12月 122015
 

最近は Windows10 mobile 対応のスマートフォンがドドドと出て、検索サイトからこのサイトへ飛んでくる方も多くなったようです。

僕はずっと Nokia Lumia620 を利用していたのですが、Windows Phone8 -> 8.1 -> 10 と進んできました。
Nokia Lumia620 で利用する Windows10 mobile は非常に、良くフリーズします。一日 2,3 回バッテリーを抜くことがあります。マウスコンピューターの MADOSMA で Windows10 mobile を利用している人に聞いてみると『特にフリーズするようなことも無く安定して動作している。』とのことでした。マウスコンピューターの作り込みはちゃんとしている。と、いうことなのでしょうなぁ。

 
さて。今回は僕が利用している Lumia620 にインストールされているアプリの一覧をドドドと掲載します。非常に長い JPG ファイルになってしまったのですが、お許しくださいf(^^;;。

僕は Windows ストア ギフトカード を購入したことがあるので有料アプリも買うことができます。何個かのアプリは実際にお金を出して購入しています。

Windows Phone8/8.1 の頃には動いていたけど Windows10 mobile にしたら動かなくなった。なんてのもあったりします。Remote という iTunes リモコンアプリなんかは iTunes と同期ができなくなりました。ファイアーウォールとかが悪さしているのかな?しかし、まぁ、それはそれでしょーがないかな。

お勧めは

  • GPS Voice Navigation (有料版)
  • Net Check Pro (有料版)
  • Note Plus (有料)
  • People+
  • Pockt File Manager (有料)
  • UniShare

などでしょうかねぇ。有料版を買うのは『お金払うからさぁ。今後もジャンジャン Windows mobile 対応のアプリ書いてねぇ。』という、期待も込められています。

今、 Windows Store にアプリが少ない。と、言われていますが、考えてみると初代 iPod Touch や iPhone3G を使っていたときにはアプリはほとんど無かったんですよね。その頃と似たような状況です。
そして、今あるアプリは広告が無いのが多いので僕的には非常に嬉しいです。アプリがドドドと増えてくると広告が出るアプリが多くなってイヤなんですよねぇ。

と、いうことでアプリの一覧の JPG 貼り付けてこのエントリは終了です。皆さんも、少ないながらも、よさげなアプリを見つけてみてください;-)。

Windows10mobile_All_Apps

11月 082015
 

いやぁ。ようやっと来た。と、いう感じです。あ。 NOKIA Lumia620 のお話です。

Windows Phone に Windows Insider をインストールして First にしていると、デスクトップ版のように一足早く試せるんだけど・・。

今までは 10.0.10166.0 という Insider Preview 版でした。こいつはひどいバージョンで、

  • 日本語キーボードがダウンロードできないので日本語が打ち込めない
  • SD カードが OS から見えないので本体のスペース食いつぶす

到底実用できるバージョンではありませんでした。

電話の更新 には新しいバージョンが見えていてダウンロードまでできるんだけど、インストールのときに失敗しているという状態が四ヶ月くらい(デスクトップ版 Windows10 がリリースされた直後くらいから)続いていたんだけど、ようやっとバージョンアップできたよー。

今度の Insider Preview のバージョンは 10.0.10581.0 です。

Windows10mobile_10581_1

やったーっ!! と、いう気分で色々いじってみました。あ。いじるときは羽田とか成田の出国ゲートを出た辺りで色々やりましょう。

何ができるようになったかと言うと、

  • 日本語キーボードがダウンロードできるようになったー。日本語が打てるようになったー。
  • 設定から[システム]->[ストレージ]と来て表示はちと怪しいんだけど SD カードが OS から認識されるようになりました。試しに写真撮ってみたらちゃんと SD カードに保存されるようになったり、ダウンロードしたモノも SD カードに保存されるようになったー。
  • スタートメニューにフォルダのようなモノが表示されるようになった。
  • 3G もバリバリー。ただ、10166 の頃に 3G SIM カード入れてないのでその頃から動いていたかは知らないf(^^;;。
  • テザリングも無事に使えます。ただし 3G なので非常に遅いけど・・。
  • Cortana は日本語版がダウンロードできるようになった。天気予報とかは教えてくれますf(^^;;。

 
まぁ、日本語キーボードが利用できて SD カードが OS から見えるようになったらそれはそれで使えかなぁ。とか思っています。

が、ダメな部分も書いておきます。

  • 結構頻繁にフリーズ・もしくは再起動する。OneNote 使っているときに再起動とか・・。orz
  • Bluetooth キーボードはまだ使えないみたい。
  • USB な機器もまだみたい。下にちょっと書くけど。
  • あと、なんかあるかな?
  • 画面出力ができないのは Lumia620 の機能がたりないからな・・。
  • がんばれーコルタナ。って感じ。会話は Siri には及ばないけど・・。けど、その前に良く落ちるf(^^;;。

 
とまぁ、こんな感じで、随分と使いやすくなりました。と、いうか、その前に Lumia620 も Windows10 mobile の対象になっていてくれていて良かった。と、いうのがあります。

 
ちゅーこって、あと、色々やってみたので書いてみます。

  • https://www.windowsphone.com/ja-jp/ ってのはどこに行ってしまったんだろう?以前はここから Windows Phone にアクセスして自分が購入したアプリはウェブから Lumia620 にインストールできたんだけど、その機能がどっか行っちゃったよー。 google の Play Store のようで嬉しい機能だったんだけど・・。
  • NOKIA Lumia620 を Mac に USB で接続すると、以前は Microsoft 謹製の Windows Phone アプリがあったんだけど、それは今は動かなくなりました。 Lumia620 を Mac に USB で接続すると 写真アプリが起動して写真を読み込んでくれる動作はするんだけど、撮った写真を SD カードに保存していると『写真は無い』と写真アプリが言います。

 
しかし、まぁ、最大の懸案であった日本語キーボードと SD カードが使えるようになったのは大きいですね。

なんか、あまりネタが無い記事になってしまいました。今日の午前中からいじり始めたのでねぇ・・。

しばらくは常用してみようと思います。あ。海外で;-)。

8月 272015
 

ちょっと前のエントリでiPod mini を復活させたー。ってのを書いたのですが、iPhone6 は大きすぎてダメだぁ。音楽聴くには iPod のほうが良いねぇ。と、いうことになったんですけども。

でもって、その復活した iPod mini も 4GB のディスクから 32GB の SD カードにしたので容量がドドドと増えた。と、いうことですね;-)。

最近は音楽は iPod mini で聞いておりますが iPhone5,6 に付属の EarPods のリモコン機能は iPod mini では利用できないですね。
考えてみると iPod mini は 3.5 インチジャックの横にリモコンコネクタが付いていて、他の機種とは互換が無いのでありました。

と、いうことで、今更ですが Dokc コネクタ用の FiiO E1 を購入しました。別に新規に利用するということはなく、今回が二回目の購入になります。
一回目の購入は iPhone4 用に購入していますね。

当時は 2,980yen で購入した。と、書いていますが、今回は 1,400yen で購入しました。もしかしたら、もう在庫一斉セールになっているのかもしれないですね。最近は Dokc のデバイスも少なくなっていますしね。

IMG_2411_get_FiiOE1_1

しかし、つい最近まで iPod Classic が売っていたので、それを利用している人にとっては Dock コネクタはまだまだ現役ですしねぇ。

今のうちに Dock コネクタ用のパーツを色々買い求めておくのが良いのかもしれません。近いうちにアキバに行って Dock コネクタの車載用 FM トランスミッターも手に入れてくるかなぁ。

うちではまだまだ現役の iPod mini なのであります;-)。

7月 032015
 

手持ちの Nokia Lumia620 は WindowsPhone8.1 から Insider Preview にして Winsdows10 mobile にしたけど、ウェブ上では、更に新しい Windows10 mobile の Insider Previrw にするには一旦モトの状態に戻してからでないとインストールできない。というのをちらほら耳(正確には記事を読んだので『目にした』か;-)にしました。

僕の利用していた Windows10 mobile の IP 10.0.12562.84 なるバージョンには「リセット」というメニューがないんですよね。しかし、仮にリセットしたしても Windows10 mobile のマッサラな状態に戻ってしまうので、既に Windows10 mobile になってしまっている端末を WindowsPhone8.1 に戻すには Microsoft から専用の Windows 用プログラムをダウンロードしてそれを実行するしか無いんですね。

マイクロソフトのサイトから WindowsPhoneRecoveryToolInstaller.exe というのをダウンロードして来て Windows8.1 にインストールします。

インストールしたモノを起動すると WindowsPhone を接続しろ。と、いうので接続するとメニューが出てきて WindowsPhone8.1 へのダウングレードが開始されます。

これを使うと WindowsPhone8.1 と Windows10 mobile を、時間はかかりますが行ったり来たりできるので嬉しいですね。

と、いうことで上記プログラムをインストールした PC で当該プログラムを起動して Lumia620 を接続し、ダウングレードの開始です。

が、しかし、中々うまく行かない。 Lumia620 の個体のせいかもしれないけど、4,5 回目にようやっと初期化が開始されました。
失敗している最中に起動しているプログラムのあちこち見ると以下のような画面が出たりして、ボリューム下げるボタンと電源ボタンの同時押しでリブートしてみろ。などという画面が出たりします。

Win10m_81_10_3

何回か試してようやっと初期化プロセスが開始し、ステータスバーが順調に伸びていきます。

 
しかしっ!! 第二関門が待ち受けています・・。orz なんとっ!! 初期化の途中で止まってしまい、プログラムはそのまま終了してしまうんですね。

ヲイヲイ。初期化の途中で終了してしまうってことは、通常であれば初期化している端末は文鎮化してしまう。と、いうことだろう・・X-(。などと激しく焦るわけです。もう Lumia620 は終わった・・。などと思いつつどうしてくれるんだ? サポートはマイクロソフトがしてくれるのか?などと頭を駆け巡るんですね。

Win10m_81_10_2

しょーがないので PC 上で再度初期化プログラムを起動し、接続してみましたよ。そしたらあーた。初期化プログラムは Lumia620 を認識してくれで再度初期化プロセスが走るではありませんかっ!! やるなぁ。マイクロソフト。さすがは謹製プログラムと謹製端末の組み合わせだけのことはある。などとみょーに感動し、再度しばし待つのであります。

が・・。こちらも初期化で 3,4 回失敗し、そのたんびにハラハラドキドキしたのですが、特に文鎮化する。と、いうようなことは無く、無事にアップデートできたのであります。

Win10m_81_10_1

アップデート中の Nokia Lumia620 の状態です。 “NOKIA” のロゴが普段よりちょっと大きくて色が赤い状態というのは初めてみました。

 
ダウングレードが無事に終わると WindowsPhone8.1 になっていました。おぉ。久しぶりに見る 8.1 だぁ。ちゃんと Office もあるし、これはこれで良いねぇ。などと思いつつ、バックアップをマイクロソフトのサイトからダウンロードし、今までインストールしていたアプリもダウンロードしてほぼ復活。と、いう状態になりました。

このとき、合わせて Windows Insider アプリもダウンロードし accept を押した状態にしておくと WindwosPhone8.1 のアップデートだと思ってアップデートかけたらいきなり Windows10 mobile になってしまうので注意が必要です。

僕の場合、あっという間に WindowPhone8.1 が Windows10 mobile になってしまいました。マウスコンビュータの MADOSMA の恩恵により多少進歩したと思われる WindowsPhone8.1 をもう少し使ってみたかった・・f(^^;;。

 
と、いうことでダウングレードした WindowsPhone8.1 は一日程度でまたまた Windows10 mobile になってしました。今回のバージョンはこんな感じです。

Win10m_81_10_14

以前のバージョンよりもダウンしていて 10.0.10149.0 というバージョンです。マイクロソフトはどーいう管理しているんだろ?

と、いうことで最新版の Windows10 mobile にしてみた感想ですが、

  • お。 Microsoft Edge が降ってきたねぇ。 Project Spartan は文字化けしていたんだけど、新しいアイコンで動作するようになりました。
  • GUI など全体的にしっくりしてきました。設定画面とか、全体の表示がだいぶまとまってきたような気がします。翻訳もだいぶされてきたしね。もうそろそろ最終版に近くなってきたのかな?と、いう気分にさせてくれます;-)。
  • 日本語キーボードがダウンロードできない。何回やってもダウンロードできない。なので日本語が打てない・・。orz
  • OS からは SD カードが見えない。ダウンロードしたアプリは全て本体に入れてしまうので容量に不安が有ります。僕の場合、残り 3.5GByte とかそんな感じ。しかし、 OneDrive や Pocket File Manager などのアプリからは SD カードが見えるので、どうなっているんだぁ? 状態です。
  • 「設定」はだいぶかゆいところに手が届くようになって来ました。メニューが理路整然と並べられ、使う機能の翻訳は進んできているイメージがあります。また、やっては無いですが端末のリセットもできるようになったし。
  • 上からスワイプで降っってくるメニューは項目が色々並ぶようになりました。アイコンがブリンクしている場合があるんだけど、どうしたら良いのだぁ? とか、メニュー項目に対応するアプリをストアからダウンロードして来てそいつを default で起動するようにできたりもできます。

とまぁ、こんな感じで Nokia Lumia620 を WindowsPhone8.1 に戻して、あっと言う間に Windows10 mobile IP になってしまった状態を書いてみましたが Windows Phone Recovery Tool を使っているときが一番ハラハラドキドキしていたのは言うまでもありません;-)。

それにしても Windows10 mobile IP 10.0.10149.0 は早く日本語キーボードが利用できるようにならないかなぁ。と、いう感じです。あ。 SD カードも OS 側で認識してほしいな。

6月 102015
 

どうもウェブで Windows10 mobile について検索してみると、日本語ドキュメントというのがあまりないので、僕が継続して書かねばならないのか? などと思ったりしたわけでして・・。

と、いうことで以前書いた「Lumia620 に Windows10 mobile Technical Preview が降ってきた。」というエントリの続編です。
僕は ATOM N270 な CPU の PC にデスクトップ版の Windows10 Insider Preview の x64 をインストールしている(仮想環境ではないっ!!;-)のですが、こちらのほうはコツコツとバージョンアップしていて、そこはかとなく安定しているな。と、いうのが感じられます。

デスクトップ版のほうは既定のアプリでブラウザに Project Spartan を指定しているとウェブ認証が行えない場合などがある(Project Spartan は Twitter 認証ができない)ので、既定のアプリを Vivaldi などに変更すると良いかも知れないです。

 
と、いうことで話は本題。僕の持っている Lumia 620 に Windows10 mobile をインストールした、その後についてちょっと書いてみましょう。

1). 現在のバージョン
デスクトップ版に比べて mobile 版の進捗は芳しくないようです。 Lumia 620 は一応 Microsoft 謹製なのですが、日本の場合は色々ウェブ上の記事などを読んでみるとマウスコンピューターの MADOSMA の技術がマイクロソフト側(カタカナなので日本法人のことです;-)に流れているみたいですね。マウスコンピュータのインポート具合が Microsoft に流れて Lumia の日本語環境がよくなっていくのかな? そんな印象を受けましたが、あくまで僕の想像です;-)。

マイクロソフト自体は Lumia 830 を使うようで、今後 Windows10 mobile の日本語環境もバージョンアップしてどんどん良くなっていってくれると良いのですが。

と、いう Lumia 620 も初のインストールから一回バージョンアップがありました。今はこんなバージョンで動作しています。

Win10mob2_1

まだ動作が怪しかった(どう怪しいのかは下のほうに羅列します)り、日本語化は必要最小限だったりします。よく使うメニューは日本語表示なんだけど、どーでも良いメニューは英語だったりと、同じ画面の中のモノ全部日本語化する。ってのはやってないですね。

で、動作の怪しい項目と復旧方法について。

  • 遅い。タップしてから起動するまでにあの例のぐるんぐるんと回るのが延々続きます。そしてようやっと起動する。みたいな。これはデバッグモードとか入っているからなのかな?
  • 時々本体がフリーズします。電源ボタン押して一旦ブラックアウトさせたあと、再度電源ボタンを入れると復活します。頻繁に再起動する必要はありません。
  • 時々画面がフリーズします。上からスワイプして通知画面を出して Wi-Fi とかタップすると設定画面が現れるので、その画面を閉じると復活します。

問題はこれくらいでしょうかねぇ・・。まぁ、他にも色々あるんですが。

 
2). 日本語入力できないと思ったらできた;-)
これはちょっと困っている。あ。けど、そんなに頻繁に使ってないので困ってはいないか・・;-)。
日本語キーボードとかインストールしているんだけど、文字入力時にどうやって日本語キーボードを出すのかが判りません。

Windows10 mobile のキーボードは Windows Phone8.1 のよりは多機能になっていて、左下に青い点が表示され、そこをタップすると十字キーなんかが表示されたります。

まだ IP だからなのか、下の真ん中にある Windows ボタンを押すと左上にマウスカーソルが表示されます。が、動きません。

 
と、ここまで書いて、日本語キーボードの出し方が解りました。左下の [&123] というキーがあるのですが、ここにギアのマークがありますね。このキー長押しで設定とキーボード選択画面が現れました(o_@)。

Win10mob2_2

おぉ。日本語入力できるようになった;-)。

 
3).アプリ色々
アプリは動かないもの、変な動作をするモノが多いですね。

一番は Windows Phone8.1 の頃にあった Office が、 Windows10 mobile をインストールした時点で消えてなくなりました。あたたた。
Office は Office 2016 が入るようで、今は無い状態なんですね。で、 Office 2016 の Public Preview 版をダウンロードしてね。って URL が表示されるんですが、 Windows10 mobile 版てまだ無いじゃん。みたいな・・。orz

People アプリの後継である People+ というのがインストールされたのですが、アドレス帳とか Twitter とか Facebook が統合されたアプリなんですけども。
アドレス帳は “A-Z とそれ以外” とかの表示になってしまって “あ・か・さ・た・な” ではまだソートできないんですね。ひらがな・漢字の名前は “A-Z とそれ以外” の「それ以外」のほうに並びます。
なので、今のところは People+ ではなく昔からある People アプリしか使えない状態です。

Win10mob2_13

 
4).SIM 使える?
あ。 Lumia 620 の記事を書くときに行う検証は羽田とか成田の出国カウンター辺りで行っていることにしといてください;-)。

と、いうことで ぷらら LTE の SIM を入れてみたのですが、どうもキャリアに接続できないんですよね。
MVNO を変えてみました。」のエントリのところでチロっと書きましたが、ぷらら LTE の SIM を 3G で使う場合には AP に lte.mobac.net を指定しないと接続できません。

今回はそれを指定したのですが、どーも 3G で接続できませんでした。

 
とまぁ、 Lumia 620 に Windows10 mobile をインストールして色々試してみましたが、現状においては完成度は圧倒的に WindowsPhone8.1 のほうが高いです。無理して Windows10 mobile にする必要はまるで無いと思われます。僕がもっと真剣に Lumia 620 を利用しているのであれば WindowsPhone8.1 に戻してそれを利用し続けます。

ただ、お祭好きな人はそれに乗ってみたいというのがあるんですね。なので、開発者・検証者になりたい人はどんどんトライするのが良いと思われます。

 
Windows10 のデスクトップ版のリリースは決定しましたが、 mobile 版はまだ未定のようですね。確かにそんな感じはします。マウスコンピューターとマイクロソフトに頑張ってもらって Windows10 mobile が日本語環境でもサクサクと使えるようになって欲しいものです;-)。

今度 Windows10 mobile について書くときはリリースされた頃かな? ;-)。

 
あ。色々質問などある方いましたら、コメント頂ければ解る範囲でお答えしますー。

5月 092015
 

最近はランニングするようになったので、その時に iPhone6 の Nike+ なアプリを利用しているのですが、最初は音楽を聴かずに走っていたんですね。しかし、苦痛でしょうがない。『どうして僕は走っているのだろう?』『辛いなぁ。歩こうかなぁ。』とか『走り終わったらビール飲むぜぃ。』など、そんなこと考えつつ走っているんですね。

その話を同じランニング仲間としていたら「音楽聴きながら走ると随分と違うよ。辛いことを考えなくて済むから中々良いよ。」と、言われたので、今回ランニング時に付けるヘッドホンを物色してみました。で、探してみると Blue Ever Blue から新製品が出た。と、いうのでそれを買ってみました。

Blue Ever Blue の 833GW というモデルです。

以前、このブログでは Blue Ever Blue 868B を購入してそのレポートを書いているのですが、今回は 833GW のレポートを書いてみたいと思います。

まず、届いたパッケージはこんな感じ。

IMG_1676_BEB833GW_1

今回のモデルはちょっと大きめの紙の箱に入っていました。こっちのほうがオシャレかなぁ;-)。

そして、中に入っていたモノはこんな感じ。

IMG_1677_BEB833GW_2

相変わらず耳キャップはたくさん付いていますね。自分の耳に合うモノを選択できそうです。そして、袋がついています。このヘッドホンはランニング時に利用する予定なので、この袋に入れてランニング時に利用するウエストバックの中に入れておこうかと思います。

そして 868B との比較。

IMG_1683_BEB833GW_3

今回は白というかグレーを購入しました。するとケーブルは白なんですよね。色が真逆です。筐体はアルミなのはどちらも一緒ですが 833GW のほうが細身で軽いですね。接続プラグは形状が違います。 833GW はナナメになりました。が、どちらも細いので iPhone6 にケースを付けていてもちゃんと接続することができるのは嬉しい設計ですね。

 
と、いうことで聞き比べです。今回は比較対象として以下の二つ、合計三つで聞き比べてみました。

  • Blue Ever Blue 868B
  • Audio-Technica ATH-CK7

値段的には ATH-CK7 が一番高いです。今は現役引退していますが、聞いていた当時は音が良かった。しかし、 10 年くらい前のモノになるでしょうかね。最新のモノのほうが投入される技術が凄い。というのは痛感できます。

さて。実際に 833GW で聞いてみた感想ですが 868B とはまるで異なる音質です。「こんなに音色が違うのかっ!!」と唖然とします。

833GW を購入する前に色々なサイトで文章を読んでみたのですが『868B に比べて低音を抑え気味な味付けにしてある。』などと書いてありますが、まさしくそんな感じで、実際に聞いてみるとそれなりにフツーの音でした。
逆に 833GW で聞いた後に同じ曲を 868B で聞くと『うひゃー。激しいなぁ・・。』などと感じます。楽曲本来のナチュラルな音ってどーいう音なんだぁ?と思えてきます。

と、いうことで 833GW と 868B では味付けが全く違うため、比較にならないんですね。なので、わざわざ古い Audio-Technica ATH-CK7 を引っ張り出してきて追加で聞き比べをした。と、いう感じなんですけども。

833GW の音は ATH-CK7 と似た感じで重低音がドンドンドカドカと来ません。ナチュラルに聞こえてきます。が、値段的には圧倒的に高い ATH-CK7 でも、最新の技術を導入した 833GW にはかないませんね。音の広がりは圧倒的に 833GW のほうが上です。

 
Loudness の「Crazy Night」は 868B はニィちゃんのギターの音がジャカジャカきます。ダブルピックアップで音を拾っているねぇ。って感じですが 833GW の場合は『あれ? ストラトか?』とか感じてしまう。ひぐっつあんのドラムの音はもうまるで別ものf(^^;;。

しかし、女性ボーカルの曲は良い感じで聞けます。AKB48 の「ポニーテールとシュシュ」は音の広がりが体感できるのは 868B と一緒ですが、むやみやたらな重低音が抑えられているのでコーラス(ハモり部分)まで綺麗に聞けます。
この曲を ATH-CK7 で聞いてみるとハモり部分の広がりが感じられないし、楽器の広がりも 833GW や 868B ほどでは無い。しかし、ボーカルの声が中心から聞こえるので、音が広がってない分クリアに聞こえます。

ナチュラル音源はどれなんだぁ・・?! って感じf(^^;;。

あと、YUKI の「プリズム」は 833GW で聞くと良いですねぇ。イントロのピアノの音がすごい綺麗。YUKI の声も通るように聞こえる。音の広がりも良い感じです。

 
と、いうことで、だいたい自分の感じる音について書いてみました。しかし、僕の耳はそんなにうるさくはないので話半分程度で聞いて(読んで)頂ければと思います。

そして、今回このイヤホンを購入した目的はランニング用に購入したので、重低音ドカドカよりも、走るときはこっちのほうが良いかなぁ。などと思っています。

しかし、833GW で耳が慣れると 868B には(重低音が激しすぎて)戻れないような気がするんだけど、この先どうなるかはまだ解りません;-)。

最後にですけど、このエントリを書いている現在 868B は 3,800yen で買えます。 833GW は 3,880yen と、 868B より高めの値段です。差額の 80yen はこのエントリを書くためのネタ代かな;-)。

 

4月 142015
 

いやー。ようやっと。と、いうか Nokia Lumia620 に、待ちに待った Windows10 mobile Technical Preview が降ってきたので早速インストールしてみました。

以前のエントリで Windows Insider アプリで確認できる。と書いたのですが、それで確認してみるとおぉ。ステータスが変わっているようですね。

IMG_2015_WP10_1

でもって、次のステップに進むと slow か fast か選択できます。 slow の場合は安定版が出てから利用する。って動作で、 fast の場合は新しいモノなら何でもかんでもダウンロードするぜぃ。って動作です。今回は最新版を利用したいので fast を選択し、最後に “レ” をタップして Windows Insider アプリを終了します。

そのあと、設定アプリ から「電話の更新」を選択し、イザっ!! バージョンアッーープっ!! など叫びつつ実行します。

しかし、一回目に降ってきたのは Windows Phone8.1 update というヤツでした。

その後、もう一回「電話の更新」を実行すると、おぉっ!! 今度は Windows10 mobile Technical Preview の更新が始まりました。良かった;-)。

IMG_2015_WP10_2

一回目の更新作業は Windows Phone8.1 を Windows10 mobile Technical Preview にするための準備用のアップデートなんですね。

 
さて。30 分から 40 分くらいボケーっとしていると、手元の Lumia620 は Windows10 mobile Technical Preview になりました。これから色々使ってみようと思うのですが・・。

遅いっ!! とにかく遅いっ!! デバックコードとか入っているのかな? 遅すぎて使い物にならない状態です。 時々フリーズして再起動するのは、まぁ、ご愛嬌としても、遅さは許せない。

IMG_2015_WP10_3

もし Lumia620 を持っている人で Windows10 mobile Technical Preview にしようと考えている人がいるとしたら、その人は、アプリを起動するごとに丸いグルグルが三周くらいしたり、左から右に丸い粒がひたすら流れてからアプリが起動することに我慢できるおおらかな心が必要です。

 
まだ、あまり使い込んでないのですが、解る範囲で Windows10 mobile Technical Preview について書いてみます。

  • スタート画面の見てくれはそんなに変わってないですね。タスクリストはスタートメニューの右側に表示されるようになりました。
  • 設定アプリのメニューが大幅にリニューアルしました。今まであったメニューがネストされてどこに行ってしまったのか、慣れるまでが大変かも。
  • 設定アプリにおいてキャプチャが取れないねぇ。と、思ったけど、再起動したら撮れるようになった。
  • ぷらら LTE SIM 使ったら 3G に接続できた。 AP は lte.mobac.net に接続する必要あり。
  • アプリを起動すると・戻る・最小化・検索ボタンが時々動作しなくなる場合がある。上から降りてくるメニューと再起動ボタンは動作する。
  • 多少のアプリが新しいモノに置き換わっている。Outlook・People など。新しいアプリは WindowsFacebook・Project Spartan がインストールされてます。
  • Bluetooth は動作がちょっと怪しいですね。一回オフにするとリブートしないとオンにならない。キーボードを接続しようとしても同期用パスワード入力画面が出てこない。デスクトップ版は無事に動作するのに mobile 版はどうして動かないのだ?
  • NFC は一応動作するけど、 URL を読み込ませても関連するアプリが起動しないですね。
  • 日本語の翻訳がまだまだかなー。深いメニューに入るといきなり英語になったりとかする部分がある。今後どんどん翻訳が進んでいくんでしょうなぁ。

と、いうことでまだまだ使い込んでないけど、しかし、安定していないと思われる Technical Preview 版の Windows10 mobile ですが、遅いのは今後のバージョンアップでどんどん改修されていくことを祈ることにして、今は超先進的(それはつまりは利用している人が超少なくて非常にレアな OS である。と、いうことです;-)な、この OS が利用できることに感謝しつつ、ちょっとドヤ顔で日常を過ごすことにしましょう;-)。

4月 032015
 

フツーに書くとタイトルがずいぶんと長いモノになってしまうのでタイトルは省きました。省かない場合のタイトルはどうなるだ? というと・・。

「au の フィーチャーフォンで送受信している ezweb.ne.jp のメールを SoftBank の iPhone6 で送受信できるようにする。」

ってのが今回のお題目です。

 
僕的な携帯電話の環境は SoftBank の iPhone6 と au の GRATINA を持ち歩いています。 au の GRATINA はプラン SS と EZWeb を契約しているので、 SoftBank 以外の人と通話や C メールをやる場合には au の GRATINA を利用しています。 SoftBank 以外の人との全ての通話は プラン SS でまかなっている状態ですかね。

IMG_2321_ezweb_mail_1

あと、今回は出番はありませんがぷらら SIM が入っている ZTE Blade VEC 4G も持っていたりしますが;-)。

 
さて。ひょんなことから ezweb.ne.jp は PC からメールを読み書きできる。ということを知りました。

IMAP Server: imap.ezweb.ne.jp
SMTP Server: smtp.ezweb.ne.jp

これらを PC 用のメールソフトである Thunderbird や mew に設定するだけで、メールの読み書きがフィーチャーフォン以外の機器からでも行える。
あげくの果てには SoftBank の iPhone6 に指定しても au の ezweb.ne.jp の読み書きができる。と、いうことになるので早速飛びついてみました。

SSL を有効にしたり各種設定を行い、いざアクセスするのであります。しかし・・。 ezweb.ne.jp のメールアドレスに対するパスワードが分からないんですね。何を指定したらえーねん?

 
と、いうことで今回の物語はここから始まるのであります。

まずは調べてみると、 au の iPhone を持っている人は au サポートからアクセスすると ezweb.ne.jp のメールのプロファイルがゲットできる。更にはパスワードをもゲットできる。と、いうことが解りました。
au の Android を持っている人はブラウザの User agent を mobile Safari に偽装することによってメールのパスワードをゲットできる。と、いうことが解りました。

すると、ここでまず第一の結論。 IMAP サーバ や SMTP サーバに PC からアクセスできるようになるためには、素直な道を進むとすると au の iPhone を持っている人しか恩恵が受けられない。と、いうことのようです。

 
実は PC から ezweb.ne.jp のメールの送受信ができると知ったその日のうちに近所の au ショップに行ってお店のお姉さんに確認してきました。

1.フィーチャーフォンから #5000 にメールを送って、そのあと 00090015 にメールしたら変なメールが返ってきてしまったんですけど・・。
→ 特に問題はありません。

2.フィーチャーフォンで ezweb.ne.jp なメールを利用しているんですが PC でも利用したいのでパスワードを発行してください。
→ できません。ウェブメールを利用してください。

らしいです。実は結構長いやり取りがあったのですが、対応してくださったお店のお姉さんは僕ほど IT リテラシーが高くないので、紙をもらってメールサーバと PC の絵を書いて「ここからここにアクセスするときのパスワードが欲しいのです。」と、説明しました。その辺りの仕掛けのことは解るみたいだったので、あとは au のサーポートバックヤード(複雑怪奇なお客様の質問に応える部署っぽいところ)と電話してなんとか問題が解決できました。

僕は「解りました。1. については特に何もしなくて良くて、2. のほうは iPhone でないとパスワードは発行できないんですね。」と、言い残し、なんとなくにこやかに納得してお店を後にしようとすると、そのお姉さんは「今回は勉強になりました。ありがとうございました。」と申しておりました。彼女のレベルが一個上がったんだな。と、思いました;-)。

まぁ、それはさておき、1. のほうは「契約情報の何かしらのステータスが変わってしまったんじゃね?」などとハラハラドキドキしていたのですが、契約情報かどこか変わった。と、いうことは無いとのことなので、そのまま継続して利用しても良いそうです。

そして 2. のほうは au の人でさえ、お客様の ezweb.ne.jp のパスワードにはアクセスできないんだそうで、その情報を教えることや窓口での変更はできないんだそうです。

au のお姉さんいわく「もし PC からアクセスする場合にはウェブメールを利用してください。」とのことでした。そして、ウェブメールの設定画面にもパスワードについての項目は無いです。

 
と、いうことで、実質的に素直にパスワードを取得できるのは iPhone のみということになりました。

 
僕の SoftBank の iPhone6 には全部で三つの au アプリがインストールされています。

IMG_1215_ezweb_mail_2

au サポートアプリは au 回線以外からでもアクセスできるので、どこのキャリアでも良いから iPhone と au のフィーチャーフォンを持っている人はこれらのアプリをインストールしておくと便利かもしれません。僕の場合 au ウォレットも持っているしねぇ;-)。

と、いうことで au の iPhone を持っている人は以下の URL を参考にすると ezweb.ne.jp のパスワードを取得することができます。

http://www.au.kddi.com/iphone/support/guide/mail-app-setup/

上の URL のキャプチャのところ『[8]「メールアプリ(Eメール)でEZwebメールを利用する」をタップします。』で「手動設定」をタップすると C メールでパスワードが送られてきます。
「メールアプリ(Eメール)でEZwebメールを利用する」をタップすると iPhone プロファイルが入手できます。今回は C メールで結果が欲しいんですよねぇ。

と、いうことでどうすんべか?

#あう。僕はフィーチャーフォンなので”C メール”って言ってます。iPhone 持っている人は多分 “SMS” というと思います;-)。

フィーチャーフォンしか持っていない人は上記 URL へのアクセスは厳しいです。コンテンツが携帯用ではないので文字化けなどするし・・。
SoftBank に au サポートアプリをインストールしている人は上記 URL のキャプチャの『 [6]「Eメール設定画面へ」をタップします。』まではたどり着けます。タップすると au 回線が必要になるのでそこでシューリョーになるのであります。

 
で、ハタと思った「最後の手段はテザリングだな。」と・・。

と、いうことで会社で au のスマートフォンを持っている人に「テザリング契約している?」と、聞いて、色々説明して、とある人がアクセスしてもいーよ。といってくれたので、早速トライ。

1. au な iPhone6+ を持っている同僚にテザリングオンにしてもらいます。
2. 僕の持っている SoftBank な iPhone6 をテザリング接続します。
3. これで au の回線に入った;-)。
4. 僕の SoftBank な iPhone6 から au サポートアプリで上記 URL にアクセスします。
5. おぉっ!! [6] のメニューを突破できた。わーいっ!!
6. [8] のメニューの「手動設定」をタップ。
7. GRATINA に C メールが届いた。
8. ezweb.ne.jp の情報ゲットっ!!
9. テザリンクを切断し、許可してくれた同僚にお礼を言って終了。
10. ズズズとお茶を飲み一段落。ふぅ。やっとだぁ。

と、いうことでなんとか ezweb.ne.jp の情報を取得したのであります。

あとは PC のメールソフトに設定したり SoftBank の iPhone6 にも ezweb.ne.jp のメール設定をしました。これで iPhone6 一個で SoftBank と au のメールの読み書きが可能になりました。一件落着。

 
最後にですが mew で ezweb.ne.jp にアクセスするときの mew-config-alist の設定を書いておきますね;-)。

; au KDDI
(setq mew-config-alist '(
    ("ezweb"
        ("mailbox-type"         . imap)
        ("proto"                . "%")
        ("user"                 . "takachan")
        ("name"                 . "TAKANO Yuji")
        ("cc"                   . nil)
        ("fcc"                  . nil)
        ("mail-domain"          . "ezweb.ne.jp")
        ("msgid-domain"         . "ezweb.ne.jp")
        ("smtp-helo-domain"     . "ezweb.ne.jp")
        ("smtp-user"            . "USERNAME")
        ("smtp-server"          . "smtp.ezweb.ne.jp")
        ("smtp-ssl"             . t)
        ("smtp-port"            . "587")
        ("smtp-auth-list"       . ("CRAM-MD5" "DIGEST-MD5" "PLAIN" "LOGIN"))
        ("use-smtp-auth"        . t)
        ("imap-user"            . "USERNAME")
        ("imap-server"          . "imap.ezweb.ne.jp")
        ("imap-ssl"             . t)
        ("imap-ssl-port"        . "993")
        ("imap-delete"          . nil)
        ("ssl-verify-level"     . 0)
    )
))

 
各項目の説明は一切無しにしておきます。解読してください;-)。

 
と、いうことでこれで mew からも ezweb.ne.jp なメールが送れるようになりました。複雑なメール本文をキーボードで打てるようになるのでだいぶらくちんになりますね。

あ。それにしても「テザリングさせてー。」って同僚に言ったとき「今時キャリアメール使っているんですか?」などと言われてしまいました。僕はどうやら前時代的な人のようですf(^^;;。

3月 162015
 

さくらインターネットが「さくらのレンタルサーバ」を契約している人を対象として iPhone・Android アプリである「さくらぼけっと」を提供し始めました。

プレスリリースはこちら

「さくらの VPS」ではなく「さくらのレンタルサーバ」であるところがミソか;-)。ちなみに僕はもう随分と長いこと「さくらのレンタルサーバ」を契約しているので今回の「さくらぼけっと」が利用可能な人です。
「さくらのレンタルサーバ」は 100GByte の HDD 容量が利用できますが、ウェブコンテンツと各種ログやメールなどでも 100GByte というのは到底使い切れる容量ではないのですねぇ。
今回のアプリはそんな状況においては渡りに船。と、いうことで早速 iOS 版と Android 版をダウンロードして実際に利用してみました。

IMG_1058_sakura_pocket_1

今回はコテコテの FreeBSD ユーザ的な「さくらぼけっと」の使い方についてそこはかとなく書いてみます。

 
1). スマートフォン用アプリの利用
iOS 版も Android 版もログイン用ドメインとパスワードを利用することにより利用可能な状態となります。
写真のアップロードとダウンロードなど、スマートフォンユーザの利用形態としては特に問題は無く、フツーに動作すると思います。

ただ、気になるのが一点。Wi-Fi ではログインできるんだけど、携帯電波ではログインできないことがありました。 どうしてログインできないのか表示してくれないのが悲しいところか。もしかしたらコンテンツの .htaccess の “deny from all” の行でも見ているのか? とか思えるんだけどどうなんだろう?

 
2). ssh して ls してみたらっ。ん!?
スマートフォンでしかアクセスしないのであれば全然問題ないんだけど、そもそも「さくらのレンタルサーバ」は ssh が利用できるし scp も利用できる。普段から FreeBSD を利用している人は scp で Microsoft Office Word の文書をサーバ上にアップして さくらぼけっと アプリ経由でアクセスし、その後 Word で開いたらいんじゃね? とか、パっと思うので、勢いそのままに実際に試してみました。

あいや・・。 orz

日本語は文字化けして全然ダメじゃん。状態。どーして文字化けが起きるのだっ!! 早速調査開始です。

あ。さくらぼけっと アプリは ~/sakura_pocket/ に対してアクセスしますね。この中で色々やるのが良いかと思われます。

 
3). アプリの文字コードと端末の文字コード
「さくらのレンタルサーバ」では僕は ssh したときには tcsh を利用していて文字コードは UTF-8 を利用しています。以下は ~/.tcshrc の抜粋です。手元で利用している FreeBSD でも同じ設定をしているので、僕の環境は全ての OS においては既に UTF-8 になっています。

# SETENV Japanese
setenv LC_TIME C
setenv LANG     ja_JP.UTF-8
setenv LC_CTYPE ja_JP.UTF-8

 
通常、この状態で日本語名がついたファイルを scp すると、無事に保存できて「さくらのレンタルサーバ」上で ls するとちゃんと表示できます。
あ、利用している端末(ターミナルソフト)は xfce4-terminal だったり konsole だったり OSX の iTerm だったりしますが、全て UTF-8 です。

しかし、さくらぽけっと アプリからアクセスすると文字化けするし、さくらぽけっと アプリで作成した日本語ディレクトリは ssh で ls すると文字化けしていて ???? となる。どうやらファイル名の日本語文字コードが合ってないようですねぇ。と、いうことで色々調べ出しました。

 
4). 文字コードの確認
まず、判りやすいこととして さくらぽけっと アプリからアクセスして “あ” というディレクトリを作成します。そして、そのときの状況を ssh して調べてみます。

$ ls -1
??/

 
ふむ。見事に文字化だ。ちなみに ssh で “い” というディレクトリを作って確認してみると以下のようになります。

$ mkdir い
$ ls -1
??/
い/

 
ふむー。困った。それにしても さくらぽけっと アプリが吐き出す文字コードは一体何なのだ? と、いうことで hexdump というコマンドで調べてみます。

$ ls -1 | hexdump -C
00000000  a4 a2 2f 0a e3 81 84 2f  0a                       |../..../.|
00000009

 
ふむ。 a4a22f0a とかいう文字コードが並んでいますね。

文字コードをちょっと確認してみると・・。

文字 UTF-8 UTF-16 S-JIS EUC-JP JIS
E38182 3042 82A0 A4A2 2422
E38184 3044 82A2 A4A4 2424

 
ふむー。これを見ると、 さくらぽけっと アプリが吐き出す文字コードは EUC-JP のようです。これまた随分と前時代的な文字コードを利用しているようですねぇ・・。
ls -1 | nkf -w8 するとちゃんと表示してくれるので何かしらの文字コードなのは解るんだけど、しかし「文字コードは何を利用しているの?」状態に陥るのであります。

と、いうことでどうやら EUC-JP を利用しているらしい。と、いうことが解りました。

 
5). アプリから見えるようにする。
と、いうことで話はそろそろ佳境です。普段から UTF-8 で生活している人が持っている日本語ファイル名を持つファイルの文字コードは UTF-8 になります。 UTF-8 でも BOM あり/なしなど話がややこしくなるのですが、話によると、ふつー、アプリなどで利用する文字コードは UTF-8-BOM らしいのですけどね。でもって FreeBSD で LANG=ja_JP.UTF-8 を設定していると UTF-8 BOM 無し になります。

しかしまぁ EUC-JP とわかれば、あとはなんとかなるでしょう。

まずは convmv というのをインストールします。 ports 的には converters/convmv になります。これを手元の FreeBSD で make install します。インストールされた convmv コマンドはライブラリは特にリンクされていないようなので、アーキテクチャが合えばそのまま「さくらのレンタルサーバ」に scp して利用可能です。僕は FreeBSD/amd64 10.1-RELEASE 上で make したものを「さくらのレンタルサーバ」に持って行ったら無事に動作しました。
ASP キャリアと同じ OS を利用しているとこーいうことができるので嬉しいですね;-)。

ちなみに「さくらのレンタルサーバ」には nkf はありますが convmv はありませんでした。 nkf だと以下のコマンドでファイル名の文字コードを変えてくれるみたいなんだけど、今回はうまく動きませんでした。

$ nkf --overwrite --oc=EUC-JP い

 
と、いうことで convmv を実際に利用してみます。「さくらのレンタルサーバ」に ssh でログインしてディレクトリを一個作ります。その作ったディレクトリは さくらぽけっと アプリでは文字化けしてディレクトリとして認識されています。

$ mkdir  い
$ ls -1
??/
い/
$ convmv -r -f utf-8 -t euc-jp い --notest
mv "./い"      "./??"
Ready!
$ ls -1
??/
??/

 
ファイル名の文字コードが UTF-8 のモノを作成し、それを EUC-JP に変換します。ターミナルの表示的には文字化けしてますが さくらぽけっと アプリから参照すると無事に見えるようになると思います。

と、いうことでスクリプトを書いてみました。

#!/bin/sh

export LC_CTYPE=ja_JP.UTF-8
export LANG=ja_JP.UTF-8

case $1 in
'-s' )
    convmv -f euc-jp -t utf8 * --notest
    ;;
'-p' )
    convmv -t euc-jp -f utf8 * --notest
    ;;
* )
    echo "usage : encChange.sh {-s|-p}"
    echo "           -s : ssh mode"
    echo "           -p : Pocket mode"
    ;;
esac

 
-s オプションは ssh モード。ssh でログインしたときにファイルを操作したい場合に -s オプションを付けて UTF-8 なファイル名にします。
-p は さくらぽけっと モード。 ssh での作業が完了したあと、さくらぽけっと アプリからアクセスするときに文字コードを変換します。
あ。僕は convmv は ~/bin/ に置いて PATH を張っています;-)。

 
ふぅ。今回やりたかったのはまさしくこれで、 FreeBSD からファイルを scp で送って、それを iPhone6 や Android アプリで閲覧することができるようになりました。
これでアプリと既存の UNIX 環境を上手に使い分けて作業を行うとシームレスにファイルが共有できて作業が捗りそうです;-)。

 
それにしてもクラウドなストレージサービスというのは OneDrive Dropbox BOX など有りますが、ファイルが貯蔵されているクラウド側をプロンプトから ls で見ることができるサービスというのは、今のところ「さくらぽけっと」のみ。と、いうことになります。さくらインターネットに拍手を送りましょう;-)。

と、いうことで「さくらのレンタルサーバ」を利用している人は是非とも さくらぽけっと アプリを使ってみてくだい。 100GByte のクラウドストレージが利用できることになります;-)。

2月 272015
 

今更感のあるネタで恐縮してしまいますが・・。まぁ、懲りずに読んでやってくださいf(^^;;。

今回のやりたいことは以下です。きっと、僕以外の誰もが、デジカメで撮った写真に GPS 情報を書き込みたい。と、思っているに違いありません。多分・・。

  • デジカメで撮った写真を iPhone6 に取り込む。
  • Windows8.1 タブレットを持っているのでそれで見られると嬉しいなあ。
  • デジカメで撮った写真には GPS ポイントが付いてないのでどうしよう・・。

これらの問題を、母艦である PC もしくは Mac 無しで完結してみよう。と、いうのが今回のエントリの趣旨でしょうかねぇ。
基本的にはデジカメで撮った写真にも GPS (Exif) 情報を付加したい。と、いうのが事の発端では有りますが。

では順番に見ていくことにしましょう;-)。

 
1). デジカメからの取り込み
僕が持っているデジカメはちょっと古いですが、比較的高性能な Canon s90 です。ここに Toshiba の FlashAir の 8GB の SD カードを利用しています。

こんな感じですね。

IMG_0973_camandGPS_1

でもって FlashAir Wi-Fi 経由で iPhone に取り込んでいます。 iPhone6 には FlashAir 用のアプリがあるのでそれを利用し Wi-Fi 経由で iPhone6 に取り込むことができます。

IMG_0974_camandGPS_2

ふむ。 iPhone6 に取り込むことができました。
ここではその方法に付いて詳しくは書きませんが FlashAir を利用すると比較的容易に取り込むことができます。

 
2). Windows8.1 タブレットで見る
Windows8.1 なタブレットは ドスパラの DG-D08IWB 32GB を持っています。ここに Apple 謹製の iCloud をインストールし Apple ID でログインしてから写真を同期するとフォトストリームが降ってきます。

すると iPhone6 側ではフォトストリームをオンにしておく必要がありますね。

あと、 iPhone6 の写真を iCloud のフォトストリームにアップロードするためには Wi-Fi 環境が必要になるので、公衆無線 LAN などに接続してからでないとアップロードできない。と、いう点には注意が必要です。

Windows8.1 なタブレットに iCloud フォトが降ってくればあとは(iPhone6 よりは大画面の) Windows8.1 タブレットで確認すれば良いと思います。

あう。あちこちで騒がれているようですが Windows 版 iCloud では時々フォトストリームの同期が止まる。と、いう事象が発生しているようです。そーいう僕も何回か体験していますがX-(。

一旦 iCloud を削除して再度インストールするとか、一旦ログアウトしてから再度ログインすると同期が復活するようです。詳しくは google などで調べてみてください。

 
3). デジカメの写真に GPS ポイント(Exif 情報)を書き込む
これも実は色々な手段があるんですよねぇ。

例えば iPhone6 上で GPS ロガーアプリを起動しておいて、テクテク歩き回りつつデジカメで写真を取り、自宅に帰って母艦で iPhone6 で記録したロガーとデジカメで撮った写真をとあるアプリに食わせて、そのアプリでは日付と時間でマッチさせて自動的に GPS ポイントを写真に書き込む。

なんてのがあります。しかし、これ、実際にやってみましたが、全然長続きしません。 2,3 回やってあきらめてしまいました。いちいちやってらんねー。みたいな・・。

僕的には FlashAir で取り込んだ時にその場所の GPS ポイントを Exif として書き込んでくれる機能があっても良いのになぁ。などととも思えるんですが。

東芝さん とか、他の Wi-Fi SD カードメーカの方、この案是非とも採用して欲しいものです;-)。

 
と、いうことで、ではどうすんべな? とか思い悩んだのですが iPhone アプリには写真に GPS ポイントを書き込んでくれるヤツ(アプリ)が何個かあるようなので色々試してみました。

で、僕が中々良い。と、感じたのは GeotagMyPic というアプリです。

IMG_0975_camandGPS_3

カメラロールにある写真を選択し、地図を表示させてピンを移動して確定し、そして写真に書き込む。という動作です。

作業は非常に簡単で、旅先での暇な時間帯、例えば、電車や(運転中ではない)車の中とか、温泉から出て相方が出てくるのを待っている時間とか、宿の晩ごはんの時間になるまでの空いた時間とか、あぁ上げればキリが無いですが。に、デジカメで撮った写真を FlashAir で取り込んで GeotagMyPic で GPS ポイントを書き込んでいく。と、いう感じになるでしょうか。

旅の現場なのでほんの一時間前に撮った写真はここだ。などと、一応覚えていますしね。なので後から GPS ポイントを書き込んでもそんなに苦痛ではないように感じました。

しかし、このアプリは 100yen のアプリ内課金があります。 100yen 出すと以下の機能が有効になります。

  • 複数の写真に同一の GPS ポイントを付けることができるようになります。デジカメの場合、一か所で何枚も写真とることがあるのでこの機能があると楽ちんです。
  • 読み込んだ写真のサイズと GPS ポイントを書き込んだ写真のサイズ同じになる。逆に言うと 100yen 払ってない状態だと、デジカメから取り込んだ写真サイズが 1Mbyte だとすると GPS 情報を書き込んで保存した写真は 400kByte くらいになってしまうんですね。
    画素数は変わらないんだけど。なので何かしらのデータが間引きされているんだと思うです。

GeotagMyPic はデジカメから取り込んだ生データはそのままに GPS ポイントを書き込んだ写真は別途保存してくれます。上書きはされません。なので母艦の iPhoto などに iPhone6 の写真を取り込んだときには枚数がドドドと増えることになりますが、まぁ、それはそれで良いことかもしれないですね;-)。

そして、このアプリの良い点は広告が無いのと、日本語化されているところでしょうか;-)。

 
と、いうことで今回掲載した環境を川治温泉に行った時にフィールドテストしてきました。

温泉一泊旅行に行くとそれなりにぽっかりとあく時間ができることがあるので、時間を持て余しそうなタイミングで、上記のような運用方法を実施する点については特に不便などを感じませんでした。

これでデジカメに GPS 書き込み機能がついてなくてもなんとかやっていけるかなぁ。今度は海外に行った時に試してみたいモノですが、その機会があるのか、ビミョーですf(^^;;。