1月 312010
 

MacOSX で文字の入力を行う時のネタをちょっと書いてみたいと思います。非常に「何を今更。」感がぬぐえないのもまた事実ですが、それはそれでしょーがない。

google 日本語入力。」の下のほうに ATOK のことについてちょっと書いていますが、ATOK は試用期間が過ぎたので一ヶ月300yenの月額利用版を購入しました。

以前に「MacOSX Snow Leopard をクリーンインストール。と epkg について。」で書いたようにクリーンインストールしたので実質的に50日位試用期間があった状態でしょうか・・(^^;;。

ATOK の製品版を使うようになったのは、サポートにちょっと連絡したかった。と言うのもあるのですが、カナ入力での日本語入力時に「たtkw@r>」などと、突然日本語入力がオフになってしまう点について問い合わせてみたかったのでありました。

で、実際に問い合わせてみるとサポートの対応が良いので関心しました。後、お金を払い出したら上記のような問題が出なくなったのにもまた驚きなのです(^^;;。

実は僕が利用している MacOSX の環境では、以下のような問題が発生していました。

・iTunes の検索に日本語が使えない。コマンドキーや Shitf・Ctrl キーを押すと日本語入力がオフになってしまう。
・Finder で「ファイル」と言う日本語のディレクトリを作成した場合 “ぁ”(つまり Shift+3 ですね)を入力した時点で日本語入力が終了してしまう。

これは ATOK の問題かと思いサポートに問い合わせてみました。きっとじっくりと検証して頂けたのでしょうね。3,4 日後に回答が来ました(その間に 2,3 のメールのやりとりはありました)。ジャストシステムでは再現しませんでした。とのことでした。

これはこれで、僕としては嬉しい情報です。一人で悩んでいるばかりで、他に情報が入らない状態だったので「あぁ。ちゃんと動く人(と言うか環境)がいるんだー。」と納得し、自分の環境において切り分け作業が行えるようになるのです。

で、僕の利用している環境をよーく、見直すことにします。僕は MacBook に HHK Lite2 を利用しているのですが、この環境をまず疑うわけです。 MacOSX SL 対応のドライバがリリースされているか確認します。リリースされているようなのでインストールして再度トライ。しかし、状況は変わらず。

それならばと言うことで Apple Keybord (JIS) MB869J/A を購入して HHK Lite2 の Mac 用ドライバを削除して試してみるわけです。しかし、状況は変わらず。

ふむ。PFU のドライバは特に悪くは無いみたいですね。まぁ、多分、当然と言えば当然だと思いますがf(^^;;。

あ。二つのキーボードを並べてみるとこんな感じ。

IMG_1159_keybord.jpg

キー配列や大きさはほとんど一緒。ストロークが違うくらいかなー。って感じなのでありました。ちなみに Apple Keybord を PC で Windows7 と FreeBSD/amd64 7.3-PRERELEASE で利用感想ですが、

・BS キーが無いので BIOS 画面が表示できません。
・Windows7 の場合、日本語入力のオン/オフは Caps キーで行います。

それくらいかなー。あ。もう一点。Apple Keybord MB869J/A は USB のバスパワーいっぱい一杯で動作しているのでしょうな。機械式の USB 切り替え機を間にはさむと PC では認識してくれませんでした。 PC の USB ポートに直接接続すると利用できます。MacBook からは USB 切り替え機経由でも利用できるのですけどねぇ・・。

BS キーが無いことによる一文字削除は C-d でできるので全然苦になりません。Windows7 上では xkeymacs を利用しているので C-d が利用できるし。これは emacs キーバインドに慣れている人の特権ですかね;-)。

さてと。話を本題に戻してと。上に書いた二つの現象を回避するために色々調査します。なんせキーボードを交換しても直らないし・・。などと思って google で検索したりしていたのですが、そもそも MacOSX の日本語入力のオン/オフって 英数キーとカナかなキーを交互に押すだけでできたのね。知らなかったよ。僕。ずっとコマンドキー+スペースキーでやっていた。などなど(^^;;。

で、おかしいおかしいと思って色々設定を再度見直すわけです。どうしたらこの状態から脱出できるのだろう・・。ふと思い出した。僕は MacOSX で Focus Follows Mouse を有効にするために Mondomouse を利用しているのですが、こいつをちょっと Disable にしてみよう。と・・。果たして、こいつが全ての諸悪の根源でした・・。orz。

Mondomouse を Enable にしていると Shift・Ctrl・Option・コマンドキーを押した時に日本語入力がそこで止まってしまう(日本語入力がオフになってしまう)。ということが解りました。この現象の影響を受けるのは iTunes の右上にある「検索」と Finder でファイル名を書くところの二ヶ所。

なので iTunes では日本語での検索ができないし、Finder では “ファイル” って名前を作成することができなかったのでありました。

ふむー。Focus Follows Mouse を取るか、正しい日本語入力のしかたを取るか悩ましいところではあるのですが、しかし、取るとしたら明らかに後者だろうなぁ。と言う感じはします。なので Focus Follows Mouse はちょっとあきらめですね。

Mondomouse 以外で Focus Follows Mouse を実現するソリューションがあったら教えて頂けませんでしょうか。宜しくお願いします。

それにしても原因が Mondomouse にあったとは・・。トホホ・・。ATOK を疑ったり HHK Lite2 のドライバを疑ったり、はたまたキーボードまで買っちゃったよ・・。orz。やられたなぁ・・。

ジャストシステムのサポートには原因が解りましたー。と、今からメールを書かないと(^^;;。

12月 212009
 

MacOSX Snow Leopard(以降 “MacOSX SL” と記述します) の BootCamp パーティションに Windows7 Professional x86 をインストールしてみました。また、BootCamp パーティションにインストールした Windows7 はその後、VMware Fusion 2.0.6 から参照することもできました。その件についてチロっと書いてみたいと思います。

まず、今までは BootCamp パーティションには WindowsXP Home Edition が入っていたのですが、これを「Boot Camp アシスタント」でサクっと消します。その後、再度 32GB 程生成してから DVD を突っ込んでリブートします。

最初 DVD は x64 のを用意したのだけど DVD ブートしなかったので x86 用メディアで再度トライしました。すると、x86 版はサクっとブートしたので後はひたすらインストールです。この作業はフツーの PC にインストールするのと同じ雰囲気で作業終了。

あ。インストール時のパーティション選択ですが、Mac 側の「Boot Camp アシスタント」で BootCamp 用パーティションを生成すると FAT32 になります。しかし、Windows7 は NTFS にしかインストールできないので、BootCamp パーティションを削除して Windows7 をインストールするパーティションを生成してフォーマットしてあげる必要があります。ここが第一の関門。って感じでしょうか。失敗すると MacOSX 自体をつぶしてしまうので、しっかり BOOTCAMP と書いてあるパーティションを消しましょう。

何回かの再起動の後、無事に Windows7 のインストールは完了するので次に MacOSX SL の DVD を突っ込んでドライバをインストールしますが、この作業もあっけないほど、何もバタバタ慌てることも無く無事に終了。全自動でやってくれました。

簡単に MakBook で Windows7 Professional x86 が起動したのでありました;-)。

続いて MacOSX SL をブートして VMware Fusion 側から BootCamp パーティションの Windows7 を利用することにします。僕の VMware Fusion は 2.0.6 ですが、これを起動します。

しかし、以前利用していた BootCamp のディスクイメージと言うか情報が残っていて、新しくインストールした Windows7 がブートできませんでした。いったん VMware Fusion を消して再インストールしたのですが、仮想マシンの情報は削除されないみたいなので、手で消す必要がります。また、”削除” メニューからは BootCamp パーティションの情報は削除できません。

なお、「仮想マシン」がある場所は非常に解りづらいです。以下にあるので、良く選んでからサクっと消すようにしましょう;-)。

/Users/takachan/Library/Application Support/VMware Fusion/Virtual Machines/

ちなみに僕は VMware Fusion で利用していた仮想マシンは BootCamp 上の WindowsXP HomeEdition と Windows7 RC だけだったので、どっちの情報もサクっと消してしまいました;-)。

消した後、VMware Fusion を起動すると新たに BootCamp の情報を読み込んでくれるので後は「起動」すれば良いだけです。

VMware Fusion 上で Windows7 が起動したら VMware ツールをインストールします。必要なドライバをドドドとインストールしてくれるので特に苦もなく完了。と、非常に簡単に全作業の行程が終了してしまったのでありました;-)。

vmware-fusion.png

ちなみに VMware Fusion からはシリアルドライバが認識されていません。まぁ、特に必要ないかなぁ。などと思っていて深く追っていませんが;-)。

後、BootCamp 上の Windows は「スリープ」はできないのですが「休止状態」は利用できるので最悪それで良いかなぁ。と言う感じはしています。

さてと。使用感を少々書いておきます。僕の MacBook は CPU が Core2Duo 2GHz、メモリ3GB の状態で Windows7 Professional x86 に 1 個の CPU と 1GB のメモリを上げているのですが、もっさり感が非常にあるかなー。NotePC にインストールしたヤツのほうが快適に動いている気がします。

まぁ、BootCamp 上のは Windows7 Professional でも良いかもしれないんだけど、ちょっとサクっと使う時(「ちょっとサクっと検証する時」か;-)用に必要なものとして、ホンモノの仮想マシンとしては Windows7 Starter のほうが良いかなぁ。などと思ってしまいました。なのでそちらもインストールして試してみたいと思っています。

そもそも、EeePC を持っているのですが、ここには Windows7 Starter を入れる予定なんだけどねぇ;-)。

12月 052009
 

久々に書きます。最近、ネタなかったのよー。けど、KDE-4.3.4 もリリースされたし、ちょっと書くことが出てきたかも;-)。

と、いうことで、今回は、あの「google日本語入力」についてです;-)。

会社で利用している WindowsXP には MS IME 2003 しか入ってなくて、変換効率がいまいちだったので入れてみました。ただ、あいにく日本語入力の機会に恵まれていないのでまだ、いまいち良くわかりません。

このドキュメントは Mac 上て書いています。「google 日本語入力」を利用して;-)。こうして、使い方を確認している最中です。

ここでは何回も書いていますが、僕はそもそも「かな入力」の人なので、「google 日本語入力」でも「かな入力」に対応していて助かります。などと思っていたら・・。「ー」全角ハイホン、”ラーメン”の真ん中の棒の部分の扱いが違うので驚きました。

「google 日本語入力」では「へ」キーの右側のキーをふつーに押すと「¥」yen マークが表示されてしまいます。あいたたた・・。orz。
全角ハイホンを出すにはシフトキーを押さないと表示されないんですね。これは結構ショックでかい・・。yenマークを押す機会なんてのはそんなにないのでキーバインドを逆にしてほしいものです。設定画面を見てもキーバインドの変更設定は無いのでこれは本当に痛いところです。

きっと「かな入力」の人にしか解らない悩みだとは思うのですけどねぇ・・(^^;;。

それにしても入力モードに「ことえり」というのがあるので助かります。Mac 上では当然必要な機能なんですが、その設定が Windows でも利用できるのは大きい;-)。

僕は昔から Canna を使っていた(NEC の EWS4800 のころから;-)し、しかも「かな入力」だったので C-n というのはすごーく重要(Canna をかな入力で利用したことのある人しか解らないであろう;-)なんだけど、「ことえり」の C-;,l,k,j がある意味似たような機能をしてくれているので Mac の日本語入力にもすんなり入っていけたんだけどねぇ。

それが Windows 上でも利用できるようになる。というのは非常に有難いことです。その昔、Canna for Win32 というのを Windows 上で試したこともありましたけどねぇ;-)。

インストールについてですいが、Mac 版はインストールしたあと、直ぐに利用できるのだけど、設定メニューが表示されません。一旦ログアウトしてから、再度ログインするとメニューバーのプルダウンに環境設定メニューが表示されるようになります。

screen-capture-googleji.png

さてと。僕的にはここまで書いたことが重要であって、他の記事やブログに書かれている変換効率などについてですが、上にも書いた通り、僕はずっと変換効率がおバカな Canna を使っていたせいで「連文節変換」と濁点や口読点で変換する。という文化は無くて、ほぼ単語単位で変換していたので特に気にはなりません;-)。

とある語句を変換した時に一番最初に表示される語句が怪しいとは思ってもスペースキーを叩いたり、TABキーを押したりすれば良いのでまぁ、僕的には十分かなぁ。という感じはします。

ATOK for Mac はまだお試し期間中なんだけど、どうしようか悩み中。四国の小さい会社が潰れそうなので月額 300yen 払っても良いかなぁ。とは思うのですけども、ATOK for Mac にはバグがあるですよ。

「かな入力」の時にとある語句を入力していると日本語入力がいきなりオフになる。例えば「たかのです。」と打つと「たqtkw@r>」となってしまう。”た”か”か”で日本語入力オン/オフのトングルに引っかかるんでしょうな。明らかにバグっぽい。ATOK for Mac 2008 ではその症状は出なかったので 2009 でエンバグしたのでしょうなぁ。

ATOK の関係者もしくは近い人がいましたらご対応頂ければと思います;-)。

さてとー。今回のこの記事を書いてみましたがやはり「ー」キーの扱いがボトルネックかなぁ。という気はしますが、慣れかなぁ。けど、考えてみると Canna も「を」や「ろ」きーが変なところにあったりするなぁ;-)。そー考えれば良いか。

もう少し使い込んでみることにしましょう;-)。

10月 192009
 

この間 Snow Leopard をインストールしたときはアップグレードインストールだった。だって店員さんが「クリーンインストールはできません。」て言うんだもん・・。

しかし、コメントを頂いたり、ウェブで検索してみると CD(あ。DVD か;-)を突っ込んで再起動し、 c を押しっぱなしにするとクリーンインストールができることを知ったので、過去の遺産を全て払拭すべく実施したのでありました。

DVD からブートした後は、インストール画面に表示されているツールバーのメニューから「ディクスユーティリティー」を起動してパーティションを削除する必要があります。

僕は外づけ HDD も持っていてタイムマシーンも動作しているのだけど過去の遺産は引っ張ってきたくないので、自分でバックアップしたものをインストール後に必要なものだけ抜き出す。と言う戦法に出ています。

気がついた点としては(当然なんだけど) ~/Library/ はバックアップするの重要ですねぇ。けど、このディレクトリ、ゴミが多いのもまた事実で、 ~/Library/Caches/com.apple.Safari/ なんてのはサクっと消してしまったほうが良いですね。後、フォントは /Library/Fonts/ にインストールしたほうが断然良い。

ってな感じで、復旧も終わりクリーンな状態となり、Xcode やら iPhoneSDK などをインストールして開発環境を整えます。それにしてもクリーンインストールして解ったのだけど、

/usr/bin/perl5.10.0
/usr/bin/perl5.8.9
/usr/bin/gcc-4.0
/usr/bin/gcc-4.2

などなど、随分とやってくれますなぁ。Apple も。って感じがします。そもそも、Xcode 入れた段階で /Developer/SDKs/ には MacOSX10.5.sdk/ と MacOSX10.6.sdk/ の両方がある。ってのにも驚いていますが・・。

それにしてもクリーンインストールした結果、それなりに make できないものが出てきて困っています。例えば sendmail-8.14.3 は Darwin 10.0.0 に対応してないし、make は通らないし、emacs は 22.3、23.1 共に make が通らないようになった。アップグレードインストールした時は無事に make できていたので何かがおかしくなったんでしょうなぁ。と言う感じです。自力で make するのは色々なソフトウェアが Darwin 10.0.0 に対応してからのほうが良いような気がします。

が、ただ単に「Darwin 10.0.0 に対応」とは行っても例えば FreeBSD の ports 的に言うと ports/devel/boehm-gc なんてのは 6.8 だと Darwin に対応しているのは i386 と PPC のみ。Darwon 10.0.0 は default で make すると x86_64 バイナリを出力するのでソースコードも Darwin の x86_64 に対応してくれないとパッチ書きまくりになってしまうであります。まぁ、gc の場合は 7.2alpha2 でちゃんと Darwin の x86_64 に対応しているので事なきを得たのですけどねぇ。

さてと。epkg ネタ行きましょう;-)。

僕は MacOSX ではバイナリパッケージとして epkg(http://www.ie.u-ryukyu.ac.jp/epkg/darwin4u/) を利用しています。管理も日本の方がやっているので ML に入れば日本語でのやり取りが可能だし、FreeBSD の ports みたいな感じなので、自分が欲しい epkg は自分で作成して仲間に入れてもらうこともできます;-)。

僕が過去に作った epkg のソース版 sepkg は以下の URL にあります。そして自分で作ったものはマージしてもらえたりもしているので嬉しいことです;-)。

http://icmpv6.org/Prog/Epkg/

epkg は Snow Leopard 版が出ましたが、今の所はまだ、バイナリパッケージが少ないようです。 FreeBSD 的に言うと 「ports から make する。」って動作が sepkg から make することになるんですが。現在は以下のような感じです。

http://www.ie.u-ryukyu.ac.jp/epkg/darwin6u/SEPKG/

で、じゃんじゃん sepkg 作ってくれる人募集中だそうです;-)。利用して「あれない。これ欲しい。」って言うより自分で作っちゃえっ。ってのが僕の感じなのであります。

今回はクリーンインストール環境からなのか、そこはかとなくはまった点を書いておきます。

まず、i386 と x86_64 のユニバーサルアプリの作り方ですが、/Developer/SDKs/MacOSX10.6.sdk
が必要です。 MacOSX は基本的には /usr/local/ は利用しないので自分でインストールしたライブラリが /usr/local/lib/ にインストールされた場合は以下の作業が必要になります。

> cd /Developer/SDKs/MacOSX10.6.sdk/usr
> ln -s /usr/local/lib
> ln -s /usr/local/include

 
僕もそれなりに epkg 利用してきましたが、SDKs の下に symlink する必要があるのを初めて知りました(^^;;。

後は簡単に sepkg からの make 方法を書いてみたいと思います。

> sudo -s
# cd /usr/epkg
# ftp -a http://icmpv6.org/Prog/Epkg/Darwin-10.0.0/stunnel.src.epkg
# tar xvzfp stunnel.src.epkg
# rm stunnel.src.epkg
# cd security/stunnel/
# make
# make plist
# make install
#

 
これだけです。簡単;-)。 make したときに i386 と x86_64 のバイナリを生成します。make plist したときに i386 と x86_64 を足したユニバーサルバイナリにしてくれます。 make install すると生成したユニバーサルバイナリがインストールされます。

実際にインストールされたかは file コマンドを打てば良いでしょう。

> file /usr/local/bin/stunnel
/usr/local/bin/stunnel: Mach-O universal binary with 2 architectures
/usr/local/bin/stunnel (for architecture x86_64): Mach-O 64-bit executable x86_64
/usr/local/bin/stunnel (for architecture i386): Mach-O executable i386

 
非常に簡単で、本当に FreeBSD の ports みたいでしょ;-)。インストールされている情報は epkg list とか打てば確認できます。

後、sepkg を作成するときのヒントを少々書いておきましょう。まぁ、ほとんど Makefile を編集すれば良いだけですけどね。

CATEGORY = security
NAME     = stunnel
VERSION  = 4.27
PKGNAME  = ${NAME}-${VERSION}-`epkg arch`.epkg
BUILDDEP =
SOURCE1 = ${NAME}-${VERSION}.tar.gz PATCH1 = SRCS = ${SOURCE1} ${PATCH1} MASTERSITE = http://www.stunnel.org/download/stunnel/src/ PATCHSITE = WORKDIR = ${NAME}-${VERSION}
TMPDIR = /usr/epkg/tmp DSTDIR = /usr/epkg/distfiles/${CATEGORY}
ARCH1 = x86_64 ARCH2 = i386 ARCHS = ${ARCH1} ${ARCH2} UBDIR = ub-root
CONFIGURE_ARGS = --localstatedir=/var/tmp \ --enable-static --disable-fips --enable-ipv6 \ --with-threads=pthread --disable-libwrap
- 以下略 -

 
大体、ここいら辺りを直せば OK かな。Makefile のもうちょっと下の方(以下略の下のほう;-) の .CONFIG: .PATCH の所で -isysroot で SDK 参照してそれをアーキテクチャ単位で for で回している。と言う感じです。

ややこしいオプションとかは余り考慮したくないのだけど、僕の場合は FreeBSD の ports を参考にしてオプションとかパッチの情報を仕入れています。

と、言うことで、この記事見て、僕も私も是非 epkg 作ってみたいわー。と言う人いましたら宜しくお願いします;-)。ちなみに僕は「自分が必要になったもの」の epkg を作ることにしています;-)。

最近、自宅ではすっかり MacOSX を UNIX として利用する機会が増えています。当然 GUI でメールを読んだり Safari 使ったり iPhoto で写真の管理もしていますけどねー。

9月 152009
 

ちょっと遅いですが、この間の Apple の発表について。

スティープジョブス復活のストリーミングは以下の URL で見ることができます。

http://events.apple.com.edgesuite.net/0909oijasdv/event/index.html?internal=ijalrmacu

最初、スティーブジョブスが壇上に上がったとき、スタンディングオベーションが起きたのだけど、出てきたジョブスはやせ細っていて「ヨボヨボのおじいさん」、しゃべり方も弱々しいものがあったのだけど、時間が進むにつれてしゃべり方に力がこもってきて、往年のジョブス復活か。と思わせてくれるものになっていました。途中でフィル・シラーに変わる場面もあったけど、最後にはお約束の「One more thing…」もあったしねぇ;-)。

以上がストリーミングのイベントを見た時の感想。

ここからは iPhoneOS3.1 について。一部で「日本語入力が速くなった。」とか書かれているけど、iPhone3G では相変わらずもっさり感があるですねぇ。iPhone3GS は持ってないので全然速さが体験できない・・。トホホ。

3G 基地局を見つける時とか、無線 LAN を見つけるときにむちゃくちゃ遅くなって凍りつく現象が多発するのは明らかに今回の改修による影響だと思うのよねぇ・・。困ったものです。

後は iTunes9 について少々。僕は Genius と言うのは今まで使ったことが無かったんだけど、今回の iTunes9 の目玉は Genius だと言うので、Apple に音楽の情報を渡すのはシャク(goole に個人情報をあずけるのはもっとイヤ;-P)だけどまぁ、同意して試してみました。

そもそも、Genius と言うのは 自分が iTunes で管理している音楽の情報を Apple に預けると、Apple はそのデータをもとに色々解析して「楽曲リスト(プレイリスト)」として、情報提供してくれた人に提供する。というものです。

これを色々いじっていたので、今回書くのがちょっと遅れたんですけどね;-)。

まず、iTunes9 上での Genius ですが、自分の楽曲ライブラリを一曲クリックするとそれに関連した曲のプレーリストを作ってくれる。ラウドネスの CrazyNight なんかをクリックするとアニメタルなんかも引っ張ってきてくれるプレーリストができたりして、中々良い感じ;-)。

ただ、iTunes に CD を突っ込んだときにタイトルとかジャンル情報をインターネットから取ってくるんだけど、この情報に問題があると後で全部手で直す必要があるので元データは結構重要になるのかなぁ。と思う。

GeniusMix も中々面白くて、曲を聞いていると「ふむ。」と言う感じにさせてくれます。これは良くできた機能だなぁ。と。

Genius の機能は iPhoneOS でも利用できて、iPhone や iPod に転送した楽曲の中から Genius のプレーリストを作成してくれます。これも聞いていて中々面白い。一番最初に iPod を持ったとき、シャッフルの機能で「おぉ。あの曲の次にこの曲が来るかっ!!」などと新鮮味がすごーくあったのだけど、それに通じるものがあるかんじ;-)。

今回の iTnues で一つ思い知らされたのが、iPod は容量が多い方が良い。って所でしょうか。今までは8GB モデルで十分だと思っていたのですが、自分が作成したプレーリストの他に Genius が作成したプレーリストも iPod に転送できるのだけど、いかんせん容量が足りなすぎる・・。

まぁ、iTuines の仕様がダサい。とも思えるのだけど、Genius のプレーリストの曲が既に iPod に入っていたらその曲を利用するなどしてくれれば良いのに・・。Genius のプレーリストを転送するのはちょっとクセモノだぁ。と言う感じがしたのでありました・・。

とまぁ、ツラツラと思いつくままに書いてしまいましたが、最近の AAPL 株は高いですね。ジョブスの復活があったからと言うのもあるでしょうが、それはそれで良いことだと思います;-)。それにしても iPhone3G が重いのはどうにかならんかなぁ・・。

8月 302009
 

金曜日に出たのですが、僕は土曜日に秋葉原に買いに行って、夜中にインストールを完了しました。

3,300yen のアップデート用の DVD は新規インストール(クリーンインストール)ができないと、店員さんが言っていました。まず最初に MacOSX 10.5 をインストールしてから 10.6 にバージョンアップする必要があるそうです。

どうしてもクリーンインストールしたい人は 18,800yen の Mac Box Set を購入してください。とのことです。

さてと。無事に Snow Leopard になった所で色々確認してみます。まず、GUI については色々なサイトで既に書かれているので僕はもう少しシブい所を。

まず、明らかに 「Apple のバグだ。」と言う点を;-)。

> uname -a
Darwin duo2chan.running-dog.net. 10.0.0 Darwin Kernel Version 10.0.0:
Fri Jul 31 22:47:34 PDT 2009; root:xnu-1456.1.25~1/RELEASE_I386 i386

 
をいをいーーっ!! Darwin Kernel Version 10.0.0 かよーーっ!!。Version 10.6.0 じゃないじゃーん。この値は sysctl の kern.version や kern.osrelease でも一緒です。どうしてこんな初歩的なミスをするんだよー。

って思ったのですが・・。あれ? カーネルバージョンか。そー言えば Leopard の頃は Darwin 9.7.0 だったなぁ。それが 10.0.0 になったと言うことか・・f(^^;;。ちょっと早とちり。system_profiler で見るとちゃんと以下のようになっていましたね。

System Version: Mac OS X 10.6 (10A432)
Kernel Version: Darwin 10.0.0

 
さてと。今回の OS から PPC は対応しなくなった。とのことですが、以下のようになっていました。

$ cd /Applications/iCal.app/Contents/MacOS
$ file iCal
iCal: Mach-O universal binary with 3 architectures
iCal (for architecture x86_64): Mach-O 64-bit executable x86_64
iCal (for architecture i386):   Mach-O executable i386
iCal (for architecture ppc7400):        Mach-O executable ppc
$

 
なんだよー。iCal は PPC バイナリも含んでいるじゃん。ちゅーことは PPC でも動作するんかなぁ?とは思ってもカーネルレベルが PPC に対応しいのでやっぱり無理っぽいですかねー。

$ /System/Library/Extensions/IOUSBFamily.kext/Contents/MacOS
$ file IOUSBFamily
IOUSBFamily: Mach-O universal binary with 2 architectures
IOUSBFamily (for architecture x86_64):  Mach-O 64-bit kext bundle x86_64
IOUSBFamily (for architecture i386):    Mach-O object i386
$

 
てーことは、DVD からアプリケーションのパッケージだけ引っこ抜いて、それを Leopard にインストールすればその部分だけは最新のものになるってことかな。< PPC の人でも。

ちなみに QuickTime Player(QuickTime X と呼ばれるヤツですね)は PPC には対応していないバイナリなので PPC 版 Leopard にはインストールできないみたいです。

バージョンアップして動作しなくなったもので、気がついたのを書いておきます。

・IRChat(http://www.afternooncafe.jp/ircat/) は IRC サーバに接続できなくなりました。
・MenuMeters(http://www.versiontracker.com/dyn/moreinfo/macosx/17713)はタスクバーに表示できなくなりました。
・ダッシュボードのスクリーンキャプチャウィジェット(http://www.apple.com/downloads/dashboard/business/screenshotplus.html)が動作しなくなりました。

こんな感じでしょうか。後、気づいた点としては

・QuickTime7 は default ではインストールされなくなった。QuickTimeX を起動してもウィンドが表示されない。
・PPC アプリを起動しようとしたらRosettaをインストールしますか?とダイアログが出た。
・ダッシュボードに iPhone/iPod Touch で動作している株価ウィジェットが入りました。 UI は iPhoneOS のと一緒ですー。すんばらしい。企業コードをクリックするとブラウザが動き出します。

まぁ、今のところはこんな感じでしょうか・・。

あ。最後にですが、Show Leopard は体感的にすごーく速くなったような気がします。バイナリがちっこくなったのと、スレッドの交通整理を上手にやってくれるからなのか分かりませんが、ハードウェアを一個上の CPU クラスのに買い換えたんじゃねぇか? みたいにちょっとお得感を感じる速さです。これはひじょーに嬉しいです;-)。

今週末は iPhone アプリを作っていたのでイマイチ Show Leopard はいじってないんですよねー。今後はもっと色々触ってみたいと思います;-)。

8月 232009
 

MacOSX Leopard を PC にインストールしてみよう。と言うプロジェクトがあるみたいです。そんでもってひょんなことから試してみることしました。まぁ、FreeBSD の ports の emulators/virtualbox が 3.0 になったのでそのタイミングで試してみた。と言うのが正しいのだけど。

Virtualbox-3.0 に付いては近い内に書くつもりです。今回は Atom330 な PC へのインストールをトライしてみたことをちろっと書いてみたいと思います。

まず、どっかから BOOT-KABYL-BUMBY.iso を拾ってきて、CD に焼きます。後はブートするだけ。

ちょっと順番を書いてみると、以下のような感じ。

1. ISOLinuxの initrd が起動します。
2. boot: プロンプトが表示されるので “-v cpus=1” と入力してリターン。
3. 起動する HDD はどれか?と聞かれるので 80 と打つと一個目の HDD からブートが始まります。

僕はこの 3. でつまづいて先に行くことが出来ませんでした。80 と入力すると HDD に起動する OS が入っているとそこから起動します。80と入力せずにそのままリターンキーを叩くと CD からインストーラが動作するらしいのだけど、いっこうにそれが起動しないのでありました。boot: プロンプトと HDD の起動番号が出るばかり・・。

そこのところがウェブで見つからなかったので結局断念・・。

ちなみに、Virtualbox-3.0 にはハードディスクの設定に ICH6+S-ATA の設定があるので IED プライマリよりはずっと良いかと思われます;-)。

そんな感じで写真を一枚。

IMG_5365_atom%2Bmacosx.JPG

以前、MacBook をパワーアップした時に余った HDD を接続してそこにインストールしようと思ったのだけど、上の手順の 3. で 80 と入力したら入っていた MacOSX がブートした瞬間。

この後、アップルのリンゴの絵の下のクルクルがずっと回り続けているだけで、結局はログイン画面は見ることは無かったのでありました・・。

/System/Library/Extensions の下には FreeBSD で言うところのカーネルモジュールが一杯入っているのだけど、この中に不要なものも入っているのです。vmnet など、VMWare 系ので止まったりした状態は何回か見たし・・。

と、言うことで大体三時間位 Atom330 でトライしたんだけど、しゅーりょー。みたいな感じ。やっぱ MacPro 買うかなぁ。と言う感じか;-)。

ちなみに手元に AthlonX2 4000+ もあるのでそっちでも試したですが、こいつはもっと早い段階でリブートが掛かってしまいこれまただめなのでありました・・。

BOOT-KABYL-BUMBY.iso でブートしたとき、80 を打たずに CD からブートする方法、知っている人、教えてください。あ。技術的な検証目的です;-)。

8月 102009
 

MacOSX には FontBook と言う、インストールされているフォントを表示してくれるアプリケーションがある。キャプチャ画面はこんな感じ。

fontbook3.jpg

Mac を使っている人は当然のように、良く見るんだけど、表示されているのは宮沢賢治。なんてタイトルの本か、解らないんですけど(^^;;。

で、その下にある漢字、これ、なんだー?って思っていたのですが、JIS90 と JIS2004 の比較のためのフォントだったのですねー。

僕の Mac にはメイリオ(meiryo.ttc と meiryob.ttc)、後、MS ゴシック(msmin04.ttc) がインストールされているのだけど、これらは新 JIS 漢字 (JIS X 0213:2004、JIS2004) に対応した日本語フォントになるわけです。

キャプチャした結果はこんな漢字^H^H感じ。

fontbook1.jpg

これはメイリオなんですが、「示氏」とか表示されていますよね。それに引き替え、一番上のキャプチャは「ネ氏」になっている。なるほどねー。

ちなみに Apple 純正のフォントとしては ヒラギノ角ゴ Pro と ヒラギノ角ゴ ProN と言うフォントがあるんだけど、最後に N が点いてないのが JIS90 版、N のあるやつが JIS2004 対応版。と、言うことになりますね。

ヒラギノ角ゴ ProN のキャプチャは以下の通り。一番上のキャプチャと比較してみてください。メイリオと同じ表示をしてくれています。

fontbook4.jpg

それにしても、自分でインストールしたフォントは古い DynaFont やリコーフォントだったりするんだけど、これらはみーんな JIS90 版である。と言うのが FontBook で表示させると「一目瞭然。」なんですねー。

んー。さすがはデザイナー対応の OS だけのことはある。と、ミョーに感動してしまったのでありました;-)。

しかし、僕はデザイナーでは無いので「JIS のどっちよ?」などで困ることは特にないのであります;-)。

6月 262009
 

僕は MacOSX では epkg と言うパッケージシステムを利用しています。国産だし、 FreeBSD の ports みたいな感じなので結構良いです。GUI 版と CUI 版があるのだけど、僕はもっぱら CUI 版のものを利用しています。

前回、MacBook のメモリと HDD を増強した際に OS を再インストールしたのだけど、そのタイミングで epkg も全部入れ直し。と言う感じ。コマンドラインから以下のようにするだけで簡単に色々なものがインストールできます。とは言っても、最近はインストールするもの、少ないのですけど(^^;;。

# epkg update
# epkg upgrade
# epkg install nkf

 
基本的に epkg コマンドをオプション無しで実行した場合、詳細が表示されるのでそれを見て色々やれば大丈夫。って感じです。

さてと。ここまでは epkg の説明なんだけど、ここから先が本題です;-)。

epkg のダウンロード先は琉球大学にあるのですが、バイナリパッケージがいまいち更新されていないことが見受けられるので、これは自分で更新するしかあんめい。とかなるわけです;-)。利用するばかりってのもなんですしねぇ。

今のだと MacOSX Leopard(darwin5u) の netpbm のバイナリパッケージは PPC 版のみでユニバーサルバイナリにはなっていなかったりします。と、言うことで sepkg を取ってきて、自分の MacOSX 上でコンパイルすんべな。とかなるのですが、せっかくなので最新のバージョンを利用したものを作成しておきました。以下の URL に置いてあるです。FreeBSD の最新の ports とバージョンを合わせたので netpbm-10.26.63 になっています。でもって i386 用になっています。

http://icmpv6.org/Prog/Epkg/netpbm.src.epkg

/usr/epkg/graphics/ の下で tar で展開した後に cd netpbm して make と make install を叩けばインストールされます。削除 は epkg del netpbm とすれば epkg の機能として削除されます。

さて、この sepkg ですが FreeBSD で言う所の「ports を作る。」作業とまるで一緒です。epkg のルールに従って Makefile を書いていく。って感じです。ただ、ユニパーサルバイナリを作るときは Xcode が必要で CFLAGS に /Developer/SDKs/MacOSX10.5u.sdk などを指定する必要があります。

この辺りは MacOSX 固有なので中々面白いなぁ。などと思うのですが、次期 OS である Snow Leopard では PPC はサポートされなくなるので PPC/i386 のユニパーサルバイナリは必要無くなるかなぁ。とは思っています。なので今回の netpbm.src.epkg は PPC に対応していません。まぁ、正確に言うと「作れなかった。」と言うことになるのですけどねぇ(^^;;。

と、言うような感じで、Mac でコンパイルするためには epkg の ソース版を眺めるのは中々有用ですねぇ。と言う感じなのであります。

実は昨日の夜 Phone3.0 SDK をインストールしました。僕もいよいよ金を探しに行こうかなぁ。などと思い始めています;-)。

加筆。
なんか、上の文章はちょっと変ですね。「ユニバーサルバイナリには対応していない。」と言うのは正しいですが「i386 版のみで PPC には対応していません。」と言うのは間違っている記述です。正確には

「自分の環境で make したバイナリが作成される。」

となります。僕の MacBook は Core2Duo なので i386 版のバイナリができて、 iBookG4 で make した人は PPC 版のバイナリができるはずです。

と、言うことは epkg は sepkg を持ってきて、自分の環境で作る分には自分の OS にあったバイナリができる。と、言う感じでしょうか。epkg が Snow Leopard 対応になってユニバーサルバイナリ対応を捨てたとき、PPC の人が epkg を使いたい場合は sepkg から自分で make すれば良い。と言うことですねー;-)。

6月 182009
 

僕はちょっと古い目の MacBook を持っている。と書いた。しかし、これとは別にこの記事を読んで「うひー。MacPro ほすぃなぁ。」とか思い初めて、BootCamp に FreeBSD がインストールできれば買うのになぁ。などと漠然と思った次第です。

まぁ、いっちょ、MacBook に FreeBSD でもインストールしてみんべ。とか思い、現在 BootCamp パーティションにインストールされている Windows Server2003 EPE をぶっつぶせばええやん。って感じで作業をはじめたのでありました;-)。

ちなみに、僕は VMware Fusion のライセンスも持っていて、Windows7 なんかが動いているのだけど、やっぱりネーテブで動く速さにはかなわないよねぇ。ってどうしても思ってしまうのよねぇ・・。

さてと。まず、MacOSX 側でブートを FreeBSD の CD-ROM に指定してリブートします。今回利用した FreeBSD は FreeBSD/amd64 7.1-RELEASE。MacOSX がシャットダウンしてしばし待っていたら・・。

おーー。無事にブートできそうですねぇ。って感じがしてきました;-)。

IMG_5210_boot.JPG

これは中々よさそうですよ。この分だと MacPro を買っても FreeBSD がインストールできそうだ。などとルンルン気分(既に死語か?)で次に進むのであります;-)。

この後、日本語環境を選んでディスクを選択してーー。

FDISK の画面ですが。うひー・・。

IMG_5215_fdisk.JPG

今まで見たことが無いパーティション情報が表示されています・・。ad5p1,ad5p2,ad5p3。で、その間には “-” と言うのがあるし・・。なんじゃこらぁーーっ!!??

この段階で既に手が出ない。Windows Server2003 のパーティションが消えるのは、まぁ、許すとして、MacOSX のパーティションが消える、もしくは MacOSX がブートしてこないなんてことになったら目も当てられない状態なので、さっさと ESC ボタンを押してリブートして事なきを得たのでありました。

さてと。そもそも MacBook と MacOSX は フツーの PC で利用されている BIOS ではなく、EFI を利用しているためにブートする仕掛けがちょっと違う。と言う知識は一応持っていたのだけど、HDD の認識方法が違う。と言うことまでは知らなかったのでありました・・(^^;;。だって、初めての体験だしー。MacOSX はインストールの時、そんなん気にする必要無いしぃ・・(言い訳モード;-)。

IRC などで人に聞いてみると、gpart でホゲってあげないといけないみたいで、既に FDISK は過去のものとなっているようです。詳しいことは今後、色々調査せねば MacBooK にインストールできないぞぉ。などと思い今回の作業は終了したのでありました。

ちなみに FreeBSD をブートし始めたのが今日の 00:00 位から。その後二時間位色々遊んだんだけどねぇ・・。イヤハヤ。眠い・・(^^;;。

さてと。最後にですが、僕は MacOSX 側で BootCamp を利用して Windows Server2003 のパーティション(FAT32)を作成したのだけど、これって実は ad5p3 に入っていることが解りました。ふつー、FreeBSD をインストールする時には ad0s1 に Windows、ad0s2 に FreeBSD をインストールするのが一般的(だよねぇ?僕だけかな?)なんだけど、BootCamp の場合はディスクの後ろのほうの空いたスペースを BootCamp 用に使うことになるのですね。間違っても ad5p1 は消したらダメだよ。ってことですねー。

まぁ、人生、わからない時はアキラメが肝心です。でもって MacPro ですが、購入に関しては却下されそうな気配です・・。トホホ。

それにしてもこのネタ。つづく のかなぁ?(^^;;。