ウェブページのカウンターとしては Count.cgi と言うのが有名なんですが、まぁ、以下の URL のプログラムです。
http://www.muquit.com/muquit/software/Count/Count.html
僕もその昔、ASP にいた頃良くメンテしていました。
で、このカウンター、同一のアクセスもとから何回もアクセスがあるとカウンターが上がらないようにするオプションがあるんだけど、conf/count.cfg の count_reload=No かな。リロードしてもカウンタ-アップしないうにするオプションです。
しかし、IPv6 のアドレスからアクセスすると、この設定が有効にならないのねぇ・・。
カウンターの元データとなる Counter/data/file.dat にはカウンター数と最後にアクセスのあった IPv4 アドレスを保持します。このファイルに掲載されている IPv4 アドレスからアクセスがあるとカウンタアップしないんだけど、IPv6 アドレスからのアクセスだと count_reload=No が有効にならないのでガンガンカウンター値が上がってしまうX-(。
こらー、IPv6 対応させる必要があるかなぁ・・。どなたかチャレンジして、FreeBSD の ports でええので対応しませんか?:D:D
たかちゃん。
hw.acpi.video.out0.activeが消えてしまった。
僕はDELL Latitude X1を持っているんだけど、現在 FreeBSD は 6.2-STABLE を追いかけている。
ports は ports-current を追いかけているんだけど、 xorg が 7.2 になったからなのか、最新の STABLE で 変更が入ったからなのか、 sysctl から hw.acpi.video.out0.active が消えてしまった・・。
DELL X1 は 一応 S1 っぽい S3 の suspend/resume ができるのだけど、今までは以下のようにすれば、 resume からの復活でディスプレーのバックライトが点いていたんだけど、この sysctl のパラメータが無くなってしまった・・。
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なので resume から目覚めてもバックライトが点灯しないので画面は真っ暗・・。あぁ・・。どうしよう。多分原因と言うか、手が入ったのは acpi_video.ko だと思うのだけどねぇ。しばらくは調査の日々が続きそうです・・。
まだ、原因が特定できていないし回避策も見つかってはいません・・。
あ、後、良い事も一つあって、レジューム後は CPU 速度が自動的に可変に動作するようになりました。今までは ntpd をリスタートしないと CPU 速度が固定だったのだけどねぇ。
DELL X1 の詳細については DELL Latitude X1(7-CURRENT) もご覧下さい。ちょっと古いんですけど・・。
xorg-7.2。
5/19 の cvsup からかな。X11 と言うか xorg が大きく変更された・・。僕は今日、cvsup したんだけどねぇ。ports は xorg-6.9 から xorg-7.2 にバージョンアップしたんだけど、/usr/X11R6 を使わなくなっているやないのっ!!
まじかよっ!! って感じなんだけど、まぁ、考えてみると、僕の UNIX 生活は X11R4 から始まっているわけで、/usr/X11R4 が最初だった気がする。そのあとバージョンがあがって長い間 /usr/X11R6 だったな。
でもって、xorg-7.2 からは /usr/local/ になりました。これも UNIX の歴史の一部なのかなぁ。
ports からインストールする人は /usr/ports/UPDATING に従ってバージョンを上げましょう;-)。
/usr/X11R6/bin や /usr/X11R6/lib の中がちょっとづつ無くなって行くサマはそれなりに悲しいものですが・・。
自宅サーバを最新 STABLE へ。
デスクトップと NotePC の FreeBSD は最新の 6.2-STABLE にしていたんだけど、サーバはなかなか最新にする勇気が無かった・・。
そー。sendmail 回りがガガガとバージョンアップしたからねぇ。メールの送受信に問題が発生すると困るのでなかなかその勇気がでなかった(^^;;。
ちなみにうちのサーバは sendmail+procmail で courier-imap を利用していて、更に majordomo が動いているので sendmail は結構真剣に作らなければならないのでした。
majordomo はバーチャルホストで複数のドメインを利用しているので以前に書いた local-host-names を利用しないようにするための sendmail.cf にしなければいけないしねぇ。
と、言うことでちゃんとバックアップして、恐る恐る最新の STABLE にして、ただちに sendmail.cf を作って一応事なきを得た。と言う感じ。
作業中、spam がガンガン届くんだけど、これって、MTA の設定に不備がないかの目安になってある意味役に立つかも;-)。spam が届かなくなったら sendmail.cf の設定が悪いんだって事だからねぇ・・。
ちゅーこってこれで自宅の全ての UNIX ベースの OS は sendmail-8.14.1 になったな;-)。
MacOSX に sendmail-8.14.1 をインストール。
僕は Core2Duo な MacBook を持っているんだけど、以前から MacOSX で納得のいってなかったのは、 MTA が IPv6 に対応していないこと。そー。MacOSX では Postfix が default で入っているのだけど、こいつが IPv6 に対応していないX-(。
なので最近は、FreeBSD の sendmail のバージョンがアップする度に MacOSX に sednamil をインストールしている。今回はそのインストール方法についてまとめて掲載してみよう。まぁ、一種の自分の忘却録みたいなモンだけどね(^^;;。
僕の手元には FreeBSD があるので MacOSX に最新版の sendmail をインストールするときには FreeBSD が必須となっています。以下、MacOSX に sendmail をインストールするときに必要なもの。
1. FreeBSD の /etc/mail 配下一式。FreeBSD STABLE などから tar で固めて持ってきましょう;-)。
2. /usr/ports/mail/sendmail/files/site.config.m4 と site.config.m4.ipv6
IPv6 対応にする sendmail にするためには以下のコマンドを打って site.config.m4 を作成すれば良いでしょう。
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3. sendmail-8.14.1 のソースコード。
さぁ。準備は整いましたか?では続いて sendmail の build と行ってみましょうか。
1. MacOSX 上で sendmail のソースを展開します。
2. Build スクリプトを実行します。大体以下のような感じ。os と rel は uname -a コマンドを実行し、自分の MacOSX のバージョンに合わせます。
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次に build が終わったらインストールしますがその前にディレクトリを掘って上げます。なお、Build install では mail.local をインストールしてくれないのでこれだけは手でインストールします。また、sendmail.cf を作成するために cf ディレクトリを /usr/share/sendmail/ 配下にコピーします。
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以上で sendmail のインストールは完了です。
FreeBSD から /etc/mail 配下を持って来ているのでそれをそのまま MacOSX に展開します。/etc/mail 配下では bsdmake とたたくと m4 マクロから sendmail.cf を作成してくれることでしょう。
しかし、これだけでは sendmail が動作しないのが MacOSX です。sendmail が正しく動作するために環境を整える必要があります。
まずは NetInfo マネージャで sendmail が動作するユーザを登録します。これは FreeBSD の /etc/passwd、group ファイルと同じでいいでしょう。 以下の二つを NetInfo マネージャ から users と groups に登録します。
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次に各種ディレクトリの整合性を取ります。sendmail 用のディレクトリを作成します。また、sendmail は自分が参照するディレクトリが 775 だと動かないのでそれを直してあげる必要があります。裏を返すと MacOSX は全然安全では無い OS。と言うことですね・・X-(。
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さてと・・。最後の三つの chmod でディレクトリのバーミッションを変更していますが、これやると、一般ユーザから NetInfo マネージャが動作しなくなります(ユーザ情報の登録・変更などができなくなります)。怖いですねぇ・・。しかし、775 になっている OS はそーそー使いたくないものです。この際だから 755 に変更してしまいましょう。
NetInfo マネージャが使えなくなると困るので、ログイン画面から root でログインできるようにします。NetInfo マネージャで root にパスパードを設定してあげれば良いです。そうすれば、NetInfo マネージャを使いたい場合は、いつでも root でログインして利用することができます。
以上で sendmail のインストールは完了です。後はスタートアップスクリプトを書くだけです。まぁ、あれなんですけど、/etc/hostconfig から起動するようにしましょうかね。以下の行を /etc/hostconfig に書きます。
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でもって起動スクリプトSendmail を用意しました。これを /Library/StartupItems/ に展開すれば、起動時に sendmail が起動するようになるでしょう。
さて、これで以上ですが、あなたも MacOSX で IPv6 な MTU の世界をお楽しみください;-)。
iPod と konqueror の関係。
iPod miniを持っている。自宅では MacOSX を利用しているのでカレンダーなどを同期している。
会社では iPod にバッテリーが無い時だけ FreeBSD に接続し充電だけしている。まぁ、iPod を HFS+ にしているとファイルシステムとしては認識しなくて全然利用できないので ISMS 的にはなんの問題もないのだど、 ISMS の審査員がそこまで知っているか?と言えば知らないと思うので明らかにアウトだな。
で、話は konqueror との相性です。以前に KDE と hald の関係について書いたけど、hald がちょっと頑張りすぎる傾向にあるみたい。
FAT32 にした iPod を KDE が動作している FreeBSD に接続すると、mount しようとして hald が頑張るんだけど konqueror はそれをうまく認識できなくて、一人でブクブク太っていってしまう。気がついたら konqueror がメモリを食いつぶしていた。なんてことが多々あるわけですよ。
何回かに一回位は hald が拾ってくれる時があるんだけどねぇ。
後、iPod をつなげた瞬間に X が固まることもあったりするし、iPod をつなげたままリブートすると再起動中に途中で止まったりするし・・。
しかし、これらの現象、iPod を USB から引っこ抜くと全てちゃんと動き出す。iPod 恐るべし;-)。
ちなみに僕の持っている iPod は黄緑色の mini です。
リコー imagio PM C4500SP。
FreeBSD で印刷。これは永遠のテーマですね。gs ドライバがヘボいと、たとえ cupsd 経由で印刷したとしても日本語が文字化けするしで使い物にならないことが多い。
そんな状態で、リコー imagio PM C4500SP を FreeBSD から利用する機会があった。PM C450SP では lpr が動作していて、FreeBSD においては ipp プロトコルで通信し、利用するためには IP アドレスとキュー名を FreeBSD 側で指定する必要がある。
ちなみに、このプリンター、OS は NetBSD と言うウワサあり。IPv6 で ipp プロトコルの通信ができるプリンターらしい;-)。
僕は、KDE3 を利用しているのだけど、KDE3 にはメニューに [設定]->[プリンタ] と言うのがあって、プリンタの設定があっと言う間に行える。
プリンタの設定ウィサードを起動する前に cupsd_enable=”YES” として cupd を起動し、ウィザードの下のほうにある [現在の印刷システム] を CUPS にすればええだけ。後はプリンターを登録するだけ。かんたーーん;-)。
で、ちゃんとした PS プリンターであれば簡単に動くんだけどねぇ、gs 経由で印刷する時は日本語が表示できなくてイヤになる時が多々ある。この辺りになるとプリンタの性能がモノを言うかな・・。
後、CUPS 経由で印刷する場合、ベンダが提供している MacOSX のドライバが役に立つときがある。Linux 版が無い場合は MacOSX 用のドライバを利用してみましょう;-)。
ただし、FreeBSD でどうやって dmg アーカイブを溶かすんだ?って話はあるんだけどね(^^;;。
MacOSX の Parallels と IRC。
原因はまるで解らない。MacOSX 上で IRC を起動してもサーバに接続できなくなってしまった。reicha や wide などの IRC サーバに根こそぎ接続できなくなっている。
以前は出来ていたのでおかしい。バーチャル PC を入れてからの様な気がする。Vmware と Parallels をインストールしたんだけど、インターフェースを勝手に生成しているねぇ。と言う感じ。
UNIVERSAL バイナリの IRCat や、Parallels の上の WindowsXP の IRC クライアントソフトでもやはり接続できない。おかしいなぁ・・。
で、しばらく我慢していたのだけど IRCat って IPv6 Ready だったのね。と言うことで reicha の IPv6 の FQDN を記述したら無事に IRC が復活した。ふぅ・・。
それにしても何が IPv4 の IRC のパケットを止めているのだろう・・。tcpdump しても返事は帰ってくるのにねぇ・・。
まぁ、当面は IPv6 で IRC するか。
SD Bus Host Adapter。
最近の NotePC には SD スロットが付いている。しかし、FreeBSD ではドライバが無くて、none なデバイスである・・。pciconf -lv すると以下のような感じ。
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しかし、世の中にはすごい人がいるものですねぇ。FreeBSD 用のドライバを書いてくれた人がいます。
http://lists.freebsd.org/pipermail/freebsd-drivers/2006-September/000243.html
http://www.sashi.de/en/freebsd/sdhci/index.html
早速ダウンロードして試してみました。make して kldload sdhci.ko しておしまい。再度、pciconf -lv してみると以下のような感じ。おーーー。
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しかし、messages にはログがガンガン吐かれている。あぁ。と、言うことで常時 kldload しているわけには行かないみたい。必要な時に kldload するようにするか・・。あ、ちなみにデバイスと認識させただけで、実際にデータ転送とかしたことないですよ。僕;-)。ヒトバシラーな方、頑張ってください。
僕が思うに、devd もしくは hald と連携して、SD カードが挿入された時点で kldload するようにしたらええんかな? あ、けど、SD カード挿入前には /dev/sdhci0 が生えてなければならないので、ちょっち無理かなぁ・・。
mew が Punycode に対応した。
emacs22+mew と言うのがぼくのメールを読む環境なんだけど、 Mew version 5.2.50 で Punycode に対応したみたいです。試してみるとこれがまた・・。
メール本文(mew では message バッファと呼んでいます)にある http://xn--w8j2bze0962a.jp/ が、ちゃんと http://もつ焼き.jp/ と表示されるようになった。すごいなぁ。その URL をクリックするとちゃんとブラウザも起動する所が偉い;-)。
ただ、From:・To:・Cc: などの takachan@xn--w8j2bze0962a.jp は変換してくれないみたい・・。ちょっと ML で かずさん に聞いてみよう。
で、話は自然と「国際化ドメイン名」に行くんだけど、firefox ってすごいなぁ。と再確認。
「もつ焼き。JP」とか、「もつ焼き.JP」って言うのをちゃんと変換して表示してくれるのね。これには驚き。技術的には NAMEPREP による正規化をしてから、Punycode による変換を行い ASCII コードで DNS に問い合わせられる。でもってちゃんと表示してくれる。すごいなぁ。
もつ焼き。JP (firefox でクリックしてみてください)
↓ NAMEPREP による正規化
もつ焼き.jp
↓ Punycode による変換
xn--w8j2bze0962a.jp
Punycode ってのは知っていたけど、 NAMEPREP ってのは今回初めて知りました。すごいぞ。これ。
ちなみに konqueror は Punycode に対応しているけど、NAMEPREP には対応していないみたいで、「もつ焼き。JP」は不正な URL として扱われるみたい。しくしく。