たかちゃん。

8月 202012
 

この間の土曜日に秋葉原に行ったら九十九電機で小型の iPhone 用 Bluetooth キーボードが 990yen で売っていたのでいよいよ購入してみました。 iPhone 用 Bluetooth キーボードってのは出たての頃はずいぶんと高いと思っていたのですが、 990yen ならお遊び程度に購入してみても良いかー。と、いう感じにしてくれます;-)。

今回購入したのはこんな感じのヤツです。

IMG_3541_bt_kbd_1.jpg

バッテリは最初から内蔵しているようで USB から充電します。で、利用するには上側にある ON/OFF のスライドスイッチを動かします。僕はこれで iPhone4 が認識するのかと思ったのですが、右側の上のほうに赤と青の LED があって、赤は充電中、青は利用中らしいのですが、対応機種に認識させる方法が解らない・・。

と思っていたら LED の右側にちっこいボタンがあるのね。このボタンを押したら認識しました。いやはや。 PIN コードは数値を押してリターンキーです。これで認識しました。ふぅ・・。

IMG_3543_bt_kbd_2.jpg

iPhone4 と並べるとこんな感じ。

実際に利用してみました。利用した感想は以下のような感じ。ただ、iPhone4 に接続してベコベコ打っただけではつまらないので色々試してみました。

o. iPhone4
o. MEDIAS LTE N-04D
o. OSX Mountain Lion

では順番に見ていくことにしましょう。

1. iPhone4
サクっと認識してベコベコ打てます。ただ、キーの場所が解らないのでちょっと手強いか。あと、打ち方が iPhone4 のキーボードに似ているのと、僕自身が既に iPhone4 のキーボードに慣れてしまっているので無理してちっこい Bluetooth キーボードで文字打たなくてもいーやー。状態です。

あと、このキーボードには [cmd] キーがついています。動作は以下の通り。

IMG_3546_bt_kbd_3.jpg

ここに書いてある通り Cmd+Space キーで日本語入力モードになります。文字を打った後変換はスペースキーを押せば良いのでフツー PC の仮名漢字変換と同じ動作をするのでちょっと感度してしまいました;-)。

まぁ、iPhone4 ではこんな感じでサクサク打てるのでありました。

2. MEDIAS LTE N-04D
続いて Android 機である MEDIAS LTE N-04D ですが・・。こいつはキーボード自体を認識しませんでした。
考えてみると以前にも書いた通り MEDIAS LTE N-04D は Bluetooth 4.0 BLE (Bluetooth Low Energy) なわけでして・・。と、いうことは通常電圧版、もしくは Bluetooth 2.0 (今回購入したキーボードは 2.0 でした)は非対応になるということなのかしら・・。 Bluetooth って下位互換を確か持っていたはずだけど BLE の場合はその互換がなくなるんだっけか?

だとするとっ!! これから新しく出る iPhone って中々 Bluetooth 4.0 BLE に行かないんじゃないかなぁ? 今まで市場に出ている iPhone 用とは言わないけど、Bluetooth 2.x の機器が使えなくなるとしたらそれはあんたどえりゃー騒ぎですよ(o_@)。
もしくは BLE とそーじゃないチップの二つを積むということか。ふむー。

と、いうようなことを感じとった MEDIAS LTE N-04D への接続トライだったのでありました・・。

3. OSX Mountain Lion
最後にお遊び程度に試してみました;-)。 OS X ML でもサクっと認識しました;-)。

それにしても僕は日本語入力に ATOK 2012 を利用しているのですが、それを「かな入力」で文字を打っています。で、この Bluetooth キーボード を OSX に認識させて打ってみたところ、あたたた。日本語入力の場合はかな漢字変換システムの入力方法にに引っ張られますな。かなキーが無いのでブラインドタッチで日本語入力する必要があります。

考えてみると iPhone4 や Android 機では既にローマ字入力しているんですけど、デスクトップや NotePC では未だにかな入力なぼなんですねぇ・・f(^^;;。

ちゅーこって OSX Mountain Lion の場合はかなキーがあるヤツのほうが良いなぁ・・;-)。

と、いうことで 990yen で買ってきたキーボードですが、ずいぶんと色々楽しませて頂きました。しかし、MEDIAS LTE N-04D で使えないとは思わなかった(最初、使う気なかったんだけどね;-)。

8月 172012
 

僕は、「最後の MacBook」を利用しているのですが、その前に購入した初代 Core2Duo 版 MacBook (通称 MacBook 2006) はちょっと人に貸していました。で、その人いわく、最近、キーボードの調子が悪いのよー。と、いうので「OSX Mountain Lion でもバージョンアップすっかー。」とか思い回収してきたのですが・・。

見てビックリっ!! バッテリがパンパンになっているんですね。でバッテリーが膨張してタッチパッドを圧迫してずっとボタンを押している状態になっていたわけなのでありました・・。orz。

一応写真撮ったのだけど、解るかなぁ?

IMG_3531_MacBook2006_1.jpg

Apple のサポートサイトで調べてみたら特にリコールは出ていないようでした。で、ウェブで調べてみたら「ジーニアスバーで無料で交換してもらった。」とか書かれていたので、すかさず、ダメモトで Apple Store Shibuya の ジーニアスバーを予約してバッテリ持っていきました。

結論から先に言うと無料交換はしてくれませんでした。まぁ、「ゴネり勝ち」とかあるのかもしれませんけど「金持ちケンカせず」って言葉もあるしね(あ。僕は決して金持ちではないです;-)。

無償交換しないのは「Apple の公式見解」だそうです。もうちっと早ければ多分無償交換してくれもしたんでしょうけどねぇ・・。なんせ 2006 製の MacBook なので・・f(^^;;。

で、ジーニアス曰く、「劣化すると多少は膨張します。そーいう設計です。で、バッテリの中にシリコンが入っているので破裂することはありません。」とのことでした。ふむー。で、更にジーニアスが言うには「交換でしたら 9,000yen ちょいの値段になります。」とのことでした。

その時は結構です。と言って帰ってきたのですが、帰ってきて調べ見るとMacBook 2006 のバッテリの定価は 15,800yen、アキヨドで 13,000yen程度、amazon で 12,000yen 程度。互換バッテリは 4,000yen 程度で購入可能でした。

互換バッテリのコメントを見てみると半年程度でダメになる。と書かれているものもあるのでジーニアスバーで購入するのが一番安くて安全なんではないかぁ。などと思えてきました。ジーニアスとバッテリについてお話して、そこでバッテリを購入すると多分定価の六掛けで購入できるのではないかと思われます。僕はまだ買ってないのでわかりませんけども・・。

で、現在は別の経路で相談中なんですけども、その間に利用している MacBook 2006 はこんな感じです。

IMG_3540_MacBook2006_2.jpg

バッテリ自体はまだへたってないのでピンピンしています。膨張したバッテリをロックするとタッチパットに支障をきたすのでロックはしないでガムテープで固定しました。接続するところさえはまっていれば電通はするので。

そしてそこに、ロックを外しているのでゲタを履かせました。本当に美しくない MacBook のできあがりですf(^^;;。しかし、持ち歩かない MacBook なのでしばらくはこれでよいかー。シリコンのおかげで爆発はしない。と、ジーニアスも言っていたしねぇ・・。

あ。最後にですが、初代 Core2Duo 版の MacBook 2006 は OS X Mountain Lion のインストールリストから外れました。メディアを突っ込むと「この Mac にはインストールできません。」と言われてしまいます。

と、いうことは Apple の OS サポートは次回新しい OS が出たところで切れてしまいます。新しい OS は二年後くらいに出て欲しいなぁ・・。

OS のサポートとバッテリの兼ね合いが問題だ・・。

8月 112012
 

CPU コレクションの第 57 回目です。今回は久しぶりに、あれ? i486 のソケットってなんていうんだ? f(^^;;。 と、いうことでソケット名が解らないので Intel i486 互換の AMD の CPU の登場です。

AMD Am5 x86 ですね。P75 って書いてあるのはなんだぁ?

まぁ、とりあえず写真を。

AMD_Am5x86_1.jpg

この CPU は楽天のオークションで購入しました。僕自身、そもそも i486 ってのは PC-98 でしか使ったことがなくて、でもってそのときは仕事で使っていたので全然パソコンヲタクではなかったのでいまいち解りませんf(^^;;。

こちらが裏側です。

AMD_Am5x86_2.jpg

オークションで競り落として届くのを楽しみに待っていたのですが、アタタタタ。ピンがぐにょぐにょに曲がっていました・・。orz 自分で一所懸命起こしましたよ。たとえジャンク品といえども CPU のピンはまっすぐでないとなぁ・・。みたいな;-)。と、いうことでだいぶ復活させました。ふぅ。

こちらの写真は以前に掲載した Intel i486 DX4 と並べて写真を撮ってみました。

AMD_Am5x86_3.jpg

なるほどねー。良く似た CPU ですねぇ。互換 CPU だ;-)。

使ったことの無い CPU なんだけど、 i486 ソケットの CPU が一個増えました;-)。

8月 042012
 

一台目の PRIMERGY MX130 S2 は自宅サーバになりました。二台目の PRIMERGY MX130 S2 はデスクトップで利用しているんですが、 FreeBSD/amd64 9.1-BETA と Windows7 のマルチブートです。今回は珍しく Windows7 でのベンチマークの結果などを書いてみたいと思います。

おっと、その前にメモリを増設したのでそのことについて書いておきます。購入当初、一台目の余っていた ECC DDR3-1333 メモリと二台目の ECC DDR3-1333 メモリを足して計 4GB で運用していたのですが、Non ECC DDR3-1333 メモリ 4GBx2 を追加して合計 12GB で動作しています。

で、メモリの装着方法ですが、メモリバンクの 1,3 番に ECC DDR3-1333 メモリ、2,4 番に Non ECC DDR3-1333 メモリを接続するとブートしてくれないですね。で、順番を入れ替えて 1,3 番に Non ECC DDR3-1333 メモリ(計 8BG) と 2,4 番バンクに ECC DDR3-1333 メモリ (計 4GB) を接続したらブートするようになりました。 ECC、Non ECC メモリ混在の場合はこのように接続するとブートすると思います。

で、本題。まずは Windows Experience の結果から。

PRIMERGY_MX130_S2_Experiens.PNG

グラフィックスカードは nVidia の GeForce210 を乗せているので default のよりは速いかもしれません。メモリは ECC メモリのみの場合と ECC、Non ECC メモリ混在の場合では値に変化はありませんでした。メモリに関しては、混在の状態は初めての体験だったので「ふーん。」って感じですね;-)。

で、次のキャプチャは CPU-Z の結果。

PRIMERGY_MX130_S2_CPU-Z.PNG

ふむー。PRIMERGY MX130 S2 というか AMD FX-6100 のスペック調査っぽいんだけど、まぁそれはそれでヨシとして。

FX-6100 って考えてみたら Windows7 では Turbo CORE が有効になって最大 CPU クロックが 3.9GHz になるんですね。すっかり忘れていましたわ。 FreeBSD/amd64 を使用したときは Turbo CORE は有効にならないので最大 CPU クロックは 3.3GHz だったなぁ。

以下は FreeBSD の sysctl の dev.cpu.0.freq_levels の結果ですが、ふむ。最大は 3300 ですね。

dev.cpu.0.freq_levels: 3300/13635 3000/10925 2625/9559 2400/7417 2100/6489 1800/4620
1575/4042 1400/3195 1225/2795 1050/2396 875/1996 700/1597 525/1198 350/798 175/399

 
で、思い出した。 FX-6100 って CPU クロック可変なんだけど、公称では確か 1.4GHz から 3.3GHz までの範囲で可変。そして Turbo CORE 有効時には 3.9GHz で動作する。ってことでしたよね。 Windows7 で利用する場合には CPU-Z をみているかぎりでは確かにその通りに動作します。

けど、 FreeBSD/amd64 を動作させたときの上記の sysctl を見るとクロック可変の部分の幅がずいぶんあるのね。 Turbo CORE のコードはまだ書かれていないと思うので、まぁ、ひとまずおいておきますが・・。

それらしい sysctl MIB をあげてみました。

dev.cpu.0.freq: 700
dev.cpu.0.freq_levels: 3300/13635 3000/10925 2625/9559 2400/7417 2100/6489 1800/4620
1575/4042 1400/3195 1225/2795 1050/2396 875/1996 700/1597 525/1198 350/798 175/399 dev.hwpstate.0.freq_settings: 3300/13635 3000/10925 2400/7417 1800/4620 1400/3195

 
もしかしたら dev.cpu.0.freq と dev.cpu.0.freq_levels はあてにならないのかも・・。正しい値が dev.hwpstate.0.freq_settings だとしたら、実際に動作している CPU クロックは何になるのだろう・・。

ちょっと疑問に思った、今回のベンチマークの結果なのでありました。が、まぁ、どっちにしても Core が 6 個もあるので処理はじゅーぶんに速いです;-)。

7月 242012
 

久しぶりに「CPU コレクション」です。今回は第 56 回目ですね。前回掲載したのは Socket5 の AMD-K5 でした。前回掲載した CPU 今となっては珍しいものであるんですけども、今回も中々レアなモノが手に入りました。

IBM の Socket7 な CPU です。 これは多分 Ciryx の OEM 版だと思います。あれ?逆かな?僕の知っているかぎりでは Cyrix が設計して IBM の Fab で作って IBM が自社ブランドで出した CPU だと認識しているのですが、間違っていたらツッコミ入れてください;-)。

こっちが表。

IBM_6x86_1.jpg

こっちが裏側。なんかシールが貼ってありますが、うーん。 Socket7 だ;-)。

IBM_6x86_2.jpg

なるほどー。 Ciryx の 686MX に確かに似ていますね。表面に IBM と書かれているのがまた良いじゃありませんかー。今までこのカテゴリでは IBM は Power CPU を掲載しましたが、これは x86 アーキテクチャです。

こちらが二つの比較の写真になります。

IBM_6x86_3.jpg

ビミョーに電圧とか FSB 、クロックなどが違ったりしているのですが、多分一緒ですよね? f(^^;;。

それにしても、ふふふ。だいぶ Socket7 な CPU がたまりました;-)。

7月 062012
 

前回のエントリは「PRIMERGY MX130 S2 を二台目購入」ってヤツでしたが、一台目を購入したのは今年の一月ですね。で、その時に購入した MX130 S2 は自宅のサーバとして今でも元気に稼働しております。

しかし、購入したのは冬で、当時は「ふむー。だいぶ静かだね。」などと思っていたのですが、最近暑くなってきて、ファンがブン回るようになりファンの音が非常に耳障りな状態になっていました。

どーしたもんかいのぉ・・。などと悩んでいて、いよいよ筐体を開けてみました。前面にあるけっこう大きめなファンがウナリを上げて回っているようですね。でもって、CPU ファンや電源ファンは特に壊れた様子は無い。あいや。

自宅のサーバは MRTG で CPU の動作クロックや温度、HDD の温度などを取得してグラフに表しているのですが、冬場は 25゜C 程度、夏の今の時期でも 35゜C だったのですげー温度が高い。と、いう感じはしません。けど、フロントファンが轟音を立てて回っております。orz

しょーがないので一個ファンを付けるかなぁ。とか思い、手持ちで余っている 5cm や10cm のファンを付けようと思ったのですが、あたたたた。さすが、自作では無いマシンですね。余計な電源コネクタというのが一個もない。なので追加でファンが付けられない・・。orz。

で、悩んでいる時にチップセットのフィンを触ったら異様に熱いっ!! んーー? とか思って、フィンにアルミの洗濯ばさみを三つ付けてみましたよ。この技は以前、このブログで一回掲載しているんですけどもね。

果たしてっ!! PRIMERGY MX130 S2 にはこの技の効果絶大っ!! 洗濯ばさみを三つ付けたらたちまち十秒程度でフロントファンの回転が収まってきました。あー。なるほどね。 CPU の温度や HDD の温度が低いんだけど、ファンが高回転していたのはチップセットの温度が高かったからなのね。このサーバは、ハードウェア的にチップセットの温度も監視していて、それでファンの回転を高速に回していたのね。

結局こんな感じになりました;-)。六個の洗濯ばさみを付けてみました。

IMG_2675MX130S2_and_sntkbsm.jpg

チップセットのフィンにファンを付ければナンの問題も無いのだけど、そもそもファンを付ける電源コネクタが無いのでファンが付けられない。そんなときはアルミの洗濯ばさみです;-)。

 
と、いうことで、これだけ付けたらファンの回転が落ちてずいぶんと静かなサーバになりました。

PRIMERGY MX130 S2 をお持ちの方でフロントファンが轟音をたてて回っていてその音に辟易している方は是非一度試してみてはいかがでしょうか;-)。

7月 012012
 

今年の初め頃に自宅のサーバをリプレスしました。安い値段で PRIMERGY MX130 S2 が売っていたので。

でもって、今回、久しぶりに再度安くなっていたので今度はデスクトップ機を新調することにして、もう一台購入してしまいました。定価が 12,800yen クーポン券で 1,820yen 割引で送料無料。うひっ!!

で、前回と同様、早速アキバに行って追加のパーツを購入してきました。

IMG_3441_PRIMERGY_2_MX130S2.jpg

CPU は前回と同様、FX-6100 にしました。二週間前に Opteron 3280 が出たのでそれにしようか迷ったのですが、Facebook で FreeBSD がブートしない。と、教えていただいたので悩んだのであります。そのレポートは以下の URL になるんですけども。

http://www.freebsd.org/cgi/query-pr.cgi?pr=169455

以前購入したときは FX-6100 で無事に起動していたので Opteron 3280 はダメということなのか・・。 CPU によって起動できないのはちょっと考えられないのであれですが・・。

今回購入した FX-6100 は 10,980yen、Opteron 3280 は 21,580yen でした。だったら実績があって、安いのが良いかなぁ。と、いうことで FX-6100 にしてしまいました。弱いなぁ・・。多分 BIOS の設定を色々チューニングすると Opteron 3280 でも FreeBSD がブートするのではないかと思うのですが・・。 BTX loader Halted の場合、HDD とかパーティション周り(zfs とか)に問題があるような気がします。

あと、今回は自宅の自分用デスクトップなのでグラフィックスカードを購入しています。購入時には一応店員さんに聞きました。「250W の電源に FX-6100 載せるんですがこの GeForce 210 で PC ブートしますかねぇ?」と。店員さん曰く

「GeForce 210 は約 30W なので、 CPU の 95W と合わせても 250W の半分程度なので多分問題無く利用できるでしょう。」

とのことでした。家に帰って PC 組み立ててブートしてみたら無事に起動しました;-)。

そして、今回購入した最後のパーツは 1TByte の HDD を一個。メモリは購入しませんでした。と、いうのも PRIMERGY MX130 S2 は default で ECC 付きの 2GB のメモリが付いているのですが、一台目に購入した PRIMERGY MX130 S2 のメモリが余っていた(一台目は ECC ナシ 16GB の構成した)と今回購入した二台目のメモリ併せて 4GByte になるのでひとまずそれで行くことにしました。

FreeBSD のインストールは前回書いたエントリである「PRIMERGY MX130 S2 を FreeBSD で利用する。」でばっちりのはず。あ。一点だけ。 Windows7 とマルチブートすると GPT パーティションは無理っぽいですね。 /dev/ada0s3a になってしまいます。 HDD の全部を FreeBSD にすると /dev/ada0p1 になりますね。なので、マルチブート構成の人は GPT バーティションはあきらめることになるのかな。何か方法があったら教えてくださいー;-)。

あと、 PRIMERGY MX130 S2 は音声の output が無いので後はここに USB な外付けサウンドチップを接続すれれば、今回のデスクトップとしては完璧かなぁ。などと思っててます。で、USB のサウンドカードは以前の「USEN 放送を録音して iPhone で聞く。」のエントリで利用したものを接続します。 FreeBSD では uaudio で、windows7 の場合はドライバを個別にインストールする必要もなく、サクっと利用できます。
いやはや。以前に買って引き出しの中に眠り続けていたパーツが無事に再利用できて良かった;-)。

あ。思い出した。僕は玄人志向の GF210-LE1GHD/D3 というのを購入して付けました。ディスプレーとは HDMI で接続しているのですが、 FreeBSD 的には snd_hda.ko を kldload するとグラフィックスカードのサウンドデバイスを認識してくれます。ディスプレー側に音楽出力用端子とかスピーカーがあるヤツであれば、無理してサウンドカード付ける必要は無いです。グラフィックスカードの音声出力を利用するのも一つの手かもしれません。

ちゅーこって、本体が 10,000yen 強。追加のパーツが 20,000yen 強。計30,000yenちょっとで自宅のマシンをリプレスし、そこそこ速いマシンができました。嬉しいことです;-)。

6月 212012
 

久しぶりに「CPU コレクション」行ってみましょうか。今回が 55 回目ですね。前回は確か、 Intel Itanium2 を掲載しました。オークションで比較的安価に入手できた。と喜んでいたんですけどもね。

で、今回もそんな感じで入手しました。このエントリが始った頃に Socket7 をバババと掲載したのですが、今回、久しぶりに Socket7 が手に入ったので掲載です。AMD K-5。ただし、この CPU は電気的な影響で Socket7 ではなく、多分 Socket5 だと思われます。 Socket5 は以前に Intel Pentium を掲載していますね。

こっちが表側です。

AMD_K5_1.jpg

AMD K-6 はアルミのシルバーなヒートスプレッタだったのですが、ゴールドですね。ちょっと高価に見えます;-)。

ちなみにこの CPU の型番は AMD-K5-PR166ABR です。動作クロックはどれくらいなんだろうなぁ?

でもってこっちは裏側。Socket7 な CPU とデザインは一緒です。

AMD_K5_2.jpg

AMD K-5 と K-6 を並べて撮ってみました;-)。

AMD_K5_3.jpg

僕自身、AMD の CPU を使い始めたのは K6-2 からなのでこの CPU は使ったことがありません。なのでコレクションとして持っているのですが、今回新たに Socket7 (正確には Soeckt5 だけど;-) が一個増えた。と、言う感じなのであります。

6月 052012
 

KDE や Qt、あげくの果てには png のバージョンアップがあったりして最近の ports 回りは大変でしたなぁ・・。でもって libreoffice 、 ports 的には editors/libreoffice になるわけなんですけども、こいつは最近まるっきり make が完走しないのでホトホトいやになっていた。

libreoffice は make にも時間が掛るのでなおさら使いたくないモノだ。などと思っていたのですが、 make が通らなくなったのでキッパリと諦めることができた;-)。では、代わりに何かないかな?と探し回っていた思いついたのが KDE 由来のオフィススイート。

ついこの間、ports から okffice が全部削除されましたね。で、代わりに calligra というのになった。 koffice から calligra に名前を変更した。と、いうことですね。

と、いうことで libreoffice の代わりに calligra にインストールをしました。インストール自体は libreoffice の 1/3 程度の時間で済んだかな?結構早く make が終わったので嬉しい;-)。

さてと。日本語テキストの ports はあるかな? と探してみたら、あたた・・。無いようですね。 JKUG (Japan KDE Users Group) の翻訳担当の人に Twitter で聞いてみたら「手が回って無い状態です。」とのこと。そらそーですよねぇ。本体で手一杯のような気がします。お疲れさまです。

と、いうことで、calligra の日本語テキストを起こしてみました。

幸い koffice の日本語化は 2.3.2 まで進んでいるようでソースコード自体は koffice-l10n-ja-2.3.2.tar.bz2 としてリリースされています。このファイルを calligra に対応させてみました。あくまで対応させただけで、個別に追加の翻訳などは一切していません。

以下の URL にあるので利用したい人は試してみてください。 koffice-2.3.2 相当の日本語は表示してくれると思います。

calligra-l10n-ja-2.4.2.tar.bz2

あと、FreeBSD 用の ports も作りました。以下の URL にあります。

http://icmpv6.org/Prog/FreeBSD_ports/ports-calligra-l10n-ja-20120605.tgz

ダウンロードしたら /usr/ports/editors 辺りで展開して中に入っている calligra-l10n-ja-2.4.2.tar.bz2 を /usr/ports/distfiles/KDE/calligra-l10n/ にほーりこんだら make install でインストールされます。

やはり同じく koffice-2.3.2 相当の日本語は表示してくれると思います。

せっかく作ったので、一応 JKUG の ML には連絡してみたいと思っています。 KDE 本家に取り込まれるか、そして FreeBSD の ports として提供されるようになるかですねぇ;-)。

5月 242012
 

最近というか、かなり前から秋葉原の色々なショップでジャンク扱いで販売している PLANEX の MZK-W300NH2 という BB ルータがあります。

今回はこれが 500yen で売っていたので買って来ました。実は一年くらい前に 1,000yen で一個購入しているので今回が二個目の購入。ということになります。

個人的には二個目のヤツに OpenWRT をインストールして、その上で OpenFLOW などを動かしてみようかなぁ。などと思った次第です。

で、今回はその手順を見ていくことにしましょう。とは言いつつも一回では到底終わりそうにないので多分数回に分けて書いていくことになります;-)。

まず、 MZK-W300NH2 で OpenWRT が動作するか確認する必要があります。 OpenWRT のサポートしている機器の一覧を確認します。ふむ。 MZK-W300NH2 はリストアップされていませんね。と、いうことで MZK-W300NH2 の機器の情報を取得します。

・アーキテクチャは ramips
・CPU は RT3052
・FLASH は 4MB

これだけ解れば大丈夫か。似たような機器としては Allnet の ALL0239-3G などが掲載されているのでトライです。以下の URL からそれらしいファームを拾ってきます。

http://downloads.openwrt.org/snapshots/trunk/ramips/

で、ウェブインターフェースからファームウェアを更新しようとするんですが、チェックではじかれますね。アタタタタ。と、いうことでしゅーりょー。orz。

何か手段は無いものか? などと調べていたら MZK-W300NH2 にはマザーボード上にシリアルのコネクタというか、結線できるものはあるようですね。ウェブで調べてみると以下のようです。右から順に以下のようになっています。

・3.3V
・TXD
・GND
・RXD

では、ここに RS232C のチップと D-SUB 9pin オスを付けてしまいましょう。こんな感じになりました;-)。写真を 2,3 枚。

こっちがアップの図。

IMG_2318_mzk-w300nh2_1.jpg

でもって、こっちが D-SUB 9pin がニョキっと生えた図。

IMG_2304_mzk-w300nh2_2.jpg

今回利用したチップは ADM3202 です。ただし、僕が付けられるわけもなく、会社の同僚で仕事が電子工作という人に付けてもらいましたf(^^;;。ありがとうございました。

さてと。今回の話はようやっとここから;-)。シリアルコンソールが付くと、もう何でもできるような気分になります。まずは電源投入してプロンプトなどを表示してみます。

U-Boot 1.1.3 (Nov 25 2008 - 16:46:30)
Board: Ralink APSoC DRAM: 16 MB relocate_code Pointer at: 80fa8000
Please choose the operation: 0: Load ucos code to SDRAM via TFTP Client. 1: Load system code to SDRAM via TFTP. 2: Load system code then write to Flash via TFTP. 3: Boot system code via Flash (default). 4: Entr boot command line interface. 9: Load Boot Loader code then write to Flash via TFTP.

 
最初にメニューが出力され選択できるようになっています。メニュー画面の表示時間は一秒なので二秒後には 3: が動作し BB ルータとしての OS が起動してしまいます。なので、電源投入後はすかさず 4 を押します。

するとコマンドプロンプトが出てきます。

RT3052 # ?
?       - alias for 'help'
boot    - boot default, i.e., run 'bootcmd'
bootd   - boot default, i.e., run 'bootcmd'
bootm   - boot application image from memory
bootp   - boot image via network using BootP/TFTP protocol
cp      - memory copy
echo    - echo args to console
erase   - erase FLASH memory
help    - print online help
loopback   - Ralink eth loopback test !!
md      - memory display
mdio   - Ralink PHY register R/W command !!
mm      - memory modify (auto-incrementing)
mw      - memory write (fill)
nm      - memory modify (constant address)
printenv- print environment variables
protect - enable or disable FLASH write protection
run     - run commands in an environment variable
saveenv - save environment variables to persistent storage
setenv  - set environment variables
spicmd  - read/write data from/to eeprom or vtss
tftpboot- boot image via network using TFTP protocol
version - print monitor version

 
なるほど。こんなコマンドがサポートされているのね。で、プロンプトから操作するときのの情報を知るには printenv コマンドを実行します。

RT3052 # printenv
bootcmd=tftp
bootdelay=2
baudrate=57600
ethaddr="00:AA:BB:CC:DD:10"
ipaddr=10.10.10.123
serverip=10.10.10.3
preboot=echo;echo
ramargs=setenv bootargs root=/dev/ram rw
addip=setenv bootargs $(bootargs) ip=$(ipaddr):$(serverip):\
$(gatewayip):$(netmask):$(hostname):$(netdev):off
addmisc=setenv bootargs $(bootargs) console=ttyS0,$(baudrate)\
ethaddr=$(ethaddr) panic=1
flash_self=run ramargs addip addmisc;bootm $(kernel_addr)¥
$(ramdisk_addr)
kernel_addr=BFC40000
u-boot=u-boot.bin
load=tftp 8A100000 $(u-boot)
u_b=protect off 1:0-1;era 1:0-1;cp.b 8A100000 BC400000¥
$(filesize)
loadfs=tftp 8A100000 root.cramfs
u_fs=era bc540000 bc83ffff;cp.b 8A100000 BC540000 $(filesize)
test_tftp=tftp 8A100000 root.cramfs;run test_tftp
stdin=serial
stdout=serial
stderr=serial
ethact=Eth0 (10/100-M)
Environment size: 783/65532 bytes RT3052 #

 
なるほど。tftp の設定とか、FLASH の扱い方とか設定できますね。ウェブインターフェースでイリーガルなファームウェアを更新するとガードがかかってできませんが、 tftp サーバから持ってきてブートするともしかしたら OpenWRT がブートするかもしれないですね。

と、いうことで第一回目は終了です;-)。 MZK-W300NH2 にシリアルポート付けたぜーっ。ってのが第一回目だったりします。それにしても RS232C のチップ埋め込んでハンダ当てて色々やるのは随分と敷居が高いですよね。

で、こーいうのを見つけました。

UART(3.3V)-RS232C変換モジュール内蔵コネクタケーブル

D-SUB 9pin コネクタの中に RS232C チップが最初から埋め込まれていて、伸びたケーブルをマザーボードの ピンに何らかの手段で接続すれば良いだけ。と、いう非常に簡単なモノです。ただ、これをどうやってマザーボードに固定もしくは接触させるかを考える必要はあるかと思いますけどね。

それにしてもシリアルコンソールがあるといきなりワクワクしてしまいますね。後は tftp サーバからファームウェアをダウンロードしてブートできれは良いだけになりました。とは言いつつ、ファームウェアを作らなければならないわけでして。それについては上にも書きましたが次回以降で;-)。

次回 があるか分かりませんがf(^^;;。