最新更新日 2001.06.11.
これには、Windows2000、Solaris8、FreeBSD と OS を入れていす。それぞれがブートマネージャを持っていてそれぞれが主張するのが面白いですね。後、HolonLinux とか、Kondara MNU/Linux も居ますが、彼らは Solaris とパーティション ID がかぶるので同居させませんでした。ま、全部で 10 台マシンがあるのであえてイバラの道を歩む事もないだろう。と、言う事でして;-)。
ではインストールですが、Solaris8 は SUN の出身なだけあって FreeBSD や Linux と違い結構ワガママです。ハードをそれになりに選びます。SUN が言うには動く。と書いて有るのに、私の場合、Parmedia2 のグラヒックカードは動きませんでした。三世代位前のグラヒックカードを利用しましょう;-|。
AdvanSys ASC3050 Controller の SCSI カードは動きません。IDE 構成にするとかしないと・・。それと、BP6 にオンボードの HP366 も使えないので、結局、440BX 経由で HDD を繋げる必要があります。
後 NIC も結構限られます。私は 3COM の 100BASETX カードを Solaris8 に付けました。カニのマークの NIC は動きません。
ではパーツがそろった所で CD-ROM ブートしてと。私の場合は、webstart を使いませんでした。インストール後にはいろいろ大変みたいです。ここは一発、二枚組の CD を使いましょう。こっちの方が簡単です。1/2 と書いて有る CD を利用します。もし X が正しく動くグラヒックカードを持っているならインストール方法として、Solaris Interactive を選びましょう。そうでない場合は text mode でインストールしてあげましょう。
じゅんぐりとインストールが進んでいくのですが、インストールする「ソフトウェアグループ」として、一番上の Entire Distribution 1054BM を選んでおきましょう。他のモノとかデェフォルトのモノをインストールすると、/usr/include の下に何も無い Solaris がインストールされてしまったりします。ま、後で pkgadd すれば良いのですけどね。けど、それがどのパッケージやらちぃともわーらんです。はい。と、言う事で Linux と同様最初に全部インストールしてから pkgrm していった方が幸せでしょう。
さ、後は、順番に設定していってと。あ、ネットワークの設定では IPv6 Ready にしましょうね;-)。インストール後はこんな感じになります。
---------------- lo0: flags=1000849一枚目が終わると次に 2/2 をインストールしてその後でランゲージ CD をインストールして、おまけにフリーソフトのバイナリが入っているボーナス CD から任意のモノをインストールしましょう。ライブラリ関係と、プログラミング環境などは必須でインストールしましょう。これで一通りインストールが終わりました。mtu 8232 index 1 inet 127.0.0.1 netmask ff000000 elxl0: flags=1000843 mtu 1500 index 2 inet 192.168.1.2 netmask ffffff00 broadcast 192.255.255.255 lo0: flags=2000849 mtu 8252 index 1 inet6 ::1/128 elxl0: flags=2000841 mtu 1500 index 2 inet6 fe80::260:8ff:feb0:7e58/10 elxl0:1: flags=2080841 mtu 1500 index 2 inet6 3ffe:505:2019:1:260:8ff:feb0:7e58/64 ----------------
後は、リコメンドパッチと呼ばれるジャンボパッチを当てましょう。普通は http://sunsolve.sun.co.jp/pub-cgi/show.pl?target=patches/patch-access からダウンロードしたりします。
これが終わったら一旦リブートします。その後、http://sunsite.sut.ac.jp/sun/solbin/ 辺りからバイナリをダウンロードしてインストールします。私はこの二つを pkgadd しました。こんな感じですね。
---------------- # pkgadd -d tar-1.13-sol8-intel-local # pkgadd -d top-3.5beta9-sol8-intel-local ----------------Solaris8 からは gzip だとか、zip、tcsh、perl などは標準で入る様になりました。これは嬉しい事ですね。なので拾ってくるパッケージは随分と少なくなりました。ここで一つ注意点です。sunsite から拾って来たパッケージは /usr/local にインストールされます。Solaris8 に付いていたボーナスソフトウェアは /opt/sfw にインストールされます。みてくれを良くする為に、
# ln -s /opt/sfw /usr/local
などとするとぐーです;-)。後は、必要なモノとして、patch-2.5.4.tar.gz 辺りでしょうか。SUN の patch コマンドはいまいち信用が無いので GNU の patch をインストールしました。
さ、これでインストール部分が一応完了ですね。良かった良かった。次のステップに行きましょう。まだ、一般ユーザでログインするのは早いですよ;-P。
そーですねぇ。番外編として、apache がパッケージでインストールされています。これは、自分で make するのであれば不要なので、pkgrm しときましょう;-)。他にも要らないのがあるかもしれないので、# pkginfo | less 等して一旦見といた方が良い様な気がします;-)。ちなみに apache のパッケージは以下の三つになります。
---------------- system SUNWapchd Apache Web Server Documentation system SUNWapchr Apache Web Server (root) system SUNWapchu Apache Web Server (usr) ----------------後、きっと、perl も要らなくなるし、less も日本語対応してないのできっと pkgrm する事になるかと思います;-)。ま、それはもっと先の話。と、言うとで;-P。