6月 032011
 

いやぁ。普段はテレビを見ないんだけど、REGZA 買っちゃいました。37 インチのやつ。一応はフル HD;-)。

最近のテレビ番組は面白いとか楽しいとかあまり思わなくなって来ているんだけど、大画面のディスプレーとして映画みたりする感じでしょうかねぇ。

DVD とかブルーレイの再生機器は持っていない(PSP は持っているけど DVD+R の二層式が再生できないのでいまいち使い道が無い・・。orz)ので PC から HDMI ケーブルを接続して PC のサブディスプレーとして DVD を再生したりしています。

後、僕は、もう結構古いモノなんだけど YAMAHA のホームシアターセット TSS-1 を持っているのでコイツを REGZA に接続して 5.1ch を楽しんでいます。 REGZA 側は外部出力 S/PDIF に対して PCM を選択すると一応 5.1ch で音が出るので DVD がソコソコ楽しめます;-)。

と、言う感じで PC との接続は特に問題は無いです。ただ、僕の買った REGZA 37Z1S は D-SUB 15-pin が無いので NotePC とかは変換ケーブルをかまさないとディスプレーがつなげられないのがちょっと悲しいところかな。

と、言うことで本題。

以前のエントリーで「iOS4.3.0 のホームシェアリングで iTunes 共有。」と言うのを書きました。ネタ的にはそれと全く同一って感じです。済みません・・。

ONKYO の ND-S1 に iPhone4 を接続して iTunes 共有すると動画も転送できます。

DVD は PC で見るから良いけど、iTunes に入っている動画(つまりは iPhone3G,4 に最適化してバックアップしたものたち)をたまには見たいときがあるわけですね。それらを iPhone4 でホームシェアリングして、REGZA の大画面で見るという感じです。

IMG_1275_REGZA_1.jpg

ONKYO の ND-S1 には画面出力のコンポジットがあるのでそれを REGZA に接続します。後は REGZA 側での[入力切換]ボタンでコンポジット入力を選択するだけです。ちなみにこの時、音は ND-S1 を接続している CR-D2 のスピーカら出ます。まぁ、もとのコンテンツは 5.1ch に対応していないのでこのさいステレオ 2ch で十分でしょ。みたいな感じです。

一点だけ注意が必要なのですが、 ND-S1 と iPhone4 をダイレクトに接続しないと映像が ND-S1 に届きません。

僕は ND-S1 と iPhone4 の間を延長ケーブルで接続してよく使っているのですが、安っちぃケーブルを利用していると映像線が無いんでしょうな。画像が出ないのであります。

ケーブルはこんな感じ。

IMG_2368_REGZA_2.jpg

アキバに行くと 500yen くらいで売っている ドックコネクタ延長ケーブル みたいなヤツです。これで映像までちゃんと引っ張ってくれるケーブルって世の中にあるのかなぁ?

と、言うことで、動画を見るときはしっかりと iPhone4 を ND-S1 のドックコネクタに接続したほうが良いでしょう。

それにしても、当初はどうやって MacBook と REGZA を接続しよう。やっぱり DVI->HDMI 変換した後に DHMI ケーブルを伸ばすかなぁ。なんて考えていたのですが、やっぱり今回も iOS のホームシェアリングの機能に救われたっ!! って感じでしょうか。ふむふむ。

けど、そーすると AppleTV とか必要ないのかなぁ? iOS のホームシェアリングの機能は iTMS からレンタルした映画も飛ばせるのかなぁ? 今度試してみよう;-)。

4月 232011
 

iOS4.3.0 から iPod で “共有” というのができました。これは Mac 及び Windows 上で動作している iTunes の中に入っている曲及び動画が iPhone4 から聞けると言うことです。この機能、実は僕はすごい嬉しいのであります。今回はこの “共有” の機能についてちょっと書いてみたいと思います。

まず、iPhone4 の設定アプリを開き、iPod を選択し、「ホームシェアリング」に AppleID とパスワードを設定します。これは、購入した音楽には DRM がかかっているのですが、その音楽を聴くために ID とパスワードを入力するらしいです。

それが完了したら無線 LAN が Ready になっていることを確認ます。後は iPod アプリを起動し「その他」をタップします。するとメニューの一覧に「共有」というのが現れているんですな。

iOS430_share_2.jpg

そして更に「共有」をタップすると宅内(網内)の iTunes を見つけに行きます。あ。この辺り、動作良く解りません。もしかしたら Apple Remote アプリで設定したものを見に行っているのかもしれないです。うちには PC たくさんあるんだけど、音楽・動画などの管理は一台の iTunes でしか行ってないので。

iOS430_share_1.jpg

接続するとこんな画面が表示され、しぱし待たされます。曲情報の DB を持ってきているんでしょうな。一覧が表示されるまでにちょっと時間がかかります。iTunes で管理している曲が多いとその分時間がかかると思います。曲情報が表示されるとあとは iPhone4 から音楽が流れるのでありました。パチパチパチ。

以上が iPhone4 の動作です。

さてさて。この機能、何が嬉しいの?となるのであります。僕の場合、以前、このブログにもチロっと書きましたが ONKYO の ND-S1 と言うヤツを持っているのであります。

ND-S1 購入してみました。
ND-S1 を CR-D2 に接続してみた。

CR-D2 と ND-S1 は積み重ねるとかっちょ良いのですが、そーするとミニコンポのすぐワキに iTunes がインストールされた PC (僕の場合は MacOSX なんですけども)が無いと非常に不便なのであります。うちの場合、ミニコンポと Mac が離れているので Mac 側に ND-S1 を置いて、長い光ケーブル(赤い光を出すデジタルオーディオケーブル)で接続して音楽を聴いていたのであります。

MacOSX に ND-S1 を接続すると USB DAC として認識するのでデジタルでミニコンポに音が流れていくんですな。

ところが今回、iOS 4.3.0 になって上記のようにホームシェアリングが動作するようになると長い光デジタルケーブルが必要なくなります。 ND-S1 も Mac 側に置く必要はなくてミニコンポの上に乗せられる。

iOS430_share_3.jpg

MacOSX の iTunes の中の楽曲は ND-S1 に接続した iPhone4 に無線 LAN で飛んでいってミニコンポから音が出るようになるのであります。パチパチパチ。たぶんちゃんと iPhone4 からはデジタルな音が出ているんだろうなぁー。と思っています;-)。

たた、一点悲しいのが、せっかくある USB DAC が利用できないってところでしょうかねぇ。まぁ、それはそれでしょーがないですが。けどっ!! 部屋の隅を駆け回っていた線が一本無くなるわけで、それについては非常に嬉しいのでありますね;-)。

ありがとー。ホームシェアリングの機能っ!!

12月 152010
 

さてさて。 前回のエントリで「iOS4.2・AirPrint で体験する CUPS。」ってのを書きましたが、その続編です。いきなりこちらから読むと内容がちぃとも解らないかもしれないので前編から読んで頂ければと思います。

前回は確か、cups-pdf インストールして airprint.types というファイルを /usr/local/share/cups/mime/ に設置したけど、ダメだったー。ってところで終わりました。

iPhone4 に FreeBSD 上のプリンタを認識させるには CUPS ではなく avahi-daemon のほうであるようなので、実は avahi-daemon に設定ファイルを用意する必要があるのでありました。MacOSX や Windows では “Bonjour” と呼ばれている実装が FreeBSD 的には “avahi” になります。

ports 的には net/avahi になるのですが KDE4 をインストールしていると net/avahi-app のみがインストールされると思います。今のところはそれで十分でしょう。gnome の場合も net/avahi-app はインストールされるのかなぁ?僕は知らないのですが。もしインストールされていないようでしたらインストールして avahi-daemon と avahi-dnsconfd を起動してください。

avahi の設定ファイルは /usr/local/etc/avahi/ と言うディレクトリで管理されていますが、その中に /services/ と言うディレクトリがあります。ここに何かしらの名前で、今回は例えば AirPrint-PDF_Printer.service と言うファイルをしましょうか。ファイルを一個おけば、それが iPhone4 上のプリンタメニューに表示されるのであります。

AirPrint_avahi_1.jpg

では、AirPrint-PDF_Printer.service の中身はどう書けば良いのか?ってことですよね。以下は例です。

<?xml version="1.0" ?>
<!DOCTYPE service-group  SYSTEM 'avahi-service.dtd'>
<service-group>
    <name replace-wildcards="yes">AirPrint PDF_Printer @ %h</name>
    <service>
        <type>_ipp._tcp</type>
        <subtype>_universal._sub._ipp._tcp</subtype>
        <port>631</port>
        <txt-record>txtvers=1</txt-record>
        <txt-record>qtotal=1</txt-record>
        <txt-record>Transparent=T</txt-record>
        <txt-record>URF=none</txt-record>
        <txt-record>rp=printers/PDF_Printer</txt-record>
        <txt-record>note=FreeBSD/amd64</txt-record>
        <txt-record>product=(GPL Ghostscript)</txt-record>
        <txt-record>printer-state=3</txt-record>
        <txt-record>printer-type=0x80f04c</txt-record>
        <txt-record>pdl=application/octet-stream,
                application/pdf,
                application/postscript,
                application/vnd.cups-banner,
                application/vnd.cups-command,
                application/vnd.cups-postscript,
                application/vnd.cups-raw,
                image/gif,
                image/jpeg,
                image/png,
                image/tiff,
                text/html,
                text/plain
        </txt-record>
    </service>
</service-group>

 
途中、”pdl= ” の行だけ改行していますが、実際は一行で書く必要があります。

後、avahi のサービスの設定と CUPS に登録してあるプリンタはどこで結び付くのだ? と思いますがそれは “rp=printers/PDF_Printer” の行になります。CUPS の URL http://localhost:631/ にアクセスして [プリンター] タブに表示されているプリンタをクリックすると URL が表示される(http://localhost:631/printers/PDF_Printer)と思いますが、その http://localhost:631/ を取ったヤツになります。

後、設定を見ると type タグの中に情報が書かれていますが、ipp に対するサービスの設定である必要があります。良くわからないのが “printer-type=” ですが、まぁ、これで多分大丈夫だと思いますf(^^;;。

あ。そーそー。前回設定した /usr/local/share/cups/mime/airprint.types は削除しました。これで一応設定は完了です。avahi-daemon と avahi-dnsconfd、cupsd を再起動します。

でもって早速 iPhone4 のブラウザを開いて「プリント」を見てみましょう。無事に表示されたでしょうか?そして、印刷してみましょう。前回も書いた通り、FreeBSD の場合は /var/spool/cups-pdf/ にユーザ名のディレクトリができて、その中に PDF ファイルが出力されます。無事に出来ていたら完成です;-)。

え?ダメですか・・。ではここからはトラブルシューティングです。

まず、CUPS の管理ページにアクセスして [管理] タブの右側の一番下にある 「トラブルシューティングのためにデバッグ情報を保存」にチェックを入れて設定を保存します。すると、/var/log/cups/error_log に iPhone4 からアクセスがあった場合にログが出力されるのでその様子を見ます。

後、tcpdump -i re0 port ipp とかして iPhone4 からパケットが正常に流れてきているか確認するのも良いでしょう。

tcpdump から解ることとして、IPv4、IPv6 のどちらでパケットが到達しているか確認するのも良いかもしれないです。筆者の環境では 2001:c90:609:: でお互いに LISTEN にしていたのでガクゼンとして慌てて BB ルータの IPv6 ブリッジを切りました・・orz。iPhone4 恐るべし。NTT の IPv6 閉域網のアドレスで LAN 内をアクセスしていたんかいっ!! って感じで・・。

自宅のネットワークがデアルスタクの人はまず、ネットワークの状態を確認しておいたほうが良いでしょう。

続いて、CUPS のエラーログを見ます。無事に印刷できないログの原因としてパッと思いつくのが以下でしょうか。

cupsdAuthorize: No authentication data provided.

 
このログは後で解ったのですが、 PDF の出力には特に関係は無いので無視してよさそうです。もう一個のログのほうが重要でした。

Request from "192.168.1.200" using invalid Host: field "wanchan.local"

 
“192.168.1.200” と言うアドレスは iPhone4 のアドレスです。IPv6 でアクセスしている場合にはここに IPv6 が入ると思います。もう一個の “wanchan.local” と言うのは CUPS が動作している FreeBSD マシン名です。ホスト名の FQDN 的には wanchan.running-dog.net なのですが、mdns・avahi 的には wanchan.local になるんですな。

けど、何故か知らないですが、CUPS 自体がこの “wanchan.local” と言う「ホスト名」を認識しないみたいです。なので、/usr/local/etc/cups/cupsd.conf に以下の行を追加して上げてください。

ServerAlias wanchan.local

 
これで cupsd を再起動します。で、再度 iPhone4 からチャレンジ。こんどはどうだぁ? 無事に印刷されました?

あ。無事に印刷されない場合 iPhone4 はプリントクライアントが動きっぱなしになります。パケットキャプチャしているとずっとパケット送り続けてきます。タスクリストに表示されているので job をキャンセルしましょう。
#あ。iPhone3G ではマルチタスクが無くて、この画面を表示できないから AirPrint に対応してないのねー。なるほど。

AirPrint_avahi_2.jpg

仮に、無事に印刷ができたと仮定して FreeBSD 側を見てみると /var/spool/cups-pdf/ANONYMOUS/ と言うディレクトリが出来ていると思います。オーナーは nobody:nobody。認証がなくとも無事に印刷できたようですね。よかった。よかった;-)。

以上で「iPhone4 から PDF プリンタへの印刷」は完了です。

さてと。avahi についてですが、僕もあまりよく知らないのですが、知っている限りの情報をちょっと書いてみましょう。

まず、mdns・cups・avahi を起動するとネットワーク上の色々なサービスが、許可されていれば相互に利用できます。ports 的には net/avahi-gtk と言うのがあり、こいつをインストールすると avahi-discover-standalone コマンドがインストールされ GUI で、現在利用できるサービスの一覧が表示されます。サービス・NIC と後、IPv4/IPv6 の情報が表示されます。表示されている情報をクリックするとこれまたなかなか面白いですがf(^^;;。一回確認してみると面白いかもしれません;-)。

ただ、サーバにプリンタを付けているので X なんざねーよ。って場合があるかもしれません。そんな時は 以下のコマンドを叩いてみると良いでしょう。

$ avahi-browse -rat

 
CUI で現在提供されているサービスの一覧が表示されます。今回のオプションは -rat を指定しています。

例えば、僕の環境では MacOSX に接続されている HL-2040 プリンタが見えるわけです。そいつの情報は “= re0 IPv6 Brother HL-2040 series @ macosx-host _ipp._tcp local” として表示されます。情報がややこしいのでここには書きませんが、上記コマンドを叩くとだいたい想像が付くと思います。表示される内容は avahi-discover-standalone の GUI で表示されるものと基本的には一緒です。

実は、ここに表示された内容を /usr/local/etc/avahi/services/ の下に置いた services ファイルの XML に記述することになります。なので、僕の場合は MacOSX に接続されている HL-2040 プリンタの XML ファイルを書いて、それをサも自分の PC のサービスの如く iPhone4 に見せて、

iPhone4 -> FreeBSD(wanchan) -> MacOSX -> プリンタ -> 印刷

と言うことも可能になるわけですね。ややこしいけど;-)。

ただ、残念なことに FreeBSD に直に接続しているプリンタが無いので avahi-browse の出力結果がどのようになるのか解らないのが悲しいところです。

今回は iPhone4 対応の PDF プリンタが準備できたのでヨシとしておきましょうか。

ちなみに、僕の場合は、多分 MacOSX 上に PDF プリンタを準備したほうが圧倒的に早いしらくちんだったと自分でも思います。が、それだとあまりネタにならないしねぇ;-)。

非常に疲れた・・。ふぅ。

12月 142010
 

iOS4.2 の機能の目玉の一つ、AirPrint が HP の対応プリンタ以外のハードウェアでも利用できて、印刷できるらしい。と言うのが最近あちこちで騒がれています。例えばこれ。

ascii.jp の「OS XのプリンターをAirPrint経由で使う」
マイコミの「既存のプリンタで iOS AirPrint 印刷に対応する方法」

僕的には ascii.jp の記事のほうがラクだったのでそっちで試してみました。本文にあるとおりですが、/usr/share/cups/mime/airprint.types と言うファイルを作成して、その中に以下の行を書いたら MacOSX をリブート。

image/urf urf (0,UNIRAST<00>)

 
後は、システム環境設定の「共有」でプリンタ共有にチェックを付けて「全員 プリント可能」を選択するだけでで iPhone4 から AirPrint が利用できます。

AirPrint_2.jpg

ちなみに元記事では「認証ダイアログ」が出てきてしまう。と書かれていましたが「プリンタとファクス」の設定の所で [ネットワークでこのプリンタを共有] のチェックを2,3回付けたり外したりしてシステム環境設定を閉じれば、iPhone4 側では特に認証を聞かれることもなく印刷が可能になります;-)。

AirPrint_3.jpg

このブログで何回か書いていますが、僕はブラザーの HL-2040 を利用しています。iPhone4 のキャプチャでちゃんと認識できます。HP のプリンタでなくともこうして iOS4.2 の AirPrint が利用できるのですね。ぱちぱちぱち。
#ちなみに iPhone3G では AirPrint はまぁるで利用できません。メニュー自体がありません。あしからず・・。orz。

さて。これで終わったら、ただの記事のパクリですね。もうちょっと足を突っ込んでみましょうか。

そもそも、MacOSX では CUPS と言うプリントシステムを提供しています。Apple 謹製で、僕が普段利用している FreeBSD も CUPS が動作します。

以前のエントリで「CUPS で FreeBSD から簡単印刷。(MacOSX があればだよ)」というのを書いていますが、詳しくはそっちに譲ります。

MacOSX のシステム環境設定の「共有」で「プリンタ共有」の制御を行うのは、実は CUPS の設定を変更しているんですな。試しに http://localhost:631 にアクセスして「管理」タブの右側の「このシステムに接続されているプリンターを共有」のチェックのところを見ていると解ります。「共有」の「プリンタ共有」のチェックを外して http://localhost:631 の「管理」タブのページをリロードすると、チェックが外れたりします。

AirPrint_1.jpg

ブラウザとシステム環境設定の画面をキャプチャしたモノですがちゃんと見えるかな?

その時、/etc/cups/cupsd.conf にも実はこっそりと設定が入って、更にバックグラウンドで cupsd がリサスタートされるわけですね。ふむー。立派な GUI なこと。FreeBSD にもこーいう統合的な GUI が欲しいなぁ。KDE4 には無いんだけど、gnome にはあるのかなぁ?

ちなみに共有するかしないかチェックによって /etc/cups/cupsd.conf が書き換わるんですが、以下はその差分ですねー。

--- cupsd.conf.O        2010-12-14 02:17:05.000000000 +0900
+++ cupsd.conf  2010-12-14 02:17:24.000000000 +0900
@@ -1,19 +1,21 @@
LogLevel warn
SystemGroup admin
SystemGroupAuthKey system.print.admin
-# Only listen for connections from the local machine.
-Listen localhost:631
+# Allow remote access
+Port 631
Listen /private/var/run/cupsd
-# Show shared printers on the local network.
+# Enable printer sharing and shared printers.
Browsing On
BrowseOrder allow,deny
BrowseAllow all
BrowseRemoteProtocols
-BrowseLocalProtocols
+BrowseAddress @LOCAL
+BrowseLocalProtocols CUPS dnssd
DefaultAuthType Basic

-  # Restrict access to the server...
+  # Allow shared printing...
Order allow,deny
+  Allow @LOCAL
</Location>
<Location /admin>
</Location>

 
と、言うことで MacOSX っちゅーのは UNIX 知っている人でもむやみやたらに手で設定ファイル変更したらアカンよ。って感じなのでしょうかね。

それにしてもその昔、「プリンタ共有」ってのは samba で行い、smb.conf の中にプリンタ共有の設定を記述することにより行っていたのですが、MacOSX がベースになると CUPS 側でプリンタのドライバから共有まで一手に面倒見てくれるので、随分と変わったモノだ。などとなるのでありました。

Windows を利用している人でも、UNIX 系 OS や MacOSX がネットワークにある人は是非とも Bonjour をインストールしておきたいものです。って、 Windows7 版ではもうないんだっけか;-)。

さてさて。話がここで終わってしまうとこれまたどーも尻切れとんぼちっくなので FreeBSD での動作についてもちっくと書いておきましょうかね。

結論から言うと FreeBSD 上で動作する CUPS では AirPrint ができませんでした。

僕の知識が多分足りないのだと思います。思いますが・・。

簡単に行った手順を書いておきます。

1. まず、FreeBSD の CUPS に対応しているプリンタが無いので cups-pdf と言うプリンタを ports からインストールします。 CUPS 経由で印刷したものを PDF 化する “プリンタ” です。 firefox3 や KDE4 では「印刷」で「PDF に出力」ってのがあるので本当は必要無いのですけどね。 print/cups-pdf という ports です。

2. 続いて http://localhost:631 にアクセスして cups-pdf を「プリンタの追加」に登録します。「ロカールプリンタ」を選択し、ベンダは「Generic」を選択すればプリンタの準備は完了です。後は実際にアプリケーションから印刷してみます。印刷した時にできる PDF は /var/spool/cups/cups-pdf/ユーザ名/ に出力されます。

3. さて。プリンタの準備も整ったので、早速 AirPrint 対応してみましょう。一番上に書いた airprint.types というファイルを /usr/local/share/cups/mime/ に設置します。後、一応、/usr/local/etc/cups/ にも symlink しましょうかね。

4. cupsd・avahi-daemon・mdnsd を再起動 (restart) します。プリンタ共有しようとする場合、この三つのデーモンはセットですね。どれか一個が起動していない(hoge_enable=”YES” になっていない)と MacOSX のプリンタも共有できないです。その割りには MacOSX 側では avahi-daemon が動いている気配無いのにプリンタ共有できるんですよね。不思議だ・・。

で、自分が思っている設定が終わったので、早速 iPhone4 からアクセスするのですが、「プリタンーが見つかりません。」と悲しい状態になるのでありました・・。orz。

多分、 cupsd・avahi-daemon・mdnsd のうち、どれかの設定が悪いのだと思います。ログを見ていると認証というか、アクセス系のエラーが出ていたのでそっち方面の設定をしたら良いかもしれません。そもそも、僕の iPhone4 は自宅の無線 LAN に接続すると IPv6 でアクセスしているので、更に何か設定が必要なのかもしれません。

ちなみに、MacOSX も FreeBSD も cupsd・avahi-daemon・mdnsd は全て IPv4/IPv6 のデアルスタクで動作しています。

とまぁ、大体こんな感じで試したのですが、 FreeBSD で AirPrint をやるにはもう少し情報収集してから再度トライする必要がありそうです。せっかく MacOSX と同じ環境持っているんですしね。けどもまぁ、裏を返すと MacOSX で AirPrint できるんだからもういいんじゃね? ともなるんですが・・f(^^;;。

続編書きました。-> 「iOS4.2・AirPrint で体験する avahi。

11月 182010
 

Microsoft のクラウドサービスの内の一つ SkyDrive についてのお話です。僕がどうして「Microsoft 製品のことを記事にするのか?」と思われる方大勢いるかもしれません;-)。 Microsoft TechNet サブスクリプションの会員になった際に Windows Live のアカウントを作る必要があったのでそれからちょくちょく Windows Live の機能を色々使うようになりました。 Windows7 を利用する時も Windows Live にアクセスしたりしますしね。

で、今回は Windows7、MacOSX、iPhone4 から Windows Live の中の SkyDrive を利用した時の感想を書いてみたいと思います。

Windows7 では Microsoft Office 2010 、 MacOSX SL では Microsoft Offce 2011 で作成したデータを SkyDrive にアップロードと言うか、データの保存ができるようになりました。まぁ、ウェブブラウザを利用すればどの端末からでもアクセスできるのですが、アプリケーションがシームレスに SkyDrive にアクセスできる。と言うのはちょっと面白い。

LAN 上では samba などのファイルサーバ、自宅や会社の間では samba と同じように SkyDrive が利用できる。と言うのはちょっと凄いかなぁ。みたいな感じなのであります。

まず、Windows7 で、例えば Word を起動します。その後 [ファイル] タブの「保存と送信」->「webに保存」とすれば SkyDrive にアクセスできます。ログインすると自分が設定したアイコンが表示されるようになったりします。「開く」を選択すると、一回 SkyDrive にアクセスしていれば「ネットワーク」に Windows Live の URI が表示されるようになります。

SkyDrive_office_2.jpg

次に MacOSX SL(SnowLeopard の略)でアクセスするには Safari で当然 OK ですが、Microsoft Office 2011 があると Microsoft Document Connection と言うのがインストールされます。こいつが SkyDrive 上の色々なものにアクセスできます。

SkyDrive_office_1.jpg

Windows Live にログインするとアイコンを表示したりするので「おー。今 SkyDrive にアクセスしているのかー。」などとなるです。

まぁ、Windows7 や MacOSX はブラウザがあるのでどうでもなりそうですね。
ブラウザで Office のドキュメントをアクセスすると勝手に Word とかがブラウザ上で動作するので、FreeBSD でも利用できるし。この辺りの作り込みは「さすが Microsoft。」と関心させられます;-)。

さてと。もう一個の重要なニーズ。iPhone4 で SkyDrive にアクセスできないのか?と言う点についてです。例えば、会社の PC で SkyDrive に資料をアップロードして、別の場所で iPhone4 からちょっと確認したい。など言う場合が多々あような気がします。

僕の場合は、ちょっと前に iSMEStorage と言うのをダウンロードしました。このアプリ、今見ると 600yen もしているんですね。僕が購入した時は ¥115 でした(@_o)。

アプリ自体良く分かりません。メニューが英語なのと、メニュー項目がたくさんありすぎてどうも落ち着き無い印象があります。僕は SkyDrive を利用するためのみに購入したのに。必要なメニューの表示が選択できるともっとすっきりするのに。と、言うことで起動するとこんな感じです。

SkyDrive_office_3.jpg

アカウントを作成してログインし、SkyDrive にアクセスするために今度は SkyDrive (と言うか、Windows Live) の ID と パスワードを入力します。メニューにはこんな感じで表示するようになります。

SkyDrive_office_4.jpg

おぉー。とか思い、早速アクセスしてみるのですが、リロードとか更新してくれないんですよね・・。いつまで経っても iPhone4 のこのアプリ上では古い情報が表示されている。ダメじゃん。全然使えないじゃん。みたいな・・。ちなみに Office ファイルの表示には iPhone4 の View アプリが担当するので、メールに添付した時と同等の表示はしてくれます。

後、もしかしたら、僕がろくすっぽ iSMEStorage の英語のドキュメントを読まずに利用しているからなのかもしれません。ちゃんと動作するのかもしれません。
なお、iSMEStorage はウェブサイト http://smestorage.com/ からもアクセスできるので iPhone4 で作成したアカウントで、このウェブサイトからデータに対してアクセスも可能になっています。

ふむー。これでおしまい?とかなってしまうのですが、本当に SkyDrive にアクセスできる iPhone4 のアプリは無いのか?と思い探し回っていたら Microsoft 謹製の iPhone4 アプリがフト目にとまりました。Windows Live Messenger

僕自身「Windows Messenger なんて利用しないしなぁ。」とか思いスルーしていたのですが、なんか Windows Live にアクセスできるらしい。と言うので試してみました。だって、SkyDrive は Windows Live のサービスの一部だし;-)。

iPhone アプリである Windows Live Messenger を利用してみると、ベースは確かに Messenger です。が、他の Windows Live サービスに対してはブラウザとしてアクセスするみたいで、Live メールなども利用可能です。これは期待大だーっ!! とか思い SkyDrive にもアクセスしてみます。アプリ上では「Office」となっています。

SkyDrive_office_5.jpg

後は保存されている一覧が表示され、それを「ダウンロード」します。すると Office データを頑張って描画してくれるのを待つのみとなります。まぁ、複雑怪奇な Office のデータは無理かもしれないですが、パワーポイントのデータとか、エクセルの表データなどは大丈夫でした。

と、言うことで、Windows、Mac 上の Office を最新のものにすると、SkyDrive とシームレスに連携できて、それを iPhone4 で参照すると中々グーですねぇ。と言う状態にまでなんとか持って行くことができました。

TechNet サブスクリプション に申し込まなかったらきっと Windows Live のアカウントなんて作成しなかっただろうし、SkyDrive も使ってみようとは思わなかったんですけどね。人生どう転ぶか分からないものです;-)。

ちなみに「検証用マシン」と化した PC でこうやってちゃんと検証して記事を一つ書いているわけなのであります;-)。

8月 282010
 

ちょっと訳あってネットワークに ping6 -w ff02::1%re0 とか打ったのですが、なんとっ!! iPhone4 が応えてくれたんですね。あぁれー。iPhone4 と言うか iPhoneOS と言うか iOS っていつから IPv6 Ready になったのさーっ!!

って驚いていたのですが、iOS4 になったら IPv6 Ready になったのねぇ。Apple はそんなこと一言も言ってない気がする。 Apple にとって、と言うか、ユーザは IPv4 使ってようが IPv6 使ってようが関係ない。と言うことなんでしょうねぇ。

自宅のネットワークは IPv6 ルータ(FreeBSD なんだけど;-)が RA 流していて、無線 LAN 上も IPv6 Ready なワケでして。なので、iPhone4 を無線 LAN 経由で利用して IPv6 なサイトを見るとまぁ;-)。

iOS4_IPv6_1.jpg

iPhone4 の Safari で icmpv6.org なサイトを見ると、このサイトはアクセスして来た IP アドレスを表示してくれるんですけども、iPhone 上の Safari を確認すると、おぉっ!!ちゃんと IPv6 でアクセスしてくれているのでありました。

これはちょっと感激なのであります;-)。

ちなみに iPhone4 上の Opera で試したら IPv4 でのアクセスでした。Opera はまだ IPv6 スタックを持っていないみたいですね。って言うか、Opera mobile って Proxy 側でキャッシュして、そのキャッシュが圧縮されたのを持ってきて表示するんだっけか。すると Proxy までのアクセスなので IPv6 はまるで必要無いのか。

後、その他 ping ユーティリティなど 2,3 で試してみましたが、古いヤツなので IPv6 には対応していませんでした。

Mail App は自宅のサーバに対して imap4 の SSL でアクセスしているのですが、サーバ側の maillog を見たらこれまた IPv6 でアクセスしていました。やるー;-)。

今のところはまだ Apple 謹製のアプリケーションしか対応してないんでしょうかね。

それにしても ping6 -w で応える機器って一体なんの実装使っているのよ?! って話はありますが;-)。

後は iPhone SDK で IPv6 スタックの API がどうなっているか、確認する必要があるかもですねぇ。今後の課題にしたいと思います;-)。

8月 162010
 

ちょっと前の記事で「fon ルータが送られてきました。」ってエントリーを書いたのですが、僕の手元には古い fon ルータ二個と新しく SoftBank からもらった 802.11n に対応したのが一個の合計三つがあるわけです。

これら、複数個の fon ルータに対して iPhone4 で接続して設定とか色々いじっていて驚いたことがあったので書いておきます。

先に SoftBank の動向を見ると「孫さん。多分 jobs にお願いしたんだろうなぁー。」って思える点が見え隠れするんですね。まぁ、fon 自体はインターナショナルなので「日本発」ってことは無くて fon 側から Apple に提案したのかもしれないけど。

SoftBank から届いた fon の新しいルータは「fon ルータが送られてきました。」のエントリーに掲載した一枚目の写真なんですが、こいつは fon ルータにアクセスして設定変更しようとしても、パブリック Wifi のほうは変更できないんですな。”FON_FREE_INTERNET” って SSID 固定なんですね。でもって古いヤツ、写真二枚目の左側ですね。こいつのパブリック Wifi は違う名前なのですが、任意の文字列に変更できるのであります。

で、iPhone4 と言うか iOS4 で “FON_FREE_INTERNET” にアクセスすると・・。

fon3_2.jpg

なんとっ!! 「自動接続」と「自動ログイン」てメニューが現れるんですな。パブリック Wifi 側を “FON_FREE_INTERNET” 以外の例えば “FON_iOSAP” とかに変更して、iOS4 でアクセスするとあぁら不思議。「自動接続」と「自動ログイン」の二つのメニューは表示しないのであります(@_o)。

“FON_FREE_INTERNET” と言う文字列ではない SSID の場合、毎回 ID とパスワードを専用の画面で入力する必要があります。古い fon ルータを利用していた場合 SSID は “FON_FREE_INTERNET” になっていないので結構苦痛です・・。orz。

明らかに iPhone4 と言うか iOS4 の機能として “FON_FREE_INTERNET” と言う文字列を認識しているのであります。ちょうど SoftBank が fon ルータを配ったから “FON_FREE_INTERNET” を認識したのか、fon のほうが Apple ににじり寄ったのか解りませんがタイミングが一緒と言うのがあやすいぃーのであります。

後、fon.com の fon ルータの管理画面のキャプチャも付けておきます。

fon3_1.jpg

アカウントを作成して fon ルータを登録するとこの画面から fon ルータの管理が行えます。 SoftBank が配っているのは 802.11n に対応しているので速いです。それに引き替え、僕が以前から持っているものは 11g にしか対応していませんが。

どちらもこのキャプチャのように二つの SSID と ルータへのログイン用パスワードと WPA キーを変更できるようになっています。なので、 192.168.10.1(default の fon ルータの IP アドレス。設定画面が表示される) にアクセスする必要はあまり無いような感じでしょうか。

それにしても iPhone (iOS4) が “FON_FREE_INTERNET” と言う文字列によって動作が異なるというのは、僕的にはかぁなり衝撃でした。以前から持っていた fon ルータの パブリック Wifi 側の SSID は早速変更しました。

なので、これを読んでいる方で、以前の fon ルータを持っている方は是非、パブリック Wifi 側の SSID を “FON_FREE_INTERNET” に変更することをお勧めします;-)。

7月 272010
 

以前のエントリーで「iPhone3G の GPS 考察。」というのを書いたのですが、今度は iPhone4 の GPS について色々書いてみたいと思います。

筆者は iPhone3G から iPhone3GS を飛び越えて iPhone4 に行ったクチです。なので、iPhone3GS は体験していないので、この記事は iPhone3G との比較として書いています。

まず、結論から言うと「iPhone4 の GPS はすげーぞ。」って感じです;-)。

今回利用した iPhone アプリは GPS Stone (もう AppStore には無い?!)と言うヤツです。

現在の GPS ポイントを把握して、録音ボタンを押すと移動している最中に地図上に線を引いてくれます。また、その時、速度も表示してくれる。と言うものです。

会社帰りに電車の中でこのアプリを起動し、どの程度正しいトレースを残してくれるか確認してみました。

IMG_0011_iPhone4_GPS.jpg

キャプチャ時の画面は右から左上の北千住までトレースしている最中のものです。最初は起動したばかりだったので安定していなかったのですが、その後はばっちりと線路を補足するようになりました。北千住駅の青いマルが GPS 制度を示していて、青い丸が小さければ小さいほどより正確であることを意味しています。

僕はこの区間では、iPhone3G を利用している頃からよく GPS で色々遊んでいたのですが、iPhone3G の頃は線路の下方向に約 7mm ずれていました。また、北千住のホームは電波の入りが悪いので右側へ約 1cm ほどずれたりしていました。それだけ現在地がずれていたんですね。iPhone4 の GPS のほうがより正確に現在地を捉えることができる。と言う感じです。

後、もう一個。地図がちゃんと追随してくるんですね。今回利用した MySpeed と言うアプリは自分の居るポイントが画面から消えそうになるとちゃんと真ん中にずれて、地図を読み込んでくれる機能を持っているのですが、これまたちゃんと追随してくれる。

また、地図上では「駅通過中」状態の時、窓の外を見るとちゃんと駅を通過中だったりするので、誤差的には 10m ほど遅れている程度かな。と言う感じで、中々やります;-)。

と、言うことで iPhone4 の GPS は iPhone3G のよりもずっと性能が良いと思います。あ、後、SoftBank が努力している。ってのもあるのかな?電波の入りが悪いと地図のダウンロードもできないので、それが解消されつつあるのかもしれません。どっちにしても iPhone4 ユーザには嬉しいかぎりです。

現在、iTunes App ストアでは navico 全国詳細地図版 (iTunes へ飛びます)と言うカーナビアプリが人気みたいですが、iPhone4 だと多分耐えられるんでしょうなぁ。と言う気はしないでも無いのですが、僕の車にはそもそも GPS が付いているのでまぁ、チャリかバイク用になるかなぁ。とは思うのですが、多分買わないでしょうなぁ;-P。

と、言うことで、GPS も(iPhone3G に比べて)すばらしい iPhone4 なのでありました;-)。

7月 242010
 

この間、iPhone4 を購入した時、SoftBank の店員さんに「fon のルータはいりますか?」と聞かれたのですが、その時には「もう既に二つ持っているので必要ないです。」って答えたのですが、ウェブなどで調べてみると 802.11n に対応していると言うので「欲しいです。ください。ください。」と言ったら「今は在庫が無いので郵送します。」とのことだったのですが、本日届きました;-)。わーーい。

ウェブで調べてみると「肉まんみたい。」ってコメントが多かったのですが、果たして、僕の所に届いたのも「肉まん」みたいだったのでありました;-)。

IMG_2532_fon_router_1.JPG

僕は随分前から fon ユーザで、当時は 1,000yen で購入した fon ルータが二つあって、アカウントも持っているので今回は三台目の登録になるのであります。

今回送られてきた fon ルータの説明書には FON_ な AP を使う資料はあるんだけど、MyPlace のほうについてはあまり詳しく書かれていない。僕は fon のアカウントを持っているのでそんなに苦痛では無かったのだけどねぇ。

新旧二台並べたのはこんな感じ。

IMG_2537_fonrouter_2.jpg

新しいのは 802.11b/g/n の通信ができて、消費電力は 5V、1A 前のが 802.11b/g で 5V、2A。ふむー。技術の進歩とはすごいものだ。と驚くしか無いのであります;-)。

それにしても MyPlace のほうを使うためには fon の裏の WPA: で書かれている10桁の文字列をパスワードにしてログインする必要があるのだけど、これを全く受け付けてくれない。書かれている文字が”1″(いち) なのか “l”(える小文字) はたまた “I”(あい大文字)なのかまったく解らない。 “9” と “q” とかも・・。orz。

ちぃともログインできないのでサポートに電話もしたのだけど、機器のシリアル番号と WPA: の文字列は管理していないらしいので、自分の思ったパターンをトライしてもらうしか手は無い。とのことでした。orz。

まぁ、あきらめ半分で自分の fon のアカウントでウェブページにログインして、今回の三台目の機器をとりあえず登録すんべ。とか思って登録したら・・。ぬあんとっ!! ウェブから WPA: のキーやら SSID やらを変更できるのね。

すげーっ!! なので、本体の裏のキー値の文字列が解らなくて MyPlace にログイン(接続)てきなくて、192.168.10.1 に接続して必要な情報の変更ができない状態でも、ログインしたウェブから機器本体に対して変更をかけるんでしょうな。二分後に iPhone4 の無線 LAN から変更後の MyPlace の SSID が見えて、ウェブで設定したパスワードでログインして事なきを得たのでありました。

なので、SoftBank から fon が送られてきた人は、ひとまず、fon にアカウントを作ったほうが絶対に良いと思う。僕は当時、iPod Touch の人だったので fon の有用性を知ったのだけどねぇ。

今は旅などでホテル泊する時は NotePC ではなく、fon ルータと iPhone を持って行って接続しているのであります。当時は 1,000yen だったけど、今回はタダでゲットしました。うれしー;-)。

7月 192010
 

やっぱりやってみたかったので試してみましたよー。前々回のエントリーの一番下に書いてありますけどね。iPhone4 の MicroSIM が iPhone3G で使えるか?って案件についてです;-)。

アキバに行って、MicroSIM -> フツーの SIM 変換ゲタ買ってきました。この記事書くために 500yenの出費です。誰か原稿料出してー;-P。

IMG_2528.png

iPhone4 から MicroSIM を取り出します。iPhone3G からフツーサイズの SIM を取り出します。クリップか何かで穴をウリャーって押せばテーブルが出てきます;-)。でもって購入したゲタを履かせます。

それはこんな感じになります。

IMG_2531.png

下のが iPhone4 の MicroSIM です。上のが iPhone3G に残っていた SIM。下のを iPhone3G に入れるのですが、この時、注意が必要です。変換ゲタはただ単に「枠」でしか無いので SoftBank の柄のほうをテープで貼っておいたほうが絶対に良いです。後で iPhone3G から MicroSIM を抜くときに引っかかって取り出せなくなって結構焦りますf(^^;;。

筆者は結局力業に出て、事なきを得ましたが・・f(^^;;;;。

さてと。iPhone4 の MicroSIM を iPhone3G で利用した時の状況ですが、

IMG_0004.png

#ふむー。iPhone3G のキャプチャはやっぱ小さいなぁー。

ごらんの通り、いとも簡単にアクティベーションが完了しまして、サクっと利用できたのでありました。試しに電話をかけてると、こちらも特に問題も無く電話が相手に通じたのでありました。めでたしめでたし;-)。

さてと。これで最悪、iPhone4 を落として壊してしまっても、以前使っていた iPhone3G を持ち出してきて SIM を刺すだけで利用することができそうです。これは契約の変更をすること無く利用できるのでそれはそれで嬉しいのでありますね。ただ、 SoftBank がそれを許してくれるかはさだかではありませんが・・。

とわ言いつつ、iPhone4 の体に慣れてしまうと、とんなに互換性があって利用できる iPhone3G とは言っても、あの遅さにはきっと耐えられないだろうなぁ・・。なので iPhone4 を落とすなどして壊してしまってもきっと iPhone4 を購入するんだろうなぁ。などと思っております;-)。