最新更新日 2001.06.11.

インストールは?
 このバージョンに対するそもそも事の発端は、毎年恒例 4 月の花見までさかのぼるわけですが、この花見の一週間前に FIVA MPC-206 を買いました。すかさず、4/1 版の SNAP などをインストールしたりしてみた訳です。ここからがはまり道ですな。MPC-206の詳細に付いては FIVA MPC-206 な ページを読んでください。

 その間にも 4.3-RELEASE は結局、デスクトップ二台、NotePC 二台にインストールしました。

 と、言う事で 4.3 系は随分と使っていたのです。でまぁ、インストールに付いては特に問題もなく。と、言う感じで、いつもと一緒にインストールできます。IPv6 で FTP インストールも出来ています。 SMP も動いています。なぁんも問題は無いです。はい。

NotePC へのインストール。
 この項目も恒例となっているので残しますが、詳しい事は全部 FIVA MPC-206 な ページに書きました。一番困っているのは、PCCARD をスロットに刺した時に文字化けして、データベースをまともに読んでくれない。と、言う事でしょうか・・。問題はいまだに解らず・・。と、言った感じです。

 無線 LAN カードはデェフォルトで使える様になりました。今までは wicontrol コマンドなどで微調整が必要でしたが今度はサクッと、動きます。

 後、LinkSys 系の ed0 NIC の判別で悪さをしていたコードは修正分がマージされたので、ほとんどの ed0 がインストール時から利用出来る様に復活しました。これは嬉しいですね。これに付いての詳細は、4.2-RELEASE のインストールの所に書いて有ります。奥深くまで知りたい方はそっちを参照してください。

書き込み可能は CD デバイス。
 CD に書き込み権限が付きました。これはどういう事が言うと、DVD-RAM や、PD に書き込める。と、言う事ですね。良い事なんだか、悪い事なんだか・・。ぶつぶつ。

 今までは、od ドライバと言うのが存在していました。DVD-RAM の場合、HDD として利用する時には od0、CD-ROM を利用する場合には cd0 として使えていました。それがなくなり、全て、cd0 として書き込み出来ます。なんか、ダセー。って感じです。mount_msdos -l -o rw /dev/cd1s1 /mnt とかすると、DOS フォーマットな DVD-RAM を mount 出来ます。なんか変・・。

 最近、あきやまさん とはあんまり連絡を取っていなかったのですが、od ドライバは却下されたのかなぁ・・。と、言う感じです。しくしく。

 ちなみに MO などは da0 などで利用できます。これは今までと変わらないですね。

 ま、どっちにしても udf がはよサポートされんかいのぉぉ。と、言う感じです。はい。

KDE-2.1。
 GNOME は相変わらずブクブクと太っていきます。それと同時に KDE が最近光ってます;-)。

 4.3-RELEASE で付いた kde はいよいよ koffice が付きました。しかも日本語対応です。凄いですねぇぇ。後、起動した時に、タスクバーは小さいアイコンを使っているのですが、MAC/OS X みたいにマウスを持っていくとでかくなります。くだらねーーーっ!!;-)。って半分嬉しいんだけど;-P。

 見た目もなかなか良いですな。はい。ただ、いろいろ試した結果、vje2.5 とは相性が良くないみたいです。

 .xinitrc の中で vje2.5 を起動した後で、startkde を実行すると、kdeinit で動きが止まります。vje2.5 を持っている人は、起動せずに startkde をしてみましょう。

 ま、詳しい事は別立てでかいたのでそっちを参考にしてみてください。

OpenSSH に付いて。
 4.3 系がリリースされる前に OpenSSH は 2.5 系がリリースされたのになぜ採用されなかったのだろう・・。時間的ゆとりがなかったのかな?

 OpenSSH が 2.5 系になって何が嬉しいか?と言われれば sftp が使える様になった点が上げられるでしょうか。ま、「scp があるやんけ。」と言われればそれまでなんですが・・(^^;;。

 sftp を使えば、ssh による複雑な ftp のポートフォワードをしなくて済む。と、言う利点が有りますね。と、言う事で、OpenSSH を個別にバージョンアップしてしまいしまょう;-)。あ、現段階では、openssh-2.9p1.tar.gz と言うのが出ています。これは、デフォルトが SSH2 になりました。なのでちょっと置いておきましょう。

 ではインストールに付いてですが、実は詳細は、もう Solaris のページ で書いていたりします;-)。

 今回は FreeBSD での置き換えに付いてだけ書いておきます。「置き換え」なので古いのは削除します。気を付けてくださいね。

 まずは、/etc/ssh/sshd_config を別の名前に置き換えます。

----------------
# cd /etc/ssh/
# mv  sshd_config sshd_config.ORG
----------------
 次に make ですが、configure のオプションに気を付けましょう。何度も言う様ですが、今回は「置き換え」がメインです。
----------------
# tar xvzfp openssh-2.5.2p2.tar.gz
# cd openssh-2.5.2p2
# ./configure --prefix=/usr --sysconfdir=/etc/ssh --mandir=/usr/share/man --with-tcp-wrappers
# make;make install
----------------
 これでインストールは OK です。古い sshd_config が存在していると上書きしない仕様になっているので古いのを mv した訳です。sshd_config では新しいパラメータが増えたので古いバージョンの sshd_config を使っているとデーモンとして起動しません。なので sshd_config も新しいモノに置き換える必要があります。

 もう一度 sshd_config の設定を見直して再度起動しましょう。これで置き換えは完了です;-)。

 さて、今回の一番のウリである sftp に付いてですが、いろいろ試したのですが、shell が無いと使えないと言う事が解りました。ftp 専用のユーザの場合だと sftp 出来ない・・。結構使えないですね。後、chroot も出来ないです。なので、ASP などでも使えない。と、言う事ですね。あらら・・。

 ま、最新のバージョンにした。と、言う気分的なモノだけでしょうか・・。しくしく。

 インストールの所ではこんな感じでしょうか・・。他にもあったらどんどん追加していきます。

つづく。



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