8月 052010
 

最近は iPhone4 の記事がちょっと多かったのですが、それも一応一段落した。と言う感じでしょうか。久しぶりに「CPU コレクション」行きましょうか。今回は第四回目です。

実は、この CPU、僕が今まで使った中で一番好きな CPU だったりします。ソケットの中でも Socket7 が一番好きですからねぇ。

今まで、一回目の Pentium二回目の PentiumMMX を ASUS の T2P4 と言うマザーボードで利用してきたのですが、このマザーボードは「とあるピンをショートさせるとベースクロックを上げることができるぜい。」と言うウワサが流れて、本来なら FSB が 66MHz なところを最大で 83MHz までアップできたんですね。

そんな環境のところに、当時ちゃっとで知り合った大阪のお姉さんから「たかちゃん て Sockect7 使っているんだよねぇ。CPU あげよっか?」と言うので大阪からわざわざ送ってくれたのがこの CPU なのでありました;-)。

CyrixMII300_1.jpg

当時は PentiumMMX 166MHz な CPU を使っていたのですが、いきなり FSB 75MHz な CPU が手には入って、クロックは 233MHz。当時 MII-300 は「PentiumMMX の 300MHz と同等の性能が出るぜぃ。」ってんで MII-300 と言う名前にしたんだと記憶しています。

Socket7 のとあるピンに細い針金を「U 字型」に曲げたのを差し込んでショートしたのですが、僕自身、多分この辺りから自作・改造に目覚めたのだと思います;-)。

CyrixMII300_2.jpg

こっちが裏側です。

これで PC の速度は随分と速くなりました。嬉しかったなぁ。この、ASUS T2P4 の 75MHz 化での Super Socket7 な環境は、僕の PC の中でこの後も比較的長く続くことになります。そして、その後は FSB 100MHz の純粋な Super Socket7 に続いて行くのであります;-)。

後、この CPU は色使いも良い。ヒートスプレッタがゴールドで文字が黒。見た感じ、眺めていても飽きが来ないし中々良いのでありました。

CyrixMII300_3.jpg

今でもこうして、コレクションとして持っている大切な CPU なのであります。