2月 162010
 

前回のエントリーで「MacBook 買いました。」と書いたのですが、今まで使っていたのは初代 Core2Duo な MacBook。で、新しいのは現行モデル。

この二台の違いを system_profiler で比較してみたのでちょっと書いてみます。system_profiler コマンドの結果の差分のみとして更に個人情報を削除して、なおかつ主にハードウェアの部分について比べてみました。

差分ファイル自体はここから閲覧できるようにしておきました。

さてと。まず見ていくのが MacBook 本体と CPU、メモリの状況です。
初代 Core2Duo な MacBook は Intel CPU になって CoreDuo 版 MacBook の次に出たモデルなので Model Identifier: MacBook2 となっているのですね。でもって現行版は六代目と言うことが解ります;-)。

後、Processor Speed は違うのだけど、え。L2 Cache は少なくなっているの? とか。

 Hardware Overview:
Model Name: MacBook - Model Identifier: MacBook2,1 + Model Identifier: MacBook6,1 Processor Name: Intel Core 2 Duo - Processor Speed: 2 GHz + Processor Speed: 2.26 GHz Number Of Processors: 1 Total Number Of Cores: 2 - L2 Cache: 4 MB + L2 Cache: 3 MB Memory: 4 GB - Bus Speed: 667 MHz - Boot ROM Version: MB21.00A5.B07 - SMC Version (system): 1.13f3 + Bus Speed: 1.07 GHz + Boot ROM Version: MB61.00C8.B00 + SMC Version (system): 1.51f53 Sudden Motion Sensor: State: Enabled

 
次の項目の Disc Burning: はここでは説明しませんが、 MATSHITA DVD-R のバージョンが上がったのね。 -R DL に対応したのねー。ってのが解ります。

さてと。ネットワークですが・・。これがあやすぃー。
今までは Marvell Yukon Gigabit Adapter 88E8053 を使っていたみたいだけど、今度のはそー言う情報一切無し。ただ単に “ethernet” と書いてあるだけ。ちなみに MAC アドレスのベンダーコードはどちらも Apple のものらしいですが、A4 プロセッサ作った会社なので NIC も自前か? などと勘ぐりたくなります;-)。

 Ethernet Cards:
- Marvell Yukon Gigabit Adapter 88E8053 Singleport Copper SA: + ethernet:
- Name: ethernet Type: Ethernet Controller Bus: PCI - Vendor ID: 0x11ab - Device ID: 0x4362 + Vendor ID: 0x10de + Device ID: 0x0ab0
Type: Other Network Controller Bus: PCI - Slot: AirPort - Vendor ID: 0x168c - Device ID: 0x0024 + Vendor ID: 0x14e4 + Device ID: 0x4353
Network:
- MAC Address: 00:17:f2:xx:xx:xx + MAC Address: d4:9a:20:xx:xx:xx

 
次は FireWire ですが、無くなりましたねー。それだけ(^^;;。

続いてグラフィック回りですが、これは Intel から NVIDIA に変わりました。
今までは Built-In なバスだったのに今度は PCI バスにぶる下がったようです。多分 PCIe なんでしょうなぁ。VRAM も 64MB から 512MB へアップ。

 Graphics/Displays:
- Intel GMA 950: + NVIDIA GeForce 9400M:
- Chipset Model: GMA 950 + Chipset Model: NVIDIA GeForce 9400M Type: GPU - Bus: Built-In - VRAM (Total): 64 MB of Shared System Memory - Vendor: Intel (0x8086) - Device ID: 0x27a2 - Revision ID: 0x0003 + Bus: PCI + VRAM (Total): 256 MB + Vendor: NVIDIA (0x10de) + Device ID: 0x0863 + Revision ID: 0x00b1 + ROM Revision: 3462

 
続いて HDD 回り、行ってみましょう。
Intel ICH7 から NVidia MCP79 になって、SATA の転送速度が 3Gb になりました。これは速さに直結ですねー。後、HDD が日立から東芝に変更になっている。たまたまこの個体だけかな?

と、思ったら、考えてみると僕は 80GB の HDD から 250GB のに入れ換えたんだったf(^^;;。80GB の HDD は確か東芝製だったはずf(^^;;。

 Serial-ATA:
- Intel ICH7-M AHCI: + NVidia MCP79 AHCI:
- Vendor: Intel - Product: ICH7-M AHCI - Speed: 1.5 Gigabit - Description: AHCI Version 1.10 Supported + Vendor: NVidia + Product: MCP79 AHCI + Speed: 3 Gigabit + Description: AHCI Version 1.20 Supported
Capacity: 250.06 GB (250,059,350,016 bytes) - Model: Hitachi HTS545025B9A300 + Model: TOSHIBA MK2555GSXF

 
最後に無線 LAN 環境についてですが、実はこれが、僕個人的にも一番驚いています。
MacBook2 (つまり初代 Core2Duo 版) のほうは Atheros 5416 を使っていたのですが、MacBook6 (つまり現行版) は Broadcom BCM43xx になりました。でもってどちらも 802.11n に対応していると言う状態だったのに MacBook2 のほうは 64Mbps しかでないモノだったのね・・。それに引き換え MacBook6 は 140Mbps (共に論理値) が出るようになっている。

MacBook2 は a/g 程度の速度だったと言うことですね。けど、AppleStore から 200yen でドライバダウンロードしたんだよな・・。その昔・・。トホホ。

 AirPort:
Interfaces: en1: - Card Type: AirPort Extreme - Firmware Version: Atheros 5416: 2.0.19.4 + Card Type: AirPort Extreme (0x14E4, 0x93) + Firmware Version: Broadcom BCM43xx 1.0 (5.10.131.1 )
Supported PHY Modes: 802.11 a/b/g/n - Supported Channels: 1,2,3,4,5,6,7,8,9,10,11,12,13,14, 34,36,38,40,42,44,46,48,52,56,60,64 + Supported Channels: 1,2,3,4,5,6,7,8,9,10,11,12,13,14, 36,40,44,48,52,56,60,64, 100,104,108,112,116,120,124,128,132,136,140 + Wake On Wireless: Supported

 
とまぁ、サラッと見てきましたが、差分としてはこんな感じでしょうか。上で動作している OS は一緒な感じです。

更にですが、ちょっと使い込んでみた感想を書いてみたいと思います。

MacBook2 も MacBook6 も SMART がオフなのですよ。なので、smartmontools をインストールして smartctl -s on しています。epkg 版のパッケージを作ったのでもし良かったら epkg から利用してください。

後、やはりなんてったって、CPU と HDD の温度の低さが目に付きますね。ファンがうならない MacBook6 には感激してます。僕は speedit.kext と言う 32bit 版ですが、カーネルモジュールを拾ってきてロードしているので CPU の温度が取れたりするのですが、やっぱ低い。アイドリング時で大体 40 度以下だったりするし。これは嬉しいですねぇ。

CPU の温度や CPU クロックを MRTG で取得してグラフにして比較もしているのですが、新しいのはやっぱ良いね。って感じなのであります;-)。