5月 092015
 

最近はランニングするようになったので、その時に iPhone6 の Nike+ なアプリを利用しているのですが、最初は音楽を聴かずに走っていたんですね。しかし、苦痛でしょうがない。『どうして僕は走っているのだろう?』『辛いなぁ。歩こうかなぁ。』とか『走り終わったらビール飲むぜぃ。』など、そんなこと考えつつ走っているんですね。

その話を同じランニング仲間としていたら「音楽聴きながら走ると随分と違うよ。辛いことを考えなくて済むから中々良いよ。」と、言われたので、今回ランニング時に付けるヘッドホンを物色してみました。で、探してみると Blue Ever Blue から新製品が出た。と、いうのでそれを買ってみました。

Blue Ever Blue の 833GW というモデルです。

以前、このブログでは Blue Ever Blue 868B を購入してそのレポートを書いているのですが、今回は 833GW のレポートを書いてみたいと思います。

まず、届いたパッケージはこんな感じ。

IMG_1676_BEB833GW_1

今回のモデルはちょっと大きめの紙の箱に入っていました。こっちのほうがオシャレかなぁ;-)。

そして、中に入っていたモノはこんな感じ。

IMG_1677_BEB833GW_2

相変わらず耳キャップはたくさん付いていますね。自分の耳に合うモノを選択できそうです。そして、袋がついています。このヘッドホンはランニング時に利用する予定なので、この袋に入れてランニング時に利用するウエストバックの中に入れておこうかと思います。

そして 868B との比較。

IMG_1683_BEB833GW_3

今回は白というかグレーを購入しました。するとケーブルは白なんですよね。色が真逆です。筐体はアルミなのはどちらも一緒ですが 833GW のほうが細身で軽いですね。接続プラグは形状が違います。 833GW はナナメになりました。が、どちらも細いので iPhone6 にケースを付けていてもちゃんと接続することができるのは嬉しい設計ですね。

 
と、いうことで聞き比べです。今回は比較対象として以下の二つ、合計三つで聞き比べてみました。

  • Blue Ever Blue 868B
  • Audio-Technica ATH-CK7

値段的には ATH-CK7 が一番高いです。今は現役引退していますが、聞いていた当時は音が良かった。しかし、 10 年くらい前のモノになるでしょうかね。最新のモノのほうが投入される技術が凄い。というのは痛感できます。

さて。実際に 833GW で聞いてみた感想ですが 868B とはまるで異なる音質です。「こんなに音色が違うのかっ!!」と唖然とします。

833GW を購入する前に色々なサイトで文章を読んでみたのですが『868B に比べて低音を抑え気味な味付けにしてある。』などと書いてありますが、まさしくそんな感じで、実際に聞いてみるとそれなりにフツーの音でした。
逆に 833GW で聞いた後に同じ曲を 868B で聞くと『うひゃー。激しいなぁ・・。』などと感じます。楽曲本来のナチュラルな音ってどーいう音なんだぁ?と思えてきます。

と、いうことで 833GW と 868B では味付けが全く違うため、比較にならないんですね。なので、わざわざ古い Audio-Technica ATH-CK7 を引っ張り出してきて追加で聞き比べをした。と、いう感じなんですけども。

833GW の音は ATH-CK7 と似た感じで重低音がドンドンドカドカと来ません。ナチュラルに聞こえてきます。が、値段的には圧倒的に高い ATH-CK7 でも、最新の技術を導入した 833GW にはかないませんね。音の広がりは圧倒的に 833GW のほうが上です。

 
Loudness の「Crazy Night」は 868B はニィちゃんのギターの音がジャカジャカきます。ダブルピックアップで音を拾っているねぇ。って感じですが 833GW の場合は『あれ? ストラトか?』とか感じてしまう。ひぐっつあんのドラムの音はもうまるで別ものf(^^;;。

しかし、女性ボーカルの曲は良い感じで聞けます。AKB48 の「ポニーテールとシュシュ」は音の広がりが体感できるのは 868B と一緒ですが、むやみやたらな重低音が抑えられているのでコーラス(ハモり部分)まで綺麗に聞けます。
この曲を ATH-CK7 で聞いてみるとハモり部分の広がりが感じられないし、楽器の広がりも 833GW や 868B ほどでは無い。しかし、ボーカルの声が中心から聞こえるので、音が広がってない分クリアに聞こえます。

ナチュラル音源はどれなんだぁ・・?! って感じf(^^;;。

あと、YUKI の「プリズム」は 833GW で聞くと良いですねぇ。イントロのピアノの音がすごい綺麗。YUKI の声も通るように聞こえる。音の広がりも良い感じです。

 
と、いうことで、だいたい自分の感じる音について書いてみました。しかし、僕の耳はそんなにうるさくはないので話半分程度で聞いて(読んで)頂ければと思います。

そして、今回このイヤホンを購入した目的はランニング用に購入したので、重低音ドカドカよりも、走るときはこっちのほうが良いかなぁ。などと思っています。

しかし、833GW で耳が慣れると 868B には(重低音が激しすぎて)戻れないような気がするんだけど、この先どうなるかはまだ解りません;-)。

最後にですけど、このエントリを書いている現在 868B は 3,800yen で買えます。 833GW は 3,880yen と、 868B より高めの値段です。差額の 80yen はこのエントリを書くためのネタ代かな;-)。

 

4月 142015
 

いやー。ようやっと。と、いうか Nokia Lumia620 に、待ちに待った Windows10 mobile Technical Preview が降ってきたので早速インストールしてみました。

以前のエントリで Windows Insider アプリで確認できる。と書いたのですが、それで確認してみるとおぉ。ステータスが変わっているようですね。

IMG_2015_WP10_1

でもって、次のステップに進むと slow か fast か選択できます。 slow の場合は安定版が出てから利用する。って動作で、 fast の場合は新しいモノなら何でもかんでもダウンロードするぜぃ。って動作です。今回は最新版を利用したいので fast を選択し、最後に “レ” をタップして Windows Insider アプリを終了します。

そのあと、設定アプリ から「電話の更新」を選択し、イザっ!! バージョンアッーープっ!! など叫びつつ実行します。

しかし、一回目に降ってきたのは Windows Phone8.1 update というヤツでした。

その後、もう一回「電話の更新」を実行すると、おぉっ!! 今度は Windows10 mobile Technical Preview の更新が始まりました。良かった;-)。

IMG_2015_WP10_2

一回目の更新作業は Windows Phone8.1 を Windows10 mobile Technical Preview にするための準備用のアップデートなんですね。

 
さて。30 分から 40 分くらいボケーっとしていると、手元の Lumia620 は Windows10 mobile Technical Preview になりました。これから色々使ってみようと思うのですが・・。

遅いっ!! とにかく遅いっ!! デバックコードとか入っているのかな? 遅すぎて使い物にならない状態です。 時々フリーズして再起動するのは、まぁ、ご愛嬌としても、遅さは許せない。

IMG_2015_WP10_3

もし Lumia620 を持っている人で Windows10 mobile Technical Preview にしようと考えている人がいるとしたら、その人は、アプリを起動するごとに丸いグルグルが三周くらいしたり、左から右に丸い粒がひたすら流れてからアプリが起動することに我慢できるおおらかな心が必要です。

 
まだ、あまり使い込んでないのですが、解る範囲で Windows10 mobile Technical Preview について書いてみます。

  • スタート画面の見てくれはそんなに変わってないですね。タスクリストはスタートメニューの右側に表示されるようになりました。
  • 設定アプリのメニューが大幅にリニューアルしました。今まであったメニューがネストされてどこに行ってしまったのか、慣れるまでが大変かも。
  • 設定アプリにおいてキャプチャが取れないねぇ。と、思ったけど、再起動したら撮れるようになった。
  • ぷらら LTE SIM 使ったら 3G に接続できた。 AP は lte.mobac.net に接続する必要あり。
  • アプリを起動すると・戻る・最小化・検索ボタンが時々動作しなくなる場合がある。上から降りてくるメニューと再起動ボタンは動作する。
  • 多少のアプリが新しいモノに置き換わっている。Outlook・People など。新しいアプリは WindowsFacebook・Project Spartan がインストールされてます。
  • Bluetooth は動作がちょっと怪しいですね。一回オフにするとリブートしないとオンにならない。キーボードを接続しようとしても同期用パスワード入力画面が出てこない。デスクトップ版は無事に動作するのに mobile 版はどうして動かないのだ?
  • NFC は一応動作するけど、 URL を読み込ませても関連するアプリが起動しないですね。
  • 日本語の翻訳がまだまだかなー。深いメニューに入るといきなり英語になったりとかする部分がある。今後どんどん翻訳が進んでいくんでしょうなぁ。

と、いうことでまだまだ使い込んでないけど、しかし、安定していないと思われる Technical Preview 版の Windows10 mobile ですが、遅いのは今後のバージョンアップでどんどん改修されていくことを祈ることにして、今は超先進的(それはつまりは利用している人が超少なくて非常にレアな OS である。と、いうことです;-)な、この OS が利用できることに感謝しつつ、ちょっとドヤ顔で日常を過ごすことにしましょう;-)。

4月 032015
 

フツーに書くとタイトルがずいぶんと長いモノになってしまうのでタイトルは省きました。省かない場合のタイトルはどうなるだ? というと・・。

「au の フィーチャーフォンで送受信している ezweb.ne.jp のメールを SoftBank の iPhone6 で送受信できるようにする。」

ってのが今回のお題目です。

 
僕的な携帯電話の環境は SoftBank の iPhone6 と au の GRATINA を持ち歩いています。 au の GRATINA はプラン SS と EZWeb を契約しているので、 SoftBank 以外の人と通話や C メールをやる場合には au の GRATINA を利用しています。 SoftBank 以外の人との全ての通話は プラン SS でまかなっている状態ですかね。

IMG_2321_ezweb_mail_1

あと、今回は出番はありませんがぷらら SIM が入っている ZTE Blade VEC 4G も持っていたりしますが;-)。

 
さて。ひょんなことから ezweb.ne.jp は PC からメールを読み書きできる。ということを知りました。

IMAP Server: imap.ezweb.ne.jp
SMTP Server: smtp.ezweb.ne.jp

これらを PC 用のメールソフトである Thunderbird や mew に設定するだけで、メールの読み書きがフィーチャーフォン以外の機器からでも行える。
あげくの果てには SoftBank の iPhone6 に指定しても au の ezweb.ne.jp の読み書きができる。と、いうことになるので早速飛びついてみました。

SSL を有効にしたり各種設定を行い、いざアクセスするのであります。しかし・・。 ezweb.ne.jp のメールアドレスに対するパスワードが分からないんですね。何を指定したらえーねん?

 
と、いうことで今回の物語はここから始まるのであります。

まずは調べてみると、 au の iPhone を持っている人は au サポートからアクセスすると ezweb.ne.jp のメールのプロファイルがゲットできる。更にはパスワードをもゲットできる。と、いうことが解りました。
au の Android を持っている人はブラウザの User agent を mobile Safari に偽装することによってメールのパスワードをゲットできる。と、いうことが解りました。

すると、ここでまず第一の結論。 IMAP サーバ や SMTP サーバに PC からアクセスできるようになるためには、素直な道を進むとすると au の iPhone を持っている人しか恩恵が受けられない。と、いうことのようです。

 
実は PC から ezweb.ne.jp のメールの送受信ができると知ったその日のうちに近所の au ショップに行ってお店のお姉さんに確認してきました。

1.フィーチャーフォンから #5000 にメールを送って、そのあと 00090015 にメールしたら変なメールが返ってきてしまったんですけど・・。
→ 特に問題はありません。

2.フィーチャーフォンで ezweb.ne.jp なメールを利用しているんですが PC でも利用したいのでパスワードを発行してください。
→ できません。ウェブメールを利用してください。

らしいです。実は結構長いやり取りがあったのですが、対応してくださったお店のお姉さんは僕ほど IT リテラシーが高くないので、紙をもらってメールサーバと PC の絵を書いて「ここからここにアクセスするときのパスワードが欲しいのです。」と、説明しました。その辺りの仕掛けのことは解るみたいだったので、あとは au のサーポートバックヤード(複雑怪奇なお客様の質問に応える部署っぽいところ)と電話してなんとか問題が解決できました。

僕は「解りました。1. については特に何もしなくて良くて、2. のほうは iPhone でないとパスワードは発行できないんですね。」と、言い残し、なんとなくにこやかに納得してお店を後にしようとすると、そのお姉さんは「今回は勉強になりました。ありがとうございました。」と申しておりました。彼女のレベルが一個上がったんだな。と、思いました;-)。

まぁ、それはさておき、1. のほうは「契約情報の何かしらのステータスが変わってしまったんじゃね?」などとハラハラドキドキしていたのですが、契約情報かどこか変わった。と、いうことは無いとのことなので、そのまま継続して利用しても良いそうです。

そして 2. のほうは au の人でさえ、お客様の ezweb.ne.jp のパスワードにはアクセスできないんだそうで、その情報を教えることや窓口での変更はできないんだそうです。

au のお姉さんいわく「もし PC からアクセスする場合にはウェブメールを利用してください。」とのことでした。そして、ウェブメールの設定画面にもパスワードについての項目は無いです。

 
と、いうことで、実質的に素直にパスワードを取得できるのは iPhone のみということになりました。

 
僕の SoftBank の iPhone6 には全部で三つの au アプリがインストールされています。

IMG_1215_ezweb_mail_2

au サポートアプリは au 回線以外からでもアクセスできるので、どこのキャリアでも良いから iPhone と au のフィーチャーフォンを持っている人はこれらのアプリをインストールしておくと便利かもしれません。僕の場合 au ウォレットも持っているしねぇ;-)。

と、いうことで au の iPhone を持っている人は以下の URL を参考にすると ezweb.ne.jp のパスワードを取得することができます。

http://www.au.kddi.com/iphone/support/guide/mail-app-setup/

上の URL のキャプチャのところ『[8]「メールアプリ(Eメール)でEZwebメールを利用する」をタップします。』で「手動設定」をタップすると C メールでパスワードが送られてきます。
「メールアプリ(Eメール)でEZwebメールを利用する」をタップすると iPhone プロファイルが入手できます。今回は C メールで結果が欲しいんですよねぇ。

と、いうことでどうすんべか?

#あう。僕はフィーチャーフォンなので”C メール”って言ってます。iPhone 持っている人は多分 “SMS” というと思います;-)。

フィーチャーフォンしか持っていない人は上記 URL へのアクセスは厳しいです。コンテンツが携帯用ではないので文字化けなどするし・・。
SoftBank に au サポートアプリをインストールしている人は上記 URL のキャプチャの『 [6]「Eメール設定画面へ」をタップします。』まではたどり着けます。タップすると au 回線が必要になるのでそこでシューリョーになるのであります。

 
で、ハタと思った「最後の手段はテザリングだな。」と・・。

と、いうことで会社で au のスマートフォンを持っている人に「テザリング契約している?」と、聞いて、色々説明して、とある人がアクセスしてもいーよ。といってくれたので、早速トライ。

1. au な iPhone6+ を持っている同僚にテザリングオンにしてもらいます。
2. 僕の持っている SoftBank な iPhone6 をテザリング接続します。
3. これで au の回線に入った;-)。
4. 僕の SoftBank な iPhone6 から au サポートアプリで上記 URL にアクセスします。
5. おぉっ!! [6] のメニューを突破できた。わーいっ!!
6. [8] のメニューの「手動設定」をタップ。
7. GRATINA に C メールが届いた。
8. ezweb.ne.jp の情報ゲットっ!!
9. テザリンクを切断し、許可してくれた同僚にお礼を言って終了。
10. ズズズとお茶を飲み一段落。ふぅ。やっとだぁ。

と、いうことでなんとか ezweb.ne.jp の情報を取得したのであります。

あとは PC のメールソフトに設定したり SoftBank の iPhone6 にも ezweb.ne.jp のメール設定をしました。これで iPhone6 一個で SoftBank と au のメールの読み書きが可能になりました。一件落着。

 
最後にですが mew で ezweb.ne.jp にアクセスするときの mew-config-alist の設定を書いておきますね;-)。

; au KDDI
(setq mew-config-alist '(
    ("ezweb"
        ("mailbox-type"         . imap)
        ("proto"                . "%")
        ("user"                 . "takachan")
        ("name"                 . "TAKANO Yuji")
        ("cc"                   . nil)
        ("fcc"                  . nil)
        ("mail-domain"          . "ezweb.ne.jp")
        ("msgid-domain"         . "ezweb.ne.jp")
        ("smtp-helo-domain"     . "ezweb.ne.jp")
        ("smtp-user"            . "USERNAME")
        ("smtp-server"          . "smtp.ezweb.ne.jp")
        ("smtp-ssl"             . t)
        ("smtp-port"            . "587")
        ("smtp-auth-list"       . ("CRAM-MD5" "DIGEST-MD5" "PLAIN" "LOGIN"))
        ("use-smtp-auth"        . t)
        ("imap-user"            . "USERNAME")
        ("imap-server"          . "imap.ezweb.ne.jp")
        ("imap-ssl"             . t)
        ("imap-ssl-port"        . "993")
        ("imap-delete"          . nil)
        ("ssl-verify-level"     . 0)
    )
))

 
各項目の説明は一切無しにしておきます。解読してください;-)。

 
と、いうことでこれで mew からも ezweb.ne.jp なメールが送れるようになりました。複雑なメール本文をキーボードで打てるようになるのでだいぶらくちんになりますね。

あ。それにしても「テザリングさせてー。」って同僚に言ったとき「今時キャリアメール使っているんですか?」などと言われてしまいました。僕はどうやら前時代的な人のようですf(^^;;。

3月 162015
 

さくらインターネットが「さくらのレンタルサーバ」を契約している人を対象として iPhone・Android アプリである「さくらぼけっと」を提供し始めました。

プレスリリースはこちら

「さくらの VPS」ではなく「さくらのレンタルサーバ」であるところがミソか;-)。ちなみに僕はもう随分と長いこと「さくらのレンタルサーバ」を契約しているので今回の「さくらぼけっと」が利用可能な人です。
「さくらのレンタルサーバ」は 100GByte の HDD 容量が利用できますが、ウェブコンテンツと各種ログやメールなどでも 100GByte というのは到底使い切れる容量ではないのですねぇ。
今回のアプリはそんな状況においては渡りに船。と、いうことで早速 iOS 版と Android 版をダウンロードして実際に利用してみました。

IMG_1058_sakura_pocket_1

今回はコテコテの FreeBSD ユーザ的な「さくらぼけっと」の使い方についてそこはかとなく書いてみます。

 
1). スマートフォン用アプリの利用
iOS 版も Android 版もログイン用ドメインとパスワードを利用することにより利用可能な状態となります。
写真のアップロードとダウンロードなど、スマートフォンユーザの利用形態としては特に問題は無く、フツーに動作すると思います。

ただ、気になるのが一点。Wi-Fi ではログインできるんだけど、携帯電波ではログインできないことがありました。 どうしてログインできないのか表示してくれないのが悲しいところか。もしかしたらコンテンツの .htaccess の “deny from all” の行でも見ているのか? とか思えるんだけどどうなんだろう?

 
2). ssh して ls してみたらっ。ん!?
スマートフォンでしかアクセスしないのであれば全然問題ないんだけど、そもそも「さくらのレンタルサーバ」は ssh が利用できるし scp も利用できる。普段から FreeBSD を利用している人は scp で Microsoft Office Word の文書をサーバ上にアップして さくらぼけっと アプリ経由でアクセスし、その後 Word で開いたらいんじゃね? とか、パっと思うので、勢いそのままに実際に試してみました。

あいや・・。 orz

日本語は文字化けして全然ダメじゃん。状態。どーして文字化けが起きるのだっ!! 早速調査開始です。

あ。さくらぼけっと アプリは ~/sakura_pocket/ に対してアクセスしますね。この中で色々やるのが良いかと思われます。

 
3). アプリの文字コードと端末の文字コード
「さくらのレンタルサーバ」では僕は ssh したときには tcsh を利用していて文字コードは UTF-8 を利用しています。以下は ~/.tcshrc の抜粋です。手元で利用している FreeBSD でも同じ設定をしているので、僕の環境は全ての OS においては既に UTF-8 になっています。

# SETENV Japanese
setenv LC_TIME C
setenv LANG     ja_JP.UTF-8
setenv LC_CTYPE ja_JP.UTF-8

 
通常、この状態で日本語名がついたファイルを scp すると、無事に保存できて「さくらのレンタルサーバ」上で ls するとちゃんと表示できます。
あ、利用している端末(ターミナルソフト)は xfce4-terminal だったり konsole だったり OSX の iTerm だったりしますが、全て UTF-8 です。

しかし、さくらぽけっと アプリからアクセスすると文字化けするし、さくらぽけっと アプリで作成した日本語ディレクトリは ssh で ls すると文字化けしていて ???? となる。どうやらファイル名の日本語文字コードが合ってないようですねぇ。と、いうことで色々調べ出しました。

 
4). 文字コードの確認
まず、判りやすいこととして さくらぽけっと アプリからアクセスして “あ” というディレクトリを作成します。そして、そのときの状況を ssh して調べてみます。

$ ls -1
??/

 
ふむ。見事に文字化だ。ちなみに ssh で “い” というディレクトリを作って確認してみると以下のようになります。

$ mkdir い
$ ls -1
??/
い/

 
ふむー。困った。それにしても さくらぽけっと アプリが吐き出す文字コードは一体何なのだ? と、いうことで hexdump というコマンドで調べてみます。

$ ls -1 | hexdump -C
00000000  a4 a2 2f 0a e3 81 84 2f  0a                       |../..../.|
00000009

 
ふむ。 a4a22f0a とかいう文字コードが並んでいますね。

文字コードをちょっと確認してみると・・。

文字 UTF-8 UTF-16 S-JIS EUC-JP JIS
E38182 3042 82A0 A4A2 2422
E38184 3044 82A2 A4A4 2424

 
ふむー。これを見ると、 さくらぽけっと アプリが吐き出す文字コードは EUC-JP のようです。これまた随分と前時代的な文字コードを利用しているようですねぇ・・。
ls -1 | nkf -w8 するとちゃんと表示してくれるので何かしらの文字コードなのは解るんだけど、しかし「文字コードは何を利用しているの?」状態に陥るのであります。

と、いうことでどうやら EUC-JP を利用しているらしい。と、いうことが解りました。

 
5). アプリから見えるようにする。
と、いうことで話はそろそろ佳境です。普段から UTF-8 で生活している人が持っている日本語ファイル名を持つファイルの文字コードは UTF-8 になります。 UTF-8 でも BOM あり/なしなど話がややこしくなるのですが、話によると、ふつー、アプリなどで利用する文字コードは UTF-8-BOM らしいのですけどね。でもって FreeBSD で LANG=ja_JP.UTF-8 を設定していると UTF-8 BOM 無し になります。

しかしまぁ EUC-JP とわかれば、あとはなんとかなるでしょう。

まずは convmv というのをインストールします。 ports 的には converters/convmv になります。これを手元の FreeBSD で make install します。インストールされた convmv コマンドはライブラリは特にリンクされていないようなので、アーキテクチャが合えばそのまま「さくらのレンタルサーバ」に scp して利用可能です。僕は FreeBSD/amd64 10.1-RELEASE 上で make したものを「さくらのレンタルサーバ」に持って行ったら無事に動作しました。
ASP キャリアと同じ OS を利用しているとこーいうことができるので嬉しいですね;-)。

ちなみに「さくらのレンタルサーバ」には nkf はありますが convmv はありませんでした。 nkf だと以下のコマンドでファイル名の文字コードを変えてくれるみたいなんだけど、今回はうまく動きませんでした。

$ nkf --overwrite --oc=EUC-JP い

 
と、いうことで convmv を実際に利用してみます。「さくらのレンタルサーバ」に ssh でログインしてディレクトリを一個作ります。その作ったディレクトリは さくらぽけっと アプリでは文字化けしてディレクトリとして認識されています。

$ mkdir  い
$ ls -1
??/
い/
$ convmv -r -f utf-8 -t euc-jp い --notest
mv "./い"      "./??"
Ready!
$ ls -1
??/
??/

 
ファイル名の文字コードが UTF-8 のモノを作成し、それを EUC-JP に変換します。ターミナルの表示的には文字化けしてますが さくらぽけっと アプリから参照すると無事に見えるようになると思います。

と、いうことでスクリプトを書いてみました。

#!/bin/sh

export LC_CTYPE=ja_JP.UTF-8
export LANG=ja_JP.UTF-8

case $1 in
'-s' )
    convmv -f euc-jp -t utf8 * --notest
    ;;
'-p' )
    convmv -t euc-jp -f utf8 * --notest
    ;;
* )
    echo "usage : encChange.sh {-s|-p}"
    echo "           -s : ssh mode"
    echo "           -p : Pocket mode"
    ;;
esac

 
-s オプションは ssh モード。ssh でログインしたときにファイルを操作したい場合に -s オプションを付けて UTF-8 なファイル名にします。
-p は さくらぽけっと モード。 ssh での作業が完了したあと、さくらぽけっと アプリからアクセスするときに文字コードを変換します。
あ。僕は convmv は ~/bin/ に置いて PATH を張っています;-)。

 
ふぅ。今回やりたかったのはまさしくこれで、 FreeBSD からファイルを scp で送って、それを iPhone6 や Android アプリで閲覧することができるようになりました。
これでアプリと既存の UNIX 環境を上手に使い分けて作業を行うとシームレスにファイルが共有できて作業が捗りそうです;-)。

 
それにしてもクラウドなストレージサービスというのは OneDrive Dropbox BOX など有りますが、ファイルが貯蔵されているクラウド側をプロンプトから ls で見ることができるサービスというのは、今のところ「さくらぽけっと」のみ。と、いうことになります。さくらインターネットに拍手を送りましょう;-)。

と、いうことで「さくらのレンタルサーバ」を利用している人は是非とも さくらぽけっと アプリを使ってみてくだい。 100GByte のクラウドストレージが利用できることになります;-)。

2月 272015
 

今更感のあるネタで恐縮してしまいますが・・。まぁ、懲りずに読んでやってくださいf(^^;;。

今回のやりたいことは以下です。きっと、僕以外の誰もが、デジカメで撮った写真に GPS 情報を書き込みたい。と、思っているに違いありません。多分・・。

  • デジカメで撮った写真を iPhone6 に取り込む。
  • Windows8.1 タブレットを持っているのでそれで見られると嬉しいなあ。
  • デジカメで撮った写真には GPS ポイントが付いてないのでどうしよう・・。

これらの問題を、母艦である PC もしくは Mac 無しで完結してみよう。と、いうのが今回のエントリの趣旨でしょうかねぇ。
基本的にはデジカメで撮った写真にも GPS (Exif) 情報を付加したい。と、いうのが事の発端では有りますが。

では順番に見ていくことにしましょう;-)。

 
1). デジカメからの取り込み
僕が持っているデジカメはちょっと古いですが、比較的高性能な Canon s90 です。ここに Toshiba の FlashAir の 8GB の SD カードを利用しています。

こんな感じですね。

IMG_0973_camandGPS_1

でもって FlashAir Wi-Fi 経由で iPhone に取り込んでいます。 iPhone6 には FlashAir 用のアプリがあるのでそれを利用し Wi-Fi 経由で iPhone6 に取り込むことができます。

IMG_0974_camandGPS_2

ふむ。 iPhone6 に取り込むことができました。
ここではその方法に付いて詳しくは書きませんが FlashAir を利用すると比較的容易に取り込むことができます。

 
2). Windows8.1 タブレットで見る
Windows8.1 なタブレットは ドスパラの DG-D08IWB 32GB を持っています。ここに Apple 謹製の iCloud をインストールし Apple ID でログインしてから写真を同期するとフォトストリームが降ってきます。

すると iPhone6 側ではフォトストリームをオンにしておく必要がありますね。

あと、 iPhone6 の写真を iCloud のフォトストリームにアップロードするためには Wi-Fi 環境が必要になるので、公衆無線 LAN などに接続してからでないとアップロードできない。と、いう点には注意が必要です。

Windows8.1 なタブレットに iCloud フォトが降ってくればあとは(iPhone6 よりは大画面の) Windows8.1 タブレットで確認すれば良いと思います。

あう。あちこちで騒がれているようですが Windows 版 iCloud では時々フォトストリームの同期が止まる。と、いう事象が発生しているようです。そーいう僕も何回か体験していますがX-(。

一旦 iCloud を削除して再度インストールするとか、一旦ログアウトしてから再度ログインすると同期が復活するようです。詳しくは google などで調べてみてください。

 
3). デジカメの写真に GPS ポイント(Exif 情報)を書き込む
これも実は色々な手段があるんですよねぇ。

例えば iPhone6 上で GPS ロガーアプリを起動しておいて、テクテク歩き回りつつデジカメで写真を取り、自宅に帰って母艦で iPhone6 で記録したロガーとデジカメで撮った写真をとあるアプリに食わせて、そのアプリでは日付と時間でマッチさせて自動的に GPS ポイントを写真に書き込む。

なんてのがあります。しかし、これ、実際にやってみましたが、全然長続きしません。 2,3 回やってあきらめてしまいました。いちいちやってらんねー。みたいな・・。

僕的には FlashAir で取り込んだ時にその場所の GPS ポイントを Exif として書き込んでくれる機能があっても良いのになぁ。などととも思えるんですが。

東芝さん とか、他の Wi-Fi SD カードメーカの方、この案是非とも採用して欲しいものです;-)。

 
と、いうことで、ではどうすんべな? とか思い悩んだのですが iPhone アプリには写真に GPS ポイントを書き込んでくれるヤツ(アプリ)が何個かあるようなので色々試してみました。

で、僕が中々良い。と、感じたのは GeotagMyPic というアプリです。

IMG_0975_camandGPS_3

カメラロールにある写真を選択し、地図を表示させてピンを移動して確定し、そして写真に書き込む。という動作です。

作業は非常に簡単で、旅先での暇な時間帯、例えば、電車や(運転中ではない)車の中とか、温泉から出て相方が出てくるのを待っている時間とか、宿の晩ごはんの時間になるまでの空いた時間とか、あぁ上げればキリが無いですが。に、デジカメで撮った写真を FlashAir で取り込んで GeotagMyPic で GPS ポイントを書き込んでいく。と、いう感じになるでしょうか。

旅の現場なのでほんの一時間前に撮った写真はここだ。などと、一応覚えていますしね。なので後から GPS ポイントを書き込んでもそんなに苦痛ではないように感じました。

しかし、このアプリは 100yen のアプリ内課金があります。 100yen 出すと以下の機能が有効になります。

  • 複数の写真に同一の GPS ポイントを付けることができるようになります。デジカメの場合、一か所で何枚も写真とることがあるのでこの機能があると楽ちんです。
  • 読み込んだ写真のサイズと GPS ポイントを書き込んだ写真のサイズ同じになる。逆に言うと 100yen 払ってない状態だと、デジカメから取り込んだ写真サイズが 1Mbyte だとすると GPS 情報を書き込んで保存した写真は 400kByte くらいになってしまうんですね。
    画素数は変わらないんだけど。なので何かしらのデータが間引きされているんだと思うです。

GeotagMyPic はデジカメから取り込んだ生データはそのままに GPS ポイントを書き込んだ写真は別途保存してくれます。上書きはされません。なので母艦の iPhoto などに iPhone6 の写真を取り込んだときには枚数がドドドと増えることになりますが、まぁ、それはそれで良いことかもしれないですね;-)。

そして、このアプリの良い点は広告が無いのと、日本語化されているところでしょうか;-)。

 
と、いうことで今回掲載した環境を川治温泉に行った時にフィールドテストしてきました。

温泉一泊旅行に行くとそれなりにぽっかりとあく時間ができることがあるので、時間を持て余しそうなタイミングで、上記のような運用方法を実施する点については特に不便などを感じませんでした。

これでデジカメに GPS 書き込み機能がついてなくてもなんとかやっていけるかなぁ。今度は海外に行った時に試してみたいモノですが、その機会があるのか、ビミョーですf(^^;;。

2月 082015
 

前回のエントリで「Nokia Lumia620 に Windows10 for mobile が入らない。」と、いうのを書きましたが、そもそも Nokia Lumia620 に Windows10 for mobile が既に降ってきているのか確認する方法が無い。もうインストールできるのか解らない。

と、書きましたが、どうやらその確認方法があるようですね。あちこち探してみました。

今回は、自分の持っている Windows Phone で Windows10 が利用できるかの確認方法について書いてみたいと思います。

まず先に、僕の持っている Nokia Lumia620 では今のところまだ Windows10 for mobile は利用できない。と、いうことが解りました。ちょっち悲しいけど、まぁ、それが解っただけで十分か。みたいな・・。

 
1). 確認アプリのダウンロード
まず、最初に Windows Phone にストアから「Windows Insider」というアプリをダウンロードします。
このアプリ、ストアで検索しても中々ヒットしないんですよねぇ。検索しても出てこない場合には以下の URL からたどってくださぃ。

http://www.windowsphone.com/ja-jp/store/app/windows-insider/ed2b1421-6414-4544-bd8d-06d58ee402a5?signin=true

このアプリは Microsoft Windows の情報を一足先に得られるモノです。で、情報を受けるには Windows Insider Program に登録する必要があります。ここでアカウント登録して、次のステップに進みます。

WindowsPhone10_check_1

Microsoft Windows Phone の先進的機能を利用するにはデベロッパーセンターに登録したり、 Windows Insider Program に登録したり、何かと大変ですなぁf(^^;;。

 
2). Windows Insider で確認。
インストールされた Windows Insider アプリを起動し、ログイン情報を入力したあとに表示される画面で “Get preview builds” をタップすると、自分の Windows Phone 用に Windows10 が利用できるか確認することができます。

僕の Lumia620 は以下のような感じ。

WindowsPhone10_check_2

“no builds” と、表示されているのでまだ Lumia620 に対応した Windows10 はできていない。と、いうことになりますね。

ちなみにちゃんと用意されている場合にはどういう表示になるのだろう? また、”no builds” を見たことがある人はいるのだろうか・・。

 
と、いうことで、今回は自分の持っている Windows Phone で Windows10 for mobile がインストールできるかの確認方法について書いてました。

早く僕の Lumia620 にも降ってこないかなぁ。

 
2015/02/14 加筆
ふむー。02/13 に Microsoft から発表がありましたなぁ。 Windows Phone にも Windows10 を提供すると。
基本的にはここに書いたように Windows Insider アプリをインストールしてからアクセスしてね。ってことらしいですが、それにしても僕の持っている Lumia620 は対象外で Lumea630 が番号の一番小さい機種になりましたなぁ・・。

アップデートに必要な容量は 8GB と、書いてあるんだけど Lumia620 も Lumia630 もどっちも 8GB しかないのよねぇ。で、 OS とかアプリをインストールしていると残りは 5GB くらいしかないはずなのに・・。

まぁ、 Lumia620 を持っている人は「きっと Windows10 が降ってくる。」と、心に固く誓い、もうしばらく待ってみることにしましょぅ・・。

2月 052015
 

Microsoft が 2015年01月21日 に Windows10 の紹介イベントを開き、日本語に対応した Windows10 Technical Preview を二月に入ったらダウンロードできる。と、いうことになりました。

デスクトップ版のほうはきっと色々な人がレビュー記事とか書きそうなのであまり気にしていないのですが、今回発表された Windows10 は Windows Phone にも降ってくる。と、いうことなので、僕はどちらかというと Nokia Lumia620 に降ってくるであろうと思われるモバイル版の Windows10 のほうが気になっていたのであります。

今は手元にある Lumia620 には Windows Phone8.1 がインストールされていて、通称 Lumia Cyan というバージョンがインストールされています。

で、その状態で、一月中頃から「電話の更新」を確認すると、何やら新しい更新があることは確認できるのですが、それがインストールできない状態が続いていました。

そして、 PC 用の Windows10 のダウンロードが可能になった段階でも同様のエラーとなり更新ができません。以下のような状態なんですけども。

IMG_3124_WindowsPhone10_1

ここに表示されている 8018830f と、いうエラーコードはどうやらダウンロードして展開したけど、領域が足りないらしい。と、いうことのようなんですね。
ふむー。 Technical Preview 版というのは debug オプションが有効になっていてそれなりに広大なディクス容量が必要なのかいのぉ。あ。ディスクではなく RAM か。などと思っていたんですけども・・。

で、どうしても Lumia 620 で動作する Windows10 が見たいので、うりゃーっ!! などとリセットしてしまいました。で、リセット後に起動して来た状態で簡単な設定のみをして「電話の更新」を試したのですが状況はちぃとも変わらないですね。

それにしても Lumia 620 は RAM は 8GB 、 SD カードも 8GB のものを用意しています。そして、「ストレージセンサー」を確認すると Windows Phone8.1 のシステム部分だけでだいたい 2.5GB ほど利用しており、残りが 4.7GB ほどです。

IMG_3126_WindowsPhone10_3

この領域があったとしてもエラーコードはやはり 8018830f でした。

ふむー。多少の RAM の容量が増えたとしても今のところ Lumia620 に Windows10 が降ってくることはないようです。残念。

と、いうか、そもそも「電話の更新」でダウンロードしてくるファイルが本当に Windows10 なのであるかは定かではないですが、もし、万が一、僕みたいに WindowsPhone を持っていて Windows10 for mobile をインストールしたいなどと悩んでいる人は、ただちにリセットなどかけずに、もう少し待つことにしたほうが良いと思われます。

以上、僕の経験でした。

どなたか Nokia Lumia で Windows10 for mobile が動いた人いますか?

1月 302015
 

安い USB OTG ケーブルがあったので購入してみました。楽天で買ったのですが、送料込み 680yen でした。

このケーブル、充電しつつ USB 機器が一個接続できる。と、いうモノらしいです。が、考え方は色々あるようで、スマートフォンやタブレットには充電しないけど、接続器した USB 機器には給電しつつ利用できるので、スマートフォンやタブレットのバッテリの減りは遅くなるでしょ。と考えることもできるようですね。

そもそも OTG とはなんぞや? ということになるのですが USB “On The Go” の略だそうで PC が無くとも USB 機器単体で通信が行えるようにする規格らしいです。

するとこのケーブルのどこかには USB コントローラーチップが一個埋め込まれている。と、いうことになりそうですね。分解してないのでわからないんですけども。

で、 UBS オスを AC アダプタ(DG-D08IWB 32GB に付属の 2A のモノ)に接続し電力を仕入れたあと UBS メスにカートリーダーを接続をすると、そこに電気が供給されカートリーダーが使えるようになる。

IMG_0753_USBOTG_1

使い方としては USB のオスは AC アダプタなどに接続し電源供給できるようにします。
USB メスに USB キーボードや SD カードリーダーなどを接続し MicroUSB はスマートフォンやタブレットに接続する。って感じですね。

さてと。僕が持っている MicroUSB に対応したスマートフォンやタブレットはというと、以下になります。

  • DG-D08IWB 32GB
  • ZTE Blade Vec 4G
  • Nokia Lumia620
  • NEC Medias LTE N-04D

結論から言いますと Nokia Lumia620 だけが充電できました。他の機器は本体の充電はできずに 1 ポートの USB HUB として利用できるのみです(それはつまりは”変換ケーブル”ってことかい?)。
ただ、USB 機器には AC アダプタから給電されるようです。

DG-D08IWB 32GB のときは USB のオスを AC アダプタに接続し、MicroUSB は本体へ接続。 USB メスにはキーボードとかカードリーダーを接続し、動作する。って感じです。本体への充電はできませんでした。

ZTE Blade Vec 4G も DG-D08IWB 32GB とまるで同じ動作でした。

Nokia Lumia620 は唯一 MicroUSB から本体に対して充電ができました。おぉー。とわ言いつつ、 Windows Phone8.1 で動作する USB 機器が無いんですね・・。orz なので非常に本末転倒。意味が無い状態。

 
他に検証として、このケーブルの USB メスに USB – MicroUSB 変換ケーブルを接続し、MicroUSB 側にスマートフォンなどを接続すると無事に充電できました。つまりは USB オスから USB メスに対しては無事に給電していてくれている。と、いうことですね。
この時に余った MicroUSB に何かしらの USB 機器を接続するとどうなるのだ?と思ったのですが、 USB 変換プラグが無いので試せませんでした。

ただ、上記の通り USB メスに USB – MicroUSB 変換ケーブルを接続し、その変換ケーブルの MicroUSB 側にスマートフォンなどを接続して充電している最中に MicroUSB に Lumia620 を接続すると無事に充電できたので二台同時に充電は可能になりました;-)。

あと、色々接続テストをしていたらたまたま偶然 MicroUSB に接続していた DG-D08IWB 32GB に充電が出来ました。その時 USB メスには SD カードリーダーが付いていて Windows8.1 でも認識しました。ん? やったーっ!! とか思ったのもつかの間、その後、再度確認のために引っこ抜いて色々試したのですが、どう接続しても再現しなくなりました。あらら。

と、いうことでもしかしたらこのケーブルでも DG-D08IWB 32GB に対して USB 機器を使いながら充電できる可能性は残っている。と、いう感じはしました。もう少し色々試してみたいと思っているのですが・・。

 
まぁ、今回は送料込みで 680yen だったので人柱的要素が強いでしょうかねぇ。それはそれでしょーがない;-)。
ちなみに IBM の Windows タブレットでは本体に充電てきて USB 機器も使えるらしいので、色々試してみるのもそれはそれで楽しいのかもしれません。

 
2015/02/15 加筆
このケーブルを利用して DG-D08IWB 32GB が充電できるようになりました。わーい;-)。

接続している写真は以下になります。

IMG_0801_OTG_USB2_1

USB オスは AC 電源、USB メスに USB – MicroUSB 変換ケーブルを接続し DG-D08IWB 32GB に接続すると充電できます。
MicroUSB オスには USB メス – MicroUSB メス変換コネクタを接続し、そこに SD カードリーダーを接続しました。
すると、充電しつつ SD カードを認識したのであります。パチパチパチ。この状態で DG-D08IWB 32GB のバッテリ容量がどんどん増えていくことを確認しました。

アップの写真。

IMG_0805_OTG_USB2_2

USB メス – MicroUSB メス変換コネクタを接続したので利用時にはどちらも USB メスの状態になりました;-)。

ちなみに USB マウスを接続して使ってみたのですが DG-D08IWB 32GB の充電容量は中々増えないですね。 SD カードリーダーを利用した時には増えているんですが。それだけ USB マウスの消費電力が多い。と、いうことなのでしょうなぁ。となると AC アダプタは 2A のモノよりも 2.4A のものを利用したほうが良いのかもしれません。

あと、 ZTE Blade Vec 4G も試してみましたが、こちらは充電はできますが SD カードは認識しませんでした。と、いうことで今のところこのケーブルは DG-D08IWB 32GB で利用可能。と、いうことになりますね。

ちなみに変換ケーブルは 680yen、USB メス – MicroUSB メス変換コネクタは 280yen でした。両方足しても 1,000yen ですねぇ・・。

 
最後にですが、今回のような使い方をしても問題が無いのか、イマイチ良く解りません。ただ『使えました。』と、いうことです。この使い方をして本体や USB 機器などに問題が生じた場合、僕は責任を持てません。自己責任で試してみて下さい。

 

1月 072015
 

クリスマスイブの前日にドスパラの DG-D08IWB 32GB を入手し、正月休みに色々いじくってみました。とわ言ってもこのブログにありがちな「FreeBSD をインストールするぜぃ。」ってんではなく、純粋に Windows8.1 マシンとしての利用です;-)。

まず、 Bluetooth キーボードとマウスを手に入れました。今回購入したのは以下の二つ。

  • キーボード: ELECOM Bluetoothキーボード TK-FBP069BK
  • マウス: LOGICOOL Bluetoothマウス m557 グレー M557GR

キーボードのほうは正月休みに購入したら Amazon が 01/02 に持ってきてくれました。すげー;-)。
マウスのほうは休み前に、やはり Amazon で購入しました。

キーボードは「中々良いよ。」と IT 系ニュースサイトに書かれていて、Fn+ 数値キーで接続する機器が最大で九個まで登録できます。試しに Fn+1 を Android の ZTE Blade Vec 4G に、 Fn+2 を DG-D08IWB 32GB に接続できるようにしましたが、どちらも Bluetooth をオンにしたあとにサクっと接続してくれました。認証用の番号を入力する必要もありません。

今回購入したキーボードは 106 日本語キーボード(正確には 86 キーですが;-)なので日本語はかな入力が可能です。以前に ZTE Blade Vec 4G で Android の日本語かな文字入力を試した記事を書いたのですが、このキーボードでバッチリとかな入力ができました;-)。

IMG_0555_Wind81_Bt_1

で、DG-D08IWB 32GB で試した結果ですが、そもそも、キーボードの無い Windows8.1 タブレットはソフトキーボードでの入力になります。ソフトキーボードの使い勝手は以下の点においてどーもイマイチなので Bluetooth キーボードがあったほうが良いと思われます。

  • 日本語はローマ字入力しかできない。
  • ソフトキーボードを利用すると画面の半分が専有されランドスケープモードで利用するとウィンドがキーボードの下に隠れてしまう。
  • TAB キーが数値キーボード側にあり打つのが大変。
  • Ctrl+hoge キーが打てない。

などなど。 TeraTerm で ssh して tcsh 使うとか emacs を利用する場合には苦痛でしょうがないX-(。まぁ、そんなことするのは UNIX 系 OS を利用する一部の人のみだとは思うのですけどねf(^^;;。
あと、 Bluetooth キーボードを利用した場合でも Windows ストアアプリ側ではローマ字入力ができないのが悲しいところか。

 
続いてマウスについて。

今回購入した Bluetooth マウスは電池の持ちが約一年という、非常に省電力なマウスらしいです。一個くらい Bluetooth マウスを持っていても良いかなぁ。などと思い購入しました。

マウスがあるとデスクトップ側では非常に楽ちんですね。 Windows ストアアプリ側では別にマウスが無くても良いかなぁ。などと思えてきます。が、あればそれに越したことはありません。

今回購入したマウスには Windows キーが付いているのでスタートボタンを物理的に押す必要とか、マウスで左下に行く必要が無いのが嬉しいですね。

と、いうことで DG-D08IWB 32GB と一緒に持ち歩く機材が随分と増えたような気がしますが、まぁ、それはそれで仕方の無いことか・・。

 
さてさて。Windows8.1 タブレットと Bluetooth のキーボード・マウスが揃ったので、では、これを一体何に使うのか?と、いう点についてですが・・。

実は僕は普段から MacBook を利用しています。 NotePC ですが、そこに FULL HD のディスプレーと USB のキーボードと Apple Magic Trackpad を利用しています。
それが机の上にデーンっと居座っていて右側には ThinkPad Edge e145 がいて FreeBSD が動いています。

するとテーブルのスペースは左側が空いているのでそこに DG-D08IWB 32GB を設置しました。これで完璧。全てのデバイスで今必要な OS が全部動いている状態になりました。しかし、本当にそれで良いのか? orz

と、いうような感じです。

 
Windows8.1 の Windows ストアアプリ側でもっと普段から常用できるアプリが欲しいものです。

今一番欲しいのは CalDAV に対応したアプリですが、そもそも Windows 上でまともに動作する CalDAV アプリというのは Thunderbird の Lightinig しか無いようですね。 悲しいことです。
マップアプリももう少し色々揃って欲しいとは思いますが・・。

考えてみると、僕は Windows Phone8.1 も持っているのですが、 Windows ストアアプリ側はそれと似たような状態ですかね。もう少し今後の発展に期待でしょうかね。

ちなみに Windows10 が出るとタブレットはどう変化していくんだろう?

 
と、いうことで、現状ではこんな感じでしょうか。

DG-D08IWB 32GB を外に持ち出すときには ZTE Blade Vec 4G と一緒で、こいつの Bluetooth を利用することにしました。 ZTE Blade Vec 4G にはぷらら LTE SIM が入っているのですが、最近は一日に利用できるデータ量が 50MB から 70MB にアップしました。これも嬉しいことです。

なんか、話の終わり方がビミョーですが、 DG-D08IWB 32GB を使える環境が整いました。あとは何に使うか。になるのかなぁ・・。

あれれ?特に目的が無くて買ったということかな? f(^^;;。

一点。確実な使い方が解りました。 iCloud をインストールして、 iPhone で撮った写真を大画面で見る。ってことが可能です。 DG-D08IWB のカメラは結構へぼいので写真は撮らないような気がしますf(^^;;。

 

12月 212014
 

何気なく自宅で、 iPhone6 の RBB TODAY のスピード計測アプリを起動してみた。キャプチャ撮ったので掲載します。

IMG_0429_SoftBank_TD-LTE_1

おかしいんだよなぁ。今までこんな速いことなかったんだけど・・。 2.1GHz 帯の LTE だとダウンロードが大体 30Mbps でアップロードが 35Mbps くらいだったんだけど、今回はダウンロードで 80Mbps を突破している。なんだこりゃ? (@_o)。

うちにもいよいよ 900MHz 帯の LTE アンテナが立ったのかな?とか思ってしまいますよね。

ちゅーこっておまじないの電話番号入力して LTE の電波調べてみましたよ。以下はそのキャプチャ。

IMG_0430_SoftBank_TD-LTE_2

んーっ?! Freq Band Indicator が 41 だとぉ?!

ちゅーことはつまりは TD-LTE で通信している。ってことかい? (@_o)。 うちの近所に最近 TD-LTE のアンテナが立った。と、いうことかい? うひひ。それは嬉しい;-)。 iPhone6 は TD-LTE に対応しているので非常に嬉しい。

それにしてもこれだけの速さを使いこなせるかがちょっとビミョーですがf(^^;;。

 
ちょっと前のエントリで「MVNO を変えてみました。」ってのを書いたのですが、新しい MVNO は電話のキャリアは NTT docomo 、 MVNE が OCN で MVNO がぷらら。この組み合わせの環境だと RBB TODAY スピード計測はダウン/アップの両方はうんと速いときで 3Mbps くらい。そして値段は 972yen。
SoftBank は 5,200yen 。値段の差は品質にモロにでるんだねぇ。と、感じますね。

安い安い。と格安 SIM に飛びついたとしても品質は値段相応。 裏を返すと SoftBank は 5,200yen 取るんだからアンテナにもバックボーンにも十分にお金をかけている。と、いうことが感じ取れますなぁ。

 
あ。決してステマではありませんが、 TD-LTE が入ったのでちょっとエントリ書いてしまいました;-)。わーいっ。