たかちゃん。

5月 192012
 

「CPU コレクション」の第54回目です。前回 Willametteが登場してきたことにより「おっ!! いよいよ Socket 478 に突入かぁ?」などと思った方もいらっしゃるかと思いますが、まだまだそこまでたどり着きません;-)。実は最近、新しい CPU がドドドと手に入ったので、そっちを先に順次掲載していきます;-)。

と、いうことで、 Intel の IA64 アーキテクチャがいよいよ登場です;-)。 Itanium2。

過去に MIPS とか SPARC、POWER アーキテクチャな CPU が登場していますが、これらは皆僕使ったことがある CPU なのですが IA64 アーキテクチャは使ったことが無いですねぇ。まぁ、使ったことがある人のほうが少ないかな? とも思えなくも無いですが。あ。 NEC の ACOS とか使っている人は普段から IA64 使っている。ってことになるかぁ;-)。

Intel_Itanium2_1.jpg

CPU 単体としてはこんな感じです。横長ですね。雰囲気的には Intel Xeon の Foster コアを横に長くしたような感じでしょうか。けど、コアと言うかヒートスプレッタが結構大きいです。

で、こちらが裏側。

Intel_Itanium2_2.jpg

ヒートスプレッタの下にピンが密集している感じです。

この CPU はオークションでゲットしました。オークションとかで調べてみるとまだずいぶんと値段が高かったりしたのですが、今回ゲットしたこの CPU は、まぁ、手の届く、ジャンク的な価格だった(とわいえ、一応四桁の価格ですよ;-)ので思わずゲットしてしまった。と、いうことなのですねぇ;-)。

CPU の型番・スペック的には Itanium2 1.3GHz L3 3MB(SL6XD) というらしいくて、FSB は 400MHz で動作するらしいです。

こちらの写真は Intel Xeon Prestonia コアとの比較です。

Intel_Itanium2_3.jpg

しかし、Itanium2 にも左下に穴が開いているんですねぇ。この辺りは x86 アーキテクチャな CPU といっょです。

で、コアというかヒートスプレッタですが、かぁなり大きいです。でもって、その下の土台の部分は Prestonia コアと同じ大きさなんですね。

この CPU は動作確認済みでちゃんと動くらしいです。が、しかし、現役バリバリの CPU とはいえマザーボードとか手に入りそうに無いし、そー考えると本当に現役バリバリでもコレクションとするしか、今のところは手はなさそうです。 FreeBSD/IA64 で動作すると思うんですけどねぇ。

それにしても、今まで利用したことが無いアーキテクチャの CPU。うひっ。けど、そーなると黒歴史の 初代 Itanium も欲しくなるなぁ;-)。

5月 152012
 

いやー。MEDIAS LTE N-04D フツーに使用するとバッテリーがガンガン無くなっていきます。 08:00 くらいから利用し始めて会社の机の上に置いとくと 15:00 くらいには残り30% を切ってしまう状態。これはなんとかしなければなるまい。と思ったのですが、そんなことは Android を昔から利用している人にとってはきっと常識なのでしょうなぁ。

iPhone4 よりもバッテリーの持ちは半分以下。生半可な状態ではありません・・。orz。

で、色々試した結果、だいぶ安定して長持ちできるようになったのでちょっと書いてみたいと思います。

ちなみに iPhone4 持っている僕にとって「Androdi で何しているの?」って聞かれれば「バッテリ長持ちさせるためのプロセス kill っ!!」って答えるとこにしています;-P。それくらい iPhone4 に比べてヒサンな状態。では、バッテリーを長持ちさせるためのコツを順番に見ていくことにしましょう。と、は言いつつ、ネタは二つしか無いのでありますが・・f(^^;;。

1. GPS 使うのやめよう。
本当に Android の GPS 機能というか、マップアプリは情けないよね。

IMG_2164_android3_1.jpg

バッテリーの消費をアプリケーションの比率で表したグラフのキャプチャです。地図を起動するとマップアプリがほぼ全てのバッテリを食い潰します。で、こいつ、プロセスを kill しても再度起動してくるので、マップアプリが起動したら Android を再起動することにしております・・。orz。
Android で GPS は利用するものではないですな。

あと、Android の位置情報の設定では

・無線ネットワークを使用
・GPS機能を使用

の二つの項目があるのですが、下のやつをオンにしただけでは GPS が利用できない。位置情報がアプリケーションで利用できないんですな。どーいうことー? 上のもオンにすると GPS がようやっと利用できかるようになる。

で、僕が思うに上のをオンにするとたぶん google に位置情報が飛んでいって、マップアプリの渋滞情報として利用されるんだろうなぁ。と想像できます。イヤだねぇ・・。

バッテリーの面からも google に情報上げたくない派の面からも GPS をオンにしないほうが得策でしょうなぁ。けど、そーすると一番悲しいのが写真を撮ったときかな・・。位置情報が書き込まれていない写真なんて、クリープを入れないコーヒーみたいなモンだ・・。orz。

2. LTE オフにすると良い感じ。
せっかく LTE 対応のスマートフォンを買ったのにねぇ・・。本末転倒だ。僕の職場は渋谷の道玄坂を登り切った辺りにあるんだけど、ここって 3G と LTE の電波の境目みたい。アンテナを見ているとしっかりと 3G <--> LTE を行ったり来たりしている。電波がつかめなくて頑張っているときと同じ状態なのかなぁ?バッテリーの消費がガンガンですね。

なので、LTE OnOff というアプリをインストールしました。

IMG_2226_android3_3.jpg

僕は「docomo の電波は良い。」というのは都市伝説だと思っているので 3G も信じないんだけど、LTE を切ったらバッテリーの持ちがずいぶんと良くなったと感じます。

LTE オン/オプはこんな感じ。

IMG_2166_android3_2.jpg

これで選択して LTE をオフにします。で、本当に 3G が遅い環境(渋谷駅とか新宿駅とか?)は LTE をオンにして利用します。そーいうことができるのでこのアプリはありがたい;-)。

と、いうことで Android というか MEDIAS LTE N-04D の場合はマップアプリ・GPS のオン/オフと LTE のオン/オフでずいぶんとバッテリーが持つようになりました。それと後はプロセスをこまめに監視して不要なのはドンドン kill するのが良いかと思われます。

が、やっぱりそれでも一日持たないので結局外部電源、つまりはバッテリーパックを購入してしまいましたけどね・・。

5月 072012
 

お遊びで ports 作りました;-)。

最近、jail で遊んでいるのですが、jail の動作確認のために jls ってコマンドを良く打ちます。でもって ls ってのを間違えて sl とか打ってしまうと SL がターミナル上を走るのですが、それの jsl 版があってもいいんじゃね? とか思った次第です;-)。

とは言いつつ、しょせんはお遊びなので ports の games/sl をインストールすると do-install: のところで合わせて sl と jsl の両方をインストールするように Makefile を改修しただけです;-)。

こーいうのって ports のメンテナの方にも送るのもアレなので、ここにノラ ports として置いておきます。

僕も私もインストールしたい。と、言う方は、ports の Makefile を覗いてみてください。あ。当然 pkg-plist も更新しているので make deinstall にも対応しています。

http://www.icmpv6.org/Prog/FreeBSD_ports/ports-sl-20120507.tgz

ほんとうにどうでも良い ports ですね;-)。 4/1 に出すべきだったかぁ?

5月 032012
 

「CPU コレクション」の第53回目です。前回、前々回と Xeon が登場しましたが、今回はようやっとコンシューマ向け CPU の登場です。Pentium4 ですが、アーキテクチャは Willamette (ウィラメット)です。

ここで Intel はそこはかとなく、ずっこけるわけですね。メモリは RIMM の高価なヤツを買わなければならず CPU に付録でメモリが付いてきたのも一時期ありました。そして、CPU 自体は電力をバカみたいに消費するし、結構悲劇的な扱いを受けた CPU ではなかったかと記憶しています。

ちなみに僕は Intel がこの CPU を出したときはすっかりと AMD ラバーな人と化していたために「ふーん。」的右斜め45度からの目線的に見ていただけなのであります;-)。

会社の同僚は出たばかりの Pentium4、つまりこの CPU のマシンを DELL から購入したのですが、メモリが高いーーっ!! と嘆いていました。ただし、HTT (Hyper-Threading Technology) が搭載された CPU はこの CPU からではなかったかなぁ。あ。Xeon には既に搭載されていたかもしれないけど。

写真はこんな感じ。この CPU はどえりゃーでかいんですよ。

Socket423_Pentium4_Willamette_1.jpg

でもってこちらが CPU の裏側。

Socket423_Pentium4_Willamette_2.jpg

Xeon とは違って外側で綺麗に四角に並んでいるんですねぇ;-)。

で、こっちが Xeon 二つ、Willamette 、 Northwood の計四個を並べて撮った写真です。

Socket423_Pentium4_Willamette_3.jpg

こーいう風に並べてみると大きさとか比較ができて解りやすくて良いですよね。やはり手元に色々な CPU を持っているからできる芸当でして;-)。

ここから Intel の大進撃が始まるのか、ずっこけた後の Pentium4 は Northwood 方面へと進んでいくわけですねぇ。

この CPU はどうやって手に入れたんだっけかなぁ。アキバだったかなぁ?「でけー CPU だ。」って思ったことは覚えているのですが、どうやって僕の手元に来たか、すっかりと忘れてしまいましたf(^^;;。

4月 282012
 

以前のエントリで「MEDIAS LTE N-04D 使ってみました。」ってのを書いているのですが、この中で、スケジュールの連携ができない。と書きました。で、色々試行錯誤の結果なんとかできるようになったので今回はそれをまとめてみたいと思います。

「Mac と Android のスケジュールの連携?そんなん Google カレンダー使えば一発じゃん。」

とか言う人がいるかと思いますが、僕の場合、google に情報預けたくないんです。Apple の iCloud にでさえスケジュールはアップしてないんですから。大事な個人情報を広告収入のために利用されたくないっ!!

ってんで、そーなると敷居は一気に高くなるのであります;-)。

では、Mac の iCal アプリ上で管理しているスケジュール・カレンダーの情報について順に見ていきましょう。

1). スケジュールの管理は Mac の iCal を利用しています。
2). iCal で管理したデータは iTunes により iPhone4 に一ヶ月分同期されます。
3). iPhone4 (それはつまり iOS デバイスってことで iPhone4s や iPhone3Gs とかも含まれます) 上ではスケジュールの閲覧と新規の登録・編集・削除などが行えます。

これを google カレンダーを利用せずに Android でも対応しようとするとほぼ無理。考えられる手段を色々試行錯誤したのですが、ボトルネックは以下の通り。

o. iCal からカレンダーを 書き出すと ics 形式になるのでそれを Android に持って行ってインポート。
o. そのカレンダー全ての情報が書き出されてしまう。必要なのは近々の30日分で良いのに・・。
o. ics 形式やら vcs 形式やら文字・改行コードやらの操作が大変・・。

で、やりたいこととしては

1). 近々の 30 日分のデータだけを Android に持って行けると嬉しいなぁ。
2). 更新は Mac および iPhone4 でできるので Android 側では参照のみでいーなー。MySQL のスレーブサーバみたいなもんだ;-)。
3). スクリプトなどを用意したりファイルを編集せずに比較的容易に Android にカレンダー情報を転送できれば嬉しいなぁ。

と、まぁ、こんな感じがベストなので、それでできる手段はないか、 MEDIAS LET N-04D を購入してから約二ヶ月の間ずっと考えていたんですけどもね。

で、その方法がなんとか見つかりました。Android へのカレンダデータの移行も比較的容易にできます。では見ていくことにしましょう。

1. Mac と iPhone4 は iTunes で sync。
まぁ、これは当たり前ですね。 Mac 上の iCal でスケジュールを管理している人であれば、その情報は iPhone4 に入れて持ち歩きたい。で、iPhone4 で更新した情報は 次回の sync 時に iCal に反映されます。すばらしい連携;-)。

2. iPhone アプリのインストール
僕は今まで iPhone4 でスケジュールを見るときは標準アプリで見ていたのですが、探してみると色々あるんですねぇ。で、今回新たにダウンロードしたスケジュールアプリは PocketLife Calendar というアプリ。

ical2android_1.jpg

基本的にはカレンダーの標準アプリからデータを持ってきてそれを表示する。って感じです。が、このアプリのすごいところはそのカレンダーデータを、期間を指定して ics を出力してくれ、なおかつその ics ファイルがメールで送信できる点です。

キャプチャで見てみると、PocketLife Calendar を起動するとカレンダーアプリから情報を取り込んで表示します。そのあと[設定]ボタンを押します。

ical2android_2.jpg

おぉ。「カレンダーを共有/プリント」のメニューがありますね。それをタップします。すると、カレンダーの選択と共有もしくはプリントするための期間の選択の画面が表示されますっ!!

ical2android_3.jpg

この機能が欲しかったんですよー。 Mac の iCal が出力した ics ファイルをエディタで編集して任意の期間を抽出するための作業を行う。なんてことはちょっとあり得ない。自分でやっていても長続きしないと思うし。このアプリはそれを GUI でやってくれます。まぁ、そもそも iTunes から iPhone4 に転送する段階である程度期間は絞れているんですけどもね。 iPhone4 に転送したデータ全てを期間として設定すると問題無いですね。と、いうか、この作業をどうするかがある意味最大のボトルネックだったんですけども解決です。すばらしー;-)。

で、期間が決まったら後は抽出された ics ファイルをメールで送るだけ。以上で iPhone4 側、もしくは Mac 側の作業は完了です。

3. Android アプリのインストール
iPhone4 からメールで送信された ics ファイルは Android のメールアプリで閲覧します(僕は IMAP を利用している)。で、メールに添付の ics ファイルを /mnt/sdcard/ 辺りに保存します。

ical2android_4.jpg

おぉ。これで任意の期間に絞られたカレンダーデータが Android 端末に取り込まれたことになりますね。いーぞいーぞぉ;-)。

さてさて。ここからは docomo の Android の機能なのかもしれませんが、 MEDIAS LTE N-04D には多分 google 謹製の カレンダーアプリ と、多分 docomo 謹製の スケジュールアプリ がありますが今回利用するのはスケジュールアプリのほうです。

Android 内部に保存された ics ファイルをマージします。docomo 謹製の スケジュールアプリ は .vcs ファイルに対応はしているのですが .ics ファイルには対応していません。すると Google play でその機能を持っているアプリを探す必要があります。で、色々ダウンロードして動作確認も含めてテストしたのですが、ありましたっ!! iCal Import/Export というアプリケーションです。

この iCal Import/Export を起動すると味気ないメニューが出て来ます(失礼っ!!;-)が 「Search for iCal files」をタップします。すると、届いたメールから保存した添付ファイルを見つけてくるんですなぁ。

ical2android_5.jpg

後はメニューに従って [OK] をタップしていけばスケジュールアプリにスケジュールデータをインポートしてくれます。

僕はスケジュールデータを転送することに一生懸命になっていて、スケジュールアプリの使い方はいまいちまた解っていませんが、スケジュールアプリには「全件削除」とかすばらしいメニューがあるのでインポート前にいったん全部削除してから新たにインポートするとかできます。

まぁ、その前に iCal Import/Export でインポート時に「重複したのはどうする?」と、英語で確認されるのでそれに任せる。と、いうことも可能ですけどね。

さてさて。Mac で管理しているカレンダー、iCal と iPhone4 は双方向レプリケーション。 iPhone4 とAndroid はバッチ的な一方向レプリケーションによって、これでデータの共有ができるようになりました。この手順でもまだうっとうしいとは思うところもあるのですが、ここれが多分、限界かなぁ。と思えなくもないです。が、自分の Mac で管理しているカレンダーデータが google を経由せずに Android に転送できるようになったことは大きいと思います。

この組み合わせで、皆さんも是非試してみてください;-)。

4月 272012
 

さてさて。「CPU コレクション」の第52回目。前回の Foster に続きもう一個 Xeon が登場します。今回登場するのは(多分) Socket604 の Prestonia と呼ばれていた Xeon。

写真を見るとこんな感じです。Socket603 版 Xeon と比べて CPU 上の回路がだいぶ少なくなりましたよね。

Socket604_Xeon_Prestonia_1.jpg

で、こちらが裏側。

Socket604_Xeon_Prestonia_3.jpg

ピンの数が 603 から 604 に一本増えました。 Intel 得意の互換性が全くない CPU へと変貌しているのですが、まぁ、サーバ向け CPU は前方互換の必要性があるかと言われればそんな必要は多分無いと思われるのでどーでも良いのでしょうなぁ;-)。

前回に引き続き、北森 Pentium4 との比較の写真を掲載しておきましょう。

Socket604_Xeon_Prestonia_2.jpg

はやりヒートスプレッタ的には似ているんですよねぇ。まぁ、結局は Pentium4 の血を引いている。って感じなんでしょうなぁ。

この CPU もアキバのジャンク屋さんで見つけました。500yenくらいで購入しました。このテの CPU は本当にアキバを足で探し回るか、はたまたヤフオクで見つけるか。なんでしょうなぁ。

Xeon までしっかりと収集してしまうのでありますが、最近の Xeon はまだ高いので手が出せません;-)。

4月 212012
 

久しぶりに「CPU コレクション」なネタ行きましょうか。前回の50回目でターミネータを掲載して、前世代の CPU Socket/Slot はほぼ出尽くしたと思っていたのですが、手持ちの CPU はまだまだたくさんあります。

なので、ここからは”ついこの間の CPU” になりますが、ご了承頂ければと思います。

そんな復活・久しぶりの CPU コレクション、フツーに考えるといよいよ Pentium4 に突入か?と思うのですが、惜しい。かすってます;-)。Xeon に行ってみましょう;-)。

今回、第51回目に掲載するのは北森アーキテクチャとなった Xeon プロセッサ(本当はその前のアーキテクチャなんですけども;-)です。 Socket603 という聞き慣れないソケットタイプの CPU なんですけどもね。

Socket603_Xeon_%20Foster_1.jpg

以前、このブログで掲載したのは Slot2 Pentium!!! ベースの Xeon プロセッサでした。その後継として Intel が出したのは Socket タイプの Xeon になるわけですが、ここから Intel はサーバ市場の独占をはじめることになるわけですね。つまりはこの CPU はある意味記念となるものですね;-)。

こちらが CPU の裏側。

Socket603_Xeon_%20Foster_3.jpg

ピンのあるスペースが少ないですね。後、裏側にモデル番号などが書かれています。

こちらは北森(Northwood) Pentium4 との比較になります。ちなみに Xeon のほうはアーキテクチャが Willamette (ウィラメット)ですね。Northwood の Pentium4 はまだこの時期は出ていないんですけどもね。

Socket603_Xeon_%20Foster_2.jpg

二つ並べてみるとヒートススプレッタは似ていますね。穴が空いているところまで似ている。Pentium4 がゲタを履いている感じがします;-)。

ちなみにこの CPU はアキバのジャンク屋さんで購入しました。こーいうのは自分では中々買えないし、会社でも使っていなかったような気がします。珍しく Xeon な CPU が置いてあるお店があったので見つけた時にサクっとコレクションとして購入する。って感じでしょうか。

と、いうことでここしばらくは Intel な CPU を見ていこうかなぁ。と思っております。

4月 102012
 

いやはや。僕が利用している NotePC は以前のエントリにも書いたかもしれないですが ThinKPad X100e です。この NotePC は AMD の CPU を利用していて E-350 です。時々熱がこもって ACPI shutdown が走ったりするんですけども、NotePC では唯一 X11 の drm が動作する VESA ではない(ドライバは xf86-video-ati を利用しています)最後の NotePC なのではないかなぁ。と思っているところですが;-)。

で、この NotePC は現在 FreeBSD/amd64 9.0-STABLE がインストールされているんですが、つい最近までは suspend/resume しなかった。9.0-PRERELEASE までは suspend/resume していたんだけど、その後 RC になってからは ACPI 周りの問題からか、acpiconf -s3 すると resume はブラックアウトでフリーズ、あげくの果てには AC コンセントを抜き差ししないとブートさえもしてくれない状態だったので、もう本当にある意味あきらめていたんですけどね。

さすが CURRENT および STABLE は『生もの』ですね。 2012/04/07 辺りの 9.0-STABLE を csup して make build world と install したら見事に suspend/resume が復活しました。パチパチパチ;-)。

今回はその様子を動画に撮ってみたのでちょっと公開してみましょう;-)。こんな感じ。一分07秒の動画です。


20120410.jpg

※ “再生アイコン” が見えない表示されないブラウザの場合は上記写真をクリックしてください。

いやね。雰囲気的に resume は MacBook に近い動作をします。以下、寝て起きる上記の説明です。

1. Fn+F4 で suspend します。
2. X の画面からコンソールの画面にひとまず落ちてから寝ます。
2. 手前の緑の LED が二個点きました。右側が「スリープ状態」を示しています。
3. フタを明けて resume。緑の LED は一個だけの点灯になります。
4. resume 後は X が即座に表示され早速利用可能。
5. USB Wi-Fi の run0 を利用していますが、その LED が点滅し、しばらく後に利用可能。

とまぁ、動画的にはこんな感じで suspend/resume します。上記で「MacBook に近い動作」と書いたのはフタを明けてから利用できるようになるまでの時間のことを言っています。フタを明けるとただちに X が動作するのはこれまたすごいっ!! 今までの FreeBSD にはちょっと無い体験でした。

後、何回 suspend/resume をしても特に問題なくちゃんと寝て起きてくれます。 jobs の言うところの “It just works.” って感じでしょうか;-)。

で、まだあまり試していないのですが、一点問題があるように感じます。一番最初。電源投入後、一回目の suspend だけはどうやら Ctrl+Alt+F1 で X を後ろに飛ばしてからコンソールで acpiconf -s3 を打つ必要があるみたいです。で、その時の resume はちゃんと起きて Ctrl+Alt+F3 辺りで X の画面を戻したあと、以降は Fn+F4 で寝て、そして起きてくれるようになります。この辺りがまぁ、なんちゅーか本中華なんですが、もしかしたら僕の気のせいかもしれません;-)。

で、これだけサクサク suspend/resume が動作するんだから KDE4 の電源管理で Windows7 みたいに一定時間後には寝てくれるんかいな?などと、ちょっと思ってしまうのでありますが、実際に試してみました。

PowerProfile_1.jpg

KDE4 のコントロールパネルから「電源管理」メニューで色々設定してみます。あと、タスクバーにも電源管理アイコンがあって、ここからレジュームとかハイバネードとかシャットダウンとかあるんですけどね。

今回は PowerSave の設定で 10 分後に「スリープ」と設定して放置してみました。

あたたた・・。サスペンドはしてちゃんと寝てくれます。しかし、レジューム(起動)時には X がブラックアウトしていまいました。ただし、カーネルは死んでないので ACPI S5 ステートとかリモートからの ssh は可能なので本当に X の画面のみが見えない状態。と、いう感じでした。これは上で書いたタスクバーの電源管理から「スリープ」ボタンを押した時と同じ動作でした。

と、いうことは FreeBSD 単体ではサクサク suspend/resume するけど、 KDE4 経由の電源管理ではまだもう少し頑張りが必要だね。と、いう感じでしょうか。

けどもまぁ、そこまで贅沢は言いません。これだけサクサク、何回も suspend/resume してくれるのであれば全然問題はありません。今まで suspend/redume が動作するのは二回まで。三回目に起きた時には画面はブラックアウトだっただけにずいぶんと進歩してそして非常に嬉しいのであります。

上にも書いたとおり、CURRENT や STABLE は生ものです。次回 csup してカーネルを作り替えたら動作しなくなるかもしれません。なので、今回の環境は非常にじゅーよー。みたいな。この環境でずっと使い続けたい気分です;-)。

なお、今回はこのブログ初の動画でしたが、今後は機会があれば色々、動くものを掲載して行きたいと思います;-)。

3月 252012
 

自宅の MacBook がブートしなくなってしまいました。とわいつつ、実は MacBook は二台持っていて、HDD がいかれたっぽいのは以前買った初代 Core2Duo 版でのほうで普段から常用している現行版 MacBook はまだ元気なのでその点は安心しているのですが;-)。

さてさて。ブートしなくなった Mac は以下のような画面を表示して停止してしまいます。

IMG_1443_marshal_hdd_2.jpg

facebook にこれを掲載したとき、色々コメントを頂きました。この画面は割と良く出てくるらしいですね。ブートデバイスが何も無い状態のときに表示されるらしいです。HDD 逝ってしまっているとか CD-ROM/DVD ドライブが認識しないとかの状態に出るらしいです。

そして、今回、もう一個怪しげなアイコンが表示されました。

IMG_1458_marshal_hdd_3.jpg

これは見た人がいないみたいなので、もしかしたら僕は非常にラッキーだったのかもしれません。多分「もうダメじゃん。」的なアイコンなんでしょぅなぁ・・。けど、何かどうダメなのか全然解らない・・f(^^;;。

と、いうことでアキバに HDD を買いに行きました。もともとは S-ATA 250GB くらいのを狙っていったので安いので 4,980yen くらいかなぁ。と思っていました。 MacBook 自体はもう古いものなので SSD にする必要も無いし転送速度も ATA300 なのでそんなに高くはないだろう。みたいな感じでアキバの PC ショップを俳諧するんですけどもね。

で、見つけたのがあやすぃー HDD ;-)。

IMG_3202_marshal_hdd_1.jpg

MARSHAL とか言う初めて見るメーカのものでした。今回購入したのは 2.5 インチ S-ATA 250GB ATA300 5,400 回転のやつで値段がなんと 4,180yen。 有名どころで安い SUMSUNG よりも 1,000yen くらい安いのであります。
今回購入したのはソフマップだったのですが、お店の人に聞いてみると MARSHAL 自体は商社で実際に HDD を作っているメーカではないとのこと。もの自体は OEM らしいです。

上記の写真のカバーを見ると大体メーカ解りますかねぇ? HITACHI のデザインでないことだけは確かですが;-)。

まぁ、もともと古い MacBook に入れるつもりで買ってきたのでこーいうのでも良いか。記事ってか、ネタになるしなー。みたいな感じで試したのであります;-)。

MacBook に換装し OS X Lion をインストールしましたが、無事にインストールできてちゃんと動いております。 HDD 的には特に問題も無いようですし、MacBook も無事に起動したので今回はおーるおっけーってところでしょうか;-)。

3月 202012
 

最近、MEDIAS LTE N-04D の話題ばかり連発で申し訳ありません。使い込むとどんどん Android の悪い点と言うか、使いにくい点ばかりが目立ってきてホトホトイヤになって来ているので・・。

今回は写真アプリについてです。

スマートフォンと、言うかデジカメでの写真撮影・編集と言えば、

カメラで撮る -> 編集 -> 保存 -> 母艦にアップロード もしくは 保存後に各種 SNS にアップロード

と、いう行程をたどるものだと思っております。「エフェクト効かせた写真を撮ってそれを編集。」とかいう作業をした場合、じゃ、エフェクト効かせる前の生データはどこにあるの? みたいな。また、サイズ変更(決定)する前の生のでかいサイズの写真はどこにあるの? ってのがカメラマンとして思うことだと思うので、上記の行程は到底外せるモノではないのであります。

で、iPhone4 というか iOS 用のアプリにもそのような、エフェクトを効かせて写真撮ったり、最初からアップロード用のサイズで写真撮るアプリがあったりするのは Android のアプリと一緒ですね。

さてさて。MEDIAS LTE N-04D はカメラがあまり美しくありません。標準のカメラアプリより綺麗に撮れるカメラアプリはないのか?また編集用アプリはないのか? とりあえず探してみました。で、見つけたのはだいたいこんな感じ。

IMG_1686_MEDIAS_LTE_N-04D_2_1.jpg

上の段左側から、カメラアプリ。しかし無音カメラが欲しかったわけではなく、綺麗に撮れるカメラが欲しいだけなんだけど・・。何か他に良い(むちゃくちゃ綺麗に撮れる、カメラの性能を凌駕する)アプリがあったら教えてください。

ギャラリーアプリはいまいち解らないのでフォト整理のアプリ(それにしてもこの フォト整理piqUp アプリは写真の表示が美しくないですね。全ての写真がピンぼけした失敗写真に見える orz)。その後二つは標準のカメラアプリとギャラリーアプリ。

下の段左側は写真編集用アプリ。いやー。驚いた。Android の写真編集用アプリって写真を編集してサイズ変更できる無料のアプリって存在してないのね。なので、編集用アプリとサイズ変更用アプリの二つをインストールしました・・。orz。

その次の二つはファイルマネージャと SkyDrive との sync アプリ。

写真編集して閲覧してその詳細を調べるアプリは全部でこれだけ必要。ってこどてすね・・。

そして・・。標準のカメラアプリで写真を撮った時って Mac に USB で接続すると iPhoto が自動的に起動して取り込めたんだけどインストールしたカメラアプリで撮った写真や編集後の写真は自動的に取り込むことができなくなった・・。何でやねんっ?!

調べてみて解ったのですが、Android のアプリって勝手にディレクトリ掘ってそこに溜め込んでいくんですね。汚い仕様だ・・。ディレクトリ掘りまくりでゴミたまり放題じゃん・・。orz。で、更にひどいのが写真というか jpg のファイル名が保存したアプリによってバラバラ。これまた汚いね。 orz

google は例えば、GetPhotoName() とか言う API 作って、要求があったら IMG_nnnn.jpg とか言う名前返すのとか用意すれば良いのに。そうすればアプリごとにディレクトリ掘ること無いしもっと美しくなると思う。
個人的に思うのは、各アプリが写真を保存するときに名前が重複するのを嫌うので個別のディレクトリ掘って、そこに勝手に名前付けてボコボコ保存しているんだと思う。ヒサンな現状だ・・。orz

各アプリが掘るディレクトリは以下でした。

ウバ無音カメラ:/Volumes/ANDROID/Uva_Camera/
BeFunky:       /Volumes/ANDROID/DCIM/Camera/
写真リサイズ:  /Volumes/ANDROID/photoresizer/
標準カメラ:    /Volumes/SD-CARD/DCIM/100NCMDT/

撮ったカメラアプリで保存先が違う。編集アプリも保存先が違う。で、各ディレクトリ内でファイル名も違う。あいたたたた・・。orz。自分が利用している FreeBSD だってこんな汚いディレクトリの堀り方しないですよ。あーた。
あ。ちなみに /Volumes/ANDROID とか /Volumes/SD-CARD は僕の Mac 上でのマウントポイントです;-)。

UNIX 知っている僕だから大丈夫だけど、全然知らない人はどう対応するんだろ?「あれ?撮った写真無いな。」とか「あれ?編集後の写真はどこいった?」とか・・。まぁ、ギャラリーアプリがきっと内部で find / -name *.jpg とかコマンド叩いて写真の一覧を生成してくれているんだろうから大丈夫だとは思うけど・・。

この辺りがきっと Android なんだろうなぁ。と、本当は素直に納得しないとダメなんでしょうねぇ。iOS はファイルマネージャが無いので内部見えない。けど、実は同じことしているかもしれないし。見えるから判ってしまうのかもしれないですけどねぇ・・。

しかし、Mac 使っていて UNIX 全然知らないでフューチャーフォンからスマートフォンに乗り換えて、標準ではないカメラを利用した人は撮った写真がどこに行ったか解らなくなっていると思うんだけど大丈夫なのだろうか・・。ローバ心ながら心配になってしまいますが・・。

けど、そんなような場合は、ギャラリーアプリから写真をタップしてメニューから [その他]->[詳細表示] へ行くと、どこに保存されているか確認できるのでそこからディレクトリを特定すると良いでしょう。

なぁんて、初めて Android 触った僕が書いているけど、実は長年 Android いじってきた人にとっては多分この辺りは「常識」なネタなんでしょうかねぇ?

こんな感じのネタ、今後ももしかしたらどんどん書くことになるかもしれません・・。(-“-)。