自宅のネットワークは 1Gbps なネットワークです。RJ45 ですけど。
BB ルータが NEC の WR8500N で、HUB 側は全ポート 1Gbps、しかし、4 port ではとてもじゃないけど、自宅の PC や電気製品全てを接続することはできないのでそこにカスケードで 1Gbps の HUB を接続しています。
接続する PC のほとんどに 1 ギガ NIC が付いているので今回 BB ルータ <-> HUB 間は 2m の cat7 ケーブルに、PC <--> HUB 間は cat6 ケーブルに変更してみました。
cat5e から cat6,7 のケーブルに変更したのですが、ケーブルの違いは太さと固さでしょうか。cat6,7 ケーブルは基本的に太いと言うイメージでしょうか。
で、ケーブル交換前と後で通信速度について確認してみました。
今回投入した PC はデスクトップ機二台。同一 HUB に接続されている二台の機器です。スペック的にはこんな感じ。
- データ送信側 PC
- OS: Windows7 Profetional x64
- 3.5 インチ 7200 回転の HDD
- NIC は REALTEK の PCI-e 接続の GbE NIC
- データ受信側 PC
- OS: FreeBSD/amd64 7.3-STABLE
- 3.5 インチ 7200 回転の HDD
- NIC は REALTEK の PCI-e 接続の GbE NIC (re0)
テスト方法は Windows7 側からネットワークコンピュータ経由で 8.0-RELEASE-amd64-disc1.iso (690,227,200Byte) をコピーしています。FreeBSD 側は samba 経由でデータが送られている。って感じですね。でもって IPv6 を利用しています。
Windows7 側からデータ転送した場合、正確な時間が解らないので FreeBSD 上で tcpdump してパケットのスタートと終了を確認して、その間の秒数を計算名しました。テストは合計二回やりました。
で、その結果です。
cat5e | ||
1回目 | 22sec | 251Mbps |
2回目 | 26sec | 212Mbps |
cat6 | ||
1回目 | 21sec | 263Mbps |
2回目 | 21sec | 263Mbps |
速度的には cat5e と cat6 ではほとんど違いがないと言うことが良く分かりました。それにしても 転送速度が大体 270Mbps というのは HDD の限界なのかもしれません。以前、ハードウェア RAID で RAID5 を構築して、そこから 1ギガネットワークに 5 〜 10 GByte のデータを転送した時、300Mbps 程度しか速度がでないと言う経験をしたことがあるので、ボトルネックが HDD にあると想定したほうが良さそうです。
そうなると、動画の大きなデータとかを速くファイルサーバに転送したい。などと考えても結局の所ボトルネックは HDD になってしまう。と言うことなのでしょうなぁ。
それにしても REALTEK の GbE NIC、あんたは 250Mbps は出るんだねぇ。中々やるねぇ。などと思ったりもしたのでありましたf(^^;;。