8月 232010
 

ちょっと前のエントリーで「ibus-mozc を使う。」ってのを書きました。 「もづく」を使うよ。でもって emacs23 からでも使えるよ。ってやつですね。

で、ibus.el の作者さんの 「irie @ ウィキ」を眺めていたら「scim-bridge.elのぺえじ 」 ってのもあるのに気づきました。

この scim-bridge.el をインストールして emacs23 から利用すれば scim と通信して日本語入力ができるようになるんかな?とか思った次第であります。

でもって、scim と言えば scim-bridge はあるし、scim-canna もあるし scim-bridge-qt4 もあるしで、いろいろあるので scim-bridge.el を利用すれば canna.el なしで Canna の入力が可能になるのかな?とか思い早速試してみました。

まずは scim-bridge.el の ports を作ってみました。参考にしたのは同じ作者さんの ibus.el の ports です。textproc/ibus-el があるのでこれを参考にして作ってみました。以下の URL に置いてあります。

http://www.icmpv6.org/Prog/FreeBSD_ports/ports-scim-bridge-el-20100823.tgz

これをダウンロードしたあとに /usr/ports/textproc/ 辺りに展開してインストールしてください。一応関連性としては textproc/scim と textproc/scim-bridge は付けています。あとは自分の好みで japanese/scim-canna や textproc/scim-bridge-qt4 などをインストールしてください。

~/.emacs に記述するサンプルはこの辺りに置いておきます。

(setq jaime “???”) の文字列で mozc を利用するか scim-bridge を利用するか決定してください。

scim の 設定方法については以前書いた「kde4-4.4.5+qt-4.6.3 環境の scim-1.4.7。」を利用してください。これで多分 scim-bridge.el が動くようになったかと思います。

scim-bridge.el を利用してみてまず驚くのが、ターミナルへの文字入力と一緒でディスプレー上に SCIM のメニューバーが表示されることですね。本当に「ネーティブに動作しているの?」って思うんですが、Ctrl が入力される場面とか、日本語入力ができない時にはちゃんと SCIM がオフになるんですね。この辺りすごい。まぁ、ibus-mozc.el でもその動作は一緒なんですけどね。さすが同じ作者さんだけあって、動作が統一されていてなかなか嬉しいです;-)。また、感激します;-)。ありがとうございます。

あと、emacs 起動時には以下のように IME を none にして起動しているのでこれは多分文句無しにネーティブで動いているんだろう。という感じです;-)。

env XMODIFIERS=@im=none /usr/local/bin/emacs --no-splash

 
さてさて。僕がどうしてこの ports を作ったかと言うと・・。ちょっと前のエントリーで「emacs-23.2+Canna な emacs の ports。」と言うのを書いているのですが、この時に書いたパッチは今の emacs のメンテナの Ashish SHUKLA さん にメールを送っていて、しばらくやり取りしたあと、彼は 06/10 に改定した emacs の ports を Giorgos Keramidas さん 宛に奥っているんだけど、それは今でもちっとも反映されていないんですね。

なので、emacs23 の make config 時のオプションに WITH_CANNA=yes ってのがなかなか現れない・・。orz。 半分諦めの境地ですかね。

あと、実はもう一点あって、Ashish SHUKLA さん から emacs24 (ports 的には editors/emacs-devel なんですが) の WITH_CANNA の パッチも書いてねー。とか言われて、ちょっと書き直し始めたのですが、これがまたあーたっ!! emacs24 の configure の形式とか Makefile.in とかがずいぶんと様変わりしてしまって、ソースコード治すよりもそっちのほうが大変。みたいな感じになっているのであります・・。orz 僕、 C は解っても autoconf/automake はいまいちよくわからないのよねぇぇ・・f(^^;;。

ちゅーこって、ことえり キーバインドに対応した ibus-mozc に走るか scim-bridge に走ったほうがよっぽど早いのであります。 scim-bridge は Canna に対応しているしねぇ;-)。

と、言うことで、僕は多分今後 Emacs 用の WITH_CANNA なパッチは書く事はないと思います。是非とも scim-bridge.el のほうを利用していただけれると嬉しいのであります。

それにしても scim-bridge.el かぁ。これを利用すると Canna キーバインドでの文字入力もサクっとできるし嬉しいのであります。あ、筆者の場合、Canna のキーバインドをかな入力で利用しています。ローマ字入力は試していません。けど、~/.emacs の (scim-define-common-key ?\C-* t) の “*” の部分の文字を任意のものに変更するといろいろなキーバインドが利用できるようになると思います。

8月 222010
 

「CPU コレクション」の第七回目です。まだまだ Socket7 が続きます。この辺りから “マニア垂涎” となって行きます;-)。

今回の CPU は DTI の WindChip C6-200MHz。 ベースクロックは 66MHz ですね。P54C 辺りと同系列って感じでしょうか。

WinChip_1.jpg

この CPU はウル覚えなのですが、会社の PC を廃棄するって時にドレドレ。などと、パーツが再利用できないか確認した時に見つけたもので、この CPU を手に入れたばっかりに僕の CPU の収集が始まってしまったのでありました。つまり、ターニングポイントとなった CPU ということですね;-)。

Socket7 大好きだし、Intel や AMD ではない CPU だったのが魅力を感じたのでしょうね。当時はもう既に Cyrix MII-300GP を利用している時だったし。

こっちが裏側です。

WinChip_2.jpg

表はセラミックのパッケージに白いペイントなのですが、裏にはゴールドが利用されていて、チロッと文字が書いてあるのであります。

この CPU が僕の収集欲に火を付けたのでありました;-)。

8月 202010
 

ちょっと前のエントリーに「SCIM 動かなくなったよー。環境変数変えてみた。」みたいなこと書いたのですが、そもそも、IME 自体を変えてみることにしました。

僕は最近 MacOSX で ことえり を利用しています。正確に言うと ATOK for Mac 使っていてキーバインドを ことえり で利用しています。はたまた、Windows では「google 日本語入力」を利用してキーバインドはやはり ことえり を利用しています。

するっていと、FreeBSD でもそろそろ Canna のキーバインドを卒業して ことえり キーバインドに統一したいなぁ。と思うのが人情です;-)。

で、いろいろ調べてみたら uim には ローマ字->日本語 や ローマ字->カタカナ 変換のためのショートカットキーが用意されているんですね。で、試しにかな入力時のこのショートカットを ことえり 風に設定してみたら・・。あぁら・・。かな入力時には設定したショートカットキーが有効にならないのね。と、言うことでちょっとアングリ。orz。

それならば。と言うことで探していたら、IRC で教えてもらったのですが MacOSX や Windows 用には 「google 日本語入力」と呼ばれているものが Linux や FreeBSD では ibus-mozc(iBUS 経由で利用できる「もづく」) としてリリースされているのですねぇ。

ports 的には japanese/ibus-mozc になります。これを make install したあと pkg-message で表示される環境変数を設定して、再度 X にログインし直せばもうばっちり mozc が利用できるのであります。

iBUS と言うのは僕も良く知らないのですが、インプットメソッドとの通信をやりとりする規格みたいなものです。例えば Canna は cannaserver と port 5680 でやり取りしますが、これを iBUS 経由に置き換えると ibus-canna とか言う名前になるんだろうなぁ。と思います;-)。

で、本題に戻ってと。まずは iBUS で mozc を利用する設定をします。 KDE4 を利用している場合、kickoff メニューの「設定」に “iBus の設定” と言うメニューがあるのでそれを起動します。python で書かれた ibus-el-agent と言うのが多分プログラム名だと思います。

ibus-mozc_1.png

これで mozc を指定してあげます。これで iBUS は mozc と接続するようになります。ちなみに、KDE4 を利用しているとシステムトレイに iBUS のアイコンが表示されるようになると思います。

続いて mozc の設定をします。 MacOSX や Windows の「google 日本語入力」でよく見る設定画面ですね。コンソールから mozc_tool_config とタタきます。表示されたウィンドウで自分の好きな設定をします。

ibus-mozc_2.png

これで設定は完了。あとは [半角/全角] キーを押してベコベコ日本語を入力するだけなのであります;-)。僕は ことえり キーバインドのかな入力にしました。これで MacOSX、Windows、そして FreeBSD においてはすべて同じキーバインドになりました。やったーっ!!

なお、mozc の変換効率は少なくとも Canna よりは賢いと思います;-)。まだ使い込みがちょっと足りないですが・・。

あ。「google 日本語入力」にはいつまで経っても治らないバグが一個あります。文字を確定する前に漢字が表示されるプルダウンメニュー(これを「サジェスト」と言うのかな)が表示されますが、この「サジェスト」がマウスカーソルの上に表示されるとその段階で文字が勝手に確定されてしまいます。なので、文字を打つときにはマウスカーソルは画面上の全然関係ない場所に置いておくことをオススメしますX-(。

あと、かな入力時の “ー” 問題ががありますね。 Shift+| でないと “ー” が打てない。そんな場合は xmodmap で設定します。以下の設定で Shift キーなしで “ー” が打てるようになります。

keycode 133 = bar bar bar bar

 
ただしっ!! そーすると今度は “\” キーが打てなくなるのですが、これは “ろ” キーのところで打てます。 \rm * とか打つときに |rm * になってしまいますが、どっちが良いかは自分で判断してみてください。

さて。まだ一点残っております。 emacs23 ですね。こいつの IME はどうすんべ。とか思うのであります。僕自身は emacs23 用に Canna パッチを書いたので Canna を利用していたのですが、そもそも emacs23 だけが Canna キーバインドだと大変だぁ・・。と言うことになるのですが、ちなみに umeさん が ibus.el を ports にしてくださっているのでそれを利用することにします。ports 的には textproc/ibus-el になります。

あとは、~/.emacs の編集になりますが、ibus.elのぺえじ を参照すればその設定方法が分かります。でもって比較的容易に emacs23 を ibus 対応にすることができるのであります;-)。

つい最近 0.2.0 と言う最新版がリリースされました。これを利用すると良いでしょう;-)。

僕が利用している ~/.emacs は dot.emacs.fontSetUp として置いとくのでよかったら参考にしてみてください。 emacs23 がアンチエイリアスを利用しても遅くならないフォントの設定も一緒に描いておきました;-)。

これで本当にすべて、キーバンドの統一が出来ました。嬉しいですねぇ;-)。でもってemacs23 用の Canna パッチは書いたんだけども、emacs24 用のパッチは多分書かないと思います。けど、それはそれでしかたがないことなのかなー。と、自分では思っていますが・・。

8月 182010
 

MacOSX には Spotlight というのがありますが、これは利用している Mac のファイルの情報をデータベースに突っ込んで、それを後から検索できるようにしたものです。

これと似たようなことが、最近の KDE4 では利用することができます。strigi と言うものですね。ports 的には deskutils/strigi です。こいつは KDE4 をインストールすると比較的容易に利用可能で、KDE のスタートメニューの検索や、システム設定での検索などで利用されています。

strigi 自体は FreeBSD 中のファイルの情報を収集してデータベースにほーりこんで検索できるようにしてくれますが、その時に NEPOMUK を利用して、検索しやすい索引情報を付加します。ちなみに NEPOMUK は ports ではなく、KDE4 の一部として、ports では x11/kdebase4-runtime に含まれています。

しかし、KDE4 をインストールして早速 Spotlight みたいにデータベース作って検索可能にするぜぃ。と思ってみても FreeBSD の ports では KDE4 を全部まるまるインストールしても、データを格納するデータベースがインストールされないので default で strigi を利用することはできません。

KDE4 のシステムトレイの 丸 “i” マークの所に「virtuoso がインストールされてないので strigi は利用できないよん。」とメッセージが表示されます。つまり ports 的には databases/virtuoso をインストールして初めて利用することが可能になります。

それはつまり、KDE4 の ports と virtuoso は関連性が切られていると言うことですね。ワザと切っているのかたまたま忘れただけなのかはビミョーですね。関連性を付けてしまうと「デスクトップ検索なんざいらねーぜ。」って人の環境でも動作してしまう。と言うことななるので・・。

自分から進んで databases/virtuoso をインストールしたら一旦ログアウトして再度ログインしましょう。これで strigi を利用する準備が整いました;-)。

既にバックグラウンドで strigidaemon と nepomukserver が動き出したかもしれません。データ収集開始ですね。

どこのディレクトリ、どのファイルを収集するかは「システム設定」の [詳細] タブの「詳細なユーザ設定」の中にある「デスクトップ検索」で設定することが可能です。

strigi_1.png

[基本設定] タブでは両方にチェックを付けます。検索を止めたい時はこのタブのチェックを外します。 [ファイルのインデックス作成] タブではディレクトリとかファイルの設定を行います。左側のメニューでどのディレクトリを検索対象とするか、右側でどのファイルを検索対象とするかを指定します。

後はひたすら待つばかりです。システムトレイに時々情報が表示されるのでまぁ、気がついた時に確認してみましょう。

インデックスの作成はけっこうこまめに起動しています。救いなのが一個の CPU しか使わないのでマルチコアの PC の場合にはそんなに苦痛は感じないのではないかと思われます。あ。けど、ディスクアクセスが気になる場合もあるかなー。 1Core な CPU や回転数の遅い HDD を利用している場合には stringi 自体は利用しないほうが良いですね。databases/virtuoso をサクっと pkg_delete するのが良いかと思われます;-)。

さてと。strigi と nepomukserver で集めたデータは $HOME/.strigi/ に格納されます。 clucene/ と言うディレクトリの中に入ります。雰囲気的には qdbm みたいな感じでしょうかね。ただ、サイズが気になるところではありますが。

データ収集はこんな感じで、続いて実際に検索結果を表示したい所ですが KDE4 を利用していない人は strigiclient と言うコマンドがあるのでそれを利用してみてください。検索結果が表示できるかと思います(後、検索パスも指定できます)。

KDE4 を利用している人は K メニューから「ファイル/フォルダを検索」を指定して起動してください。 kfind と言うコマンドが起動されます。後は [名前/場所] や [内容] のタブでそれぞれ検索すれば結果が表示されるようになります。

strigi_2.png

これでデスクトップ検索ができるようになりました;-)。

もし、検索しても何も表示してくれない場合にはもしかしたら kfind を以前に起動したことがあるからなのかもしれません。$HOME/.kde4/share/config/kfindrc を削除して kfind を再実行してみてください。

パッと思いつくのは Thunderbird や mew などのメーラ(MUA) で、こいつらは独自の検索システムを持っていてそれぞれ個別にデータベースにその情報を突っ込んだりしていますが、それも必要ないかなー。デスクトップ検索でメールの情報もパスに入れてしまえばデータを保持する場所は一個で済むし。みたいな感じでしょぅか・・。

とは言いつつやはり、デスクトップ検索のデータ収集中(インデックス作成中)はそれなりに CPU とメモリを持っていかれるのでちょっと贅沢なマシン環境で実行するのが良いかなぁ。と、僕も思うのであります;-)。

まぁ、あるものは使ってみた。と言う感じでしょうか;-)。

ちょっと前に書いた「KOrganizer と google カレンダーの sync。」の記事もそうなのですが、今まで X と言うのはマルチウィンドウでターミナルと emacs を利用する。みたいな感じだったのですが、最近はコッテリとした “統合デスクトップ環境” の各機能を使いこなしても面白いなぁ。などと思うようになってきました。

KDE4 の アドレスブック(kaddressbook) と AdtiveDirectry を連携させてみたり、MacOSX 上のアドレスブックの情報を vCard で出力して KDE4 の アドレスブックに食わせたりとか。

なんか、ようやっと “統合デスクトップ環境” を使いこなせてきたぞぉ。みたいな感じがしてきました;-)。これからもちょくちょく書いていきたいです;-)。

8月 172010
 

こんにちは。「CPU コレクション」の第六回目です。今回の CPU は僕は利用したことは無いのですが、コレクションとして「欲しいなぁ。」と思っていたものです。

手元には K6/266MHz と 300MHz がありますが、あれあれ? 300MHz のほうは K6-2/300 って書いてあるなぁf(^^;;。

AMDK6_1.jpg

前回掲載した K6-2 な CPU はヒートスプレッタに溝が掘ってある感じのヤツだけと、こっちのはペイントしてあるので僕的には見た目はこっちのほうが好きなのであります。なので、コレクションとして、是非手元に置いておきたい。と思ったのでありました。

AMDK6_2.jpg

裏側はやはりサッパリとしたものです;-)。

AMDK6_3.jpg

二つ並べるとこんな感じ。しかし、300MHz のほうは K6-2 であったか・・f(^^;;。ペイント版は “AFR” 溝掘り版は “AFX” と書いてあるのできっと何かが違うのでしょうなぁ。

僕に取ってはどちらも大切なコレクションなのであります;-)。

8月 162010
 

ちょっと前の記事で「fon ルータが送られてきました。」ってエントリーを書いたのですが、僕の手元には古い fon ルータ二個と新しく SoftBank からもらった 802.11n に対応したのが一個の合計三つがあるわけです。

これら、複数個の fon ルータに対して iPhone4 で接続して設定とか色々いじっていて驚いたことがあったので書いておきます。

先に SoftBank の動向を見ると「孫さん。多分 jobs にお願いしたんだろうなぁー。」って思える点が見え隠れするんですね。まぁ、fon 自体はインターナショナルなので「日本発」ってことは無くて fon 側から Apple に提案したのかもしれないけど。

SoftBank から届いた fon の新しいルータは「fon ルータが送られてきました。」のエントリーに掲載した一枚目の写真なんですが、こいつは fon ルータにアクセスして設定変更しようとしても、パブリック Wifi のほうは変更できないんですな。”FON_FREE_INTERNET” って SSID 固定なんですね。でもって古いヤツ、写真二枚目の左側ですね。こいつのパブリック Wifi は違う名前なのですが、任意の文字列に変更できるのであります。

で、iPhone4 と言うか iOS4 で “FON_FREE_INTERNET” にアクセスすると・・。

fon3_2.jpg

なんとっ!! 「自動接続」と「自動ログイン」てメニューが現れるんですな。パブリック Wifi 側を “FON_FREE_INTERNET” 以外の例えば “FON_iOSAP” とかに変更して、iOS4 でアクセスするとあぁら不思議。「自動接続」と「自動ログイン」の二つのメニューは表示しないのであります(@_o)。

“FON_FREE_INTERNET” と言う文字列ではない SSID の場合、毎回 ID とパスワードを専用の画面で入力する必要があります。古い fon ルータを利用していた場合 SSID は “FON_FREE_INTERNET” になっていないので結構苦痛です・・。orz。

明らかに iPhone4 と言うか iOS4 の機能として “FON_FREE_INTERNET” と言う文字列を認識しているのであります。ちょうど SoftBank が fon ルータを配ったから “FON_FREE_INTERNET” を認識したのか、fon のほうが Apple ににじり寄ったのか解りませんがタイミングが一緒と言うのがあやすいぃーのであります。

後、fon.com の fon ルータの管理画面のキャプチャも付けておきます。

fon3_1.jpg

アカウントを作成して fon ルータを登録するとこの画面から fon ルータの管理が行えます。 SoftBank が配っているのは 802.11n に対応しているので速いです。それに引き替え、僕が以前から持っているものは 11g にしか対応していませんが。

どちらもこのキャプチャのように二つの SSID と ルータへのログイン用パスワードと WPA キーを変更できるようになっています。なので、 192.168.10.1(default の fon ルータの IP アドレス。設定画面が表示される) にアクセスする必要はあまり無いような感じでしょうか。

それにしても iPhone (iOS4) が “FON_FREE_INTERNET” と言う文字列によって動作が異なるというのは、僕的にはかぁなり衝撃でした。以前から持っていた fon ルータの パブリック Wifi 側の SSID は早速変更しました。

なので、これを読んでいる方で、以前の fon ルータを持っている方は是非、パブリック Wifi 側の SSID を “FON_FREE_INTERNET” に変更することをお勧めします;-)。

8月 102010
 

「CPU コレクション」第五回目はよいよい Super Socket7 の大本命 AMD K6-2 の登場です。実はこの CPU 、筆者は 300MHz->450MHz->500MHz と、合計三つも購入(利用)しているのであります(あれ? 500MHz は人からもらったかな?;-)。

なお、前回掲載した Cyrix MII-300GP は ASUS T2P4 と共にこの後、2004 年頃まで自宅のサーバとして稼働してくれます。AT 規格の PC が随分と長持ちしたものだと感動したものでした。

さて。筆者としては自宅に二台目となる筐体を購入します。複数台の PC が自宅に存在するようになるのもこの頃からとなるのですが、今度購入したマザーボードは ASUS の P5A。自宅に初めてやって来た ATX 規格のマザーボードとなります。P5A についてはまだドキュメントが手に入ったりするのですね。ちょっと感動。

で、このとき Intel は既に PentiumPro、Slot1 の PentiumII に移行しているため Socket7 用のチップセットは出していません。Super Socket7 のチップセットはサードパーティからのリリースとなるのですが、この ASUS P5A は ALi のチップセットが載っているのでありました。

AMDK6-2_1.jpg

こちらが P5A で利用した AMD K6-2/500MHz。FSB100MHz で稼働できる CPU です。マザーボードには AGP スロットもあり、グラフィックスも強力なものも利用できるのであります。

こちらが裏側です。随分素っ気ないモノです(^^;;。

AMDK6-2_2.jpg

一台はサーバに、もう一台はデスクトップとして利用することになった Socket7。この後 AMD が Athlon CPU をリリースするまで、ずっと我が家で利用することになるのであります。

AMDK6-2_3.jpg

さてと。この後、筆者は Secket370 Celeron Dual で遊んだ後に Athlon に移行していくわけですが、そこに到達する前まで、なんと更に 10 回も記事を書かなければならないことが発覚しました。
まだまだ手持ちの CPU がたくさんあるのであります。次回以降も是非お楽しみください(書いている本人が自己満足しているだけとも言う;-)。

8月 052010
 

最近は iPhone4 の記事がちょっと多かったのですが、それも一応一段落した。と言う感じでしょうか。久しぶりに「CPU コレクション」行きましょうか。今回は第四回目です。

実は、この CPU、僕が今まで使った中で一番好きな CPU だったりします。ソケットの中でも Socket7 が一番好きですからねぇ。

今まで、一回目の Pentium二回目の PentiumMMX を ASUS の T2P4 と言うマザーボードで利用してきたのですが、このマザーボードは「とあるピンをショートさせるとベースクロックを上げることができるぜい。」と言うウワサが流れて、本来なら FSB が 66MHz なところを最大で 83MHz までアップできたんですね。

そんな環境のところに、当時ちゃっとで知り合った大阪のお姉さんから「たかちゃん て Sockect7 使っているんだよねぇ。CPU あげよっか?」と言うので大阪からわざわざ送ってくれたのがこの CPU なのでありました;-)。

CyrixMII300_1.jpg

当時は PentiumMMX 166MHz な CPU を使っていたのですが、いきなり FSB 75MHz な CPU が手には入って、クロックは 233MHz。当時 MII-300 は「PentiumMMX の 300MHz と同等の性能が出るぜぃ。」ってんで MII-300 と言う名前にしたんだと記憶しています。

Socket7 のとあるピンに細い針金を「U 字型」に曲げたのを差し込んでショートしたのですが、僕自身、多分この辺りから自作・改造に目覚めたのだと思います;-)。

CyrixMII300_2.jpg

こっちが裏側です。

これで PC の速度は随分と速くなりました。嬉しかったなぁ。この、ASUS T2P4 の 75MHz 化での Super Socket7 な環境は、僕の PC の中でこの後も比較的長く続くことになります。そして、その後は FSB 100MHz の純粋な Super Socket7 に続いて行くのであります;-)。

後、この CPU は色使いも良い。ヒートスプレッタがゴールドで文字が黒。見た感じ、眺めていても飽きが来ないし中々良いのでありました。

CyrixMII300_3.jpg

今でもこうして、コレクションとして持っている大切な CPU なのであります。

7月 272010
 

以前のエントリーで「iPhone3G の GPS 考察。」というのを書いたのですが、今度は iPhone4 の GPS について色々書いてみたいと思います。

筆者は iPhone3G から iPhone3GS を飛び越えて iPhone4 に行ったクチです。なので、iPhone3GS は体験していないので、この記事は iPhone3G との比較として書いています。

まず、結論から言うと「iPhone4 の GPS はすげーぞ。」って感じです;-)。

今回利用した iPhone アプリは GPS Stone (もう AppStore には無い?!)と言うヤツです。

現在の GPS ポイントを把握して、録音ボタンを押すと移動している最中に地図上に線を引いてくれます。また、その時、速度も表示してくれる。と言うものです。

会社帰りに電車の中でこのアプリを起動し、どの程度正しいトレースを残してくれるか確認してみました。

IMG_0011_iPhone4_GPS.jpg

キャプチャ時の画面は右から左上の北千住までトレースしている最中のものです。最初は起動したばかりだったので安定していなかったのですが、その後はばっちりと線路を補足するようになりました。北千住駅の青いマルが GPS 制度を示していて、青い丸が小さければ小さいほどより正確であることを意味しています。

僕はこの区間では、iPhone3G を利用している頃からよく GPS で色々遊んでいたのですが、iPhone3G の頃は線路の下方向に約 7mm ずれていました。また、北千住のホームは電波の入りが悪いので右側へ約 1cm ほどずれたりしていました。それだけ現在地がずれていたんですね。iPhone4 の GPS のほうがより正確に現在地を捉えることができる。と言う感じです。

後、もう一個。地図がちゃんと追随してくるんですね。今回利用した MySpeed と言うアプリは自分の居るポイントが画面から消えそうになるとちゃんと真ん中にずれて、地図を読み込んでくれる機能を持っているのですが、これまたちゃんと追随してくれる。

また、地図上では「駅通過中」状態の時、窓の外を見るとちゃんと駅を通過中だったりするので、誤差的には 10m ほど遅れている程度かな。と言う感じで、中々やります;-)。

と、言うことで iPhone4 の GPS は iPhone3G のよりもずっと性能が良いと思います。あ、後、SoftBank が努力している。ってのもあるのかな?電波の入りが悪いと地図のダウンロードもできないので、それが解消されつつあるのかもしれません。どっちにしても iPhone4 ユーザには嬉しいかぎりです。

現在、iTunes App ストアでは navico 全国詳細地図版 (iTunes へ飛びます)と言うカーナビアプリが人気みたいですが、iPhone4 だと多分耐えられるんでしょうなぁ。と言う気はしないでも無いのですが、僕の車にはそもそも GPS が付いているのでまぁ、チャリかバイク用になるかなぁ。とは思うのですが、多分買わないでしょうなぁ;-P。

と、言うことで、GPS も(iPhone3G に比べて)すばらしい iPhone4 なのでありました;-)。

7月 242010
 

この間、iPhone4 を購入した時、SoftBank の店員さんに「fon のルータはいりますか?」と聞かれたのですが、その時には「もう既に二つ持っているので必要ないです。」って答えたのですが、ウェブなどで調べてみると 802.11n に対応していると言うので「欲しいです。ください。ください。」と言ったら「今は在庫が無いので郵送します。」とのことだったのですが、本日届きました;-)。わーーい。

ウェブで調べてみると「肉まんみたい。」ってコメントが多かったのですが、果たして、僕の所に届いたのも「肉まん」みたいだったのでありました;-)。

IMG_2532_fon_router_1.JPG

僕は随分前から fon ユーザで、当時は 1,000yen で購入した fon ルータが二つあって、アカウントも持っているので今回は三台目の登録になるのであります。

今回送られてきた fon ルータの説明書には FON_ な AP を使う資料はあるんだけど、MyPlace のほうについてはあまり詳しく書かれていない。僕は fon のアカウントを持っているのでそんなに苦痛では無かったのだけどねぇ。

新旧二台並べたのはこんな感じ。

IMG_2537_fonrouter_2.jpg

新しいのは 802.11b/g/n の通信ができて、消費電力は 5V、1A 前のが 802.11b/g で 5V、2A。ふむー。技術の進歩とはすごいものだ。と驚くしか無いのであります;-)。

それにしても MyPlace のほうを使うためには fon の裏の WPA: で書かれている10桁の文字列をパスワードにしてログインする必要があるのだけど、これを全く受け付けてくれない。書かれている文字が”1″(いち) なのか “l”(える小文字) はたまた “I”(あい大文字)なのかまったく解らない。 “9” と “q” とかも・・。orz。

ちぃともログインできないのでサポートに電話もしたのだけど、機器のシリアル番号と WPA: の文字列は管理していないらしいので、自分の思ったパターンをトライしてもらうしか手は無い。とのことでした。orz。

まぁ、あきらめ半分で自分の fon のアカウントでウェブページにログインして、今回の三台目の機器をとりあえず登録すんべ。とか思って登録したら・・。ぬあんとっ!! ウェブから WPA: のキーやら SSID やらを変更できるのね。

すげーっ!! なので、本体の裏のキー値の文字列が解らなくて MyPlace にログイン(接続)てきなくて、192.168.10.1 に接続して必要な情報の変更ができない状態でも、ログインしたウェブから機器本体に対して変更をかけるんでしょうな。二分後に iPhone4 の無線 LAN から変更後の MyPlace の SSID が見えて、ウェブで設定したパスワードでログインして事なきを得たのでありました。

なので、SoftBank から fon が送られてきた人は、ひとまず、fon にアカウントを作ったほうが絶対に良いと思う。僕は当時、iPod Touch の人だったので fon の有用性を知ったのだけどねぇ。

今は旅などでホテル泊する時は NotePC ではなく、fon ルータと iPhone を持って行って接続しているのであります。当時は 1,000yen だったけど、今回はタダでゲットしました。うれしー;-)。