったように感じます。
当初 DELL X1 の HDD を SSD に交換しようかと思ったのだけど、1.8 インチの東芝 50pin IDE タイプの SSD は 60GB だと 30,000yen を遙かに上回る値段なので購入を断念。後 30,000yen 出せば新品買えるじゃん。みたいな感じだったのでありました。

それにしても、僕はデスクトップは Intel 買わなくなって随分久しいのですが、NotePC もいよいよ AMD 系になったかー。と言う感じなのであります。今は Apple MacBook だけか。 Intel 系なのは。そんな感じなのであります。

では、ThinkPad X100e の気がついた点を少々。

例のごとく、初期インストールの Windows7 はブートもせずにサクっと消しました。後、HDD に入っていた Windows7 のリカバリー CD イメージもサクッと消したので、純正アプリに何が入っているのか全く知りません;-)。 320GB の HDD は余計なの全て消して、FreeBSD/amd64 8.1-STABLE に 80GB、Windows7 に 220GB の二つにしました。

Windows7 は Profetional x64 をインストールしました。リカバリー CD イメージはもうないので Microsoft TechnetPlus のをインストールしたので、このマシンも検証機器になりました;-)。

後で Levono に電話してリカバリー CD イメージを送ってもらおうと思っています。

Windows7 はサクっとインストールが完了しました。唯一 WiMAX のカードが認識しなかったので Levono からドライバーをダウンロードして動作するようになりました。あ。そーそー。このマシン、CPU とチップセットは AMD 、 NIC は re0 、 無線 LAN チップが Intel のセントリーノを利用してる(Centrino Advanced-N+WiMAX 6250 の組み合わせ) んですね。ある意味面白い;-)。

USB カメラがあるみたいなんだけど、使い方はイマイチ解りませんf(^^;;。まぁ、必要ないかな。

続いて FreeBSD/amd64 ですが、特に問題無くインストールは終了。pciconf -lv しても none0 が一個だけ。Centrino Advanced-N+WiMAX 6250 って FreeBSD のドライバってあるのかなぁ? GENERIC カーネルで none なんだけど・・。

後、USB デバイスが三つついています。 usbconfig list によると

ugen4.2: <USB2.0-CRW Generic> at usb
ugen4.3: <Integrated Camera Image Processor>
ugen4.4: <Intel(R) Centrino(R) Advanced-N + WiMAX 6250 Intel(R) Corporation>

らしいですが、あれ? NIC は USB なのかー。後はカメラと SD スロットみたいですね。SD スロットはフツーに認識しました。 Centrino Advanced-N は後で試してみよう。if_u のどれかを kldload したら認識するかなぁ?

現在は カーネルを 8.1-STABLE にして KDE4 を make している最中です。X も RADEONHD ドライバで RS780M/RS780MN [Radeon HD 3200 Graphics] と認識し、サクっと動いております;-)。

まぁ、2,3 世代古い構成なので枯れている。って感じでしょうか。特に難もなくどっちの OS も動作しているのであります;-)。

このネタ続くかなぁ?比較的容易に動作してしまったので特にネタは無いかも・・;-)。

あ、最後に一点。僕のパーティションの切り方の問題かもしれないですが、この PC、 Windows7 をインストールしたにも関わらず Windows7 側のブートマネージャを利用せず、以前の通り、F1 で Windows、F2 で FreeBSD がブートするようになりました。Windows7 側の bcdedit を利用して FreeBSD をブートしようとしたら「できねいぜぃ。」みたいに言われてしまいました。

難儀したのはそれくらいでしょうかねぇ。

DELL X1 と比べて随分と速くなったので今晩中に KDE4 の make は完了するかなぁ?楽しみなのであります;-)。

あ。dmesg とか pciconf -lv とか xorg.conf など見せて。って言う人いましたらコメントください。掲載しますので。

2010/10/04 加筆
dmesg とか pciconf -lv とか xorg.conf などが見たいですー。と言うコメントを頂いたので公開します。
以下の URL に色々な情報を置いたので良ければ参考にしてください。

http://icmpv6.org/Prog/tmp/ThinkPadX100e/

9月 242010
 

Evernote ってのが世の中にはあるみたいです。僕は iPhone4 ユーザなのですが、ファイルをクラウド上にアップして、色々な機器から利用できるみたいです。詳細については以下の URL を参照してください。

http://www.evernote.com/about/intl/jp/

さて、iPhone4 上ではデータを同期するクライアントがあります。あと、MacOSX とか Windows、他の携帯端末用のクライアントもあるのですが、Linux や FreeBSD のためのクライアントは無いようです。

Linux の人が頑張っているのは wine で Windows 版 Evernote クライアントを動かすと言うワザなんですね。FreeBSD でも ports に emulators/wine があるので早速試してみましょう。

まず、 ports から wine をインストールして、上記 Evernote のサイトから Windows 版クライアントをダウンロードします。その後、以下の要領で実行します。

$ wine ./Evernote_3.5.6.2848.exe
fixme:heap:HeapSetInformation 0x0 1 0x0 0
wine: Install the Windows version of Mono to run .NET executables
$

 
あいやまぁ・・。Evernote は .NET はレームワークを利用しているようです。しかし、 wine の default の環境では .NET はレームワーク が無いのでインストールできないみたいです。

ちなみに wine の環境は ~/.wine/ になり、 ~/.wine/drive_c/ が Windows で言うところの c:\ になります。それにしても .NET フレームワークをインストールする必要があるのでインストールすることにしましょう。

世の中を探しまわっていたら wine の環境をサクっとインストールしてくれるスクリプとがあるようです。

http://www.kegel.com/wine/ から winetricks と言うスクリプトをダウンロードしてくればよいみたいです。

$ ftp -a http://www.kegel.com/wine/winetricks
$ chmod 755 winetricks
# mv winetricks /usr/local/bin/
$ rehash
$

 
winetricks を実行するためには一個 ports をインストールする必要があります。 archivers/cabextract をインストールしましょう。これで winetricks を実行する準備が整いました。

オプション無しで実行するとウィンドウが一個現れたと思います。winetricks -h と実行すると、バババと文字が表示されたかと思います。ウィンドのメニューやオプションに dotnet30 を選択もしくは指定すると ~/.wine/drive_c/ に .NET Framework をインストールしてくれます。他にも色々インストールしてくれるヤツがあるので winetricks -h で表示されたものをじっくりと眺めてみても面白いです;-)。

と、言うことで今回は winetricks dotnet30 と叩くのでありました。

wine_evernote1.png

こんな感じでインストールが始まります。おぉっ!! これはラクチンだぁ;-)。.NET Framework がインストールするのをしばし待ちます。また、必要であればその他色々インストールしてみるのも良いかもしれません。

でもって今度はいよいよ次は Evernote のインストールです;-)。上で実行した wine コマンドを投入します。すると今度はインストーラが起動したようです。うひひひ;-)。

wine_evernote2.png

以降、フツーのインストールと同じように進むと無事にインストールが終わりました。おぉっ!!これは素晴らしい。

続いて早速実行してみることにしましょう。インストールされた Evernote.exe は ~/.wine/drive_c/Program Files/Evernote/Evernote3.5/Evernote.exe にあります。これを wine コマンドのオプションとして実行してあげます。

するとー。

wine_evernote3.png

orz。今日はこの辺りまでにしておきましょう・・。

筆者自身まだよく wine を把握しておりません。Windows ディレクトリにどういったものがインストールされているか、どういったものが必要なのか、Windows について、筆者はあまりよく知らないんですねf(^^;;。

今回の目的としては winetricks の使い方が解って良かったよねー。これ使うと wine の環境整えるのが楽だよねぇ。みたいな。そんな感じでこれにて終わるのでありました。

中途半端でどうもすみません・・。

9月 232010
 

さぁ。i486 もここまで来るとそろそろ惰性で行っているような気がしないでも無いですが、まぁ許してください。せっかく苦労して手に入れたものでして・・f(^^;;。

今回の CPU は i486DX2。前回掲載した i486DX の上位バージョンです。クロックも 50MHz から 66MHz になります。

i486DX2_1.jpg

16MHz アップと言うのは今ではほとんど誤差でしか無いような気がするのですけどね。当時は DX から DX2 に乗り換える人っていたのかなぁ? まぁ、多分ほとんど PC-98 で利用した感じかなぁ。

こちらは CPU の裏側です。

i486DX2_2.jpg

裏はやっぱりあまり違いが無いですねぇf(^^;;。

表ももあまり変わりがないがない i486 シリーズなのでありましたf(^^;;。

9月 162010
 

最近、ネタがあまりないので CPU なエントリーが連発になってしまいます。どうも済みません。FreeBSD の ports-current の KDE4 が KDE-4.5.1 になったのでそのうちにネタができるかもしれませんが;-)。

と、言うことで前回は i486SX が登場しました。今回はそれに浮動小数点コプロセッサが載ったCPUですね。

Intel 的には SX と DX、どっちが先に出たんだっけ?多分、こっちのほうが先だと思うのですけどねぇ。

i486DX_1.jpg

Wikiじゃなくて、手元の CPU を見比べてみると、動作クロックは i486SX は 33MHz 今回の i486DX 50MHz となっています。するっていとなんだかんだ言って i468DX のほうが速かった。と言うことになりますねぇ;-)。

こっちが裏側です。

i486DX_2.jpg

もうほとんど一緒の i486 同士なので同じ世界のシロモノですが、まぁ、手元にあるので、こうして掲載したいのであります;-)。

9月 122010
 

Intel が出した CPU としては i386 の次は i486 になるわけですが、次はそのシリーズに行ってみることにしましょう。ただ、Intel は i387 って CPU も出したんだっけか?けど、本流では無い気がするので僕は持っていません;-)。

i486 な CPU の内、今回登場するのは i486SX です。この次に掲載予定の i486DX の浮動小数点の無いバージョンだったっけかな。 i486 系 CPU では一番遅いとされる CPU ですね。

i486SX_1.jpg

i486 系の CPU は “SX” の部分が筆記体と言うか、手書き風と言うか、みかちゃんフォント風なのでちょっと嬉しいと言うか、インパクトがありますね;-)。

こちらが CPU の裏側です。

i486_SX_2.jpg

ちなみに筆者、前回の i386 同様、PC-98 シリーズでしか使ったことが無いです。それくらい懐かしい CPU なのであります。

i486 系は他にも数回続く予定です。

i486SX_3.jpg

本当は自分が自作 PC で利用し始めた Socket7 以降の CPU を収集すれば良いかなぁ。なんて思っていたのですが、実際に自分で使ったことのある CPU になると i386 からになるわけで・・。だったらいっそのこと i386・i486 も手元に置いてしまえっ。ってなってしまったわけですが、i486 系 CPU は全シリーズを手に入れてしまったので・・。f(^^;;。

9月 052010
 

「CPU コレクション」の第10回目です。前回で僕の大好きな Socket7 は全て終了しました。今回から数回に分けて Socket7 以前の CPU を掲載して行きたいと思います。今回は Intel の i386DX です。残念ながら Socket タイプとか知りません;-)。

i386 な CPU で持っているのははこれだけです。他のは持ってないし、 i286 や Z30 も持っていません。今後、多分購入することも多分ないと思います;-)。

んーー。表面を見ると ’85 なんて書いてある・・。今から 25 年前の CPU なのか?そんな古いの、僕は使った事があるのか?! orz。

i386DX_1.jpg

その昔、田町のとある職場に行っていた頃、自分の机の上には EWS4800 が一人一台ありました。でもって二人に一台 PC-98 がありました。PC-98 は Z30、i386 と、後、i486 がありました。当時は Windows3.1 が出る前の MS-DOS 5.0 に一太郎 4.3 だったかな。を利用していました。外部記憶には SASI(SCSI ではないっ!!) の 40MB の HDD が付いていたと記憶しています。

この CPU について、どんな思い出があるか?と聞かれれば、お昼休みに「A 列車で行こう」をやったことでしょうか。当時は 5 インチ FDD 二枚で AD-DOS を起動して電車を走らせていました。 Z30 な PC 上で走る電車は遅い。i386 な PC 上で走る電車は速かった。けど i486 な PC 上で走る電車はもっと速かったっ!!そんな記憶が、今でも残っているのでありますf(^^;;。(ゲームしてた。なんて、もう時効だよね?;-)

こちらが CPU の裏側です。

i386DX_2.jpg

今の時代の CPU と違って、ピンの幅が穏やかなのであります。が、今の CPU はもうピンは無いかー。

でもってこちらが似たような大きさの Pentium4 「北森」との比較です。大きさ的には随分と似ています。

i386DX_3.jpg

ただ、裏側のピンの本数が圧倒的に違う。また、ヒートスプレッタの有り無しもありますけどね。

この CPU は PC-98 で利用することになった CPU。でもって AD-DOS 版の「A 列車で行こう」を思い出す CPU なのであります。

9月 012010
 

「CPU コレクション」の第九回目です。これで今のところの手持ちの Socket7 は全部おしまいです。

僕的には後、RISE mP6 が欲しいなぁ。と言う感じがあるのですが、お手元にあって、譲っても良いよ。という方いましたらご連絡頂けませんでしょうか。宜しくお願いします。

と、言うことで話しを本題に戻しますが、今回の CPU は Cyrix MII-300GP です。前回掲載した MII-300GP とは明らかに別物です。

CyrixMII-300-66_1.jpg

トップがゴールドではないのですねぇ。この CPU は FSB が 66MHz。前回掲載したのは FSB が 75MHz。その違いなんでしょうなぁ。するっていと第八回の時に書いた 686MX とどっちが新しいのだろう? 686MX が MI で FSB75MHz、こっちは MII で FSB66MHz。ふむー。

こちらが裏側です。

CyrixMII-300-66_2.jpg

Cyrix の CPU にしては裏がペロっとしています。

FSB66,75MHz 共に MII-300 なのであります。

CyrixMII-300-66_3.jpg

Cyrix はこの後、VIA に買収されるので実質的に MII-300GP が Cyrix ブランドから出た最後の CPU になりますね。また、 AMD K6-2(K6-3) と共に培ってきた Super Socket7 も含めた Socket7 プラットホームも終演に向かうのでありました。

この後、Slot1、A、Socket370 には行かず、ちょいと過去を振り返る事にしましょうか。

8月 302010
 

自宅の PC はそろそろ FreeBSD 7 系から 8 系にバージョンアップしているのであります。が、我が家にはちょっとワンパクな EeePC がいるのであります。最終型は FreeBSD 7.3-STABLE に落ち着いていたのですが、各種デバイスが動作しないので早いところ FreeBSD 8 系にしたいものだ。と何回もトライしていたのですが・・。

今回やはりバージョンアップにトライしました。 EeePC に USB 接続の 2.5 インチ HDD を接続します。

それとは別に USB メモリからブートしてイントールするためのブートイメージを作成します。参考にしたのは「USBメモリからFreeBSDをインストールする」こちらのサイト。

ここに書かれている USB メモリの dd や newfs などを参考にさせてもらいした。ありがとうございました。ただし一点だけ。僕は USB メモリからブートしたあとにネットワークインストールする予定なので CD-ROM イメージ全ては必要ありません。上記 URL の cp -pR /cdrom/* /usbmem の部分は以下のようにします。

# cd /cdrom
# cp -pr /boot boot.catarog cdrom.inf /usbmem

 
/boot だけを USB メモリにコピーする。って感じです。これだと USB メモリの容量は 64MB のもので済みます。あとはブートしたあとにネットワークインストールするだけ。FreeBSD の iso イメージ的には FreeBSD-8.1-RELEASE-i386-bootonly.iso を用意すれば十分。て感じでしょうか。

と、言うことで、ブート用の USB メモリと USB 接続の 2.5 インチの HDD (今回はここに FreeBSD 8.1-RELEASE をインストールします)が用意できました。これでインストールします。が・・。EeePC では USB 接続の HDD を認識してくれませんでした。orz。FreeBSD のインストーラは起動するのですが、HDD 選択の画面で USB 接続の HDD を認識してくれないのであります。ブート用の USB メモリは問題無くブートしました。

しょーがないので普段利用しているデスクトップ PC で再度トライ。BIOS 設定を変更して USB メモリからブートするようにします。でもってブート。おぉ。今度はちゃんと USB 接続 の HDD を認識したのでこちらに対して FreeBSD 8.1-RELEASE をインストールし、無事に完了するのでありました。

母艦 PC (インストールに利用したデスクトップ PC) をシャットダウンしたあとに USB メモリと USB 接続の HDD を抜きます。でもって USB 接続の HDD を EeePC に接続してブートするのであります。

おぉっ!! ブートしたっ!! と思ったのもつかの間・・。umass0:0:1 など、 USB デバイスは認識するのですが、HDD が認識しないので FreeBSD が root バーティションはどこだ?と聞いてきます。

ufs:/dev/da0s1a

とか打つ画面ですね。ここから先に行かない・・。orz。dmesg 的には以下のような感じ。

uhub0: 2 ports with 2 removable, self powered
uhub1: 2 ports with 2 removable, self powered
uhub2: 2 ports with 2 removable, self powered
uhub3: 2 ports with 2 removable, self powered
ugen0.2: <Initio> at usbus0
umass0: <Initio 0M9AT00, class 0/0, rev 2.00/1.06, addr 2> on usbus0
umass0:  SCSI over Bulk-Only; quirks = 0x0000
ugen2.2: <ENE> at usbus2
umass1: <ENE UB6225, class 0/0, rev 2.00/1.00, addr 2> on usbus2
umass1:  SCSI over Bulk-Only; quirks = 0x0000
umass0:0:0:-1: Attached to scbus0
umass1:1:1:-1: Attached to scbus1
---> ここまで来たところで ufs:/dev/daos1a ? のプロンプトが出るっ!! ---> ここから下が動いてくれないっ!!
(probe1:umass-sim1:1:0:0): TEST UNIT READY. CDB: 0 0 0 0 0 0 (probe1:umass-sim1:1:0:0): CAM status: SCSI Status Error (probe1:umass-sim1:1:0:0): SCSI status: Check Condition (probe1:umass-sim1:1:0:0): SCSI sense: NOT READY asc:3a,0 (Medium not present) da0 at umass-sim0 bus 0 scbus0 target 0 lun 0 da0: <Initio 0M9AT00 1.06> Fixed Direct Access SCSI-0 device da0: 1.000MB/s transfers da0: 19077MB (39070080 512 byte sectors: 255H 63S/T 2432C) da1 at umass-sim1 bus 1 scbus1 target 0 lun 0 da1: <USB2.0 CardReader SD0 0100> Removable Direct Access SCSI-0 device da1: 1.000MB/s transfers da1: Attempt to query device size failed: NOT READY, Medium not present Trying to mount root from ufs:/dev/da0s1a

 
どーしたもんかいのぉ・・。と悩んでいるのであります。8-CURRENT や 8-STABLE をインストールした時と全然一緒な状態・・。orz。

そんなバナナっ!! この後におよんでいくら何でも 8.1-R まで行っても USB デバイスからブートできないなんてありえないだろうっ!! とか思い、いよいよ IRC で聞いてしまいました。そしたらとある有名なコミッタの方が以下の設定を /boot/loader.conf に書いてみそ。と言うので言われたとおり書いてみました。

kern.cam.boot_delay=10000

 
インストール直後の状態でシングルユーザでもブートしてくれないのにどうやって /boot/loader.conf 編集したらえーねん。とか思うのですが、僕は USB HDD を別の FreeBSD に接続して mount /dev/da0s1a /mnt したあとに /boot/loader.conf を編集しました。そのあとで再度 EeePC に接続してブートしたらっ!! おぉー。da0 がようやっと認識できて上のような dmesg となったのでありました;-)。わーいっ!! ありがとうございましたーー。

EeePC では 7 系 STABLEは今まで動作していたのですが、 8 系 STABLE はこの USB の問題で諦めていたのでありました・・。

ちなみに他の FreeBSD を持っていない人は /boot/loader.conf に書き込むこと、できないですよね。そんな人は ブート時のメニューで 6 を選択します。そこで set コマンド叩いてから boot とたたけば良いらしいです。ブートしたあとはすかさず /boot/loader.conf に設定を追加してあげれば OK です。

set kern.cam.boot_delay=10000
load /boot/kernel/kernel
boot

 
ふぅ。FreeBSD を USB メモリや USB HDD などからブートしたい人は上記設定を入れると、umass の認識でちょっと待ち状態が入るのでそのあとに da0 が認識され、ルートパーティションが取得できると言うわけですね。上記の設定が無い場合、da0 を認識する前にルートバーティションはどこぜお?ってなってしまうのでちっくとまちぃや。って感じで上記の設定を入れるのだそうです。

それにしても無事にブートできて良かったです。うんうん。さてと。今から csup で 8.1-STABLE にしようかなー;-)。

ほんにもう。それにしてもありがとうございました。

8月 282010
 

ちょっと訳あってネットワークに ping6 -w ff02::1%re0 とか打ったのですが、なんとっ!! iPhone4 が応えてくれたんですね。あぁれー。iPhone4 と言うか iPhoneOS と言うか iOS っていつから IPv6 Ready になったのさーっ!!

って驚いていたのですが、iOS4 になったら IPv6 Ready になったのねぇ。Apple はそんなこと一言も言ってない気がする。 Apple にとって、と言うか、ユーザは IPv4 使ってようが IPv6 使ってようが関係ない。と言うことなんでしょうねぇ。

自宅のネットワークは IPv6 ルータ(FreeBSD なんだけど;-)が RA 流していて、無線 LAN 上も IPv6 Ready なワケでして。なので、iPhone4 を無線 LAN 経由で利用して IPv6 なサイトを見るとまぁ;-)。

iOS4_IPv6_1.jpg

iPhone4 の Safari で icmpv6.org なサイトを見ると、このサイトはアクセスして来た IP アドレスを表示してくれるんですけども、iPhone 上の Safari を確認すると、おぉっ!!ちゃんと IPv6 でアクセスしてくれているのでありました。

これはちょっと感激なのであります;-)。

ちなみに iPhone4 上の Opera で試したら IPv4 でのアクセスでした。Opera はまだ IPv6 スタックを持っていないみたいですね。って言うか、Opera mobile って Proxy 側でキャッシュして、そのキャッシュが圧縮されたのを持ってきて表示するんだっけか。すると Proxy までのアクセスなので IPv6 はまるで必要無いのか。

後、その他 ping ユーティリティなど 2,3 で試してみましたが、古いヤツなので IPv6 には対応していませんでした。

Mail App は自宅のサーバに対して imap4 の SSL でアクセスしているのですが、サーバ側の maillog を見たらこれまた IPv6 でアクセスしていました。やるー;-)。

今のところはまだ Apple 謹製のアプリケーションしか対応してないんでしょうかね。

それにしても ping6 -w で応える機器って一体なんの実装使っているのよ?! って話はありますが;-)。

後は iPhone SDK で IPv6 スタックの API がどうなっているか、確認する必要があるかもですねぇ。今後の課題にしたいと思います;-)。

8月 262010
 

「CPU コレクション」の第八回目です。再び Cyrix の CPU の登場です;-)。

しかし、僕は Cyrix の MII-300GP 以前のラインナップにはいまいち疎いのですが、6x86MX-PR200 と書いてあります。ベースクロックは 75MHz。ふむ。P55C よりも FSB は上ですね。

Cyrix686MX_1.jpg

CPU 自体はあまり美しくないのですが、ペイント部分ははげて無くて綺麗に残っています;-)。MII の前身 の CPU なので MI (えむわん)と呼ばれていたらしいです。

前回掲載の DTI WinChip は会社の廃棄 PC から CPU を頂いてきた。と書いたのですが、この CPU も確か、時期をほぼ一緒にしてはやり廃棄 PC から抜き取った記憶があります。

それにしても WinChip や 6x86MX な PC(しかも自作) を使う会社でどんなだぁ?f(^^;;。

こちらが裏側。

Cyrix686MX_2.jpg

中央色違いの部分にうっすらと黒のペイントで “CANADA” と書いてあるのでありました。

あと一回、Socket7 なネタが続きます;-)。