2月 132009
 

最近の ports では KDE4 が KDE-4.1.2 から KDE-4.2.0 になった。早速バージョンアップ。実は FreeBSD で初めて KDE4 が利用できるようになったバージョンは 4.1.0 です。KDE-4.0.0 は冒険者のバージョンとして扱われていたのでありました。

で、4.1.2 を使い始めたのだけどこれがまたヒドイしろものでして・・。plasma が落ちるともうデスクトップが利用できない状態になる。emacs を起動しておいて M-x shell から X を kill して復旧していた。 plasma がよく落ちる。と言うのも問題であったのだけど、4.2.0 になったら あんまり plasma が落ちなくなって、落ちても、すぐに再起動するようになった。ちょうど、Windows で凍りついたエクスプローラを終了させて、一瞬画面がフワっとなって再度表示しなおしてくれるような感じと全く一緒。

ja-kde4-l10n は日本語テキストですが、まだ翻訳が行き届いていないですねー。色々な所に英語メッセージが残っています。後、LANG が ja_JP.eucJP だとビミョーに正しく日本語表示できない所が多々有ります。もう LANG は UTF-8 にしろ。ってことですかねぇ。ちなみに僕は KDE-4.1.0 から UTF-8 に移行しました。

ちなみに LANG の設定がばっちりになると、フォント名も日本語でフォントしてくれるようになります。例えば、僕の環境の場合 meiryo.ttc は UTF-8 の場合はフォント名が「メイリオ」となるのですが、ja_JP.eucJP の場合は GTK アプリ(例えば firefox3)と一緒で「Meiryo」と表示されます。なので、先に LANG を決定してからフォントの設定をしたほうが良いかもしれません。

dolphin (ファイルマネージャ)ですが、これは smb:// 先のサーバの日本語にも対応してくれました。今までは日本語ファイルやディレクトリをクリックすると dolphin がクラッシュしていたのですが、今度は無事に表示して、クリックもできるようになりました。

konqueror。これはっ!! そもそも、最近は WebKit が大はやりですが、WebKit はそもそも konqueror で利用していたレンダリングエンジン。その割りには konqueror と Safari の表示に差異があるなぁ。と常々思っていたのだけど、4.2.0 に搭載している konqueror は Safari と同じ表示をしてくれるようになりました。スタイルシートの読み込みが Safari に近くなって来たのかな。とも思うけど。Safari とは ルックアンドフィールや操作性は違うけど、コンテンツの表示が Safari と一緒になった。と言うのはすごいうれしー。

ただ、今のところ UTF-8 なコンテンツしか見えないんだけど・・X-(。ってのは前に書いていたねぇ(^^;;。

とまぁ、感動した点を重点的にツラツラと書いてみました。

実は 4.1.2 では plasma があまりにも頻繁に落ちるのでイヤになって KDE-3.5 を再インストールしていたのですが、4.2.0 はそれなりに安定して来たと言う感じかなぁー;-)。

つづく。かな?