いやぁ。自宅のサーバを更新しました。富士通の PRIMERGY MX130 S2を使い続けて約 10 年。そろそろ潮時だろうと・・。
小型の PC を探していたのだけど、中々良いのがない。自宅のサーバとはいえ、VMwareESXi7.0 を起動させるので RealTek の NIC では無理。PCI-e スロットがあって、 2Port NIC なんかが内蔵できるようなやつが必要。
と、いうとこで、最近は PC 高いし、納品遅いのですが、以前購入したデスクトップ機と同様の HP ProDesk 405 G6 SFF/CT にしました。ただし時代は変わっているので今回購入したモデルは G8 になります。
CPU は AMD Ryzen7 PRO 5750G で 8Core/16 スレッド。サーバにはバッチリ。 HP から購入したときの構成は 4GB のメモリと 500GB の HDD でだいたい 62,000yen くらいでした。「価格.com 限定モデル」にすると相場より 10,000yen くらい安く買えるようです。
ここに別途 64GB のメモリっ!! 大体 25,000yen くらい。
3TB の HDD と 1TB SSD は今年の頭くらいに購入したものがあったのでそれを使い回しします。
PCI-e x2 接続の 2Port NIC は家に腐るほどあるので、Broadcom と Intel どちらにしようか悩んだけど、Intel の em0 にしました。
と、いうことで 8Core/16 スレッドで、メモリ 64GB 、ネットワーク 2NIC と、それはもう VMware ESXi7.0 を動かすのにはバッチリな環境が整ったのであります。
今回メモリは Crucial DDR4-3200 288pin UDIMM 64GB(32GB×2枚) CT2K32G4DFD832A をチョイスしました。『 PayPay モールで初めてお買い物』で 1,500yen 引き。その他 PayPay ポイントが 5,400 ポイントくらい付いたので、実質 22,000yen くらいでの購入でした。
HP ProDesk 405 G8 SFF/CT とも相性は良いみたいで、特に問題もなく 64GB を認識してくれました。うひひ;-)。
さてと。まずは default で入っている WindowsOS のアクティベーションを行います。が・・。 orz
画面がまともに映らないではないか・・。 orz。
HP の PC は法人向け PC を購入した場合 HP wolf security というのが default でインストールされているそうです。個人向けの PC の場合はインストールされてないです。今回は HP で購入したとき「TAKANO Network Service.」として購入したので法人扱いになったようです。従業員 10 名未満f(^^;;。
で、これが悪さしているのか解らないのですが、画面の下半分に起動時の画面がそのまま残ってしまい、OS インストール時は画面が上半分しか表示されない状態です・・。orz
しかし、この状態で本当によく Windows11 のアクティベーションができたモノだ・・。原因がどこにあるのか、さっぱり解らない。UEFI(BIOS) 画面でセキュリティに関する項目を根こそぎ OFF にしたけどだめ。
純正メモリ 4GB を 64GB にしたからかぁ?などと思い、もとに戻したりもしたけど、ダメ。
PCI-e x16 スロットに nVidia のグラフィックスカードを接続してそっちから画面だそうとしたら真っ白に表示されるし・・。orz
が、原因が特定できました。
PCI-E x16 のスロットに何か刺していると画面が半分に表示されるようです。それも WindowsOS のときのみ。
VMwareESXi7.0 のインストーラは ESXi の画面では半分表示にならない・・。ひどい話だぁ・・。
と、いうことで、 500GB の未使用となる WindowsOS がインストールされている HDD は再利用されることもなく、そのままお蔵入りとなるのでありました。あ。Windows のライセンスは引っこ抜きましたけどねぇ。 ESXi 上で動作させるか;-)。
それでは本命の VMwareESXi7.0 をインストールですが、こちらは PCI-e スロットに接続した 2Port NIC も問題なく、メモリ 64GB もサクっと認識して無事に起動して動作するのでありました。
こちらはインストールしている最中の新旧サーバの図。 ESXi のインストールが完了したら、ネットワークの設定とか VMware vCenter Converter を利用して OS の引っ越しです。
ESXi 上に存在している仮想マシンは全部で 17 台。常時動作しているのは VyOS と TrueNAS 、 WindowsServer2019 を含めて 8 台。ってところでしょうか。
メモリジャブジャブ、FreeBSD ports のコンパイルなどで CPU 負荷かけても大丈夫。そして音も静か。
中々良い感じのリプレイスではないかなぁ。と、思った次第なのでありました。
PCI-e スロットが付いている小型の HP ProDesk 405 G8 SFF/CT 。サーバとしてもちょうど良い感じでした。
さてと。前回購入した自宅サーバは約 10 年利用しました。今回購入した自宅サーバは、特に問題もなく壊れないと想定して 10 年持ったとした場合、もしかしたら、これが最後の『自宅サーバ購入』になるのかもしれません・・。 ちなみに自宅サーバ、今回が 9 代目となります;-)。
どうなることやら。
[…] 自宅のサーバ更新。 […]