NAT 対応 の IIJ-PPP を作ろう
 PPP する前に NAT 対応 の IIJ-PPP を先に作ってしまいましょう。LAN ごとダイアルアップする IIJ-PPPを作ります。
 基本的仕掛けは 2.1.5-RELEASE の場合と一緒です。まずはそちらを参照して仕掛けを知りましょう。では、例の如く IIJ-PPP のチューンアップです。

 じゅんいちさんのホームページに詳細がありますが、2.2.2-RELEASE 付属の IIJ-PPP に対応するパッチは,NOROPさんの On-demand patch が統合された様なので、一個のパッチを当てるだけで良くなりました。 → じゅんいちさんのページ  端末型でネットワーク型ダイヤルアップIPのように使う法!

 さて、それではパッチを入手しましょう。 じゅんいちさん のパッチ  → こちら

 手に居れたパッチで作業を開始しましょう。IIJ-PPP のソースは通常、/usr/src/usr.sbin/ppp に有ります。まずはそこに行きます。一応、オリジナルソースは取って置きましょう。

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roman# cd /usr/src/usr.sbin
roman# tar cvzfp ./ppp_ORG.tgz ./ppp
roman# patch -p < nat-970607.patch
 :
 :
roman# cd ./ppp
roman# make
roman# make install
roman#
----------------
 パッチを ppp の上のディレクトリに置き、そこで patch コマンドを実行します。後は、make;make install で新しい PPP コマンドが出来ました。は、早い・・(^^;。当然オリジナルはバックアップしておきましょう。

 FreeBSD (サーバ側)と Win95 (クライアント側)の環境設定は 2.1.5-RELEASE の所をご欄ください。
 /etc/ppp.conf は 2.2.2-RELEASE の IIJ-PPP で強化されているかも知れないので一応、ppp.conf.sample に 2.1.5-RELEASE で動いていたのを書き足す。と言う方式を私はとりました。設定自体は 2.1.5-RELESE の情報で OK でした。
 これで OK 全て設定が終りました。れっつとらいっ!!。


プロバイダに接続してみよう
 上の項目にもちらっと書きましたが、 IIJ-PPP の設定は 2.1.5-RELEASE の項目を 2.2.2-RELEASE の /etc/ppp/ppp.conf.sample を ppp.conf としてそこに書いて上げれば特に問題無く私の所で動きました。

 本当に問題は無かったのでした。と、言う事で 2.2.2-RELEASE で初めて IIJ-PPP の設定に挑戦する方は私のページ 2.1.5-RELEASE の IIJ-PPP の設定についてを参照してください。 → こちら


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