自分の持っている動画を iPod Touch で見られるように、現在コンバートしています。mpeg2 や VAI、wmv は比較的容易に mp4 の iPod Touch の形式、サイズに変換できたのだけど、DVD の場合、良いソリューションが無いのでナンギしていたのだけど・・。
今回は VOB 形式を mp4 に変換する方法についてちろっと書きます。例えば、僕は HDD レコーダとして PSX を持っているのだけど、これは HDD から DVD に取り出した時 VOB 形式になります。これを mp4 に変換するのはずいぶんとナンギしました。
まあ、フツーの DVD の場合、DeCSS とかすると思うけど、今回はそーいうのや著作権については一切書きません。自己判断でお願いします。
と、言うことで、まずは Windows で動作するソフトの準備です。僕は Video studio 12 ー利用しました。なんだー。無料のソリューションではないのかー。って声が聞こえてきそうなんですけど(^^;;。ただ、Video studio 12 は電気屋さんなどで「無料体験版」と言う CD-ROM を配布しているので、これを利用すると 15 日だけ利用できます。この間に手元の全ての DVD を mp4 化してしまえば良いだけで・・(^^;;。
しかし、Video studio 12 はフツーに利用しても(DeCSS した) DVD からデータを抜き出してくれないようです。
例えば DVD ドライブは回転が遅いので HDD 上に全部コピーしてから Video studio 12 に読み込ませようとしても VOB 形式を認識してくれません。などなど、試行錯誤を繰り返した結果、なんとか VOB 形式から mp4 まで変換できたのでここにその手順を書いてみます。
1. まず、DVD を DVD ドライブに入れます。
2. 次に Video studio 12 を起動し「おまかせモード」を選択します。
3. 次に入力を選択しますが、その時に「デジタルメディアの挿入」を選択します。その後ドライブを選択して「インポート」ボタンを押すと DVD を読み込み、ご丁寧にもチャプター単位で表示してくれます。
4. 必要なチャプターをチェックして後は「インポート」ボタンを押すと VOB 形式を mpeg 形式に変換してくれます。
5. ここで「閉じる」ボタンを押して Video studio 12 をいったん終了します。
上記の場合のみ VOB 形式を認識してくれるみたいです。
ここまでの作業では VOB 形式を mpeg 形式に変換してくれます。そして、チャプターごとに選択できるので一枚の DVD に四話位入っていても簡単に「一話だけ抽出」ができるので嬉しいです。
そして、変換された mpeg は マイドュメント の Corel VideoStudio¥12.0 の中に入っています。これを mp4 に変換するには以下の手順です。けど、 mpeg になれば後はどーにでもなるのでまぁ、良いかぁ。って感じがしないでもないですが・・;-)。
1. Video studio 12 を起動し「VideoStudio」を選択します。
2. 右上に変換された mpeg データがあるのでこれを下のテープのマークに DnD します。
3. 右上の「完了」タグをクリックします。
4. 「モバイルデバイスにエクスポート」をクリックし iPhone H.264 を選択して「OK」を押したら完了するまでひたすら待ちます。
これで DVD と言うか、VOB 形式がいとも簡単に mp4 に落とすことができます。いやぁ。助かりました。
それにしても Video studio 12 はまともに買うと高いのでちょっと問題あります。無料試用期間の 15 日を過ぎると一端削除して再度インストールしても利用できないです。レジストリに情報持っているんでしょうねぇ。なので、OS を再インストールしないと利用できないです。
僕は、一年位前にドスパラでジャンク扱い 500yen と言う金額で Video studio 8 を買ったので、ライセンス自体は持っています。なのでライセンス的には「アップグレード版」を買うだけで良いと思っているのでまだしきいがちょっとだけ低いかなぁ。
iPod Touch の OS のバージョンが 2.0 から 2.0.1 になった。なんかバグ修正らしい。今回はお金が取られない;-)。
しかし、PwnageTool で JailBreak した環境がぶっ飛んでしまったので 2.0.1 に対応した PwnageTool 2.0.2 をすかさず実行してみた。前回同様の方法で簡単にバージョンアップできた。インストール時の注意点としては以下かなぁ。
2.0.0 でバージョンアップした時のファームウェアが ~/Library/iTunes/iPod Software Updates/ に残っているのでそれを指定したらダメで今回用の新しいやつ、iPod1,1_2.0.1_5B108_Restore.ipsw を指定してあげる必要があります。
それだけかなー。陥りやすい点は。
それにしても、僕の環境だけかもしれないど JailBreak 後に iTunes はバックアップから iPod を元の状態に戻してくれるんだけど、それが出来なくて、新しい iPod として認識したので、今まで設定した全ての情報・曲が消えてしまった・・orz。
しょーがないので再度設定しなおした。と、言う感じ。まぁ、けど、アドレス帳とかカレンダーは iTunes がやってくれるから良いんだけどねぇ・・。
後は、このブログに書いたように再度、フォントをインストールして環境をもとに戻した。と、言う感じでしょうか。
ちなみに PwnageTool の 2.0.2 は今利用している PwnageTool 2.0.1 からのアップデート機能で更新が可能です。ただ、エラーになったので実際に使えないかなー。google などで PwnageTool_2.0.2.tbz をキーにして検索すればダウンロードサイトが見つかることでしょう;-)。
たまたま、偶然、Cisco VPN のアカウントを持つことができた。
と、言うことで iPod OS 2.0 の Cisco VPN で試してみることにした。
まずは設定だけど、メニューから「設定」を選択し、[ネットワーク]→[VPN]→[VPN構成を追加]で IPSec を選択すると Cisco のロゴが出てくる。すんごいなぁ。
でもってその後は指定された値を入力するだけ。これで設定が終わります。
その後、「設定」メニューを見ると VPN と言うメニューが出るのでそれをオンにスライドします。
一番上の WiFi の電波の強さの横に「VPN」と言う文字が表示され、接続したことが確認できます。
MobileTerminal で ifconfig -a とか叩くと、ipsec1 と言うインターフェースが生えて、IPv4 アドレスが付加されてるいことが確認できます。
無事に接続できました。後は、網内のサーバにアクセスするだけです。
が・・。JailBreak していない iPod だと、ウェブとメールの確認のみとなりますねぇ。MobileTerminal があると ssh できたりして iPod の利用頻度はいっきにアップするんだけどねぇ。
一応、iPod Touch は CiscoVPN がバリバリ使えるぜい。って感じですかねぇ。
あー。一点問題が・・。
今回は僕が触れない Cisco ルータだったのだけど VPN を利用した時の /etc/resolv.conf とかどうなっているのが普通なんだろう?今回は Cisco ルータから DNS が降ってこないので VPN 先のホストにアクセスする時にホスト名が使えないのよねぇ。
/etc/hosts に必要なホスト名を書くのが良いかなー?
iPod Touch 的な /etc/resolv.conf は /var/run/resolv.conf への symlink になっていて、このファイルが存在していないのでハナから当てにならないファイルと言うことなので、必要な情報はやはり /etc/hosts に書くのが一番良さそうです。
と、言うことは JailBreak 必須じゃん・・。
JailBreak した iPod Touch です。中が色々見えます。今回はフォントのインストールをしてみました。
Cydia からインストールできる textReader でフォントの設定ができるので色々なフォントが使えないかなぁ。と思ったのがことの発端です。
まず、iPod Touch にログインして /System/Library/Fonts 辺りを眺めます。 そして、CGFontCache.plist と言うファイルを発見し /System/Library/Fonts/Cache と言うディレクトリにフォントでも入れようかなー。とか思うわけです。
今回入れたフォントは以下の通り。
・meiryo.ttc Microsoft の「明瞭フォント」
・msgothic.ttc Microsoft の 「MS ゴシック」ただし Windows2000 のヤツです。
・brmislw0.ttf ブラザーの 美杉ゴシック -L
これらを入れたら、次に設定ファイルである CGFontCache.plist を更新します。これはバイナリファイルなんだけど MacOSX に持っていって /Developer/Applications/Utilities/Property List Editor.app を起動して、とりあえずファイルを開きます。
Property List Editor.app でどこか一か所修正して保存するとバイナリから xml ファイルになります。これでテキストエディタで変更可能になります;-)。
さてと。エディタで CGFontCache.plist を開いて以下の行を追加することにしましょう。
まずは <key>Names</key> に以下の行を追加します。
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続いて <key>TraitMappings</key> のところに以下の行を追加します。
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これで一応完成です。できたファイルはバイナリにせず、テキスト形式のまま iPod Touch の /System/Library/Fonts にほーりこみます。古いファイルは一応取っておきましょう。
後は textReader を起動して、フォントの選択画面で利用できることを確認します。CGFontCache.plist はテキスト形式で持っているとサイズが大きくなってしまいますが、ただちに変更できるところが良いので、そのままテキスト形式で持っていることにしましょう;-)。
さてと。フォントが増えたので他のアプリでもインストールしたフォントに変更できないかなぁ。とか思って見ていたのだけど、SwapFont と言うアプリはまだ 2.0 では動かないみたいだし・・。MobileNotes のフォントでも変更しようかなぁ。とか思ってウェブで探してみると、バイナリエディタで変更だ。とか書いてあるサイトを見つけたので試してみた。
http://digicool.org/wp/?p=785
http://d.hatena.ne.jp/bellx2/20071116/p1
しかし、iPod Touch 2.0 ではこの技が使えないことが解った。それならば。えーーいっ!!。ってんで Marker Felt フォントを使うのをやめてしまえっ!! っててんで、さっきほーりこんだ CGFontCache.plist のテキストファイルを変更してしまうことにしましょう;-)。強引だけど・・。
と、言うことで変更後は以下の通り。
まずは <key>Names</key> で、使うフォントを MS ゴシックにしてしまいます。
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続いて <key>TraitMappings</key> ですが、フォント名を MS ゴシックに変更してしまいます。
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さて、これで Mobile Notes を起動してみると。おぉーー。 MS ゴシックで表示されるようになりました。ちなみにフォントの設定間違いがあると MobileNotes はただちに終了します。その場合は xml の設定を見直してみてください。
と、言うことでフォントで遊ぶ準備が整いました;-)。これからちょっとづつカスタマイズすることも出来そうです。楽しみですねぇ;-)。
と、言うことで今回はここまで。
つづく。 かな?(^^;;。
前回、iPod Touch を 2.0 にしてみた 。と書いたけど、それからしばらくして PwnageTool が出たので久しぶりに JailBreak してみた。
http://journal.mycom.co.jp/articles/2008/07/22/pwnagetool_ipodtouch/index.html
この辺りの URL を参考にすればいとも簡単にできるかと思う。がっ!!一点。どうしてもダメだったのが「ホームボタンと電源ボタン同時押し」の部分。何回やってもエラーの赤い画面が出る。
10 秒押して、放して 5 秒待ってまた押す。とかメッセージが表示されるのでその辺りをきっちりやれば大丈夫なんだけど、その通りにオペレーションするには何回も失敗するのでした(^^;;。
とわ言え無事に脱獄できた iPod はこんな感じ。
茶色いアイコンができました。他のアプリは次のページに振ったりしているんだけどねー。でもって起動して任意のプログラムをインストールするんだけど、種類があんまり無いのねぇ。
MobileTerminal と ssh クライアント、サーバ、tcsh をインストールしたのみ。
MobileTerminal は中々楽しくなりましたね。タップによるメニュー表示の他に機能が沢山隠れていておもしろい。以下にちょっと書いてみますね。
・斜め右下に指をスライドさせるとコントロールキーを押した状態。カーソルが赤くなります。その後 c a k などのキーをタップすれば C-c とかが使えるようになります。
・斜め左上にスライドすると ESC キーを押した状態。
・上にスライドさせると↑キー。後、上下左右に対応しています。
・タブもサポートしていてメニューバーの左をタップすると別タブに切り替わります。default では四つのタブが存在します。iPod Touch にログインして ps とか叩くと「なんでこんなにシェルが起動しているんだ?」とか思うのだけど、それはタブだったのね。と言う感じです;-)。
・MobileTerminal の設定は conf で行えるのだろうけど、なんか終了してしまいます。
気がついた点はこんな感じでしょうか。
IRC のプログラムを探したのだけど、無いねー。あ、そー言えば、textReader と言うのをインストールしたけど、これは良いかも。フォントや文字コードも選べるし、中々ぐー。iPod Touch にどうやってテキストファイルを持っていくかと言えば、 scp で。って感じになるのだけどねぇ。
とまぁ、ざっと使ってみた感じはこんなかなぁ。後、色々 iPod Touch の情報を調べてみたけど、大体こんな感じかなぁ。
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default で動いているプロセスはこんな感じ。
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Safari には QuickTime と YouTube のプラグインが入っているみたいだけど動かないねぇ。YouTubePlugIn は試してないけど、QuickTimePlugin は動かない。まぁ、QuickTime が無いからかもしれないけど、一応 Mac に持っていって file コマンドは叩いてみた。
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バイナリ的には arm なんだけどねぇ。残念だねぇ・・。
最後にだけど、iPod Touch の隠れた機能を少々。
・ホームボタンと電源ボタンの同時押しでスクリーンキャプチャできるのね。Mac に接続した時 iPhone が起動してウザいなぁ。とか思っていたのだけど、この機能を知ったら便利に感じてきた;-)。
・キーボードですが、長押しすると色々なキーが出てくるのねー。a とか c とか長押しするとおもしろい。メールアドレスの .com キーもベロベロって他のドメインが表示されたりするしねー。
と、言うことで他にも隠れた機能沢山ありそうです;-)。
iPhone が出たけどやっぱり買えないよねぇ。無線 LAN が付いているのにパケットフルな契約はもったいなくて利用出来ない・・。それが一番のボトルネックかな。僕は携帯より PC の e-mail のほうがメインに使っているので絵文字がホゲとかは全然関係ないしぃ・・。
って、ことで手持ちの iPod Touch を早速 2.0 にしてみた。7/12 の夕方になってようやっと update できたのだけど、iPhone が出た 7/11 にはバージョンアップできなかったのよねぇ。iTunes はバージョンアップできたのにさ。
と、言うことで iPod1,1_2.0_5A347_Restore と言うのを torrent で拾ってくれば 1,280yen 払わずとも 2.0 にバージョンアップできるぜい。ってのはそこいら中で話題になっている。僕も拾って来てデスクトップに転がっているけど、結局、1,280yen 出してバージョンアップしてしまった。
さて、iPhoneOS 2.0 の感想だけど「これ、すごいな。」ってのが素直に思ったこと。AppStore にアクセスしてまずは無料のものをダウンロードしてインストールしてみるんだけど、んー中々良いですわ。
2,3 使ってみた感想を。
Apple 謹製の Remote はすばらしいね。無線 LAN 経由で iTunes の演奏楽曲の操作ができるのだけど、こー言うネットワーク越しのアプリケーションも作れますよ。って言うサンプルみたいな感じかしら。スタンド・アローン・コンプレックスみたいな;-)。
駅探エクスプレスは検索していたらアボードしたな。もちっと作り込みが必要かな。けど、運行状況が表示できるのは嬉しいねぇ。この情報をプッシュ型で送ってくれたら良いのだけどねぇ。
NAVITIME。これ、iPod Touch で使っても会費払うんだねぇ・・。僕は au 携帯で既に 215yen 払っているのにまた別に払うのは非常にばかばかしい。GPS 積んでないのでことさら必要ななさげ。後、プログラムの作りがいい加減だねぇ。スクロールがどうしてあーもカクカクなんだろう。全然滑らかではない。イヤだねぇ。携帯の文化を iPod に持ち込んでもらっても・・。と、言うことでサクッと消してしまった;-)。
とまぁ、これだけで一日(一晩中)遊んでいられる状態です。いやはや楽しいなぁ。
それにしても ssh コンソールとか ping 確認、IRC クライアントのアプリが出ないかしらねぇ。ネットワークエンジニアとしてはその辺りじゅーよー。みたいな感じなんだけど;-)。
iPod Touch のファームウェアが Ver.1.1.3 から Ver.1.1.4 になったのだけど、今回はそれほど騒がれていないですねぇ。1.1.1->1.1.2 や 1.1.2->1.1.3 では JailBreak に関連するから大々的に騒がれたのですかねぇ・・。
僕はもう JailBreak はしていないので簡単にバージョンを上げてしまいましたけど;-)。
ちなみに 1.1.4 でどこが変わったのか、全然解らないのだけど、一点だけ気になったところが・・。
例えば Safari の URL に文字を打つのだけど、iPod Touch には矢印キーが無いので入力した文字の途中に文字を入れたい時は全部 DEL キーで消さなければならなかったので非常におっくうだったのだけど・・。
それが、文字を打つところで長押しタップしていると虫眼鏡が出てきて自分の好きなところにカーソルを持っていけるようになった。これはフォーム入力の input タグでも有効になり非常に幸せな気分になれます。
さすがは Apple。矢印キーなどと言う不要なキーは利用しないわけですね;-)。
と、言うことで、この機能は Ver.1.1.4 から入ったのかしら?それとも、もう随分前から機能は積んでいて、僕が気づかなかっただけかなぁ?
どっち?誰か教えてください。
今、fon は LiveDoor と提携したのでバーゲンセールをやっている。
http://www.tsukumo.co.jp/fon/
IEEE802.11g/b の無線 AP が 1,000yen で買えるのでこれは買わない手はありません。僕は結局二個買いました。一個は自宅で、もう一個は移動時に iPod Touch のために使うことにしました。
本当は PCI GW-MF54G2 を買おうとしたのだけど流通していないし、売っていたとしても定価(6,980yen)でしか売っていないのでやめました。
と、言うことで fon の利用方法ですが、まず、何はともあれユーザ登録します。そうするとその時のユーザ ID とパスワードで他の人が設置した fon を利用することができるようになります。
さて、FON ソーシャルルーター La Fonera (ラ・フォネラ) ですが、僕は DHCP が動作しているネットワークに接続しました。そこで解ったことですが、
・FON_ で始まる SSID はみんなで利用できる 192.168.182.0/24 のネットワーク
・MyPlace で始まる SSID は自宅用のネットワークで 192.168.10.0/24 のネットワーク
と、言う、二つのネットワークが現れます。default Gateway は多分 DHCP で所得したアドレスになります。ただ、これは僕の家の場合だけかも知れませんけど。
なので、FON 自体は二つのネットワークをルーティングしていると言うことになりそうですね。それで自宅で利用する側の MyPlace 側はセキュリティが保たれている。
ちなみに FON_ で始まるネットワークはウェブ認証です。MyPlace で始まるネットワークは機器の裏にあるシリアル番号を WPA キーとして入力することによりログインできます。
さてと。これで僕は旅の時は FON と iPod Touch を持っていけばいつでもどこでもネットワークに接続できる環境ができるようになりました;-)。
ちなみに 1,000yen セールは 4/6 までです。
JailBreak をやめた iPod に「ソフトウェアアップグレード」したら SSH トンネルが使えないので imap4 を SSL 化する必要がでてきた。
と、言うことで自宅のサーバを imap4-SSL に対応にしてみた。
うちで動作しているサーバは FreeBSD の 6 系 STABLE で ports は 最新の ports-current を追いかけている。動作しているメール環境は sendmail+procmail と courier-imap。つまり、Maildir 形式を利用していることになります。
メールの送信はこの際やめておこう(つまり sendmail の SSL 化は止めておこうと言う意味です(^^;)。iPod Touch でもメールの送信が可能で SMTP サーバを設定する項目はあるのだけど、無線アクセスポイントを利用したときにメールを送信する可能性が有るのかと言えば、あんまりない・・。メールの送信は携帯でやることにしよう(^^;;。
と、言うことで imap4 サーバと pop3 サーバのみを SSL 化することにした。
さてと courier-imap を SSL 対応するのだけど、あまりにも簡単なので驚いた。sendmail+procmail で Maildir 形式に対応した後 ports から courier-imap をインストールするんだけど、courier-authlib と courier-authlib-base も合わせてインストールされます。
全部で以下がインストールされます。courier-imap ってどっかのバージョンで認証方法ががらっと変わったので設定方法も思いっきり変わりました。今回は courier-imap-4.3.0 についてです。
courier-authlib-0.60.2
courier-authlib-base-0.60.2
courier-imap-4.3.0,2
ふつーの imapd と pop3d は現在ではもう既に動いているのですが、インストールは ports を make install しただけで動き出します。すごいっ!! そして Maildir 形式にするには procmail もインストールして /usr/local/etc/procmailrc は以下のように一行だけ書く必要がるんだけど・・。
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けど、そーすると sendmail.cf も procmail に対応する必要があるなぁ。/etc/mail/freebsd.mc に以下の行を追加して、/etc/mail で make を実行すれば新しい sendmail.cf と submit.cf ができますので、これで sendmail は MDA に procmail を利用して Maildir に配達てくれるようになるでしょう。
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make install したらすぐに使える courier-imap だけど imapd の設定は一ヶ所だけ直しました。Thunderbird を使っているとセッションが足りないとか言われるので同一 IP から受け付ける imap のセッション数を増やす必要があります。以下の設定にすれば大丈夫。
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続いて imap-SSL と pop3d の設定についてですが、こぉれもちょー簡単。結局なぁんもやること無く動き出してしまった。と、言うのは語弊があるんだけど /usr/local/etc/courier-imap/ の下の imapd.cnf と pop3d.cnf を書いてあげる必要があります。これは SSL の証明書を記述するファイルです。自分のサーバに合ったものに書き直してあげましょう。
二つのファイルが準備できたら後は以下のコマンドを実行します。
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上記コマンドを実行すると /usr/local/share/courier-imap/ 内に imapd.pem と pop3d.pem と言う証明書が作成されます。後は /usr/local/etc/rc.d/ にある courier-imap-imapd-ssl.sh と courier-imap-pop3d-ssl.sh を実行して起動するだけ。あ、当然、/etc/rc.conf は編集してね;-)。
iPod Touch で接続する前に、まず Thunderbird などで SSL 接続できるか、また、証明書の塩梅を確認してみるのが良いでしょう。非常に簡単に iPod Touch 対応の imap-SSL サーバができてしまいました;-)。
と、言うことで認証のことを書くのを忘れてしました(^^;;。courier-imap の認証部分は courier-authlib がやってくれています。僕はメールを受信するユーザを作成しているので認証は /etc/passwd でやることになります。認証の設定は /usr/local/etc/authlib/authdaemonrc でやるのですが、/etc/passwd で認証するのであればどこも変更する必要はありません。
ただ、/etc/passwd の方ではメールを受信するだけのユーザの場合は shell の設定は /sbin/nologin にしておいたほうが安心でしょう。後は /etc/mail/alias を上手に使うと言う感じですかねぇ。
iPod Touch のファームウェアのバージョンを 1.1.3 にしてしまったので JailBreak できなくなってしまったので、2,480yen 使って「ソフトウェアアップグレード」してみた。
考えてみたらAppleストアーで買うのでは無く、iTMS で買うので、プリペードカードが使えるのである。でもって、僕は MacOSX 10.5 Leopard は発売日に秋葉のヨドバシで並んで買ったのだけど、その時の先着特典として 1,500yen 分の iTunes Card をもらったのでそれを使うことで「ソフトウェアアップグレード」することにした。
わーい。これで正規ユーザだぞぉ。って感じなのですが、そこいら中で騒がれているように Ver.1.1.3 にした時、やはり Safari は BS キーを押すと落ちまくりますね。
後気がついた点を少々。
・メインメニューがぷるぷる踊るねぇ。移動ができるー。すげー楽しい;-)。
・MobileMailとか、各アプリが日本語表示しています。JailBreakしたのは英語表示だったのでちょっと嬉しい。
・僕は株やらないのよねぇ。
・歌詞が表示できるようになったらしいんだけど、その方法が解らない・・。
とまぁ、こんな感じでしょうか。さっき「ソフトウェアアップグレード」したばかりなのでまだ使い込んでないんでどー。
明日の通勤の電車の中でとかいじり回そう;-)。
それにしても JailBreak していた時は ssh があったのでメールサーバにアクセスするときは ssh トンネル掘っていたんだけど、「ソフトウェアアップグレード」した後は ssh が無いので自宅のメールサーバは SSL 対応にしなければならない・・。はぁ・・。