3月 192010
 

前回の「FontBook ライクなフォント表示ツール。」の続きです。

「GUI が欲しいなぁ。」などと README.txt の中に書いているのですが、考えてみたら pango-view.sh ファイルを走らせるシェルスクリプトにフォント名を付けて、それをファイルマネージャからダブルクリックして実行すれば良いだけじゃん。などと、ヒジョーに安直な考えが頭に浮かびました。で、それを実戦したのがこんな感じ;-)。

from_dolhin.png

僕は KDE 使いなので Dolphin を利用しているワケですが、とあるディレクトリに MS_ゴシック.sh と言うファイルを作ってそれをクリックすると pango-view.sh が動作するようにするだけ;-)。こうすることで自分の環境にインストールされているフォント名とその書体が一目瞭然となる;-)。

え? そんなん必要無いって?(^^;;。 デスクトップとして利用していてフォントをたくさん突っ込んでいると書体を確認したい時ってあるのよー。

で、fc-list からフォント名が付いたシェルスクリプトを吐き出すのは perl で書いてしまいました(^^;;。大体こんな感じ。これを cron とかで定期的に実行すればたえず最新のフォントを閲覧できるってわけですね。ってそんなに頻繁にフォントをインストールしないか;-P。

#!/usr/bin/perl
use strict;
my $fc_list_cmd = "/usr/local/bin/fc-list"; my $sort_cmd = "/usr/bin/sort"; my $sh_cmd = "/PATHTO/pango-view.sh"; my $fontsize = 120;
my $command = $fc_list_cmd . "|" . $sort_cmd; open(CMD,"$command|"); while(<CMD>) { s/\\//g; my (@t1) = split(",",$_); my ($fontname,@t2) = split(":",$t1[0]); my $filename = $fontname; $filename =~ s/ /_/g; # print $fontname . "\n";
my $outfile = "./Fonts/" . $filename . ".sh"; open(OUT,">$outfile"); print OUT "#!/bin/sh\n"; print OUT "$sh_cmd \"$fontname\" $fontsize\n"; close(OUT); chmod(0755,$outfile); } close(CMD);
exit 1;

 
けど、僕の中ではかぁなり、フォントの扱いが楽になったんですけど;-)。

あ。pango-view.sh の中身は相対パスから絶対パスに書き換えています。さむないと Dolphin が認識してくれなかった。