「CPUコレクション」の第36回目です。今回も Socket370 の登場です。しかし、この CPU は良く解らないのであります。
Socket370 の Core は Katmai -> Coppermine と来て、この後登場する Tualatin となるはずなんですが、ではこの CPU は一体何?となるのであります。
まぁ、この辺り、僕自身は AMD の CPU を使っていたので Intel の CPU には疎かったと言う事情があるかとは思いますが・・。
なにはともあれまずは写真を掲載しましょう。
前回の 34 回の時に掲載した CPU とは明らかに、見た目が違うんですね。
これはただ単に、Intel が CPU クロック up したのでいっそことデザインも変えてしまえーっ!! などと思っただけなのでしょうかねぇ?
もしくは僕が全然全く Socket370 を解っていないだけなのでしょうか?
この辺りの事情通の方いましたら、是回お教え頂けませんでしょうか。
こちらが CPU の裏側になります。
ブツブツが付いている感じですなぁ;-)。 34 回の時の PentiumIII よりも二個少ない。
そして、このデザインの CPU も PentiumIII と Celeron の両方が存在しているんですな。
さてさて。「CPUコレクション」の第35回目です。前回から Socket370 になっています。今回登場するのは Coppermine コアの Celeron です。
Socket370 は Katmai コアの Celeron が初めて登場し Slot1 は終演を迎えるのでありますね。この CPU はそういった意味で言えば Socket370 の二個目の Celeron と言うことになるかと思います。
あわせて、パッケージも PPGA から FC-PGA になった版ですね。
見た感じも PentiumIII と特に変わるところは無いようです。
こちらは CPU の裏側です。
PentiumIII とは違って、数個のコンデンサが存在していないですね。本当にこの飛び出ているのかコンデンサなのか、僕は詳しく知りませんが・・f(^^;;。けど、こうやって並べて観察してみると細かいところの違いまで目について中々おもしろいですね。
この辺りの Socket370 は 会社の廃棄 PC と言うか、サーバから頂いてきたものがほとんどでしょうか。ただ、PentiumIII があっても Celeron が無かったりしたので何個かはアキバでジャンク扱いで買ってきたモノもあるような気がします。
それにても Socket370 な CPU ってのは変なんですよねぇ・・。この後、まだまだ続きますが色々なタイプがあるんですなぁ。
ちょっとわけあってカレンダーをホゲっているんですが、祝日管理というのが大変に面倒であることが判明した。 perl でホゲっているのでウェブで探したり、モジュールを検討したんだけど、どうもしっくり来ない。祝日が変更になるとソースコードを改変したり、モジュールをインストールしなければならなかったりで、ずっと保守がつきまとう・・。orz。
何かないかなぁ?とか探していたら google カレンダーの API を叩いて祝日をゲットして来る。ってのを見つけたけど XML のパースとか、どーもやることが多すぎる。他に何か無いかなぁ。とか探したり、手段を見つけようとしてます。あ。そー言えば、僕、ical サーバ作ったじゃん。てのを思い出したので、ical サーバから情報持って来られないか調べたけど、ちょっとダメっぽい。
それならば。と思いついたのが、ics ファイルをパースするサブルーチン作ってしまえ。ってことで非常にオオチャクな発想をしてしまったのであります;-)。
まず、Apple のサイトから日本の休日カレンダーを取ってきます。MacOSX のアプリとして iCal があり、それ用に提供している ics ファイルがたくさんある URL があります。
iCal カレンダーライブラリ
ここから日本の祝日用カレンダーを2,3ヶ月に一度 cron で持ってくるようにします。祝日はそーそー更新されることは無いと思うので頻度は低くて大丈夫。
そして、Apple が提供している情報は多分 iCal アプリがある間は公開し続けてくれるだろうと勝手に思っているので安心感がある;-)。
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さてと。これで絶えず最新の祝日情報がゲットできました。あとはこれをパースして祝日を抽出すれば良いだけですね;-)。
僕の書いたサンプルコードはこんな感じ。もっと美しくかける方いましたら絶賛募集中;-)。
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このプログラムを CheckHoliday.pl として保存して、実行する場合は以下のような感じ。
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スクリプトの引数に YYYYMMDD を指定します。その日が祝日であった場合にはその名前を表示します。日付を指定しない場合は 2011 年の祝日全てを表示します。メインのほうは皆さんの環境に合わせて作ってください。今回はサブルーチンのほうがメインになります。
このスクリプト、ちょっと解説すると以下になります。
1. 基本的には VCALENDAR 形式の ics ファイルをパースします。
2. 振替休日 など、日付が固定しているデータは DTSTART を参照します。
3. 海の日 など、第二、三月曜日が休みな場合は RRULE の BYDAY を見ます。
4. RRULE に BYDAY が無いヤツは国が日付を決めた祝日なので DTSTART の MMDD のみを参照します。
これで祝日の情報を取得します。Date::Manip モジュールの ParseRecur は第何週の日付を返してくれるモジュールでこれが非常に助かりました。
と、言うことで、日付を与えればその日付が祝日であれば値を返す。と言うサブルーチンの完成です。
速度的にみると 20110101 から 20111231 までを調べるとだいたい 1.5 秒くらいかかりますかねぇ。ちょっと重いか?
良かったら参考にしてください。あ。もっと綺麗なコード、絶賛募集中です;-)。
いやね。最近 ports-current から csup して来て portupgrade -arR すると graphics/netpbm だけコンパイルエラーになって make が完了しなかった。
その後「今インストールしてあるやつを先に deinstall しろ。」ってメッセージが出力されるようになったのでその通りに試したら、おぉっ!! ちゃんと make が完了してインストールできるようになった。ヨカッタヨカッタ。
しかし、サーバ上で graphics/netpbm をインストールしようとしたらなんとこいつは libX11 などと言う、サーバにはまぁるで関係のないライブラリと言うか ports をインストールするようになっていた。アイタタタタ・・。orz。
ちょっと前までは netpbm-10.26.64 と、言うバージョンをインストールしていた。csup したら netpbm-10.35.80 をインストールしようとする。こいつがなんとっ!! X11 の ports をガサゴソとインストールしてくれちゃうんですな。 graphics/netpbm/Makefile を眺めても USE_XORG= x11 なんて書いてある。でもってどう見ても WITHOUT_X11=yes ってのが有効にならない・・。
サーバで X は要らんだろう。ということで irc の皆さんと話したり色々調べたりした結果どうやら /usr/local/bin/pamx というのが X のライブラリをリンクしているのを発見。ソースコード的には netpbm-10.35.80/other/pamx。 こいつは 10.26.64 のころには存在しないソースなわけね。
では pamx は何をするコマンドなのか調べてみたら、画面にイメージを表示するコマンドみたい。X-Window の壁紙設定コマンドみたいな感じかな。そんなの既にたくさんあるのでわざわざ netpbm で車輪の再開発することもなかろうに・・。などと思ったのであります。
と、言うことで、 graphics/netpbm の make 時に make WITHOUT_X11=yes と指定できる Makefile を用意したので X11 が必要無い環境で netpbm を利用する方は参考にしてみてください。
http://icmpv6.org/Prog/FreeBSD_ports/ports-netpbm-10.35.80_WITHOUT_X11_Makefile
WITHOUT_X11=yes を指定すると pamx を make、install しないので X11 のライブラリは要らなくなるようにしています。 ただ、 pkg-plist はいじってないので make deinstall 時に実際にインストールされなかった bin/pamx が無いよ。と言われますが、まぁ、その点は許してください;-)。
ちなみに僕はサーバ上で graphics/netpbm を利用していますが、ひとつは photo_gallery を利用しているため、もうひとつは、日本道路交通情報センターの交通情報の画像を取ってきて携帯電話からアクセスして表示できるように 90 度傾けたりサイズを変更したりするために利用しているのであります。
サーバ上では X11 は要らん。しかし graphics/netpbm は利用しているのであります;-)。
こんにちは。世間はゴールデンウィークですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。「CPUコレクション」の第34回です。前回の AthlonXP Barton コアで AMD の CPU も一段落したので Intel 系 CPU の系譜をなぞっていって見たいと思います。
前回掲載した、自分で利用した Katmai コア の Celeron 以降、 Intel CPU は購入したことがありません。ただし、会社で利用している PC サーバのほとんどが当時としては PentiumIII が主流だっのではないでしょうか。
こんな感じで今回登場するのは Coppermine コアの PentiumIII。Katmai コアで Socket370 の PentiumIII って存在していないですよねぇ?持っていないんですけども。
Katmai コア の Celeron は PPGA、Coppermine コアの PentiumIII および Celeron は FC-PGA。共にどちらも Socket370 なのに非互換なソケット。こらー納得いかんっ!!
AMD の Athlon CPU と一緒でコアが剥き出しの状態の CPU となっています。その割りには「コア欠け」って言葉を聞きませんでしたね。
コアにヒートスプレッタなどが無いのでパッケージの上下の黒い部分に CPU の情報が書いてあるのて
あります。
こっちが裏側です。
表側がペロっとしている分、裏側はゴツゴツしているですね。けど、まぁ、CPU の上にはクーラーが乗るのでまぁ、そんなことはどうでも良いか。とわ言いつつ、コレクションとして持つと大体こんな感じなります。
ちなみに同じコアの Celeron と並べるとこんな感じ。
上にも書きましたが、PentiumIII というのは自分で購入して利用したことが無いのであります。今回から数回に渡り Socket370 に突入していきますが、会社の廃棄 PC から頂いてきたり、それで足りないときにはアキバのジャンク屋さんで見つけてきてなんとか全種類揃えた。と言う感じなのであります;-)。
iOS4.3.0 から iPod で “共有” というのができました。これは Mac 及び Windows 上で動作している iTunes の中に入っている曲及び動画が iPhone4 から聞けると言うことです。この機能、実は僕はすごい嬉しいのであります。今回はこの “共有” の機能についてちょっと書いてみたいと思います。
まず、iPhone4 の設定アプリを開き、iPod を選択し、「ホームシェアリング」に AppleID とパスワードを設定します。これは、購入した音楽には DRM がかかっているのですが、その音楽を聴くために ID とパスワードを入力するらしいです。
それが完了したら無線 LAN が Ready になっていることを確認ます。後は iPod アプリを起動し「その他」をタップします。するとメニューの一覧に「共有」というのが現れているんですな。
そして更に「共有」をタップすると宅内(網内)の iTunes を見つけに行きます。あ。この辺り、動作良く解りません。もしかしたら Apple Remote アプリで設定したものを見に行っているのかもしれないです。うちには PC たくさんあるんだけど、音楽・動画などの管理は一台の iTunes でしか行ってないので。
接続するとこんな画面が表示され、しぱし待たされます。曲情報の DB を持ってきているんでしょうな。一覧が表示されるまでにちょっと時間がかかります。iTunes で管理している曲が多いとその分時間がかかると思います。曲情報が表示されるとあとは iPhone4 から音楽が流れるのでありました。パチパチパチ。
以上が iPhone4 の動作です。
さてさて。この機能、何が嬉しいの?となるのであります。僕の場合、以前、このブログにもチロっと書きましたが ONKYO の ND-S1 と言うヤツを持っているのであります。
ND-S1 購入してみました。
ND-S1 を CR-D2 に接続してみた。
CR-D2 と ND-S1 は積み重ねるとかっちょ良いのですが、そーするとミニコンポのすぐワキに iTunes がインストールされた PC (僕の場合は MacOSX なんですけども)が無いと非常に不便なのであります。うちの場合、ミニコンポと Mac が離れているので Mac 側に ND-S1 を置いて、長い光ケーブル(赤い光を出すデジタルオーディオケーブル)で接続して音楽を聴いていたのであります。
MacOSX に ND-S1 を接続すると USB DAC として認識するのでデジタルでミニコンポに音が流れていくんですな。
ところが今回、iOS 4.3.0 になって上記のようにホームシェアリングが動作するようになると長い光デジタルケーブルが必要なくなります。 ND-S1 も Mac 側に置く必要はなくてミニコンポの上に乗せられる。
MacOSX の iTunes の中の楽曲は ND-S1 に接続した iPhone4 に無線 LAN で飛んでいってミニコンポから音が出るようになるのであります。パチパチパチ。たぶんちゃんと iPhone4 からはデジタルな音が出ているんだろうなぁー。と思っています;-)。
たた、一点悲しいのが、せっかくある USB DAC が利用できないってところでしょうかねぇ。まぁ、それはそれでしょーがないですが。けどっ!! 部屋の隅を駆け回っていた線が一本無くなるわけで、それについては非常に嬉しいのでありますね;-)。
ありがとー。ホームシェアリングの機能っ!!
「CPUコレクション」の第33回です。これで手持ちの AthlonXP は最後になります。まぁ、AMD が出した AthlonXP もこれが最後になるわけですけども。Barton コアな AthlonXP。
この辺りになると Intel は確か、PentiumIII ではもう太刀打ちできなくなっていて Pemtium4 北森 辺りを投入しているんだっけか?
Thoroughbred コアとは違って、色が Palomino コアのように緑色に戻りました。
こちらが裏側ですね。
それにしても、僕、個人的に購入した個数が一番多いのがこの AthlonXP でした。色々なコアを買ったし、色々なクロックの CPU を買いました。当時はサードパーティーのチップセットを利用したマザーボードがあったのでそれも十分に楽しめました。
当時利用したチップセットをちょっと並べてみました。
VIA MVP4
VIA KT333
VIA KT400
SiS735
ALi MAGiK1
やはり VIA が多いですかねぇf(^^;;。 ALi のチップセットは一回だけ使った事がありましたが、どうもイマイチな感がしました。その後、PC のチップセットとしては見かけなくなったのですが、あるタイミングで SUN SPARC の 1U サーバを分解したら ULi のチップを利用していて驚いたものです。「おまえっ!! こんな所にいたのかぁーーっ!!」って;-)。
と、言うことで僕個人的には一番購入した CPU で、この時期が一番自作した時代でもありました。まぁ、手元に PC がゴロゴロしていてもしょうがないので古い PC は人にあげたりもしていた時代でもあるのですが、おかげで手元にあまり残っていなかったんですよねぇf(^^;;。
さてと。これにて AMD の CPU はひとまず休憩して、次回からは Intel の PentiumIII 世代の CPU に行ってみましょうかねぇ;-)。
こないだ ports-current に kde-4.6.1 が登場したばっかりなのに約一週間で 4.6.2 にバージョンアップされてしまったのでまたまた make し直し。けども今回は Qt のバージョンアップは無かったのでほぼ一晩で完了。って感じでしょうか;-)。
さてさて。ここ最近は KDE4 のこと、しかも kdepim4 のことを色々書いているのですが、今回ももう一回 kdepim4 関連のネタになります。すみません。
今回登場するのは KAddressBook と言うアプリケーションです。簡単に言うと「アドレス管理用アプリケーション」になります。
僕はデスクトップ環境としては MacOSX も利用していて、iPhone4 も持っているのでアドレス管理は MacOSX の アドレスブックアプリ (Address Book.app) で行っています。 iPhone4 から電話するときやメールを送信する時に利用しているので、”アドレスブック” で管理している情報はメールアドレスの他に電話番号なども含まれます。
登録している情報はメールアドレスだけの人とか電話番号のみの人があるわけですけども、一個のアプリで全てを管理できるのでそれはそれで嬉しいのであります。また、アドレスブックに登録しているユーザに写真などを設定していると登録してある人からメールが届くと Mail.app では写真が表示されたり、iPhone4 に電話がかかってくるとその写真が表示されたりしてくれて中々楽しいのであります;-)。
さて、この MacOSX のアドレスブックアプリ、中に入っているデータは vCard 形式で出力することが可能です。登録されている写真の情報なども vCard 形式の PHOTO;BASE64 タグで保持してくれるので写真ファイルをたくさん持つ必要も無いんですね。
さてさて。ここので MacOSX の アドレスブックアプリ について長々と書きましたが、こいつから出力した vCard 形式を KDE の kdepim に含まれている KAddressBook でインポートできるんですな。
KAddressBook のキャプチャはこんな感じなんですが、[ファイル] から 「インポート」を選択して vCard 形式のファイルを指定するとおぉっ!! MacOSX 上で管理している情報そのままが KDE 上で再現されるのであります。上でも書いたように vCard 形式なので PHOTO;BASE64 タグがあるため写真もばっちり表示してくれるようになります。
その他に KAddressBook は LDAP とも同期してくれます。まぁ「LDAP と同期」と言ってはアレなんですが Microsoft の Active Directory と同期してくれる。と言えば良いかな。オフィスなどでユーザ情報の管理を Active Directory で行っている場合、 KAddressBook の LDAP の設定時に Active Directory の情報を指定してあげるだけでオッケー。みたいな感じです。後は「LDAP を検索」して、検索結果をインポートすればそれでグー。みたいな。
まぁ、それはある意味 Microsoft の Active Directory がちゃんと LDAP に準拠した作りになっているのがすばらしいのでありますが;-)。
vCard ファイルがインポートできて、LDAP とも連携できてインポートできる。すげーじゃないですか;-)。
もう一個だけ機能を書きましょうかね。今度登場するのは Thunderbird です。こいつも単体でアドレス帳を持っています。でもって Active Directory (LDAP) とも連携が取れます。が、vCard には対応していないんですね。 MacOSX のアドレスブックからのデータを Thunderbird にインポートできないんですよ・・。これは悲しい・・。
これが Thunderbird のインポートの時のキャプチャ画面です。 vCard 形式には対応していないみたいですね。
そこで KAddressBook の登場です。KAddressBook は vCard 形式でインポートした情報を Thunderbird で利用できる形式である LDIF 形式にエクスポートできるのであります。おー。パチパチパチ。
と、言うことで、LDIF 形式でエクスポートしたファイルを今度は Thunderbird のアドレス帳に読み込んであげることで全てのアドレス帳のデータは同期できるようになるのであります。
ただ、一個だけ欠点があって、vCard 形式では写真まで情報を持っていってくれるのですが LDIF 形式 への変更時に写真データがバッサリと落とされてしまいます。それがちょっと悲しいところかな。などとちょっと思いますが。
以上、アドレスデータの変換機能として KAddressBook を利用するのであります。これはこれで非常に良い感じです。
ちょっと前までは携帯の情報は携帯上で、メールの情報はメーラで管理。って感じでしたが、iPhone が手元に来てから、また MacOSX を使うようになってからはすっかりとその二つのデータは統合される方向に進んで行ってしまいました。なので、アドレス帳の管理って実は簡単にやりたいなぁ。などと、最近は思うのであります。
そしてそんなときには KAddressBook が役に立つのであります;-)。
「CPUコレクション」の第32回です。前回の Palomino コアから AthlonXP になりました。今回はその二個目のコアですね。 AthlonXP の Thoroughbred コアの登場です。
CPU の見た感じはノッペリとした Palomino コアからちょっとデコボコがついて精悍になった感じがしていかにも「速そう。」って思えてきます;-)。色も緑から茶色系に変わりましたね。なぜだろ。
この CPU はアキバのジャンク屋さんで買ってきました。どこかの PC から引っこ抜いた CPU なんでしょうな。フィルムが上からかかぶせてあります。でもってもう一カ所の見どころとしては、この CPU はコアに文字が書かれていないんですね。CPU のワキの黒い部分に情報が書かれるようになった。
この CPU って確か、右側のピンみたいな部分をショートさせてオーバークロックできるシールとかが出ていたような気がします。僕はそのような怪しいシールは利用しませんでしたけども;-)。
で、こっちが裏側です。
Palomino コアは表をすっきりとさせて裏がゴツゴツしていたのですが、この CPU では逆になりましたね。裏にあったのを全て表に持っていて理路整然と並べた。そのおかけで、僕が思うに Palomino コア よりも Thoroughbred コアのほうが「速そうっ!!」に見えるのであります;-)。
以前のエントリーで「kdepim4 を日本語化する。」と言うのを書きました。このとき書いた内容としては
・KDE-4.6.1 が出ました。
・しかし、kdepim は 4.4.10 です。
・なので、ja-kde-l10n-4.6.1 の ports/packages では kdepim4 は日本語が表示できません。
・それならは古い packages から「ポ・ファイル」 を持ってきてインストールしてしまいましょう。
って感じだったのであります。
現在 JKUG のサーバは計画停電と、言うか、電気をなるべく使わないようにしましょう。キャンペーン展開中で電源断しているので ML も動作していません。なのでメンバとは、少数の人々と Twitter で話しただけでまだ真剣には議論されていません。
と、言うことで、僕が先行して ja-kde-l10n-4.6.1 の ports を作ってみました。この ports は ja-kde-l10n-4.4.5 の kdepim の日本語テキストを抜き出して 4.6.1 にパッチとして組み込んだものになります。
現在の kidepim は 4.4.10 なのでちょっと古いとは思うのですが、 JKUG の ML が止まっているので、kdepim4 の最新の日本語テキストが手に入らないためです。
後、ja-kde-l10n-4.4.5 は kdepim の日本語「ポ・ファイル」が含まれている、KDE からリリースされた最後のものになるのでそこから引っこ抜いています。あ。kdepim の「ポ・ファイル」だけで、全部で 55 個あります。akonadi 関係のファイルもたくさんあります;-)。
以下の URL に ports を置きました。
http://icmpv6.org/Prog/FreeBSD_ports/ports-ja-kde4-l10n-20110331.tgz
これを /usr/ports/japanense/ 辺りで展開して make install してください。 kdepim4 を含めて KDE-4.6.1 が日本語で表示できるようになります。
今回のこの ports を作成するに辺り、kdepim4 の日本語化には二段回あると思ってます。
1. KDE 側でリリースしている kde-l10n-ja-4.6.1.tar.bz2 で kdepim4 を日本語化する。
2. FreeBSD の ports 側で kdepim4 を日本語化する。
1. に付いては上でも書きましたが ML が止まっている状態なので、現在議論することができていません。なので、2. として僕が先に ports としてリリースした状態になっています。
JKUG で話をして KDE 本家に取り込んでもらうか、Linux 方面の人とかどうしているの?とか話す必要があると当然思っています。 1. で無理そうだったら、今回僕が作成した ports のパッチを kde@freebsd.org に投げる予定でいます。
kdepim4 は楽しいのよー。日本語化されると嬉しいのよー。と、言うことで、ちょっと頑張ってみます。
今すぐに日本語化したい方は上記 URL から ports をダウンロードしてインストールしてください。