僕は Intel MacBook を 2009 年に購入して、現在利用しているのですがもつい最近 Apple から
MacBook の下部ケース交換プログラム
と、言うのが発表されました。
上記 URL のページをたどるとシリアル番号を入力するページにたどり着くので、そこで自分の MacBook のシリアル番号を入れてみると・・。あれま。サクっと交換してくれる画面に飛びました。と、言うことは、僕の MacBook は交換対象の機器ということか。
と、言うことで本日交換してみました。あ。しかし、上記 URL の下のほうには「注:お使いの MacBook にこの問題が見られない場合は、ご注文手続きをしていただく必要はありません。」って書いてあるんですね。見事に読み漏れていました・・。どうもすみません・・。
Apple から荷物が、クロネコヤマトで届きました。交換したパーツは Apple に送り返すらしいので、配達の人が待っている間に交換して以前付いていた裏ぶたは配達員さんが持って帰るようです。
しかし、家に居ないのでそれはちょっち無理ですね。先に交換して後日取りに来てもらうことにしました。
Apple から届いたものはこんな感じ。
中に入っていたのは以下のような感じ。
o. 在宅自己交換修理サービスのご案内
o. 交換の手順書(二枚・八カ国語)
o. ねじ 8 本
o. ドライバー
これらを参考にして作業の開始です。
これが届いた新品のバーツ。
付属のドライバーで MacBook の裏ぶたを外して作業開始。ねじ八本抜いてから真ん中辺りで止まっているのをパコンと外します。すると BacBook の中身が現れます。
今回は HDD 交換するわけでも、メモリ増設するわけでもないので眺めるだけ;-)。すかさず新品の裏ぶたをパコンとはめてねじで固定して作業は完了するのでありました。
その後、電源を投入して無事に起動することを確認して作業は完了するのでありました。
後は交換したパーツを Apple に送り返すだけなのであります。
いやぁ。普段はテレビを見ないんだけど、REGZA 買っちゃいました。37 インチのやつ。一応はフル HD;-)。
最近のテレビ番組は面白いとか楽しいとかあまり思わなくなって来ているんだけど、大画面のディスプレーとして映画みたりする感じでしょうかねぇ。
DVD とかブルーレイの再生機器は持っていない(PSP は持っているけど DVD+R の二層式が再生できないのでいまいち使い道が無い・・。orz)ので PC から HDMI ケーブルを接続して PC のサブディスプレーとして DVD を再生したりしています。
後、僕は、もう結構古いモノなんだけど YAMAHA のホームシアターセット TSS-1 を持っているのでコイツを REGZA に接続して 5.1ch を楽しんでいます。 REGZA 側は外部出力 S/PDIF に対して PCM を選択すると一応 5.1ch で音が出るので DVD がソコソコ楽しめます;-)。
と、言う感じで PC との接続は特に問題は無いです。ただ、僕の買った REGZA 37Z1S は D-SUB 15-pin が無いので NotePC とかは変換ケーブルをかまさないとディスプレーがつなげられないのがちょっと悲しいところかな。
と、言うことで本題。
以前のエントリーで「iOS4.3.0 のホームシェアリングで iTunes 共有。」と言うのを書きました。ネタ的にはそれと全く同一って感じです。済みません・・。
ONKYO の ND-S1 に iPhone4 を接続して iTunes 共有すると動画も転送できます。
DVD は PC で見るから良いけど、iTunes に入っている動画(つまりは iPhone3G,4 に最適化してバックアップしたものたち)をたまには見たいときがあるわけですね。それらを iPhone4 でホームシェアリングして、REGZA の大画面で見るという感じです。
ONKYO の ND-S1 には画面出力のコンポジットがあるのでそれを REGZA に接続します。後は REGZA 側での[入力切換]ボタンでコンポジット入力を選択するだけです。ちなみにこの時、音は ND-S1 を接続している CR-D2 のスピーカら出ます。まぁ、もとのコンテンツは 5.1ch に対応していないのでこのさいステレオ 2ch で十分でしょ。みたいな感じです。
一点だけ注意が必要なのですが、 ND-S1 と iPhone4 をダイレクトに接続しないと映像が ND-S1 に届きません。
僕は ND-S1 と iPhone4 の間を延長ケーブルで接続してよく使っているのですが、安っちぃケーブルを利用していると映像線が無いんでしょうな。画像が出ないのであります。
ケーブルはこんな感じ。
アキバに行くと 500yen くらいで売っている ドックコネクタ延長ケーブル みたいなヤツです。これで映像までちゃんと引っ張ってくれるケーブルって世の中にあるのかなぁ?
と、言うことで、動画を見るときはしっかりと iPhone4 を ND-S1 のドックコネクタに接続したほうが良いでしょう。
それにしても、当初はどうやって MacBook と REGZA を接続しよう。やっぱり DVI->HDMI 変換した後に DHMI ケーブルを伸ばすかなぁ。なんて考えていたのですが、やっぱり今回も iOS のホームシェアリングの機能に救われたっ!! って感じでしょうか。ふむふむ。
けど、そーすると AppleTV とか必要ないのかなぁ? iOS のホームシェアリングの機能は iTMS からレンタルした映画も飛ばせるのかなぁ? 今度試してみよう;-)。
「CPUコレクション」の第36回目です。今回も Socket370 の登場です。しかし、この CPU は良く解らないのであります。
Socket370 の Core は Katmai -> Coppermine と来て、この後登場する Tualatin となるはずなんですが、ではこの CPU は一体何?となるのであります。
まぁ、この辺り、僕自身は AMD の CPU を使っていたので Intel の CPU には疎かったと言う事情があるかとは思いますが・・。
なにはともあれまずは写真を掲載しましょう。
前回の 34 回の時に掲載した CPU とは明らかに、見た目が違うんですね。
これはただ単に、Intel が CPU クロック up したのでいっそことデザインも変えてしまえーっ!! などと思っただけなのでしょうかねぇ?
もしくは僕が全然全く Socket370 を解っていないだけなのでしょうか?
この辺りの事情通の方いましたら、是回お教え頂けませんでしょうか。
こちらが CPU の裏側になります。
ブツブツが付いている感じですなぁ;-)。 34 回の時の PentiumIII よりも二個少ない。
そして、このデザインの CPU も PentiumIII と Celeron の両方が存在しているんですな。
さてさて。「CPUコレクション」の第35回目です。前回から Socket370 になっています。今回登場するのは Coppermine コアの Celeron です。
Socket370 は Katmai コアの Celeron が初めて登場し Slot1 は終演を迎えるのでありますね。この CPU はそういった意味で言えば Socket370 の二個目の Celeron と言うことになるかと思います。
あわせて、パッケージも PPGA から FC-PGA になった版ですね。
見た感じも PentiumIII と特に変わるところは無いようです。
こちらは CPU の裏側です。
PentiumIII とは違って、数個のコンデンサが存在していないですね。本当にこの飛び出ているのかコンデンサなのか、僕は詳しく知りませんが・・f(^^;;。けど、こうやって並べて観察してみると細かいところの違いまで目について中々おもしろいですね。
この辺りの Socket370 は 会社の廃棄 PC と言うか、サーバから頂いてきたものがほとんどでしょうか。ただ、PentiumIII があっても Celeron が無かったりしたので何個かはアキバでジャンク扱いで買ってきたモノもあるような気がします。
それにても Socket370 な CPU ってのは変なんですよねぇ・・。この後、まだまだ続きますが色々なタイプがあるんですなぁ。
ちょっとわけあってカレンダーをホゲっているんですが、祝日管理というのが大変に面倒であることが判明した。 perl でホゲっているのでウェブで探したり、モジュールを検討したんだけど、どうもしっくり来ない。祝日が変更になるとソースコードを改変したり、モジュールをインストールしなければならなかったりで、ずっと保守がつきまとう・・。orz。
何かないかなぁ?とか探していたら google カレンダーの API を叩いて祝日をゲットして来る。ってのを見つけたけど XML のパースとか、どーもやることが多すぎる。他に何か無いかなぁ。とか探したり、手段を見つけようとしてます。あ。そー言えば、僕、ical サーバ作ったじゃん。てのを思い出したので、ical サーバから情報持って来られないか調べたけど、ちょっとダメっぽい。
それならば。と思いついたのが、ics ファイルをパースするサブルーチン作ってしまえ。ってことで非常にオオチャクな発想をしてしまったのであります;-)。
まず、Apple のサイトから日本の休日カレンダーを取ってきます。MacOSX のアプリとして iCal があり、それ用に提供している ics ファイルがたくさんある URL があります。
iCal カレンダーライブラリ
ここから日本の祝日用カレンダーを2,3ヶ月に一度 cron で持ってくるようにします。祝日はそーそー更新されることは無いと思うので頻度は低くて大丈夫。
そして、Apple が提供している情報は多分 iCal アプリがある間は公開し続けてくれるだろうと勝手に思っているので安心感がある;-)。
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さてと。これで絶えず最新の祝日情報がゲットできました。あとはこれをパースして祝日を抽出すれば良いだけですね;-)。
僕の書いたサンプルコードはこんな感じ。もっと美しくかける方いましたら絶賛募集中;-)。
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このプログラムを CheckHoliday.pl として保存して、実行する場合は以下のような感じ。
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スクリプトの引数に YYYYMMDD を指定します。その日が祝日であった場合にはその名前を表示します。日付を指定しない場合は 2011 年の祝日全てを表示します。メインのほうは皆さんの環境に合わせて作ってください。今回はサブルーチンのほうがメインになります。
このスクリプト、ちょっと解説すると以下になります。
1. 基本的には VCALENDAR 形式の ics ファイルをパースします。
2. 振替休日 など、日付が固定しているデータは DTSTART を参照します。
3. 海の日 など、第二、三月曜日が休みな場合は RRULE の BYDAY を見ます。
4. RRULE に BYDAY が無いヤツは国が日付を決めた祝日なので DTSTART の MMDD のみを参照します。
これで祝日の情報を取得します。Date::Manip モジュールの ParseRecur は第何週の日付を返してくれるモジュールでこれが非常に助かりました。
と、言うことで、日付を与えればその日付が祝日であれば値を返す。と言うサブルーチンの完成です。
速度的にみると 20110101 から 20111231 までを調べるとだいたい 1.5 秒くらいかかりますかねぇ。ちょっと重いか?
良かったら参考にしてください。あ。もっと綺麗なコード、絶賛募集中です;-)。
いやね。最近 ports-current から csup して来て portupgrade -arR すると graphics/netpbm だけコンパイルエラーになって make が完了しなかった。
その後「今インストールしてあるやつを先に deinstall しろ。」ってメッセージが出力されるようになったのでその通りに試したら、おぉっ!! ちゃんと make が完了してインストールできるようになった。ヨカッタヨカッタ。
しかし、サーバ上で graphics/netpbm をインストールしようとしたらなんとこいつは libX11 などと言う、サーバにはまぁるで関係のないライブラリと言うか ports をインストールするようになっていた。アイタタタタ・・。orz。
ちょっと前までは netpbm-10.26.64 と、言うバージョンをインストールしていた。csup したら netpbm-10.35.80 をインストールしようとする。こいつがなんとっ!! X11 の ports をガサゴソとインストールしてくれちゃうんですな。 graphics/netpbm/Makefile を眺めても USE_XORG= x11 なんて書いてある。でもってどう見ても WITHOUT_X11=yes ってのが有効にならない・・。
サーバで X は要らんだろう。ということで irc の皆さんと話したり色々調べたりした結果どうやら /usr/local/bin/pamx というのが X のライブラリをリンクしているのを発見。ソースコード的には netpbm-10.35.80/other/pamx。 こいつは 10.26.64 のころには存在しないソースなわけね。
では pamx は何をするコマンドなのか調べてみたら、画面にイメージを表示するコマンドみたい。X-Window の壁紙設定コマンドみたいな感じかな。そんなの既にたくさんあるのでわざわざ netpbm で車輪の再開発することもなかろうに・・。などと思ったのであります。
と、言うことで、 graphics/netpbm の make 時に make WITHOUT_X11=yes と指定できる Makefile を用意したので X11 が必要無い環境で netpbm を利用する方は参考にしてみてください。
http://icmpv6.org/Prog/FreeBSD_ports/ports-netpbm-10.35.80_WITHOUT_X11_Makefile
WITHOUT_X11=yes を指定すると pamx を make、install しないので X11 のライブラリは要らなくなるようにしています。 ただ、 pkg-plist はいじってないので make deinstall 時に実際にインストールされなかった bin/pamx が無いよ。と言われますが、まぁ、その点は許してください;-)。
ちなみに僕はサーバ上で graphics/netpbm を利用していますが、ひとつは photo_gallery を利用しているため、もうひとつは、日本道路交通情報センターの交通情報の画像を取ってきて携帯電話からアクセスして表示できるように 90 度傾けたりサイズを変更したりするために利用しているのであります。
サーバ上では X11 は要らん。しかし graphics/netpbm は利用しているのであります;-)。
こんにちは。世間はゴールデンウィークですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。「CPUコレクション」の第34回です。前回の AthlonXP Barton コアで AMD の CPU も一段落したので Intel 系 CPU の系譜をなぞっていって見たいと思います。
前回掲載した、自分で利用した Katmai コア の Celeron 以降、 Intel CPU は購入したことがありません。ただし、会社で利用している PC サーバのほとんどが当時としては PentiumIII が主流だっのではないでしょうか。
こんな感じで今回登場するのは Coppermine コアの PentiumIII。Katmai コアで Socket370 の PentiumIII って存在していないですよねぇ?持っていないんですけども。
Katmai コア の Celeron は PPGA、Coppermine コアの PentiumIII および Celeron は FC-PGA。共にどちらも Socket370 なのに非互換なソケット。こらー納得いかんっ!!
AMD の Athlon CPU と一緒でコアが剥き出しの状態の CPU となっています。その割りには「コア欠け」って言葉を聞きませんでしたね。
コアにヒートスプレッタなどが無いのでパッケージの上下の黒い部分に CPU の情報が書いてあるのて
あります。
こっちが裏側です。
表側がペロっとしている分、裏側はゴツゴツしているですね。けど、まぁ、CPU の上にはクーラーが乗るのでまぁ、そんなことはどうでも良いか。とわ言いつつ、コレクションとして持つと大体こんな感じなります。
ちなみに同じコアの Celeron と並べるとこんな感じ。
上にも書きましたが、PentiumIII というのは自分で購入して利用したことが無いのであります。今回から数回に渡り Socket370 に突入していきますが、会社の廃棄 PC から頂いてきたり、それで足りないときにはアキバのジャンク屋さんで見つけてきてなんとか全種類揃えた。と言う感じなのであります;-)。
iOS4.3.0 から iPod で “共有” というのができました。これは Mac 及び Windows 上で動作している iTunes の中に入っている曲及び動画が iPhone4 から聞けると言うことです。この機能、実は僕はすごい嬉しいのであります。今回はこの “共有” の機能についてちょっと書いてみたいと思います。
まず、iPhone4 の設定アプリを開き、iPod を選択し、「ホームシェアリング」に AppleID とパスワードを設定します。これは、購入した音楽には DRM がかかっているのですが、その音楽を聴くために ID とパスワードを入力するらしいです。
それが完了したら無線 LAN が Ready になっていることを確認ます。後は iPod アプリを起動し「その他」をタップします。するとメニューの一覧に「共有」というのが現れているんですな。
そして更に「共有」をタップすると宅内(網内)の iTunes を見つけに行きます。あ。この辺り、動作良く解りません。もしかしたら Apple Remote アプリで設定したものを見に行っているのかもしれないです。うちには PC たくさんあるんだけど、音楽・動画などの管理は一台の iTunes でしか行ってないので。
接続するとこんな画面が表示され、しぱし待たされます。曲情報の DB を持ってきているんでしょうな。一覧が表示されるまでにちょっと時間がかかります。iTunes で管理している曲が多いとその分時間がかかると思います。曲情報が表示されるとあとは iPhone4 から音楽が流れるのでありました。パチパチパチ。
以上が iPhone4 の動作です。
さてさて。この機能、何が嬉しいの?となるのであります。僕の場合、以前、このブログにもチロっと書きましたが ONKYO の ND-S1 と言うヤツを持っているのであります。
ND-S1 購入してみました。
ND-S1 を CR-D2 に接続してみた。
CR-D2 と ND-S1 は積み重ねるとかっちょ良いのですが、そーするとミニコンポのすぐワキに iTunes がインストールされた PC (僕の場合は MacOSX なんですけども)が無いと非常に不便なのであります。うちの場合、ミニコンポと Mac が離れているので Mac 側に ND-S1 を置いて、長い光ケーブル(赤い光を出すデジタルオーディオケーブル)で接続して音楽を聴いていたのであります。
MacOSX に ND-S1 を接続すると USB DAC として認識するのでデジタルでミニコンポに音が流れていくんですな。
ところが今回、iOS 4.3.0 になって上記のようにホームシェアリングが動作するようになると長い光デジタルケーブルが必要なくなります。 ND-S1 も Mac 側に置く必要はなくてミニコンポの上に乗せられる。
MacOSX の iTunes の中の楽曲は ND-S1 に接続した iPhone4 に無線 LAN で飛んでいってミニコンポから音が出るようになるのであります。パチパチパチ。たぶんちゃんと iPhone4 からはデジタルな音が出ているんだろうなぁー。と思っています;-)。
たた、一点悲しいのが、せっかくある USB DAC が利用できないってところでしょうかねぇ。まぁ、それはそれでしょーがないですが。けどっ!! 部屋の隅を駆け回っていた線が一本無くなるわけで、それについては非常に嬉しいのでありますね;-)。
ありがとー。ホームシェアリングの機能っ!!
「CPUコレクション」の第33回です。これで手持ちの AthlonXP は最後になります。まぁ、AMD が出した AthlonXP もこれが最後になるわけですけども。Barton コアな AthlonXP。
この辺りになると Intel は確か、PentiumIII ではもう太刀打ちできなくなっていて Pemtium4 北森 辺りを投入しているんだっけか?
Thoroughbred コアとは違って、色が Palomino コアのように緑色に戻りました。
こちらが裏側ですね。
それにしても、僕、個人的に購入した個数が一番多いのがこの AthlonXP でした。色々なコアを買ったし、色々なクロックの CPU を買いました。当時はサードパーティーのチップセットを利用したマザーボードがあったのでそれも十分に楽しめました。
当時利用したチップセットをちょっと並べてみました。
VIA MVP4
VIA KT333
VIA KT400
SiS735
ALi MAGiK1
やはり VIA が多いですかねぇf(^^;;。 ALi のチップセットは一回だけ使った事がありましたが、どうもイマイチな感がしました。その後、PC のチップセットとしては見かけなくなったのですが、あるタイミングで SUN SPARC の 1U サーバを分解したら ULi のチップを利用していて驚いたものです。「おまえっ!! こんな所にいたのかぁーーっ!!」って;-)。
と、言うことで僕個人的には一番購入した CPU で、この時期が一番自作した時代でもありました。まぁ、手元に PC がゴロゴロしていてもしょうがないので古い PC は人にあげたりもしていた時代でもあるのですが、おかげで手元にあまり残っていなかったんですよねぇf(^^;;。
さてと。これにて AMD の CPU はひとまず休憩して、次回からは Intel の PentiumIII 世代の CPU に行ってみましょうかねぇ;-)。
こないだ ports-current に kde-4.6.1 が登場したばっかりなのに約一週間で 4.6.2 にバージョンアップされてしまったのでまたまた make し直し。けども今回は Qt のバージョンアップは無かったのでほぼ一晩で完了。って感じでしょうか;-)。
さてさて。ここ最近は KDE4 のこと、しかも kdepim4 のことを色々書いているのですが、今回ももう一回 kdepim4 関連のネタになります。すみません。
今回登場するのは KAddressBook と言うアプリケーションです。簡単に言うと「アドレス管理用アプリケーション」になります。
僕はデスクトップ環境としては MacOSX も利用していて、iPhone4 も持っているのでアドレス管理は MacOSX の アドレスブックアプリ (Address Book.app) で行っています。 iPhone4 から電話するときやメールを送信する時に利用しているので、”アドレスブック” で管理している情報はメールアドレスの他に電話番号なども含まれます。
登録している情報はメールアドレスだけの人とか電話番号のみの人があるわけですけども、一個のアプリで全てを管理できるのでそれはそれで嬉しいのであります。また、アドレスブックに登録しているユーザに写真などを設定していると登録してある人からメールが届くと Mail.app では写真が表示されたり、iPhone4 に電話がかかってくるとその写真が表示されたりしてくれて中々楽しいのであります;-)。
さて、この MacOSX のアドレスブックアプリ、中に入っているデータは vCard 形式で出力することが可能です。登録されている写真の情報なども vCard 形式の PHOTO;BASE64 タグで保持してくれるので写真ファイルをたくさん持つ必要も無いんですね。
さてさて。ここので MacOSX の アドレスブックアプリ について長々と書きましたが、こいつから出力した vCard 形式を KDE の kdepim に含まれている KAddressBook でインポートできるんですな。
KAddressBook のキャプチャはこんな感じなんですが、[ファイル] から 「インポート」を選択して vCard 形式のファイルを指定するとおぉっ!! MacOSX 上で管理している情報そのままが KDE 上で再現されるのであります。上でも書いたように vCard 形式なので PHOTO;BASE64 タグがあるため写真もばっちり表示してくれるようになります。
その他に KAddressBook は LDAP とも同期してくれます。まぁ「LDAP と同期」と言ってはアレなんですが Microsoft の Active Directory と同期してくれる。と言えば良いかな。オフィスなどでユーザ情報の管理を Active Directory で行っている場合、 KAddressBook の LDAP の設定時に Active Directory の情報を指定してあげるだけでオッケー。みたいな感じです。後は「LDAP を検索」して、検索結果をインポートすればそれでグー。みたいな。
まぁ、それはある意味 Microsoft の Active Directory がちゃんと LDAP に準拠した作りになっているのがすばらしいのでありますが;-)。
vCard ファイルがインポートできて、LDAP とも連携できてインポートできる。すげーじゃないですか;-)。
もう一個だけ機能を書きましょうかね。今度登場するのは Thunderbird です。こいつも単体でアドレス帳を持っています。でもって Active Directory (LDAP) とも連携が取れます。が、vCard には対応していないんですね。 MacOSX のアドレスブックからのデータを Thunderbird にインポートできないんですよ・・。これは悲しい・・。
これが Thunderbird のインポートの時のキャプチャ画面です。 vCard 形式には対応していないみたいですね。
そこで KAddressBook の登場です。KAddressBook は vCard 形式でインポートした情報を Thunderbird で利用できる形式である LDIF 形式にエクスポートできるのであります。おー。パチパチパチ。
と、言うことで、LDIF 形式でエクスポートしたファイルを今度は Thunderbird のアドレス帳に読み込んであげることで全てのアドレス帳のデータは同期できるようになるのであります。
ただ、一個だけ欠点があって、vCard 形式では写真まで情報を持っていってくれるのですが LDIF 形式 への変更時に写真データがバッサリと落とされてしまいます。それがちょっと悲しいところかな。などとちょっと思いますが。
以上、アドレスデータの変換機能として KAddressBook を利用するのであります。これはこれで非常に良い感じです。
ちょっと前までは携帯の情報は携帯上で、メールの情報はメーラで管理。って感じでしたが、iPhone が手元に来てから、また MacOSX を使うようになってからはすっかりとその二つのデータは統合される方向に進んで行ってしまいました。なので、アドレス帳の管理って実は簡単にやりたいなぁ。などと、最近は思うのであります。
そしてそんなときには KAddressBook が役に立つのであります;-)。