5月 182009
 

僕は Core2Duo になった一代目の MacBook を持っていて、型版的には Apple MacBook 2GHz MA700J/A と、言うのかな。2006 年 11 月に発売されてすぐに飛びついて買って今まで使ってきた。最近動作がモッサリして来たので新しい MacBook 欲しいなぁ。とか思い、色々手を回したのだけど MacBook に投入できる予算が捻出できなかったので、バーツを購入してパワーアップすることにした。

まずはウェブで情報を入手し、購入すべきものを調べます。今回購入したのはこんな感じ。

・DDR2 SO-DIMM PC-533 2GByte * 2
・2.5 インチ HDD Hitachi HTS545025B9A300 250GByte

今までは DDR2 SO-DIMM PC-533 1GByte * 2 だったのが倍になり、けど OS 的には 3GByte までしか認識しないのは有名な話。menumeters を起動すると、実際に 3GByte しか認識されていないことが良く解ります;-)。

HDD は FUJITSU MHV2080BHPL 80GByte から Hitachi HTS545025B9A300 の 250GByte のやつに交換。単純計算で三倍の容量になりました。これで VMware Fusion 2.0 を利用してもディスクイメージは MacBook 内に置くことができます。

iPhoto と iTunes のデータは外付け HDD に置いておいたのだけど、160GByte のやつから 250GByte のやつに変更。Time Machine でガンガンバックアップから取れるようになります;-)。

後は HDD を交換したので MacOSX Leopard を再インストール。僕は今まで大文字小文字を区別する Journaled HFS+ を利用していたのだけど、このファイルシステムっててんで役に立たないと言うのを実感しているのであります。

例えば Adobe のアプリは大文字小文字を区別するファイルシステムにはインストールできない。Microsoft のリモートデスクトップは全部小文字でインストールするのでとんでもないディレクトリを勝手に作ってしまう。あげくの果てに Time Machine は大文字小文字を区別するファイルシステムから区別しないファイルシステムにはバックアップできない。と来ている・・。はぁ・・。と、言う感じだったので今回は大文字小文字を区別しない Journaled HFS+ をチョイスしたのでありました。

インストールは簡単に終わり、起動後は交換したパーツは特に問題なく動いております。

ちなみに、今回の改造のためにかかったお値段はメモリが 2,480yen * 2 HDD が 4,940yen。両方併せても 10,000yen かかってないんですねぇ。安いですねぇ;-)。

さてと。話はここで終わってしまったら面白くないので、BootCamp の話をしておきましょう。MacOSX Leopard では BootCamp が標準で利用できるので今回初めて使ってみました。VMware Fusion 2.0 を持ってはいるのですが、バーチャルマシンは遅いのでネーテブで Windows を起動してみたい。と言うのと BootCamp パーティションの Windows も VMware Fusion から起動できる。というので試してみることにしたのでありました。

BootCamp アプリを起動して Windows の領域を 32GB ほどを FAT32 で確保し Windows のメディアを突っ込んでブートするのですが、手元にある WindowsXP の CD-ROM は PS2 ではないのでブートしませんでした。なので Windows Server2003 Enterprise Edition のメディアがあったのでそれを突っ込んだら無事にブートしたので、これインストールするべ。と言うことになったのでありました;-)。

しかし、インストールが無事に終わった後が大変です。 VMware Fusion 側から BootCamp パーティションの Windows Server2003 は比較的容易に利用することができます。しかし、ブートドライブを BootCamp にしてブートし、Windows Server2003 が起動した後、Ctrl+Alt+Del キーを受け付けてくれないのでありました。なので何も出来ない状態・・orz。 WindowsXP なら自動ログオンもできるだろうけど、Windows Server2003 は無理だぁ・・。

手元にあった HHK Lite2 を接続して Ctrl+Alt+Del キーを押したら、おぉっ!! 無事にログオンは出来たので、ありました。良かった。

しかしっ!! 安心はまだできないのであります。 Windows で MacOSX Leopard の DVD を突っ込むとドライバのインストールをしてくれるのですが、 Windows Server2003 では自動的にドライバのインストールはできません。DVD の Drivers の中のを端からクリックしてインストールを進めていきます。

一番最初に簡単にインストールできるのは無線 LAN かもしれないです。Atheros のドライバをインストールすれば無線 LAN は利用可能になるので、DVD のドライバをインストールしても ! マークが付く場合にネットワークからインストールすれば良いでしょう。

無線 LAN が動いたので Windows update をしつつドライバを更新したらサウンドドライバだけ利用できないだけで後は一応動き出した。と、言う感じでしょうか。iSight は使うことは無いのでまぁ、ドーデも良いと言えば良いのですが;-)。

それにしても Apple 謹製の BootCamp 用のプログラムがインストールできないのは痛いかも・・。ブートドライブ切り替えユーティリテーなどがインストールされていないので、Windows をシャットダウンした後 Option キーを押しながらブートしないと MacOSX がブートできない状態となります。

とまぁ、Windows Server2003 についてはこんな感じでしょうか。

とは言いつつもう一個大きな問題が・・。BootCamp 側で Windows Server2003 のアクティベーションを行ったのですが、その後 VMware Fusion で起動したら、ハードウェアの変更が多すぎるので再度アクティベーションします。とメッセージが・・。今度、BootCamp 側でブートしたら再度出るんかなぁ・・?

とまぁ、メモリと HDD を交換したので OS を再インストールしたり Windows をインストールしてみたりと色々楽しんだ週末だったのでありました;-)。それにしても Windows Server2003 Enterprise Edition をデスクトップとして使うんかなぁ? 一応、ターミナルサーバとか IIS、 WindowsMedia サーバとかも起動しているけどさぁ;-)。

VMware Fusion には他に WindowsXP Windwos7 RC2 もインストールされているけど;-)。そー考えると僕もすっかりと Windows ユーザになったのか?;-P。

最後にですが、MacBook はコマンドラインから system_profiler と打つとバババと情報を表示してくれます。これみると Mac って好き放題最新の技術投入しているよなー。とか思います。

僕のは 2006 年 11 月に買ったハードウェアなのに BIOS は EFI を利用しているし、HDD は ICH7 に引っ張られて SATA-150 だけど、IDE ではなくちゃんと S-ATA な HDD を利用しているし、更に接続が AHCI を利用している。 Windows が動作する PC ではちょっと考えられないよなー。2006 年でこれくらいのスペックの PC 出したベンダあるかなぁ?とか思ってしまうわけです。ハードと OS を作っているメーカの強みなんでしょうねぇ。