最新更新日 '99.06.18.
そして自宅のやつは、Trident の TGUI 9682 を使っていました。これは XF86Setup では結構てこづりましたが、今は 1152x864 の 16bpp で動いています;-)。なかなか綺麗です。私は PC でゲームをしないので 3D に付いてはあんまりウダウダ言わない人なのです。唯一 X で使えるか? それがビデオカードを買う時の切札ですね。ふみふみ。
と、言う事で、両方の XF86Config を公開しておきましょう。実は僕はこの他に、3DLabs の Permedia 2 とか使ったり、RIVE 128 を使ったりしました。新しいカードは簡単に XF86Config ができるのでうれしいですね。そして綺麗に映ります。古いカードより、比較的新しいカードの方のが幸せになれる事でしょう。
XF86Config Millennium II
XF86Config Trident 9682
上のは、17 インチの SONY のトリニトロンディスプレィ。下のは 15 インチの SONY のトリニトロンディスプレィです。
さて、私のページではこれで随分と XF86Config を公開した事になりますね。ふふふ(^^)。PC-98 とか 98Note PC とか、いろいろ有ります。必要なモノに合わせて検索して探してみてください。
◎ちょっと変わったビデオカード?
さて、話はここからガラッと変わって、Trident 9682 を使ったビデオカードに付いてちぃと書きたいと思います。
そもそもこのビデオカードは秋葉原で 5,980yen で買ってきました。「WinX Perfect」と、言う製品で、韓国の KASAN と言う会社が倒産した為に秋葉原に安く大量に出回っています。性能等を簡単に書くと、
・Trident TUGI 9682 を使っている。
・メモリは一応 4MByte あるねぇ。
・ビデオカード部分と、テレビチューナ付き。
・ビデオキャプチャ機能も持っている。
それで 5,980yen ならまず買いだろう。と、言う事で買ってきました。今でも秋葉原のジャンク系ショップで新品 5,800yen で売っています。人柱が好きな人はトライしてみてはいかがでしょうか?
そして、パッ!! と頭にひらめいたのが『ぷらっとホーム』 でした。そして走りました。階段をスタコラサッサと、三階の店舗に向かい、こで動いていた Linux ですかさず、
---------------- % cd /usr/X11R6/lib/X11/doc % grep 9682 * README: Vidia 9682, ProVidia 9685(*), Cyber 9382, Cyber 9385, Cyber 9388, README.trident: 9400CXi 9420 9420DGi 9430DGi 9440AGi 9660XGi 9680 ProVidia9682 Pro- % less README.trident ----------------等と、使ってしまいました(^^;;。ごめんなさい。ぷらっとホームさん。と、言う事で無事に X で動作する事を確認してから再度そのお店に買いに行きました。ふぅぅ(^^;;。
と、まぁ、こんな感じでカードを調べてそして購入して、無事に X を動かす事が出来ました。めでたいなぁぁ。るんるん。マルチブートな PC の環境では Windows98 と FreeBSD の両方で利用する事が出来ました。
Windows95 専用の付属ドライバとソフトでテレビを見てビデオキャプチャする事が出来ます。更に AWE64 と絡めるとすげー音がして気持が良いです。あ、テレビチューナはステレオ対応していません。ビデオから画像と音声を拾って来て Windows で使います。
それにしても、ビデオカードにオンボードなビデオチャプチャカードは実質的に FreeBSD では動かす事が無理みたいでした。 LINT を眺めて見ると
---------------- # spigot: The Creative Labs Video Spigot video-acquisition board # meteor: Matrox Meteor video capture board # bktr: Bt848 capture boards (http://www.freebsd.org/~fsmp/HomeAuto/Bt848.html) ----------------この辺りがビデオキャプチャカードに当該するのですが、一応トライしてみましたがやはりダメでした。と、言う事でキッパリと諦める事にして、今は Windows98 だけがインストールされているマシンに付けています;-)。
◎他方面での FreeBSD との融合
で、話がここで終ってしまうと、なぁんだ。となるのでもちっと進歩させて、Windows98 でビデオキャプチャして出来た avi ファイルを mpeg 形式に落とせないか?等と格闘してみました。新たな展開です;-)。
所がぎっちょん・・。FreeBSD 用 (UNIX 用) の avi → mpeg 変換コンバータは見付ける事が出来ませんでした。しくしく(g_g)。
しゃーないので DOS 上で動くフリーの変換プログラムを見付けて変換してみました。試した結果ですが、画像部分がこぼれた時、音楽部分はまともに変換するので、出来た mpeg データは後に行けば行く程音と、画像がずれてしまいます(-"-)。使えねぇぇ。状態でした。
そして、更に追い打ちをかける様に、FreeBSD 上で mpeg1 の画像+音声データを再生するプログラムは今の所存在してない様です。xanim もダメでした。mtv-1.0.8.0 と言うのを拾って来たけど、これはお金を払わないと使えないし・・。タダで使えるコマンドライン版の mtvp は音の制御が出来ないし、更にっ!!せっかくのステレオ音声の mpeg がモノラルになってしまうのです。使えねぇぇ(-"-)。
ライセンス料を払って使う、mtv の方はちゃんとステレオで聞こえるのかなぁ?知っている人いますか?
結局 avi から、mpeg 形式に変換するのは諦めました。ではどーするか?と、言う事で今度は RealPrayer の形式に変換して見る事を思い付きました。調べてみた所 http://www.jp.real.com/ でフリーの avi → rm 変換エンコーダが手に入るのですかさず get して来ました。
Windows98 版と、Linux 版を get して来たのですが、なんとっ!!共に G2 対応しか無いんですね・・。G2 なコンテンツは FreeBSD 上で動く、Linux 版 RealPerlay5.0 では再生出来ないんです(-"-)。なめるなっ!! > Realっ!! ぷんぷんっ!! はよ G2 出さんかいっ!!(-"-)
と、言う事で、エンコードは出来て、ルンルンなのに、結局は再生に付いては、またまた Windows 上でしか使えないのでした。悲しい運命だねぇぇ。しくしく。
しかしっ!! 敗けずにメゲズに、今度は、Linux 版の エンコーダに挑戦だっ!! と、言う事で挑戦したのですが、内部で java をぼかすか使っている様で残念ながら私には動かす事が出来ず、見事に玉砕。しくしく(g_g)。状態でした。Linux エミュレータ部分はなんとか動くメドがたったと思っただけに残念でした。しくしく。
と、言う事で今回は、X が動いた以外は FreeBSD 全敗でした。しくしく(g_g)。あ、ちなみに Linux 版の Real G2 エンコーダを Vine Linux で動かしてみたのだけれど、こっちでもやっぱり動きませんでした。同じ、java の所でエラーになりました。ふっふっふっ。結局 Real が変なの release している。と、言う事ではないのかいのぉ?はたまた、JDK が必要だとか?
Real のエンコーダ・Linux 版が動いた方はご一報ください。
と、まぁ、一枚のビデオカードで今回はいろいろ経験して面白かったです。人はこの一連の作業を見て(正確には聞いてだけど)、「たかのさん て人柱好きね。」ってぼそっと言ってました・・(^^;;。今回はぷらっとポームさんのおかげで確実性の高い人柱だったと思います。有難うございました。
私が一番失敗した人柱は RISE の mP6 と、言う CPU を買った事ですね。これは M/B の BIOS でメモリを半分しか認識しないとか、FreeBSD ではカーネルが CPU の認識の所でパニックを起こしたりでまともに使えませんでした。とっとと、人に売ってしまいました(^^;;。
一応は RISE のホームページからデータシート取って来て眺めたり、カーネルソースに手を入れたりしたのですがね・・。
と、言う事で人柱。皆さんもいかがですか?;-)