たかちゃん。

2月 012014
 

このブログのとあるエントリにコメントを頂きました。 URL 的にはこれになるんですけども。

http://running-dog.net/2013/11/post_829.html#comment-36710

たまたま偶然なのかもしれませんが、以前私が日本語 po フアイルを書いた wifimgr が FreeBSD 9.2-RELEASE では動作しなくなったのだけど原因解りますか? と、いうモノです。
ちなみに今回は全然関係ありませんが、日本語 po ファイルは wifimgr の作者送り、採用されています;-)。

 
まず最初に wifimgr のソースコード眺めてみましたが、こいつは小さいプログラムなので簡単でしたね。ただ GTK の部分は全くわかりませんが、今回は GTK の部分はとりあえず置いておくことができそうです。そんな感じでソースコードを眺めたのですが wifimgr は GUI のボタンを押すと system() で ifconfig とか /etc/rc.d/ の下のスクリプトを実行していることが解りました。

 
そして wifimgr のソースコードを眺めてみるとだいたいが /etc/rc.d/netif を起動して、その戻り値でエラーをはいて停止してしまうことが解りました。

次に 9.1-R と 9.2-R の /etc/rc.d/netif を diff してみましたが、大きな相違点としては、 9.2-R では /etc/rc.d/routing を呼ぶようになった部分が怪しいです。実際に 9.1-R の /etc/rc.d/netif を 9.2-R に持ってきて wifimgr を起動すると無事に動作しました。あいや。するっていと原因は本当に /etc/rc.d/routing だねぇ。と、更に特定できました。

 
あとは IRC で教えてもらった以下の設定を /etc/rc.conf に仕込んで /etc/rc.d/routing の動作確認です。

rc_debug="YES"

 
そして /etc/rc.d/routing のあちこちに logger コマンドを仕込んで変数の値を /var/log/messages に出力させます(他にも /etc/rc.subr や /etc/network.subr も見る必要がありますが)。

/etc/rc.d/routing は以下のコマンドオプションで実行されているようですね。

# /etc/rc.d/routing start any wlan0

 
さてさて。原因の特定ですが、以下の行にあることが解りました。

    43          ""|[Aa][Ll][Ll]|[Aa][Nn][Yy])
    44                  for _a in inet inet6 ipx atm; do
    45                          afexists $_a && setroutes $_cmd $_a $_if
    46                  done
    47                  ;;

 
44 行目で inet inet6 ipx atm を定義して 45 行目で static_hoge として呼び出しているのですが inet6 を実行すると戻り値がおかしくなるらしく、その戻り値が /etc/rc.d/routing の戻り値として wifimgr に戻ってエラーになって終了するようです。
実際に

・44 行目の inet6 を消すと無事に動作する。
・45 行目の下に logger コマンドを入れると無事に動作する。
・routing_start() の終了時に return 0 を追加すると無事に動作する。

となりました。
このことをとある方にご連絡したところ、以下のパッチを書いてくださいました。多分次のリリース及び STABLE や freebsd-update では更新されるのではないかと思われます。

以下、頂いたパッチを先行して公開します。 FreeBSD 9.2-RELEASE で wifimgr を使っているが正常に動作しなくて困っている方は適用してみてください。

Index: etc/rc.d/routing
===================================================================
--- etc/rc.d/routing    (revision 255154)
+++ etc/rc.d/routing    (working copy)
@@ -42,7 +42,8 @@
                ;;
        ""|[Aa][Ll][Ll]|[Aa][Nn][Yy])
                for _a in inet inet6 ipx atm; do
-                       afexists $_a && setroutes $_cmd $_a $_if
+                       afexists $_a || continue
+                       setroutes $_cmd $_a $_if
                done
                ;;
        *)

 
これで無事に動作するようになると思われます。 wifimgr のほうもソース修正しなくとも良い(バージョンを見て実行するコマンドオプションを変えるのもつらいべ)のではないかと思われるので一安心です;-)。

あとで wifimgr の作者にメールしようと思います;-)。

あ。最後にですけど、 static_inet6() の戻り値がぶっ壊れる(っぽい)原因は詳しくは調べていません。もしかしたら FreeBSD の rc スクリプトが原因ではなく、僕が設定した /etc/rc.conf の IPv6 の設定がおかしくてそれが原因で正しく処理されずに戻り値が壊れて、結果的に /etc/rc.d/routing の戻り値がエラーになるのかもしれません。その場合、原因は僕にありそうですねf(^^;;。

1月 312014
 

いやー。WordPress なブログを三つ持っているのですが、そのうち二つのブログで WordPress 3.7.1 から 3.8.0 そして 3.8.1 へ自動アップデートできなくて困っています。

/wp-admin/update-core.php から [今すぐ更新] ボタンを押すと以下の画面になって、 wordpress.com へのアクセスがタイムアウトしているようです。

WordPress_update

パケットキャプチャしたり、自分のサーバのログを見たのだけど、どうも原因が特定できない状態。しょーがないので自動アップデート(ボタンによる更新作業。か)は断念して、手動アップデートすることにしました。

以下はその作業ログです。あ。root もしくはシェルが利用できる環境が必須です。 ftp しか利用できない環境では、残念ながら無理かもしれません。

あと、この手順で手動バージョンアップを実施してブログがおかしくなっても筆者(それはつまりは僕のことですが)は責任は持てないので、自己責任でお願いします。

 
1). 作業前にバシっとバックアップを取りましょう。
ブログの DocumentRoot が /usr/local/www/blog/ だとして話を進めます。

$ sudo -s
# cd /usr/local/www/
# tar cvzfp blog-backup.tgz ./blog
# cd blog/
# cp wp-config.php wp-config.php.sv

 

バックアップが完了しました。まぁ、ほぼ全部を tar で固めたのでイザというときは解凍すれば良いだけですね。必要であれば MySQL などの DB もバックアップしましょう。僕はバックアップしませんでしたけどf(^^;;。

 
2). パーミッションの確認
ブログの DocumentRoot が /usr/local/www/blog/ だとして、その下の wp- で始まるファイル群ののオーナーとグループを確認します。 apache:apache とか www:www や daemon:daemon などでしょうかね?

 
3). WordPress のソースの展開
WordPress のサイトからダウンロードして来たインストールしたいバージョンのファイルを展開し、オーナーとグループを直します。

$ unzip wordpress-3.8.1-ja.zip
$ cd wordpress
$ sudo -s
# chown -R apache:apache ./*
#

 
4). バージョンアップ実施
インストール前にオーナーとグループをそろえたので後はドバっと行きます;-)。

# cd ~/wordpress/
# /bin/cp -pr * /usr/local/www/blog/
#

 
豪快に cp します。オプションに -pr を付けたのでパーミッションと全てのディレクトリをサクっとインストールしてくれます。

ダウンロードした wordpress を展開したディレクトリの中のディレクトリは wp-admin/ wp-content/ wp-includes/ の三つです。wp-content/ の中が気になるようでしたら別途保存しても良いかと思われます。

が、上記で一応ファイル群のインストールは完了しました。

 
5). データベースの更新
cp -pr の実行が完了したら http://FQDN/wp-admin にアクセスしログインします。ログインするとデータベースを更新する必要があります。と、言われるので[WordPress データベースを更新]ボタンを押します。

WordPress_update2

これが無事に終わるとアップデートは完了です。

手動でやるとしてもずいぶんと簡単ですねぇ。「WordPress の更新」の画面からボタンをぼちっとな。と、押してもダメな場合はバックアップの後に cp -pr ってことでしょうかねぇ。けど、せっかくならインストール用スクリプトも同梱してくれれば良いのになぁ。

1月 302014
 

去年の 10/15 に Microsoft は Windows Phone8 update3 (俗に GDR3 と言われています)を公開しました。Microsoft が出したのはプレビュー版で OS 側のバージョンアップであり、デバイスメーカとしてのバージョンアップではありません。

これを踏まえて Nokia では “Lumia Black” と称して Nokia の Windows Phone8 が動作しているデバイスを各国のキャリア経由で Windows Phone8 update3 へのバージョンアップを実施しているようです。

日本において海外から SIM フリーな Nokia 製 Windows Phone8 端末を購入して、例えばれは僕が持っている Lumia 620 でも良いですが、 dccomo の SIM を利用していたり海外の SIM をローミングで利用している場合は “Lumia Black” の恩恵には授かれないんですね。 Nokia が docomo で “Lumia Black” を実施するとは到底思えない。

ではどうするか、と、いうと自己責任において Microsoft が提供している Windows Phone8 update3 のプレビュー版をインストールするのが望ましい。と、いうことになります。

 
そもそも、update3 を適用するとどのような良い点があるのか? ニュースサイトには色々書かれていますが Lumia 620 に特化して書くとすると以下のような点でしょうか。

1). 画面の回転が止められる
俗に言う「ランドスープモード」ですが、今までのバージョンでは横にすると勝手に画面が横向きになってしまい、それを抑制する機能が無かった。横向き回転停止機能が追加されました。

2). タスク終了時に [×] マークが表示されるようになった
Windows Phone8 は戻るボタン長押しでタスクリストが表示されるのですが、タスクリストから削除するときに、当該アプリ選択後にひたすら戻るボタンを数回押すしか無かったのですが、今度は [×] マークを押すだけでタスクを終了することが可能になりました。動作的には iOS のようです;-)。

3). 音の設定が柔軟にできるようになった
例えばスクリーンキャプチャする場合、カメラのシャッター音よりも大きな音がしていたのですが、これが消せるようになったり SMS やメール着信時の音が変更てきるようになりました。

他にも色々あるかとは思いますが、この三点でしょうかねぇ。けど、この三点だけでも随分と便利になったように感じます;-)。

納得行かない点としては

1). Bluetooth で相変わらずキーボードのプロファイルに対応しなかった
2). ブラウザでヲレヲレ証明書の SSL サイトを見るときの不便さ

の二点でしょうかX-(。

 
と、いうことで、今回は日本で利用している Windows Phone8 端末に update3 を適用する方法を書いてみたいと思います。

Windows Phone8 アプリでは update3 (“Lumia Black”) 適用対象確認アプリなんてのがすごいたくさんあるのでそれで確認しても良いですが、まぁ、日本ではそれらのアプリを利用しても意味ないですね。

docomo は “Lumia Black” はやらないだろうし、海外 SIM を使っている場合にもローミングなので無理でしょうしね。

と、いうことで以下手順を書いてみます。

1). Microsoft 開発者サイトに登録
Microsoft は日本語でちゃんと開発者向けにウェブサイトを用意しているのですねぇ。

https://dev.windowsphone.com/ja-jp/

上記 URL にアクセスし、開発者登録を行います。普段利用している Hotmail や Windows Live ID で問題無いです。日本語なので楽ちんですね;-)。

 
2). Windows Phone SDK 8.0 をダウンロード && インストール
Microsoft は開発者向けに Windows Phone SDK 8 を用意しています。

https://dev.windowsphone.com/ja-jp/downloadsdk

ここから SDK 8.0 をダウンロードして Windows8 にインストールします。 SDK 8.0 は Windows8 以上が必要で Windows7 にはインストールできませんでした。なんでも SDK 8.0 は Windows Phone8 のエミュレータとして Hyper-V が必須だそうでその影響らしいです。

インストール時にいきなり敷居が高くなりますね。 MSDN 辺りから評価版をダウンロードして来て仮想環境にインストール。とかする必要があるかもしれません。

SDK 8.0 は無料のライセンスも提供されるのでそのライセンスを利用しアクティベーションして準備は完了です。

 
3). 端末のアンロック
Windows Phone SDK 8.0 をインストールすると Blend for Vidual Studio 2012 がインストールされます。一緒にインストールされた「Windows Phone Developer Registration」ツールを起動して、USB 経由で Windows Phone8 を接続します。

WindowsPhone8_update3_1

あとはメニューに従い [ OK ] ボタンを推し進めていくと端末の開発者向けロックが解除されバージョンアップ可能な端末になります。この作業を実施しないと update3 は適用できません。

なお、実際の作業前には以下の二つをよぉーく読んで自己判断で行ってください。

https://dev.windowsphone.com/en-us/featured/update3
http://www.windowsphone.com/ja-jp/how-to/wp8/basics/how-do-i-update-my-phone-software

 
4). Preview for Developers アプリのインストール
続いて Windows Phone8 を取り出し Preview for Developers と、いうアプリをインストールします。

http://www.windowsphone.com/ja-jp/store/app/preview-for-developers/178ac8a1-6519-4a0b-960c-038393741e96

インストールしたら起動し、開発者登録したアカウントでログインし、なれない英語を読みつつ画面遷移していき最後に “Enable Preview for Developers” にチェックを入れて [ Done ] を押して準備は完了です。

 
5). 設定アプリの [電話の更新] からバージョンアップ
Preview for Developers アプリってのは「バージョンアップの確認と同意」を求めるだけで、実際にアップデートはしてくれません。

普段から利用している設定アプリの [電話の更新] メニューで [更新を確認] ボタンを押すと、上までの手順を踏んできた人の端末には update3 が表示されます。

WindowsPhone8_update3_2

あとはひたすら待ってバージョンアップが完了するのを待ちます。 Lumia 620 では結構長い時間かかりましたが 30-40 分程度は見ておいたほうがよいですね。

僕の Lumia 620 は一回バージョンアップがあって Windows Phone 8.0.10322 なバージョンだったのですが、 update3 適用後は 8.0.10521.155 になりました。

WindowsPhone8_update3_3

 
以上でバージョンアップは完了です。「設定」アプリには[画面の向き]とかいうメニューが表示されるようになったりタスクバーでも幸せになれます。スクリーンキャプチャしたときの音が小さくなった(調整で消音できる)のは嬉しいですかね。

と、いうことで僕は現在アップデートされた Windows Phone8 で遊んでいる最中です。

それにしても Microsoft は update3 を一般に公開するという、なかなか粋なことをやってくれます。 Nokia のように “Lumia Black” と称してしてキャリア経由でバージョンアップする場合、日本のような国が出てくるのでその対応策として GDR3 を用意したんでしょうかねぇ? それにしても嬉しいことです;-)。

皆さんも自己責任でトライしてみてください。ただ、何人の方が Windows Phone8 を持っているかわかりませんが・・f(^^;;。

12月 292013
 

前回のエントリーでは渋谷の道玄坂の電灯にNFCタグが貼ってあります。というのを書いたのですが、今回は実際に NFC タグに書き込んでみよう。と、いうエントリです。

それにしても NFC タグってのはお店に売ってないんですね。アキバを俳諧したときに七店舗くらいに「NFC タグって置いてありますか?」って聞いたのですが、どこにも無いっ!! 店員さんが「以前は置いていたんですけどねぇ。」というお店もあれば「何ですかそれ?」とか「Bluetooth キーボードについているヤツですよねぇ。」とかトンチンカンなことを言う店員さんも多数いらっしゃいました。

と、いうことでアキバででもまだまだメジャーではない NFC タグ。結局僕は楽天で購入しました。ネットのお店で購入したほうが比較的容易に入手可能と思われます。

さてさて。これが購入した NFC タグです。10 枚セットで 1,380yen だったかな。

IMG_6341_NFC_Tag_rw_1

上の列が裏側、下の列が表側です。ピップエレキバンみたいな感じですね。上のギターの模様になっているのがチップが埋め込まれている図ですね。ここに NFC を搭載しているスマートフォンを近づけるとデータを書き込んだり読み込んだりすることができます。

今回は Nokia の Lumia 620 で NFC を利用しました。とわ言いつつ、技的を通っていない Lumia 620 はたぶん日本国内で、たとえ NFC の電波であっても出したら違法ではないかなぁ。と、いうことで、長い休みでもありますし、日本を脱出して海外で NFC タグと遊んでみましょう;-)。

まず、NFC タグに情報を書き込むには NFC Writer と呼ばれる情報を書き込むアプリをダウンロードしてきます。 Google Play にも Android 用のがたぶんたくさんあると思われますが、何かしら良いのを見つけてきます。あ。当然 Windows Phone アプリにもいろいろなものがありますが;-)。

NFC Writer をダウンロードしてきたらどのような機能が書き込めるか確認します。以下に一覧を羅列してみます。

・Wi-Fi・Bluetooth などのオン/オフ画面表示
・システム系アプリの起動
・インストールしたアプリの起動
・テキストデータの書き込み
・URL の書き込み、読み込んだときにブラウザ起動

とまぁ、だいたいこんな感じでしょうかね。タップして「書き込み」ボタンを押して NFC タグに近づけると NFC タグにサクっと情報が書き込まれて終了。って感じです。

wp_ss_20131229_0003_NFC_Tag_rw_3

僕は Nokia 謹製の Nokia NFC Writer というアプリを利用してみました。

これで NFC タグに情報をいろいろ書き込むことができるようになります。

NFC タグからデータを読み込む場合ですが、 Windows Phone8 では OS で実装しているので特にアプリケーションをインストールせずとも NFC タグから情報を読み込むことができます。

wp_ss_20131229_0002_NFC_Tag_rw_2

さてさて。こんな感じの NFC 対応スマートフォンと NFC タグですが、あちこちに NFC タグを貼っておくと、そこにスマートフォンをかざすといろいろ設定を変更してくれたりアプリを起動できて、近未来的な状況でスマートフォンが利用できるようになり生活が変わります。などと謳われていますが実際のところ、どうなんでしょ?

気がついた点を箇条書きにしてみます。

1). NFC Writer があれば書き換え可能
NFC タグに書き込むとき、パスワードとかかけられないんかな?渋谷道玄坂の電灯に貼ってある NFC タグに NFC Writer で勝手に情報書き換えることができるのではないか。と思われます。大丈夫かなぁ・・。

2). NFC タグは何回でも書き換え可能
NFC Writer で各種情報を NFC タグに書き込むんですが基本的に上書きです。アペンドというか追加書き込みができません。そのかわり NFC タグは一個持っていれば何回でも情報を書き換えることができるシロモノです。

3). 書き込みアプリに依存する部分が大きい
例えば、家に帰ってきて自分の部屋に貼ってある NFC タグには『Wi-Fi オン』『Bluetooth オン』『クーラーオンアプリ起動』するようにタグに書き込んであるとして、これらを一個の NFC タグに書き込めるアプリも探せばあるんだと思います。
が、 Windows Phone アブリでは見つからないんですよね。一個の動作しか NFC タグに書き込めない。すると、上記の動作をするためには NFC タグが三枚必要になる。と、いうことです。
結局自由度の高いアプリをいかに見つけるかが NFC を利用する上で重要になるかと思われます。

ただ NFC タグをべたべたそこいら中に貼って満足。ってわけにはいかないですね。

と、いうことで今回は二回にわたり NFC について書いてみました。今後はあちこちで NFC タグを見るようになるでしょうかね。ただ、もう少し浸透する必要があるかとは思いますが、アキバの電気屋さんの店員さんはせめて NFC タグとはなんぞや。くらいは覚えておいていただけると助かります;-P。

12月 272013
 

僕の会社は渋谷道玄坂の上のほうにあり、毎日渋谷道玄坂を駅からズンズンと登り歩いているのですが、あるとき街灯にはられている渋谷界隈のシールが目に付きました。

こんな感じのが街灯にペタっと貼ってあるんですね。

IMG_6328_sby_NFC

で、このシールには QR コードの他に NFC タグが埋め込まれているみたいで、 NFC 対応のスマートフォンでは NFC タグに埋め込まれているデータを読み込むことができるようです。

僕も NFC 対応のスマートフォンを持ってはいるのですが、現実的に NFC とはなんぞや? みたいな半分シロートな状態なので、いまいちわからなかったので、色々と勉強してみました。

スマートフォンに搭載されている NFC はまぁ、言ってみれば Suica のような感じですが、その NFC チップは『NFC タグ』と呼ばれるデータを保持しているシールの情報を読み取ることができるらしんですね。

今回は渋谷道玄坂の街灯に貼られている NFC タグから情報を読み込んでみました。その瞬間がこのキャプチャです。

wp_ss_20131226_0001_sby_NFC

街灯に貼られている NFC タグには URL がデータとして書き込まれていて、その情報を読み込んだスマートフォンはブラウザが起動して URL をアクセスする。って感じですかね。

wp_ss_20131226_0002_sby_NFC

ブラウザに表示されたのは http://shibuya-nfc.com/ という URL で、渋谷の色々な情報を確認できるスマートフォン対応のサイトのようでした。

なるほどー。 NFC ってのはこうやって使うのね。って、今まで使ったことがなかったので色々と楽しい体験が出来ました。
ちなみに QR コードも付いていたので NFC に対応していないスマートフォンの場合はそっちをアクセスすると良いかと思われます。

NFC 対応のスマートフォンをお持ちの方は、渋谷道玄坂に行って是非読み込んでみてください;-)。

 
ちなみに NFC タグのネタについてはこのあと、もう一回書く予定です;-)。

12月 052013
 

FYI です;-)。

このブログはさくらのバーチャルドメインを利用しているのですが、この間サーバの移行があり、そのタイミングで IPv6 Ready になりました。

せっかく IPv6 Ready になったので、カウンタの下にアクセスしたアドレスを表示するようにしました。

僕は他に

よろずなブログ。
もつ焼き・オリジナル。

などのブログを持っているのですが、こちらはこのドメインより遙か昔から IPv6 Ready だったので、アクセスもとをずっと表示する仕掛けを取り込んでいたのですが、このブログでもようやっとそれが表示できるようになった。と、いう感じです。

と、いうことで、今後とも宜しくお願いします。

ちなみに、上記二つのブログより、ここのほうが IPv6 での表示は速いのではないか。と、思っています。

12月 012013
 

僕がフューチャーフォンからスマートフォンに変えたのは iPhone3G が出た直後で、iPhone3G を購入したのは 2009/04/05 のようですね。で、その前まで使用していたのがサムスンの 708SC という 3G で最薄と言われていた携帯電話です。

IMG_6127SB_708SC_2

長らく塩漬け状態だったこれを引っ張り出してきて SIM フリー化してみました。ウェブで探していたら楽天のとあるお店が『送料込み 1,300yen で SIM フリー化します。』とあったのでそれをお願いしました。

返って来て docomo の SIM を入れて確認してみたら無事に利用できたので SIM フリー化完了な端末と化したようです;-)。

IMG_6125_SB_708SC_1

さてさて。どうして 708SC のような古い携帯電話を SIM フリー化するのか? と言われれば、以前 docomo で契約した MEDIAS LTE N-04D がもうじき二年経つのでその前に色々手を打っておこうかなぁ。と、思ったのであります。

二年目以降は以下のようにしようかな。と。

o. Xi 契約止める
o. タイプ SS バリューにして i-mode も契約しない

これだと通話料のみで月額 980yen。そして無料通話分 1,050yen 分が付いてくる。

MEDIAS LTE N-04D は御蔵入り。あと、僕は SIM フリー端末として Nokia Lumia 620 を持っているのですが、こいつはどうしようか考え中。

o. 通話のみの docomo SIM を SIM フリー化した 708SC に入れる
o. 通話のみの docomo SIM を Lumia 620 に(瞬間的)に入れる

って手があります。上記の場合には本当に通話専用端末として 708SC が利用できるのでグー。下の場合も電話の機能としてのみ 620 が使えるかもしれないですね。が、多分インドのプリペイド SIM を入れますけど;-)。

ここに MVNO の通信系 SIM をどうするか。と、いうのが絡んで来て、通話専用端末と MVNO 専用端末に分けて利用するか? という考えが頭をよぎるので、それを考えると 708SC は一応 SIM フリーかして行うかなぁ。と思ったのであります。

 
が、それにしても Nokia Lumia 620 も サムスンの 708SC も 3G の電波は 2.1GHz 帯しか対応してないので 800MHz 帯をメインで利用している docomo のネットワークにおいては非力感が全面に出ているんですけどもね。

と、いうことでどーしても使えないようであれば au への NMP も視野に入れて後三ヶ月で結論を出す次第なのであります;-)。

11月 292013
 

いやー。ちょっと前のエントリで「MacBook で色々な OS ブート。」というのを書いたのですが、そのときには MacBook の内蔵 HDD を SSD に換装すると USB メモリのインストーラが起動しない。なので今までの HDD にインストールした。と、書いたのですが・・。

新規に Mavericks をインストールしてちょっと試しに smartctl を実行してみたらエラー出まくりで・・。orz まさかの一日で OS を再ストールするするハメに・・。orz

結局、壊れた内蔵 HDD はそのままに、SSD を USB で接続し、 USB メモリのインストーラが起動したので USB 接続した SSD にインストールできたのでありました。その時の手順をちょっと書いておきます。

1). はじめに
MacBook の内蔵 HDD を SSD に換装して USB メモリからインストーラが起動しない状態。内蔵 HDD のままだと USB メモリのインストーラは起動している状態。

2). USB 接続の SSD
MacBook の内蔵 HDD はそのままに SSD を USB 接続します。その状態だと USB メモリのインストーラは無事に起動するのでインストール先を USB 接続の SSD にしてインストール開始。ふぅ。良かった。

3). インストール途中で中断し SSD 換装
Mavericks のインストーラはアップデート後に途中で一回リブートしてからもインストールするのですが、そのとき遅いので 10% 程度のところで強制的に電源断っ!! でもって内蔵 HDD を途中までインストールした SSD と換装します。

4). SSD からブートそして無事に起動
内蔵 HDD を SSD に換装したらすかさず電源 ON。一応 USB メモリのインストーラは付けたまま。で、内蔵 SSD から起動し Mavericks のインストールが継続される(この辺りの動作はちょっと感動的;-)のでそのままインストール。
インストール完了で再起動後は SSD から無事に Mavericks が起動するのでありました。
ふぅ。無事に SSD に換装できました;-)。

 
で、クリーンインストールした OS X Mavericks についてちょっと書きます。かぁなりアコギな OS だぁ。

o. iLife’11 の iPhoto は起動しない
これには驚きましたね。 OS X Mountain Lion のまでで起動していた iPhoto は Mavericks をクリーンインストールすると起動しなくなります。 App Store から新規に購入しろ。と、言われます。しょーがないので僕は買いましたよ・・。

OS X Mountain Lion からアップグレードインストールした人は継続して iLife’11 の iPhoto が利用できます。なので、古いバージョンをそのまま利用し続けたい人は Mavericks はクリーンインストールしないほうが良いでしょう。 GarageBand は無料だから良いんですけど、 iPhoto は 1,500yen ですからねぇ・・。まったくっ!! って感じ。

ちなみに、古い iLife’11 の iPhoto は open コマンドで /Applications/iPhoto.app/Contents/MacOS/iPhoto を開くと起動はするのですが、正しい動作するのかについてはわかりません。と、いうか、 open コマンドで実行すると iPhoto ライブラリとか指定できないし・・。orz

o. iWork も困った
iLife と一緒に iWork も新品の Mac を購入した人は無料になったとは言っても、古い iWork’09 などを持っている人は今度 Mac を買い直すまではそれを使い続けたい。と、思うのですが・・。

iWork の場合、例えば iWork’09 の Pages で作成した文書を iCloud に載せて「そーいえば iCloud 上で ウェブ版 iWork が無料で利用できたよなぁ。」とか思い試しに編集し、保存したあとに OS X 上の iWork’09 の Pages で編集しようとすると「あんたの Pages は古い。最新版にアップデートしろ。」とか言われて、これまた iWork も買い換えなければならない状態です。

と、いうことで Mavericks (とそれらに付属する新機能)を利用する場合には iLife も iWork も最新版が必須ということになります。いくら無料にしたとはいえ、それは新しい Apple 製品を買った人のみで、古い Mac を持っている人からはドンドンお金を吸い上げる状態ですね。もしくは新しい Mac を買え。と。・・。orz。

o. iTunes と iCal の同期の機能
Mavericks に付属の iTunes については以前に書きましたが、カレンダーの他にアドレス帳も同期しなくなったということが解りました。

Mavericks にすると、 Mac と iPhone の間ではカレンダーとアドレス帳が同期できなくなっています。どちらも iCloud 経由でしか同期できない状態です。クラウド上にカレンダーやアドレス帳を起きたくない人にとってはもう地獄のような状態になりました・・。orz。

あ。iCal は「この Mac 内」にカレンダーを持つ場合には iCloud コントロールパネルでカレンダーの同期を解除しておいたほうが良いです。以下、 iCal の動作です。

1). iCal に Mac 内のカレンダーとして新規作成
2). 保存(バックアップ)しておいた ics ファイルを Mac 内のカレンダーにインポート
3). インポートが完了した時点でドドドと iCloud 上にコピー
4). その後は Mac 内のカレンダーが削除される

と、いう恐ろしいとこになります。 iCloud 上のデータをすかさず消しましょう。

 
と、いうことで OS X Mavericks を新規にインストールした場合と、OS 自体を Mavericks にしたときのふざけた機能について、わかったところだけ書いてみました。アドレス帳の同期なんかはメール vcf ファイルを送って iPhone アプリがインポートしてくれるヤツとか多分あるだろうとは思うのですが、そーいうのを今後は探さないとダメですね。

それにしても非常に悲しい世の中になったものです・・。orz

11月 272013
 

僕は Nokia の Lumia 620 という WindowsPhone8 の携帯端末(スマートフォン)を持っているのですが、当初買った時はバックカバーが白のモノをチョイスしました。以前のエントリを見て頂けれはと思うんですけどもね。

白ってのは使い込んでいくと汚れていってだんだんと美しくなくなっていきました。あと、いつも良く押す右側真ん中ボタン(画面を点ける電源ボタンみたいな感じ)がカクンカクンという感覚になってきたので、どーすんべかなぁ。と悩んでいたのですが、サクっとバックカバーを交換することにしました。

Lumia 620 はバックカバーがプラスチックでディスプレーの裏側をくるんでいる感じなので取り外しが簡単で交換パーツもそこはかとなく出ているのでいるのであります。

今回購入したのはピンク;-)。値段は送料込みで 1,900yen でした。バックカバーが届いた状態ではこんな感じ。

IMG_6075_Lumia620_Change_1

Windows Phone8 というのは画面中にメインで利用している色を「設定」->「テーマ」で変えられます。WindowsPhone8 といえばテーマは黄色か青かなぁ。と思っていたのですが、バックカバーをピンクにしたのでテーマの色もピンクにしました。うひー;-)。

それにしてもカバーを変更しただけで、なんか新品の WindowsPhone8 が手に入ったような気分になってなかなか新鮮です;-)。カバー交換のついでに今までインストールしていたアプリを見なおして似たような機能で新しいアプリを探してそれを利用する。ってのも良いですね。

IMG_6078_Lumia620_Change_2

と、いうことで 3G 800MHz が入らず 2.1GHz 帯しか利用できない、国内では山奥や田舎に行くと全くと行って良いほど利用できない Lumia 620 ですが、ここから気分一新です;-)。

11月 242013
 

いやー。ThinkPad X100e がぶっ壊れて ThinkPad Edge e145 を購入して無事に Windows8.1 と FreeBSD/amd64 9.2-RELEASE が起動したので一段落ついていたのでありますが。

ThinkPad X100e が壊れて、そこで以前利用していた SSD を MacBook に取り込んで OS X Mavericks を高速にしようかなぁ。とか思い早速トライしてみました。

まずはその途中経過。ThinkPad X100e には Windows8.1 と FreeBSD/amd64 9.2-RELEASE がインストールされていたので、それをそのまま MacBook でブートしてみました;-)。

IMG_6085_Win_FreeBSD_OSX_1

いやー。FreeBSD が無事にブートしましたねぇ。途中、 /etc/fstab に NFS の行があったのでそこでタイムアウトしました。 PC/AT 互換機の場合なら Ctrl-C で抜けられるんだけど MacBook ではダメで、このまま延々とタイムアウトが続くのであります。

あ。 FreeBSD はここでおしまい;-)。次に Windows8.1 をブートしてみました。

IMG_6091_Win_FreeBSD_OSX_2

これはもーっ!! スルっと起動しました。スゲっ。って感じ;-)。色々やれば良いんだけど、まぁ、こっちもブートしたのでおしまい;-)。

さてさて。 ThinkPad X100e に入っていた SSD で Windows と FreeBSD のマルチブートですが、基本的には レガシー BIOS と MBR でインストールされているのですが、 MacBoook ってのは UEFI で動作しているとは言っても レガシー BIOS と MBR でちゃんとブートするんですね。あ。ブートは Windows 側の bcdedit で FreeBSD がブートするようにしています。

ただ、 OS X のマルチブートにしようとすると OS X は UEFI が必要になるので『マルチブートが大変』な状態になるんですね。素直に Windows と FreeBSD のみを利用する場合にはなんか行けそうな予感です。

 
てーか。やりたいことはこんなことではなく、余った SSD を MacBook に入れて OS X Mavericks をインストールする。ってのが目的なのですが・・。SSD を MacBook に接続すると、8GB の USB に用意した Mavericks が認識されません。

MacBook に入っている 2.5 インチの HDD を接続すると USB からブート可能なのですが、 SSD を接続すると USB インストーラを認識しません。あらら・・。orz

SSD は Intel の 330 Series 。結構メジャーな SSD なので MacBook が認識しないというのはちょっと考えられないんだけど、ダメでした・・。orz 今回利用した SSD は 120GB のヤツだったのですが、もしかしたら容量チェックが入っていて、120GB では容量が小さすぎて Mavericks のインストーラが起動しないんではないかい? などと思えてきました。が、 SSD はこの一個しか持ってないのでそれが本当のことなのか、確認はできていません・・。

 
しょーがないので default で MacBook についていた 230GB の HDD にインストールすることになったのでありました・・。

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HDD には無事にインストールできるんですよねぇ・・。

と、いうことで、僕みたいに SSD に変更してインストールしようとしたけどできなかった。と、いう方いましたら是非コメントをい頂ければと思います。