最新更新日 '99.10.31.
更新項目  pnp enable に付いてちょっと書きました。


インストールは?
 3.1-RELEASE から boot FD が二枚になっています。それを継承しています。FD の利用方法が解らない方は 3.1-RELEASE な所に書いてあるのでそちらを参考にしてください。  →  3.1-RELEASE インストール

 今回は、ftp://ftp.jp.FreeBSD.org/ から取って来たモノを LAN 内の ftp サーバからインストールしています。そー言えば、今までは、

ftp://ftp.jp.FreeBSD.org/pub/FreeBSD/2.2.8-RELEASE/

とかだったのに今回からは、

ftp://ftp.jp.FreeBSD.org/pub/FreeBSD/release/i386/3.3-RELEASE/

とか言うディレクトリにあります。ftp サーバからデータを持って来る時は注意しましょう;-)。

DHCP クライアントは標準?
 今回のバージョンから、ネットワークインストールする時は、DHCP を利用したインストールが可能になっています。インストール時、ftp サイトを指定した後、「DHCP を使うか?」と、聞いて来ます。この時、YES と答えて、DHCP サーバが存在してしない場合、HDCP サーバをずっと探していて次の画面に切り替わらないです。しょーが無いので C-c で抜けてネットワークの設定をすると、ねっとわーくあんりーちゃぼぅになってしまい、結局 ftp インストールできず reset する事になります。
 と、言う事で、DHCP を利用しない人は、NO と指定しましょう。

Linux エミュレータがぁぁ・・。
 Linux エミュレータは、インストール時に確か、X の設定するか聞いてくる前位に、「使うか?」と聞いて来る様になりました。その割には、linux_lib の packages が無くなったのておかしいな。と思っていたのですが、linux_base-5.2 と、言う packages に名前が変わりました。ずいぶんと豪勢な Linux 環境になりますよ。なんてったって、linux_base-5.2 は 11MB もありますから。ふふふ(^^;。
 尚、linux_base-5.2 をインストールする時は、rpm-2.5.5 と、言う packages も必要になります。

 Acroread4 も RealPlayerG2 もサクサク動いています。ふふぷ。くれぐれもパッケージ名が変わった事に注意してください。

SoftUpdates しようと思ったけど無いよ?!
 SoftUpdates する為には、/usr/src/sys/ufs/ffs に、と、あるディレクトリのファイルを symlink するのですが、それらのファイルは、今まで、/usr/src/contrib/sys にあったのに見事にどっかに行きました。しくしく(g_g)。

 うーうー。困った。で、色々探してみた所、/usr/src/sys/contrib/softupdates に移ったみたいです。ここの README を見るか、/usr/src/sys/ufs/ffs/README.softupdates を見ると設定方法が解ります。良かったぁぁ。

 symlink のファイルの場所が変わっただけで後の設定、利用方法は一緒です。ご安心ください。

 考えて見れば、3.2-RELEASE の /usr/src/contrib は、SoftUpdates の為だけにインストールしても perl とか入っているのでそだけで 500MB 位になっていたんですよ。そー考えると、別ディレクトリに独立した。と、言う事は大変良い事ですね。ふみふみ。

config > pnp 1 0 enable ... しくしく。
 pnp が最近のバージョンは調子が悪いですね・・。どうも カーネルのコンフィグモードで指定した pnp の情報を保存してくれない様で起動時に毎回設定しないとダメな様です。しくしく。kernel.config が作成されない。と、言う事ですね。もうこーなったら自分で書くしか無いわけでして・・。/boot とか言うディレクトリが出来ている様なのでそこを覗いてみましょう。

 なんか、いろいろあるみたいですが、それはあんまり気にせず以下の二つのファイルを編集しましょう。

--- /boot/kernel.conf
pnp 1 0 enable os irq0 5 drq0 1 drq1 5 port0 0x220 port1 0x330 port2 0x388
----------------

--- /boot/loader.conf
userconfig_script_load="YES"
userconfig_script_name="/boot/kernel.conf"
root_disk_unit="0"
----------------
 これでマシンを再起動すれば、ブート時に config > プロンプトが現れてコマンドイメージをたたいてくれて毎回起動時に設定する必要がなくなりました。ふぅぅ。良かったよぉぉ。ね。

 もう一ヵ月位使いつづけているのですが、まぁ、システム的には順調です。ただ、私のマシンの環境が悪いか・・。boot 時にブートプログラムがカーネルを見付ける事が出来ないのか、|\/- と回る所で止まってしまいます。しくしく。リセットボタンを押したり電源を入れ直すとちゃんとカーネルを見付ける事が出来たりするのですがね・・。タイミングが悪いのか・・。動作的には良く解りません。

 他にもいろいろ解ったら追加していきます。あ、inetd は起動オプションが増えたみたいです。追って書いて行きたいです。

つづく。


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