前回の PentiumPro から P6 アーキテクチャに入ってきています。今回からは数回続くかと思いますが Slot タイプ CPU に行って見たいとおもいます。Socket タイプの CPU とはしばしお別れです。
が、筆者、Intel の Slot タイプの CPU は個人的には全く使った事がありません。今回登場する CPU は PentiumII になるわけですけども。
僕の手元にある PentiumII は 233MHz と 266MHz の二つですね。Super Socket7 な CPU のクロックに比べても随分と低いものになりますね。時期的には AMD K6 や K6-2 などと同じくらいでしょうかね。
PentiumII を語る上で外せないマザーボードがあります。Socket7 の ASUS T2P4 と同じぐらいに有名なのが P2B って製品ですね。 T2P4 から引き続き P2B が大ヒットしたこちにより ASUS が有名になったマザーボードですね。
当時勤めていた会社のサーバは Sun SPARC Enterprise の他に PC 系では ASUS P2B と PentiumII のセットで利用していたものがたくさんあったので実質的には僕も「利用したことがある。」となるのでありますが。
しかし、表面のキラキラしたシール、何を意味しているんでしょうねぇ?
最近、ThinkPad X100e を購入したのですが、こいつはグラフィックスカードが ATI の HD3200 相当だったので X11 のドライバの xf86-video-ati とか色々触っていたわけなのであります。
で、色々いじってみると、 X11 の ati の radeon ドライバでは HD5450 が動作するみたいだったのでいよいよ満を持してグラフィックスカードを交換してトライしてみよう。と言うことになったのであります。
購入したのは玄人志向の RH5450-LE512HD/D3/HS。ドスパラで購入したのですが、その時、ASUS の HD5570 が5,980yen だったのでどっちにしようか悩み、店員さんに確認したのですが、僕の PC は AthlonX2 4600+ で電源は 350W。店員さん曰く「350W で HD5570 はきついかもしれないですねー。」と言うことで HD5450 にしたのでありました。
ファンレス・ロープロファイルなのであります。
まずはこのグラフィックスカードを Windows7 で試してみました。Windows エクスペリエンスで確認してみると、以前使っていたHD 4350と比較です。以前比較したのはここにあますね。
グラフィックス性能がちょっぴりアップした。と言う感じでしょうか。それでも(僕は多分使う機会は無いとは思いますが) DirectX11 に対応しているのでね。まぁ、よしとしましょう。
後、Windows7 で HDMI 出力する時の注意点があります。ディスプレーの画面全体に表示できないので CCC で設定を見てあげる必要があります。以下の URL を参考にすれば良いかと思います。
http://www.ask-corp.jp/supports/ati2/hdmi_scaling.html
DVI 出力だと問題無いのですけどね。HDMI でフル DH 出力すると画面が小さく表示され、周りが黒くなります。
さて。Windows で動作確認が終わったので次はいよいよ FreeBSD でトライです。
が・・。ブートして X が起動した段階でブラックアウト、フリーズしてしまいますな・・。orz。
もう少し詳しく書くと、drm.ko・radeon.ko を kldload しない状態で HD5450 を利用するとディスプレはブラックアウトします。 リモートから ssh して shutdown するか power ボタンを押して S5 ステートでシャットダウンするかしか方法がありません。
drm.ko・radeon.ko を kldload した場合は、カーネル自体が凍り付きます。orz。
xf86-video-ati を 6.13.0 や 6.13.2、はたまた master にしてもカーネル自体が凍り付きます。orz。
なんだかなー。X11 のドライバは対応しているみたいなんだけど、カーネル側で対応していないのかなぁ・・。カーネルモジュールの drm.ko・radeon.ko をロードしない場合はカーネルは関係ないはずで X11 の radeon ドライバのみで動作している(libdrm も使われるのかな?)のだけど、けど、それさえも正常に動作しないのでありました・・。orz。
それにしても 玄人志向の RH5450-LE512HD/D3/HS は調べてみるとイワク付きのグラフィックスカードみたいなのでその辺りが問題になっているのかもしれませんが・・。
と、言うことで、もう少し HD4350 を利用することにしたのでありました・・。
ちなみに Radeon HD の 5000 番台が正常に動作している。という方いますか?いましたらコメント頂ければと思います。
僕はTwitterのアカウントを持っていて、結構くだらないことをつぶやいていたりしているのですが、そんなとき、「一太郎Twitterアカウント開設記念プレゼントキャンペーン」と言うのがありました。@ichitaro_js をフォローしてくれた人の中から抽選で記念品をプレゼント。ってのがあったのであります。
それに見事に当選。記念品が贈られてきました。ありがとうございましたっ!!
クリアシートと歴代一太郎のパッケージのシールと後、三菱 Hi-uni の鉛筆イチダースっ!!
鉛筆は本当に懐かしい。箱から出したらプーンと木と芯のにおいが漂って来て思わず「懐かしいにおいだーっ!!」と叫んでしまいましたf(^^;;。
で、その鉛筆をよくよく見てみるとなにやら書かれています。
しっかりと「一太郎25周年記念」と掘られているのですねぇ。これはどうすんべな。使うかなぁ。大事に取っておきべきか悩みます。
ちょっとだけ書いておきましょうか。僕と一太郎の関係を。一番最初に触ったのが会社で、一太郎4.3Dash だったかなぁ。NEC PC-98 版の MS-DOS 5.0 上で動作していたヤツです。「ダッシ」ってつまりは 「’」が付いたヤツなんですが、これって NotePC 版だったけかなぁ?後はロータス「1,2,3」。データベースは「カード3」だったか?そんな時代だったのであります。
で、その頃僕のデスクトップ環境のメインは EWS4800 だったのですが、Windows3.1 の時代が押し寄せるわけです。この時は「一太郎Ver.5」で、この後確か、僕の記憶が確かならば Windwos アプリになってひたすら重く、でかくなっていくのでありました。
筆者は更にデスクトップ環境もひっくるめて UNIX (EWS4800、SunOS、FreeBSDなど) にどっぷりと浸かっていくことになるのですが、時代は随分と過ぎ去って、MacOSX を使い始めるようになって ATOK を使うようになるわけですが、随分と久しぶりに JUSTSYSTEM の製品を利用することになるのでありました。
それにしても今回はありがとうございました。Twitter のキャンペーンで何か当たったの、初めてでかぁなり嬉しいのであります;-)。
さて。「CPU コレクション」は今回で 17 回目。ここからはいよいよ P6 アーキテクチャに入ります。ここまで長かった;-)。
と、言うことで Intel PentiumPto の登場です。
Intel がこの CPU を発売した時、自分は何を利用していたのかな?とか思ったのですが、あぁ。Socket7 使ってたな。Cyrix MII-300GP。これ、中々速かったので十分満足していた;-)。
ずっしりと重くて横に長くてそして大きくて。P6 アーキテクチャと言うのは随分と大きいのだなぁ。と言うのがその実感でした。
この CPU は当日勤めていた会社の PC を廃棄するときのタイミングでもらってきたので、僕自身としては会社で利用していた。と言う感じでしょうか。
こちらが CPU の裏側です。
表側の写真は横に撮っておりますが、裏側は縦に撮っております。それにしても、手元に CPU があって、じっくり眺めることができると「おやまぁ。」などと気がつく点が多いのですが、この PentiumPro っちゅー CPU はピンの並び方均等ではないのですね。写真で見ると上半分のほうがピンの密度が濃い。へー。面白いねぇ。などなるのでありました。
この CPU はアキバを俳諧しているとジャンク屋さんに時々「非売品」とか付いていてショーケースに並んでいたりします。この辺りの CPU だと皆さんまだ記憶に新しい人も多いのではないでしょうかねぇ;-)。
さてさて。最近ネタが一段落して来たので、CPU コレクションが連発になります。今回で第16回目ですね。Intel i486 系、本当に最後の CPU です。
今回登場するのは i486DX2 の「オーバードライブプロセッサ」になります。まずは写真を。
さてさて。後にも先にも、CPU にヒートシンクが default で付いている CPU は、僕が持っている中でこれだけになります。
それくらい貴重かなぁ。などと勝手に思ってしまったわけなんですけども。僕的にはこっちを先に手に入れたのですが、よくよく探してみると前回書いた i486XS の「オーバードライブプロセッサ」もあるみたいなので、そちらを後から手に入れた。と言う感じなのでありました;-)。
こちらは CPU の裏側になります。
基本的には i486 系なのでどれも似たような感じてあまり面白みはないですかねぇf(^^;;。
これで、僕の手持ちの i486、i586 な CPU は全てになります。ここまでで 16 エントリーになりました。CPU の個体的には 20 個位持っている感じですが;-)。
でもって次回からはいよいよ i686 系 CPU になっていきます。ただ、Socket370 に行くまでまだ随分と先になるかと思いますが、皆さんお楽しみにー;-)。
さて。CPU コレクションの第15回目です。そろそろ違うアーキテクチャに行くのかぁ?とか思いきや、もう少し i486 続いてしまうのであります。どうも済みません。
今回は i486 の「オーバードライブプロセッサ」の登場です。これもまぁ、 i486 なのですが、今回登場するのは i486SX の OverDrive プロセッサです。クロックは 20MHz 明らかに i486DX4 よりも遅いと思うのですけどもね。
この辺りの CPU を使った事のある人は多分、コテコテの PC マニアなんでしょうナァ。僕は P54 から PC をいじりだしたので実は良く分かっていません。フツーの i486SX よりも 「オーバードライブプロセッサ」のほうが速いのだろうなぁ。などと、漠然と思っているだけです。
こちらが裏側。
そー言えば、こないだ、アキバに行ったとき、Intel の “神様” が「『オーパドライブ』って付く CPU はハズレが多いですね。」みたいなこと行っていましたが、それはこの CPU のことをある意味さしているんでしょうなぁ。
ふふふ。僕、持っているもんねー。みたいな。使ったこと無いんだけど;-P。
前回のエントリーで「ThinkPad X100e がサスペンド/レジュームしない。」って書いたんだけど、FreeBSD/amd64 8.1-STABLE 自体はもうバリバリサスペンド/レジュームします。ただ、X の画面がエラー吐いてちぃとも復活しない。って感じなのであります。
ati ドライバ(の radeon)や radeonhd を試したり、後 vesa も試しました。 vesa の場合はレジューム後に X の画面が戻ってきて X が使える場合もあります。ただ、サイズが 1024×768 なのとレジューム後に利用はできるのだけどログを吐きまくっている状態なので使い続けるのはどうかな。などと思うのでありました。
こうなったら xf86-video-ati の radeon ドライバでバグが治ってくれるのを待つばかりですが、せっかくなので、絶えず最新版が利用できるような環境を用意しておこうなどと思ったのであります。
http://cgit.freedesktop.org/xorg/driver/xf86-video-ati/
この辺りを見ていると、コツコツと更新はされているようです。で、snapshot は “master” と言う文字列が付加されて公開されているようなので、それ用の ports を作ってみました。以下に転がしておきます。
結構トリッキーなのでコミットはしません。また、もし利用するのであれば ports に詳しい人限定です;-)。
後、 automake-1.11.1 が必要です。利用する場合には portupgrade して automake のバージョンを上げてください。
http://www.icmpv6.org/Prog/FreeBSD_ports/ports-xf86-video-ati-master.tgz
このファイルをダウンロードしたら /usr/ports/x11-drivers/ 辺りに展開します。 そーすると xf86-video-ati-master/ と言うディレクトリができたかと思います。
ちなみに ports の雛形は x11-drivers/xf86-video-radeonhd-devel を参考にさせてもらっています。nork さんありがとー;-)。
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こんな感じですかねー。man がインストールできないので patch-man_Makefile を実行しますが、ports の Makefile で吸収することができませんでした。ダサくてすみません・・。
後、絶えず最新版の xf86-video-ati-master.tar.bz2 を取ってくるので make NO_CHECKSUM=yes します。 distinfo はオマケみたいなものですが、 xf86-video-ati-master.tar.bz2 がダウンロードできない時は distinfo の SIZE を書き換える必要があるかもしれません。
一回インストールしている場合は make deinstall してから make reinstall になると思います。
ThinkPad X100e のグラフィックスチップは RADEON HD 3200 の RS780M になります。フツーであれば x11-drivers/xf86-video-radeonhd を利用するのですが、最近の ATI ドライバには radeon ドライバが吸収されていてこっちのほうが進んでいるようです。
xf86-video-ati の ports は 6.13.0 なんですが、上記 URL が示すとおり最新版は 6.13.2 になります。 x11-drivers/xf86-video-ati の Makefile の PORTVERSION= を 6.13.2 にして make NO_CHECKSUM=yes install って手もあります。この場合 xorg.conf のドライバは Driver “radeon” にすると良いです。
で、xf86-video-ati のドライバを使うと何が良いか?と言うことなのですが、僕は持ってませんが DH5000 番台のグラフィックカードが利用できるみたいなんですね。
最新の ATI のグラフィックスチップを利用している人は xf86-video-ati の 6.13.2 もしくは開発中版の master を利用して、トライしてみるのもひとつの手かと思います。
ちなみに ThinkPad X100e の RADEON HD 3200 は前のエントリでも書きましたが、レジューム後に以下のメッセージが出力されて、利用できなくなります。
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この文字列で gogo ってみると以下の URL が出てくるので、問題点については認識されていると思うので、早く改修されて、まずは master 版で提供されないかなー。
https://bugs.launchpad.net/ubuntu/+source/xserver-xorg-video-ati/+bug/608665
などと思っているのでありすます。
これからは一週間に一度位の割合で xf86-video-ati を更新するのであります;-)。
あ。もっと美しい ports を書いてくれる方、絶賛募集中;-)。
ThinkPad X100e の三回目です。これで最後になるか?! と、言う感じなのですが、僕がこの X100e を購入した後に Lenovo から新製品が出たり DELL から AthonII X2 な CPU の NotePC が出たりしてちょっと悲しいことが続いている、つまりはまぁ、僕が購入したタイミングが非常に悪かった。と言うことになるのですけども・・。orz。
と、言うことで今回は X100e で FreeBSD を利用した時の Suspend と Resume についてのお話です。「ThinkPad X100e で FreeBSD。気がついた点。」のエントリーでは「サスペンド・レジューム動きません。」とキッパリと書いたのですが、色々試したら、X 無しだと Suspend して Resume することが確認できました。FreeBSD もドンドンと進んでいると言うことですねぇ・・。大変失礼しました・・。
試した方法ですが、全てのカーネルモジュールを unload します。でもって必要最小限のカーネルもシュールのみで起動します。以下はそのモジュールのリストです。
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ファイルシステム系のモジュールはあってもなくても大丈夫でしょう。ネットワーク系モジュールはリモートから ssh する用です。後、random もですね。その他に X 系のモジュールをロードしました。
僕は ATA 系周りはモジュールにしていません。
この状態で色々試したわけです。acpi_video は動作が怪しい kldunload acpi_video するとマシンがフリーズするので利用しないことにしました。後は sysctl の設定ですが、 /etc/sysctl.conf には以下の設定を入れました。
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hw.acpi.reset_video と hw.syscons.sc_no_suspend_vtswitch を 1 にするとレジューム後に画面が表示されるようになります。
まずは X を起動せずにコンソールから acpiconf -s3 と叩くと「ヒューン」とか言ってスリープします。でもってパワーボタンはブリンクします。その後しばらくしてからパワーボタンを押すと。おぉーーっ!! 無事に復活するのであります。リモートからの ssh も接続が復活していてコマンドも受け付けてくれます。また、コンソールからもコマンドがバシバシ打てるのであります。
この辺りはミョーに感動です;-)。
と、言うことで、次に X を起動して KDE4 でログインしてから acpiconf -s3 を試してみます。スリープした後にパワーボタンを押すとバックライトは点灯するのですが、X の画面が出てきません。
ssh は利用可能なので、dev.acpi_ibm.0.lcd_brightness や dev.acpi_ibm.0.events 、そして hw.acpi.reset_video などの値を変更してみるのですが、復活する兆しは全く無いのでありました。
しゃーないので shutdown します。
次に試したのは X を起動して KDE4 でログインした後に CTRL-ALT-F1 して X の画面を一旦閉じてコンソールの画面にします。この時、コンソールではベコベコ文字が打てる状態なので acpiconf -s3 します。でもってサスペンドした後にパワーボタンを押すと、おぉっ!! コンソール画面は無事に返ってました。ここでコマンドもベコベコ打てます。
では、さっき CTRL-ALT-F1 しているので、今度は CTRL-ALT-F2 や CTRL-ALT-F3 を押して X の画面を戻すべ。とか思うのですが、ここで再度ブラックアウト。orz バックライトが点いているだけにちょっと悲しい状態なのですが、レジューム後に X が表示されることはないのでありました・・。orz
ちなみに、この状態の時、drm.ko は膨大な量のログを吐きまくっております。以下のようなログなんですけども。
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なので問題は drm.ko 側にあるのかなぁ?などとも思えるのですが、vesa.ko でやったらどうなんだ?とか、色々あるわけなんですけどもね。
とりあえず、xf86-video なドライバは radeonhd と radeonhd-devel を試してみましたが、とちらも症状は一緒でした。とほほ。vesa ドライバでも試してみましたが、vesa の場合、ちょっと症状が変わって、壊れた X の画面が表示されたりましたが、X がまともに使える状態ではありませんでした。vesa の場合は drm.ko とか kldunload したら症状変わったりするかなぁ・・。
と、言うことで、X 無しでは無事にサスペンド・レジュームすることを確認しました。ただ、必要最低限のカーネルモジュールをロードしての確認なのですけどね。そもそも、X が動かないので、これ以上、カーネルモジュールをロードしてテストしても仕方がない。と言うのが素直な僕の感想なのですけども・・。
ThinkPadX100e は Radeon なんだけど、Core2Duo の Intel 系のグラフィックスチップの場合、無事に drm.ko も動作するのかなぁ? それがちっくと疑問なのですけども。
さて。ThinkPad X100e を購入して色々試している最中です。「ThinkPad X100e で FreeBSD。気がついた点。」のエントリーで書いた通り、if_iwn が動作しないので手元にある USB 接続の WiFi デバイスを試してみました。
手元にあるのは二つ。
・MELCO WLR-UC-G
・PCI GW-US300MiniW
上の MELCO WLR-UC-G は Ralink の 802.11a/b/g に対応した RT2500W のチップを載せています。こいつは FreeBSD 8.1-STABLE においては usbdevs にエントリが無いのでパッチを書きました。以下の URL にパッチはあります。
http://icmpv6.org/Prog/FreeBSD_patches/MELCO_WLR-UC-G_8.1-STABLE.patch
そして、このパッチは send-pr したので近いうちにパッチを適用せずとも利用できるようになるのでは。と思います。
なお、MELCO WLR-UC-G は ディップスイッチで AOSS(AP モード)とクライアントモードの両方に対応していますが、USB の deviceid は両方とも登録しておきました。
下の PCI GW-US300MiniW は 8.1-STABLE にはドライバは用意されていますが、man ページが存在していないようですね。if_run で認識するデバイスです。 if_run は Ralink の 802.11a/b/g/n に対応した RT2700U / RT2800U / RT3000U のチップに対応したデバイスです。
では、FreeBSD/amd64 8.1-STABLE で利用できるのか? 検証した結果をちょっと書いておきます。
まず、if_rum の MELCO WLR-UC-G ですが、パッチを適用して kldload if_rum した後に USB に接続すると無事に認識します。認識するとこんな感じになります。
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今回は一番簡単な wep で接続しています。全ての機器はこれで利用するようにコマンドを投入しました。rum0、run0 とオンボードの iwn0 は以下のコマンドで検証しています。
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パッチ適用後の MELCO WLR-UC-G はこれで無事に動作することを確認しました。DHCP サーバからアドレスを取得して、ネットワークに接続できることを確認しました。ただ、問題もまたあって、どうやらマルチキャストパケットが通らないようです。
最近の FreeBSD と言うか KDE は mDNS が動作していて、Apple の Bonjour などと連携してプリンタが利用できたりするんですが、 mDNSResponder が以下のメッセージを出力し正常に動作していないように見えます。あれま・・。orz。
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ユニキャストなどが無事に通信ができるデバイスなだけにちょっと残念です。ちなみに mDNS 関係のソースは追ってないのであります・・。
次に if_run の PCI GW-US300MiniW についてですが、僕は 9-CURRENT を追っかけていないのでよく解らないのですが、 8.1-STABLE に man が無いと言うことはまだ STABLE に降りてきて時間が経ってないと言うことなんでしょうかね?
kldload if_run した後に USB に接続すると、既にエントリーが登録されているようで特にパッチを書く必要もなくサクっと認識しました;-)。
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上に書いてある ifconfig コマンドを投入し、こちらも wep で動作確認します。run0、wlan0 ともに status: associated になっているのですが、DHCP でアドレスをもらうことができませんでした。orz。
パケットが全く外に出て行ってない感じで手動で IP アドレスを付加して ping を打ってもまぁるで利用できない状態なのでありました・・。orz。
後、run0 で気になったのは if_run のコードをチロっと見てみると 802.11n に対応しているコードが入っているようです。でもって、今回接続したPCI GW-US300MiniW は 802.11n に対応しているデバイスなのですが、こいつは 802.11g で認識してしまいました。あぁれぇ・・。
ドライバがアップデートされるのをちっくと待ちましょうかねぇ。
さてと。ThinkPad X100e に付属の fi_iwn が利用できない。USB の if_run が利用できない。USB の if_rum は利用できるみたいだけどマルチキャストがどうもあやすぃ。みたいな感じとなりました。さてと、どうすっかなぁ・・。
さてと。CPU コレクションのエントリーを一個書いてしまいましょう。ThinkPad のネタをもう一個書くかもしれないですが、他にももう一個ネタがあるのですが、その間に;-)。
今回登場するのは Intel i486 系で一番速い CPU になります。DX4 ですね。
i486 を SX から掲載し続けていますが、この CPU だけ、表面のデザインが今までのとは違うんですね。”i486″ って文字列が無くなってきました。だんだん Pentium に近くなって来たって感じでしょうか?
あれ? Intel は “i486” では商標が取れなくなったのがこの時期だったけか?確か、i486 はタダの英数字の並びなので、互換メーカも同じ文字列を使っても良いとか言うふうになったのがこの辺りなのかな?
そもそも「商標が取れなくなった。」って言う事実があったのかも僕の記憶の中では定かではありませんが、まぁ、特に調べもせずにこの記事を書いていますf(^^;;。だって Wiki とか見てそれを書いても当たり前すぎて面白くないでしょー。当時の自分の記憶を思い出しつつ書いているのであります。なので、間違いももしかしたらあるかもしれません。その場合はお許しを;-)。
こちらは DX4 の裏側ですね。
もう i486 系の CPU は裏側はどれも一緒になりますね。面白みがないですなぁ。
と、言うことで これにて Intel i486 系の CPU は全ておしまいです。僕の手持ちはもう無いのであります。この後、どの CPU に行こうかなぁ。楽しみなのであります;-)。