以前のエントリで「X11 で Synaptics とタッチパッドの両方を利用する。」ってのを書きましたが、今回はそれのほぼ続編です。
と、いうのも以前のエントリでは X11 で Synaptics のマウスポインタとボタン、タッチパッドを同時利用するための設定を書きましたが、その設定では USB マウスを接続してもマウスが使えない状態だったんですね。
で、しばらくの間は NotePC に付属の二つのマウスが動くようになったので、まぁ、良いかー。とか思っていたのですが、やっぱり USB マウスが欲しい場合があるわけで、それならもう一度設定を見直して、Synaptics とタッチパッド、あと、 USB マウスが動作するようにしてみるかー。と、なり、このエントリを書くわけです。
以前のエントリで xorg.conf と rc.conf の設定を書いているので今回はそこに USB マウスの設定部分を加筆する感じで記載します。とは言いつつ、実は xorg.conf への設定追加のみでサクっと動作したので設定はらくちんです;-)。
以下の設定を xorg.conf に加筆する感じです。
|
「X11 で Synaptics とタッチパッドの両方を利用する。」のエントリで書いた設定は Mouse0 と Touchpad0 の設定を書きましたが、今回はそこに Mouse1 として Section “InputDevice” を登録します。そしてデバイスが一個増えたので Section “ServerLayout” に Mouse1 を追加します。
Section “ServerLayout” では既に Mouse0 で “CorePointer” を利用しているので Mouse1 では利用できません。では何を利用することになるのか? というと “AlwaysCore” を利用します。
これで USB マウスが利用できるようになります。でもって Synaptics とタッチパッドも同時に利用できるようになるので、合計三つのマウス全てが利用可能な状態になります。うひひ。
ただ、ですね。二点ほど注意点があります。
1. X を利用しない場合、つまりコンソール利用時には USB マウスが利用できないみたいです。
2. X 起動前に USB マウスを接続しておかないと利用できない。また、X 起動中に USB マウスを一旦抜いてしまうと以降は利用できない。
などがあります。 2. の場合は X を再起動すると再度利用できるようになります。どちらも多分設定で切り抜けられるのかなぁ? とは思うのですが、まだ調べてはいませんf(^^;;。けどもまぁ、今まで動作していたマウスの他に USB マウスも利用できるようになったので喜ぶべきなのでしょうなぁ;-)。
多分 2. の場合は hal 経由にしないと無理っぽいだろうなぁ。と、そこはかとなく感じていますが・・。