6.2-STABLE を追っかけていて、ports も最新を追っかけているんだけど、xorg にセキュリティホールがあったからだか知らないが、一個バージョンが上がり xorg-7.3 になった。
このバージョンアップ作業において、僕の環境では xorg-server が古い開発用のバージョンが入っていたために随分とややこしい事態に陥ってしまった。xorg-drivers は大きく xorg-server に依存しているので、まずは xorg-server を最新にする必要がある。なので xorg-server は真っ先に確認しましょう。
で、xorg-drivers ですが、大きく派手に変わりました;-)。make 時に opsions でインストールするドライバを選択できるようになりました。これで不要にインストールされる ports を減らすことができます。しかし、xorg-7.2 でインストールした不要になった ports は自動的に削除してくれないので自分で削除する必要があります。pkg_delete /var/db/pkg/xf86-video-* などとして、依存関係のなくなったドライバを削除します。
後、もう一点。xf86-video-i810 なるビデオドライバですが、これの後継として xf86-video-intel と言うのが用意されています。Intel 82915G/GV/910GL Express Chipset Family Graphics Controller においては、xf86-video-i810 ドライバでは動作しなくなったので、この ports を削除して xf86-video-intel をインストールすることにより xorg-7.2 で利用していた xorg.conf を、ほんのちょっとの手直しで引き続き利用することができます。
xorg.conf の Section “Device” において Driver “i810” と記述していた部分を Driver “intel” に書き直してから X を起動するようにしましょう。
また、xf86-video-i810 と xf86-video-intel は排他です。どちらか一方しかインストールできないので注意しましょう。
9月 212007