7月 302008
 

前回、iPod Touch を 2.0 にしてみた 。と書いたけど、それからしばらくして PwnageTool が出たので久しぶりに JailBreak してみた。

http://journal.mycom.co.jp/articles/2008/07/22/pwnagetool_ipodtouch/index.html

この辺りの URL を参考にすればいとも簡単にできるかと思う。がっ!!一点。どうしてもダメだったのが「ホームボタンと電源ボタン同時押し」の部分。何回やってもエラーの赤い画面が出る。
10 秒押して、放して 5 秒待ってまた押す。とかメッセージが表示されるのでその辺りをきっちりやれば大丈夫なんだけど、その通りにオペレーションするには何回も失敗するのでした(^^;;。

とわ言え無事に脱獄できた iPod はこんな感じ。

002.png

茶色いアイコンができました。他のアプリは次のページに振ったりしているんだけどねー。でもって起動して任意のプログラムをインストールするんだけど、種類があんまり無いのねぇ。

MobileTerminal と ssh クライアント、サーバ、tcsh をインストールしたのみ。

001.png

MobileTerminal は中々楽しくなりましたね。タップによるメニュー表示の他に機能が沢山隠れていておもしろい。以下にちょっと書いてみますね。

・斜め右下に指をスライドさせるとコントロールキーを押した状態。カーソルが赤くなります。その後 c a k などのキーをタップすれば C-c とかが使えるようになります。
・斜め左上にスライドすると ESC キーを押した状態。
・上にスライドさせると↑キー。後、上下左右に対応しています。
・タブもサポートしていてメニューバーの左をタップすると別タブに切り替わります。default では四つのタブが存在します。iPod Touch にログインして ps とか叩くと「なんでこんなにシェルが起動しているんだ?」とか思うのだけど、それはタブだったのね。と言う感じです;-)。
・MobileTerminal の設定は conf で行えるのだろうけど、なんか終了してしまいます。

003.png

気がついた点はこんな感じでしょうか。

IRC のプログラムを探したのだけど、無いねー。あ、そー言えば、textReader と言うのをインストールしたけど、これは良いかも。フォントや文字コードも選べるし、中々ぐー。iPod Touch にどうやってテキストファイルを持っていくかと言えば、 scp で。って感じになるのだけどねぇ。

とまぁ、ざっと使ってみた感じはこんなかなぁ。後、色々 iPod Touch の情報を調べてみたけど、大体こんな感じかなぁ。

Darwin takachan-iPod 9.3.1 Darwin Kernel Version 9.3.1: Sun Jun 15 21:37:01 PDT2008; root:xnu-1228.6.76~45/RELEASE_ARM_S5L8900X iPod1,1 arm N45AP Darwin

 
default で動いているプロセスはこんな感じ。

1 ??         0:00.00 /sbin/launchd
12 ??         0:00.00 /usr/sbin/mDNSResponder -launchd
13 ??         0:00.00 /usr/sbin/notifyd
14 ??         0:00.00 /usr/sbin/syslogd
15 ??         0:00.00 /usr/sbin/configd
19 ??         0:00.00 /usr/sbin/update
20 ??         0:00.00 /usr/libexec/lockdownd
21 ??         0:00.00 /usr/sbin/mediaserverd

 
Safari には QuickTime と YouTube のプラグインが入っているみたいだけど動かないねぇ。YouTubePlugIn は試してないけど、QuickTimePlugin は動かない。まぁ、QuickTime が無いからかもしれないけど、一応 Mac に持っていって file コマンドは叩いてみた。

% file YouTubePlugIn QuickTimePlugin
YouTubePlugIn:   Mach-O bundle arm
QuickTimePlugin: Mach-O bundle arm

 
バイナリ的には arm なんだけどねぇ。残念だねぇ・・。

最後にだけど、iPod Touch の隠れた機能を少々。

・ホームボタンと電源ボタンの同時押しでスクリーンキャプチャできるのね。Mac に接続した時 iPhone が起動してウザいなぁ。とか思っていたのだけど、この機能を知ったら便利に感じてきた;-)。
・キーボードですが、長押しすると色々なキーが出てくるのねー。a とか c とか長押しするとおもしろい。メールアドレスの .com キーもベロベロって他のドメインが表示されたりするしねー。

と、言うことで他にも隠れた機能沢山ありそうです;-)。

7月 132008
 

iPhone が出たけどやっぱり買えないよねぇ。無線 LAN が付いているのにパケットフルな契約はもったいなくて利用出来ない・・。それが一番のボトルネックかな。僕は携帯より PC の e-mail のほうがメインに使っているので絵文字がホゲとかは全然関係ないしぃ・・。

って、ことで手持ちの iPod Touch を早速 2.0 にしてみた。7/12 の夕方になってようやっと update できたのだけど、iPhone が出た 7/11 にはバージョンアップできなかったのよねぇ。iTunes はバージョンアップできたのにさ。

と、言うことで iPod1,1_2.0_5A347_Restore と言うのを torrent で拾ってくれば 1,280yen 払わずとも 2.0 にバージョンアップできるぜい。ってのはそこいら中で話題になっている。僕も拾って来てデスクトップに転がっているけど、結局、1,280yen 出してバージョンアップしてしまった。

さて、iPhoneOS 2.0 の感想だけど「これ、すごいな。」ってのが素直に思ったこと。AppStore にアクセスしてまずは無料のものをダウンロードしてインストールしてみるんだけど、んー中々良いですわ。

2,3 使ってみた感想を。

Apple 謹製の Remote はすばらしいね。無線 LAN 経由で iTunes の演奏楽曲の操作ができるのだけど、こー言うネットワーク越しのアプリケーションも作れますよ。って言うサンプルみたいな感じかしら。スタンド・アローン・コンプレックスみたいな;-)。

駅探エクスプレスは検索していたらアボードしたな。もちっと作り込みが必要かな。けど、運行状況が表示できるのは嬉しいねぇ。この情報をプッシュ型で送ってくれたら良いのだけどねぇ。

NAVITIME。これ、iPod Touch で使っても会費払うんだねぇ・・。僕は au 携帯で既に 215yen 払っているのにまた別に払うのは非常にばかばかしい。GPS 積んでないのでことさら必要ななさげ。後、プログラムの作りがいい加減だねぇ。スクロールがどうしてあーもカクカクなんだろう。全然滑らかではない。イヤだねぇ。携帯の文化を iPod に持ち込んでもらっても・・。と、言うことでサクッと消してしまった;-)。

とまぁ、これだけで一日(一晩中)遊んでいられる状態です。いやはや楽しいなぁ。

それにしても ssh コンソールとか ping 確認、IRC クライアントのアプリが出ないかしらねぇ。ネットワークエンジニアとしてはその辺りじゅーよー。みたいな感じなんだけど;-)。

2月 292008
 

iPod Touch のファームウェアが Ver.1.1.3 から Ver.1.1.4 になったのだけど、今回はそれほど騒がれていないですねぇ。1.1.1->1.1.2 や 1.1.2->1.1.3 では JailBreak に関連するから大々的に騒がれたのですかねぇ・・。

僕はもう JailBreak はしていないので簡単にバージョンを上げてしまいましたけど;-)。

ちなみに 1.1.4 でどこが変わったのか、全然解らないのだけど、一点だけ気になったところが・・。

例えば Safari の URL に文字を打つのだけど、iPod Touch には矢印キーが無いので入力した文字の途中に文字を入れたい時は全部 DEL キーで消さなければならなかったので非常におっくうだったのだけど・・。

それが、文字を打つところで長押しタップしていると虫眼鏡が出てきて自分の好きなところにカーソルを持っていけるようになった。これはフォーム入力の input タグでも有効になり非常に幸せな気分になれます。

さすがは Apple。矢印キーなどと言う不要なキーは利用しないわけですね;-)。

と、言うことで、この機能は Ver.1.1.4 から入ったのかしら?それとも、もう随分前から機能は積んでいて、僕が気づかなかっただけかなぁ?

どっち?誰か教えてください。

2月 182008
 

今、fon は LiveDoor と提携したのでバーゲンセールをやっている。

http://www.tsukumo.co.jp/fon/

IEEE802.11g/b の無線 AP が 1,000yen で買えるのでこれは買わない手はありません。僕は結局二個買いました。一個は自宅で、もう一個は移動時に iPod Touch のために使うことにしました。

本当は PCI GW-MF54G2 を買おうとしたのだけど流通していないし、売っていたとしても定価(6,980yen)でしか売っていないのでやめました。

と、言うことで fon の利用方法ですが、まず、何はともあれユーザ登録します。そうするとその時のユーザ ID とパスワードで他の人が設置した fon を利用することができるようになります。

さて、FON ソーシャルルーター La Fonera (ラ・フォネラ) ですが、僕は DHCP が動作しているネットワークに接続しました。そこで解ったことですが、

・FON_ で始まる SSID はみんなで利用できる 192.168.182.0/24 のネットワーク
・MyPlace で始まる SSID は自宅用のネットワークで 192.168.10.0/24 のネットワーク

と、言う、二つのネットワークが現れます。default Gateway は多分 DHCP で所得したアドレスになります。ただ、これは僕の家の場合だけかも知れませんけど。

なので、FON 自体は二つのネットワークをルーティングしていると言うことになりそうですね。それで自宅で利用する側の MyPlace 側はセキュリティが保たれている。

ちなみに FON_ で始まるネットワークはウェブ認証です。MyPlace で始まるネットワークは機器の裏にあるシリアル番号を WPA キーとして入力することによりログインできます。

さてと。これで僕は旅の時は FON と iPod Touch を持っていけばいつでもどこでもネットワークに接続できる環境ができるようになりました;-)。

ちなみに 1,000yen セールは 4/6 までです。

1月 302008
 

JailBreak をやめた iPod に「ソフトウェアアップグレード」したら SSH トンネルが使えないので imap4 を SSL 化する必要がでてきた。

と、言うことで自宅のサーバを imap4-SSL に対応にしてみた。

うちで動作しているサーバは FreeBSD の 6 系 STABLE で ports は 最新の ports-current を追いかけている。動作しているメール環境は sendmail+procmail と courier-imap。つまり、Maildir 形式を利用していることになります。

メールの送信はこの際やめておこう(つまり sendmail の SSL 化は止めておこうと言う意味です(^^;)。iPod Touch でもメールの送信が可能で SMTP サーバを設定する項目はあるのだけど、無線アクセスポイントを利用したときにメールを送信する可能性が有るのかと言えば、あんまりない・・。メールの送信は携帯でやることにしよう(^^;;。

と、言うことで imap4 サーバと pop3 サーバのみを SSL 化することにした。

さてと courier-imap を SSL 対応するのだけど、あまりにも簡単なので驚いた。sendmail+procmail で Maildir 形式に対応した後 ports から courier-imap をインストールするんだけど、courier-authlib と courier-authlib-base も合わせてインストールされます。

全部で以下がインストールされます。courier-imap ってどっかのバージョンで認証方法ががらっと変わったので設定方法も思いっきり変わりました。今回は courier-imap-4.3.0 についてです。

courier-authlib-0.60.2
courier-authlib-base-0.60.2
courier-imap-4.3.0,2

ふつーの imapd と pop3d は現在ではもう既に動いているのですが、インストールは ports を make install しただけで動き出します。すごいっ!! そして Maildir 形式にするには procmail もインストールして /usr/local/etc/procmailrc は以下のように一行だけ書く必要がるんだけど・・。

DEFAULT=$HOME/Maildir/

 
けど、そーすると sendmail.cf も procmail に対応する必要があるなぁ。/etc/mail/freebsd.mc に以下の行を追加して、/etc/mail で make を実行すれば新しい sendmail.cf と submit.cf ができますので、これで sendmail は MDA に procmail を利用して Maildir に配達てくれるようになるでしょう。

# procmail を利用するための設定
FEATURE(`local_procmail',`/usr/local/bin/procmail',`procmail -a $h -d $u')

 
make install したらすぐに使える courier-imap だけど imapd の設定は一ヶ所だけ直しました。Thunderbird を使っているとセッションが足りないとか言われるので同一 IP から受け付ける imap のセッション数を増やす必要があります。以下の設定にすれば大丈夫。

#MAXPERIP=4
MAXPERIP=20

 
続いて imap-SSL と pop3d の設定についてですが、こぉれもちょー簡単。結局なぁんもやること無く動き出してしまった。と、言うのは語弊があるんだけど /usr/local/etc/courier-imap/ の下の imapd.cnf と pop3d.cnf を書いてあげる必要があります。これは SSL の証明書を記述するファイルです。自分のサーバに合ったものに書き直してあげましょう。

二つのファイルが準備できたら後は以下のコマンドを実行します。

# cd /usr/local/share/courier-imap/
# ./mkimapdcert
# ./mkpop3dcert

 
上記コマンドを実行すると /usr/local/share/courier-imap/ 内に imapd.pem と pop3d.pem と言う証明書が作成されます。後は /usr/local/etc/rc.d/ にある courier-imap-imapd-ssl.sh と courier-imap-pop3d-ssl.sh を実行して起動するだけ。あ、当然、/etc/rc.conf は編集してね;-)。

iPod Touch で接続する前に、まず Thunderbird などで SSL 接続できるか、また、証明書の塩梅を確認してみるのが良いでしょう。非常に簡単に iPod Touch 対応の imap-SSL サーバができてしまいました;-)。

と、言うことで認証のことを書くのを忘れてしました(^^;;。courier-imap の認証部分は courier-authlib がやってくれています。僕はメールを受信するユーザを作成しているので認証は /etc/passwd でやることになります。認証の設定は /usr/local/etc/authlib/authdaemonrc でやるのですが、/etc/passwd で認証するのであればどこも変更する必要はありません。

ただ、/etc/passwd の方ではメールを受信するだけのユーザの場合は shell の設定は /sbin/nologin にしておいたほうが安心でしょう。後は /etc/mail/alias を上手に使うと言う感じですかねぇ。

1月 282008
 

iPod Touch のファームウェアのバージョンを 1.1.3 にしてしまったので JailBreak できなくなってしまったので、2,480yen 使って「ソフトウェアアップグレード」してみた。

考えてみたらAppleストアーで買うのでは無く、iTMS で買うので、プリペードカードが使えるのである。でもって、僕は MacOSX 10.5 Leopard は発売日に秋葉のヨドバシで並んで買ったのだけど、その時の先着特典として 1,500yen 分の iTunes Card をもらったのでそれを使うことで「ソフトウェアアップグレード」することにした。

わーい。これで正規ユーザだぞぉ。って感じなのですが、そこいら中で騒がれているように Ver.1.1.3 にした時、やはり Safari は BS キーを押すと落ちまくりますね。

後気がついた点を少々。

・メインメニューがぷるぷる踊るねぇ。移動ができるー。すげー楽しい;-)。
・MobileMailとか、各アプリが日本語表示しています。JailBreakしたのは英語表示だったのでちょっと嬉しい。
・僕は株やらないのよねぇ。
・歌詞が表示できるようになったらしいんだけど、その方法が解らない・・。

とまぁ、こんな感じでしょうか。さっき「ソフトウェアアップグレード」したばかりなのでまだ使い込んでないんでどー。

明日の通勤の電車の中でとかいじり回そう;-)。

それにしても JailBreak していた時は ssh があったのでメールサーバにアクセスするときは ssh トンネル掘っていたんだけど、「ソフトウェアアップグレード」した後は ssh が無いので自宅のメールサーバは SSL 対応にしなければならない・・。はぁ・・。

1月 262008
 

iPod Touch に新しいファームウェアである Ver.1.1.3 が出たのでバージョンアップしてみた。僕の PodTouch は 1.1.2 で JailBreak していたので 1.1.3 にアップデートしたらどうなるのか楽しみであったのだけど・・。

結論から言うと、ファームウエア Ver.1.1.3 から Ver.1.1.1 に落とすことが出来なかったので結局、JailBreak が出来ない iPod になってしまった。

iTunes から Option キーを押しつつ [アップデートを確認] ボタンを押して Ver.1.1.1 のファームウェアを指定しても、 iPod Touch に書き込む所で「不正なエラーが発生しました。」とメッセージが表示されて、Ver.1.1.3 から 1.1.1 に、ファームウェアをダウングレードすることが出来なかった。

と、言うことで 2,480yen 出す気がない人は取りあえず SDK が出るまでは 1.1.3 に上げないほうが良いでしょう。もしくは Ver.1.1.3 用の JailBreak ツールが出るまで待った方が良いかと思います。

ちなみに iPodTouch の Ver.1.1.3 のファームウェアですが、日本語変換は確かに早くなった。メニューはぷるぷる踊らない。他にもきっとあるんだろうけどまだ使い込んでないです・・。

12月 132007
 

前回のブログで iPod Touch を JailBreack したと書いた。でもってメールソフトは iPhone のファームから抜いて iPodTouch にインストールした。

メールソフトも利用できて大変嬉しいのだけど、うちのメールサーバは ssl に対応していないので POP もしくは IMAP4 の時に生パスワードが流れてしまう。

iPod Touch の性格上、野良 AP (そこいらに落ちているアクセスポイントのこと)を利用する場合も多々有るわけで、そう言うのを利用するとアクセスポイントを置いた人が tcpdump を仕掛けていないとも限らないし、ポートスキャンしてくるかもしれない。なので、POP/IMAP4 の時は是非とも暗号化して利用したいものです。

幸い、JailBreack した iPod Touch には ssh が入っているのでこれを利用して POP サーバ、もしくは IMAP4 サーバに ssh トンネルを掘ることが可能です。

と、言うことで簡単に ssh トンネルを掘るスクリプトを書いてみました。利用方法は以下の通り。

1. POP/IMAP4 サーバ上に自分のアカウントが存在し ssh ログインできること。
2. メールのアカウント設定で POP/IMAP4 サーバではなく localhost に接続するようにすること。
3. ターミナルから stun.sh が実行できること。

これだけです。まぁ、1. はちょっと敷居が高いかも。けど、それがクリアできれば特に問題は無いでしょう。以下の URL からダウンロードできます。

http://www.icmpv6.org/Prog/MacOSX/stun.sh

利用方法ですが、以下の通り。

1. コマンドオプションは三つ。s(start) t(stop) c(check)。
2. s オプションで Mail を kill してから ssh トンネルを掘りますが、接続できた時はパスフレーズを聞いて来るので入力。
3. t オプションで Mail と ssh トンネルのプロセスを殺します。
4. c オプションで Mail と ssh のプロセス番号を表示します。

注意点としては、ssh トンネルを掘る前に Mail が起動していると POP/IMAP4 サーバに接続できません。なので、s オプションの時に Mail を kill しています。c オプションで ssh プロセスの番号が Mail より若いことを確認します。
後、一回スリープしたら ssh セッションが切れるので毎回 t して s してあげる必要があります。

こんな所でしょうか。ダウンロードしたら stun.sh の上の環境変数にサーバ名とユーザ名を指定してください。default で localhost の port:143 を使うようにしています。

もしダウンロードした人がいたらコメントなど頂ければと思います。

11月 262007
 

iPod Touch をアップルストアーで予約して 10/2 に手もとに届いた。その後ずっと利用していて、ファームウェアの Version1.1.2 が出た所でアップデートしたんだけど、JailBreak してみたくなったので試してみた。

iPod Touch の無線 LAN はすごい便利なんだけど、メールが読めない点や GoogleMap が欲しかったりしたので「二月まで待っていられない。JailBreak するしかないかー。」とか思い試してみた。

今回やる作業は以下の通り。

・ファームウェアを Ver.1.1.2 から Ver.1.1.1 にデグレード
・jailbreakme.com にアクセス
・JailBreak を 実行
・iPhone の Ver.1.1.2 のファームウェアからメールとGoogleMapを抜きだし

情報を集めてみると以下のような URL 見ると比較的容易に行える。

http://japan.zdnet.com/security/story/0,3800079245,20358777,00.htm
http://japan.zdnet.com/security/story/0,3800079245,20359973-7,00.htm
http://d.1555.info/2007/10/12/ipodtouch-jailbreak/
http://kitaj.no-ip.com/tdiary/20071113.html

で、JailBreak が成功した iPod Touch はこんな感じ。メールと GoogleMap は iPod Phone の最新のファームウェアから抜き取って、scp とかで iPod Touch に持って行く。ってのが凄い技だなぁ。

snap_071958.jpg

iPod Touch は二つのパーティションに別れているんだけど、大体以下みたいな感じ。もう / パーティションの容量が無い・・。

root@/var/root > df -k
Filesystem     1K-blocks      Used  Available Use%  Mounted on
/dev/disk0s1     307200   288500      15628  95%   /
/dev/disk0s2   7622368 5073916  2548452   67%  /private/var

 
まぁ、色々いじってみたけど、非常に楽しい。UNIX が PDA の中に入った。と言う感じ。フツーの PDA の中に Linux や NetBSD をインストールして hoge るのと違って最初から UNIX が入っているのでタッチパッドのキーボードとか使えちゃうとか、インターフェースが全部使えちゃうので凄い嬉しい。もう NotePC 持ち歩く必要ないかなぁ。とか思ってしまう。

と、言う事で iPod Touch の UNIX らしい情報をちょっと書いておきますね。気がついた点としては

・IPv6 スタックありません。
・Bluetooth は内蔵していなさそう。

って感じでしょうかか。

kern.ostype = Darwin
kern.osrelease = 9.0.0d1
kern.osrevision = 199506
kern.version = Darwin Kernel Version 9.0.0d1:
Wed Oct 10 00:07:50 PDT 2007;
root:xnu-933.0.0.204.obj~7/RELEASE_ARM_S5L8900XRB
kern.maxvnodes = 2880
kern.maxproc = 52
kern.maxfiles = 12288
hw.machine = iPod1,1
hw.model = N45AP
hw.ncpu = 1
hw.byteorder = 1234
hw.physmem = 121634816
hw.usermem = 98885632
hw.busfrequency = 103000000
hw.cpufrequency = 412000000
hw.cachelinesize = 32
hw.l1icachesize = 16384
hw.l1dcachesize = 16384
hw.tbfrequency = 6000000
hw.memsize = 121634816
hw.availcpu = 1
hw.busfrequency: 103000000
hw.busfrequency_min: 103000000
hw.busfrequency_max: 103000000
hw.cpufrequency: 412000000
hw.cpufrequency_min: 412000000
hw.cpufrequency_max: 412000000
hw.cachelinesize: 32
hw.l1icachesize: 16384
hw.l1dcachesize: 16384
hw.memfrequency: 137333333
hw.memfrequency_min: 137333333
hw.memfrequency_max: 137333333
hw.prffrequency: 51500000
hw.prffrequency_min: 51500000
hw.prffrequency_max: 51500000
hw.fixfrequency: 24000000
hw.tbfrequency: 6000000

 
ちなみにバイナリは Mach-O executable arm でユニバーサルバイナリではなく ARM のバリナリでした。

せっかくなので、kldstat(MacOSX 風に言うと kextstat) の結果もつけておきます。実に 65 個ものカーネルモジュールがロードされています。

Index Name
1     com.apple.kernel
2     com.apple.kpi.bsd
3     com.apple.kpi.dsep
4     com.apple.kpi.iokit
5     com.apple.kpi.libkern
6     com.apple.kpi.mach
7     com.apple.kpi.unsupported
8     com.apple.iokit.IONVRAMFamily
9     com.apple.driver.AppleNMI
10   com.apple.iokit.IOSystemManagementFamily
11   com.apple.iokit.ApplePlatformFamily
12   com.apple.kernel.6.0
13   com.apple.kernel.bsd
14   com.apple.kernel.iokit
15   com.apple.kernel.libkern
16   com.apple.kernel.mach
17   com.apple.driver.FairPlayIOKit
18   com.apple.iokit.IOCoreSurface
19   com.apple.driver.AppleSerialKDP
20   com.apple.iokit.IOStorageFamily
21   com.apple.AppleDiskImageController
22   com.apple.driver.AppleS5L8900X
23   com.apple.iokit.IOHIDFamily
24   com.apple.driver.AppleM68Buttons
25   com.apple.iokit.IOSerialFamily
26   com.apple.driver.AppleOnboardSerial
27   com.apple.iokit.IOUSBDeviceFamily
28   com.apple.iokit.IOAccessoryManager
29   com.apple.driver.AppleARMPL192VIC
30   com.apple.driver.AppleARMPL080DMAC
31   com.apple.iokit.IOCryptoAcceleratorFamily
32   com.apple.driver.AppleS5L8900XCrypto
33   com.apple.driver.AppleS5L8900XUSBWrangler
34   com.apple.iokit.IOStreamFamily
35   com.apple.iokit.IOAudio2Family
36   com.apple.driver.AppleAMC
37   com.apple.iokit.IOFlashStorage
38   com.apple.driver.AppleS5L8900XFMC
39   com.apple.iokit.IOMobileGraphicsFamily
40   com.apple.driver.AppleH1CLCD
41   com.apple.iokit.IOSDIOFamily
42   com.apple.driver.AppleS5L8900XSDIO
43   com.apple.driver.AppleJPEGDriver
44   com.apple.driver.AppleMPVDDriver
45   com.apple.driver.AppleH1CameraInterface
46   com.apple.driver.AppleH264BPD
47   com.apple.driver.AppleMBX
48   com.apple.driver.AppleS5L8900XSerial
49   com.apple.driver.AppleImage2NORAccess
50   com.apple.driver.AppleMerlotLCD
51   com.apple.driver.AppleEmbeddedAccelerometer
52   com.apple.driver.AppleEmbeddedLightSensor
53   com.apple.iokit.AppleARMIISAudio
54   com.apple.driver.AppleWolfsonAudio
55   com.apple.driver.AppleWM8758Audio
56   com.apple.driver.ApplePCF50635PMU
57   com.apple.driver.AppleReliableSerialLayer
58   com.apple.driver.AppleMultitouchSPI
59   com.apple.driver.AppleS5L8900XIpodHAL
60   com.apple.driver.AppleNANDFTL
61   com.apple.iokit.IONetworkingFamily
62   com.apple.iokit.IO80211Family
63   com.apple.driver.AppleMRVL868x
64   com.apple.driver.AppleUSBMike
65   com.apple.driver.AppleUSBDeviceMux

 

全然話題が変わるのですが、GoogleMap で tokyo で検索したら以下が出ました。赤いまち針があるところが「tokyo」みたいなんですが、ふむー。オペラシティ辺りをさしてないかい? Apple Japan のあるところなんですけど・・;-)。

snap_072348.jpg

それにしても、技術者(クラッカか)の皆さんには感激します。お疲れ様でした。と、言うのも、以下の URL を読むとある意味凄いな。とか思ってしまったからです・・。こう言うネタって本当は褒めてはダメだんだよねぇ・・。


http://amegan.com/blog/mtarchives/003940.html

4月 302007
 

iPod miniを持っている。自宅では MacOSX を利用しているのでカレンダーなどを同期している。

会社では iPod にバッテリーが無い時だけ FreeBSD に接続し充電だけしている。まぁ、iPod を HFS+ にしているとファイルシステムとしては認識しなくて全然利用できないので ISMS 的にはなんの問題もないのだど、 ISMS の審査員がそこまで知っているか?と言えば知らないと思うので明らかにアウトだな。

で、話は konqueror との相性です。以前に KDE と hald の関係について書いたけど、hald がちょっと頑張りすぎる傾向にあるみたい。

FAT32 にした iPod を KDE が動作している FreeBSD に接続すると、mount しようとして hald が頑張るんだけど konqueror はそれをうまく認識できなくて、一人でブクブク太っていってしまう。気がついたら konqueror がメモリを食いつぶしていた。なんてことが多々あるわけですよ。

何回かに一回位は hald が拾ってくれる時があるんだけどねぇ。

後、iPod をつなげた瞬間に X が固まることもあったりするし、iPod をつなげたままリブートすると再起動中に途中で止まったりするし・・。

しかし、これらの現象、iPod を USB から引っこ抜くと全てちゃんと動き出す。iPod 恐るべし;-)。

ちなみに僕の持っている iPod は黄緑色の mini です。