6月 132010
 

自宅のネットワークは 1Gbps なネットワークです。RJ45 ですけど。

BB ルータが NEC の WR8500N で、HUB 側は全ポート 1Gbps、しかし、4 port ではとてもじゃないけど、自宅の PC や電気製品全てを接続することはできないのでそこにカスケードで 1Gbps の HUB を接続しています。

接続する PC のほとんどに 1 ギガ NIC が付いているので今回 BB ルータ <-> HUB 間は 2m の cat7 ケーブルに、PC <--> HUB 間は cat6 ケーブルに変更してみました。

cat5e から cat6,7 のケーブルに変更したのですが、ケーブルの違いは太さと固さでしょうか。cat6,7 ケーブルは基本的に太いと言うイメージでしょうか。

で、ケーブル交換前と後で通信速度について確認してみました。

今回投入した PC はデスクトップ機二台。同一 HUB に接続されている二台の機器です。スペック的にはこんな感じ。

  • データ送信側 PC
    • OS: Windows7 Profetional x64
    • 3.5 インチ 7200 回転の HDD
    • NIC は REALTEK の PCI-e 接続の GbE NIC

  • データ受信側 PC
    • OS: FreeBSD/amd64 7.3-STABLE
    • 3.5 インチ 7200 回転の HDD
    • NIC は REALTEK の PCI-e 接続の GbE NIC (re0)

テスト方法は Windows7 側からネットワークコンピュータ経由で 8.0-RELEASE-amd64-disc1.iso (690,227,200Byte) をコピーしています。FreeBSD 側は samba 経由でデータが送られている。って感じですね。でもって IPv6 を利用しています。

Windows7 側からデータ転送した場合、正確な時間が解らないので FreeBSD 上で tcpdump してパケットのスタートと終了を確認して、その間の秒数を計算名しました。テストは合計二回やりました。

で、その結果です。

cat5e
1回目 22sec 251Mbps
2回目 26sec 212Mbps
cat6
1回目 21sec 263Mbps
2回目 21sec 263Mbps

 
速度的には cat5e と cat6 ではほとんど違いがないと言うことが良く分かりました。それにしても 転送速度が大体 270Mbps というのは HDD の限界なのかもしれません。以前、ハードウェア RAID で RAID5 を構築して、そこから 1ギガネットワークに 5 〜 10 GByte のデータを転送した時、300Mbps 程度しか速度がでないと言う経験をしたことがあるので、ボトルネックが HDD にあると想定したほうが良さそうです。

そうなると、動画の大きなデータとかを速くファイルサーバに転送したい。などと考えても結局の所ボトルネックは HDD になってしまう。と言うことなのでしょうなぁ。

それにしても REALTEK の GbE NIC、あんたは 250Mbps は出るんだねぇ。中々やるねぇ。などと思ったりもしたのでありましたf(^^;;。