前回は BIOS で Cool’n’Quiet を Enable にしたら FreeBSD はブートしませんよ。って所まで書きました。今回はその続編です。
ASUS のウェブサイトを見ていたら、新しい BIOS が出ていたようなので試してみました。今回試したバージョンは 1301 と 1401。しかし、どちらも Cool’n’Quiet を Enable した場合、やありブートしませんでした。あれま・・。
で、前にも書いた通り、僕は Cool’n’Quiet を有効にするために二つのカーネルモジュールをロードしているのだけど、もしかしたら、カーネルモジュールとの相性かが悪いのかと思い、試してみました。そしたら cpufreq.ko のほうをロードすると FreeBSD がピタっと止まる(つまり凍りつく)ということが解りました。
acpi_ppc.ko のほうは特に問題も無く正常に動作して Cool’n’Quiet が有効になっているような気がします。と、言うことで cpufreq.ko は使わず acpi_ppc.koのみをロードすると無事に FreeBSD は動作します。
ちなみに cpufreq.ko を利用した場合は以下の sysctl MIB で CPU 速度が取れます。
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しかし、今回は cpufreq.ko はロードせず acpi_cpp.ko をロードするので必要な sysctl MIB は以下になります。
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これだと、実際に動作しているクロックが表示されないので、その場合は acpi_cpp.ko に付属の chkfreq コマンドで実クロックを知ることができます。
いやぁ、それにしても一個問題解決して良かった。後は AMD の 690G が X11 で使えるようになるだけだなぁ。あ、後もう一個あった・・。hw.acpi.thermal.tz0.temperature がいつも同じ値しか返さない所もなんとかせねばならんのだった・・。
SpeedIt と chkfreq。
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