4.1.1-RELEASE で試しました。簡単に動きます。すごいですねぇぇ。今まで「まだ、USB は早いだろぉぉ。」と思い、手をだして居なかったのですが、なかなかすごいです。では見ていきましょう。
カーネルの設定
まず初めにカーネルの設定ですが、USB の設定の所は根こそぎ有効にしてしまいました(^^;;。
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# USB support
device uhci # UHCI PCI->USB interface
device ohci # OHCI PCI->USB interface
device usb # USB Bus (required)
device ugen # Generic
device uhid # "Human Interface Devices"
device ukbd # Keyboard
device ulpt # Printer
device umass # Disks/Mass storage - Requires scbus and da
device ums # Mouse
# USB Ethernet, requires mii
device aue # ADMtek USB ethernet
device cue # CATC USB ethernet
device kue # Kawasaki LSI USB ethernet
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これで、config して、make depend;make;make install すれば OK です。再起動しましょう。
USB デーモンの起動
/etc/rc.conf に以下の一行を追加します。で、今までもし、PS/2 マウスが動いていたならその分の行を削除します。
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#moused_port="/dev/psm0"
#moused_type="auto"
#moused_flags="-z 4"
#moused_enable="YES"
usbd_enable="YES" # Run the usbd daemon.
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これでマシンを再起動すると、あれれ。
/usr/sbin/moused -p /dev/ums0 -I /var/run/moused.ums0.pid
こんな感じでデーモンが起動しています。ただし、コンソールではマウスが動かないなみたいですね・・。で、まぁとりあえずは、X を動かしてみよう。と、言う事で、xdm なり gdm にり startx を起動してみましょう。
あれぇえ? XF86Connfig になぁんも手を加えてないのにサクサクと動いてしまいました。驚きぃぃ。すごいっ!!と、言う事であっけ無く動いてしまいました。
ちなみに今回動かしたマウスは、 Microsoft のインテリマウスです。PS/2 でも動くし、USB でも動くヤツです。今回は、今まで PS/2 で動かしていたモノを USB につないでみた。と、言う感じです。
X の起動
X を起動してみました。あまりにもサクサクと動いているので驚きですが、どーもホイール機能が有効になっていないみたいです。あれれ。そんな時はmoused を一回起動し直して上げましょう。
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/usr/sbin/moused -p /dev/ums0 -I /var/run/moused.ums0.pid -z 4
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例のごとく "-z 4" を付けて上げます。これでホイールする様になりました。ただ、毎回デーモンをたち上げ直すのはちと大変ですね。そんな時は、/etc/usbd.conf と言うファイルの中で Mouse の設定の部分があるので、ここに "-z 4" をつけて上げましょう。
とまぁ、あっと言う間に USB な mouse が動いて簡単でした。ふふふ。簡単でした。